JP2967093B2 - 軟性眼内レンズ - Google Patents
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Description
入可能な軟性眼内レンズに関し、詳しくはレンズを小さ
く折り曲げ保持して眼内に挿入し、その後に力を解放し
てもレンズ光学部同士が粘着することなく、例えば20
〜60秒程度のごとき適度な時間で元の形状に回復し安
定化する軟性眼内レンズに関する。
人口の増加に伴い、老人性白内障患者の増加が目立って
きた。白内障の治療は混濁した水晶体核と皮質を除去
し、眼鏡やコンタクトレンズによって視力を矯正する
か、眼内レンズを挿入するかのいずれかによって行なわ
れるが、現在は、水晶体全摘出後に眼内レンズを固定す
る方法が広く実施されている。レンズ素材としては、優
れた生体適合性および加工性を持つPMMA(ポリメチ
ルメタクリレート)が主流である。
い、術後乱視の軽減を目的とした小切開手術が盛んにな
ってきた。現在、小切開手術用レンズとしては、被覆剤
や乳房再建材として実績のあるシリコーン製のレンズが
多いようである。しかし、シリコーンレンズは折り曲げ
て固定することが難しく、特殊なインジェクターを必要
とすること、折り曲げた状態からの形状回復力が強いた
め嚢内細胞を傷つけやすいこと等の物性面での問題点が
ある。また、細胞癒着が極めて少なく嚢内固定が不十分
であること、術後炎症や混濁が比較的多い等様々な問題
点を抱えている。
ため、特開平4−292609号公報には、2種以上の
アリールアルキル(メタ)アクリレートと架橋性モノマ
ーとをモノマー成分とする共重合体からなる軟性眼内レ
ンズが開示されている。
屈折率であるため、レンズ厚を薄くできるという利点も
あるが、レンズを折り曲げると折り曲げた状態で粘着
し、離れにくく、眼内への挿入手技が容易でないという
欠点を有している。
細書の実施例1には、フェノキシエチルアクリレートと
n−ヘキシルアクリレートと架橋性モノマーのエチレン
グリコールジメタクリレートとをモノマー成分とする共
重合体からなる眼内レンズが開示されているが、この米
国特許明細書の実施例1に記載の眼内レンズは、折り曲
げた後、数秒以内で元の形状に戻り、形状回復が速すぎ
るため、嚢内細胞を傷つけやすいという欠点を有してい
る。
て保持して眼内に挿入し、その後に保持した力を解放し
てもレンズの光学部同士が粘着することなく、例えば2
0〜60秒程度の適度の時間で元の形状に回復し安定化
する軟性眼内レンズを提供することにある。
を達成するために鋭意検討した結果、下記一般式(I)
のモノマーと一般式(II)のモノマーと一般式(III)
のモノマーと架橋性モノマーとを含む特定のモノマー混
合液を共重合して得られた共重合体からなる軟性眼内レ
ンズが、折り曲げ可能な柔軟性を有すると共に、折り曲
げてレンズの光学部同士が接触しても粘着することな
く、さらに保持した力を解放したときに例えば20〜6
0秒程度の適度な時間で元の形状に回復し安定化するこ
とを見出した。
のであり、一般式
パーフルオロオクチルエチルオキシプロピレン(メタ)
アクリレートモノマーと、一般式
2−フェニルエチル(メタ)アクリレートモノマーと、
一般式
C12の直鎖または分岐状のアルキル基である)で示され
るアルキル(メタ)アクリレートモノマーと、架橋性モ
ノマーと、を必須のモノマー成分として含むモノマー混
合物を共重合して得られる共重合体からなることを特徴
とする軟性眼内レンズを要旨とする。
体を得るための第一のモノマー成分は、上記の一般式
(I)で示されるパーフルオロオクチルエチルオキシプ
ロピレン(メタ)アクリレートであり、軟性眼内レンズ
材料の表面粘着性を低減させ、例えば約20〜60秒程
度の適度の時間で元の形状に回復し安定化する機能を付
加するために重要な成分である。
たはメチル基であるが、メチル基であるのが好ましい。
好ましくは5〜20重量%、より好ましくは7〜15重
量%の範囲で加えることができる。モノマー(I)が5
重量%未満では、表面粘着性を低減させ、かつ例えば2
0〜60秒程度の適度の時間で元の形状に回復し安定化
するために十分な効果が発揮されにくくなり、20重量
%を超えると、得られた軟性眼内レンズの形状回復性が
低下しやすくなるため好ましくない。
体を得るための第二のモノマー成分は上記の一般式(I
I)で示される2−フェニルエチル(メタ)アクリレー
トであり、軟性眼内レンズ材料に高い屈折率を与えるた
めに必須の成分である。
たはメチル基であるが、メチル基であるのが好ましい。
好ましくは40〜60重量%、より好ましくは42〜5
6重量%の範囲で加えることができる。40重量%未満
では、レンズ材料に十分な屈折率を与えることができに
くく、60重量%を超えると、屈折率は高くなるが、得
られた軟性眼内レンズ材料は柔軟性を失い、小さく折り
曲げにくくなるため好ましくない。
体を得るための第三のモノマー成分は上記の一般式(II
I)で示されるアルキル(メタ)アクリレートであり、
軟性眼内レンズ材料に柔軟性を与えるために必須の成分
である。
たはメチル基であるが、水素であるのが好ましく、また
R4はC4〜C12の直鎖または分岐状のアルキル基である
ので、一般式(III)で示されるモノマーの具体例とし
ては、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、イソアミルアクリレート、ヘキシルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレート、オクチルアクリレー
ト、イソオクチルアクリレート、デシルアクリレート、
イソデシルアクリレート等が挙げられる。
0〜50重量%、より好ましくは35〜46重量%の範
囲で加えることができる。30重量%未満では、レンズ
材料に十分な柔軟性を与えることができにくく、50重
量%を超えると、レンズ材料の表面粘着性が増加しやす
いため好ましくない。
体を得るための第四のモノマー成分は架橋性モノマーで
あり、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。架
橋性モノマーは、レンズの塑性変形の防止および機械的
強度のさらなる向上のため必須の成分であり、その例と
してエチレングリコールジメタクリレート(以下、ED
MAという)、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラ
エチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブタン
ジオールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジ
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレ
ート等が挙げられる。
(I),(II)および(III)のモノマー総量に対し
0.5〜4重量%が好ましい。特に好ましくは、1〜
3.5重量%である。0.5重量%未満では架橋性モノ
マーを導入した効果があらわれにくく、4重量%を超え
ると架橋点が多くなるため脆くなり、機械的強度の低下
が起こりやすくなるため好ましくない。
する共重合体を得るためのモノマー成分として上記必須
成分に加えて紫外線吸収能を有するモノマーを使用する
ことができ、その例として下記の一般式(IV)で示され
る紫外線吸収能を有するモノマーを挙げることができ
る。
素またはメチル基である) 一般式(IV)で示される紫外線吸収能を有するモノマー
の具体例としては、5−クロロ−2−[2−ヒドロキシ
−5−(β−メタクリロイルオキシエチルカルバモイル
オキシエチル)]フェニル−2H−ベンゾトリアゾール
(以下、CHMPという)、2−[2−ヒドロキシ−5
−(β−メタクリロイルオキシエチルカルバモイルオキ
シエチル)]フェニル−2H−ベンゾトリアゾールが挙
げられる。
は、一般式(I),(II)および(III)のモノマー総
量に対し0.05〜3重量%が好ましい。特に好ましく
は0.1〜2重量%である。0.05重量%未満では紫
外線防止効果が期待できず、3重量%を超える量を用い
ても、その紫外線防止効果の著しい向上が期待できな
い。
するために、他の共重合成分として、たとえば重合性色
素等を使用することもできる。
について説明する。
体を製造するに際しては、先ず上記モノマーの混合液に
重合開始剤を添加して十分に撹拌し、均質なモノマー混
合液を調製した後、通常の方法で重合する。前記通常の
方法とはラジカル重合開始剤を添加した後、段階的ある
いは連続的に40〜120℃の温度範囲で昇温するか、
紫外線や可視光線等を照射する方法である。
は、一般的なラジカル重合開始剤として知られている、
アゾビスバレロニトリル、アゾビスイソブチロニトリル
(以下、AIBNという)等のアゾ系開始剤や、ビス
(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボ
ネート等の有機過酸化物が使用できる。上記開始剤の使
用量としては、モノマー総量に対して0.05〜0.5
重量%程度が好ましい。
体は、上記モノマー混合液を所望の眼内レンズ形状をし
た鋳型に充填して成型物を得る鋳型(モールド)法や、
重合を適当な型または容器中で行い、棒状、ブロック
状、板状の共重合体を得た後、共重合体を低温で切削、
研磨する方法により眼内レンズ形状に成形することがで
きる。
ズの支持部をレンズとは別に作製し、後でレンズに取り
付けても良いし、レンズと同時に一体的に成形しても良
い。支持部材料としては、ポリプロピレン、PMMA等
が挙げられる。
の欄において測定方法を説明した粘着性、形状回復性、
折り曲げ強度は下記のとおりである。
部を把持、折り曲げたのち36℃室温下、解放したとき
に、光学部同士は全く粘着していない。 形状回復性 :20〜60秒 折り曲げ荷重:100〜300g
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
ルオキシプロピレンメタクリレート(BRM)0.48
g(8重量%)、2−フェニルエチルメタクリレート
(PEMA)3g(50重量%)、ブチルアクリレート
(BA)2.52g(42重量%)、5−クロロ−2
[2−ヒドロキシ−5−(β−メタクリロイルオキシエ
チルカルバモイルオキシエチル)]フェニル−2H−ベ
ンゾトリアゾール(CHMP)0.03g(BRM、P
EMAおよびBAの総量に対して0.5重量%)、エチ
レングリコールジメタクリレート(EDMA)0.18
g(BRM、PEMAおよびBAの総量に対して3重量
%)、AIBN0.012g(BRM、PEMAおよび
BAの総量に対して0.2重量%)を入れ、十分に撹拌
し均質なモノマー混合液を得た。この溶液を、テフロン
フイルム(厚さ1mm)をガラス板(厚さ1.3mm)
で両側から挾んだ成形型内およびポリプロピレン製の眼
内レンズ作製用モールド型内に注入した。次に、成形型
およびモールド型を加圧重合炉内に移し、圧力2kgf
/cm2の窒素雰囲気中、温度110℃で2時間重合を
行い、フイルム状および眼内レンズ光学部形状の共重合
体を得た。得られた共重合体は、メタノール100ml
中に浸漬して、未重合モノマーを除去した後、十分に乾
燥させたものを試験試料とし、各種物性を測定した。な
お、物性の測定は下記の方法に従って行った。
有無を調べた。
で把持し、36℃の室内で力を解放したとき、レンズ光
学部の粘着性を観察した。
約1mm)を二つに折り曲げ、元の形状に戻るまでの時
間を測定した(単位は秒で表す)。
約1mm)をインストロンジャパン(株)製万能材料試
験機を用いて折り曲げ、フイルム状共重合体の折り曲げ
荷重の測定を行った。折り曲げ速度は100mm/mi
n、折り曲げ距離は6mmとし、そのときの力を共重合
体の折り曲げに必要とする力の指標とした(単位はgで
表す)。
46.1nm)での屈折率を測定した。
実施例で得られた共重合体は、粘着性がなく、折り曲げ
荷重が小さく(折り曲げやすく)、さらに30秒程度で
形状回復するものであった。また紫外線吸収能を有する
CHMPを導入したことにより、本実施例で得られた共
重合体からなる眼内レンズは紫外線防止効果に優れたも
のであった。この共重合体の細片1gを蒸留水50ml
に浸漬し、100℃で30分加熱抽出したが、CHMP
の溶出は認められなかった。本実施例で得られた共重合
体からなる眼内レンズの紫外部における吸収曲線を図1
に示す。
MPおよびEDMAからなるモノマー混合液中にAIB
Nを加え重合を行い、共重合体を得た。重合用モノマ
ー、架橋性モノマーおよびラジカル重合開始剤の量を表
1に示す。その後、実施例1と同様の操作により未重合
モノマーを除去し、各種物性を測定した。その結果を表
1に示す。本実施例で得られた共重合体からなる眼内レ
ンズは、粘着性がなく、折り曲げ荷重が小さく(折り曲
げやすく)、さらに約25〜40秒程度で形状回復する
ものであった。またCHMPを導入したことにより、本
実施例で得られた共重合体からなる眼内レンズは紫外線
防止効果に優れたものであった。
%)、PEMA3g(50重量%)、2−エチルヘキシ
ルアクリレート(以下、EHAという)2.4g(40
重量%)、CHMP0.03g(BRM、PEMAおよ
びEHAの総量に対して0.5重量%)、EDMA0.
18g(BRM、PEMAおよびEHAの総量に対して
3重量%)、AIBN0.012g(BRM、PEMA
およびEHAの総量に対して0.2重量%)を入れ、十
分撹拌し均質なモノマー混合液を得た。この溶液を、テ
フロンフイルム(厚さ1mm)をガラス板(厚さ1.3
mm)で両側から挾んだ成形型内およびポリプロピレン
製の眼内レンズ作製用モールド型内に注入した。次に、
成形型およびモールド型を加圧重合炉内に移し、圧力2
kgf/cm2、温度110℃で2時間重合を行い、フ
イルム状および眼内レンズ光学部形状の共重合体を得
た。得られた共重合体は、メタノール100ml中に浸
漬して、未重合モノマーを除去した後、十分に乾燥させ
たものを試験試料とし、各種物性を測定した。その結果
を表1に示す。本実施例で得られた共重合体からなる眼
内レンズは、粘着性がなく、折り曲げ荷重が小さく(折
り曲げやすく)、さらに30秒程度で形状回復するもの
であった。またCHMPを導入したことにより、本実施
例で得られた共重合体からなる眼内レンズは紫外線防止
効果に優れたものであった。
HMPおよびEDMAからなるモノマー混合液中にAI
BNを加え重合を行い、共重合体を得た。重合用モノマ
ー、架橋性モノマーおよびラジカル重合開始剤の量を表
1に示す。その後、実施例5と同様の操作により未重合
モノマーを除去し、各種物性を測定した。その結果を表
1に示す。本実施例で得られた共重合体からなる眼内レ
ンズは、粘着性がなく、折り曲げ荷重が小さく(折り曲
げやすく)、さらに約30〜50秒程度で形状回復する
ものであった。またCHMPを導入したことにより、本
実施例で得られた共重合体からなる眼内レンズは紫外線
防止効果に優れたものであった。
4.4重量%)、BA2.736g(45.6重量
%)、EDMA0.18g(PEMAおよびBAの総量
に対して3重量%)からなるモノマー混合液中にAIB
N0.012g(PEMAおよびBAの総量に対して
0.2重量%)を加え重合を行い、共重合体を得た。そ
の後、実施例1と同様の操作により未重合モノマーを除
去し、各種物性を測定した。その結果を表1に示す。本
比較例で得られた重合体は、眼内レンズ光学部形状の共
重合体を眼内レンズ挿入器具で把持し、36℃の室内で
力を解放したとき、レンズ光学部同士が粘着性を示し
た。
トリフルオロエチルメタクリレート(以下、TFEMA
という)を用いた以外は実施例1と同様にして共重合体
を得た(CHMPは導入しなかった)。すなわちTFE
MA0.48g(8重量%)、PEMA3g(50重量
%)、BA2.52g(42重量%)、EDMA0.1
8g(TFEMA、PEMAおよびBAの総量に対して
3重量%)からなるモノマー混合液中にAIBN0.0
12g(PEMA、PEMAおよびBAの総量に対して
0.2重量%)を加え重合を行い、共重合体を得た。そ
の後、実施例1と同様の操作により未重合モノマーを除
去し、各種物性を測定した。その結果を表1に示す。本
比較例で得られた重合体は、実施例1で得られた重合体
に比べて、折り曲げ荷重が大きく(折れ曲げにくく)、
しかも形状回復が極端に遅いものであった。
リレート(以下、MMAという)を用いた以外は実施例
1と同様にして共重合体を得た(CHMPは導入しなか
った)。すなわちMMA0.48g(8重量%)、PE
MA3g(50重量%)、BA2.52g(42重量
%)、EDMA0.18g(MMA、PEMAおよびB
Aの総量に対して3重量%)からなるモノマー混合液中
にAIBN0.012g(MMA、PEMAおよびBA
の総量に対して0.2重量%)を加え重合を行い、共重
合体を得た。その後、実施例1と同様の操作により未重
合モノマーを除去し、各種物性を測定した。その結果を
表1に示す。本比較例で得られた重合体は、実施例1で
得られた重合体に比べて、折り曲げ荷重が大きく(折れ
曲げにくく)、しかも形状回復が極端に遅いものであっ
た。
用いた以外は実施例5と同様にして共重合体を得た(C
HMPは導入しなかった)。すなわちTFEMA0.6
g(10重量%)、PEMA3g(50重量%)、EH
A2.4g(40重量%)、EDMA0.18g(TF
EMA、PEMAおよびEHAの総量に対して3重量
%)からなるモノマー混合液中にAIBN0.012g
(TFEMA、PEMAおよびEHAの総量に対して
0.2重量%)を加え重合を行い、共重合体を得た。そ
の後、実施例5と同様の操作により未重合モノマーを除
去し、各種物性を測定した。その結果を表1に示す。本
比較例で得られた重合体は、実施例5で得られた重合体
に比べて、折り曲げ荷重が大きく(折れ曲げにくく)、
しかも形状回復が極端に遅いものであった。
た以外は実施例5と同様にして共重合体を得た(CHM
Pは導入しなかった)。すなわちMMA0.6g(10
重量%)、PEMA3g(50重量%)、EHA2.4
g(40重量%)、EDMA0.18g(MMA、PE
MAおよびEHAの総量に対して3重量%)からなるモ
ノマー混合液中にAIBN0.012g(MMA、PE
MAおよびEHAのの総量に対して0.2重量%)を加
え重合を行い、共重合体を得た。その後、実施例5と同
様の操作により未重合モノマーを除去し、各種物性を測
定した。その結果を表1に示す。本比較例で得られた重
合体は、実施例5で得られた重合体に比べて、折り曲げ
荷重が大きく(折れ曲げにくく)、しかも形状回復が極
端に遅いものであった。
0.5重量%)、2−フェニルエチルアクリレート(以
下、PEAという)3.972g(66.2重量%)、
1,4−ブタンジオールジアクリレート(以下、BDD
Aという)0.198g(3.3重量%)からなるモノ
マー混合液中に、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシ
ル)パーオキシジカーボネート(以下、TCPという)
0.012g(PEMA、PEAおよびBDDAの総量
に対して0.2重量%)を加え重合を行い、共重合体を
得た。その後、実施例1と同様の操作により未重合モノ
マーを除去し、各種物性を測定した。その結果を表1に
示す。本比較例で得られた重合体は、眼内レンズ光学部
形状の共重合体を眼内レンズ挿入器具で把持し、36℃
の室内で力を解放したとき、レンズ光学部同士が粘着性
を示した。
料は表面粘着性を示し、レンズを完全に折り曲げると光
学部同士が粘着し容易に離れないものであった。
ているものの、折り曲げ荷重が大きく(折り曲げにく
く)、しかも形状回復が極端に遅いものであった。
は、いずれも表面粘着性がなく、折り曲げ荷重が小さく
(折れ曲げやすく)、しかも保持した力を解放したとき
に約20〜60秒程度で元の形状に回復し安定化するも
のであった。これは特にパーフルオロオクチルエチルオ
キシプロピレン(メタ)アクリレートを導入したことに
より、レンズ材料の表面粘着性が低減し、さらに折り曲
げ荷重を増大させることなく、適度な速度で形状回復さ
せる効果を発揮したためである。
さく折り曲げ保持して眼内に挿入し、その後力を解放し
てもレンズ光学部同士が粘着することなく、例えば20
〜60秒程度の適度の時間で元の形状に回復し安定化す
る。従って、嚢内細胞のダメージを与えることなく眼内
で同化することのできるという効果を有する。
ズの紫外部における透過率曲線である。
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、R1は水素またはメチル基である)で示される
パーフルオロオクチルエチルオキシプロピレン(メタ)
アクリレートモノマーと、 一般式 【化2】 (式中、R2は水素またはメチル基である)で示される
2−フェニルエチル(メタ)アクリレートモノマーと、 一般式 【化3】 (式中、R3は水素またはメチル基であり、R4はC4〜
C12の直鎖または分岐状のアルキル基である)で示され
るアルキル(メタ)アクリレートモノマーと、 架橋性モノマーと、 を必須のモノマー成分として含むモノマー混合物を共重
合して得られる共重合体からなることを特徴とする軟性
眼内レンズ。 - 【請求項2】 一般式(I)のモノマーを5〜20重量
%、一般式(II)のモノマーを40〜60重量%および
一般式(III)のモノマーを30〜50重量%含み、架
橋性モノマーを一般式(I),(II)および(III)の
モノマーの総量に対して0.5〜4重量%含む、請求項
1に記載の軟性眼内レンズ。 - 【請求項3】 紫外線吸収能を有するモノマーをモノマ
ー成分として含む、請求項1に記載の軟性眼内レンズ。 - 【請求項4】 紫外線吸収能を有するモノマーを一般式
(I)、(II)および(III)のモノマーの総量に対し
て0.1〜3重量%含む、請求項2に記載の軟性眼内レ
ンズ。 - 【請求項5】 紫外線吸収能を有するモノマーが、一般
式 【化4】 (式中、Xは水素原子または塩素原子であり、R5は水
素またはメチル基である)で示される化合物である、請
求項3または請求項4に記載の軟性眼内レンズ。
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