JP2017128918A - 昇降扉構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、上記駆動手段は、上記第1スクリューシャフトと上記第2スクリューシャフトを連動連結する連動機構と、電気モータとを、有しているものである。
図7に示すように、本発明の昇降扉構造は、住宅等の建物における1階(地上階)に設置されて、例えば、車庫の出入り口16を開閉するための昇降扉3を昇降自在に吊持し、かつ、所望の位置で昇降扉3を停止保持するように構成されている。
昇降扉3は、高さ寸法が2500mm〜3500mmに設定され、かつ、幅寸法が一定の正面視矩形状に形成されている。
なお、本発明の昇降扉構造は、倉庫や大型商業施設等の搬入口に設置されても良い。
図3に示すように、出入り口16の幅寸法Wより少しだけ広く左右方向に距離をとって、左右一対の支柱9,9が立設されており、各々の支柱9の上部に定滑車5が枢着されている。各定滑車5には、可撓性懸架部材6が懸けられて、昇降扉3とバランスウェイト4の荷重を支持している。なお、図1と図2に示すように、支柱9に小径の補助用定滑車15,15を設けても良い。
懸架部材6は、ワイヤーから成り、昇降扉3(バランスウェイト4)の荷重に耐え得る引っ張り強度を有するものが好ましい。懸架部材6は、各々に、一端がバランスウェイト4の上端部に連結され、他端が昇降扉3の上端の左右何れかの側端部近傍に連結されている。昇降扉3の重量は、約300kgで、2個のバランスウェイト4,4の合計重量が、昇降扉3の重量と略同一となるように設定されている。
図5,図1,図2に例示するように、各スクリューシャフト1,2は、スラスト軸受28等によって、上下方向の荷重を受持させ、円滑に回転するように構成する。
左右一対の第1スクリューシャフト1,1は、昇降扉3の左右両側端部に挿通されている。昇降扉3に第1ナット部材11,11を取着(固着)し、各スクリューシャフト1に第1ナット部材11を螺合させている。図1では、第1ナット部材11は、昇降扉3の下端部に埋め込み状に固着され、また、図8では、第1ナット部材11は、昇降扉3の下端部に溶接26・取付片27等にて固着されている。なお、昇降扉3の側外方に突出するように第1ナット部材11,11を取着しても良い。この場合、左右一対の第1スクリューシャフト1,1は、昇降扉3の側外方に配設されることとなる。
第2スクリューシャフト2の各々に、バランスウェイト4に対して、上下方向の余裕代gを介して下方位置から対応する第2ナット部材12が螺着されている。
第2ナット部材12は、バランスウェイト4の下端から垂下状に設けられたピンPによって、回転を規制されており、第2スクリューシャフト2が回転すると、共回りすることなく昇降するように構成されている。なお、第2ナット部材12の回転規制手段は、前記ピンP以外のものであっても良い。
図4に示すように、駆動手段10は、第1スクリューシャフト1と第2スクリューシャフト2を連動連結する連動機構7と、電気モータ8とを、有している。
連動機構7は、電気モータ8の出力軸18に対し直交状に配設され、ギアボックス20を介して、(電気モータ8によって)回転駆動される第1回転軸21を有し、また、第1回転軸21に対し直交状に配設され、ギアボックス20,20を介して、(第1回転軸21によって)同期的に回転駆動される第2回転軸22・第3回転軸23を有している。第2回転軸22・第3回転軸23は、その長手方向両端部から第1スクリューシャフト1・第2スクリューシャフト2に、ベベルギア24,24を介して、回転力を伝達するように構成されている。なお、駆動手段10は、電気モータ8の出力軸18又は第1回転軸21を手動操作で回転させる鎖車とチェーン、あるいは、手動ハンドル等の手動回転手段を備えている(図示省略)。
ギアボックス20は、図6に示すように、互いに噛合するねじ歯車25,25を、筐体内部に有する構造であって、相互に直交する軸に回転力を伝達するように構成されている。
図5(A)に示すように、昇降扉3の重量と、2個のバランスウェイト4,4の合計重量とが、略同一に設定され、昇降扉3の左右端が、各々、定滑車5と可撓性懸架部材6とによって吊持され、昇降扉3とバランスウェイト4,4が相互に上下逆方向に釣合いながら昇降する。一方、図5(B)に示すように、駆動手段10によって、第1スクリューシャフト1と第2スクリューシャフト2が回転駆動されて、互いに反対廻りの回転方向R1,R2に、同じ回転数(回転速度)で同期的に回転する。
第1スクリューシャフト1が回転することで、第1ナット部材11が取着された昇降扉3が上昇(または降下)し、同時に、昇降扉3と釣り合うバランスウェイト4,4が、上下逆方向に降下(または上昇)する。この際、昇降扉3の昇降速度V3とバランスウェイト4の昇降速度V4とが同一となる。また、第1スクリューシャフト1と第2スクリューシャフト2が同期的に回転して、第2ナット部材12が、第1ナット部材11と上下逆方向に同一速度で昇降する。即ち、バランスウェイト4と第2ナット部材12は、同じ方向に同一速度で昇降し、この際、バランスウェイト4の昇降速度V4と第2ナット部材12の昇降速度V12とが同一となる。従って、第2ナット部材12は、バランスウェイト4に対して、上下方向の余裕代gを介して下方位置から対応する位置関係を維持しつつ、昇降扉3(第1ナット部材11)と上下逆方向に移動する。
第2ナット部材12は、バランスウェイト4の下方位置にて第2スクリューシャフト2に螺合して、バランスウェイト4と同じ方向に同一速度で昇降し、正常作動状態では、常時、余裕代gを維持している。懸架部材(ワイヤー)6が切れた非常時には、バランスウェイト4は、小さな寸法である上記余裕代g分だけ降下して、第2ナット部材12に当接し、バランスウェイト4を下方から支持して、落下を防ぐ。昇降扉3は、第1ナット部材11が第1スクリューシャフト1に螺合している為、懸架部材(ワイヤー)6が切れても落下することなく支持される。
また、第2ナット部材12は、バランスウェイト4に対して、上下方向の余裕代gを介して下方位置から対応し、懸架部材(ワイヤー)6が伸びても、バランスウェイト4から第2ナット部材12に荷重が付与されることがない。即ち、第2スクリューシャフト2は小さいトルクで回転させることができ、駆動手段10(電気モータ8)に過大な負荷がかかるのを防止する。なお、懸架部材6が、切断した非常時には、駆動手段10(電気モータ8)に過大な負荷がかかるので、これを電気的又は機械的に検出して駆動手段10(電気モータ8)を緊急停止させるのが望ましい。
。
2 第2スクリューシャフト
3 昇降扉
4 バランスウェイト
5 定滑車
6 可撓性懸架部材
7 連動機構
8 電気モータ
10 駆動手段
11 第1ナット部材
12 第2ナット部材
g 余裕代
Claims (2)
- 昇降扉(3)の重量と、全てのバランスウェイト(4)(4)の合計重量とを、略同一に設定し、かつ、上記昇降扉(3)と上記バランスウェイト(4)(4)とを、定滑車(5)と可撓性懸架部材(6)とを介して、相互に上下逆方向に釣合いながら昇降するように、吊持し、
さらに、第1スクリューシャフト(1)と第2スクリューシャフト(2)を、鉛直状に、かつ、平行に設け、
上記昇降扉(3)に第1ナット部材(11)を取着すると共に上記スクリューシャフト(1)に該第1ナット部材(11)を螺合し、上記バランスウェイト(4)に対して、上下方向の余裕代(g)を介して下方位置から対応する第2ナット部材(12)を上記第2スクリューシャフト(2)に螺合し、
上記第1ナット部材(11)と上記第2ナット部材(12)が上下逆方向に同一速度で移動するように、上記第1スクリューシャフト(1)と上記第2スクリューシャフト(2)を回転させる駆動手段(10)を具備することを特徴とする昇降扉構造。 - 上記駆動手段(10)は、上記第1スクリューシャフト(1)と上記第2スクリューシャフト(2)を連動連結する連動機構(7)と、電気モータ(8)とを、有している請求項1記載の昇降扉構造。
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