JP2013110832A - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トランスT1は一次巻線と二次巻線44Aとを有し、共振コイルLr1は一次巻線の一端にその一端が接続され、共振コンデンサCi1は一次巻線の他端にその一端が接続される。第1スイッチング回路10は共振コイルLr1の他端と直流電源150の+端子とに接続され、第2スイッチング回路20は共振コンデンサCi1の他端と直流電源150の−端子とに接続される。補助スイッチング回路30は共振コイルLr1の他端と共振コンデンサCi1の他端とに接続され、信号生成部50Aは、第1スイッチング回路10及び第2スイッチング回路20に供給するスイッチング信号と補助スイッチング回路30に供給する補助スイッチング信号とを生成する。スイッチング信号は補助スイッチング信号がLOWになっているときにHIなる。
【選択図】図1
Description
・第1スイッチング回路と第2スイッチング回路を電源に対して直列に接続しているので、第1スイッチング回路と第2スイッチング回路の耐圧を下げることができる。このため、スイッチング電源装置は、高電圧(たとえば600V程度の高電圧)の電源でも使用できる。
(回路の構成)
図1は実施形態1に係るスイッチング電源装置100の回路図である。スイッチング電源装置100は直流電源150の直流電圧を降圧または昇圧してV0の直流電圧を出力する。本実施形態では600Vの電圧の直流電源150を接続する。
図2は、図1の第1及び第2スイッチング回路10、20のタイミングチャートである。図3は、図1の補助スイッチング回路30のタイミングチャートである。図4及び図5は、図1の整流回路60のタイミングチャートである。図6から図10は、図1のスイッチング電源装置のタイミングチャートの各モードに対応した電流経路図である。これらのタイミングチャート及び電流経路図を参照しながらスイッチング電源装置100の回路の動作を説明する。
スイッチング信号がHIで補助スイッチング信号がLOWのとき(Q1.Q2:ON、QA1:OFF)には、図6Aに示す経路に電流が流れる。つまり図1に示した、直流電源150の+端子から第1スイッチング回路10、共振コイルLr1、トランスT1の一次巻線42、共振コンデンサCi1、第2スイッチング回路20、直流電源150の−端子を結ぶ経路に電流が流れる。その結果、トランスT1の二次巻線44に電圧が誘起され、トランスT1の二次巻線44の+の出力端子からダイオードD1、コイルL1、+の出力端子、−の出力端子、トランスT1の二次巻線44の−の出力端子を結ぶ経路に電流が流れる。
スイッチング信号がHIで補助スイッチング信号がLOWの状態から、スイッチング信号と補助スイッチング信号とが共にLOWの状態(Q1.Q2:OFF、QA1:OFF)に移行すると、まず、図6Bに示す経路に電流が流れる。
モード2の状態でコンデンサCA1、CA2の充電が完了すると、モード3に移行し、一次巻線42で発生する電圧により、図7Aに示す経路に電流が流れる。つまり、トランスT1の一次巻線42、共振コンデンサCi1、補助スイッチング回路30のダイオードDd1、共振コイルLr1を結ぶ経路に電流が流れる。
スイッチング信号と補助スイッチング信号とが共にLOWの状態からスイッチング信号がLOWで補助スイッチング信号がHIの状態<Q1.Q2:OFF、QA1:ON>に移行すると、図7Bに示す経路に電流が流れる。
モード4の状態で二次巻線44から電圧が出力されなくなると、モード5に移行し、図8Aに示す経路に電流が流れる。つまり図1に示した、共振コンデンサCi1、一次巻線42、共振コイルLr1、補助スイッチング回路30のスイッチング素子QA1を結ぶ経路に電流が流れる。この電流はコンデンサCi1が放電するために流れる。したがって、モード5で流れる電流はモード4のときに流れている電流とは反対方向になる。トランスT1の二次側では、コイルL1で発生する電圧により、図8Aに示すように、コイルL1、+の出力端子、−の出力端子、ダイオードD2を結ぶ経路に電流が流れる。
トランスT1の一次側及び二次側で形成される電流経路は図8Bの通りであり、モード5と同一である。
このモードは、QA1がONからOFFになりコンデンサCA1、CA2に電流が流れた後、Di1、Di2に電流が流れるモードである。スイッチング信号がLOWで補助スイッチング信号がHIの状態からスイッチング信号と補助スイッチング信号とが共にLOWの状態<Q1.Q2:OFF、QA1:OFF>に移行すると、図9Aに示す経路に電流が流れる。
スイッチング信号と補助スイッチング信号とが共にLOWの状態からスイッチング信号がHIで補助スイッチング信号がLOWの状態<Q1.Q2:ON、QA1:OFF>に移行すると、図9Bに示す経路に電流が流れる。
スイッチング素子Q1のスイッチング信号がHIで補助スイッチング信号がLOWのとき(Q1.Q2:ON、QA1:OFF)には、図10に示す経路に電流が流れる。つまり図1に示した、直流電源150の+端子から第1スイッチング回路10、共振コイルLr1、トランスT1の一次巻線42、共振コンデンサCi1、第2スイッチング回路20、直流電源150の−端子を結ぶ経路に電流が流れる。
(回路の構成)
図11は実施形態2に係るスイッチング電源装置200の回路図である。スイッチング電源装置200は2つのスイッチング電源装置を並列に接続して形成する。2つのスイッチング電源装置は交互に動作し直流電源150の直流電圧を降圧または昇圧してV0の直流電圧を出力する。
図12及び図13は、図11のスイッチング電源装置200のタイミングチャートである。図12はトランスT1の一次側の、図13はトランスT2の二次側の構成部品の波形を示す。
(回路の構成)
図14は実施形態3に係るスイッチング電源装置300の回路図である。スイッチング電源装置300は実施形態2のスイッチング電源装置200の整流を同期して行わせるための構成を備える。
図15は、図14のスイッチング電源装置のタイミングチャートである。
20 第2スイッチング回路、
30 補助スイッチング回路、
42 一次巻線、
44、44A、44B 二次巻線、
50、50A、50B 信号生成部、
60 整流回路、
100、200、300 スイッチング電源装置、
150 直流電源、
250 同期整流信号生成部。
Claims (8)
- 一次巻線と二次巻線とを有するトランスと、
前記一次巻線の一端にその一端が接続される共振コイルと、
前記一次巻線の他端にその一端が接続される共振コンデンサと、
前記共振コイルの他端と直流電源の一方の極性の端子とに接続される第1スイッチング回路と、
前記共振コンデンサの他端と前記直流電源の他方の極性の端子とに接続される第2スイッチング回路と、
前記共振コイルの他端と前記共振コンデンサの他端とに接続される補助スイッチング回路と、
前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路に供給するスイッチング信号と前記補助スイッチング回路に供給する補助スイッチング信号とを生成する信号生成部と、を有し、
前記スイッチング信号は前記補助スイッチング信号がLOWになっているときにHIになり、前記補助スイッチング信号は前記スイッチング信号がLOWになっているときにHIになり、
前記スイッチング信号がLOWになり前記第1スイッチング回路及び前記第2スイッチング回路がOFFした後、前記補助スイッチング信号がHIになり前記補助スイッチング回路がONするまでの間、前記一次巻線、前記共振コイル、前記共振コンデンサ及び前記補助スイッチング回路によって電流閉回路を形成し、
前記電流閉回路に前記トランスに蓄積された磁束をリセットするためのリセット電流を流すことを特徴とするスイッチング電源装置。 - 請求項1に記載の構成を有する第1スイッチング電源装置と、
前記第1スイッチング電源装置と同一の構成を有する第2スイッチング電源装置と、
を有し、
前記第1スイッチング電源装置と前記第2スイッチング電源装置の一次側は直流電源に並列に接続され、
前記第1スイッチング電源装置と前記第2スイッチング電源装置の二次側は出力端子に並列に接続され、
前記第1スイッチング電源装置と前記第2スイッチング電源装置は交互に動作することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 前記第1スイッチング電源装置と前記第2スイッチング電源装置とが有するそれぞれのトランスの二次巻線と前記出力端子との間に、整流用のダイオード、出力電圧を平滑化するリアクトル及び出力電圧を平滑化するコンデンサが接続され、
前記第1スイッチング電源装置の信号生成部と前記第2スイッチング電源装置の信号生成部とがそれぞれ生成するスイッチング信号と補助スイッチング信号は、一方の信号生成部が生成するスイッチング信号と補助スイッチング信号の位相が、他方の信号生成部が生成するスイッチング信号と補助スイッチング信号の位相に対して180度ずれていることを特徴とする請求項2に記載のスイッチング電源装置。 - 前記第1スイッチング電源装置が有するトランスの二次巻線の一端と前記出力端子との間で直列に接続される第1同期スイッチング回路と、
前記第2スイッチング電源装置が有するトランスの二次巻線の一端と前記出力端子との間で直列に接続される第2同期スイッチング回路と、
前記出力端子に並列に接続される第3同期スイッチング回路と、
前記第1から第3同期スイッチング回路に供給して効率的な整流を行わせる同期整流信号を生成する同期整流信号生成部と、
をさらに有することを特徴とする請求項2または3に記載のスイッチング電源装置。 - 前記第1スイッチング回路、前記第2スイッチング回路及び前記補助スイッチング回路は、同一の回路要素を用いた同一の回路に形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
- 前記第1スイッチング電源装置と前記第2スイッチング電源装置の信号生成部は、一体化されていることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
- さらに、前記同期整流信号生成部は、前記第1スイッチング電源回路と前記第2スイッチング電源回路が有するそれぞれの信号生成部と一体化されていることを特徴とする請求項6に記載のスイッチング電源装置。
- 前記共振コイルは、前記トランスの漏れインダクタンスで代用することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
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- 2011-11-18 JP JP2011253343A patent/JP2013110832A/ja active Pending
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