JP2011184428A - 染色又は脱色キット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤、並びにこれらを投入し振とうして混合液の泡を形成するための開閉可能な密閉容器を含む染毛又は脱色キット。
次の(a)〜(d)又は(a)〜(e)を有する染毛又は脱色方法。
(a)アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤を、開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)密閉容器を密閉する工程
(c)密閉容器を振とうして泡を形成する工程
(d)形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程
(e)適用した泡を毛髪上で再度泡立てる工程
【選択図】図1
Description
1)容器の構造が単純である
2)簡便に泡を形成できる
3)処方の自由度が高い
4)特許文献2の泡状染毛剤の利点である、慣れない人であっても簡単に毛髪にムラなく適用でき、仕上がりに色ムラが生じないという結果も得られる
5)剤の保存安定性にも優れている
6)染毛剤としての基本的な性能である染まり等も良好に得られる
という課題を全て同時に満足させる染毛又は脱色キットを提供することにある。
(a)アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤、増粘剤を含有する増粘用組成物の全てを、開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)前記密閉容器を密閉する工程
(c)前記密閉容器を振とうして泡を形成する工程
(d)前記形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程
(a)アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤の両方を、表面に縦方向、横方向の両方向に対する滑り止め手段を有する開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)前記密閉容器を密閉する工程
(c)前記密閉容器を振とうして混合液の泡を形成する工程
(d)前記形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程
(a)アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤の両方を、開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)前記密閉容器を密閉する工程
(c)前記密閉容器を振とうして混合液の泡を形成する工程
(d)前記形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程
(e)前記適用した泡を毛髪上で再度泡立てる工程
(a)アルカリ剤、酸化剤及び増粘剤の三者が、同一の成型体中に又は別々の成型体中に含有されてなり、アルカリ剤と酸化剤とが別々の相中に存在する1又は複数の成型体と、媒体とを、開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)前記密閉容器を密閉する工程
(c)前記密閉容器を振とうして混合液の泡を形成する工程
(d)前記形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程
1)容器の構造が単純である
2)簡便に泡を形成できる
3)処方の自由度が高い
4)特許文献2の泡状染毛剤の利点である、慣れない人であっても簡単に毛髪にムラなく適用でき、仕上がりに色ムラが生じないという結果も得られる
5)剤の保存安定性にも優れている
6)染毛剤としての基本的な性能も得られる
という要求を全て同時に満たすものである。
本発明の染毛又は脱色キットの態様としては、二剤式、三剤式及び複合成型体式が挙げられ、
●二剤式としては、
・アルカリ剤と増粘剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤からなるもの
・アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤と増粘剤を含有する第2剤からなるもの
●三剤式としては、
・アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤と、増粘剤を含有する増粘用組成物からなるもの
・アルカリ剤と増粘剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤と、増粘剤を含有する増粘用組成物からなるもの
・アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤と増粘剤を含有する第2剤と、増粘剤を含有する増粘用組成物からなるもの
を例示することができる。
●複合成型体式としては、
・同一の成型体中にアルカリ剤と増粘剤を含有する相と、酸化剤を含有する相を有するもの
・同一の成型体中にアルカリ剤を含有する相と、酸化剤と増粘剤を含有する相を有するもの
・同一の成型体中にアルカリ剤と増粘剤を含有する相と、酸化剤と増粘剤を含有する相を有するもの
・同一の成型体中にアルカリ剤を含有する相と、酸化剤を含有する相と、増粘剤を含有する相を有するもの
・同一の成型体中にアルカリ剤を含有する相と、酸化剤を含有する相を有し、別途増粘剤を含有する成型体と組み合わせて用いるもの
・アルカリ剤と増粘剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤からなる二剤式のもの
・アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤と、増粘剤を含有する増粘用組成物からなる三剤式のもの
・同一の成型体中にアルカリ剤と増粘剤を含有する相と、酸化剤を含有する相を有するもの
のいずれかの態様が好ましい。
本発明において、毛髪とは頭に生えた状態の毛髪(頭髪)であっても、他の部分に生えている毛髪であってもよいが、頭髪であることが好ましい。また毛髪であれば、人形や、どのような動物のものであってもよいが、人間の頭髪が好ましい。
本発明において増粘剤とは、第1剤と第2剤との混合液、第1剤と第2剤と増粘用組成物との混合液、又は成型体と媒体の混合液を増粘する成分である。二剤式又は三剤式の場合には、第1剤、第2剤のいずれかに含有させることもでき、また第1剤、第2剤とは別個に、増粘用組成物に含有させることもできる。複合成型体式の場合には、当該成型体中のアルカリ剤を含有する相、酸化剤を含有する相のいずれに含有させることもでき、またこれらとは別の相に含有させることも、別の成型体に含有させることもできる。
合成高分子としては、例えば、カーボマー(例えば、住友精化社アクペックHV-501)、アクリレーツコポリマー(例えば、ロームアンドハース社アキュリン33ポリマー、BASF社ルビフレックスソフト)、(PEG-150/ステアリルアルコール/SMDI)コポリマー(例えば、ロームアンドハース社アキュリン46、アキュリン46B)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体(例えば、ナルコ社マーコート100、マーコート550)、ビニルピロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(例えば、アイエスピー社コポリマー845、コポリマー937、コポリマー958)等が挙げられる。
半合成高分子としては、例えば、塩化o-[2-ヒドロキシ-3-(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(例えば、ダウ・ケミカル日本社UCARE Polymer JR-125、JR-30M、JR-400、ライオン社レオガードG)、塩化o-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガム(例えば、大日本住友製薬社ラボールガムCG-M、ラボールガムCG-6L、ラボールガムCG-M7、ラボールガムCG-M8M、ローディア社ジャグアーC-13S、ジャグアーC-14S、ジャグアーC-17、ジャグアーC-210、ジャグアーC-162、HI-CARE1000)、カチオン化デキストラン、メチルセルロース(例えば、信越化学社メトローズSM)、ヒドロキシエチルセルロース(例えば、ダウ・ケミカル日本社セロサイズQP4400H、QP52000H、ダイセル化学工業社SE-600、SE-850)、ヒドロキシプロピルセルロース(例えば、日本曹達社日曹HPC-H、HPC-M)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(例えば、信越化学社メトローズ60SHシリーズ、メトローズ65SHシリーズ、メトローズ90SHシリーズ)、ヒドロキシプロピルキサンタンガム(例えば、大日本住友製薬社ラボールガムEX)、プルラン脂肪酸エステル等が挙げられる。
天然高分子としては、例えば、プルラン(例えば、林原商事社プルランPF-20、プルランPI-20)、キサンタンガム(例えば、大日本住友製薬社エコーガム)、カンテン(例えば、伊那食品工業社伊那寒天CS)、ジェランガム(例えば、大日本住友製薬社ケルコゲル)、コラーゲン(例えば、高研社マリブレンマスクSH)、アルギン酸(例えば、大日本住友製薬社アルギニックッアシッドHFD)、アラビアゴム(例えば、伊那食品工業社イナゲルアラビアガムCS)、グアーガム(例えば、伊那食品工業社イナゲルグアーガムCS)、ローカストビーンガム(伊那食品工業社イナゲルローカストビーンガムCS)等が挙げられる。
1)単に密閉容器本体に各剤を投入した段階では、混合物は、増粘剤成分を含有する組成物に由来する領域(ゲル状、ゼリー状)と、残余の領域(液状)とを区別しうる混合状態となっている。
2)密閉容器を振って混合物に外力を加えると、増粘剤成分を含有する組成物に由来する領域(ゲル状、ゼリー状)は、崩壊・溶解することで次第に小さくなり、最終的には好適な混合状態となる。
・500mPa・s以下の場合 :ローターはM2、回転数は60rpm
・500mPa・s を超え4,000mPa・s以下の場合 :ローターはM3、回転数は30rpm
・4,000mPa・sを超え10,000mPa・s以下の場合 :ローターはM3、回転数は12rpm
・10,000mPa・sを超え100,000mPa・s以下の場合:ローターはM4、回転数は6rpm
本発明の染毛又は脱色キットの第1剤中、又は複合成型体の一つの相中にはアルカリ剤を含有する。アルカリ剤としては、例えば、アンモニア及びその塩(例えば、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム等);エタノールアミン及びその塩(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等);イソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノブタノール等のエタノールアミン以外のアルカノールアミン及びその塩;1,3-プロパンジアミン等のアルカンジアミン及びその塩;炭酸グアニジン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素グアニジン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩等が挙げられ、その中でもアンモニア、モノエタノールアミン、炭酸水素アンモニウムが好ましい。これらアルカリ剤は、2種以上併用してもよく、十分な脱色・染毛効果、及び毛髪損傷や施術中の刺激臭低減の点から、アンモニア又はその塩と、エタノールアミン又はその塩を組み合わせて用いるのが好ましい。
本発明の染毛又は脱色キットの第2剤中、又は複合成型体の一つの相中には酸化剤を含有する。酸化剤としては、過酸化水素、及び過酸化水素発生剤である過酸化尿素、過酸化メラミン、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム等が挙げられる。第2剤が液体である場合は、過酸化水素が好ましく、第2剤が固体である場合や酸化剤が成型体に含まれる場合は、過酸化尿素が好ましい。
本発明の染毛又は脱色キットの第1剤、第2剤、増粘用組成物のうちいずれか1以上、又は複合成型体の1以上の相には、界面活性剤を含有させることができる。全ての界面活性剤の混合液中の合計濃度としては、泡立ちの良さ、及び毛髪に泡を適用した後に再度泡立てやすいものとする観点から、0.01〜20質量%、更には0.1〜15質量%、更には1〜10質量%が好ましい。
本発明品が脱色キットである場合には、染料は含有せず、本発明品が染毛キットである場合には、第1剤中、又は複合成型体のアルカリ剤を含有する相中に酸化染料中間体又は直接染料を含有する。
酸化染料中間体としては、通常染毛剤に使用されている公知のプレカーサー及びカプラーを用いることができる。プレカーサーとしては、例えばパラフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、2-クロロ-パラフェニレンジアミン、N-メトキシエチル-パラフェニレンジアミン、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-パラフェニレンジアミン、2-(2-ヒドロキシエチル)-パラフェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラフェニレンジアミン、4,4′-ジアミノジフェニルアミン、1,3-ビス(N-(2-ヒドロキシエチル)-N-(4-アミノフェニル)アミノ)-2-プロパノール、PEG-3,3,2′-パラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、3-メチル-4-アミノフェノール、2-アミノメチル-4-アミノフェノール、2-(2-ヒドロキシエチルアミノメチル)-4-アミノフェノール、オルトアミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノール、2-アミノ-6-メチルフェノール、2-アミノ-5-アセタミドフェノール、3,4-ジアミノ安息香酸、5-アミノサリチル酸、2,4,5,6-テトラアミノピリミジン、2,5,6-トリアミノ-4-ヒドロキシピリミジン、4,5-ジアミノ-1-(4′-クロロベンジル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-ヒドロキシエチルピラゾールとこれらの塩等が挙げられる。
直接染料としては、酸性染料、ニトロ染料、分散染料、塩基性染料等が挙げられる。酸性染料としては、青色1号、紫色401号、黒色401号、だいだい色205号、赤色227号、赤色106号、黄色203号、アシッドオレンジ3等が挙げられ、ニトロ染料としては、2-ニトロ-p-フェニレンジアミン、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、3-ニトロ-p-ヒドロキシエチルアミノフェノール、4-ニトロ-o-フェニレンジアミン、4-アミノ-3-ニトロフェノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HCブルーNo.2、HCオレンジNo.1、HCレッドNo.1、HCイエローNo.2、HCイエローNo.4、HCイエローNo.5、HCレッドNo.3、N, N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン等が挙げられ、分散染料としては、ディスパーズバイオレット1、ディスパーズブルー1、ディスパーズブラック9等が挙げられ、塩基性染料としては、ベーシックブルー99、ベーシックブラウン16、ベーシックブラウン17、ベーシックレッド76、ベーシックレッド51、ベーシックイエロー57、ベーシックイエロー87、ベーシックオレンジ31等が挙げられる。
本発明の染毛又は脱色キットにおいて、混合液の泡をしっかりした泡質のものとし、しかも髪の根元から毛先まで均一に染める観点から、混合液中に、油剤を0.01〜3質量%含有するように処方することが好ましく、更には0.03〜2.5質量%、特に0.05〜2質量%含有させることが好ましい。
本発明における混合液は、媒体として、水及び必要により有機溶剤が使用される。有機溶剤としては、エタノール、2-プロパノール等の低級アルカノール;ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール;プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、ジエチレングリコール、グリセリン等の低級ポリオール;エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ベンジルセロソルブ等のセロソルブ;エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトールが挙げられる。かかる媒体は、二剤式又は三剤式の場合は、通常いずれかの剤が媒体を含有するため、各剤を混合することにより、各成分を所期の濃度で含有する混合液が形成される。一方、複合成型体式のように、製品中に媒体を含まない場合には、別途適切な量の媒体と共に混合することにより、各成分を所期の濃度で含有する混合液が形成される。
本発明で用いる第1剤、第2剤、増粘用組成物、複合成型体には、上記成分のほかに通常化粧品原料として用いられる他の成分を加えることができる。このような任意成分としては、動植物油脂、シリコーン、エーテル、蛋白誘導体、加水分解蛋白、アミノ酸、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、ビタミン、香料、紫外線吸収剤が挙げられる。
密閉容器の形状は、振とうすることで、内容物を泡立てることができる物ならどの様なものでもよい。密閉容器は、例えば容器本体と密閉蓋で構成され、この場合、容器本体と密閉蓋とは分離型であっても、非分離型(例えば、蝶番等により、本体と蓋とが分離することなく開平可能なもの)であってもよい。
なお、「伸縮可能な手段」を有する密閉容器の場合の内容量は、目一杯伸ばしたときの体積をいうものとする。
密閉容器は、各剤を投入し密閉した後に手袋をした手で持って振とうすることで各剤の混合液を均一な泡の状態とするものである。しかも前述のとおり、相応の容量を有することが好ましい。よって手の大きさが小さいユーザーが手袋をした手でにぎりながら振とうした場合でも、密閉容器が滑らないようにするため、表面に縦方向、横方向の両方向に対する滑り止め手段を有することが好ましい。滑り止め手段は、容器表面に凹であっても、凸であっても、凹凸を有するものであってもよいが、持ったときに指の腹が引っかかりやすい凸形状を有するのが好ましい。凸である場合の隆起は、持ったときに指の腹が引っかかりやすく、しかも痛くないという観点から、容器表面から0.1〜5mm、更には0.2〜3mm、更には0.25〜2.5mmであるのが好ましい。隆起の形状は、隆起方向縦断面が液滴状又は方形であることが好ましい。
滑り止め手段は、容器表面の側面全体についていても、一部分についていてもよい。また容器本体、密閉蓋のうち、良好に振とうできる観点から少なくとも容器本体に有していればよいが、蓋の開閉も手袋をした手で行う観点から容器本体、密閉蓋の両方に有することがより好ましい。また、持つときに容器を確実に保持する観点から、少なくとも親指の腹が当たる位置に有することが好ましく、親指の腹とその他の指の腹が当たるそれぞれの位置に有することがより好ましい。
・凹状:容器表面に凹となる楕円形の窪みにきき手の親指をあてて滑り止めとする。親指は容器を固定する際に重要な役割を担うため、親指が確実に固定されると縦方向、横方向の両方向に対する滑り止め手段となる。親指が引っかかる窪みであれば大きさや深さは問わないが、少なくとも親指の腹が引っかかる大きさと深さであることが好ましい。
・点状/楕円状/長方形状:一つの点状/楕円状/長方形状突起は、親指の腹を引っかけて縦方向にも横方向にも滑り止めとなるので好ましい。複数の点状突起の中心間隔が容器側面に添って2cm以内であれば、親指の腹の引っかかりがより強くなるのでより好ましい。点状/楕円状/長方形状突起の中心間隔が容器側面に添って8〜15cmであれば、親指の腹とそれ以外の指の腹で引っかけることができるので好ましい。点状突起の直径は1mm〜1cmが好ましく、更には2〜5mmであることが好ましい。楕円状/長方形状突起は、その最大部分の長さが2mm〜3cmが好ましく、更には5mm〜1cmであることが好ましい。最大長の方向は、容器鉛直方向に対して、傾きがあってもなくてもよい。
・直線状(1):容器鉛直方向に対し±20〜±70度の傾きを持つ、全長1〜12cmの直線も縦方向にも横方向にも滑り止めとなるので好ましい。複数の、容器縦方向に対して同じ傾きをもつ直線が、等間隔又は非等間隔に、容器側面の十六分の一周以上に亘って配置されていることも好ましい。親指の腹とその他の指の腹が当たるそれぞれの位置に配置されることも好ましい。直線の幅は0.1mm〜5mmが好ましく、更には0.5mm〜3mmがより好ましい。
・曲線状:容器鉛直方向に対し0〜±90度の傾きを持つ、全長1〜12cmの波線も縦方向にも横方向にも滑り止めとなるので好ましい。複数の、容器縦方向に対して同じ傾きをもつ波線が、等間隔又は非等間隔に、容器側面の十六分の一周以上に亘って配置されていることも好ましく、側面全周に亘って均等に作成されていることも同様に好ましい。波線の周期及び波高は、それぞれ5mm〜6cmが好ましい。親指の腹とその他の指の腹が当たるそれぞれの位置に配置されることも好ましい。直線の幅は0.1mm〜5mmが好ましく、更には0.5mm〜3mmがより好ましい。
・取手状:コップの取手状の輪を配置してもよい。取手をにぎることができるようになるので、安定して容器を固定でき、縦方向、横方向の両方向に対する滑り止め手段となる。
・ストラップ状ないし帯状:容器の一部にストラップないし帯を配置して、手指又は手を入れられるようにする。ストラップないし帯により手指又は手がしっかりと固定されるように配置すると、縦方向、横方向の両方向への滑り止め手段となる。ストラップないし帯と容器との間に手がしっかりと固定されるように配置すると、縦方向、横方向の両方向への滑り止め手段となる。
・直線状(2)(組み合わせの例):容器鉛直方向に対し±0〜90度の傾きを持つ、全長1〜12cmの第一の直線1本又は2本以上と、それに対して±20〜90度の傾きを持つ第二の直線1本又は2本以上が、容器側面の十六分の一周以上に亘って配置されていることも好ましく、側面全周に亘って均等に配置されていることも同様に好ましい。親指の腹とその他の指の腹が当たるそれぞれの位置に配置されることも好ましい。第一の直線及び/又は第二の直線は、それぞれ3本以上であることがより好ましい。第一の直線同士の間隔又は第二の直線同士の間隔は、等間隔であっても非等間隔であってもよい。親指の腹とその他の指の腹が当たるそれぞれの位置に配置されることも好ましい。直線の幅はそれぞれが0.1mm〜5mmが好ましく、更には0.5mm〜3mmがより好ましい。
図6に、これら滑り止め手段の具体例を示す。
本発明の染毛又は脱色キットは、振とうすることにより第1剤、第2剤及び増粘用組成物を混合しながら、又は成型体中のアルカリ剤、酸化剤、増粘剤等と媒体を混合しながら、混合液の泡を形成するものである。従って、混合を促進させる観点から、キットの構成要素として更に攪拌子を含むことも好ましい。
本発明の染毛又は脱色キットを使用して毛髪(特に頭髪)を染色又は脱色するには、次の工程(a)〜(d)又は工程(a)〜(e)を行うのが好ましい。
(a)アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤(存在する場合には、更に増粘用組成物)とを、又はアルカリ剤、酸化剤及び増粘剤を前述した形態で含有する成型体と媒体とを、開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)密閉容器を密閉する工程
(c)密閉容器を振とうして泡を形成する工程
(d)形成した泡を取り出して毛髪に適用する工程
(e)適用した泡を毛髪上で再度泡立てる工程
・片手を密閉蓋、もう一方の手を密閉蓋と反対側の底面
・片手を容器本体の側面、もう一方の手を密閉蓋
・両手とも容器本体の側面
振とうする際に容器が手から脱落したり、振とう中に万一蓋が開いて内容物が飛び散ることを防止する観点から、「片手を密閉蓋、もう一方の手を密閉蓋と反対側の底面」あるいは「片手を容器本体の側面、もう一方の手を密閉蓋」とすることが好ましい。
工程(c)が完了したら、密閉蓋を開けて、工程(d)に進む。
密閉容器の内部から形成した泡を取り出す際には、何らかの手段を用いて別の容器に移してもよい。この場合には別の容器に移した後、何らかの手段で毛髪に泡を適用することになる。あるいはくしやブラシといった道具を用いて密閉容器の内部から泡をすくい取って、その後、当該道具を用いて毛髪に泡を適用してもよい。あるいは手を用いて密閉容器の内部から泡をすくい取って、その後、手にすくい取った泡をそのまま毛髪に適用してもよい。毛髪に適用して広げる操作が行いやすく、1回の適用量が多すぎて飛び散ることもなく、少なすぎてすくい取る回数が多くなることもない点から、手を用いることが好ましい。
放置完了後は、混合液を洗い流す。その後、適宜シャンプーやリンスをした後水洗して、髪を乾燥させる。
処方例1
●第1剤(液状) (質量%)
パラアミノフェノール 0.1
トルエン-2,5-ジアミン 0.046
5-アミノオルトクレゾール 0.23
強アンモニア水(28%) 6.0
炭酸水素アンモニウム 10.5
アルキル(C10-16)グルコシド 6.16
ラウレス硫酸Na 2.7
トリセデス-9 0.5
ラウレス-23 2.0
ミリスチルアルコール 0.2
プロピレングリコール 4.0
エタノール 10.0
ポリクオタニウム22*1 0.4
ポリクオタニウム7*2 0.5
アスコルビン酸 0.4
亜硫酸Na 0.5
EDTA-4Na 0.1
香料 0.95
精製水 バランス
過酸化水素水(35%) 16.3
ラウレス硫酸Na 0.62
セテアリルアルコール 0.48
ミリスチルアルコール 0.28
硫酸オキシキノリン 0.04
エチドロン酸 0.08
水酸化Na 第2剤をpH3.5に調整する量
精製水 バランス
ヒドロキシプロピルキサンタンガム*3 2.0
エタノール 10.0
精製水 バランス
*2:マーコート550(Nalco社)
*3:ラボールガムEX(大日本住友製薬社)
各剤の使用量 第1剤:第2剤:第3剤=40g:60g:12g
混合液のpH:9.1
普段、染毛剤をあまり使ったことがない人に、形成した泡を、手袋をした手を用いて容器からすくい取ってウイッグ(No.755s ビューラックス社)に押し当てるようにして適用してもらい、すくい取って髪に適用する操作3回に1回の割合で、シャンプーをするような操作で再度泡立てを行う。形成した泡全てを髪全体に適用した後、30分間放置する。水洗、シャンプー、コンディショナー操作を2回行い、乾燥させた。染毛結果を専門パネラーによる目視評価を行うと、均一かつ良好な結果となる。
また、上記プラスチック容器の側面の、上から3分の1の部分に直径3mm、高さ2mmの突起を1つ、その突起と対称の位置に同じ大きさの突起をもう1つ配置し、当該突起に親指の腹と人差し指の腹を引っかけると、より好適に振とうすることができる。
以下に示す処方の染毛剤を調製した。
●第1剤(液状) (質量%)
パラアミノフェノール 0.1
トルエン-2,5-ジアミン 0.046
5-アミノオルトクレゾール 0.23
強アンモニア水(28%) 6.0
炭酸水素アンモニウム 8.0
モノエタノールアミン 2.4
アルキル(C10-16)グルコシド 2.0
ココイルグルタミン酸Na 6.0
ラウレス-6酢酸Na 2.0
トリセデス-9 0.5
ラウレス-23 2.0
ミリスチルアルコール 0.2
プロピレングリコール 4.25
エタノール 9.5
ポリクオタニウム22*4 1.125
EDTA-4Na 0.1
香料 0.95
精製水 バランス
過酸化水素水(35%) 16.3
ステアリルトリモニウムクロライド 0.84
セテス-40 0.55
セテアリルアルコール 0.88
ミリスチルアルコール 0.25
硫酸オキシキノリン 0.04
エチドロン酸 0.08
水酸化Na 第2剤をpH3.5に調整する量
精製水 バランス
メチルセルロース*5 100
*5:メトローズSM-4000(信越化学工業社)
各剤の使用量 第1剤:第2剤:第3剤=40g:60g:3g
混合液のpH:9.2
第1剤と第2剤との混合液の粘度 :15mPa・s
第1剤、第2剤、第3剤の混合液の粘度:350mPa・s
処方例2の第3剤を以下のものに変えて、17.1g使用した以外は、処方例2と同じ染毛剤を調製した。
●第3剤(ゲル状) (質量%)
ヒドロキシエチルセルロース*6 6.4
精製水 バランス
第1剤と第2剤との混合液の粘度 :15mPa・s
第1剤、第2剤、第3剤の混合液の粘度:1280mPa・s
混合液のpH:9.1
処方例2の第3剤を以下のものに変えて、19.3g使用した以外は、処方例2と同じ染毛剤を調製した。
●第3剤(ゲル状) (質量%)
ヒドロキシエチルセルロース*7 17.1
精製水 バランス
第1剤と第2剤との混合液の粘度 :15mPa・s
第1剤、第2剤、第3剤の混合液の粘度:8600mPa・s
混合液のpH:9.1
以下に示す処方の染毛剤を調製する。
●第1剤(粉末) (質量%)
硫酸トルエン-2,5-ジアミン 2.5
硫酸メタアミノフェノール 1.25
硫酸パラアミノフェノール 1.25
レゾルシン 1.25
炭酸Na 50.0
HEDTA-3Na 2.5
β-シクロデキストリン 6.25
硫酸アンモニウム 12.5
ラウリル硫酸Na 1.25
ステアリン酸Mg 1.25
硫酸Na バランス
過酸化水素水(35%) 8.2
ラウレス硫酸Na 2.7
硫酸オキシキノリン 0.04
エチドロン酸 0.08
水酸化Na液(48%) 0.056
精製水 バランス
ヒドロキシエチルセルロース*7 5.0
セルロースガム*8 80.0
硫酸Na バランス
*8:セロゲンP(第一工業製薬社)
各剤の使用量 第1剤:第2剤:第3剤=20g:125g:5g
特表2003-518028号公報の実施例1記載の手順に従って、4gの染毛成型体を25錠製造する。処方例1で用いた密閉容器に、精製水100gと製造する25錠の染毛成形体を一度に投入して、1秒間に3回の速度で30往復、30cmの幅で振とうして泡を形成する。投入する全ての組成物は溶解し、生じた液体は弾力性のあるしっかりとした泡になり、10分程度放置しても泡から液体が分離することはない。
形成する泡を、手袋をする手を用いて容器からすくい取り、ウイッグ(No.755s ビューラックス社)に押し当てるようにして適用する。泡をすくい取って髪に適用する操作の3回に1回の割合で、シャンプーをするような操作で再度泡立てを行う。形成する泡全てを髪全体に適用後、30分間放置する。水洗、シャンプー、コンディショナー操作を2回行い、乾燥させる。普段、染毛剤をあまり使ったことがない人が上記操作を行う場合でも、染毛結果を専門パネラーによる目視評価を行うと、均一かつ良好な結果となる。
Claims (44)
- アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤、増粘剤を含有する増粘用組成物、並びに第1剤、第2剤及び増粘用組成物を投入し振とうして混合液の泡を形成するための開閉可能な密閉容器を含む染毛又は脱色キット。
- 密閉容器の表面に縦方向、横方向の両方向に対する滑り止め手段を有する請求項1記載の染毛又は脱色キット。
- 増粘用組成物が、液状、ゲル状ないしゼリー状である請求項1又は2記載の染毛又は脱色キット。
- アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤、並びに第1剤及び第2剤を投入し振とうして混合液の泡を形成するための、開閉可能で表面に縦方向、横方向の両方向に対する滑り止め手段を有する密閉容器を含む染毛又は脱色キット。
- 第1剤、第2剤のいずれか少なくとも一方が、増粘剤を含み、かつ液状、ゲル状ないしゼリー状の組成物である請求項4記載の染毛又は脱色キット。
- 第1剤、第2剤、増粘用組成物のうちいずれか1以上に界面活性剤を含有する請求項1〜5のいずれかに記載の染毛又は脱色キット。
- アルカリ剤、酸化剤及び増粘剤の三者が、同一の成型体中に又は別々の成型体中に含有されてなり、アルカリ剤と酸化剤とが別々の相中に存在する1又は複数の成型体と、かかる成型体及び媒体を投入し振とうして混合液の泡を形成するための開閉可能な密閉容器を含む染毛又は脱色キット。
- 成型体の1個当たりの質量が1〜20gである請求項7記載の染毛又は脱色キット。
- いずれか1以上の成型体に界面活性剤を含有する請求項7又は8記載の染毛又は脱色キット。
- 界面活性剤の合計濃度が混合液中の0.01〜20質量%である請求項6又は9記載の染毛又は脱色キット。
- 混合液の粘度が、50〜20,000mPa・sである請求項1〜10のいずれかに記載の染毛又は脱色キット。
- 混合液のpHが、7〜12である請求項1〜11のいずれかに記載の染毛又は脱色キット。
- 密閉容器の容器本体の概略形状が、回転柱体である請求項1〜12のいずれかに記載の染毛又は脱色キット。
- 容器本体の開放口の内周が25〜35cmである請求項1〜13のいずれかに記載の染毛又は脱色キット。
- 密閉容器の容量が100〜2000mLである請求項1〜14のいずれかに記載の染毛又は脱色キット。
- 密閉容器が深さ方向に伸縮可能な手段を有する請求項1〜15のいずれかに記載の染毛又は脱色キット。
- 伸縮可能な手段が蛇腹構造である請求項16記載の染毛又は脱色キット。
- 密閉容器のいずれかの位置に吐出口を有する請求項16又は17記載の染毛又は脱色キット。
- 吐出口が、密閉容器の蓋に位置する請求項18記載の染毛又は脱色キット。
- 更に攪拌子を含む請求項1〜19のいずれかに記載の染毛又は脱色キット。
- 次の工程(a)〜(d)を含む染毛又は脱色方法。
(a)アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤、増粘剤を含有する増粘用組成物の全てを、開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)前記密閉容器を密閉する工程
(c)前記密閉容器を振とうして泡を形成する工程
(d)前記形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程 - 密閉容器の表面に縦方向、横方向の両方向に対する滑り止め手段を有する請求項21記載の染毛又は脱色方法。
- 工程(a)における増粘用組成物が、液状、ゲル状ないしゼリー状である請求項21又は22記載の染毛又は脱色キット。
- 次の工程(a)〜(d)を含む染毛又は脱色方法。
(a)アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤の両方を、表面に縦方向、横方向の両方向に対する滑り止め手段を有する開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)前記密閉容器を密閉する工程
(c)前記密閉容器を振とうして混合液の泡を形成する工程
(d)前記形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程 - 工程(d)の後、更に工程(e)を行う請求項21〜24のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
(e)前記適用した泡を毛髪上で再度泡立てる工程 - 次の工程(a)〜(e)を含む染毛又は脱色方法。
(a)アルカリ剤を含有する第1剤、酸化剤を含有する第2剤の両方を、開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)前記密閉容器を密閉する工程
(c)前記密閉容器を振とうして混合液の泡を形成する工程
(d)前記形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程
(e)前記適用した泡を毛髪上で再度泡立てる工程 - 工程(a)における第1剤、第2剤のいずれか少なくとも一方が、増粘剤を含み、かつ液状、ゲル状ないしゼリー状である請求項24〜26のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 第1剤、第2剤、増粘用組成物のうちいずれか1以上に界面活性剤を含有する請求項21〜27のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 次の工程(a)〜(d)を含む染毛又は脱色方法。
(a)アルカリ剤、酸化剤及び増粘剤の三者が、同一の成型体中に又は別々の成型体中に含有されてなり、アルカリ剤と酸化剤とが別々の相中に存在する1又は複数の成型体と、媒体とを、開閉可能な密閉容器本体に投入する工程
(b)前記密閉容器を密閉する工程
(c)前記密閉容器を振とうして混合液の泡を形成する工程
(d)前記形成した泡を密閉容器から取り出して毛髪に適用する工程 - 成型体の1個当たりの質量が1〜20gである請求項29記載の染毛又は脱色方法。
- いずれか1以上の成型体に界面活性剤を含有する請求項29又は30記載の染毛又は脱色方法。
- 界面活性剤の合計濃度が混合液中の0.01〜20質量%である請求項28又は31記載の染毛又は脱色方法。
- 混合液の粘度が、50〜20,000mPa・sである請求項21〜32のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 混合液のpHが、7〜12である請求項21〜33のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 密閉容器の容器本体の概略形状が、回転柱体である請求項21〜34のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 容器本体の開放口の内周が25〜35cmである請求項21〜35のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 密閉容器の容量が100〜2000mLである請求項21〜36のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 密閉容器が深さ方向に伸縮可能な手段を有する請求項21〜37のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 伸縮可能な手段が蛇腹構造である請求項38記載の染毛又は脱色方法。
- 密閉容器のいずれかの位置に吐出口を有する請求項38又は39記載の染毛又は脱色方法。
- 吐出口が、密閉容器の蓋に位置する請求項40記載の染毛又は脱色方法。
- 工程(d)における泡の取り出しが、密閉容器の伸縮手段を収縮させることにより吐出口から吐出させるものである請求項40又は41記載の染毛又は脱色方法。
- 工程(d)における泡の取り出しが手によるものである請求項21〜39のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
- 工程(a)において、更に攪拌子を密閉容器本体に投入する請求項21〜43のいずれかに記載の染毛又は脱色方法。
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