JP2006131597A - エアゾール組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、噴射剤および原液からなるエアゾール組成物であって、原液が、有効成分の酸性塩、水5w/v%以上および非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤を含むpH6〜8の均一系溶液である、前記エアゾール組成物に関する。また、有効成分の酸性塩が、抗真菌薬、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、消炎鎮痛剤、殺菌消毒剤、抗生剤およびビタミン剤からなる群から選択される1種または2種以上の酸性塩である、前記エアゾール組成物に関する。
Description
また本発明は、原液が、さらにアルコールを含む、前記のエアゾール組成物に関する。
さらに本発明は、原液が、有効成分の酸性塩0.1〜10w/v%および水5〜50w/v%を含む、前記のエアゾール組成物に関する。
また本発明は、非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤が、親水性界面活性剤である、前記のエアゾール組成物に関する。
さらに本発明は、非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤が、HLB10以上である、前記のエアゾール組成物に関する。
また本発明は、非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエキシエチレン脂肪酸モノグリセリンエステルおよび脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選択される1種または2種以上である、前記のエアゾール組成物に関する。
また本発明は、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルおよびポリエキシエチレン脂肪酸モノグリセリンエステルの脂肪酸の炭素数が14〜20個である、前記のエアゾール組成物に関する。
さらに本発明は、脂肪酸アルカノールアミドが、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドおよびヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドからなる群から選択される1種または2種以上である、前記のエアゾール組成物に関する。
また本発明は、非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルアミン、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドからなる群から選択される1種または2種以上である、前記のエアゾール組成物に関する。
さらに本発明は、有効成分の酸性塩が、抗真菌薬、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、消炎鎮痛剤、殺菌消毒剤、抗生剤およびビタミン剤からなる群から選択される1種または2種以上の酸性塩である、前記のエアゾール組成物に関する。
また本発明は、有効成分の酸性塩が、塩酸塩または硝酸塩である、前記のエアゾール組成物に関する。
さらに本発明は、有効成分の酸性塩が、塩酸テルビナフィン、塩酸ネチコナゾール、塩酸ブテナフィン、硝酸ミコナゾールおよび硝酸エコナゾールから選択される、前記のエアゾール組成物に関する。
上記組成物原液中の水としては、精製水、滅菌水、注射用水等が使用できる。原液における水の含量は、5w/v%以上であり、5〜50w/v%であることが好ましく、適用時の皮膚冷感を強め、痒みを緩和する効果を付与するという観点からは、10〜45w/v%であることがより好ましい。
本発明において、エアゾール組成物の原液を均一系溶液とすることは、製造時の取り扱いの容易性に優れるのみならず、意外にもpH調整剤を配合した場合に低温で生じ易い中和塩の結晶が生成されにくいため、有用である。
本発明のエアゾール組成物に用いる界面活性剤のHLBは、均一系溶液を調整し得るのであれば、特に限定されるものではないが、簡便に均一系溶液を調製するためには、HLB10以上のものを用いるのが好ましい。
これら界面活性剤のうち、特に、ポリオキシエチレンアルキルアミンは、含窒素型の界面活性剤であり、それ自身が塩基性を示す化合物であるため、水の共存下においてもイオンを生じることなく、原液処方中のpHを調整する効果も期待できるため、好適に使用される。このようなポリオキシエチレンアルキルアミンとして、特に好ましいものとしては、ポリオキシエチレンオレイルアミンが挙げられる。
また、本発明に用いる界面活性剤として、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルおよびポリエキシエチレン脂肪酸モノグリセリンエステルの化合物等も挙げられる。これらの脂肪酸部分の炭素数は、14〜20個程度が好ましく、さらに好ましくは16〜18個である。
本発明のエアゾール組成物では、原液をpH調整剤によりpH6〜8の範囲に調整する。エアゾール組成物を充填する金属製缶容器の腐蝕を防ぐためには、原液のpHを7〜8の範囲に調整することがより望ましい。有効成分の酸性塩を含有する組成物を中和するには、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、水酸化ナトリウム水溶液等が好適に使用される。
本発明のエアゾール容器として利用される金属製容器(エアゾール缶)は、典型的には、アルミニウム、鋼、ブリキ等からなり、その内面をエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリアミドイミド樹脂等でコーティングしたものが使用される。
本発明の有効成分の酸性塩には、塩酸塩、硝酸塩、マレイン酸塩、酢酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、亜硝酸塩、次亜塩素酸塩、クエン酸、フマル酸などの酸性の塩が使用できる。特に、塩酸塩や硝酸塩などが好適に使用される。また、有効成分としては、抗真菌薬、抗ヒスタミン剤、抗炎症剤、局所麻酔剤、殺菌剤から選択される1種または2種以上を配合することができる。
塩酸ブテナフィン0.5gを、エタノールへ溶解し、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(HLB11.0)3g、ミリスチン酸イソプロピル1g、トリエタノールアミン0.4gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水25g、1,3−ブチレングリコール2gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液70mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)30mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン1gを、エタノールへ溶解し、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB14.0)4g、トリエタノールアミン0.6gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水20gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液50mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)50mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィンを塩酸ネチコナゾールとした以外は、実施例2と同様の方法により、本発明のエアゾール外用製剤を得た。
実施例4
塩酸ブテナフィンを硝酸ミコナゾールとした以外は、実施例2と同様の方法により、本発明のエアゾール外用製剤を得た。
実施例5
塩酸ブテナフィンを塩酸テルビナフィンとした以外は、実施例2と同様の方法により、本発明のエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン3gを、エタノールへ溶解し、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB14.0)0.5g、ミリスチン酸ジイソプロピル2g、ジエタノールアミン0.5gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水5gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液65mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)35mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン1g、l−メントール1g、マレイン酸クロルフェニラミン0.5g、塩酸ジブカイン0.2g、グリチルレチン酸0.3g、イソプロピルメチルフェノール0.3gを、イソプロピルアルコールへ溶解し、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB14.0)2g、ジエタノールアミン0.4gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水12g、1,3−ブチレングリコール3gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液40mL、および噴射剤としてジメチルエーテル(DME)60mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィンを塩酸ネチコナゾールとした以外は、実施例7と同様の方法により、本発明のエアゾール外用製剤を得た。
実施例9
塩酸ブテナフィンを硝酸ミコナゾールとした以外は、実施例7と同様の方法により、本発明のエアゾール外用製剤を得た。
実施例10
塩酸ブテナフィンを塩酸テルビナフィンとした以外は、実施例7と同様の方法により、本発明のエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン2g、l−メントール2g、塩酸ジフェンヒドラミン0.5g、塩酸ジブカイン0.4g、グリチルレチン酸0.3g、イソプロピルメチルフェノール0.3gを、エタノールへ溶解し、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB14.0)2g、ジエタノールアミン0.4gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水45gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液40mL、および噴射剤としてジメチルエーテル(DME)60mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン5g、l−メントール1.5g、塩酸ジフェンヒドラミン0.7g、塩酸ジブカイン0.5g、グリチルレチン酸1gを、エタノールへ溶解し、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(HLB12.5)1g、0.1N水酸化ナトリウム水溶液3gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水8gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液60mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)40mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン0.1g、l−メントール2g、マレイン酸クロルフェニラミン0.5g、塩酸ジブカイン0.2g、グリチルレチン酸0.3g、イソプロピルメチルフェノール0.3gを、エタノールへ溶解し、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(HLB11.0)1g、ポリソルベート80(HLB15.0)
5gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水20gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液75mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)25mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン1g、l−メントール3g、マレイン酸クロルフェニラミン1g、リドカイン2g、クロタミトン10gをエタノールへ溶解し、塩化ベンザルコニウム(HLB15以上)1.5g、0.1N水酸化ナトリウム水溶液3.5gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水30gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液50mL、および噴射剤としてジメチルエーテル(DME)50mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン0.5g、l−メントール1g、マレイン酸クロルフェニラミン0.5g、塩酸ジブカイン0.3g、グリチルレチン酸0.5g、イソプロピルメチルフェノール0.5gをエタノールへ溶解し、モノオレイン酸グリセリン(HLB2.8)3g、ジエタノールアミン0.7gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水20gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液60mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)40mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン2g、l−メントール2.5g、塩酸ジフェンヒドラミン0.5g、塩酸ジブカイン0.4g、グリチルレチン酸0.5g、イソプロピルメチルフェノール0.3gをイソプロピルアルコールへ溶解し、ポリオキシオレイルアミン(HLB15.5)2g、ジエタノールアミン0.6gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水10gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液65mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)35mLを充填し、本発明に係るエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン0.5gをエタノールへ溶解し、ポリオキシオレイルアミン(HLB15.5)2gを加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水8g、1,3−ブチレングリコール3gを加えて、さらに撹拌し、エアゾール組成物を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液70mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)30mLを充填し、エアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン1gをイソプロピルアルコールへ溶解し、トリエタノールアミン1.5gを順次加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水12g、1,3−ブチレングリコール3gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液65mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)35mLを充填し、界面活性剤を含有しないエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィンを塩酸ネチコナゾールとした以外は、比較例2と同様の方法により、エアゾール外用製剤を得た。
比較例4
塩酸ブテナフィンを硝酸ミコナゾールとした以外は、比較例2と同様の方法により、エアゾール外用製剤を得た。
比較例5
塩酸ブテナフィンを塩酸テルビナフィンとした以外は、比較例2と同様の方法により、エアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン1g、l−メントール1g、マレイン酸クロルフェニラミン0.5g、塩酸ジブカイン0.2g、グリチルレチン酸0.3g、イソプロピルメチルフェノール0.3gを、エタノールへ溶解し、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB14.0)2gを加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水10gを加えて、さらに撹拌し、本発明のエアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液65mL、および噴射剤として液化プロパンガス(LPG)35mLを充填し、pH調整剤を含有しないエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィンを塩酸ネチコナゾールとした以外は、比較例6と同様の方法により、エアゾール外用製剤を得た。
比較例8
塩酸ブテナフィンを硝酸ミコナゾールとした以外は、比較例6と同様の方法により、エアゾール外用製剤を得た。
比較例9
塩酸ブテナフィンを塩酸テルビナフィンとした以外は、比較例6と同様の方法により、エアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン1g、l−メントール1g、マレイン酸クロルフェニラミン0.5g、リドカイン1g、グリチルレチン酸0.3gを、エタノールへ溶解し、モノオレイン酸グリセリン(HLB2.8)4gを加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水70g、1,3−ブチレングリコール3gを加えて、さらに撹拌し、エアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液60mL、および噴射剤としてジメチルエーテル(DME)40mLを充填し、pH調整剤を含有しないエアゾール外用製剤を得た。
塩酸ブテナフィン1g、l−メントール2g、塩酸ジフェラミン0.5g、塩酸ジブカイン0.4g、グリチルレチン酸0.3gを、イソプロピルアルコールへ溶解し、トリエタノールアミン2gを加え、撹拌する。その後、得られた溶液に精製水10g、1,3−ブチレングリコール3gを加えて、さらに撹拌し、エアゾール原液を得た。
アルミニウム製エアゾール缶容器に、前記エアゾール原液40mL、および噴射剤としてジメチルエーテル(DME)60mLを充填し、界面活性剤を含有しないエアゾール外用製剤を得た。
実施例1〜16及び比較例1〜11のエアゾール外用製剤を40℃で3ヶ月保存した後、塩酸ブテナフィンとpH調整剤との反応による結晶析出の有無の観察、缶内部の腐蝕およびエアゾールバルブの腐蝕に関する観察を行い、経時安定性について試験を行った。
試験結果を、表1〜4に示す。
Claims (13)
- 噴射剤および原液からなるエアゾール組成物であって、原液が、有効成分の酸性塩、水5w/v%以上および非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤を含むpH6〜8の均一系溶液である、前記エアゾール組成物。
- 原液が、さらにアルコールを含む、請求項1に記載のエアゾール組成物。
- 原液が、有効成分の酸性塩0.1〜10w/v%および水5〜50w/v%を含む、請求項1または2に記載のエアゾール組成物。
- 非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤が、親水性界面活性剤である、請求項1〜3のいずれかに記載のエアゾール組成物。
- 非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤が、HLB10以上である、請求項1〜4のいずれかに記載のエアゾール組成物。
- 非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエキシエチレン脂肪酸モノグリセリンエステルおよび脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選択される1種または2種以上である、請求項1〜5のいずれかに記載のエアゾール組成物。
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルおよびポリオキシエチレンアルキルアミンのアルキル基の炭素数が8〜20個である、請求項6に記載のエアゾール組成物。
- ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルおよびポリエキシエチレン脂肪酸モノグリセリンエステルの脂肪酸の炭素数が14〜20個である、請求項6または7に記載のエアゾール組成物。
- 脂肪酸アルカノールアミドが、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドおよびヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドからなる群から選択される1種または2種以上である、請求項6〜8のいずれかに記載のエアゾール組成物。
- 非イオン性および/または陽イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルアミン、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドからなる群から選択される1種または2種以上である、請求項9に記載のエアゾール組成物。
- 有効成分の酸性塩が、抗真菌薬、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、消炎鎮痛剤、殺菌消毒剤、抗生剤およびビタミン剤からなる群から選択される1種または2種以上の酸性塩である、請求項1〜10のいずれかに記載のエアゾール組成物。
- 有効成分の酸性塩が、塩酸塩または硝酸塩である、請求項1〜11のいずれかに記載のエアゾール組成物。
- 有効成分の酸性塩が、塩酸テルビナフィン、塩酸ネチコナゾール、塩酸ブテナフィン、硝酸ミコナゾールおよび硝酸エコナゾールから選択される、請求項12に記載のエアゾール組成物。
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