JP2003193911A - 単流型気化器を備えた空気予備蓄積式2サイクルエンジン - Google Patents

単流型気化器を備えた空気予備蓄積式2サイクルエンジン

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JP2003193911A
JP2003193911A JP2002357130A JP2002357130A JP2003193911A JP 2003193911 A JP2003193911 A JP 2003193911A JP 2002357130 A JP2002357130 A JP 2002357130A JP 2002357130 A JP2002357130 A JP 2002357130A JP 2003193911 A JP2003193911 A JP 2003193911A
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Heiko Rosskamp
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2サイクルエンジンにおいて、アイドリング時
および部分負荷時において燃焼室内の混合気の制御不能
な燃料不足を確実に防止し、全負荷時においては燃焼室
を掃気するために燃料を含んでいない空気を供給すると
いう有利な作用が得られるようにする。 【解決手段】気化器(17)の吸込み通路(22)は空
気の流動方向に延びている仕切り壁(31)によって分
割され、燃料供給部(27,28)を有している通路部
分が吸込み通路部分(32)を有し、そして他の通路部
分が空気通路(8,33)を形成している。仕切り壁
(31)は吸い込み通路(22)のほぼ全長にわたって
気化器ケース(18)の1つの端面(29a)から他の
端面(29b)まで延びている。スロットルバルブ(2
4)の回動範囲内に位置するように連通穴(34)が仕
切り壁(31)に形成されている。連通穴(34)は2
サイクルエンジンの全負荷時に完全に開弁したスロット
ルバルブ(24)により実質的に閉鎖されて、全負荷時
に空気通路(33)と吸込み通路部分(32)とが互い
に分断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載の単流型(einflutig)気化器を備えた空気予備
蓄積(Spuelvorlage)式2サイクルエンジン、特にパワー
チェーンソー、刈払い機、切断研削機等の手で操縦され
る携帯可能な作業機の駆動原動機としての前記2サイク
ルエンジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の2サイクルエンジンは特許文献
1から知られている。シリンダ内に形成された燃焼室は
搬送通路を介してクランクケースと連通し、この場合ク
ランクケースには燃焼に必要な混合気が供給される。燃
焼室の掃気時に排気部を介して排出される不燃焼燃料が
できるだけ少なくなるように、排気部に近い搬送通路を
空気通路と連通させ、吸気サイクル時に搬送通路を介し
て燃料を含んでいない空気を吸込むように構成されてい
る。空気は搬送通路内に予め蓄積され、次に混合気が燃
焼室内へ搬送されたときにはじめて燃焼室内へ侵入す
る。クランクケースから出てくる混合気は時間的に遅れ
るので、燃焼室の掃気時に排気部を介して流出する掃気
ロスは予め蓄積されている空気によって十分に提供され
る。
【0003】内燃エンジンの作動時に必要な燃料を気化
器を介して配量する際に、実際には問題が生じる。たと
えばアイドリング時には、空気通路が完全に閉じて、燃
焼室に供給される空気によりアイドリング混合気が制御
不能に燃料不足にならないよう保証されていなければな
らない。加速時にも空気通路が開くと混合気の燃料不足
になり、内燃エンジンの回転数がスムーズに上昇しな
い。
【0004】他方全負荷時には、空気予備蓄積の目的で
ある排ガス排出物質の著しい低減を達成できるように空
気通路はできるだけ燃料を含まないよう保証されていな
ければならない。
【0005】
【特許文献1】ドイツ連邦共和国特許公開第19900
445A1号公報
【発明が解決しようとする課題】
【0006】本発明の課題は、この種の2サイクルエン
ジンにおいて、アイドリング時および部分負荷時におい
て燃焼室内の混合気の制御不能な燃料不足を確実に防止
し、全負荷時においては燃焼室を掃気するために燃料を
含んでいない空気を供給するという有利な作用が得られ
るようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、請求項1の特徴部分を特徴とするものであ
る。
【0008】気化器の吸込み通路内に設けられる仕切り
壁はベンチュリー部を中心縦軸線の方向において吸込み
通路部分と空気通路とに分割している。この場合仕切り
壁は実質的に吸込み通路の全長にわたって気化器ケース
の一方の端面から他方の端面まで延びるように設けら
れ、その結果逆脈動によりスロットルバルブ上流側に沈
積している燃料も容易に空気通路内へ侵入することはな
い。全負荷時にはスロットルバルブは仕切り壁の連通穴
を閉鎖し、その際上流側の端面まで延設されている仕切
り壁はスロットルバルブ上流側への燃料の侵入を防止す
る。仕切り壁は気化器の上流側に設けられているエアフ
ィルタのエアフィルタ底部にまで延びているのが有利で
あり、合目的にはエアフィルタケース内部まで、特にフ
ィルタエレメントの領域にまで延びているのがよい。ス
ロットルバルブの上流側においてフィルタケース内部ま
で延びている仕切り壁により、吸込み側でも空気通路と
混合気通路との機能的な分断が得られる。
【0009】本発明による構成は、アイドリング時およ
び全負荷時に、ベンチュリー部に発生する圧力が空気通
路と混合気通路との共通の圧力に対応することを保証す
るものである。したがって、この共通の負圧に対応して
ベンチュリー部に供給される燃料の量は空気の供給量に
比例しており、しかも空気が混合気通路を介して燃焼室
に供給されるか、空気通路を介して燃焼室に供給される
かどうかに関係ない。よってアイドリング時の混合気の
燃料不足が部分負荷時と同様に避けられる。
【0010】チョークバルブを配置する場合も、チョー
クの調整によって全系内で生じる負圧は等しく、その結
果チョーク条件下でも、吸込まれた空気に整合した量の
燃料が搬送されて空気に混合される。
【0011】全負荷時に乾いた空気通路、すなわち実質
的に燃料を含んでいない空気通路を得るため、連通穴の
穴縁とバルブの縁とはオーバーラップしている。この場
合、オーバーラップしている穴縁はバルブの縁のための
パッキン着座部として構成されていてよく、開口縁はパ
ッキンをも担持する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付の
図面を用いて詳細に説明する。図1に概略的に図示した
2サイクルエンジン1は小容量の駆動原動機として、有
利にはたとえばパワーチェーンソー、刈払い機、切断研
削機等の手で操縦される携帯可能な作業機で使用され
る。この種の内燃エンジンの行程容積はほぼ18cm
ないし500cmの範囲である。
【0013】2サイクルエンジン1はシリンダ2を有
し、シリンダ2内には、上下動可能なピストン5によっ
て画成されている燃焼室3が設けられている。ピストン
5は連接棒6を介してクランク軸7を駆動し、クランク
軸7はクランクケース4内に回転可能に支持されてい
る。
【0014】クランクケース4には吸気部20が開口
し、吸気部20は図示した実施形態ではピストンスカー
ト30によって制御される。したがって吸気部20は本
実施形態ではピストン5の行程位置に依存して開閉され
る。図示したピストンスリット制御の代わりにダイヤフ
ラム制御部を設けるのも合目的である。この場合吸気部
20はピストン行程範囲の外側でクランクケース4に開
口し、吸気部20内にはクランクケース4の方向へ開口
するダイヤフラム弁が配置される。このとき吸気部20
の開口は負圧制御される。
【0015】クランクケース4は搬送通路12,15を
介して燃焼室3と連通しており、この場合搬送通路1
2,15は(図2を参照)シリンダ側壁にまっすぐな通
路またはループ通路(henkelkanal)として構成されてい
る。図示した実施形態では、対称面19の両側にそれぞ
れ2つの搬送通路12と15が設けられている。搬送通
路15は排ガスを燃焼室3から排出させる排気部10に
隣接しており、排気部に近い搬送通路15と呼ぶことも
できる。これに応じて搬送通路12は排気部10から遠
い位置に配置され、排気部から離れた搬送通路12と呼
ぶことができる。図2の断面図からわかるように、対称
面19はシリンダ2を対称な半部分に分割し、排気部1
0または吸気部20のほぼ中心を通っている。
【0016】各搬送通路12,15は、シリンダヘッド
11側の端部において搬送窓13,16を介して燃焼室
3に開口している。搬送窓13,16は上下動するピス
トン5によって制御され、図1に図示した下死点近くの
下部ピストン位置においてピストン5により開口され、
そして下死点と上死点との間にある上部ピストン位置に
おいてピストン5により閉鎖される。搬送通路12と1
5のクランクケース4側の端部は下部ピストン位置でも
上部ピストン位置でも開口している。
【0017】さらに搬送通路12,15は空気通路8と
連通可能で、空気通路8はシリンダ2の壁に設けた空気
窓9に開口している。ピストンスカート30には空気窓
9の高さの位置に連通窓14が形成されている。連通窓
14は、図2に示すように、排気部10とは逆の側にあ
る空気窓9からピストン周方向両側にほぼ120゜の周
角にわたって延びている。したがって対応するピストン
行程位置では、搬送窓13と16は連通窓14と連通
し、その際連通窓14はその構成によりこのピストン行
程位置において同時に空気通路8の空気窓9とも連通す
る。これにより、ピストン5が上死点(OT)の方向へ
移動すると空気通路8が搬送通路13,15と連通する
ので、この時点でクランクケース4内に生じる負圧によ
り搬送通路12,15を介して空気通路8から吸気が行
なわれる。
【0018】空気通路8と吸気部20に通じている吸気
通路21とは互いに分断されて混合気形成装置と連通し
ている。混合気形成装置は図示した実施例の場合気化器
17である。気化器17は手で操縦される携帯可能な作
業機の駆動原動機において通常使用されるダイヤフラム
気化器であるのが合目的である。気化器ケース18内に
は、ベンチュリー部23を備えた共通の吸込み通路22
が形成されている。吸込み通路22内にはさらにスロッ
トルバルブ24が配置され、スロットルバルブ24は気
化器ケース18内に設けたスロットルバルブ軸25を介
して回動可能に保持されている。共通の吸込み通路22
は空気の流動方向26において中心縦軸線43に沿って
延びる仕切り壁31によって分割されている。燃料供給
部(本実施形態ではアイドリングノズル27と主燃料ノ
ズル28)は仕切り壁31の片側にあり、すなわち実質
的に気化器ケース18の一方の端面29aから他方の端
面29bまで吸込み通路22の全長lにわたって延びて
いる側にある。燃料供給部27,28を有している通路
部分は吸込み通路部分32を形成し、該吸込み通路部分
32は吸気通路21と連通している。仕切り壁31には
スロットルバルブ24の回動範囲に連通穴34が形成さ
れており、該連通穴34を介して吸込み通路部分32と
空気通路33との流動連通部が形成される。これによ
り、連通穴34が開口すると、ベンチュリー部23のな
かにある仕切り壁31の両側に同等の圧力状態が形成さ
れる。したがって、連通穴34が開口したときにダイヤ
フラム気化器17はノズル27と28を介して、吸込ま
れた空気量に比例する量の燃料を常に供給する。
【0019】図1に図示した部分負荷位置では、スロッ
トルバルブ24は吸込み通路22内で中心縦軸線43に
対して横方向に半分開いており、この場合スロットルバ
ルブの回転軸線は正確に仕切り壁31の面内にある。連
通穴34はこのスロットルバルブ位置で部分的に開口し
ているので、燃料ノズル27を介して吸い込まれた燃料
は吸い込み通路部分32内に流入するばかりでなく、開
口している連通穴34を介して空気通路33内にも流入
する。したがって、アイドリング時および(または)部
分負荷時には、空気通路8も吸気通路21も燃料・空気
混合気を案内し、この場合吸込み通路部分32内にノズ
ルが配置されているので、吸気通路21に案内される燃
料・空気混合気は空気通路8に案内される燃料・空気混
合気よりも燃料を多く含んでいる。空気通路8内への燃
料供給は部分的に開口している連通穴34だけを介して
可能だからである。
【0020】気化器17の下流側では吸込み通路部分3
2は吸気通路21を介して吸気部20と連通し、空気通
路33は連通通路8を介して空気窓9と連通している。
したがって、気化器17の下流側では空気通路8,33
と混合気通路21,32とは分断して案内されている。
【0021】内燃エンジンの作動時にピストン5が上死
点方向へ移動すると、搬送窓13と16と排気部10と
は閉じられる。上方へ移動するピストン5は吸気部20
を開口させ、同時に或いはクランク角度数度ぶんだけ時
間的に遅れて空気窓9を連通窓14を介して搬送窓1
3,16と連通させる。したがって空気通路8が搬送通
路12,15と連通すると同時に或いはいくぶん早めに
吸気部20はクランクケース20に対して開口するの
で、混合気がクランクケース4内へ流入する。連通窓で
ある空気窓9が搬送窓13,16と連通すると、燃料に
乏しい混合気或いは燃料をほとんど含んでいない空気が
吸い込まれ、搬送窓13,16を通ってクランクケース
4のほうへ下方へ流動する。これにより搬送通路12,
15は燃料に乏しい混合気或いは燃料をほとんど含んで
いない空気で充填され、その際排気部に近い搬送通路1
5が空気で充填されるのが有利である。
【0022】点火後、ピストン5は再び下死点(UT)
の方向へ移動し、その際搬送通路12,15と空気通路
8との連通が中断され、吸気部20は閉じられる。ピス
トン5が下方へ移動するので、クランクケース4内に吸
込まれた混合気は圧縮され、ピストンで制御される搬送
窓13,16が開いたときに燃焼室3内へ流入して、次
の圧縮サイクルのために燃焼室3を新鮮な混合気で充填
させる。この場合、燃料に乏しい空気或いは燃料を含ん
でいない空気がクランクケース10内の燃料を含んだ混
合気よりも前に蓄積されるので、排気部10が開口する
ことにより排気される掃気ロスは、実質的に燃料に乏し
い混合或いは燃料を含んでいない空気によって形成され
る。
【0023】全負荷時には、図3にダイヤフラムで制御
される空気予備蓄積を例にして示したように、スロット
ルバルブ24は完全に開いている。スロットルバルブ2
4が完全に開いていると、該スロットルバルブ24は中
心縦軸線23に対しほぼ平行に位置しており、その結果ス
ロットルバルブ24が連通穴34を有利に密閉するた
め、空気通路33と吸い込み通路部分32とは互いに完
全に分断される。これを達成するため、連通穴34はス
ロットルバルブ24自身の面積よりもわずかに小さな貫
流面積を持つように構成されている。連通穴34の穴縁
35とスロットルバルブ24の縁36とは互いにオーバ
ーラップするので、密な着座が得られる。このため、穴
縁35はスロットルバルブの縁36のための密封着座部
として構成されているのが合目的であり、この場合開口
縁35はパッキン37を担持しているのが合目的であ
る。パッキンはゴムパッキンであるのが有利であり、た
とえばガスケットとして設けられ、或いは、結合型のパ
ッキンとして構成されているゴムパッキンであるのが有
利である。これにより全負荷時には空気通路8は確実に
乾燥し、すなわち燃料が存在しないので、燃焼室3の掃
気時に生じる掃気ロスはもっぱら燃料を含んでいない空
気によって形成される。
【0024】全負荷時に空気通路8または33に燃料が
存在しないよう保証するため、仕切り壁31は気化器1
7の上流側においてエアフィルタ41のエアフィルタ底
部40まで延びている。もし仕切り壁31’をエアフィ
ルタケース内部まで引き込むと、有利にはフィルタエレ
メント42の領域まで延長させると、吸込みサイクル時
の空気脈動によりエアフィルタ41内に沈殿している燃
料が空気通路33内へ侵入するのが防止される。
【0025】図1および図2の実施形態では空気通路
8,33と搬送通路との連通部がピストンスリットで制
御されるように設けられているが、図3の実施形態で
は、空気通路8と少なくとも排気部に近い搬送通路15
とは分配通路38と逆止弁(本実施形態ではダイヤフラ
ム弁39として構成されている)とを介して連通してい
る。分配通路38は外側の通路として、チューブ連通部
として、或いはシリンダ2に一体形成した通路として実
施してよい。ピストン5が上方へ移動すると、クランク
ケース4内に負圧が生じるが、搬送通路12,15がク
ランクケース4のほうへ開口しているので、この負圧は
これら搬送通路12,15にも発生する。これによって
ダイヤフラム弁39に生じる圧力差により該ダイヤフラ
ム弁39が開くので、ダイヤフラム弁39を介して燃料
に乏しい混合気或いは燃料を含んでいない空気が排気部
に近い搬送通路15内に吸込まれる。ピストンが下方へ
移動すると、クランクケース4内に発生する過圧がダイ
ヤフラム弁39を閉弁させる。搬送通路12をダイヤフ
ラム弁のような逆止弁を介して空気通路に接続するこ
と、たとえば分配通路38に対する制御連通部を介して
接続させるのも合目的である。
【0026】図4の実施形態では、スロットルバルブ2
4の上流側にチョークバルブ44が設けられている。チ
ョークバルブ44は公知の態様で気化器17ないしまた
は気化器ケース18内でチョークバルブ軸45で回転可
能に保持されている。チョークバルブ45は仕切り壁3
1または31’の面内にある。チョークバルブ44には
仕切り壁31に設けた他の連通穴46が付設され、この
他の連通穴46は図4に図示したチョークバルブ44の
開弁位置では該チョークバルブ44によって実質的に閉
鎖される。この場合、すでにスロットルバルブ24の関
連で説明したような密封処置が取られる。このような構
成により、チョークの操作時およびスロットルバルブ2
4が部分的に開いたときにこれにより生じる比較的大き
な吸込み負圧が空気通路内にも混合気通路内にも作用
し、その結果ベンチュリー部の圧力状態が同一になり、
吸込まれた空気に比例する燃料混合が行なわれる。
【0027】気化機ケース18内の仕切り壁31,3
1’を吸込み通路22に対して偏心させて配置すること
により、空気通路33および混合気通路32に対し異な
る横断面積が生じるようにするのが合目的である。この
場合、スロットルバルブ軸25およびチョークバルブ軸
45もほぼ仕切り壁31の面内にあるが、しかし吸込み
通路22の中心に対しずれている(図5を参照)。吸込
み通路部分32の横断面積と空気通路33の横断面積と
の比はほぼ0.5ないし1.9の範囲にあり、有利には
0.54ないし1.86の範囲にあるのが有利である。
これが意味するところは空気通路の横断面積が吸込み通
路22の全横断面積に対し65%ないし35%であるとい
うことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気予備蓄積をスリット制御し、単流型気化器
を備えた2サイクルエンジンの概略図である。
【図2】図1の線II−IIによる断面図である。
【図3】空気予備蓄積をダイヤフラムで制御する構成
の、図2の断面図に対応する図である。
【図4】スロットルバルブとチョークバルブとを備えた
気化器の概略図である。
【図5】スロットルバルブ軸が偏心配置されている気化
器の端面側を見た図である。
【符号の説明】
1 2サイクルエンジン 2 シリンダ 3 燃焼室 4 クランクケース 5 ピストン 6 連接棒 7 クランク軸 8 空気通路 10 排気部 12,15 搬送通路 13,16 搬送窓 14 連通窓 17 気化器 18 気化器ケース 20 吸気部 22 吸込み通路 24 スロットルバルブ 24 スロットルバルブ 27 ノズル 31 仕切り壁 32 吸込み通路部分 33 空気通路 34 連通穴 39 ダイヤフラム弁 43 中心縦軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 17/40 F02M 17/40 A 19/00 19/00 R

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ(2)内に形成され、上下動する
    ピストン(5)によって画成されている燃焼室(3)で
    あって、ピストン(5)がクランクケース(4)内に回
    転可能に支持されているクランク軸(7)を連接棒
    (6)を介して駆動するようになっている前記燃焼室
    (3)と、クランクケース(4)に開口している吸気部
    (20)と、シリンダ(2)に形成される搬送通路(1
    2,15)と、空気通路(8,33)と、燃焼室(3)
    から排ガスを排出させる排気部(10)とを備え、吸気
    部(20)がスロットルバルブ(24)により横断面を
    変えることのできる気化器(17)の吸込み通路部分
    (32)と連通し、該吸込み通路部分(32)を介して
    クランクケース(4)内に燃料・空気混合気が吸込ま
    れ、スロットルバルブ(24)が2サイクルエンジン
    (1)のアイドリング時に吸込み通路部分(32)の中
    心縦軸線(43)に対しほぼ横方向に指向し、そして全
    負荷時には中心縦軸線(43)に対しほぼ平行に指向す
    るように位置し、搬送通路(12,15)がクランクケ
    ース(4)を燃焼室(3)と連通させ、且つそのシリン
    ダヘッド(11)側の端部において、ピストン(5)に
    より制御される搬送窓(13,16)を介して燃焼室
    (3)に開口しており、搬送窓(13,16)がピスト
    ン下部位置においてピストン(5)により開口させら
    れ、そしてピストン上部位置においてピストン(5)に
    より閉鎖され、搬送通路(12,15)のクランクケー
    ス(4)側の端部がピストン上部位置および株位置にお
    いてクランクケース(4)に対し開口し、空気通路
    (8,33)が、制御可能な連通部(14,39)を介
    して、該空気搬送路のシリンダヘッド側端部の領域にお
    いて連通して、2サイクルエンジン(1)の負荷状態に
    おいて搬送通路(12,15)に実質的に燃料を含んで
    いない空気を供給する構成の2サイクルエンジンにおい
    て、 気化器(17)の吸込み通路(22)が空気の流動方向
    に延びている仕切り壁(31)によって分割され、燃料
    供給部(27,28)を有している通路部分が吸込み通
    路部分(32)を有し、そして他の通路部分が空気通路
    (8,33)を形成していること、 仕切り壁(31)が吸い込み通路(22)のほぼ全長に
    わたって気化器ケース(18)の1つの端面(29a)
    から他の端面(29b)まで延びていること、 スロットルバルブ(24)の回動範囲内に位置するよう
    に連通穴(34)が仕切り壁(31)に形成されている
    こと、 連通穴(34)が2サイクルエンジンの全負荷時に完全
    に開弁したスロットルバルブ(24)により実質的に閉
    鎖されて、全負荷時に空気通路(33)と吸込み通路部
    分(32)とが互いに分断されること、を特徴とする2
    サイクルエンジン。
  2. 【請求項2】気化器(17)の上流側にエアフィルタ
    (41)が配置され、仕切り壁(31)がエアフィルタ
    底部(40)まで延びていることを特徴とする、請求項
    1に記載の2サイクルエンジン。
  3. 【請求項3】仕切り壁(31,31’)がエアフィルタ
    ケース内へ延び、有利にはフィルタエレメント(42)
    の領域まで延びていることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の2サイクルエンジン。
  4. 【請求項4】スロットルバルブ(24)の上流側にチョー
    クバルブ(44)が配置されていること、チョークバルブ
    (44)の領域に位置するように第2の連通穴(34)が仕
    切り壁(31,31’)に設けられ、連通穴(34)が
    チョークバルブ(44)の開弁位置において該チョーク
    バルブ(44)によりほぼ完全に閉鎖されることを特徴
    とする、請求項1から3までのいずれか一つに記載の2
    サイクルエンジン。
  5. 【請求項5】連通穴(14,34)がバルブ(24,4
    4)の面積よりもわずかに小さな貫流面積を有している
    ことを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つ
    に記載の2サイクルエンジン。
  6. 【請求項6】連通穴(14,34)の開口縁(35)と
    バルブ(24,44)の縁(36)とがオーバーラップ
    していることを特徴とする、請求項5に記載の2サイク
    ルエンジン。
  7. 【請求項7】オーバーラップしている開口縁がバルブの
    縁(36)のためのパッキン着座部として構成されてい
    ることを特徴とする、請求項5または6に記載の2サイ
    クルエンジン。
  8. 【請求項8】オーバーラップしている開口縁(35)が
    パッキン(37)を担持し、有利にはゴムパッキンを担
    持していることを特徴とする、請求項7に記載の2サイ
    クルエンジン。
  9. 【請求項9】空気通路(8,33)の横断面積(L)に
    対する吸込み通路部分(32)の横断面積(A)の比
    (A/L)がほぼ0.5ないし1.9の範囲、特にほぼ
    0.54ないし1.86の範囲であるように仕切り壁
    (31,31’)が吸込み通路(22)を分割している
    ことを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つ
    に記載の2サイクルエンジン。
  10. 【請求項10】バルブ軸(25,45)が吸込み通路
    (22)の横断面に対し偏心して気化器ケース(18)
    内に支持されていることを特徴とする、請求項1から9
    までのいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  11. 【請求項11】空気通路(8)が逆止弁を介して、特に
    ダイヤフラム弁(39)を介して、搬送通路(15)の
    シリンダヘッド側端部に接続されていることを特徴とす
    る、請求項1から10までのいずれか一つに記載の2サ
    イクルエンジン。
  12. 【請求項12】空気通路(8)がピストン(5)に設け
    られる連通窓(14)を介して、ピストン行程位置に依
    存して搬送通路(12,15)の搬送窓(13,16)
    と連通されることを特徴とする、請求項1から10まで
    のいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  13. 【請求項13】混合気吸気部(20)が搬送通路(1
    2,15)とほぼ同時に、有利には空気通路(8)が搬
    送通路(12,15)と連通する少し前に開口すること
    を特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに
    記載の2サイクルエンジン。
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