JP2002026453A - リッジ導波路型半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents

リッジ導波路型半導体レーザ及びその製造方法

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JP2002026453A
JP2002026453A JP2000200836A JP2000200836A JP2002026453A JP 2002026453 A JP2002026453 A JP 2002026453A JP 2000200836 A JP2000200836 A JP 2000200836A JP 2000200836 A JP2000200836 A JP 2000200836A JP 2002026453 A JP2002026453 A JP 2002026453A
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layer
ridge
cladding layer
alinas
etching
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Tomoko Kadowaki
朋子 門脇
Toru Takiguchi
透 瀧口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AlGaInAs系の高性能で信頼性の高いリッジ導
波路型半導体レーザ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 p-AlInAsクラッド層7の直上はp-InGaAs
Pエッチングストッパ層8に覆われているため、p-AlInA
sクラッド層7がプロセス途中で大気中に露出すること
がないので、p-AlInAsクラッド層7の酸化に起因する信
頼性の問題は発生しない。加えて、p-AlInAsクラッド層
7の直上に、p-InGaAsPエッチングストッパ層8を有す
るために、リッジ形成時のエッチングをp-InGaAsPエッ
チングストッパ層8で止めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AlGaInAs系の高性
能で信頼性の高いリッジ導波路型半導体レーザ及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバ通信用の半導体レーザ
として、温度特性が良好で、かつ、高周波特性に優れる
AlGaInAs系レーザが注目されている。
【0003】図7は、従来のAlGaInAs系リッジ導波路型
半導体レーザの一例を示す断面図である。
【0004】図7に示すように、AlGaInAs系レーザは、
活性層や活性層を挟む光閉じ込め層やクラッド層に酸化
されやすいAlを含むため、埋め込み構造の採用が困難で
ある。このため、埋め込み層のない、リッジ導波路構造
が一般に採用されている。
【0005】図において、1はn-InP基板、2はn-InPク
ラッド層(厚さ1μm)、3はn-AlInAsクラッド層(厚
さ0.1μm)、4はn-AlGaInAs光閉じ込め層(厚さ0.1μ
m)、5はAlGaInAsMQW(Multi Quantumn Well:多重量
子井戸)活性層、6はp-AlGaInAs光閉じ込め層(厚さ0.
1μm)、7はp-AlInAsクラッド層(厚さ0.1μm)、9
はp-InPクラッド層(厚さ1.5μm)、10はp-InGaAsP
バンド不連続緩和層、11はp-InGaAsコンタクト層(厚
さ0.1μm)、13はSiO2膜、14はP側電極(Ti/A
u)、15はn側電極(AuGe/Ni/Au)である。
【0006】図8、9は従来のAlGaInAs系リッジ導波路
型半導体レーザの作製フローである。図8(a)に示すよ
うに、例えばMOCVD法により、n-InP基板1上に、n-InP
クラッド層2、n-AlInAsクラッド層3、n-AlGaInAs光閉
じ込め層4、AlGaInAs MQW活性層5、p-AlGaInAs光閉じ
込め層6、p-AlInAsクラッド層7、p-InPクラッド層
9、p-InGaAsPバンド不連続緩和層10、p-InGaAsコン
タクト層11を積層成長する。
【0007】次に、図8(b)に示すように、SiO2膜12
を形成し、写真製版によりリッジ部の上部のみ残して、
他の部分をエッチング除去する。
【0008】次に、図8(c)に示すように、SiO2膜12
をマスクにして、ドライエッチングとウェットエッチン
グの組み合わせにより、SiO2膜12のない部分の下部の
p-InGaAsコンタクト層11、p-InGaAsPバンド不連続緩
和層10、p-InPクラッド層9をエッチング除去し、リ
ッジ部を形成する。
【0009】次に、図9(a)に示すように、SiO2膜12
をエッチング除去するした後、SiO2膜13をあらためて
形成し、リッジ部の上部のみ写真製版によりエッチング
除去して、p-InGaAsコンタクト層11を露出させる。
【0010】次に、図9(b)に示すように、レーザのp
側電極14、n側電極15を形成して、従来のAlGaInAs
系リッジ導波路型半導体レーザが完成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のAlGa
InAs系リッジ導波路型半導体レーザでは、以下の問題点
があった。
【0012】第1は、リッジ形成時に、p-AlInAsクラッ
ド層7が一旦大気中に露出することによる信頼性の低下
の問題である。p-AlInAsクラッド層7はAlを含んだ層で
あるため、大気にさらすと容易に酸化される。一般的
に、結晶中の酸素は結晶欠陥の原因となり、結晶品質を
低下させるので、活性層5近傍のp-AlInAsクラッド層7
が酸化されることによる信頼性(寿命)に与える悪影響
が懸念される。
【0013】このように、従来のAlGaInAs系リッジ導波
路型半導体レーザでは、リッジ形成時にp-AlInAsクラッ
ド層7が大気中に露出するので、活性層近傍に結晶欠陥
が導入され、信頼性を低下させるという問題が懸念され
る。
【0014】第2は、リッジ脇のクラッド層厚tやリッ
ジ底におけるリッジ幅wのロット間、ウェハ間、ウェハ
面内でのばらつきが、半導体レーザの特性分布を大きく
し、再現性を低下させるという問題である。
【0015】先に図8(c)に示したリッジ形成工程に
は、例えば、塩酸−燐酸混合液(混合比=1:5)を用
いる。しかし、このエッチング液はInP層9とAlInAs層
7とのエッチング選択比がさほど大きくない(InP層の
エッチングレートとAlInAs層のエッチングレートとの差
があまり大きくない)。
【0016】このため、リッジ形状が、必ずしも、図8
(c)に示すような、p-AlInAsクラッド層7とp-InPクラッ
ド層9の界面にリッジ底があるような理想的な形状にな
らず、図10に示すように、p-AlInAsクラッド層7がオ
ーバーエッチされてp-AlInAsクラッド層厚tが設計値よ
りも薄くなったり、横方向にもオーバーエッチが進んで
リッジ幅wが設計値よりも実効的に狭くなったりする場
合が多い。
【0017】また、このエッチング液はInP層9とAlInA
s層7とのエッチング選択比が大きくないために、マー
ジン時間(エッチングがp-AlInAsクラッド層に到達して
から、さらに余分に追加する時間)を十分に長くとるこ
とが出来ない。このため、ロット間、ウェハ間、ウェハ
面内での層厚分布やエッチングレートの分布に起因し
て、エッチング深さがp-AlInAsクラッド層7とp-InPク
ラッド層9の界面に到達せず、リッジ底がp-InPクラッ
ド層9途中にあるようなリッジ形状になることもある。
【0018】このように、従来のAlGaInAs系リッジ導波
路型半導体レーザでは、ロット間、ウェハ間、ウェハ面
内でエッチング深さのばらつきを避けることが困難であ
った。
【0019】ここで、リッジ底におけるリッジ幅wやリ
ッジ脇のクラッド層厚tがレーザ特性に与える影響につ
いて、図11と図12を用いて詳しく説明する。
【0020】図11は、リッジエッチが不足して、リッ
ジ底がp-AlInAsクラッド層7に到達せず、p-InPクラッ
ド層9の途中にリッジ底がある場合を示している。それ
に対し、図12は、リッジエッチが過剰となって、p-Al
InAsクラッド層7がオーバーエッチされてp-AlInAsクラ
ッド層7の途中にリッジ底がある場合を示している。
【0021】まず、リッジ幅wの影響であるが、図11
に示すように、リッジ幅が広い(w1)と、リッジ内に
流れる電流が多いので、閾値電流が大きくなる。逆に、
図12に示すようにリッジ幅が狭い(w2)と、リッジ
内に流れる電流が少ないので、閾値電流が小さくなる。
【0022】次に、リッジ脇のクラッド層厚tの影響で
あるが、図11に示すように、リッジ脇のクラッド層厚
が厚い(t1)と、リッジ脇に広がって流れる電流が増
えるため、閾値電流が増加する。また、発光領域が広が
るため、水平方向のビーム広がり角度(θh)が小さく
なり、アスペクト比(θv/θh)が大きくなる。逆に、
図12に示すように、リッジ脇のクラッド層厚が薄い
(t2)と、リッジ脇に広がって流れる電流が減るた
め、閾値電流が減少する。また、発光領域が狭まるた
め、水平方向のビーム広がり角度(θh)が大きくな
り、アスペクト比(θv/θh)が小さくなる。
【0023】このように、リッジ幅wやリッジ脇のクラ
ッド層厚tのばらつきは、レーザの特性分布を大きく
し、半導体レーザを量産する場合の再現性や歩留まりを
損なう原因となる。
【0024】第3は、リッジ脇のクラッド層厚tが薄く
なりすぎて、リッジ底がp-AlInAsクラッド層の途中にあ
るような場合、リッジ部とリッジがない部分との屈折率
差が大きくなりすぎて、光出力−電流特性にキンクが発
生するという問題である。
【0025】図13に、リッジ底がp-AlInAsクラッド層
の途中にある場合のキンクの例を示す。キンクが実使用
条件よりも低出力レベルで発生している素子は、特性が
不安定であるため、使用することができない。また、キ
ンクが、実使用条件よりもはるかに高出力レベルで発生
している場合でも、何万時間、何十万時間という長時間
動作をした場合、キンクの発生する光出力レベルが低下
して、実使用条件での動作電流に影響を及ぼす可能性が
あり、望ましくない。
【0026】このように、リッジ脇のクラッド層厚tが
薄くなりすぎると、光出力−電流特性にキンクを発生さ
せる原因となり、再現性や歩留まりを著しく低下させ
る。
【0027】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、AlGaInAs系の高性能で信頼性の高いリッジ導波
路型半導体レーザ及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリッジ導
波路型半導体レーザは、AlGaInAs活性層と、このAlGaIn
As活性層上に形成されたAlInAsクラッド層と、このAlIn
Asクラッド層上に形成されたInGaAsPエッチングストッ
パ層と、このInGaAsPエッチングストッパ層上に形成さ
れ、かつInPクラッド層を含むリッジとを備え、かつ、
上記リッジの底部は上記InGaAsPエッチングストッパ層
に接しているものである。
【0029】又、リッジの底部にAlInAsクラッド層が形
成されているものである。
【0030】又、AlInAsクラッド層がガリウムを含有す
るものである。
【0031】この発明に係るリッジ導波路型半導体レー
ザの製造方法は、AlGaInAs活性層上にAlInAsクラッド層
を形成する工程と、上記AlInAsクラッド層上にInGaAsP
エッチングストッパ層を形成する工程と、上記InGaAsP
エッチングストッパ層上にInPクラッド層を形成する工
程と、上記InPクラッド層をエッチングしてリッジを形
成する工程とを含み、上記リッジを形成するエッチング
を上記InGaAsPエッチングストッパ層で止めるものであ
る。
【0032】又、InGaAsPエッチングストッパ層上にInP
クラッド層を形成する工程より前に、上記InGaAsPエッ
チングストッパ層上にAlInAsクラッド層を形成する工程
を有するものである。
【0033】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1であるAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レー
ザの断面図である。
【0034】図において、1はn-InP基板、2はn-InPク
ラッド層(厚さ1μm)、3はn-AlInAsクラッド層(厚
さ0.1μm)、4はn-AlGaInAs光閉じ込め層(厚さ0.1μ
m)、5はAlGaInAsMQW(Multi Quantumn Well:多重量
子井戸)活性層、6はp-AlGaInAs光閉じ込め層(厚さ0.
1μm)、7はp-AlInAsクラッド層(厚さ0.1μm)、8
はp-InGaAsPエッチングストッパ層(厚さ0.05μm)、
9はp-InPクラッド層(厚さ1.5μm)、10はp-InGaAs
Pバンド不連続緩和層、11はp-InGaAsコンタクト層
(厚さ0.1μm)、13はSiO2膜、14はP側電極(Ti/A
u)、15はn側電極(AuGe/Ni/Au)である。
【0035】本発明では、図1に示すように、p-AlInAs
クラッド層7の直上はp-InGaAsPエッチングストッパ層
8に覆われているため、p-AlInAsクラッド層7がプロセ
ス途中で大気中に露出することがないので、p-AlInAsク
ラッド層7の酸化に起因する信頼性の問題を払拭でき
る。
【0036】加えて、p-AlInAsクラッド層7の直上に、
p-InGaAsPエッチングストッパ層8を有するために、リ
ッジ形成時のエッチングをp-InGaAsPエッチングストッ
パ層8で止めることができる。従って、エッチングによ
るp-AlInAsクラッド層7のロット間、ウェハ間、ウェハ
面内での厚さばらつきを抑制することができる。その結
果、しきい値電流、水平方向の光の広がり角度等のレー
ザ特性のばらつきや光出力−電流特性にキンクが発生す
ることを抑制することができる。
【0037】なお、p-InGaAsPエッチングストッパ層8
の組成は、AlGaInAs MQW活性層5から発光されるレーザ
光(λ=1.3μm、1.55μm)を吸収しないように、λ=1.0
5〜1.10μmの波長の光を出す組成になるようにする。
【0038】図2、3は本発明の実施の形態1に係るリ
ッジ導波路型半導体レーザの作製フローである。図2
(a)に示すように、例えばMOCVD法により、n-InP基板1
上に、n-InPクラッド層2、n-AlInAsクラッド層3、n-A
lGaInAs光閉じ込め層4、AlGaInAs MQW活性層5、p-AlG
aInAs光閉じ込め層6、p-AlInAsクラッド層7、p-InGaA
sPエッチングストッパ層8、p-InPクラッド層9、p-InG
aAsPバンド不連続緩和層10、p-InGaAsコンタクト層1
1を積層成長する。
【0039】次に、図2(b)に示すように、SiO2膜12
を形成し、写真製版によりリッジ部の上部のみ残し、他
の部分をエッチング除去する。
【0040】次に、図2(c)に示すように、SiO2膜12
をマスクにして、まず、ドライエッチングにより、SiO2
膜12のない部分の下部のp-InGaAsコンタクト層11、
p-InGaAsPバンド不連続緩和層10、p-InPクラッド層9
の途中までをエッチング除去する。引き続き、ウェット
エッチングにより、p-InPクラッド層9を完全にエッチ
ングし、エッチングをp-InGaAsPエッチングストッパ層
8で止めることにより、リッジ部を形成する。
【0041】ここで、ウェットエッチング液として、例
えば塩酸と燐酸の混合液(混合比1:2)を用いれば、
InP層とInGaAsP層のエッチングの選択比が大きいので
(InP層のエッチングレートは早いが、InGaAsP層のエッ
チングレートは非常に遅い)、エッチングをp-InGaAsP
エッチングストッパ層8で止めることができる。また、
塩酸と燐酸の混合液は、下部方向にのみエッチングが進
み、横方向にはほとんどエッチングされないので、垂直
なリッジを形成することができる。
【0042】この時、エッチング時間をp-InPクラッド
層9を完全にエッチングできる時間より長く設定すれ
ば、エッチングはp-InGaAsPエッチングストッパ層8で
止まるので、ロット間、ウェハ間、ウェハ面内でエッチ
ング深さに、ばらつきが生じない。その結果、リッジ脇
のp-AlInAsクラッド層厚は、p-AlInAsクラッド層7の厚
さのみで決定されるので、ロット間、ウェハ間、ウェハ
面内でリッジ脇のp-AlInAsクラッド層厚のばらつきを小
さく抑制することができる。
【0043】次に、図3(a)に示すように、SiO2膜12
をエッチング除去するした後、SiO2膜13を形成し、リ
ッジ部の上部のみ写真製版によりエッチング除去して、
p-InGaAsコンタクト層11を露出させる。
【0044】次に、図3(b)に示すように、レーザのp
側電極14、n側電極15を形成して、図1に示す本発
明のリッジ導波路型半導体レーザが完成する。
【0045】以上のように、実施の形態1では、p-AlIn
Asクラッド層7の直上はp-InGaAsPエッチングストッパ
層8に覆われているため、p-AlInAsクラッド層7がプロ
セス途中で大気中に露出することがないので、p-AlInAs
クラッド層7の酸化を防止でき、この酸化に起因する信
頼性の問題の発生を防ぐことができる。
【0046】加えて、p-AlInAsクラッド層7の直上に、
p-InGaAsPエッチングストッパ層8を有するために、リ
ッジ形成時のエッチングをp-InGaAsPエッチングストッ
パ層8で止めることができる。従って、エッチングによ
るp-AlInAsクラッド層7のロット間、ウェハ間、ウェハ
面内での厚さばらつきを抑制することができる。その結
果、しきい値電流、水平方向の光の広がり角度等のレー
ザ特性のばらつきや光出力−電流特性にキンクが発生す
ることを抑制することができる。
【0047】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2であるAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レーザの断面
図である。
【0048】図において、1はn-InP基板、2はn-InPク
ラッド層(厚さ1μm)、3はn-AlInAsクラッド層(厚
さ0.1μm)、4はn-AlGaInAs光閉じ込め層(厚さ0.1μ
m)、5はAlGaInAsMQW(Multi Quantumn Well:多重量
子井戸)活性層、6はp-AlGaInAs光閉じ込め層(厚さ0.
1μm)、71はp-AlInAs第一クラッド層、72はp-AlI
nAs第二クラッド層、8はp-InGaAsPエッチングストッ
パ層(厚さ0.05μm)、9はp-InPクラッド層(厚さ1.5
μm)、10はp-InGaAsPバンド不連続緩和層、11はp
-InGaAsコンタクト層(厚さ0.1μm)、13はSiO2膜、
14はP側電極(Ti/Au)、15はn側電極(AuGe/Ni/A
u)である。
【0049】この実施の形態2は、p-AlInAsクラッド層
(p-AlInAs第一クラッド層71とp-AlInAs第二クラッド
層72)の途中にp-InGaAsPエッチングストッパ層8を
有する点が実施の形態1と異なる。
【0050】しかし、実施の形態2も、実施の形態1と
同様、p-AlInAs第一クラッド層71の直上はp-InGaAsP
エッチングストッパ層8に覆われているため、p-AlInAs
第一クラッド層71がプロセス途中で大気中に露出する
ことがなく、p-AlInAs第一クラッド層71の酸化に起因
する信頼性の問題を回避できる。
【0051】又、実施の形態1と同様、リッジ形成のエ
ッチングに用いるエッチング液の種類と組成を適当に選
べば、AlInAs層とInGaAsP層のエッチングの選択比が大
きくとることができ(AlInAs層のエッチングレートは早
いが、InGaAsP層のエッチングレートは非常に遅い)、
エッチングをp-InGaAsPエッチングストッパ層8で止め
ることができる。
【0052】その結果、エッチングによるp-AlInAs第一
クラッド層71のロット間、ウェハ間、ウェハ面内での
厚さばらつきを抑制することができ、しきい値電流、水
平方向の光の広がり角度等のレーザ特性のばらつきや光
出力−電流特性にキンクが発生することを抑制すること
ができる。
【0053】なお、p-InGaAsPエッチングストッパ層8
の組成は、実施の形態1と同様、AlGaInAsMQW活性層5
から発光されるレーザ光(λ=1.3μm、1.55μm)を吸収
しないように、λ=1.05〜1.10μmの波長の光を出す組成
とする。
【0054】図5、6は本発明の実施の形態2に係るリ
ッジ導波路型半導体レーザの作製フローである。図5
(a)に示すように、例えばMOCVD法により、n-InP基板1
上に、n-InPクラッド層2、n-AlInAsクラッド層3、n-A
lGaInAs光閉じ込め層4、AlGaInAs MQW活性層5、p-AlG
aInAs光閉じ込め層6、p-AlInAs第一クラッド層71、p
-InGaAsPエッチングストッパ層8、p-AlInAs第二クラッ
ド層72、p-InPクラッド層9、p-InGaAsPバンド不連続
緩和層10、p-InGaAsコンタクト層11を積層成長す
る。
【0055】次に、図5(b)に示すように、SiO2膜12
を形成し、写真製版によりリッジ部の上部のみ残し、他
の部分をエッチング除去する。
【0056】次に、図5(c)に示すように、SiO2膜12
をマスクにして、まず、ドライエッチングにより、SiO2
膜12のない部分の下部のp-InGaAsコンタクト層11、
p-InGaAsPバンド不連続緩和層10、p-InPクラッド層9
の途中までをエッチング除去する。引き続き、ウェット
エッチングにより、p-InPクラッド層9の残りとp-AlInA
s 第二クラッド層72を完全にエッチングし、エッチン
グをp-InGaAsPエッチングストッパ層8で止めることに
より、リッジ部を形成する。
【0057】ここで、p-InPクラッド層9の残りとp-AlI
nAs 第二クラッド層72のエッチングに用いるウェット
エッチング液は、p-AlInAs第二クラッド層72とp-InGa
AsPエッチングストッパ層8とのエッチング選択比が大
きくさえあれば(AlInAs層のエッチングレートは早い
が、InGaAsP層のエッチングレートは非常に遅い)、p-I
nPクラッド層9の残りとp-AlInAs 第二クラッド層72
を1種類のエッチング液でエッチングしてもよいし、p-
InPクラッド層9の残りとp-AlInAs 第二クラッド層72
を異なるエッチング液でエッチングしてもよい。
【0058】この時、エッチング時間をp-AlInP第二ク
ラッド層72を完全にエッチングできる時間より長く設
定すれば、エッチングはp-InGaAsPエッチングストッパ
層8で止まるので、ロット間、ウェハ間、ウェハ面内で
エッチング深さに、ばらつきが生じない。
【0059】次に、図6(a)に示すように、SiO2膜12
をエッチング除去するした後、SiO2膜13を形成し、リ
ッジ部の上部のみ写真製版によりエッチング除去して、
p-InGaAsコンタクト層11を露出させる。
【0060】次に、図6(b)に示すように、レーザのp
側電極14、n側電極15を形成して、図4に示す本発
明のリッジ導波路型半導体レーザが完成する。
【0061】以上のように、実施の形態2では、図4に
示すように、p-AlInAs第一クラッド層71の直上はp-In
GaAsPエッチングストッパ層8に覆われているため、p-A
lInAs第一クラッド層71がプロセス途中で大気中に露
出することがないので、p-AlInAs第一クラッド層71の
酸化を防止でき、この酸化に起因する信頼性の問題の発
生を防ぐことができる。
【0062】又、p-AlInAs第一クラッド層71とp-AlIn
As第二クラッド層72の間に、p-InGaAsPエッチングス
トッパ層8を有するため、リッジ形成時のエッチングを
p-AlInAsクラッド層中のエッチングストッパ層8で止め
ることができる。その結果、エッチングによるp-AlInAs
残し厚のロット間、ウェハ間、ウェハ面内での厚さばら
つきを小さくすることができ、しきい値電流、水平方向
の光の広がり角度等のレーザ特性のばらつきを抑制でき
る。
【0063】又、本実施の形態においては、p-AlInAsク
ラッド層(p-AlInAs第一クラッド層71とp-AlInAs第二
クラッド層72)の途中にp-InGaAsPエッチングストッ
パ層8を有するので、リッジ脇のクラッド層(即ち、p-
AlInAs第一クラッド層71)の厚さを薄くでき、リッジ
脇に広がる電流を減少させることができる。そのため、
閾値電流が減少させたり、水平方向のビーム広がり角度
を大きくしたり、アスペクト比を小さくすることが可能
となる。
【0064】尚、上記実施の形態1及び2における、p-
AlInAsクラッド層7、p-AlInAs第一クラッド層71、p-
AlInAs第二クラッド層72及びn-AlInAsクラッド層3
は、微量のGaを含んでいてもかまわない。
【0065】
【発明の効果】この発明に係るリッジ導波路型半導体レ
ーザは、AlGaInAs活性層と、このAlGaInAs活性層上に形
成されたAlInAsクラッド層と、このAlInAsクラッド層上
に形成されたInGaAsPエッチングストッパ層と、このInG
aAsPエッチングストッパ層上に形成され、かつInPクラ
ッド層を含むリッジとを備え、かつ、上記リッジの底部
は上記InGaAsPエッチングストッパ層に接しているの
で、上記Alを含むクラッド層の酸化を防止でき、その
ため、このクラッド層の酸化に起因する信頼性の問題の
発生を防ぐことができる。
【0066】又、リッジの底部にAlInAsクラッド層が形
成されているので、さらに、リッジ脇のクラッド層の厚
さを薄くでき、リッジ脇に広がる電流を減少させること
ができる。
【0067】又、AlInAsクラッド層がガリウムを含有す
るので、上記クラッド層の組成の自由度を増すことがで
きる。
【0068】この発明に係るリッジ導波路型半導体レー
ザの製造方法は、AlGaInAs活性層上にAlInAsクラッド層
を形成する工程と、上記AlInAsクラッド層上にInGaAsP
エッチングストッパ層を形成する工程と、上記InGaAsP
エッチングストッパ層上にInPクラッド層を形成する工
程と、上記InPクラッド層をエッチングしてリッジを形
成する工程とを含み、上記リッジを形成するエッチング
を上記InGaAsPエッチングストッパ層で止めるので、上
記Alを含むクラッド層の酸化を防止でき、そのため、
このクラッド層の酸化に起因する信頼性の問題の発生を
防ぐことができる。
【0069】又、InGaAsPエッチングストッパ層上にInP
クラッド層を形成する工程より前に、上記InGaAsPエッ
チングストッパ層上にAlInAsクラッド層を形成する工程
を有するので、さらに、リッジ脇のクラッド層の厚さを
薄くでき、リッジ脇に広がる電流を減少させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るAlGaInAs系リッ
ジ導波路型半導体レーザの断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るAlGaInAs系リッ
ジ導波路型半導体レーザの作製フローの一部を示す断面
図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るAlGaInAs系リッ
ジ導波路型半導体レーザの作製フローの一部を示す断面
図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るAlGaInAs系リッ
ジ導波路型半導体レーザの断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るAlGaInAs系リッ
ジ導波路型半導体レーザの作製フローの一部を示す断面
図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係るAlGaInAs系リッ
ジ導波路型半導体レーザの作製フローの一部を示す断面
図である。
【図7】 従来のAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レー
ザの一例を示す断面図である。
【図8】 従来のAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レー
ザの作製フローの一部を示す断面図である。
【図9】 従来のAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レー
ザの作製フローの一部を示す断面図である。
【図10】 従来のAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レ
ーザにおいて、リッジエッチが過剰になって、p-AlInAs
クラッド層の途中にリッジ底がある場合を示す断面図で
ある。
【図11】 従来のAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レ
ーザにおいて、リッジエッチが不足して、リッジ底がp-
AlInAsクラッド層に到達せず、p-InPクラッド層の途中
にリッジ底がある場合の電流の広がりと光の分布を示す
断面図である。
【図12】 従来のAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レ
ーザにおいて、リッジエッチが過剰になって、p-AlInAs
クラッド層の途中にリッジ底がある場合の電流の広がり
と光の分布を示す断面図である。
【図13】 従来のAlGaInAs系リッジ導波路型半導体レ
ーザにおいて、リッジエッチが過剰になって、p-AlInAs
クラッド層の途中にリッジ底がある場合の光出力−電流
特性の例を示す図である。
【符号の説明】
1 n-InP基板、 2 n-InPクラッド層、 3 n-AlIn
Asクラッド層、4 n-AlGaInAs光閉じ込め層、 5 Al
GaInAsMQW活性層、6 p-AlGaInAs光閉じ込め層、 7
p-AlInAsクラッド層、8 p-InGaAsPエッチングスト
ッパ層、 9 p-InPクラッド層、10 p-InGaAsPバン
ド不連続緩和層、 11 p-InGaAsコンタクト層、12
SiO2膜、 13 SiO2膜、 14 P側電極、 15
n側電極、71 p-AlInAs第一クラッド層、 72 p
-AlInAs第二クラッド層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F045 AA04 AB12 AB17 AB18 AB32 AF04 BB16 CA12 DA55 HA13 HA14 5F073 AA13 AA53 AA74 BA01 CA15 CB02 DA05 DA21 EA16 EA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AlGaInAs活性層と、 このAlGaInAs活性層上に形成されたAlInAsクラッド層
    と、 このAlInAsクラッド層上に形成されたInGaAsPエッチン
    グストッパ層と、 このInGaAsPエッチングストッパ層上に形成され、かつI
    nPクラッド層を含むリッジとを備えたリッジ導波路型半
    導体レーザにおいて、 上記リッジの底部は上記InGaAsPエッチングストッパ層
    に接していることを特徴とするリッジ導波路型半導体レ
    ーザ。
  2. 【請求項2】 リッジの底部にはAlInAsクラッド層が形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のリッジ導
    波路型半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 AlInAsクラッド層はガリウムを含有する
    ことを特徴とする請求項2記載のリッジ導波路型半導体
    レーザ。
  4. 【請求項4】 AlGaInAs活性層上にAlInAsクラッド層を
    形成する工程と、 上記AlInAsクラッド層上にInGaAsPエッチングストッパ
    層を形成する工程と、 上記InGaAsPエッチングストッパ層上にInPクラッド層を
    形成する工程と、 上記InPクラッド層をエッチングしてリッジを形成する
    工程とを含むリッジ導波路型半導体レーザの製造方法に
    おいて、 上記リッジを形成するエッチングを上記InGaAsPエッチ
    ングストッパ層で止めることを特徴とするリッジ導波路
    型半導体レーザの製造方法。
  5. 【請求項5】 InGaAsPエッチングストッパ層上にInPク
    ラッド層を形成する工程より前に、上記InGaAsPエッチ
    ングストッパ層上にAlInAsクラッド層を形成する工程を
    有する請求項4記載のリッジ導波路型半導体レーザの製
    造方法。
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