2024/08/13 18:30

先週のオトトイ(2024年08月13日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ー10月リリースの新アルバムからの先行曲 (草鹿)

ーparanoid void、マス・ポストロック的アプローチにエレクトロなサウンドメイクを融合! (西田)

ーアルバムからの先行リリースは甘酸っぱいラブ・ソング (石川)

ー炸裂するウ山サウンドと透明感たっぷりなSuchの声、抜群の相性! (藤田)

ー幅広い楽曲を集めた約2年ぶりのアルバム『わかりあえないことから』から (高田)

ー同郷・西東京のトラックメイカーと制作したミックステープより、夏はレゲトン! (津田)

その他の追加曲は、 HOME “Tell Me”STAP Sigh Boys “Spell on You & Me”ONCE “この手”鎮座DOPENESS , A VIRGIN , Johnny , 簾ンデゲオチェロ “EiGAzA”Takeshi Kurihara “Light and Shadow”米津玄師 “RED OUT”松木美定 “牙の輝き”the slow films “夢の中で”

編集後記

SKRS SAIKO!
イベント目白押しだった3連休。土曜日は〈Riddim Chango〉主催のGhost Dance @WWWβへ。目玉はSeekersinternationalよりPapa Cool Breeze、ローカルからG Version Ⅲ、Temple Ov Subsonic Youth(aka Mars89)、レーベル・オーナーの2人(1TA & Element)も共演し、一切の隙がない布陣に。Papa Cool Breezeの脱構築的なライヴ・セットもさることながら、個人的にはG Version Ⅲ氏の、自身のリリースにI JahbarのMCを乗せたダブ・プレートを織り交ぜたプレイにグッときた。WWWβも思いの外しっかり低音も響いていて大満足(PAの小林"Che Que"宏氏のおかげかも)。(草鹿)

ばいきんまんとえほんのルルン
今週末は、金曜日は詩羽さん、土曜には岡咲美保さん、月曜日は安月名莉子さんのライヴへ。あとは学園アイドルマスターのライヴをアーカイブで視聴しました。どれもすごく素晴らしかったです。そして月曜日は午前中からアンパンマンの映画最新作『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』を見に行きました。今回は、珍しくばいきんまんがほとんどメインの今作。何回失敗しても諦めない、ばいきんまんのスピリットに感動したし、思わず「ばいきんまん、がんばれー!」と応援してしまいました。ノリとしては、「Dr.STONE」とか「ドラゴンボール」にかなり近い。つまりはジャンプ漫画です。かなりの名作だと思いました。(西田)

いい屈折
先週7日は渋谷クラブクアトロで〈LAUNCH vol.5〉を。出演はiVy、downt、乙女絵画、khaki。大共感のいい屈折の仕方をしたバンドばかりで、ナイスな回でした。特に印象深かったのがdowntと乙女絵画。ずっと観たかった念願のdowntは、とにかく濃くて、鋭くて、ヒリヒリする瞬間の連続でした。ラスト曲だった"111511"、記憶と感情をかきまわすギターのアルペジオが今もくるくる頭を泳いでます。札幌出身、東京初ライヴだという乙女絵画、5人という大所帯だからこそのダイナミックな描写が耽美だった。ずっしりめの邦画を観たあとに似た余韻がありました。またすぐ観たい。ぜんぶを預けて、あーいいなーーーと思う日でした。(石川)

タコス・パーティ
タコスを食べたい!と思い立ち、前日から肉を煮込み、ソースを作り、ピクルスを作り、トルティーヤ・プレスを買い、生地をこね、焼きました。あまりの熱量に若干引かれながらも、とても美味しいタコスを作ることができました。トウモロコシ粉を混ぜると香りが立って、より本格的になります。日曜日と月曜日は、エアコンの効いた部屋で久しぶりにゲームをして、夏休みを味わいました。(菅家)

乙女絵画をクアトロでみた
最近企画の切れ味が良すぎる渋谷クアトロ、この日はiVy/downt/乙女絵画/khaki。ようやく見れたiVy、良き。downtは噂の “13月” なしセトリ (個人的にリリース以降初かも) でした。新曲からの攻め攻め “underdrive” が印象的。そしてこの日は乙女絵画に尽きます。札幌在住、初東京ライヴとのこと。かっこいい。誤解を恐れずに言うと「もの凄く良い意味で “何をしたいか分からない”」と感じました。もちろん良い意味で。彼らのなかに確固としてあるいは茫洋としてはあるものをにわかには把握はできない、が、出音の良さと強さは強烈に伝わってくる、そんな時間でした。また観られる日を心から楽しみに。(高田)

FAH
三連休最終日はNOTWONK加藤氏のビッグパーティー〈FAHDAY〉のプレイベントでKATAへ。2015年くらいにパンクキッズだった自分としてはCAR10、the hatch、NOT WONKの並びに懐かしさを覚えつつも、時の経過は人を変えるものでそれぞれの音楽性の変化具合を改めて感じました。the hatchは新たなモードが一度ある地点にたどり着いたのだな、と思わせる完成度で、これまであったジャズの要素を全面に押し出してスピリチュアルジャズまで思わせる宇宙的な演奏に魅せられました。the hatchって横で乗るんだったんだ!といういいだけ見てきたのに新たな身体感覚も覚えられた。NOT WONKは4作のアルバムを跨いだセットでラスト「Give Me Blow」を持ってくるその心意気よ。そしてCAR10「Best Space」で大団円を迎える様子にはことさらグッときました。たまには振り返るのがいいよね。そんな再会を祝う側面もありつつ、YELLOWUHURUのNOT WONKからthe hatchを紡ぎながら自分のサイケデリック・フィールドに引っ張るプレイや、苫小牧からのMOGURIの潜り続けるベースミュージック、美しいハウスやジャズに違和感を紛れ込ませるTOMOKIYOといった、新たな、かつ〈FAHDAY〉のムードを意識できる布陣も。DYGL秋山氏のアコースティックセットは祝祭の雰囲気を一層盛り上げるものでした。交差点の真ん中は目まぐるしいだろうけど、その役割を心底楽しんでいた加藤さんの姿は頼もしかった。苫小牧でのビッグパーティーの成功を願って。まあほぼ確実に最高のパーティーになるでしょう!(津田)

先週の特集記事

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