戦艦棲姫(せんかんせいき)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する敵キャラクター(深海棲艦)である。
なお、同種の戦艦夏姫(せんかんかき)についても、本ページにて解説する。
その姿は巨大な怪物を付き従えた黒髪ロング・黒キャミソールの美女といった風情で、「姫」と名乗るに相応しい優雅さと気品さえ感じさせるふつくしさ。しかし、額には2本の、胸元にも4本の角が生えており、人外の禍々しさも併せ持つ。
書籍『艦これスタイル』掲載の設定によると、通常は見ることのできない背中側は肌を広く露出させており背骨に沿ってチョーカーからつながる艤装が存在する。従えている巨大な怪物とはこの艤装を通じて首の後ろから有線で繋がっている。
2013年11月の期間限定イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」における第5海域「サーモン海域最深部」(通称E-5)のボスであり、イベント全体のラスボスである。
ステータスは、8月のイベントのラスボス・南方棲戦姫を上回る火力220、手前のE-4で数多くの提督の心をへし折った飛行場姫を上回る装甲160、そして耐久400を誇る。そして飛行場姫に対する三式弾のような弱点もない。さらには護衛に装甲空母姫と装甲空母鬼を引き連れているという鬼畜仕様。クリア報酬の「武蔵」獲得を目指す提督たちの前に立ちはだかるまさに最後の壁である。
……なのだが、どうもこのラスボスさん、ひとつ手前のE-4ボスである飛行場姫に比べて、いささか影が薄い。ステータスだけ見ればラスボスに相応しい貫禄であるはずだが、なぜかそんなことになったかというと、
と、E-4に比べてストレスを感じる要素が比較的少ない。そのため、E-5も充分に高難易度であるにも関わらず、E-4があまりに鬼畜すぎたため、結果的に「E-4よりは楽」と感じる提督が多くなったためであると思われる。
さらにはイベント期間延長に伴い追加投入された「矢矧」掘りのため、戦艦棲姫は武蔵を獲得した提督たちに再びフルボッコにされる羽目になり、余計にラスボスという印象が薄れてしまった感は否めない。カワイソス
とはいえE-5もまた、少なくない提督が時間や資材やバケツを飲みこまれて禿げ上がった、イベント海域の最終面に相応しい高難度海域であったのは紛れもない事実である。
また、「矢矧」獲得のためにS勝利を狙っては姫の硬さや護衛の耐久に跳ね返され、「矢矧」を迎え入れられず禿げ上がる提督も続出した(一応A勝利でも「矢矧」はドロップするのだが、S勝利の方がドロップの確率が高いという公式証言が阿鼻叫喚を呼ぶことになった)。その意味ではイベント海域のラスボスとしての役割を全うしたとも言えなくもない(?)。
なお、2013年夏イベントのラスボスであった南方棲戦姫がE-5中央ルートのボス手前マスに出現したため、戦艦棲姫も今後のイベントでは最終海域の道中敵として出現するかもしれない……やっぱり出現したよ。(続く)
蒼き鋼のアルペジオとのコラボイベントを挟み、2014年春の期間限定海域「索敵機、発艦始め!」においてイベント最終海域「E5」の2戦目の旗艦・ボス戦の随伴艦として出現した。
まず2戦目についてであるが、2013年11月イベントの南方棲戦姫とは異なり昼戦から始まるので中破させることすら難しく、また単縦陣なので反航戦であろうと味方に攻撃が当たれば中破は確実、下手すりゃ大破という鬼畜っぷりである。
随伴艦の戦艦タ級flagship、重巡リ級flagshipも十分脅威なのだが、戦艦棲姫が強すぎるので相対的にそれほど脅威に感じないと言う有様(事故るときは事故るが)。E5の大破撤退はだいたいこいつのせいである。
3戦目の潜水ソ級に雷撃を食らって大破撤退というパターンもあるが、艦隊編成により雷撃の脅威を薄める輪形陣を取るルートを進撃することもできるし、食らったとしても無傷から雷撃で大破することは滅多に無いので、その前に戦艦棲姫で中破→スナイプされて大破するのがたいていの場合であろう。
……しかし真の恐ろしさは2戦目だけではなくボスの保護者随伴艦としても登場することである。
ボスの耐久力の関係上、昼戦のみでのボス撃沈は不可能に近いが、この海域は夜戦で行動できない空母を2~3隻連れて行く事が必須に近いため、夜戦で攻撃できる艦は3~4隻しかいない。
戦艦棲姫は攻撃面において夜戦要員を大破させることがよくあるので2戦目同様にとても厄介なのだが、ここではそれ以上にボスの離島棲鬼の撃沈を邪魔する事が厄介極まりない。
他の随伴艦も戦艦ル級flagshipなど十分強力なのだが、この海域に投入される艦隊ならば昼戦の時点でだいたい片付ける事が可能であろう。
しかし戦艦棲姫は撃沈どころか場合によっては小破さえさせられない事も珍しくない。陸上タイプは味方に庇われない(嫌われてるとかじゃなくて)ので、輪形陣だろうと小破させなくてもボスを庇う事はない(敵味方ともに小破以上で旗艦を庇わなくなる)。
……なのだが、庇わないと言われるまで気づかなかったほど、何故かこちらの攻撃を物凄い勢いで吸引された(そして毛根も吸引された)提督が多数存在する。攻撃目標が多い分攻撃が分散してしまうというレベルではなく、明らかに攻撃を吸っているように見える。庇わないとか言った奴誰だよ!
このような経緯から、戦艦棲姫には「吸引力の変わらないただひとつの戦艦」=ダイソンという通称が定着してしまった。
総合して春E5、ひいては春イベント全体の真のラスボスは戦艦棲姫であると言えよう。
そのため、初登場&旗艦であるはずの離島棲鬼の影が微妙に薄くなってしまった。
秋イベントでE4の鬼畜さに話題を持っていかれてしまった鬱憤だろうか?となると次回以降のイベントでは離島棲鬼がボス付近で同じ事をするパターンなのだろうか……
ちなみに今回のイベントも2013年冬のアルペジオコラボイベントに引き続き、司令部レベルに応じて敵の強さが変わるシステムが取り入れられているが、司令部レベル79以下だと、なんとボス戦に戦艦棲姫が登場しない(代わりに重巡リ級flagshipが1隻増える)。
司令部レベル100超えの提督に比べれば戦力が充実していない(事が多い)であろうし、2戦目では変わらず登場するため、即簡単と言う訳ではないだろうが、毛根へのダメージは遥かに少なかったと思われる。
第2段階作戦であるMI作戦最深部が第5ステージとアナウンスされ、そして最終ボスが新登場の空母棲姫であり、そのステージ難易度も☆10と歴代イベント最強マップであったことから、これにて終了と思っていた提督も多かっただろう。
しかしステージには秋イベ以降必ず書かれていたFinal battle(Final operation)という文字はなく、また運営もイベント開始時に「不測の事態に備えて艦隊を残しておくといい」という不気味なツイートをしていた。この時点で察した提督も少なからずいたようである。
そしてE5をクリアした提督に突き付けられた本土海域の奇襲、そして真の最終ステージであるE6が出現した。
ステージ難易度は☆12 と、☆11の5-5すら上回る歴代最高難易度となった。
そしてこのステージは本土南西海域となるため、AL/MI作戦に参加した艦娘が一切参加できない。 よってALとMIだけと思いMIに全力を注いだ提督が撃沈状態となった。戦艦棲姫3度目の登場となり、完全に裏ボス的扱いである。
しかもボス前マスにE5ボスの空母棲姫が鎮座している。今イベント新規登場のラスボス(仮)がボス前に布陣というわけのわからないステージである。
戦艦棲姫は随伴に戦艦ル級flagship2隻、新型艦載機を配備した空母ヲ級flagship、潜水対策に後期型駆逐艦2隻を引き連れて登場する。お伴のフラルやフラヲでも、当たり所が悪ければ戦艦が1発で中破するレベルの攻撃力を持っているが、やはり戦艦棲姫の前ではかすんでしまう。
しかしこれだけではない。E2の北方棲姫やE4の中間棲姫がゲージ破壊可能時にパワーアップしたが、この海域でもゲージ破壊可能時に編成が変化し……
ル級flagship1隻と交代して戦艦棲姫が計2隻となる。通称ツインダイソンもしくはダブルダイソン。
ダイソンがダイソンに守られるってどんな状況なんだよ!
1隻だけなら大和型の弾着観測射撃やハイパーズの夜戦攻撃で落とすことはどうにかなることは過去の戦闘が証明しているが、2隻となると、肝心の旗艦の戦艦棲姫が随伴の戦艦棲姫にかばわれ、攻撃が届かないという事態になる。加えて、前述のとおり戦艦棲姫は攻撃力がトチ狂っているため大和型でも余裕で一発大破、昼戦ではそんな砲撃が4発も飛んでくる(夜戦まで加えると6発である)ことになる。
ここまでくるともはや大和型2隻やハイパーズを揃えても、昼戦で戦艦棲鬼の攻撃が夜戦要員に飛んでこないことを祈り、夜戦で旗艦の方の戦艦棲姫をスナイプしてくれることを祈る運ゲーとなる。
そもそもこのボスマスに辿り着くまでにあまり分の良くない運ゲーに何回か勝たないといけないため、人によってはゲージを削りきってからの出撃(通称ラストダンス)が何十周にもなる。とはいえ運なので、人によってはあっさり一発で終わったりすることもあるが。
この鬼畜編成を撃破してやっと最後の海域突破ボーナスである磯風をゲットできる。 ファミ通コネクト!パーティーのニコ生での発表によると、全サーバーのイベント参加者(200万を超える提督の何%が参加したかは不明)のうち、約15%がE-6をクリアしたという結果になっている。
なお、恒例となった司令部レベルに応じて敵の強さが変わるシステムが今回も取り入れられており、司令部レベル99以下だと最終戦闘でも戦艦棲姫が増えないことがある(一定確率で元のままの編成で登場する)ため、司令部レベル100以上の場合よりも突破できる可能性が高くなっていた。それでも春イベE5同様の難易度を誇る。
かくて、提督の資源と毛根を刈り取りツインダイソンは去った。しかし、あのダイソンが最後のダイソンとは思えない。もしイベントが続けて行われるとしたら、あのダイソンの同類がまた海域のどこかに現れてくるかもしれない……(続く)
2014年秋イベント「発動!渾作戦」E2をクリアし秋月をお迎えした提督の前に出現した次海域の画像には見慣れたヤツのシルエットが……そう、やっぱり戦艦棲姫が出現したのである。
今まで通り提督達を阿鼻叫喚の地獄に叩き落とす悪魔として君臨・・・したと思いきや、そこに待っていたのはまさかまさかの怖くないダイソンだった。身震いしながらE3に突入してみると一方的に叩きのめしてしまい、狐につままれる思いをした提督も多いだろう。
今までに登場した4イベントの戦艦棲姫が出てくる編成(ゲージ破壊可能時、司令部レベルによる変動がある場合は高レベルでの編成)を比べてみよう。
編成 | 陣形 | |
2013秋 | 戦艦棲姫、装甲空母姫、装甲空母姫、護衛要塞、護衛要塞、護衛要塞 | 単縦or輪形 |
2014春 | 離島棲鬼、浮遊要塞(B)、浮遊要塞(C)、戦艦棲姫、戦艦ル級flagship、戦艦ル級flagship | 輪形 |
2014夏 | 戦艦棲姫、戦艦棲姫、戦艦ル級flagship、空母ヲ級flagship(新型艦載機)、駆逐ニ級後期型、駆逐ニ級後期型 | 複縦 |
2014秋 | 戦艦棲姫、戦艦タ級flagship、空母ヲ級flagship(新型艦載機)、軽巡ツ級elite、駆逐ハ級後期型、駆逐ハ級後期型 | 単縦 |
今までのイベントにおける恐ろしさは散々記述してきたので割愛する。とりあえず、直前の夏イベントと比べるとダイソンが増殖しない時点で天国も同然である。一応懸念材料を挙げると、フラタもそれなりに怖いし、エリツもイベントと同時に強化された対空能力をいかんなく発揮して味方空母の動きを止めるとともに、しぶとく生き残って第2艦隊に痛撃を加えかねない。だが単縦陣なので随伴艦がボスへの攻撃をかばう確率も低めであり、相手へのダメージも通りやすい。
また、本イベントで実装された「水上部隊」型の連合艦隊は、第1艦隊から先に攻撃できるという点も見逃せない。夏イベの「機動部隊」では、頼みの夜戦要員である第2艦隊が先にボスと当たって中大破し能力が低下しやすかったのが、「水上部隊」では打撃力の高い第1艦隊がボスの随伴艦を排除、戦艦棲姫を中大破に追い込み攻撃力が減少→第2艦隊がさらに掃除→夜戦突入となり、第2艦隊の生存率&ボスへの攻撃能力は確実に上がっている。
加えて、前回と異なり実質最終ステージであるExtra OparationにはE1~E3で使用した艦娘も使用可能とされた。よって、最終ステージに向けて切り札となる雷巡や大和型、一航戦などを温存しておく必要はなく、思うままに編成ができたのである。一応正規空母を2隻以上配置できないという制限はあるのだが、ボス&ボス前で航空優勢を得るためには正規空母1隻でも十分であり、その分戦艦や重巡を配置したほうが打撃力が高まる。
このように、編成面・システム面ともに相当手心が加えられたため、今までのような圧倒的存在感は薄まった。とはいえこれらはあくまでも過去のイベント海域と比較して、の話に過ぎず、味方艦娘を一撃で中大破させられたり夜戦にて驚異の耐久力を発揮されたりと、ボスとしての貫禄は充分。苦汁を舐めさせられた提督も多かったに違いない。
さらに忘れられがちだが、実は戦艦棲姫はE-4にも出現する。ボス直前の南側(Hマス)で、夜戦・単縦の布陣で待ち受けており、E-3の仕返しとばかりにカットイン砲撃をぶっ放してくる。
しかしこちらは、適切な編成・十分な索敵値で完全に回避できるルートだった為非常に影が薄く、「E-4に戦艦棲姫がいること」にすら気づかなかった提督も少なくない。
2015年冬イベント「迎撃!トラック泊地強襲」では、前回までのイベントで行われた司令部レベルに応じて難易度が変化するシステムではなく、難易度が高い順に甲・乙・丙と3段階用意されている。参加する提督は自分の艦隊練度・資源の備蓄状況と相談しながら海域ごとに難易度を選択することが可能である。
初登場から1年以上が経過し、そろそろ運営も自重するだろうと思う提督もいたが、やはり第3海域「連合艦隊!出撃」にて事件は起こった。大方の予想通り、戦艦棲姫がボス前のマスに現れたのである。
難易度に関わらず、かつ上下どちらの進撃ルートを選んでも戦艦棲姫が出現するため、ボス到達のためにはこの関門を突破しなければならない。本海域は連合艦隊での出撃であったため、突破するのは激ムズと言うほどではないが、十分に撤退の要因となりうる。
これで戦艦棲姫の出番が終わりだと考えた提督はやはりごく少数であろう。その期待を裏切らず、再び戦艦棲姫は牙を剥いた。
本イベント最深部であるE-5「決戦!連合艦隊、反撃せよ!」は歴代最難関である★13の海域である。その難易度表示にふさわしく、道中にはE-3ボスであった軽巡棲鬼がいたり、戦艦タ級flagship&戦艦ル級flagshipが最大4隻でお出迎えしたり、ボス前には進撃ルートに関わらず空母棲鬼が降臨したりと、これだけでも十分に鬼畜な編成となっている。
そして、何とかボスマスへ到着すると、初登場となる「戦艦水鬼」が君臨する。甲&乙海域と丙海域でステータスが異なるが、いずれにしても戦艦棲姫を上回る耐久・火力・装甲を持つ上、その主砲は今までに登場した深海棲艦のものを大幅に上回る20inch(≒50.8cm)連装砲である[1]。
例に漏れず、ゲージ破壊可能になると敵深海棲艦の編成は変化する。そして、甲作戦を選択した提督の目の前に現れたのは、2・3番艦に居座る戦艦棲姫であった。旗艦と合わせてダブルダイソンではなく、随伴艦がダブルダイソンである。ボスが強化されないだけまだまし……?
この最終形態の編成は戦艦水鬼、戦艦棲姫、戦艦棲姫、空母ヲ級flagship(新型艦載機搭載)、重巡ネ級elite、重巡ネ級eliteとなっている[2]。
削り時と比べて制空権の確保は容易となり、陣形が単縦陣なので今まで散々述べてきたダイソンの吸引力は過去イベほどの性能はないものの、夜戦突入までにほとんどの場合3人までしか減らせないのでかばわずとも攻撃が逸れることがあるのは変わらず、単縦陣ということで昼のうちからいきなり大破させてくることも多くなっているため、当然難度は跳ね上がる。
ボス撃破に当たっては、随伴のダイソンsが旗艦をかばわないよう小破以上の損害を与えた上で夜戦に突入し、カットイン攻撃や強力な連撃(場合によっては複数回)が発動して戦艦水鬼に直撃することを期待しなければならない。この予想以上のボス編成に対し、イベント開始後数日にして「ジェットストリームダイソン」「トリプルダイソン」「真のダブルダイソン」などの異名が付けられた。
なお、難易度に限らず最終海域突破報酬である空母艦娘「天城」は入手できるほか、夏イベント最終海域突破報酬であった磯風も乙作戦でのドロップが確認されている。甲作戦でしか入手できないものは実装時点では飾り以上の価値を持たない甲種勲章のみである。
ダイソンたちに翻弄されている提督たちは焦って突撃せず、資源備蓄や情報収集に努めるほか、天城やレアドロップ獲得のために難度を下げるのも攻略方法のひとつである。
2015年春イベント「発令!第十一号作戦」では、E-6「打通作戦!ステビア海を越えて」の上ルート、下ルートの道中に出現するのみで、今回は控えめ。とはいえ、ローマのドロップポイントを担っているので、存在感が無いわけではない。
特に下ルートのポイントは、乙作戦でもドロップが確認され、S勝利を狙うのも現実的であった為、ローマ狙いの提督に執拗に狙われていた。
一方上ルートは夜戦マスであり、戦艦棲姫からのカットインの恐怖こそあるものの、それ以外の艦船がカットインや夜戦連撃しないので、こちらを経由してボスマスに向かった提督が多かった模様。
一応こちらも甲限定でローマがドロップする可能性のあるマスだっただが、戦艦棲姫を一撃で屠るという前提もあって、狙って得た人はいないだろう。
2015年夏イベント「反撃!第二次SN作戦」にて情報が揃うにつれて、思わず口走ってしまった提督もいるのではないだろうか。
今回全くありがたくない事に、八面六臂の大活躍である。拡張作戦以降は皆勤である。そして大分保護者っぷりが板についたイベントでもある。
甲・乙作戦のゲージ破壊時のみではあるが、軽巡棲鬼の随伴艦として登場。ライブ締めのスペシャルゲストか何かだろうか。
札の都合、2軍クラスで出撃しているのも相まって、なかなかに邪魔な存在。
幸い輪形陣ではないので、そこまで頻繁にかばうわけでもないのが救い所。4-5の軽巡棲鬼マスと陣形設定が逆なら、互いに泥沼度合増してるだけに、旗艦の采配ミスでもあるのだが。
彼女を掻い潜り、軽巡棲鬼を撃破する事により、海域突破報酬である駆逐艦娘「江風」が入手出来る。
2014年秋以来、久方ぶりのボス旗艦として登場。
このMAPに出撃した艦は、ここ以外のイベントMAPに出撃不可能になるのも相まって、出撃するメンバーの選択に慎重になりつつ、撃破する火力も必要と頭を悩まされる。幸い敵編成は、後半の癒しと言われる程度であるのが救いか。
彼女のゲージを破壊する事によって、海域突破報酬である駆逐艦娘「リベッチオ」が入手出来る。
甲・乙作戦にて、空母棲姫の随伴艦として登場。いつかは組むだろうと噂され、恐れられた空母棲姫と戦艦棲姫の黄金タッグである。
おまけに甲作戦及び乙作戦ゲージ破壊時には、空母棲姫が赤く光る新型たこ焼き艦載機を持ち出してくる始末。
ルート制御と制空の都合で空母機動部隊を構成しているのも相まって、夜戦要員の第二艦隊が真っ先にこのタッグの前にズタボロにされる事もよくある。
乙以上突破の報酬に、新アイテム、五航戦の改二に使用すると噂される試製甲板カタパルトがあるのもあり、この凶悪タッグから逃れる為、丙作戦に落とすかどうかが悩ましいのも、実に嫌らしい所。
出現箇所は2ヶ所。ボス前マスは2つあるが、その片方に1艦隊率いてボスへの到達を妨げている。尚、もう片方は赤く光るたこ焼き艦載機を乗せた、空母ヲ級改flagship2隻からなる艦隊と、こちらも大概。
もう1ヶ所は全難易度においてE-7ボスである防空棲姫の随伴艦として登場。そして甲作戦のゲージ破壊時には戦艦棲姫が2隻随伴……またもダブルダイソンである。
おまけにこの海域、雷巡が1隻でも入っているとボスにたどり着けない様に羅針盤の制御がかかっており[3]、毎度の様に北上様に祈るとはいかないのも難点。
彼女を掻い潜り、防空棲姫を撃破する事により、海域突破報酬である駆逐艦娘「照月」が入手出来る。
2015年秋イベント「突入!海上輸送作戦」において、戦艦棲姫は第4海域「西方戦線!機動部隊派遣」ボスマスが唯一の登場機会である。2014年春からの連続登場記録は途切れていないものの、登場以来最終海域で登場しないのは初めてのことである。本マップで戦艦棲姫は空母ヲ級改flagshipとのいずれか、もしくは2人(ゲージ破壊可能時のみ)でボスである潜水棲姫に随伴している。
ここで「護衛している」と書かなかったのは、今まで戦艦棲姫の恐ろしさを提督に知らしめていた「かばう」を発動しないからである。さすがの戦艦棲姫と言えど、対潜攻撃までは肩代わりできず、ボスへの攻撃をただ横目に見る他ない。もちろん、中大破状態でもその攻撃力は脅威であるため、恐ろしいには恐ろしいが、単にボス撃沈とゲージ破壊を狙うだけならば、戦艦棲姫にいつもほどの脅威を感じないのである。
しかし、掘りとなると話は別かもしれない。当ボスマスはS勝利によりRomaやU-511、早霜など数々のレア艦のドロップが期待できるが、ボスへの出撃を繰り返す大半の提督の目的は新規実装にして当マスが唯一のドロップポイントである正規空母Glaf Zeppelin(グラーフ・ツェッペリン)であろう。
彼女を求める提督の前に立ちはだかる戦艦棲姫……ではあるのだが、Glaf Zeppelinは全難度で戦艦棲姫を含む・含まないにかかわらずドロップする上、前イベント最終海域ではパージされていた天敵雷巡を最大3隻まで艦隊に編入できる。昼戦の雷撃戦までで戦艦棲姫を中破以上に追い込むことは難しくなく、夜戦に突入しても潜水艦が雷巡の攻撃順までに片付いていれば、戦艦棲姫を取り逃がすことは少ないだろう。
しかしたった一人になってもしぶとく残り、対潜装備でうまく当てれないうちに中大破状態で道連れといわんばかりにこちらを中大破させてくる。最終的には沈められることが多いが圧倒的勝ち戦なのにこちらの損害を大幅に増やす姿は鬼神と呼ぶにふさわしい。
ここでの旗艦は潜水棲姫だがボスで倒さなければならない脅威は間違いなく彼女だろう。
2016年冬イベント「出撃!礼号作戦」は運営より事前に「比較的小規模」と告知され、その告知通り3海域だけとここ最近のイベント海域の中では少数な海域であったものの、一方で「甲作戦は高難易度」と念を押すような告知も運営からあった。その告知通り(かどうかは定かでないが)奴はやっぱりやってきた。
しかもこれまたありがたくないことに15年夏以来の大量発生である。
出現地点は第3海域「北海道北東沖」のみ、ボス艦隊を含めた三箇所。この海域では連合艦隊の編成によってスタート地点及びボスマスまでのルートが仕様になっており、戦艦棲姫と道中で出会うマスは水上打撃部隊の通るルートに限られる。
道中での1箇所目は最初の能動分岐で東側へ進み巡洋艦戦隊、ソ級flagship率いる潜水艦隊のマスを超えた三マス目(Nマス)で遭遇する。全難易度で確定で1隻に加え甲作戦ではランダムで2隻に増える。道中ダブルダイソンである。
能動分岐を下に行った直後のマス(Kマス)でも、丙作戦でランダムで1隻、乙及び甲作戦では確定1隻にランダムで2隻と出会い頭ダブルダイソンというスタート地点から一マス目に限るなら歴代最高クラスの鬼畜編成に出くわす。乙作戦ではそこに戦艦ル級flagshipまで添えられる。
これらのうちのどちらかをくぐり抜けた先のボスマスでは、戦艦棲姫とはラスボス重巡棲姫の随伴艦として再び遭遇する。丙作戦ではゲージ破壊可能時(通称ラストダンス)に1隻、乙作戦では最初から1隻→ラスダンで2隻と、15年冬&夏さながらのダブルダイソンになる。そして最高難易度の甲作戦では最初から2隻、加えて空母棲姫までつき、装甲150を超える姫クラスが随伴艦に3隻並ぶダブルダイソン+空母棲姫の悪夢のトリオが結成される。しかもこの空母棲姫は新型機搭載バージョンという念の入れようである。あと、ラスダンの時に重巡棲姫と被弾タイミングが重なるとうるさい。
とはいえ、道中の戦艦棲姫の脅威度は低めである。連合艦隊のシステム上、砲撃戦の命中率は低めであり、ダメージを受けることは少ない(※個人の感想です)。また、要求される制空値も控えめ(ボスマスだけなら熟練度MAX烈風4スロット搭載で制空優勢可能)で、攻撃機も多めに積める。なにより、特にKマスでは燃料・弾薬共に満タン状態で戦うため、攻撃&回避ペナルティが存在しない。
このことから、道中支援がなくてもダブルダイソンにノーダメージ完全勝利も十分見込める。むしろ、戦艦棲姫よりも軽巡ツ級に攻撃機の熟練度を落とされる方がよっぽど脅威である。
低速戦艦を含む艦隊でNマス経由ルートを選んだ場合、道中2戦+対潜戦+空襲戦により燃料減少=回避能力低下のデメリットがあるため、道中2戦+空襲戦だけでボスへ到達できるKマスルートを選択する方が賢明であろう。
見事戦艦棲姫の妨害を退けてボスである重巡棲姫を撃破し、ゲージを破壊することで、この海域の突破報酬であり親善艦として赴いたザラが着任してくれる。
総力戦という事で満遍なく、なのだろうか?最序盤から登場する。そしてあんた、空母棲姫と仲良過ぎだろう・・・。
甲作戦限定だが、ボス前マスに2分の1で出現する。ではもう半分は誰の出番かと言うと、空母棲姫である。
どちらがましかと言われると、随伴のツ級で艦載機熟練度がボロボロにされない、彼女の編成のが癒しと言われている。とは言え、あの火力は健在な為、十分に事故ポイントである。
主に水上打撃部隊が通るルートのボス前に鎮座している。ちなみに反対側の主に空母機動部隊が通るルートのボス前は空母棲姫。セット販売か?
E4は空母機動部隊のルートを通るのが楽と言われており、彼女と対面した事のない提督もいるだろう。
水雷戦隊軸で攻略する提督がほとんどのE5だが、ここに戦艦・空母の重い編成で出撃する事によって、空母棲姫旗艦、戦艦棲姫随伴のKマスでご対面する羽目になる。
こんなマスに好き好んで向かう人もほぼいないと思われるし、水雷戦隊攻略を示唆する為の無茶編成とも言えるかもしれない。
乙難易度のゲージ破壊時と、甲難易度において、ボス艦隊に紛れ込んでいるのだが、彼女以外は、旗艦中枢棲姫含む全てが陸上型の敵である。
ギミックの都合、空母の装備が艦爆になっている(陸上型に開幕航空戦しか出来ない)のも相まって、雷撃と空母の攻撃が文字通り彼女に吸われるという、ダイソンという看板をこれでもかと発揮するマスであったりする。
出現個所は2か所。水上打撃部隊で進軍する途中のEマスと、例によってボスマスである。
Eマスにおいては、旗艦となる他のパターンが、戦艦タ級flagship・戦艦ル級flagshipがあるが、言うまでもなくハズレパターンである。とは言え、戦艦にまともに当てられたら余り大差ない(E7のルート固定で重宝されている二式大艇搭載の秋津洲にとっては特に)のも事実。
ボスマスにおいては、全難易度にて空母棲姫との交代制で出現。ゲージ破壊時には、
甲作戦:中枢棲姫-壊、空母棲姫、戦艦棲姫×2、駆逐古姫×2
乙作戦:中枢棲姫-壊、空母棲姫、戦艦棲姫、駆逐古姫、駆逐ハ級後期型×2
丙作戦:中枢棲姫-壊、空母棲姫、戦艦棲姫、駆逐古姫、駆逐ロ級×2
甲作戦では見事に姫クラス揃い踏み、丙作戦ですら過去最高のこの有様な、総力戦の名に恥じない面子の中に堂々と存在している。
2016年夏イベント、「迎撃!第二次マレー沖海戦」においては、他の深海棲艦ボス同様夏モードの戦艦夏姫として登場した。水着で艦装にもたれ掛かり、艶めかしいおヒップのラインを魅せつけてくる。
それに目を奪われた提督達からはケツダイソンなる異名を賜ってしまっているが、強さは普段と同等か、それ以上で襲ってくる。
輸送作戦のボスとして登場。つまり彼女を倒す必要はない。ここでのボス演出において、上記の異名を奉る事となる。
甲作戦でも随伴は駆逐艦のみで、ゲージ削り判定のA勝利は極めて容易。また、輸送作戦ではあるが、空母等の重い艦も出撃出来るので、輸送効率や札の計算、ルート制御を見誤らなければ、出撃させるのも一手である。
また、ここのS勝利のドロップが豊富であり、主だった艦でも、時津風・磯風・大淀・鹿島、そして最大の目玉は、今まで所持が1隻限定だったプリンツ・オイゲンに、2隻目以降のドロップがこのマスで確認されている事。
その為、未所持提督は勿論、所持している提督も攻め続ける提督は少なくない。
本海域の輸送作戦を完遂する事により、海域突破報酬である駆逐艦娘「水無月」が入手出来る。
ボス前の門番を務めているが、全難易度においてダブルダイソンで待ち構えている始末である。難易度での違いは、副砲と電探の装備の有無であり、難易度の差によって、ささやかではあるが当たりにくくなる程度だろうか。
なお、E3に施されているギミックを解く事により、彼女らとボス艦隊の航空基地支援のダメージが上がるのだが、門番としての火力には陰りは出ないので、気休め程度であろうか。
道中Kマスは夜戦マスであり、甲難易度ではまたもダブルでお出迎えである。乙・丙難易度では1隻だが、丙難易度では前作戦同様、装備が外されている影響で夜戦連撃してくるので、逆に抜けにくいという話もちらほら。
ボスマスにおいては、重巡夏姫の随伴として登場。甲難易度及び乙難易度のゲージ破壊時においては、最早恒例となった随伴ダブルダイソンである。
ビスマルクが名指しでルート逸れ要員になっていたり、ルートの関係で機動部隊が選択されやすいとは言え、札の影響を受けない総力戦の最終海域である上、陸上艦が含まれないので重巡でも雷巡でも遠慮なくカットイン戦法を取る事ができ、陣容そのものはさほど脅威には感じられない。
しかしこの海域の難点は道中が長い事で、機動部隊で最短ルートを通り、電探を3つ以上積んで渦潮の影響を最低限に抑えたとしても、ボスマスに到達する時点で燃料は最大でも4%しか残らない。つまり、速吸または応急修理女神による補給を利用しない限り、敵の攻撃を回避することがほぼできない状態でボス艦隊の前に立たないと行けないので、ギミックを解いた上でこれをどう凌ぐかがカギとなって来る。
ちなみにこの海域、最終形態になる判定が微妙におかしいようで、どの難易度でもボスの重巡棲姫のHP×7のゲージ量になっているのだが、最終形態に突入するゲージ残量は重巡棲姫1体分よりも少なくなっている。つまり、重巡棲姫を6回ストレートで撃沈すると、ゲージが破壊可能な状態になるのに最終形態でない、と言う状況が起こる。
甲だと削り段階から確定で随伴ダブルダイソンなのであまり変わらないのだが、乙のみ削り段階ではダブルが出てこず最終形態でダブルになるため、ダブルダイソンの相手を回避するため、「一度でも重巡棲姫撃沈に失敗して半端なダメージでA勝利になってしまったら、リセットして最初からやり直した方がいいかもしれない」という説も出たほどである。
E-3にてラストダンス時のみKマスに登場。しかし、Kマスには水上打撃部隊編成でしか行かず、ラストダンス時には空母機動部隊編成が推奨されているため、狙ってやらなければ出会う事はないだろう。
E-5では本領発揮。ボスマスではまたしても空母棲姫とのコンビでボスの深海海月姫を守るダイソンとして艦娘たちの前に立ちはだかる。実は道中のPマスでも登場しているのだが、このマスは空襲戦マスとなっているため、艦載機を持たない戦艦棲姫の出番は実質存在しない。
2016年11月23日から開催された艦これと三越のコラボイベントでは、柱広告に戦艦棲姫が登場した。秋イベントで出番少ないと思ったら、三越で買い物していたとは・・・。
集積地棲姫と二人で買い物をしているようで、オシャレな私服姿を披露した。戦艦棲姫の足元にはすでに三越の紙袋が二つも置かれている。
未参加である。
ここまで登場してから長く皆勤を続けてきた彼女だったが、ここでいったんのお休みとなった。
E-5の二段階戦力ゲージの一段目にボスとして登場。実質的にマップの中ボスとなる。
2017年3月に味方艦船の昼戦最大火力キャップが引き上げられたことに加え、このマップ特有の特定艦娘・装備に火力アップのギミックがあり、さらに基地航空隊も3部隊分フルに使えるうえに陸攻にボスへの特攻が乗るので、戦艦棲姫と言えども決して打倒できないボスではなくなっている。
戦艦棲姫のゲージを破壊する事によってマップが変化し、真ボスである北方水姫へのルートが開くようになっている。
だが、戦艦棲姫の本領はここから発揮される。
真ボスへの道中にて戦艦棲姫は再び姿を現した。しかも甲作戦ではいきなりダブルダイソンである。道中であるため基地航空隊の支援を集中させるわけにもいかず、陣形も単縦陣のため常に一発大破の危険性が伴う。前述した火力キャップ解放の恩恵は戦艦棲姫にも与えられているである。
一応ルートによっては能動分岐で戦艦棲姫のいるマスは回避できるのだが、その場合軽巡ツ級により艦載機が叩き落されることになる。
そして、真ボス北方水姫の隣にももちろんダイソンは存在する。乙作戦以上で最初から登場し、丙作戦でもラストダンスになると一隻登場する。基地航空隊や特定艦娘・装備による特攻は引き続き有効なため航空戦までで大ダメージを与えることも可能であるが、いかんせん連合艦隊VS連合艦隊の決戦のため、ダイソンにあたるかどうかは運しだいとなるし、ダイソンに集中し過ぎてはまさしくダイソンの思うつぼである。
そして甲作戦ではラストダンスになるとやはりダブルダイソンになる。
夏イベントという事で去年の夏イベ同様、バカンスを満喫中の戦艦夏姫として登場。
今回も難易度によってHPやステータスが変化する。
今回はE-5以降の全てのマップで出現。しかし出現する全てのマップで装甲破砕ギミックが用意されているので、撃破する事自体は例年よりも簡単だが、17年夏に提督たちが味わった真の恐怖はやはり最終面であろう・・・
海域ボスとして登場。戦艦ル級や重巡リ級を含めた連合艦隊で出迎えてくる。さらにこちらは長い道中を進んでくるため燃料ペナルティを背負わされて戦うこともあり、随伴の敵を撃ち漏らすと中破大破が次々と出てしまう。
だが、同マップのC、Dマスで勝利し敵の補給線を寸断する装甲破砕ギミックを解いて挑めば戦艦夏姫を含めたボス艦隊全体の装甲が低下するので、夜戦を待たずに決着してしまう事もあったりとボス戦の難易度が目に見えて下がるので17夏イベントでは割とクリアしやすいマップである。
ケース次第では新実装の海防艦である本イベントの目玉・松輪をはじめリットリオやリベッチオ、択捉といったレアドロップを狙う提督たちに、何度でも沈められる事もある。今回も不憫?
輸送作戦クリア後の後半ステージで、ゲージ破壊が可能になった際に海域ボス・空母夏姫の護衛として出現。ダイソンの異名に違わない面目躍如である。甲作戦の場合はさらに軽母ヌ級改も出現するので厳しい戦いになる。
全ての難易度で出現するが、このステージにも装甲破砕ギミックが存在する為、空母夏姫とのタッグとはいえE-5同様で撃破は難しくない。
17夏イベントの最終ステージ。そしてケツダイソンの恐怖はここからが本番である。
最終マップではボス戦前のTマスにて「ドーバー海峡緊急封鎖部隊」の艦隊名でPT小鬼群と共に門番を務め、さらに最終ボス・欧州棲姫の護衛として2度出現する。
このマップはPマスの敵の出撃拠点を叩き、Rマスで敵の兵站補給線を断つ事でショートカットルート開放、及びボス艦隊とQ、Tマスの敵艦隊に対して攻撃力が上昇するギミックが用意されているが、道中だけであまりにも苛烈な攻撃に晒されるので難易度を問わずこのギミック開放はもはや推奨どころか当然の扱いと化している。
道中では駆逐棲姫と潜水新棲姫、そして空母夏姫率いる連合艦隊という難関を突破してきた提督の前に最後の防衛線を展開し待ち構える。具体的には、ボス戦前でランダムで戦艦夏姫が乙・丙作戦の場合でも1体か2体出現し、甲作戦の場合は最大で3体出現するので、最終ステージ道中では今まで以上にあまりにも大破リスクが高い戦いを強いられる。道中で戦艦棲姫(戦艦夏姫)が2体出現する事例は過去のイベントでも何度か存在したが、今回はそれすら上回る道中ダイソン三連星である。
そんな有様を一体誰が呼び始めたか、3つの頭を持つ地獄の番犬になぞらえケツベロスという新たなアダ名を頂いたらしい。または1~3体と出現数がランダムで決定するためケツガチャなんて呼ばれるケースもある。答え③
しかもここでは随伴にPT小鬼群が出てくるので、これを開幕で1体でも撃ち漏らすと主力の戦艦や空母の攻撃がPTへ吸引されてはことごとく回避され、戦艦夏姫が倒し切れない悲惨な事態に陥る危険がある。そのため基地航空隊や航空戦、支援艦隊などで砲撃戦開始前にPT小鬼群を全滅して戦艦夏姫だけに攻撃を集中できるのが理想。敵は航空戦力が出現しないので航空戦で200~300以上もの大ダメージが狙え、運が良ければ基地航空隊と力を合わせてこの最終防衛線を開幕で全滅できる事もある。
甲作戦で挑む場合は空母夏姫率いる連合艦隊が出現するQマス以上の難関となるので、基地航空隊をボスマスよりもここへ差し向ける提督も多い。
「最終防衛ラインも突破されました!!」 「こいつら化け物か!」
そして最終戦では甲作戦の場合削りだろうとゲージ破壊可能の決戦だろうと欧州棲姫の随伴でダブルダイソンが確定で出現する。乙・丙作戦の場合はゲージ破壊可能時のみ1体出現。
ここでもTマスと同様で運次第では航空戦など開幕でダイソンが倒せる事もある。夜戦までに他の随伴敵共々退場するよう祈ろう。
2017年秋イベント「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)」でも海域突破を阻む壁として立ちはだかる。
E1甲作戦のボスマスで随伴艦として早速登場する。旗艦の軽母ヌ級改flagshipへの攻撃をしっかりダイソンしてくる。最終形態では2体に分裂し、E1からダブルダイソンという嬉しくない歓迎を受けることになる。
道中は対潜戦と空襲戦のみなので燃料と弾薬を存分に残した状態でボスに挑めるのはありがたい。加えて基地航空隊の支援を受けることもでき、旗艦のヌ級は駆逐艦の連撃でも十分撃沈可能な相手なので海域突破自体はさほど難しくはない。
E4甲作戦の連合艦隊ルート末端Z6マスの敵連合艦隊の本隊随伴艦として2体登場する。乙以下でもランダムで1体出現する。E4のボスマスを出現させるためにはいくつかのギミックをこなす必要があるのだが、その中で最難関と言われるのがこのZ6マスでのS勝利である。
Z6マスには戦艦棲姫の他に新型艦載機を搭載した軽母ヌ級(改)flagshipが3~4体鎮座しており、最短ルートを通れる水上打撃部隊だと制空優勢を取るのが非常に難しい。軽空母2隻の艦戦、航巡の制空補助、基地航空隊の制空削りを合わせてなんとか優勢に届くというレベルである。さらに、Z6マスに至るまでの道中戦闘も苛烈であり、潜水ソ級flagshipを旗艦とする潜水艦隊、戦艦ル級改flagship3体を中核とする連合艦隊、空襲戦2回、PT小鬼群や重巡ネ級との夜戦を乗り越えてようやくZ6マスにたどり着ける。
難しいのはただたどり着くだけでなくダブルダイソン含めてZ6マスの敵を全滅させなければならない点である。道中対策を重視しすぎるとZ6マスで戦艦棲姫を倒しきれなくなり、かと言ってZ6マスを重視しすぎるとそもそもZ6にたどり着けないというジレンマに悩まされる。ゲージこそ付いてないマスだが、戦力ゲージ破壊と並んでE4攻略の山場となる。
2018年冬イベント「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)」では後段作戦から牙をむき始める。今イベントにて強化型である戦艦棲姫改が新たに実装された。
E6は3本の戦力ゲージからなる海域だが、その2本目のボスとして戦艦棲姫改が立ちはだかる。通常の戦艦棲姫から大幅に強化を受けており、耐久は700、装甲は260(甲作戦時のもの)と生半可な夜戦火力では歯が立たない。敵は連合艦隊を率いているがこちらは空母無しの遊撃部隊で出撃しなければならないため、制空や手数不足に悩まされる。
しかもゲージ3本のうち友軍艦隊がここだけ来ない仕様もあって難所となっている。幸い随伴艦に姫クラスの敵はいないため、基地航空隊の支援などを活用して夜戦開始までに随伴を殲滅し、魚雷カットインなどの強力な夜戦火力を叩き込んでいきたい。
引き続いて3本目のゲージでは旗艦の空母水鬼に戦艦棲姫が随伴する。甲作戦の最終形態になると2体に分裂していつものダブルダイソンとなる。空母を出撃させることができないため制空権を取るのが難しく、弾着観測射撃を行いにくい。基地航空隊の攻撃が刺さらなければ高確率で戦艦棲姫が夜戦までに残ってしまう。志摩艦隊艦の特効があるため、重巡の那智、足柄、駆逐艦の霞などは積極的に編成していきたい。
本イベントの最終海域は2本の戦力ゲージを有している。1本目の甲・乙作戦の最終形態にて旗艦・戦艦水鬼改に戦艦棲姫が2隻随伴する。奇しくも3年前の冬イベントの最終海域で対峙したトリプルダイソンと同じ光景だが、あの時に比べて旗艦の戦艦水鬼改がとにかく硬い。
夜戦までに旗艦のみにできれば魚雷カットインを刺すことができるのだが、随伴のダイソンがそれを許さないといった事態が頻繁に起こり得る。昼戦で第一艦隊がどれだけ戦艦棲姫を攻撃できるかが攻略する上で重要な要素となる。また、一部の史実艦には特効が確認されているが、補正は1.15倍~1.2倍程度なので低めの装甲乱数を引かないことにはダメージがまともに通らない。
この状況下で旗艦の耐久800を削り切るのは非常に難しく、多くの提督たちの資源と毛根を奪っていった。後述するように2本目がギミックのおかげでダメージが通りやすくなるという仕様もあいまって、1本目が実質的なラスボスという声も多かった。
甲作戦の2本目では削り段階で旗艦の深海鶴棲姫に戦艦棲姫改が随伴する。最終形態ともなると敵の本隊は深海鶴棲姫-壊-、空母棲姫×2、戦艦棲姫改、戦艦棲姫×2というオール姫クラスの様相を呈する。
なかなかに絶望的な編成だが、特定のギミックを解除することで史実艦の特効倍率を大幅に引き上げることができる。武蔵や翔鶴型であれば空母棲姫や戦艦棲姫を一撃で沈めることも可能となる。このため、ダイソンがダイソンとしての本領を存分に発揮できなかった。発揮しないほうがありがたいのだが。
攻略にあたっては第一艦隊の史実艦で大ダメージを狙い、第二艦隊の史実艦で強力な夜戦火力をぶつけることが重要となる。
フィギュアスケートとのリアルコラボイベント「艦これ鎮守府“氷”祭り」にて深海棲艦側に「戦艦棲姫改 氷上mode」が登場した。
2018年初秋イベント「抜錨!連合艦隊、西へ!」ではE-4輸送ゲージボス、E-5-1ボスおよびE5-3ゲージボスの随伴として登場する。
ボスマスにて連合艦隊を率い、物資の陸揚げを阻んでくる。ランダムで2体に増えることもあり、その場合ダブルケツダイソンという絶望のケツの壁となる。ただし、輸送ゲージマップなので、A勝利さえ取れれば無理に倒す必要はなかった。
だがこのマスでは新規実装のゴトランド(艦これ)をはじめとした複数のレアな欧州艦のドロップが確認されており、できればS勝利をもぎ取りたいところである。基地航空隊などの支援を駆使すれば倒せなくもないので、頑張ってケツをたたこう。
1本目のゲージのボスとして登場。相変わらずの攻撃力と防御力の上に重巡夏姫まで従えているが、複数の欧州艦+αに特攻がついているので、それを駆使すれば撃沈はさほど難しくない。
E5-3のボス随伴では、甲作戦限定だが最終段階において2隻に分裂してダブルケツダイソンとなる。同時に空母おばさんこと空母夏姫もダブルとなり、さらに重巡夏姫まで加わって連合艦隊第一艦隊に最終鬼畜全部姫が顕現する。
もっともギミック解除後はボス艦隊が紙装甲と化し、随伴の姫クラスだと簡単に半壊、あるいは一撃で沈むことも珍しくなかったため、ダイソンとしての機能はあまり発揮しなかったとの声もある。発揮しないほうが(ry ただし紙装甲になっても敵艦隊の驚異的な火力はそのままなので、連合艦隊に基地航空隊、決戦支援に友軍艦隊、ギミックに欧州艦の特攻などあらゆる手段を以って打ち倒そう。
2019年冬イベント「邀撃!ブイン防衛作戦」ではE-2において道中、E-3では道中と戦力ゲージのボス随伴として登場する。今回のイベントではほとんどダブルダイソンと言う大盤振る舞いである。
ボス前のMマスで全難易度で登場。乙作戦以上で確定ダブルダイソン、丙作戦でもランダムでダブルダイソンとなる。このMマスはボス前というだけでなくギミック解除のために到達する必要のある空襲マスのNマスに行くためにも通る必要があるため、ギミック解除やボスマスにいく艦隊を次々大破祭りにする恐怖の存在と化した。
ギミック解除時は空襲マスに陸戦を送る関係上1隊しか派遣できないが、ダイソンは陸攻に弱いので1隊でも効果はかなり見込めるため、後は陸攻&火力担当艦がダイソンを潰してくれるのを祈るのが正攻法。
他には編成を全て潜水艦にした潜水空母艦隊でMマスまで到達し、Mマス大破でもNマスの空襲マスでは問題ない仕様を利用する方法もあった。潜水艦隊の場合は空襲マスをスルーでき、水上艦隊では厳しいル級マスやダイソンマスもダイソンマスのツ級以外は全く脅威にならないので後半の攻略が楽。
ただし序盤の水雷艦隊が鬼門になる上、水上電探を積めない関係でレーダー射撃マスを通るので序盤の3戦で大破祭りになる可能性もあるので一長一短である。いよいよ無理ならダメコンで強行突破と言う手段もないわけではない。
第二ゲージボスに向かう際もまともにやりあえば悲惨なことになるが、肝心のボス旗艦である南方棲鬼があまりにも貧弱なため、陸攻をこのマスに集中することが可能。2隊集中すれば随伴は壊滅し、ダイソンも大抵は中破以上にはなるので、後は戦艦でトドメを刺せばS勝利も可能。
まずギミック解除のために向かう空襲マスのNマスの手前に当たるOマスに早速ダブルダイソンで登場。ただしこちらはE-2の焼き直しというかデジャブであり編成も同じため、攻略方法もそのまま通用する。
特に潜水艦隊だとダイソンマスのツ級以外の脅威がほぼないため、E-2までに潜水空母を使い切っておらず、水戦の数も十分に確保できているなら推奨。
そうでない場合は輸送護衛部隊か通常艦隊でなければ到達できない関係上、なかなか厳しい道中を通った上でダブルダイソンと戦う羽目になる。一応水母1+駆逐3の4艦のみの編成だとOマスを回避する最短ルートでNマス到達が可能なのだが、逆に回避できるのもOマスのみ。というか水母1だとNで航空優勢が水戦ガン積みでも厳しいため、場合によってはNマスに陸攻を2隊集中してリコリス棲姫と飛行場姫を発艦不能に追い込む以外に方法がなくなってしまう。結局のところ最短用の編成でも初戦の潜水新棲姫マスと空襲マス3回は回避不可能な上、制空の関係上があまりにも博打要素が強いため、ダイソンマスを通ったほうが現実的と言える。
次に姿を見せるのがボス前のルートのひとつであるWマスに全難易度で随伴艦として登場。空母機動部隊か条件ガン無視の重量編成による水上打撃部隊で通ることになるルートで、甲作戦の場合は道中ダブルダイソンで立ちはだかる。他の構成艦もヲ級改、ヌ級改、ツ級eliteと嫌がらせとしか思えない超制空値の極悪編成(難易度を下げても艦のグレードが下がるだけで編成は同じ)で、こんなお仕置き部屋に近いルートを好んで通る提督はあまりいないと思われる。
ただし輪形陣固定、かつ甲作戦の時でも何故かダイソン1隻の時もあるため、突破するだけならそこまで苦労しないケースも多い。というか一応ボスへは3つのルートがあるのだが、他の2ルートもレ級が率いる打撃部隊か潜水新棲姫が率いる潜水部隊という有様(特に甲作戦の場合、レ級の出るマスはレ級elite2隻が確定で出現)なので、このルートも甲作戦の場合は(資材さえ気にしなければ)それなりに選択肢に入ると思われる。実際RTA勢は空母機動部隊でゲージを破壊したらしい。
ボスマスでは深海日棲姫の随伴に全難易度で登場。乙作戦以上で削り段階から恒例のダブルダイソンである。丙作戦ではゲージ破壊段階のみダブルダイソン、丁作戦ではゲージ破壊段階のみダイソンが1隻だけ出る。ついでに乙作戦以上では相方の空母棲姫もゲージ破壊段階では応援に駆けつけてくる。
ボスも当然のように堅いため、それも相まってダイソンとしてしっかり立ちはだかってくる。……のだが、このボスマスで来訪してくる友軍艦隊は強力な編成が多く、特に第十駆逐隊(コミケ艦隊)や特効持ち艦隊が友軍で来訪した場合はワンパンでダイソンを吹き飛ばすこともあり、その場合は一方的に勝ててしまうケースもあったりする。逆に海防艦やら大和率いる艦隊が来ると微妙なこともあるので、友軍ばかりを過信しないように。
E-2では輸送ボス、E-5では戦力ゲージの2つのボスマスの随伴艦で登場する。今回は道中に出現しないため、ダイソン自体は前回ほどのインパクトはない。ただし上位種の戦艦水鬼改がE-4のボス随伴で登場し、スーパーダイソン改として猛威を振るった。
輸送ボスとして全難易度で登場。甲作戦では確定ダブルダイソンだが、そもそも輸送ボスのためダイソンを倒す必要はない上、随伴も貧弱なため完全な見掛け倒しである。
陸攻をぶつければS勝利も簡単だが、随伴にツ級が混じっているので熟練度には一応注意。
ただし相方の空母棲姫がボスを務める戦力ゲージは甲作戦の場合だと道中がすさまじく過酷で、ボス編成もヌ級込みで空母3隻編成と極悪。しかもE-1ボスだったツ級flagshipが随伴するパターンではダブル空母棲姫となり、しかもラスダンではこの編成で固定されるとあって凶悪極まりない。ただし友軍来訪後のボスマスは逆に空母棲姫が過剰戦力にフルボッコされることになったが。しかも戦力ボスマスでは新規艦の石垣だけでなく、早波、浜波、藤波、涼月といった通常海域には落ちないレア艦のほか、なんと言っても大和が初めてドロップ解禁されたため、主に大和目当ての(主に建造縛り)提督にフルボッコされる羽目に。
まずは戦力ゲージ一本目の深海海月姫の随伴として登場。甲作戦では削り段階からダブルダイソンと空母棲姫が随伴し、ラスダンではさらにダイソンが増える。まさかの確定トリプルダイソンである。過去にも戦艦棲姫系で3隻以上の編成だったり、道中ケツベロスガチャで最大3隻登場ということはあったが、ダイソンのみの確定3隻登場は初。
もっとも姫級5隻編成といえども型落ち気味のため、甲作戦でここまでこれる提督ならば対処方法はいくらでもある。なお乙作戦だとダイソンが1隻ずつ減り、丙作戦ではダイソン自体が登場しない。丁作戦では空母棲姫もいなくなる。
地味に第二艦隊もツ級eliteとソ級eliteがナ級4隻ともにスタンバイしており、ゲージ破壊段階だとflagshipと後期型flagshipに強化されるのも含めて、かなりの嫌がらせとなっている。一方乙以下ではソ級が無印に弱体化する(ただし乙ではゲージ破壊段階のみエリソが出る)のでかなり楽になる。
そして大ボスである太平洋深海棲姫の随伴では戦艦棲姫改が登場。同じく随伴する重巡棲姫とともに攻撃をダイソンしてくる。そしてゲージ破壊段階になると戦艦棲姫改が2体に分裂する。まさかの随伴ダブルダイソン改体制で、攻撃をダイソンするだけでなく大破艦も量産する恐怖の存在と化した。
なおこっちの第二艦隊もツ級elite2隻とソ級flagshipがナ級後期型flagship3隻とともにスタンバイと第1ゲージ以上に容赦がない。と言うかゲージ破壊段階ではツ級eliteがツ級flagshipに置き換わる。ゲージ破壊をすればツ級eliteに戻るだけ掘りではマシとの説もある。
しかも乙作戦もボス編成に変化はないためかなり危険。一応姫級のステータスが下がり、随伴のflagshipもeliteになるので、甲作戦よりはだいぶマシになるが。むしろボス前のマスのレ級が無印に弱体化することのほうがはるかに大きい。
ちなみに丙作戦ではラスダンで重巡棲姫と入れ替わる形で戦艦棲姫改が出現、丁作戦では姫級が随伴しない。第二艦隊も丙作戦だと随伴のソ級が無印になる上にゲージ破壊段階にしかおらず、しかもナ級の数が減って置き換わっているのが無印の駆逐イ級とものすごく弱くなる。丁作戦にいたってはソ級自体がいない。
ちなみに丙作戦は上記のとおりボス編成が甲作戦と比べてだいぶ楽になる上、さらにボス手前のXとVの両マスの敵編成が著しく弱体化する(甲作戦ではレ級eliteが陣取り、しかもゲージ破壊段階では単縦陣で2隻固定なのだが、丙作戦以下ではゲージ破壊段階に無印のレ級が1隻しか出ない)ため、難易度が格段に下がる。乙作戦以上の報酬である152mm/55 三連装速射砲改はガリバリディの改装時にも持ってくるし、甲作戦で取れる戦闘機も丙作戦で取れるのと性能には大差はないため、掘りや育成を見据えるなら丙作戦まで下げるのも有効だった。
小規模イベントながら戦艦夏姫として2海域の道中に登場。ダブルダイソン大安売りだった2019年冬イベントに比べたら若干息を潜めたものの、門番として提督達に立ちはだかった。
第2ゲージのボス前のTマスに全難易度で登場。甲作戦では高確率でダブルダイソン、乙でもダブルダイソンで登場することがあるが、問題はどの難易度でも容赦なく単縦陣固定のため、次々と艦隊を大破祭りにする恐怖の存在と化した。
ただし甲作戦でも甲作戦仕様のダブルケツダイソンで毎回出てくるわけではなく、大抵は乙作戦仕様(電探無し)のダイソンが1隻以上現れるパターンが大半。また一番弱い編成だと乙作戦仕様のダイソン1隻のこともあるので難易度の触れ幅が激しい。
逆に甲作戦仕様のダブルケツダイソン編成を引くと大破撤退になることになることが多く、ゲージ破壊段階はこの編成で固定されるため、本イベントではE-2のゲージ破壊段階が最も厳しい山場の一つになる。
Kマスに通常艦隊を率いて全難易度で登場。甲作戦ではランダムで増えるが、ここのダイソンは甲でも乙仕様固定のために電探も無いのでE-2よりは遥かにマシ。
……なのだがダイソン1隻パターンの場合は、単縦陣のほかに命中率の上がる複縦陣を取ることがあるため、複縦陣を引くと事故率が上昇する。ちなみにこのマスは第2ゲージのボス出現のギミックマスであると同時に、またしてもボス前のマスに陣取っているのが厄介。
ちなみにゲージ破壊段階だとダブルダイソン&単縦陣に固定されるため、むしろゲージ破壊段階のほうが事故率が下がるという逆現象が起こる。
ただしここのダイソンマスは秋津洲改か明石改を入れ、戦艦2以下&戦艦+空母5以下&戦艦+空母+重巡+雷巡6以下にすることで回避可能。最も回避した場合は潜水夏姫旗艦で随伴全てがソ級elite(flagshipが混ざってることもあり)のPマスを確定で通る羽目になる。
参考までに潜水新棲姫バカンスmode旗艦で随伴がソ級eliteで埋めつくされてるFマスがこの海域の場合は回避不可なので、対潜装備積んでる関係で潜水夏姫と戦ったほうがマシと思うか、事故防止で2箇所の対潜マスにいずれも東海部隊を分散して送るよりはダイソンと戦ったほうがマシかは非常に微妙なところ。
一応対潜戦の敵陣形は定例の単横陣か悌形陣であり、間違っても単縦陣や複縦陣の鬼畜仕様で襲ってくるわけではないので対潜航空支援だけでも編成ほどの難易度にはならないのが救い。
ダイソンも先述どおり電探がない関係上連合艦隊なら被弾率がさらに下がるので脅威度は19年冬ほどではない。最もダイソンの場合は直撃したらお察しだが。
大規模作戦にもかかわらず、まさかの欠席である。……なのだが上位種の戦艦水鬼改や今回初めて改修された相方の空母棲姫改、新顔の重巡ネ級改が大暴れしているので、難易度的には過去の大規模作戦と変わらない。なお潜水棲姫もE-5の第1ゲージのボスマスでこっそり改になっているが、道中に出るわけではないので厄介度では完全に空気。むしろ同じ海域の第2ゲージのボスマスに向かう際に二回交戦する羽目になる潜水新棲姫の方がはるかに厄介と、相変わらず妹分に比べると扱いは改修されても微妙である。
なお戦艦水鬼改に関しては E-3第2戦力ゲージ旗艦(ゲージ破壊段階のみ、通常時はノーマルの戦艦水鬼が旗艦)、E-6輸送ボス、E-6戦力ゲージ随伴(2隻)と過去の戦艦棲姫の敵討ちとも言わんばかりに登場する。
1海域のみのミニイベント、かつ前回初登場の重巡ネ級改に今回も完全に出番を奪われたせいで、今回も欠席寸前の扱いを受けたが、甲作戦の第3ゲージの破壊段階のみに随伴で1隻だけダイソン改が登場する。旗艦は相方の空母棲姫改。今回のイベントの第3ゲージ破壊段階だけは甲作戦でさえぬるいこの海域では唯一の難所で、第一艦隊随伴のネ級改2隻とダイソン改をかいくぐって空母棲姫改をしとめる必要がある上、ヌ級改2隻もくっついていることから要求制空値も高かったためにかなり手ごわく、友軍到来前は歴戦提督でもそれなりに苦戦を強いられていた。
大規模イベントなのでもちろん出てくる……のだが、新顔のナ級後期型IIが凶悪すぎたことや、甲の場合は後段で出てくるボスの第一艦隊随伴では弱い部類に入るという意味が分からないことになっている。とはいえ後段でこそ空気だが、前段ではその存在感を発揮してくる。
前段ラストとなるE-4では第3ボス手前のXマスにてまず戦艦夏姫が旗艦として鎮座しているのだが、甲の場合は随伴にレ級eliteとヌ級改とヨ級(eliteかflagship)がいるという絶望的な布陣を敷いている。ボスマスには友軍が到来するため、甲の場合は前段を通して最大の難所となる……というかオール甲の場合はボス直前のマスはイベントを通してもここが一番きつい。なお乙に落とすとダイソンとレ級が弱体化するので、難易度が格段に落ちる。
そして第3ボスの随伴に戦艦棲姫改が登場。甲の場合は前哨戦から出ておりナ級後期型IIeliteとともに毛根を削ってくるほか、ゲージ破壊段階ではナ級IIもろとも予想通り増える。ちなみに丙以上ではゲージ破壊段階になるとダイソン改とネ級改が1隻追加されるなど最終海域のボスに匹敵する陣容なので、ギミック解除はほぼ必須になる。
E-6では第2ボスの随伴として戦艦夏姫が出ており、丙以上では削り段階、丁でも最終段階では随伴し、甲の場合は最終段階で2隻に増える。ただし同じ第一艦隊の随伴ではネ級改夏modeの方が強い上に、甲だと削り段階からダブル、乙と丙でもゲージ破壊段階はダブルで出てくる方が厄介。ただしこっちも甲だとナ級IIの方が甲の場合削りから2隻、破壊段階で4隻まで増殖する方がよっぽどダイソンやネ級改よりうっとおしい。
E-7では第2ボスの空母夏姫の随伴として丙以上から常時随伴し、ネ級改夏modeともどもE-6-2同様にきっちりダイソンしてくる。特に甲限定の空母夏姫IIは耐久880、装甲239と鉄壁を誇り、ゲージ破壊段階では空母夏姫IIが2隻になることから実質甲の場合はラスボスとの声が強い。ナ級IIの陣容もE-6-2と同じため、制空値が尋常じゃない分だけE-6-2よりはるかにきつくなっている。
そして第3ボスにも丙以上で随伴してくる。甲の場合はゲージ破壊段階は2隻いるヌ級改が空母夏姫IIにおきかわり、ネ級改夏modeも2隻になるオール姫級陣容のため、友軍到来前の甲突破者は40人しかいなかったといわれるほど。とはいえ友軍到来後はその陣容が強力な上、ゲージ破壊段階のナ級IIがflagshipに強化されているとはいえ3隻に減ったことから、友軍到来後は2本目より楽との声が強い。
中規模イベントだが、1年ぶりに欠席。最終海域のトリプルゲージのトリに姉妹艦である戦艦水鬼改が全難易度共通で随伴で登場するのみ。
ネ級改がE-2~E-4において輸送ボス旗艦、E-5において甲の場合は2本のゲージで2~3隻随伴するほど目立ちまくっているせいで、ダイソンの出番はなかった……とおもいきやE-5-2のゲージ破壊段階で丙以上の難易度できっちり戦艦棲姫改がしれっと混ざってくる。
たった1か所の登場だが、本イベントの最大の難所がこのゲージ破壊段階のため、追加されたダイソン改がとにかく厄介。甲の場合は陸奥を採用した特殊砲撃が命中しても最初から3隻いるネ級改とは違ってほとんど倒しきれず、夜戦まで生き残ることから攻撃を吸われやすくなっている。旗艦の戦艦新棲姫もゲージ破壊段階では装甲356と堅い上に、特効倍率もあまり高くないことから、甲に挑む提督を苦しめた。
以上述べてきた様に、戦艦棲姫は13年秋イベで初登場してから、コラボイベントであった13年冬イベを除く主要イベント全てに降臨してきた。連続登場は17年冬イベで途切れてしまったが、今後もイベント最終海域(もしくはそれに準ずる海域)で猛威を振るってゆくのだろう。通常海域には来ないでくだち……
……と思われていたのだが、19年秋から新顔の重巡ネ級改に加え、禁断とも言えるダブル戦艦水鬼改の随伴解禁もあって19年秋にその煽りを受けて欠席。以後も出番が激減している傾向にあり、かつて皆勤を続けていた重巡棲姫ともども改修されたVerも含めて、完全に型落ちとなっている。両者とも夏姫Verがあるので完全に姿を消すことはないであろうが、今後はいっそう夏以外のイベントでは見かけなくなることが増えるかもしれない。
それとは別に、14年夏イベにて初登場の空母棲姫が以降のイベントに連続降臨しており、ダイソン2号の座を狙っているように見えたが、最終的に15年夏イベまでの5連続登場(16春時点で降臨回数7/8)、そして15年夏E-3において随伴ダブル空母棲鬼、16年春にダブル空母棲姫、17年冬に丙作戦でもダブル空母棲姫をやらかしたので、2号確定である。
ちなみに19年秋以降は出番が激減傾向にある戦艦棲姫や重巡棲姫と違い、空母棲姫は代替の深海棲艦がいないため、相変わらずイベント海域でも活躍中である。
なお戦艦棲姫とは違って、空母棲姫に関しては既に通常海域(6-4/6-5)に登場しており、6-4では特定編成でゲージ破壊段階のみボス前のマスに陣取ってるが、こんなお仕置きマスはゲージ破壊段階でも通らないのが主流なので気にならないものの、6-5ではボスマスに連合艦隊旗艦として登場するので、嫌でも倒さなければならない。
ちなみに空母棲鬼は5-2(第2期)のボスマス、6-1のお仕置きマスにいずれもランダムで旗艦として出現することがある。(いずれも空母棲鬼が出ないパターンでは旗艦がヲ級になるため、非常に倒しやすくなる)
今後、戦艦水鬼+戦艦棲姫+空母棲姫などという悪夢の編成に会えるのも、遠い話ではないのかも・・・などと思っていたら、
と、いつの間にかその悪夢一歩手前まで実現していた。そして・・・。
艦これ改において恐れていた戦艦水鬼+戦艦棲姫+空母棲姫という編成がとうとう実現してしまった。さらに恐ろしいことにこの編成に通常艦隊(6隻)で挑まなければならないのである。一度B勝利すればクリアなのがせめてもの救いか。
そして16春イベの最終編成は前述の通り。中枢棲姫の随伴で空母棲姫に戦艦棲姫、開幕雷撃持ちの駆逐古姫という構成。丙作戦ですら姫4隻、甲作戦では最終鬼畜全部姫。基地航空隊のバグが解消してシステム・ギミックの全容が明らかになるまでは、歴戦のRTA勢すら沈黙した。
これ以上の、彼女混じりのご無体な編成に巡り合うのも、時間の問題なのだろうか、それともこれで頭打ちなのか・・・?
戦々恐々としながらも、また次イベで彼女とどんな邂逅を果たすのか、提督諸氏は心構えるのだろう。
戦艦夏姫
掲示板
721 ななしのよっしん
2020/06/09(火) 04:35:49 ID: 1IDzJH2whh
量産型上位のネ級改の実装で、重巡棲姫やレ級ともども今後のイベントでの出番が怪しくなってるからなぁ。
駆逐艦の主力が後期型になって以降型落ちでほぼ出れなくなった駆逐・軽巡・航空戦艦の姫とか、
ヌ級改の大幅強化で、イベントではほとんど出番が無くなったヲ級とか。
むしろ初登場から6年近く主力を張ってきたんだから、運営も主力から引退させたかったのだろうか……?
722 ななしのよっしん
2020/08/28(金) 16:49:06 ID: gdBWgmrpjP
てらじんさんのところの霰ちゃんに世話を焼く戦艦おばさん見てからというもの
面倒見の良い美人ママにしか見えなくなった
集積地を三越に連れ出した時点ではまだ面倒見の良い『お姉さん』に留まっていたのに・・・!
723 ななしのよっしん
2023/08/21(月) 00:57:47 ID: Dk5sC4rHRG
今回イベE-2ではサーモン(艦これ)の掘りスポットに配備されたせいでひたすらケツを割られるケツダイソンさん
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最終更新:2024/12/17(火) 11:00
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