喧嘩とは、争いである。
何かについて争っているが、個人的なことで裁判に持ち込まれないものを言う。
裁判になったら喧嘩じゃない。いじめなど一方的にやられているのも喧嘩とは呼ばない。
相手をその気にさせるものは「喧嘩を売る」とも呼ばれ、事前段階の煽りや挑発も含める。
喧嘩だけだと暴力を伴うものが連想されるが
言い合っているだけの口喧嘩(口論)や互いを無視する(所謂冷戦)ものも該当する。
国家間同士の大規模な戦争なども広義の喧嘩かもしれない。
誰と喧嘩しているかによって喧嘩の前に言葉がつくことがある。(兄弟喧嘩や夫婦喧嘩など)
マフィアや倫理観のない人間の場合、手元の物品などを武器にした血みどろの戦いになる場合もある。
恨みや苛立ちを根本とし、社会通念上許されなかったり、業務上の正当性がないもの。
自分の力を示し優越感を得たい、意見を押し通す、ムカついた相手を屈服・謝罪させるなど。
数の限られた物品・権利・脱出路などを取り合うパターンもある。
基本的に暴力はあっても相手の殺傷を目的としない場合は多い。
ただし倫理観のないDQNなどは除く。
さらに上位となると、「相手の殺傷を含めた無力化・制圧」が目的となり「喧嘩」というカテゴリでは収まらなくなる。例:殺し合い・斬り合い・銃撃戦、相手を拉致して集団リンチなど。
元々仲が良く喧嘩する気は無かったものの、結果的に喧嘩になってしまう場合がある。
対戦ゲームで舐めプや電源切り、その他セコい反則でリアルファイトになったり、
酔っ払いなど、酒が入ったことで気が大きくなったり人格が変わってしまい殴り合いの喧嘩に。
禁句・タブーなど相手のコンプレックスなどをうっかり踏み抜いてしまい喧嘩になる場合も。
誤解で喧嘩になる場合もあるが、トンデモ本音を言い合ってしまい誤解と気付いたところで収集がつかなくなる場合もある。
外交や戦争などにおいて偽情報(信憑性を偽装した情報)を計画的・意図的に流し、敵軍内部や敵軍同士を疑心暗鬼の不和にし混乱させ戦わせる、部下に反乱を起こさせる、協力関係を断ち孤立させるといった戦法も昔からある。
例:敵の内部に情報を流す輩(スパイ)がいるように見せかけるなど。
上手くいけば味方の犠牲どころか、一発の銃弾を使わずとも相手を瓦解・自滅・弱体化させる事が可能。
同じ動物同士でも行うが、喧嘩で負傷してしまうと天敵から逃げられないし、集団生活を行う動物においてはグループの絶対数・戦力が減ってしまうといったデメリットがある。…といった理由もあり、なるべく戦闘・負傷を避けるため、威嚇行為等に留めるなど割と無難な対応をすることも。
喧嘩は漏れなく犯罪となる。
まず、互いに怒鳴ったり取っ組み合いの喧嘩になった場合は暴行罪が両者に適用される。
次に、喧嘩の結果として相手に心身問わず傷を与える(病気も含む)と傷害罪が適用される。
さらに、傷では済まず相手が死亡した場合は傷害致死罪が適用される。
ここで、あまりに血が上り相手が死んでもおかしくない行為をして死亡させると殺人罪が適用される。結果的に死亡せずに済んだ場合は殺人未遂罪である。
喧嘩するほど仲がいいとも言うがせずに済むのが一番である。
※お互い臆せず本音や言いたいことを遠慮せずに言い合える仲といった意味もある。
運悪く巻き込まれる可能性もゼロではないため護身術・正当防衛といった要素も軽く知っておくと役に立つ。護身術においては十分な訓練がなければ応戦できないが、基本は戦わない・逃げることが基本であり最善策。応戦はやむを得ない場合のみで結果としては愚策。
例:危険な場所や人間に気付いたら、喧嘩になる前にその場を離れる、いち早く異常に気付く。
(→護身術)
「ボクシングの試合とか堂々と殴り合ってるじゃないか」と思うかもしれないが
格闘技は興行であるため喧嘩ではなく、決闘罪・傷害罪なども適用されない。
ただしルール違反や、ダウンして動けない対戦相手を制止を振り切って追撃したり
対戦相手と無関係なスタッフや観客などを無意味に殴れば犯罪である。
軽度の口喧嘩程度であればジャンルを問わず数多くの作品で用いられる。
大人数の集団組織・チームの場合、仲間内で(お約束で)喧嘩しているメンバーがいる。
軽口に対して「喧嘩売ってんのか」「面白え、表へ出ろ」といった会話や、それを仲間がなだめる、仲裁するといったシチュエーションも定番である。
ギャグアニメ・ギャグ漫画等においては作画の簡略化のため、一種の漫符のように大きな煙から顔や手足が飛び出しているように描かれるパターンもある。飼い犬や飼い猫とコミカルに殴り合うパターンもある。
結果的に警察を呼ばれるより、共倒れであったり争っていた物品を失うなど勧善懲悪なパターンも。
稀に相手が強すぎ、喧嘩を売った側が瞬殺されるといったパターンもある。
探偵や刑事もの、サスペンスドラマ等の場合、口喧嘩(口論)がエスカレートしてしまい、近隣の物品で殴る、もみ合いになって突き飛ばしたら階段から落ち、または頭をぶつけて相手を殺してしまった…といった展開も定番である。
計画性がなく突発的に殺してしまったにもかかわらず、その後ごく短時間で奇抜な隠蔽トリックを思いつき実行するのは一番のツッコミどころである。
※その他あれば追記してください
掲示板
13 ななしのよっしん
2024/04/12(金) 18:52:18 ID: i2MxhgyKR9
本気でやるならもし警察が来てもふざけ合ってただけで喧嘩なんかしてないと互いが逮捕されない様に擁護するのが最低限の仁義だと思うけど
相手にいきなり殴られたとか被害者ヅラするクズもいそうだな
14 ななしのよっしん
2024/05/29(水) 05:25:05 ID: rWXLpazgQ3
武器使ったら卑怯とか言うけど
俺ルールで暴力振るって他人黙らせようって姿勢が既に卑怯だよね
15 ななしのよっしん
2024/08/24(土) 13:45:48 ID: AegCnBA6jE
>>10
それが争いがなくならない原因なんだろうね。
人間は話し合いに応じてくれる気があるうちはいいんだが、その気がなくなると、動物を相手にしてるのと大差ないレベルで攻撃的になるからな。
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最終更新:2024/12/14(土) 12:00
最終更新:2024/12/14(土) 12:00
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