ほんわかレス推奨です! この掲示板では、しばしば激しい論争が起きています。 コメントを書くときはスレをよく読み、ほんわかレスに努めてください。 |
DmC Devil May Cryとは、カプコンから発売中のスタイリッシュアクションゲーム。イギリスのNinja Theoryと共同開発。PS3版とXBOX360版が2013年1月17日発売。PC版が2013年2月28日発売。体験版が2012年11月21日から配信中。
また、これまでのDLCを収録し、画質とフレームレート及びゲーム内容が改良されたDefinitive Editionが2015年3月10日に次世代機のPS4とXBOXONEで発売された。残念ながらこちらは日本版が発売されず、輸入版でしか手に入らない。にもかかわらず日本語の対応はすごく丁寧で、ゲーム機本体の言語を日本語をしていれば、全編日本語テキストで表示されるようになっている。日本で発売されない原因は、恐らくDmCが公開した当時、国内のプレイヤーの反発が大きすぎて、Definitive Editionを日本で出しても大した利益が得られないとカプコンが判断したと思われる。
その後、Playstation PLUSにて、2016年5月の「フリープレイ枠」として
PLUS会員限定かつ期間限定の無料ダウンロードが実施された。
映画化も予定されている。
概要
デビルメイクライシリーズの特徴であるスタイリッシュアクションに様々な新しい要素や海外のユーザーを惹きつける為「欧米の作風」 を取り入れ、生まれ変わったシリーズ最新作。 伊津野英昭ディレクターが監修を担当。
今までのシリーズのパラレルワールドという設定になりキャラクターや全体的な雰囲気が大きく変更されている。
特に主人公のダンテは銀髪でスマートな今までのシリーズと比べ黒髪で全体的にワイルドな印象になり、設定も人間と悪魔のハーフから天使と悪魔のハーフに変更された。
システムも見直されよりスタイリッシュに戦えるように様々な要素が追加、ボタンの配置なども変更されている。
以下はその一例。
- 空中戦が強化。空中で出来る事が増え、クリア評価や攻略のテクニックとしての重要度が高い。
- スタイリッシュランクが高ければ高いほど曲調が賑やかに。特にSランクを境に一気に豪華となる。
- 戦闘終了するときフィニッシュアングル(キルカメラ?)になる。
- ロックオンボタンがなくなった(銃器などは今までどおり自動で敵を狙ってくれる)。
- デビルトリガーはL3、R3同時押しで発動するようになった。
- ディレイコンボ中に武器を変更することで変更した武器のフィニッシュ技を繰り出すことが出来る。
等々
LIMBO -リンボ-
現実と魔界の中間に位置する物語の主要舞台。現実世界に潜んでいる悪魔達がダンテを見つけこのリンボに引きずりこむ。天使と悪魔のハーフであるダンテはここで異物と認識され、街自体が形を変えダンテを狙ってくる。ダンテはこの世界の悪魔を倒し現実世界へ脱出しなければならない。
登場人物
ダンテ
本作の主人公。天使と悪魔のハーフ(ネフィリム)という異様な出自をもつ彼は、幼い時期を悪魔の手で運営されていた孤児院や少年院で過ごしており差別や暴力を受け続けていた。このような環境で育ってきた彼は悪魔と、弱者を生み出す権力を憎むようになった。
性格は従来のダンテと比べやや悪びれており、Fワードを発言したり邪魔な人間を殴って気絶させたりした。悪魔に対してもキザな態度を崩さない。
キャット
幼いころからジ・オーダーに関わってきた女性。現実世界に潜む悪魔を見分けることができるほか、幽体離脱でリンボに精神だけ入ることができる能力を持つ。
バージル
ダンテの双子の兄。ダンテの悲惨な境遇とは大きく異なり裕福な環境で育った。彼は在学中に得た膨大な資金を元にジ・オーダーという組織を立ち上げ、悪魔の研究をしている。
PVでは仮面を着け、街の市民に「内なる悪魔と向き合え」と呼びかけているほか刀を振っているシーンが
確認されている。
DLCによるプレイアブルキャラであることが判明。3のようにスピーディーに刀を振い射撃は本家と同じく幻影剣を使う。
専用のオリジナルストーリーをプレイすることが可能。
ムンドゥス
カイル・ライダーという偽名で人の姿をしているが9000年前に魔界の長となった悪魔。
米国はおろか世界中の政財界に影響力を持つほどの企業の総帥。人間社会を金の力で操る裏で、金で管理されている人間を悪魔の食料として飼い慣らす一大システムを街に敷いている。
一番の右腕であったスパーダが離反した後に授かったとされるネフィリムの存在を懸念しダンテに刺客を差し向ける。
身に着けているネックレスは初代デビルメイクライの最終ボスの象徴である三つ目を模している。
アクション
完全新路線、今までとうってかわって洋ゲーそのものといった作風ながらゲームシステムに関しては手堅く従来作を踏襲したものとなっており、シリーズファンは勿論3Dアクションゲーム愛好家も納得の出来栄え。
『スタイリッシュアクション』の看板に恥じない操作性となっている。
今作のダンテは天使と悪魔の二つの力を持っており、通常モードを含めた3つのモードを切り替えながら戦うことができる。
通常モード
ゲーム最初期からのモード。必要十分なアクションが揃っている。
全モード唯一銃による射撃が可能となっており、十時キー上ボタンで銃を切り替えることが出来る。
ダンテの父親より授けられた長剣。DMC4のダンテをベースにした操作性となっている。
突進技の『スティンガー』や、遠距離へ魔力の刃を放つ『ドライブ』といったお馴染みの技の安心感が嬉しい。
隙も比較的少なく火力もそこそこあるなど、本家同様スタンダードな近接武器。
シリーズおなじみのダンテ愛用の白と黒のハンドガン。
相変わらず拳銃らしからぬ大柄であるがシルエットが大幅に変わっており、デザートイーグルを模したやや細身の形状と細かいレリーフが美しく、ナンバリングシリーズのそれとは異なった意味で意匠的。
遠距離へ即着弾する弾を連射できるほかチャージショットで次々と敵にはね返る弾を撃てる。
- レヴェナント
シリーズ恒例のコンパクトなショットガン。今作での入手は大分遅め。至近距離での破壊力は強力で敵を大きく吹き飛ばし、射撃が弱点の敵を一撃で行動不能にさせることができる。またヌンチャクのように振り回しながら発砲することもできる。
チャージショットでは着弾した後に時間差で爆発する弾丸を発射する。
エンジェルモード
L2を押し、エンジェルモードになると敵に急接近するエンジェルリフトという技が使えるようになる。
その他空中で長距離を滑空するエンジェルブーストを使用できる。
攻撃力は低いものの広い攻撃範囲で敵の集団に突撃するのに向いた技が揃い、従来作のような各個撃破に持ち込まずとも雑魚敵の集団を手玉に取って無双することが可能。
十字キー左で『オシリス』と『アキュラ』を切り替えることが出来る。
天使の大鎌。スピーディに広範囲に斬撃を繰り出すことができる武器。仰け反りやすい敵ならば集団から分断する必要なく一方的な攻撃が可能であるほか、長時間攻撃判定を持続させる『プロップ(→シュレッダー)』により敵の攻撃を弾き飛ばす“盾”のような使い方をする事ができる。さらにコンボを繋げていくと魔力がチャージされ攻撃力が上昇する。
手裏剣状の武器。片手に1つずつの両手持ちの武器で高速回転させながら遠くの敵や集団を切りつける。
本作の一対多の状況の選択肢を大いに変える武器であり、地・空問わず複数の敵を一度に自分の真正面に集めるコンボルートやチャージ攻撃の『ラウンドトリップ』で難敵の仰け反り時間を延長、拘束など、テクニカルだが戦いの効率を底上げする有用なスキルが揃う。
- オピオン
エンジェルリフトで敵や障害物を掴み、近づくのに使う蛇状の武器。
デーモンモード
R2を押し、デーモンモードになると、敵を自分に引き寄せるデーモンプルという技を使えるようになる。
技は鈍重で攻撃範囲が狭く、敵に囲まれたり空振りしたときに脆い部分はあるが敵のガードの上からダメージを与えられたり高い攻撃力を持っているなど、タイマン戦で輝く力強いアクションがそろう。
また、デーモンモードで回避動作の無敵時間での回避に成功すると一時的に攻撃力1.5倍のボーナスタイムが発生するなど、攻防一体の動きを可能とする見た目に反して技巧派な戦い方に向く。
十字キー右で『アービター』と『エリクス』を切り替えることが出来る。
質量で敵を叩き潰すような重いモーションが特徴の斧。全近距離武器の中で最強の攻撃力を誇り一撃で軽い敵なら吹き飛ぶため対重量級に特化した武器といえる。
打撃自体のリーチは短いが、斧の先端を飛ばして遠距離へ攻撃することもできる。
父親スパーダが使っていたもので彼の肖像画から出現しダンテの武器となる。
- エリクス
範囲は狭いが強力な攻撃を繰り出せるガントレット。アービター以上に一撃の衝撃が重く、チャージすることで通常では浮かせられない敵を打ち上げられる。
アービターと違いコンボがし易くデーモンモードを維持したまま攻勢を続けられる特徴がある。
デーモンプルの際に相手を引き寄せるのに使うカギ爪付きの鎖。 障害物を引き寄せ道を作ることもできる。
デビルトリガー
ダンテの中に眠る力を解放し、その空間を混沌と化すことにより敵の自由を奪う。
発動中はダンテの攻撃力上昇、体力の自動回復などダンテが強化される。
またこのときのダンテは銀髪に真紅のコートというシリーズお馴染みのダンテの姿を彷彿とさせる。
発動時には衝撃波を放出し、周囲のすべての敵を空中へ吹き飛ばし浮かせる。
この間に空中で攻撃を繋ぎ続ければ、スタイリッシュポイントに大幅なボーナスが加算される。
ダンテのイメージチェンジについて
新生ダンテについて開発元 Ninja Theory のディレクター、Tameem Antoniades氏は以下のように語った。
「Devil May Cryの本質はクールさだ。Danteがクールでプレーヤーもクールな気分になれて、戦闘やスタイルのシステムも全てそのためのものだ。でも12年前にクールだったからといって、今もクールだとは限らない。現代に Devil May Cryが同じインパクトを持つためには新しい事をする必要がある。」
「この新しい姿は決して独善的な判断で決めたものではない。そこにはきちんとした理由がありなぜ若きダンテがボク達がよく知るあの姿とここまで違うのか、というストーリーが裏にあります。」
初代デビルメイクライ生みの親、神谷英樹氏は「変わりゆくデビルがまた新しいことをするなら見守ってあげよう」と語った。
「続編だからといってそのまま作るのではなく新しく生まれ変わるようなゲーム作り、ゲームとは思えないゲーム作りなどにチャレンジしていきます。僕はネットでの叩きには負けません。信じた道を突き進んでいきます。」
DmCに登場するダンテの顔が当初ネプチューンの名倉潤に似ていたことから、ネット上で以下のように揶揄されている。
etc...
ほかダンテの髪型がディレクターのTameem Antoniades氏に似ている
Definitive Editionの改変点
- 1080p、60FPS対応になって、美麗のグラフィックと滑らかな動きを堪能できる。
- DMC3SEや4のPC版とSEでもあった、ゲーム速度が20%上昇するターボモードを追加。
- ハードコアモード追加。
パリィの判定がシビアになり、デビルトリガーを引いても敵が浮かない、スタイリッシュランクが上がりにくくなったなどと、さらにハードな条件で敵と戦うことができる。なお、各難易度のハードコアモードはそれぞれ一つの難易度として扱われる。 - GOD MUST DIEというDMDを超える難易度を追加。
DMD+ハードコアモード以外、アイテムの使用が禁止されており、ゴリ押しが効かない難易度となっている。 - 要望が多かったバージルのブラッディパレスが追加され、全部で60階となっている。
また、ブラッディパレスのタイマーがオフにできるようになり、時間に気にせず攻略できる代わりに、ランキングに登録できなくなる。 - DLC服装以外、ダンテのDMC1コスチュームとバージルのDMC3コスチュームが追加された。
- ロックオン操作が復活。
従来のように突進技を繰り出したり、敵の残りHPを確認できるようになった。 - 属性敵に対応する武器以外でもダメージが等倍で与えられるようになり、弾かれなくなった。
ただし、対応する武器以外で攻撃した場合ひるまなくなる。 - ボスが全体的に強化された。
主に体力が増しているが、一部敵は行動パターンも変化している。 - DMD以上の難易度で敵の配置が大幅に変更され、敵がデビルトリガーを引くのが早くなっている。
- ダンテのエンジェル回避が連続3回まで可能になる技が追加されている。
- M5のラストに存在したランダムで出現する地形ダメージが全難易度で完全に撤廃された。
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
- 12
- 0pt