スキル(skill)とは「技量」「技術」「手腕」「技能」「技」「器用」などを意味する英単語である。
曖昧さ回避
- JAM Projectの楽曲についてはSKILLを参照
概要
日本語として技術、技能の意味で使われ、英語の意味とほとんど変わらない。「○○スキル」のように別の単語と組み合わせて使われている(例:ゲームスキル、萌えスキル、サッカースキル)
なので、ニコニコ動画においても「スキル」という単語を日本語に訳さなくてもだいたい通じる。
スキル(skill)の語源は古ノルド語の「区別するもの」を意味する「SCALE」とする説が有力らしい。
- 単純に「特技」「得意なこと」と呼ばれる事もある
- 場所・職業・目的・趣味・活動内容の方向性によって必要なスキルは異なる
- 物理的ではなくとも、豊富な知識情報があり自在に操る事もスキルと呼ぶ場合もある
- 英会話や自動車の運転など、後天的に訓練によって会得・強化できるものも多い
- スキルの習得速度や限界値には個人差がある
特別な訓練した訳でもないのに写真のように細部まで覚えてしまう、天文学的な計算を一瞬で解いてしまうなど、サヴァン症候群のような例も実際にある。稀に使いどころが非常に限られた誰得なスキルもある。
身近なものでは資格・免許(+級位)によってスキルの有無・熟練度を証明し、自慢したり就職活動や昇進を有利にするといったものが挙げられる。企業や客からすれば十分なスキルのある相手のほうが安心して仕事を任せられるだろう。
フィクションにおけるスキル
キャラクター固有の特性、特殊能力などを指す場合も多い。
スキルを持つ理由は、属性、種族、遺伝、修行、職業、呪い、祝福、突然変異など様々。
- 常に発動しているもの
- 選択して適宜発動するもの
- 一定の確率で発動するもの
- 特定の条件下で自動発動するもの
- 発動は容易だが、体力やMP、寿命を消耗するため多用できないもの
- 特定の種類のアイテム、道具や武器が無ければ発動できないものもある
- 相手のスキル・特技、容姿をそっくりコピーするような変則的なスキルもある
漫画等における特技も一種のスキルといえる。
それを日常や問題解決に活用したり特性の隙を突かれる、逆利用されるといった展開も多い。
ゲームにおいては、携行数量・所持品重量に限度がある作品や
一定人数しか連れて歩けないRPGなどでは特に戦略性を求められる。
特に課金・ガチャによって出たものは通常よりも優遇されている事も多い。
スロットやポイントを消費し、スキル自体が任意で交換可能である場合もある。
- 攻撃力・移動速度・命中精度・成功率といった基本ステータスを底上げする
- ダメージ、スタミナ消費、地形効果、手ぶれ、被効果範囲を軽減・無効化する
- 攻撃範囲、効果範囲、効果対象、目標補足といった範囲を拡大する
- 自動回復、装備切替、目標捕捉、修理、爆薬の設置解除などの速度上昇
- 索敵、ステルス[1]、トラップの透視や無効・作動遅延といった情報関連
- 自身や兵器、攻撃自体に属性、追加効果を付与(バフ)
- 召喚・使役・援軍・火力支援の要請権限を得る
- 蘇生や開錠・鑑定分析など、専用アイテム・専用施設が必要な行動が可能になる
- 得られるアイテムや経験値、得点、レアアイテムのドロップ率が増加する
- 味方へのサポート・支援に特化したもの
…その他、戦闘や行動、戦略上有利となるもの
フィールドや状況によっては適材適所になるが
使いどころの少ない器用貧乏・中途半端、いらない子になることも。
(縛りプレイなど、逆に扱いづらいスキルだらけで攻略する場合もある)
相手が同様のスキル(または無効化スキル)を持っていた場合、相殺される場合もある。
大抵はスキル自体や人物に一長一短な特性が付与される。
欠点のない万能なスキルを作ってしまうと皆がそれを選択したり無双されてしまい「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」「ご都合主義」と批判されたり、取捨選択で戦略を練る楽しみが無くなるため製作者の腕の見せ所といえる。
関連動画
関連項目
脚注
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