アメトーークとは、テレビ朝日系で放送されているトーク番組である。
概要
2021年8月17日までの正式名称は『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』である。長い。
雨上がり決死隊単独としては初めての冠番組である(厳密には前身の単発スペシャル番組『苦節14年 初冠特別番組 雨上がり決死隊!!』が初。またそれ以前にジャリズム・千原兄弟との複数グループによる合同冠番組として同じテレビ朝日の「アメジャリチハラ」(1996年10月~1997年3月)があった)。当初は俳優やアイドルとの普通のツーショットトーク番組であったが、次第にある特定の共通点を持つ芸人らとの集団トーク番組へと変化している。(後述)
番組タイトルの「ー」の数は放送時間の長さを示している。(「ー」1本で30分)
当初は30分番組であったので「ー」の数は1本のみであったが、23時台に昇格し放送時間が約30分延長したので「ーー」と2本になった。 ゴールデンタイムの特番で3時間に放送時間が拡大されると「ーーーーーー」と3時間÷30分で6本となる。
業界内視聴率王との異名を取る番組であるが、実際の視聴率も高水準を維持している。23時台に放送しているにもかかわらず視聴率が10%を切ることは年に数回程度しかなく、時には15%前後に達することもあるなど、安定した人気を誇っている。また関西地区の放送時間は通常よりも約1時間15分遅い深夜0時半頃から放送されているが、夜11時台に放送されている「ビーバップ!ハイヒール」が関東での「アメトーーク」と同様、平均10%超の高視聴率を記録していることを受けて、当番組も時間帯1〜2位を争う視聴率を記録しているが、裏の「ロケみつ」(MBS毎日放送)には苦戦していた。放送されてる時間が長年続いている稲垣早希のブログ旅に被っているのと、厳密には放送時間が「ロケみつ」より約30分遅い不利があるから仕方ないと言ったらそれまでだが(2015年に「ロケみつ」が終了し、現在は対抗馬となる番組がない)。
放送された回の中で人気の高かったトークは後にDVD化されており、販売・レンタルで視聴することができる。本放送ではカットされた場面も収録されている。
「ロンドンハーツ」とは加地プロデューサーを筆頭に共通するスタッフが多く、姉妹番組の関係にある。
2019年に宮迫博之が反社会的勢力との関りにより各番組を降板したことを受け、本番組も現在は蛍原のみで進行している。普段司会側の席にはトークテーマに縁の遠い・もしくは番宣で来たゲストが置かれるが、蛍原のサポートとして近しい芸人も配置されることがある。その後2021年8月17日に雨上がり決死隊のコンビ解散が発表され、本番組も「アメトーーク」の名前こそ残るものの正式名称から「雨上がり決死隊のトーク番組」という一文が削除されることになった。
主な内容
内容はある特定の人物・事柄に内容に関する芸人が集まり、それについて紹介やトークをするというものである。現在ではこのトークがきっかけとなって題材となったものが話題となったり、放送界で権威のあるギャラクシー賞を受賞する企画が登場するなど、非常に注目される回も多い。
不定期に芸人が企画案を持ち込みプレゼンテーションを行う回も放送される。
毎年年末には番組内の流行語や期待の新人、やらかしを表彰するアメトーーク大賞が開催され、総合大賞に輝いた芸人は業界から注目を浴び仕事が増えると言われている。近年では千鳥がその代表例(受賞前は東京進出で大きい成果を出せず、東野幸治らによって「(大阪に)帰ろか…千鳥」というトーク企画さえ行われたこともあった)。
代表的企画
- ガンダム好きな芸人が集まってトークをする「ガンダム芸人」
- 家電製品に詳しい芸人が集まってトークをする「家電芸人」
- 京都発祥の中華料理店チェーン・餃子の王将のファンが集いトークをする「餃子の王将芸人」
- 「徹子の部屋」に出演し玉砕した若手芸人がお互いの傷を舐め合う「徹子の部屋芸人」
- 中学生時代にイケてない学生生活を送った芸人が集まってトークをする「中学の時イケてないグループに属していた芸人」
- 昭和、平成の仮面ライダーシリーズ/スーパー戦隊シリーズが好きな芸人が集まってトークをする「仮面ライダー芸人/スーパー戦隊芸人」
- 自分の冠番組を持った場合のキャスティングをドラフト会議形式で話し合う「芸人ドラフト会議」
- 番組で行いたいトークテーマをゲストが自ら企画案として持ち込みプレゼンする「プレゼン大会」
- 特に主題を掲げることなく、立ったまま延々とトークを続ける「立ちトーク」
- 運動が苦手な芸人たちを集めてスポーツをさせる「運動神経悪い芸人」
- 絵を描くのが苦手な芸人を集めて様々なお題の絵を描かせる「絵心ない芸人」
関連動画
関連商品
関連項目
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