はてなキーワード: LIVE-GYMとは
文章を綴るのは苦手だけど書く。
B'zの千秋楽から数日経って、ラウドネスのライブに稲葉さんが元気そうにゲスト出演して数日経った。
今までのLIVE-GYM終わりと違うのは、どことなく"終わり"を考えたからかもしれない。
本人たちの口からはこれからも走り続けるというような前向きな言葉しか出てこなかったし、LIVE-GYMをやると生きたいまだ生きていたいと思う、というようなことも言ってくれた。
実際に来年もアルバムとLIVE-GYMあるよ!というお知らせもあった。
でも、稲葉さんのガラガラな高声を聞いた時に、若い頃には戻れないし、あの頃のようなパワーは続かないんだと悟った。
稲葉さんだって人間だ、当たり前に歳をとり、それ相応にパフォーマンス力だって落ちていく。
それでも歌いきって走りきる姿は決して見すぼらしくもなかったし、幻滅もしなかったし、寧ろカッコイイとすら思った。
それでも、"終わり"を考えずにはいられなかった。
いつの日かツアーをやるのが困難になって、声が出なくなっていき、静かに終わりを迎えるんじゃないかって。
大杉漣さんのように元気だったはずなのに、という事だってある。
若いから安心というわけではないが、20代と50代では危険度は全く違うだろう。
パワフルなパフォーマンスをする為の対価を支払い続けることが困難になっていくだろう。
その昔、あの高い声に痺れてたまらなかった歌。
そのせいかもしれないけど、確実に過去の自分の声を出す事が難しくなっていってる。
私はそれに対して不満などない。歳をとるとはそうゆう事だろう。
いつの間にかオールをした次の日は目眩が止まらなくなったり、物の名前が出てこなくなったり、若いアイドルがみんな同じ顔に見えてきたり...誰だってそうやって若い頃との違いが出てくるのだから。
寧ろ50代半ばであのパフォーマンス力は素晴らしいとさえ思う。
ただ、ファンが稲葉浩志という人物を神のように掲げあげすぎてる部分が、少しのミスも許されない空気を作ってる気がたまにしている。
続けることって簡単なことじゃない。
走り続けることって簡単なことじゃない。
たまには止まって、ファンに甘えてくれても良いんだよって思う。
どこぞのアイドルみたいに「風邪ひいちゃって声あんまり出なくてごめんね☆テヘペロ!」みたいなかるいノリで謝ってくれる時があったって良い。おだいじに〜って全力で労ってあげる。
どこかのアーティストの様に疲れたからみんなで歌って、って寝そべりながらこちらにマイクをむけてくれたって良い。わかった〜って全力で歌ってあげる。
だから1億%の力でやり続けなくても良いよって思う。
私たちが作り上げてる稲葉浩志っていう偶像に潰されないでほしい。
お金の事なんて考えなくて良い。
だって今までのLIVE-GYMでお値段以上のパフォーマンスを私はしてもらってきている。
追加料金支払わなきゃいけないレベルのLIVE-GYMを見せてもらってきたから、たまには値段以下でも構わない。それを許す人たちではないのは分かっている。
"終わり"を考えたLIVE-GYMは初めてだった。
20年以上観に行き、初めてだった。
もう歌わなくて良いよ!って本気で思ってしまった。
稲葉さんからしたら、そんな風に思わせてしまった事を悔やむかもしれない。
だけど、私はそう思えて良かったと感じてる。
過去のLIVE-GYMで声の調子が良くない稲葉さんを見てもどうせ治るでしょ、位だった。
けれど今回は、年齢もそうだし、去年から続く不調にそう思わざるを得なかった。
そう思えたことで、自分にとってB'zというアーティストを失う事がとても怖いほどに必要な存在なんだと改めて気づかされたし、悔いがないように"二度とは戻らない時間を笑って歌ってずっと忘れない"ようにLIVE-GYMを心から楽しもうって考えられた。
B'zがいないと、LIVE-GYMもない。
稲葉さんが歌えて、松本さんがギターを弾けるから、そしてそれをサポートするメンバーがいるから、大好きなLIVE-GYMがあるんだ。
B'zという存在がいなければ、何もない。
終わらないでほしい、と思う。
ずっとずっと、楽しませてほしいと思う。
例えどんなに声が枯れてもそれで構わないから。
2年くらい療養しても構わないから。
家をなくし草は枯れ 腹が減らないとわからない
叫ぼう 喉をつぶすほど 空にむかって君の名を
魂が燃える BURN!!
やったぜ
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