2024-12-11

冬の弱音

26歳男性。生まれてこのかた彼女なし。

孤独感に苛まれるようになってきた。

寒いと心が弱る。

来年の春になればこんな気持ちも忘れてしまうのかもしれない。だがそれまでには少なくともあと3ヶ月ほどはかかる。

まりに苦しいのでマッチングアプリを始める。

見た目を貶されたことはないが、年収中央値。先に言ったように彼女は今までいなかった。選り好みできる身分ではない。だが選り好みしてしまう。少し調べれば、綺麗な女性がこの世にたくさんいることはわかる。でもそれと同じくらい、優れた男性がいることも想像がつく。俺が送るいいねはにべもなく断られる。俺にいいねを寄越すのは、俺の好みではない顔の女か、一回りも歳の離れた女ばかりだ。俺はそんなやつらに優しくしてやれる自信はない。俺もまた、にべもなく断る。人を見た目で判断する。じつに最低な行いだ。自分の愚かさに嫌気がさす。

ところで、俺はロクな趣味をしていない。邦画邦楽ほとんどを下らないと感じ、ムキムキの男が暴れる映画や、むやみやたらに激しい音楽ばかりを愛してきた。野郎どもとは趣味について語らえるが、女と話す話題ほとんど持ち合わせていない。

こんな調子で生きてきたものから、女と打ち解けるのがひどく難しく感じる。コミュ力があればそれでもどうとでもなるのだろうが、あいにく俺にはない。

ぼる塾のやばい方みたいな女と家庭を築くか、さもなければ孤独から目を背け続けるしかない。そんなところまで来てしまったように感じる。

最近、俺は斜面を下り終えたトロッコのようだと思う。守るべきものもない、空っぽトロッコだ。もはや1人で突き進むだけの力も、理由も、今の俺には見あたらない。

周りの立派な人間たちは、俺たちのようなトロッコなど目もくれず、新幹線のように駆け抜けていく。立派な車体を持ち、家族という乗客のために柔らかい椅子や、空調や、車内販売を用意する。

こんなことばかり考えているうちに、今日もまた1日が終わる。

まだまだこれからだと言う人間もいるだろうが、そんな気休めでは、もはや癒されない。

今すぐ死ぬと、かつて俺の大怪我を治した医者にばつが悪いからまだ死なないが、早晩ダメになる時が来るんだろう。

いつか来るその日までは、もう少しだけ、見苦しくもがいてみようと思う。

ひどい乱文で悪いけど、吐き出させてほしかった。

  • 素朴な疑問だけど友達いないの? 26なんてまだ友達と遊ぶのが楽しすぎて彼氏彼女がいなくてもまったく寂しくない、なんならいたら友達より優先しなきゃいけないのが若干めんどくさ...

  • 彼女が居ないことは 年収が低い事よりもまだ代替が利いて 解決される可能性があるよ 人は沢山いて、あなたの道はまだ開けていると 無関係な自分が無責任に思う

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