Yak-1 (航空機)
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Yak-1(ヤク1;ロシア語:Як-1)は、ソ連で開発された戦闘機。第二次世界大戦中盤までの赤色空軍や労農赤色海軍航空隊(ソ連海軍航空隊)、防空軍戦闘機航空隊の主力戦闘機となった。ナチス・ドイツ軍との戦闘におけるソ連軍反撃の序盤に活躍し、またその後の一連のヤク戦闘機の始祖となったため、ソ連側では「最も偉大な戦闘機」のひとつとして記憶されている。
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- 2 Yak-1 (航空機)の概要
Yak-1(Як-1)
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「Yak-1 (航空機)」の記事における「Yak-1(Як-1)」の解説
M-105PAエンジンを搭載した基本型。1941年に初飛行、同年中には 攻撃戦闘機(Ударный истребитель型も開発されたが、これはYak-1に爆弾運用能力を付加した機体で名称はYak-1のままであった。この機体は、RS-82ロケット弾2 発または100 kgまでの爆弾2 発を搭載できた。また、冬季仕様として、車輪の代わりにスキーを装着した機体も多数存在した。この機体は若干速度性能等に低下が生じていたが、通常の車輪装備機が運用できないような条件下でも使用でき、大きな働きを残した。1941年9月から1942年2月にかけて830機近くが生産された。この機体も、正式の名称はYak-1のままであったが、俗に「冬のYak-1」(Як-1 «Зимний»)と呼ばれている。なお、冬季には通常の暗色系の機体迷彩は、白い塗料で塗り潰されていることが多かった。
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