https
「https」とは
「https」は、ハイパーテキスト転送プロトコルセキュア(Hypertext Transfer Protocol Secure)の略称である。これは、ウェブブラウザとウェブサーバー間の通信を暗号化するためのプロトコルである。通常のHTTPと比較して、情報の盗聴や改ざんを防ぐためのセキュリティが強化されている。「https」の発音・読み方
「https」の発音は、IPA表記では /ˈeɪtʃtiːtiːpiːɛs/ となる。日本人が発音する際のカタカナ表現では「エイチティーティーピーエス」となる。「https」の定義を英語で解説
「https」 is an abbreviation for Hypertext Transfer Protocol Secure. It is a protocol used to encrypt communication between a web browser and a web server. Compared to regular HTTP, it has enhanced security to prevent eavesdropping and tampering of information.「https」の類語
「https」の類語としては、「SSL」(Secure Sockets Layer)や「TLS」(Transport Layer Security)がある。これらも同様に通信を暗号化するためのプロトコルである。「https」に関連する用語・表現
「https」に関連する用語としては、「HTTP」、「URL」、「SSL」、「TLS」、「暗号化」などがある。これらはウェブ通信やセキュリティに関連する用語である。「https」の例文
1.英語例文(日本語訳):The website uses https for secure communication.(そのウェブサイトは安全な通信のためにhttpsを使用している。)2.英語例文(日本語訳):Make sure the URL starts with https.(URLがhttpsで始まることを確認してください。)
3.英語例文(日本語訳):Https encrypts the data between the browser and the server.(httpsはブラウザとサーバー間のデータを暗号化する。)
4.英語例文(日本語訳):Https is a protocol for secure communication over a computer network.(httpsはコンピュータネットワーク上での安全な通信のためのプロトコルである。)
5.英語例文(日本語訳):Https uses SSL/TLS to provide encrypted communication.(httpsはSSL/TLSを使用して暗号化された通信を提供する。)
6.英語例文(日本語訳):Https provides a secure connection by encrypting the data.(httpsはデータを暗号化することで安全な接続を提供する。)
7.英語例文(日本語訳):Https is used to protect the integrity and confidentiality of data.(httpsはデータの完全性と機密性を保護するために使用される。)
8.英語例文(日本語訳):Https is essential for protecting sensitive information.(httpsは機密情報を保護するために不可欠である。)
9.英語例文(日本語訳):Https ensures that the communication between the browser and the server is secure.(httpsはブラウザとサーバー間の通信が安全であることを保証する。)
10.英語例文(日本語訳):Https is a key component of internet security.(httpsはインターネットセキュリティの重要な要素である。)
https
「https」とは、暗号化したhttp通信のことを意味する英語表現である。
「https」とは・「https」の意味
「https」とは、WebサーバとWebブラウザの間で情報をやりとりするためのプロトコル「http」を、「SSL/TLS」によって暗号化し、より安全に通信を行う仕組みのことを意味する言葉である。正式名称は「Hyper Text Transfer Protocol Secure」であり、呼び方は「ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル・セキュア」である。暗号化プロトコルは「SSL」と略されることもあるが、実際に用いられている技術は「TLS(Transport Layer Security)」である。これは、元々あった暗号化プロトコル名が「SSL」で、2014年10月に脆弱性が判明したことから「TLS」の開発と「TLS」への移行が推進され、「SSL」の使用が禁止されたという経緯によるものである。正式名称は「SSL/TLS」であり、略称・通称として「SSL」と呼ばれる。自身のWebサイトのurlを「http」から「https」にすることを、「https化」などという。認証局(CA)と呼ばれる機関から、「SSLサーバ証明書」を発行して貰い、サーバに適用することで「SSLサーバ証明書によって保証された安全なサイト」であることが保証される。「Let's Encrypt」(レッツ・エンクリプト)」などは無料であることに加えて、誰でも手軽に利用できるため、できるだけ早く対応することが推奨されている。その一方、信頼のできない機関が発行した証明書なども存在するため、ユーザーとしてWebサイトに接続する際は、「https」であっても注意が必要なこともある。
暗号化通信には複数の方式があるが、「https」で通信を行う際は、「共通鍵暗号方式」と「公開鍵暗号方式」の両方を取り入れた「ハイブリッド暗号方式」が取り入れられている。まず、ブラウザ側がWebサーバに対して通信の接続要求を行う。Webサーバは認証局から発行された「証明書」と「公開鍵」をブラウザ側に送信する。すると、ブラウザ側は証明書の階層をたどって「ルート証明書」と照合し、安全性が確認できたら、生成した「共通鍵」を「公開鍵」で暗号化してWebサーバ側に送り返す。Webサーバは元々の「公開鍵」に対応した「秘密鍵」で送られてきた「共通鍵」を複合化する。これにより、ブラウザとWebサーバの双方が専用の「共通鍵」を所有した状態になり、全て情報は「共通鍵」で暗号化されてやり取りが行われるようになる。この一連の処理は、ブラウザがサイトにアクセスをしてから、応答がある(ページが表示される)までの、僅かな間に対応している。
かつてはネットショッピングのカート機能のページのみなど、サイトの一部のみ「https」にしておくことがあったが、技術の進歩による高速化や、ユーザー側のセキュリティ意識向上などから、サイト全体を「https」にすることが一般的になっている。なお、「一部のみ」と「全体」の違いを表現するため、「常時https」や「常時SSL」と呼ばれることもある。
「https」の読み方
「https」の読み方は、「エイチティーティーピーエス」である。「https」の熟語・言い回し
https接続とは
「https接続」とは、SSL/TLSに対応した接続のことを意味する言葉である。WebブラウザがWebサイトにアクセスした際、「https接続」であるかを確認したい場合は、アドレスが「https://」で始まっているかどうかをチェックするか、ブラウザのURL欄に表示されるマークなどで確認ができる。また、「Google Chrome」などは「https接続」ではない場合に「Not Secure」と表示するなどして、ユーザーに危険性を知らせることもある。
Https通信とは
「https通信」とは、httpsのプロトコルに従って行われる通信を意味する言葉である。暗号化に使うプロトコル名に基づいて「SSL通信」ともいう。WebブラウザとWebサーバが情報をやり取りする際、情報を暗号化しているため、データの盗聴・改ざん・なりすましを防ぎ、安全性がより高くなる。インターネットバンキングやインターネットショッピングなど、クレジットカード情報を筆頭に、個人情報をやり取りする場合は、「https通信」であることが望ましいとされる。
エッチ‐ティー‐ティー‐ピー‐エス【HTTPS】
HTTPS
HTTPS
HTTPS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 20:16 UTC 版)
「Hypertext Transfer Protocol」の記事における「HTTPS」の解説
詳細は「HTTPS」を参照 セキュアな通信路でHTTP通信を行うことを通常HTTPSと言う。
※この「HTTPS」の解説は、「Hypertext Transfer Protocol」の解説の一部です。
「HTTPS」を含む「Hypertext Transfer Protocol」の記事については、「Hypertext Transfer Protocol」の概要を参照ください。
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