音位転倒とは? わかりやすく解説

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おんい‐てんとう〔オンヰテンタウ〕【音位転倒】

読み方:おんいてんとう

一つの語の中の音素入れ替わる現象音位転換

[補説] 幼児が「とうもろこし」を「とうもころし」とする誤りなどにみられるが、「あらたし」から「あたらし(あたらしい)」のように、変化した語が定着する例もある。


音位転換

(音位転倒 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 00:03 UTC 版)

音位転換(おんいてんかん、英語: metathesis)あるいは音位転倒とは、言語の、とりわけ語形の経時変化や発音・発語に関連した言葉で、語を構成する音素の並び順(以下、音の並び)が入れ替わってしまうこと。英語のまま「メタセシス」と呼ばれることもある。


  1. ^ 麻野一哉飯田和敏米光一成の著書『日本文学ふいんき語り』『恋愛小説ふいんき語り』のタイトルの由来にもなっている(『日本文学ふいんき語り』双葉社、2005年、3-7頁。ISBN 4-575-29861-1
  2. ^ 小笠原群島の方言(小笠原方言)でも用いられる(ダニエル・ロング、橋本直幸(編集)『小笠原シリーズ (3) 小笠原ことばしゃべる辞典』南方新社、2005年、58頁。ISBN 4-86124-044-1)。また、とんねるずの楽曲「がじゃいも」のタイトルの由来にもなっている。
  3. ^ 石綿敏雄は、日本語の(漢語由来の)拗音には歯音系のシュ・ジュが多く、唇音系のミュ・ヒュ・ビュが少ないことから、日本人にとって「シミュレーション」より「シュミレーション」のほうがずっと発音しやすく、このことが誤表記・誤発音の要因となっているのではと推測している。石山茂利夫『今様こくご辞書』読売新聞社、1998年、48-51頁。ISBN 4-643-98075-3


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音位転倒

出典:『Wiktionary』 (2021/12/06 07:17 UTC 版)

この単語漢字
おん
第一学年

第四学年
てん
第三学年
とう
常用漢字
呉音 音読み

発音

名詞

音位転倒 (おんいてんとう)

  1. 言語において、音の位置入れ替わること。

実例

翻訳

参照



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