集落遺跡(1次調査)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 16:57 UTC 版)
南北100m・東西20mの細長い範囲で、当時の河川に沿う微高地に分布。居住域と考えられ、全体に集石遺構が散在し、南部に墓地がある。 集石遺構(炉跡) - 計167基 石器 - 石鏃(矢じり)、石銛、石錐、石匙、スクレイパー、石斧、石皿、磨石など。材料には鬼ノ鼻山(佐賀県多久市付近)産のサヌカイトが主に使用された。腰岳(佐賀県伊万里市)産の黒曜石を使用したものも出土。 土器 - 塞ノ神式土器。少数の轟A式土器も出土。 人骨 - 墓地と考えられる場所で8体が出土。いずれも屈葬。遺存タンパク質の同位体分析により、陸上植物を主、魚介類を副のタンパク源とする食生活が推定される。
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