配色
配色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 15:09 UTC 版)
「アフリカン・ワックス・プリント」の記事における「配色」の解説
最も多い配色が赤と黄で、白地の部分がない。これはイボ族の間で人気を呼んだのちに西アフリカ全域で人気となった。マイナーな配色はオフカラーと呼ばれ、裕福な女性が個性を出すために使い人気となっている。メーカーはローラーの配色を変えることでバリエーションを増やし、伝統的な図柄の配色を変えてイメージを更新することも行われている。 色によって文化の特徴も表れる。赤と茶を基本とするパーニュは、クル族やアカン族(英語版)の喪中の女性がよく使い、アカン族のパーニュは赤、黒、茶の配色となる。白地の布は、ンズィマ族(英語版)が神への感謝を表すために着る。 1色のみ染料を使った布は「プリント」、スタンプで色を追加した布は「ブロック」とも呼ばれる。絵柄のデザインが同じでも、ブロックによって異なる印象を与える。たとえばサイコロを表すモチーフはプリントで判別しやすいが、ブロックによって白地が強調されると角砂糖にも見えるようになる。
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