膝丸
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膝丸(ひざまる)は『平家物語』の「剣の巻(つるぎのまき)[1]」等の伝承において語られる太刀。髭切とともに清和源氏が代々継承した名刀とされる。源義経や曾我兄弟の仇討ちと縁が深い。
注釈
出典
- ^ 大津雄一他編『平家物語大事典』【剣の巻】、鈴木彰、616–617頁、東京書籍、2010年。ISBN 978-4-487-79983-1 NCID BB03904087。
- ^ 福永 1905a, p. 136.
- ^ 福永 1905b, p. 236.
- ^ 渡瀬 2015.
- ^ 内田 康「『剣巻』をどうとらえるか―その歴史叙述方法への考察を中心に」 『平家物語の多角的研究:屋代本を拠点として』ひつじ書房、2011年、196-197頁。ISBN 978-4-89476-578-8。
- ^ a b 渡瀬 2010--第2章所収「曽我五郎仇討ちの太刀」2-5頁
- ^ 水原 1981, p. 279.
- ^ 水原 1981, p. 282.
- ^ 水原 1981, pp. 282–283.
- ^ 水原 1981, p. 287.
- ^ a b 水原 1981, p. 288.
- ^ 京都国立博物館 2018, p. 211.
- ^ “源氏の重宝「膝丸」の刀箱、本来は別の刀の箱だった”. 京都新聞 (2020年4月28日). 2020年4月28日閲覧。
- ^ 春日大社 2019, p. 98.
- ^ 福永 1905a, p. 137.
- ^ 堀田正敦他 『寛政重脩諸家譜 第八輯』栄進舎出版部、1918年、352頁。 NCID BN12006644 。
- ^ 福永 1905, p. 137.
- ^ 福永酔剣 『日本刀よもやま話』雄山閣出版、1989年10月、96頁。
- ^ 日本刀剣保存会 『刀剣と歴史』536号、1983年11月、口絵 薄緑長円の太刀。 NCID AN00086546。
- ^ 福永酔剣「ちょうえん【長円】」 『日本刀大百科事典』 3巻、雄山閣、1993年、241頁。ISBN 4-639-01202-0。
- ^ 佐藤寒山 『武将と名刀』人物往来社、1967年、15頁。 NCID BB24000695。
- ^ “名品の来歴 幻の刀「膝丸」が語る1000年”. NHK (2021年4月23日). 2021年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月24日閲覧。
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- 2 膝丸の概要
- 3 膝丸が登場するその他の作品
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