磐司
磐司
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:32 UTC 版)
名取川の源流にあり、磐司岩(ばんじいわ)として知られる巨大な凝灰岩の岩壁で、国の名勝に指定されている(「磐司」)。糸岳の斜面が浸食されたもので、高さ150メートル、長さ3キロメートルにも及び、垂直構造になっている。場所によって表磐司、裏磐司などという名前が付けられている。一帯は蔵王国定公園に属する。 また、珍しい植生が多く見られ、イワキンバイ、シコタンソウなどが確認される。紅葉の季節は特に、岩肌の白と山の紅のコントラストが美しい。 なお、磐司という地名の由来は、マタギの祖とも謳われる磐司磐次郎、磐司磐三郎兄弟がこの岩壁辺りを拠点にしていたことに因むという。
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