欠番
欠番
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:20 UTC 版)
season3 第7話「夢を喰う女」は、閲覧者の個人情報(帯出記録)を図書館の司書から聞き出す場面に対して、日本図書館協会から「地方公務員法(第34条。守秘義務)違反になりかねない」「警察においてもこのようなことは現在ほとんどしていない」という意見が、他にも世田谷区の図書館など図書館関係者からの指摘が寄せられたため、欠番となっている(図書館の自由に関する第3宣言違反の行為。捜索差押許可状(令状)以外は照会も認められず、相手方は拒否出来る)。日本図書館協会によれば、テレビ東京の「夏樹静子サスペンス 特捜刑事・遠山怜子」第1作「愛と復讐のウインターギフト殺人事件」(2003年11月16日放送)でも同様の描写があったという。 テレビ朝日は、2004年12月15日付で日本図書館協会などに「令状を見せる場面を省略したことは不適切だった」と詫びたほか、謝罪テロップを放送している。 このストーリーについては、オフィシャルガイドブックに「season3 第7話は欠番です」と記されているのみで、再放送や番組販売は行われていないうえ、DVDにも収録されておらず、事実上の封印作品となっている。また、season3テレビ朝日公式サイトのあらすじのバックナンバー一覧からも削除されており、ノベライズ3上巻末の放送リストでも触れられていない。 なお日本図書館協会では照会での対応は緊急性などを考慮し「図書館側での判断」としており、実際に令状ではなく照会による情報提供が多数行われている。 season13 最終話「ダークナイト」は初回放送以降関東圏内での再放送が一切行われておらず、テレ朝チャンネルのCS放送でも欠番扱いされている(ソフトには収録されており、地方での再放送は複数確認されている)。
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