支族・家族名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 05:37 UTC 版)
支族が存在した記録は文献上には見られないが、コグノーメン自体は複数存在する。帝政期には兄弟に異なるコグノーメンを名づけ区別することが広く行われたが、大セネカの3人の子もこれと同様に、それぞれノウァトゥス (Novatus)、セネカ (Seneca)、メラ (Mela) という異なるコグノーメンが名付けられた。 詩人のマルクス・アンナエウス・ルカヌスは上掲のアンナエウス・メラの子(大セネカの孫)で、ルカヌスというコグノーメンはコルドゥバで高名な法律家であった祖父アニキウス・ルカヌスに敬意を表して命名された。ルカヌスの名は元々はルカニア地方(英語版)の出身を意味するとみられる。 アンナエウス氏族の解放奴隷はコルヌトゥス (Cornutus) というコグノーメンを持った。フロルス (Florus) は2世紀のハドリアヌス帝時代の詩人(アンナエウス・フロルス)が名乗っている。また歴史家としてルキウス・アンナエウス・フロルス(英語版)とされる人物もいるが、この人物は写本によっては「ユリウス・フロルス」や「ルキウス・アンニウス・フロルス」とも表記されており、アンナエウス氏族の人物であったかどうかは定かでない。
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支族・家族名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 06:04 UTC 版)
共和政ローマ時代は家族名(コグノーメン)を用いなかったが、帝政ローマ期になるとサビーニ人やその文化に関係する「サビヌス」(Sabinus) という家族名が見られるようになる。
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