平面交差について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 06:07 UTC 版)
京都本線と千里線は、写真のように平面交差している。上下線共にホーム手前に複雑な分岐があり、駅構内では50km/h(または30km/h)以下の速度制限がかかる。当駅を唯一通過する通勤特急は、カーブが連続する上新庄駅 - 十三駅間でも特に速度を落とさなければならない場所となっており、京都本線のダイヤ上の最大のネックでもある。 千里線の列車は、上下線共に早朝・深夜を除くほとんどの列車が京都本線の列車と到着時刻が近接している関係で、本線の列車を先に通すため、交差手前で信号待ちによる停車を余儀なくされている。 その一方で、上り同士・下り同士の普通の対面接続が終日行われている。このため、本線と千里線を跨いで移動する場合、乗車駅で直通列車に乗ることができなくても当駅で容易に乗り換えることができる。なお京都本線に最適化された構内配線には改められているものの、駅と路線の成り立ちの関係(#歴史を参照)から、京都本線に千里線が合流し分流する線形ではなく、京都本線の十三駅から千里線の北千里駅へ向かう線路と、京都本線の京都河原町駅から千里線の天神橋筋六丁目駅へ向かう線路とがそれぞれ自然な流れとなる線形となっている。 4号線ホームから見た上り方面の平面交差。左側が北千里方面、右側が京都河原町方面(2007年8月3日) 2号線ホームから上り方面(河原町・北千里方)を見る。2号線が本線として河原町方へ現在は直進し、3号線は当初は千里線下り線として使われたと伺える。(2019年3月23日) 下り方面の平面交差。左側が天下茶屋方面、右側が大阪梅田方面(2007年8月3日) 下り方面の平面交差を通って天下茶屋方面から河原町行きの列車が入線する様子(2017年12月30日)
※この「平面交差について」の解説は、「淡路駅」の解説の一部です。
「平面交差について」を含む「淡路駅」の記事については、「淡路駅」の概要を参照ください。
- 平面交差についてのページへのリンク