はい‐ぎょ【肺魚】
ハイギョ
ハイギョ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 04:15 UTC 版)
2012年まで飼育されたアフリカハイギョ( Protopterus aethiopicus )は大きな個体で、日本と世界の150か所の水族館を見てきた中村が2007年にブログで感嘆の声を表し、2012年には、胴回りが大人の太ももより太くなっており「間違いなく日本最大」、「日本一の超巨大肺魚」と表現した。体長は1.7メートルあり、「日本最大」といわれていた。事業者の北見市も「アフリカハイギョの大きさは特筆に値する」とプレスリリースで紹介した。このハイギョが大きくなった理由について中村は、他の熱帯魚も大きく育っていることから、温根湯(おんねゆ)の豊富な地下水と良質な温泉水により病気せず育つからと説明している。 この水族館で18年ほど飼育されたアフリカハイギョは、リニューアルした1週間後の2012年7月14日まで生存した。年齢は推定20歳であった。このハイギョの死について、北海道新聞は「水族館のシンボル」と報じ、寿命であることを伝えている。また、中村元(水族館プロデューサー)は「巨大イトウの群と並ぶ、ピンでの大スターだった」とブログに掲載している。このハイギョの死は全国版のニュース番組でも伝えられた。スターであったこの個体はのちに魚拓となり、水族館の壁面に展示された。
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