JPS63280044A - エステル化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤 - Google Patents

エステル化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤

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JPS63280044A
JPS63280044A JP62116219A JP11621987A JPS63280044A JP S63280044 A JPS63280044 A JP S63280044A JP 62116219 A JP62116219 A JP 62116219A JP 11621987 A JP11621987 A JP 11621987A JP S63280044 A JPS63280044 A JP S63280044A
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憲忠 松尾
Kazuhiro Tsushima
和礼 対馬
Toshihiko Yano
俊彦 矢野
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    • C07C69/74Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring
    • C07C69/743Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring of acids with a three-membered ring and with unsaturation outside the ring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N53/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C33/00Unsaturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
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    • C07C33/42Halogenated unsaturated alcohols acyclic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産7II&との利用分野〉 本発明は新規なエステル化合物、その製造法およびそれ
を有効成分とする殺虫剤に関するものである、 〈従来の技術〉 これまで、例えば特公昭55−42045号公報に記載
のエステル化合物が殺虫効力を有ちことが知られている
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、それらの殺虫効力は必ずしも満足すべき
ものとは言い難い。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、このような状況に鑑み、優れた殺虫活性
を優する化合物を開発すべく種々検討した結果、一般式
t’t〕 R& 〔式中、Rは低級ハロアルキル基を表わし、Rはフッ素
原子またはメチル基を表わし、R3は水素原子またはメ
チル基を表わす。R4は水素原子またはメチル基を表わ
し、R4が水素原子を表わすとき、R5は一般式 は相異なり、水素原子、メチル基、ハロゲン原子または
低級ハロアルキル基を表わす、、)で示される基を表わ
し、また、Rがメチル基を表わすとき、Rはメチル基を
表わすっ〕で示されるエステル化合物(以下、本発明化
合物と記す。)が極めて高い殺虫効力を有することを見
い出し本発明に至った。
本発明化合物は 1、種々の害虫に対し極めて速効的に作用し、しかも殺
虫効力が高い。
2、蒸散剤または燻煙剤としての活性が高い。
有機リン剤あるいはカーバメイト剤抵抗性の害虫に対し
ても卓効を発揮する。
などの優れた性質を有するものである。
本発明化合物が特に有効な害虫としては、イエバエ、ア
カイエカ等の双翅目害虫、イガ、コイガ等の屋内棲息性
鱗翅目害虫、チャバネゴキブリ等の網翅目害虫等があげ
られ、それらの害虫に対し、蒸散剤または燻煙剤として
特に高い効力を有する。その池水発明化合物が有効な害
虫としては、ウンカ類、ヨコバイ類、アブラムシ類、カ
メムシ類などの半翅目、コナガ、ニカメイガ、ヨトウ類
などの鱗翅目、カツオブシムシなどの鞘翅目、直翅目な
どが挙げられる。
本発明化合物としては例えば以下のような化合物が挙げ
られる。
4.7−ジフルオロ−4−へブテン−1−イン−8−イ
ル 2.2−ジメチル−8−(2゜2−ジクロロビニル
)シクロプロパン−1−カルボキシレート 7−クロロ−4−フルオロ−4−へブテン−1−イン−
8イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロビ
ニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.6.6.6−テトラフルオロ−4−ヘキセン−1−
イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2−メチル
−1−プロペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレ
ート 6.6.ロートリフルオロ−4−メチル−4−ヘキセン
−1−イン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2,
2−ジフルオロビニル)シクロプロパン−1−カルボキ
シレート 4.7−ジフルオロ−4−ヘプテン−1−イン−8−イ
ル 2.2−ジメチル−8−(2゜2−ジブロモビニル
)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.7.7.7−テトラフルオロ−4−ヘプテン−1−
イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2−メチル
−1−プロペニル)シクロプロパンー1−カルボキシレ
ート 4.6−ジフルオロ−4−ヘキセン−1−イン−8−イ
ル 2.2−ジメチル−8−(2−クロロ−8,8,8
−)リフルオロ−1−プロペニル)シクロプロパン−1
−カルボキシレート 6.6.’1.’1.7−ペンタフルオロー4−メチル
−4−ヘプテン−1−イン−8−イル2.2−ジメチル
−8−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパン−1
−カルボキシレート7−クロロ−4−フルオロ−4−へ
ブテン−1−イン−8−イル 2,2−ジメチル−8−
(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパノー1−
カルボキシレート 4.7−ジフルオロ−4−へブテン−1−イン−8−イ
ル 2.2−ジメチル−8−(2−クロル−8,3、8
−)リフルオロ−1−プロペニル)シクロプロパン−1
−カルボキシレート 4.6.6.6−テトラフルオロ−4−ヘキセン−1−
イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジ
クロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 6.6.6− トリフルオロ−4−メチル−4−ヘキセ
ン−1−イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2
−メチル−1−プロペニル)シクロプロパン−1−カル
ボキシレート6.6.7.7.7−ペンタフルオロ−4
−メチル−4−へブテン−1−イン−8−イル2.2−
ジメチル−8−(2−メチル−1−プロペニル)シクロ
プロパン−1−カルボキシレート 7−フルオロ−4−メチル−4−へブテン−1−イン−
8−イル 2,2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロ
ビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.7−ジフルオロ−4−へブテン−1−イン−8−イ
ル 2,2−ジメチル−8−(2−メチル−1−プロペ
ニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.6−ジフルオロ−4−へブテン−1−イン−8−イ
ル 2,2−ジメチル−8−(2゜2−ジクロロビニル
)シクロプロパン−1−カルボキシレート 6.6,7.7.8.8.8−へブタフルオロ−4−メ
チル−4−オクテン−1−イン−8−イル 2.2−ジ
メチル−8−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパ
ン−1−カルボキシレート 7−クロロ−4−フルオロ−4−ヘプテン−1−イン−
8−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジブロモ
ビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 6.6 、ロートリフルオロ−4−メチル−4−ヘキセ
ン−1−イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2
,2−ジクロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキ
シレート 6.6.7.7.7−ペンタフルオロ−4−メチル−4
−へブテン−1−イン−8−イル2.2−ジメチル−8
−(2,2−ジフルオロビニル)シクロペロパン−1−
カルボキシレート 4.6−ジフルオロ−4−ヘキセン−1−イン−8−イ
ル 2.2−ジメチル−8−(2゜2−ジクロロビニル
)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.7.7−)−リフルオロ−4−へブテン−1−イン
−ミーイル 2.2−ジメチル−8−(2−メチル−1
−プロペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4、T、7.’I−テトラフルオロー4−ヘプテン−1
−イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2、2−
ジクロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレー
ト 7−’)ロワー4−フルオロ−4−ヘフテンー1−イン
−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2−クロロ−8
,8,8−トリフルオロ−1−プロペニル)シクロプロ
パン−1−カルボキシレート 6.6.6−)リフルオロ−4−メチル−4−ヘキセン
−1−イン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2,
2−ジブロモビニル)シクロプロパン−1−カルボキシ
レート 4.8−ジフルオロ−4−オクテン−1−イン−8−イ
ル 2,2−ジメチル−8−(2゜2−ジクロロビニル
)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.6.6.6−テトラフルオロ−4−ヘキセン−1−
イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジ
フルオロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレー
ト 4.7−ジフルオロ−4−へブテン−1−イン−8−イ
ル 2,2−ジメチル−8〜(2゜2−ジフルオロビニ
ル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 7−クロロ−4−フルオロ−4−へブテン−1−イン−
8−イル 2,2−ジメチル−8−(2,2−ジフルオ
ロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 6.6 、ロートリフルオロ−4−メチル−4−ヘキセ
ン−1−イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2
−クロロ−8,8,8−)−リフルオロ−1−プロペニ
ル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 6.6.’1.7.’l−ペンタフルオロー4−メチル
−4−へブテン−1−イン−8−イル2.2−ジメチル
−8−(2,2−ジブロモビニル)シクロプロパン−1
−カルボキシレート4.6.8.6−テトラフルオロ−
4−ヘキセン−1−イン−8−イル 2.2−ジメチル
−8−(2,2−ジブロモビニル)シクロプロパン−1
−カルボキシレート 4.6.6.7,7.7−へキサフルオロ−4−へブテ
ン−1−イン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2
,2−ジブロモビニル)シクロプロパン−1−カルボキ
シレート 4.7.フートリフルオロ−4−ヘプテン−1−イン−
8−イル 2.2−ジメチル−8−(2* 2  ’−
yクロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレー
ト 7.7−ジフルオロ−4−メチル−4−ヘプテン−1−
イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジ
クロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.8−ジフルオロ−4−オクテン−1−イン−8−イ
ル 2,2−ジメチル−8−(2−メチAt−1−プロ
ペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 6−クロロ−4−フルオロ−4−ヘキセン−1−イン−
8−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロ
ビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 1−フルオロ−4−メチル−4−ヘプテン−1−イン−
8−イル 2,2−ジメチル−8−(2−メチル−1−
プロペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート ?、7.フートリフルオロー4−メチル−4−ヘプテン
−1−イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2,
2−ジクロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシ
レート 7.7−ジフルオロ−4−メチル−4−ヘプテン−1−
イン−8−イlし 2−2−ジメチlレ−8−(2−メ
チル−1−プロペニル)シクロプロパン−1−カルボキ
シレート 7−フルオロ−4−メチル−4−ヘプテン−1−イン−
8−イル 2,2−ジメチル−8−(2−クロロ−8、
8、8−)ルフルオロー1−プロペニル)シクロプロパ
ン−1−カルボキシレート 4.6−ジフルオロ−4−ヘキセン−1−イン−3−イ
ル 2.2−ジメチル−8−(2゜2−ジブロモビニル
)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.7.7.’l−テトラフルオロー4−へブテン−1
−イン−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−
ジフルオロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレ
ート 6.6.7.7.7−ペンタフルオロ−4−メチル−4
−ヘプテン−1−イン−8−イル2.2−ジメチル−8
−(2−クロロ−8,8゜8−トリフルオロ−1−プロ
ペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.6.6−テトラフルオロ−4−ヘキセン−1−イン
−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2−クロロ−8
,8,8−トリフルオロ−!−プロペニル)シクロプロ
パン−1−カルボキシレート 7−クロロ−4−メチル−4−へブテン−1−イン−8
−イル 2.2−ジメチル−8−(2−メチル−1−プ
ロペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.6.6.7.7.7−へキサフルオロ−4−ヘプテ
ン−1−イン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2
,2−ジクロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキ
シレート 7.7 、フートリフルオロ−4−メチル−4−へブテ
ン−1−イン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2
−メチル−1−プロペニル)シクロプロパン−1−カル
ボキシレート4.6−ジフルオロ−4−へブテン−1−
イン−8−イル 2゜2−ジメチル−8−(2゜2−ジ
ブロモビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 7−クロロ−4−メチル−4−へブテン−1−イン−8
−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロビ
ニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 6−クロロ−4−フルオロ−4−ヘキセン−1−イン−
8−イル 2.2−ジメチル−8−(2−メチル−1−
プロペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 6.8−ジフルオロ−5−才クテン−2−イン−4−イ
ル 2.2−ジメチル−8−(2。
2−ジクロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシ
レート ? 、7.7−1リフルオロ−5−メチル−6−ヘブテ
ンー2−イン−4−イル 2.2−ジメチル−8−(2
−メチル−1−プロペニル)シクロプロパン−1−カル
ボキシレート4.7−ジフルオロ−4−へブテン−1−
イン−8−イル 2,2.8.8−テトラメチルシクロ
プロパン−1−カルボキシレート7−クロロ−4−フル
オロ−4−へブテン−1−イン−8−イル 2.2.8
.8−テトラメチルシクロプロパン−1−カルボキシレ
ート5.7.7.7−チトラフルオロー5−へブテン−
2−イン−4−イル 2,2−ジメチル−8−(2,2
−ジクロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレ
ート 5.7.7.7−チトラフルオロー5−へブテン−2−
イン−4−イル 2,2−ジメチル−8−(2−メチル
−1−プロペニル)シクロプロパン−・1−カルボキシ
レート 6.6.ロートリフルオロ−4−メチル−4−ヘキセン
−1−ヘン−8−イル 2 、2 、8゜8−テトラメ
チルシクロプロパン−1−カルボキシレート 5.8−ジフルオロ−5−オクテン−2−イン−4−イ
ル 2.2−ジメチル−8−(2−メチル−1−プロペ
ニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 7.7.フートリフルオロ 5−メチル−6−ヘブテン
ー2−イン−4−イル 2.2−ジメチル−8−(2,
2−ジブロモビニル)シクロプロパン−1−カルボキシ
レート 5.7.7.7−テトラフルオロ−5−ヘプテン−2−
イン−4−イル 2,2−ジメチル−8−(2,2−ジ
フルオロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレー
ト 4.6.6.6−テトラフルオロ−4−ヘキセン−1−
イン−8−イル 2.2,8.8−ナトラメデルシクロ
プロパン−1−カルボキシレート 6−ブロモ−4−フルオロ−4−ヘキセン−1−イン−
8−イル 2,2−ジメチル−8−(2、2−ジクロロ
ビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 7−ブロモ−4−フルオロ−4−ヘプテン−1−イン−
8−イル 2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−
プロペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 7−ブロモ−4−フルオロ−4−へブテン−1−イン−
3−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロ
ビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4.9−ジフルオロ−4−ノネン−1−イン−8−イル
 2.2−ジメチル−8−(2、2−ジクロロビニル)
シクロプロパン−1−カルボキシレート 尚、本発明化合物には6踵の光学異性体や幾何異性体が
存在するが、これらも本発明に含まれる。
本発明化合物は一般式〔I〕 R3 1式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示されるアルコール化合物と一般式〔厘〕〔式中、Z
はハロゲン原子を表わし、R4およびR5は前記と同じ
意味を表わす。〕で示されるカルボン酸ハライドとを反
応させることにより製造することができる。
該反応は、通常トルエン、ベンゼン、ジエチルエーテル
、ヘキサン等の不活性溶媒中、ピリジン、トリエチルア
ミン等の脱酸剤の存在下に0〜100℃にて80分〜2
0時間行なう。一般式〔I]で示されるカルボン酸ハラ
イドとして  ゛は通常、カルボン酸クロリドが用いら
れる。
上記の製造法において、原料化合物として用いられる一
般式CI〕で示されるアルコール化合物は新規な化合物
であり、例えば下記の経路にて製造することができる。
rlVl         〔V〕 C式中、R,RおよびRは前記と同じ意味を表わす。〕 即ち、一般式〔■〕で示されるトリエチル 2−フルオ
ロ−2−ホスホノアセテートまたはトリエチル 2−ホ
スホノプロピオネートをテトラヒドロフラン、ジメチル
ホルムアミド等の不活性溶媒中で塩基(例えば、リチウ
ムジイソプロピルアミド、水素化ナトリウム等)と−8
0〜80℃にて1〜8時間反応させた後、一般式rV]
で示されるハロアルデヒド(例えば、トリフルオロアセ
トアルデヒド、ペンタフルオロプロピオンアルデヒド、
8−フルオロプロピオンアルデヒド、8−クロロプロピ
オンアルデヒド、4−フルオロブチルアルデヒド等)と
−70〜80℃で5〜20時間反応させ゛ることにより
、一般式rV11で示される不飽和エステル化合物が得
られる。該不飽和エステル化合物はトルエン、ヘキサン
、ジエチルエーテル等の不活性溶媒中、水素化ジイソブ
チルアルミニウム等の還元剤と一70〜60℃で80分
〜2時間反応さ−せるξとにより、一般式〔■〕 で示
されるアルデヒド化合物に導かれる。得られるアルデヒ
ド化合物は、通常8体および2体の幾何異性体混合物で
あるが、不活性溶媒(例えば、トルエン、ベンゼン、ヘ
キサン、塩化メチレン等)中でチオフェノールのナトリ
ウム塩、ヨウ素等の異性化触媒の存在下で、80〜11
0℃に8〜60時間保つことにより、本発明化合物を製
造する上で有用な幾何異性体をより多くの割合で含むよ
うに異性化することができる。次いで、該アルデヒド化
合物をテトラヒドロフラン等の不活性溶媒中、エチニル
マグネシウムプロミドまたは1−プロピニルマグネシウ
ムプロミドと0〜40℃で6〜20時間反応させること
により、一般式〔I〕で示されるアルコール化合物を製
造することができる。
仁のようにして製造される一般式〔I〕で示されるアル
コール化合物としては、例えば次のようなものが挙げら
れる。
4.7−ジフルオロ−8−ヒドロキシ−4−ヘプテン−
1−イン 6.6.ロートリフルオロ−8−ヒドロキシ−4−メチ
ル−4−ヘキセン−1−イン6.6.7.7−ペンタフ
ルオロ−8−ヒドロキシ−4−メチル−4−ヘプテン−
1−イン4.6.6.6−テトラフルオロ−8−ヒドロ
キシ−4−ヘキセン−1−イン 7.7.フートリフルオロ−8−ヒドロキシ−4−へブ
テン−1−イン 4.7.7.7−テトラフルオロ−8−ヒドロキシ−4
−へブテン−1−イン 4.7.7−)リフルオロ−8−ヒドロキシ−4−へブ
テン−1−イン 7.7−ジフルオロ−8−ヒドロキシ−4−メチル−4
−へブテン−1−イン 4.6.6.7.7.7−ヘキサフルオロ−8−ヒドロ
キシ−4−へブテン−1−イン4.6−ジフルオロ−8
−ヒドロキシ−4−へブテン−1−イン 6.6.7.7.8.8.8−ヘプタフルオロ−8−ヒ
ドロキシ−4−メチル−4−オクテン−1−イン 7.7.フートリフルオロ−4−ヒドロキシ−5−メチ
ル−5−ヘプテン−2−イン5.7.7.7−テトラフ
ルオロ−4−ヒドロキシ−5−へブテン−2−イン 4.8−ジフルオロ−8−ヒドロキシ−4−オクテン−
1−イン また、一般式(4)で示されるアルデヒド化合物として
は例えば以下のような化合物が挙げられろう 2.5−ジフルオロ−2−ペンテナール4.4.4−ト
リフルオロ−2−メチル−2−ブチナール 4.4.5.5.5−ペンタフルオロ−2−メチル−2
−ペンテナール 2.4.4.4−テトラフルオロ−2−ブチナール 5.5.5−)リフルオロ−2−メチル−2−ペンテナ
ール 2.5.5.5−テトラフルオロ−2−ペンテナール 2 、5 、5−トリフルオロ−2−ペンテナーJし 5.6−ジフルオロ−2−メチル−2−ペンテナール 2.4,4.5.5.5−へキサフルオロ−2−ペンテ
ナール 2.4−ジフルオロ−2−ペンテナール4.4,5,5
.6.6.6−へブタフルオロ−2−メチル−2−ヘキ
セナール 2.6−ジフルオロ−2−ヘキセナール本発明化合物の
うち、特に一般式(’dl l〔式中、nは1〜4の整
数を表わし、Wはハロゲン原子を表わす。R,R,Rお
よびR5は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物は一般式〔1x〕 R1′ 1式中、n、R’、R1、R4およびR5は前記と同じ
意味を表わす。〕 で示される化合物をハロゲン化することにより製造する
こともできる。該ハロゲン化反応は、一般式rlX1で
示される化合物を不活性溶媒例えば、四塩化炭素、クロ
ロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、ト
ルエン、ヘキサン等の炭化水素類、ジエチルエーテル、
ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等のエーテル類
、1−メチル−2−ピロリジノン等)中、ハロゲン化剤
(例えば、ジエチルアミノサルファートリフルオリド、
塩化チオニル、臭化チオニル、トリフェニルホスフィン
/四塩化炭素、トリフェニルホスフィン/四臭化炭素等
)と−20〜50°Cで80分〜20時間反応させるこ
とにより行なうことができる。
上記のハロゲン化反応において用いられる原料化合物で
ある一般式(IX〕で示される化合物は新規な化合物で
あり、例えば下記の経路にて製造することができる。
OR’ 〔■〕 c式中、TBDMSはt−ブチルジメチルシリル基を表
わし、n、Z、R”、R1、R4およびR5は前記と同
じ意味を表わす。〕 即ち、一般式〔■〕で示されるトリエチル 2−フルオ
ロ−2−ホスホノアセテートまたはトリエチル 2−ホ
スホノプロピオネートをテトラヒドロフラン、ジメチル
ホルムアミド等の不活性溶媒中で塩基(例えば、リチウ
ムジイソプロピルアミド、水素化ナトリウム等)と−8
0・〜80℃にて1〜8時間反応させた後、一般式[”
!]で示されるシリルオキジアルデヒド化合物(例えば
、8−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)プロピオン
アルデヒド、4−(t−ブチルシリルオキシ)ブチルア
ルデヒド等)と−70〜80°Cで5〜20時間反応さ
せることにより一般式(Illで示される不飽和エステ
ル化合物が得られる。該不飽和エステル化合物はトルエ
ン、ヘキサン、ジエチルエーテル等の不活性溶媒中、水
素化ジイソブチルアルミニウム等の還元剤と一70〜6
0℃で80分〜2時間反応させることにより一般式1〕
で示されるアルデヒド化合物に導かれる。得られるアル
デヒド化合物は、通常E体および2体の幾何異性体混合
物であるが、不活性溶媒(例えば、トルエン、ベンゼン
、ヘキサン、塩化メチレン等)中でチオフiノールのナ
トリウム塩、ヨウ素等の異性化触媒の存在下で80〜1
10℃に8〜60時間保つことにより、本発明化合物を
製造する上で有用な幾可異性体をより多くの割合で含む
ように異性化することができる。次いで、該アルデヒド
化合物をエチニルマグネシウムプロミドまたは1−プロ
ピニルマグネシウムプロミドとO〜40°C?5〜20
時間反応させることにより一般式1〕で示されるアルコ
ール化合物が得られる。
該アルコール化合物は、前記一般式1厘]で示されるカ
ルボン酸パライト、通常はカル2門クロリドと不活性溶
媒(例えば、トルエン、ベンゼン、ヘキサン、ジエチル
エーテル等)中、ピリジン、トリエチルアミン等の脱酸
剤の存在下に、0〜100℃にて80分〜20時間反応
させることにより、一般式〔XIV)で示されるエステ
ル化合物に導かれる。該エステル化合物はテトラヒドロ
フラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等の不活性溶媒中、テトラブチルアンモニウムフf13
ド、フッ化セシウム等の脱シリル化剤と0〜60℃にて
80分〜10時間反応させることにより一般式〔1x〕
で示される化合物に導かれる。
このようにして得られる一般式(IX〕で示される化合
物としては例えば以下のような化合物が挙げられる。
4−フルオロ−7−ヒドロキシ−4−へブテン−1−イ
ン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2,2−ジク
ロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4−フルオロ−7−ヒドロキシ−4−ヘプテン−1−イ
ン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2,2−ジブ
Jやニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4−フルオロ−7−ヒドロキシ−4−へブテン−1−イ
ン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2−メチル・
1−プロペニル)シクロプロパン−1−カルボキシレー
ト 4−フルオロ−7−ヒドロキシ−4−ヘプテン−1−イ
ン−8−イル 2.2,8.8−テトラメチルシクロプ
ロパン−1−カルボキシレート 7−ヒドロキシ−4−メチル−4−ヘプテン−1−イン
−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2,2−ジクロ
ロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4−フルオロ−6−ヒドロキシ−4−ヘキセン−1−イ
ン−8−イル 2′、2−ジメチル−8−r2,2−ジ
クロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4−フルオロ−8−ヒドロキシ−4−オクテン−1−イ
ン−8−イル 2,2−ジメチル−8−(2,2−ジク
ロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 5−フルオロ−8−ヒドロキシ−5−オクテン−2−イ
ン−4−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジク
ロロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 4−フルオロ−9−ヒドロキシ−4−ノネン−1−イン
−8−イル 2.2−ジメチル−8−(2,2−ジクロ
・ロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート 〈実施例〉 以下、本発明を製造例、製剤例および試験例にてさらに
詳細に説明するが、本発明はξれらの実施例に限定され
るものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1 (本発明化合物(8)の製造)乾燥トルエン
5−に7−クロロ−4−フルオロ−8−ヒドロキシ−4
−へブテン−1−イン220qと(IH5)−)ランス
−2゜2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロビニル)
シクロプロパン−1−カルボン酸クロリド807Wを溶
解し、水冷下にピリジン820岬を滴下し、滴下後室滴
下に10時間攪拌した1反応液を5−の冷却した5X塩
酸水に性別し、トルエン層を分取した。水層をエーテル
で2回抽出した後、抽出液を先のトルエン層と併せ、水
、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を減圧下に留去した。残渣を酢酸エチル:ヘ
キサン=1:20を溶出液とするシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて処理し、目的とする化合物280v
(カルボン酸クロリドに対する収率: 59.1%)を
無色油状物として得た。
NMRデ→(重クロロホルム溶媒、TMS内部標準) δ値1’Ppm) 1.21(s、8H)、1.81(S、8H)、1.6
7(d、IH)、2.28(dd、IH)、2.48〜
2.85 (m 、 2H)、2.61(d 、 IH
)、8.56(t、2H)、5.86(dt、IH)、
6.61(d、IH)、5.97(bd、IH)製造例
2 (本発明化合物(14)の製造)乾燥トルエン10
dに6.6.ロートリフルオロ−8−ヒドロキシ−4−
メチル−4−ヘキセ’7−1−イン710svと(IH
8)−トランス−2,2−ジメチル−8−(2,2−ジ
クロロビニル)シクロプロパン−1−カルボン酸りロb
イド920wを溶解し、水冷下にピリジン64Osp8
滴下し、滴下後、室温下に10時間攪拌した1次いで、
実施例1と同様の後処理を行なうことにより、目的とす
る化合物810sw(カルボン酸クロリドに対する収率
;56.55%)を無色油状物として得た。
NMRデータCMクロロホルム溶媒、TMS内部標準) δ値(p pm ) 1.28(S、8H)、1.29(a、8H)、1.5
9〜1.81(m、IH)、2.00(bs、8H)、
  2.11〜2.48(m、IH)、2.66(d、
1)1)、5.85〜6.47 (m、IH’)、5.
70(d、IH)、6.90(bs、IH)製造例8 
(本発明化合物(17)の製造)乾燥トルエン10−に
6.6.’1.T、’1−ペンタフルオロー3−ヒドロ
キシ−4−メチル−4−ヘプテン−1−イン@90岬と
(IH5)−)ランス−2,2−ジメチル−〇−(2,
2−ジクロロビニル)シクロプロパン−1−カルボン酸
クロリド890qを溶解し、水冷下にピリジン420q
を滴下し、滴下後、室温下に10時間攪拌した。次いで
、実施例1と同様の後処理を行なうことにより、目的と
する化合物470v(カルボン酸クロリドに対する収率
; 67.8に)を無色油状物として得た。
NMRデータ(重クロロホルム溶媒、TMS内部標準) δ値(ppm) 1.21(s、3H)、1.29(s、8H)、1.6
7〜1.79(m、IH)、2.00(bs、8H)、
2.11〜2.48(m、IH)、2.58(d、IH
)、5J 1〜6.47(m、 IH)、5.57(d
、IH3,5,80(bs、IH)製造例4 (本発明
化合物(20)の製造)乾燥トルエン20−に、8−フ
クロ−4−ツルオロー8−ヒドロキシ−4−オクテン−
1−イン1.’121と(IH5)−シス、トランス−
2,2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロビニル)シ
クロプロパン−1−カルボン酸クロリド2.2(lを溶
解し、水冷下にピリジン1.94jFを滴下し、滴下後
、室温下に10時間攪拌した、次いで、実施例1と同様
の後処理を行なう仁とにより、目的とする化合物2.5
1f(カルボン酸クロリドに対する収率: 70.6%
)を無色油状物として得た。
NMRデータ(重クロロホルム溶媒、TMS内部標準) δ値(ppm) 1.14〜1.88 (m 、 4B )、1.49〜
2.44 (m 、 6H)、2.55(d、IH)、
8.49(t、2H)、5.2Q(dt、IH)、5.
47〜6.27(m、 IH)、5.87(bd、IH
)製造例5 (本発明化合物(1)の製造)乾燥町化メ
チレン10d中に4−フルオロ−7−t: トT:1キ
シ−4−へブテン−1−イン−3−イル (IR)−)
ランス−2,2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロビ
ニル)シクロプロパン−1−カルボキシレート920岬
を溶解し、ドライアイス−アセトン浴で一60℃に冷却
し、ジエチルアiノサルファートリフルオリド0. !
l 7 dを注射器で滴下した、80分後、水浴で0℃
まで昇温し、さらに2時間攪拌した1次いで、水10−
を加えて塩化メチレン層を分取した。水層を塩化メチレ
ンで2回抽出した後、抽出液を先の塩化メチレン層と併
せ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。残渣をヘキサン:ベンゼ
ン:クロロホルム=6:6:1を溶出液とするシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて処理し、目的とする化
合物270岬(収率29.1に)を無色油状物として得
た。
NMRデータ(Nクロロホルム溶媒、TMS内部標準) a値(ppm) 1.21!(s、8H)、1ull(s、8H)、1.
69(d、IH)、2.17〜2.99 (m 、 2
H)、2.80(dd、IH)、2.61(d、IH)
、4.45(dt、2H)、5.84(dt、IH)、
5.59(d、IH)、5.97(bd、IH)次に、
上記と同様にして得られる本発明化合物の例を第1表に
示す。
次に、本発明化合物を製造する際の原料化合物の製造を
参考例として示す。
参8例1   (8−クロロ−4−フルオロ−8−ヒド
ロキシ−4−オクテン−1−インの製造) :)■−6−クロロー2−フルオロー2−ヘキセン酸エ
チルの製造 J、Am、Chem、Soc、第toa巻、第7195
頁(1981年)に記載のトリエチル 2−フルオロ−
2−ホスホノアセテートを用いたホーナーーエモンズ反
応に準じ、4−クロロフチロアルデヒドを用いて■−4
3−りoo−2−フルオロ−2−ヘキセン酸エチルを製
造した。
NMRデ→(重クロロホルム溶媒、TMS内部標準) δ値(ppm) 1.32(t、!IH)、1.86(q、2H)、2.
88〜2.85(m、2H)、8.48(t、2H)、
4.18(Q、2H)、6.75(dt、IH) 06−lクロー2−フルオロ−2−へキセ、ナールの製
造 窒素雰囲気下、@−6−クロロー2−フルオロー2−ヘ
キセン酸エチル4.56をヘキサン50−に溶解し、ド
ライアイス−アセトン浴で一78℃に冷却した。水素化
ジイソブチルアルミニウム(1,0MヘキサンRe )
 24耐を滴下し、滴下後−78℃で1時間攪拌した。
反応液を冷却した5%塩酸に性別し、ヘキサン層を分取
後、水層をエーテルで2回抽出、抽出液を先のヘキサン
層と併せ、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。次いで溶認を減圧下に留去し、6−クロロ
−2−フルオロ−2−ヘキセナール(NMJ?)E体:
Z体=6.8:1(F)混合物と定@)屏、85fを得
た。
NMRデータc重クロロホルム溶媒、 TMS内[S標準) δ値(ppm) 1.72〜2.28 (m 、 2H’)、2.44〜
2.97 (m 、 2H)、8.61(t、2H)、
 5.96(Z体)および6.18(E体)(dt、1
f()、 9.21(Z体)および9.79(E体)(
d、IH)i)α)−6−クロロ−2−フルオロ−2−
ヘキセナールの製造 6−クロロ−2−フルオロ−2−ヘキセナ−JL/ (
E体=2体=6.8:1)L85fIを乾燥トルエン2
0−に溶解し、チオフェノールのナトリウム塩105m
+を加えて、加熱還流下26時間攪拌した。反応液に水
1G−を加えてトルエン層を分取し、水層をエーテルで
2回抽出、抽出液を先のトルエン層と併せ、飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した7次いで、
溶媒を減圧下に留去して、■−6−クロロー2−フルオ
ロー2−ヘキセナール&851を得た。
iV)  8−クロロ−4−フルオロ−8−ヒドロキシ
−オクテン−1−オンの製造 ■−6−クロロー2−フルオロー2−ヘキセナール18
6gを乾燥テトラヒドロフラン20−に溶解し、水冷下
、エチニルマグネシウムプロミドのテトラヒドロフラン
溶液(計算量の1.6倍量)を滴下し、滴下後室温で1
0時間攪拌した。反応液を氷冷し、エーテル50m1を
加え、IOX塩酸に注加しエーテル層を分取した。水層
をエーテルで2回抽出し、先のエーテル層と併せ、飽和
食塩水で洗浄、無水硫儲マグネシウムで乾燥した後溶媒
を減圧下に留去した。残渣を酢酸エチル:ヘキサン=1
:6を溶出液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにて処理し、1.721の8−クロロ−4−フルオロ
−8−ヒドロキシ−4−オクテン−1−インを淡黄色油
状物として得た。
NMRデータ(重クロロホルム溶媒、 TMS内部標準) δ値(ppm) 1.80〜2.55 (m 、 4H)、2.64(d
、1f()、8.68(t、2H)、8.86(ba 
、 IH)、4.72〜5.16 (m 。
IH)、5.19(dt、IH) 参考例2  (4−フルオロ−7−ヒドロキシ−4−へ
ブテン−1−イン−8−イル (IR)−トランス−2
,2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロビニル)シク
ロプロパンカルボキシレートの製造) ’、)(E)−2−フルオロ−(t−ブチルジメチルシ
リルオキシ)−2−ペンテン酸エチルの製造 J 、Am、Chem、Soc 、第108巻、第71
95頁(1981年)に記載のトリエチル 2−フルオ
ロ−2−ホスホノアセテートを用いたホーナーーエモン
ズ反応に準じ、8−(t−ブチルジメチルシリルオキシ
)プロピオンアルデヒドを用いて、■−2−フルオロー
5−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−ペンテ
ン酸エチルを製造した。
NMRデータ(重クロロホルム溶媒、 TMS内部標準) δ値(p pm > 0.05(S、6H)、0.90(s、9H)、1.8
2rt、8f()、2.48〜2.97 (m 、2H
)、8.70(t、2H)、4.28(q、2H)、6
.99(dt、IH);)2−フルオロ−5−(t−ブ
チルジメチルシリルオキシ)−2−ペンテナールの製造
窒素雰囲気下、■−2−フルオロー5−(t−ブチルジ
メチルシリルオキシ)−2−ペンテン酸エチル6.91
1をヘキサン5〇−に溶解し、ドライアイス−アセトン
浴で一78℃に冷却した。水素化ジ、イソブチルアル電
ニウム(1,0Mヘキサン溶液)26−を滴下し、滴下
後−7ざ°Cで1時間攪拌した1反応液を冷却した5%
塩酸水に注加し、ヘキサン層を分取後、水層をエーテル
で2回抽出し、抽出液を先のヘキサン層と併せ飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥1ノた。次い
で溶媒を減圧下に留去し、2−フルオロ−5−(t−ブ
チルジメチルシリルオキシ)−2−ペンテナール(NM
RよりE体:Z体=11:1の混合物と定’り5.5O
fを得た。
NMRデータ(重クロロホルム溶媒、 TMS内部標準) δ値(ppm) 0.05(s、6H)、 0.89(s、9H)、 2
.42,2.94(m、2H)、 8.74(t、2H
)、 6.02 (Z体)および6.82 (E体)(
dt、IH)、 9.19(Z体)および9.70(E
体Md、IH) :1)(Z)−2−フルオロ−5−(t−ブチルジメチ
ルシリルオキ!/ )−2−ペンテナールの製造 2−フルオロ−5−(t−ブチルジメチルシリルオキシ
)−2−ペンテナール(E体:Z体=11:1)5.5
Ofを乾燥ヘキサン50−に溶解し、チオフェノールの
ナトリウム塩20vを加えて、加熱還流下20時間攪拌
した。反応液に水10−を加えてトルエン層を分取後、
水層をエーテルで2回抽出し、抽出液を先のトルエン層
と併せ飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。
次いで溶媒を減圧下に留去してe)−2−フルオロ−5
−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−ペンテナ
ール5.5Ofを得た。
HV)7−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−4−
フルオロ−8−ヒドロキシ−4−へブテン−1−インの
製造 ■−2−フルオロー5−(t−ブチルジメチルシリルオ
キシ)−2−ペンテナール6.01gを乾燥テトラヒド
ロフラン20g1tに溶解し、水冷下、エチニルマグネ
シウムプロミドのテトラヒドロフラン溶液(計算量の1
.5倍量)を滴下し、滴下後室部で10時間儂拌した。
反心故を氷冷し、エーテル50−を加え、10%塩酸に
注加しエーテル層を分取した。水層’4’−r−チルで
2回抽出し、先のエーテル層と併せ、飽和食塩水で洗浄
し無水硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧下に溶媒を留
去した。
残渣を酢酸エチル:ヘキサン=1=5を溶出液とするシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し、8.4
21の7−ブチルジメチルシリルオキシ)−4−フルオ
ロ−8−ヒドロキシ−へブテン−1−インを淡黄色油状
物として得た。
NMRデータC重クロロホルム溶媒、 TMS内部標準) δ値(ppm) 0.06(s、6H)、0.91(s、9H)、2.1
8〜2.66(m、2H)、2.58(d、IH)、2
.89(bd、IH)、8.66(t、2H)、4.6
8〜6.12 (m、 I H)、5.24(dt、I
H) V)?−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−4−フ
ルオロ−4−ヘプテン−1−イン−8−イル (IR)
−)ランス−2,2−ジメチル−8−(2,2−ジクロ
ロビニル)シクロプロパン−1−カルボキシレートの製
造乾燥トルエン10−に7−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ)−4−フルオロ−3−ヒドロキシ−4−へブ
テン−1−イン1.6゜fと(IR)−)ランス−2,
2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロビニル)シクロ
プロパン−1−カルボン酸クロリド1.81#とを溶解
し、水冷下にピリジン1.18 fを滴下し、滴下後室
部下に10時間攪拌したう反応液を10−の冷却した5
%塩酸に注加し、トルエン層を分取した。水層をエーテ
ルで2回抽出した後、抽出液を先のトルエン層と併せ、
水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。残渣を酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:10を溶出液とするシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにて処理し、目的とする化合物1
.721を無色油状物として得た。
NMRデータc重クロロホルム溶媒、 TMS内部標準) δ値(p pm ) 0.07(s、6H)、0.92(s、9H)、1.2
0(8,8H)、1.110(8,8H)、1.69(
d、IH)、2.10〜2.58(m 、 8H)、2
.58(d、1f()、8.68(t、2H)、5J7
(dt、IH)、5.61(d、IH)、5.97(b
d、IH)v;)4−フルオロ−7−ヒドロキシ−4−
へブテン−1−イン−8−イル (lR)−トランス−
2,2−ジメチル−8−(2,2−ジクロロビニル)シ
クロプロパン−1−カルボキシレートの製造 乾燥テトラヒドロフラン20−に7−(を−ブチルジメ
チルシリルオキシ)−4−フルオロ−4−へブテン−1
−イン−8−イル(IR)−)ランス−2,2−ジメチ
ル−8−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパン−
1−カルボキシレートL’12fを溶解し、水冷下、フ
ッ化テトラ−n−ブチルアンモニウム(1,0Mテトラ
ヒドロフラン溶液)8.9−を滴下した7滴下後水冷下
にて1時間攪拌し、エーテル20−および氷水20Wd
を加えてエーテル層を分取した。水層をエーテルで8回
抽出し、抽出液を先のエーテル層と併せて、飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した0次いで溶
媒を減圧下に留去し、残渣を酢酸エチル:ヘキサン=1
:1を溶出液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにて処理し、目的とする化合物920岬を無色油状物
として得た。
NMRデータ(!クロロホルム溶媒、 TMS内部標準) δ値(ppm) 1.20(s、8H)、 1.110(s、8H)、 
1.67(d、IH)、2.19〜2.67(m、aH
)、 2.29(dd、IF()、 2.60(d、I
H)、 8.70(t、2H)、 5.87(dt、1
)1)、5.61(d、IH)、 5.99(bd、I
H)本発明化合物を殺虫剤の有効成分として用いる場合
、他の何らの成分も加えず、そのまま使用してもよいが
、通常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、界面活性
剤、その他の製剤用補助剤、餌等と混合し、あるいは線
香やマット等の基材に含浸して、乳剤、水和剤、粉剤、
粒剤、油剤、エアゾール、蚊取線香、電気蚊取マットや
多孔セラミック板マツ、ト等の加熱燻蒸剤、フオッギン
グ等の煙霧剤、非加熱燻蒸剤、毒餌等に製剤して用いる
これらの製剤中、有効成分としての本発明化合物の含量
は、重量比で0.001%〜95%である。固体担体と
しては、カオリンクレー、アッタパルジャイトクレー、
ベントナイト、酸性白土、ピロフィライト、タルク、珪
藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉、クルミ殺粉、尿素
、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末ある
いは粒状物が挙げられ、液体担体としては、ケロシン、
灯油等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素、ジクロロエ
タン、トリクロロエチレン、四塩化炭素等のハロゲン化
炭化水素、エチレングリコール、セロソルブ等のアルコ
ール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、イソホロン等のケトン、ジエチルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン等のエーテル、酢酸エチル等
のエステル、アセトニトリル、イソブチロニトリル等の
ニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド等の酸アミド、ジメチルスルホキシド、大豆油、綿実
油等の植物油等が挙げられる。ガス状担体としては、フ
ロンガス、LPG (液化石油ガス)、ジメチルエーテ
ル等が挙げられる。乳化、分散、湿層等のために用いら
れる界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、ア
ルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルスルホこ
はく酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテ
ルりん酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン
墳合物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンブロックコポリマー、ソルビタン詣肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イ
オン界面活性剤が挙げられる。固着剤や分散剤等の製剤
用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩アルギン酸塩
、ホリビニルアルコール、アラビアガム、糖蜜、カゼイ
ン、ゼラチン、CMC(カルボキシメチルセルロース)
、松根油、寒天等が挙げられ、安定剤としては、PAP
 (酸性りん酸イソプロピル)、TCP(りん酸トリク
レジル)等のりん酸アルキル、植物油、エポキシ化部、
前記の界面活性剤、BHT%BHA等の酸化防止剤、オ
レイン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム等の脂肪
酸塩、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル等の脂肪
酸エステル等が挙げられる。
次に製剤例を示す。部は重量部である。
製剤例1 本発明化合物(1)〜(82)の各々0.2部、キシレ
ン2部および白灯油97.8部を混合し、油剤を得る。
製剤例2 本発明化合物(1)〜(82)の各々10部、ポリオキ
シエチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシル
ベンゼンスルホン酎カルシウム6部およびキシレン70
部をよく混合して乳剤を得る。
製剤例8 本発明化合物(1)、(8)または(1B)20部、フ
ェニトロチオンlo 部、リグニンスルホン酸カルシウ
ム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部および合成含水酸
化珪素65部をよく粉砕混合して水和剤を得る。
製剤例4 本発明化合物(2)、(9)または(14)  1部、
カシバリール2部、カオリンクレー87部およびタルク
10部をよく粉砕混合して粉剤を得る。
製剤例5 本発明化合物(8)、(10)または(15) 5部、
合成含水酸化珪gt部、リグニンスルホン酸カルシウム
2部、ベントナイト30部およびカオリンクレー62部
をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合せた後、造粒
乾愉して粒剤を得る。
製剤例6 本発明化合物(4)、(11)または(16) 0.0
5部、テトラメスリン0.2 ta 、レスメスリン0
.05部、キシレン7部、脱具灯油82.7部を混合溶
解し、エアゾール容器瞬充填し、バルブ部分を取り付け
た後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)6
0部を加圧充填してエアゾールを得る。
製剤例7 本発明化合物(1)〜(82)の各々0.6Fをメタノ
ール20−に溶解し、蚊取線香用担体((タブ粉:粕粉
:木粉を8:5:1の割合で混合)99.4gと均一に
攪拌混合し、メタノールを蒸散させた後、水150−を
加え、充分練り合せたものを成型乾燥して蚊取線香を得
る。
製剤例8 本発明化合物(1)〜(82)の各々100*を適量の
アセトンに溶解し、4.0 cm X 4.Ocm、厚
さ1.2 mの多孔セラミック板に含浸させて加熱燻蒸
剤を得る。
製剤例9 本発明化合物(1)〜(82)の各々500qを適量の
アセトンに溶解し、1OcrIIX15crn、Fjl
G、28糟のフィルターペーパーに均一ニ塗布した後、
アセトンを風乾し、常温蒸散剤を得る。
これらの製剤は、そのままであるいは水で希釈して用い
る。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、
除草剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等と混合し
て用いることもできる。
本発明化合物農業用を殺虫剤として用いる場合、その施
用】は、通常lOファールたり51〜6001で島り、
乳剤、水和剤等を水で希釈して施用する場合は、その施
用濃度は10 ppm〜1000 I)pmであり、粉
剤、粒剤等は、何ら希釈することなく、製剤のままで施
用する。
また、乳剤、水和剤等を防疫用殺虫剤として用いる場合
には水で10 ppm 〜tooooppmに希釈し散
布する。また、油剤、エアゾールおよび蚊取線香や電気
マット等の燻蒸剤、蒸散剤7−′ 、// /゛′ 第2表 試験例1 製剤例2に準じて得られた下記本発明化合物の乳剤を水
で3.5ppmになるように希釈した。希釈液IQO+
dを180−ポリカップに入れ、アカイエカ絡合幼虫2
0頭を放飼した。
放飼翌日に生死を調査し死去率を求めた(2反復)。結
果を第8表に示す。
試験例2 製剤例2に準じて得られた下記本発明化合物および対照
化合物の乳剤の水による200倍希釈液(500ppm
相当)にイネ茎(長さ約120)を1分間浸Yaシた。
風乾後、試験管にイネ茎を入れ抵抗性系統のツマグロヨ
コバイ成虫を10頭放ち、1日後に生死を調査し、死去
率を求めた(2反復)。
結果を第4表に示す1.・′ @4表 試験例8 下記本発明化合物および対照化合物の各々をアセトンに
て希釈し、それを内径9 cm 、高さ23のガラスシ
ャーレ底部(底面積68.6clI)に薬量が50 w
e / m  となるように均一に処理した。アセトン
が風乾後、感受性イエバエ(C5MA系)の雌成虫20
頭を放ったポリエチレンカップ(直径9ctfI、高さ
4.5 cm )の上部に、虫が直接処理面に触れない
ように、ナイロンネット(16メツシユ)隔ててこの処
理レヤーレでふたをした。120分経過後、シャーレぶ
たをはずして水と餌を与え、24時間後の生死を調査し
、死去率を求めた(2反復)、。
結果を第5表に示す。
第   5   表 試験例4 製剤例7に準じて得られた本発明化合物および対照化合
物の0.6%含有蚊取線香を用意する。
703立方(0,84m)のガラスチャンバー内にアカ
イエカ離去およびイエバエ成虫(雄/雌=1/1 >各
10匹を放つ。
このガラスチャンバー内に、各々の蚊取線香llを両端
に点火して入れ、経始的にノックダウン虫数を観察し、
プロビット法によりKT、。値(50%ノックダウン時
間)を求めた(2反復)。
結果を第6表に示す、、/ 、/ 第   6   表 〈発明の効果〉 本発明化合物は、優れた殺虫活性を有し、覆々の殺虫剤
の有効成分として使用できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は低級ハロアルキル基を表わし、R^2
    はフッ素原子またはメチル基を表わし、R^3は水素原
    子またはメチル基を表わす。R^4は水素原子またはメ
    チル基を表わし、R^4が水素原子を表わすとき、R^
    5は一般式▲数式、化学式、表等があります▼(ここで
    XおよびYは 同一または相異なり、水素原子、メチル基、ハロゲン原
    子または低級ハロアルキル基を 表わす。)で示される基を表わし、また、 R^4がメチル基を表わすとき、R^5はメチル基を表
    わす。〕 で示されるエステル化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は低級ハロアルキル基を表わし、R^2
    はフッ素原子またはメチル基を表わし、R^3は水素原
    子またはメチル基を表わす。〕 で示されるアルコール化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zはハロゲン原子を表わす。R^4は水素原子
    またはメチル基を表わし、R^4が水素原子を表わすと
    き、R^5は一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(ここでXおよびY
    は同一ま たは相異なり、水素原子、メチル基、ハロ ゲン原子または低級ハロアルキル基を表わ す。)で示される基を表わし、またR^4がメチル基を
    表わすときR^5はメチル基を表わす。〕 で示されるカルボン酸ハライドとを反応させることを特
    徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4およびR^5
    は前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるエステル化合物の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、nは1〜4の整数を表わし、R^2はフッ素原
    子またはメチル基を表わし、R^3は水素原子またはメ
    チル基を表わす。R^4は水素原子またはメチル基を表
    わし、R^4が水素原子を表わすとき、R^5は一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(ここでXおよびY
    は同一また は相異なり、水素原子、メチル基、ハロゲ ン原子または低級ハロアルキル基を表わす。)で示され
    る基を表わし、R^4がメチル基を表わすとき、R^5
    はメチル基を表わす。〕で示される化合物をハロゲン化
    することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、n、R^2、R^3、R^4およびR^5は前
    記と同じ意味を表わし、Wはハロゲン原子 を表わす。〕 で示されるエステル化合物の製造法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は低級ハロアルキル基を表わし、R^2
    はフッ素原子またはメチル基を表わし、R^3は水素原
    子またはメチル基を表わす。R^4は水素原子またはメ
    チル基を表わし、R^4が水素原子を表わすとき、R^
    5は一般式▲数式、化学式、表等があります▼(ここで
    XおよびYは 同一または相異なり、水素原子、メチル基、ハロゲン原
    子または低級ハロアルキル基を 表わす。)で示される基を表わし、また、 R^4がメチル基を表わすとき、R^5はメチル基を表
    わす。〕 で示されるエステル化合物を有効成分として含有するこ
    とを特徴とする殺虫剤。
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