JPS62243620A - 表面変性全芳香族ポリアミド成形物及びその製造方法 - Google Patents

表面変性全芳香族ポリアミド成形物及びその製造方法

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JPS62243620A
JPS62243620A JP8703186A JP8703186A JPS62243620A JP S62243620 A JPS62243620 A JP S62243620A JP 8703186 A JP8703186 A JP 8703186A JP 8703186 A JP8703186 A JP 8703186A JP S62243620 A JPS62243620 A JP S62243620A
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JP
Japan
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aromatic polyamide
formed article
wholly aromatic
group
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JP8703186A
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Tetsuo Kato
哲雄 加藤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面変性全芳香族ポリアミド成形物及びその製
造方法に関するものである。更に詳しくは、全芳香族ポ
リアミド成形物表面のアミド基のNアルキル化で分子鎖
を架橋させることにより例えば、耐フィブリル性、圧縮
特性、寸法安定性等の物性の改善された全芳香族ポリア
ミド成形物及びそれを得る方法を提供せんとするもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、全芳香族ポリアミド成形物はその高い比強度、比
弾性率、優れた耐熱性を有機高分子材料であることから
糧々の補強材としての利用が検討されている。例えばス
チールに代わるタイヤ補強用タイヤコードとして、或い
はtム、熱可塑性、熱硬化性樹脂に添加され、その樹脂
組成物の力学的性質、耐熱性等の改善など、金属代替材
料として注目されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる性能を有する全芳香族ポリアミド
成形物の例として、例えば繊維ではその構造が繊維軸方
向に著しく配向した分子鎖から成る一次元構造であるた
め、繊維軸方向への引張り強度は大きいが、一方、繊維
軸及び半径方向の圧縮強度は引張り強度に較べて著しく
小さく約20チ程度になると宵われている。即ち、圧縮
においては分子鎖中のアミド基の水素結合による弱い結
合しか存在しないため、繊維のフィブリル化、座屈等を
引き起こし、これを補強材として用いた時、耐久性等の
問題が顕在化する。従って全芳香族ポリアミド成形物の
改良、即ち、耐フィブリル性、圧縮強度の改善された全
芳香族ポリアミド成形物、の出現が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題を解決するため鋭意研究の結果、全
芳香族ポリアミド成形物の表面層のアミド基のN原子上
での置換反応により分子鎖間での化学結合の形成、即ち
、架橋させることにより前記問題を解決できることを見
い出し、本発明に到達した。
すなわち本発明の第一は、 一般式−NHArl  C0NHAr2  CO−又は
/及び−NH−A r3−c O(但し、Arl 、 
Ar2 、 Ar3はそれぞれ独立に2価の芳香族性基
を表わすンで表わされる余分を族ポリアミド成形物の表
面の一部又は全部のアミド基が主鎖の炭素数2〜10の
脂肪族性基でNft換架債されていることを特徴とする
表面変性全芳香族ポリアミド成形物である。
本発明の第二は、 一般式−NH−Arl−CONH−Ar2−CO−又は
/及び−NH−Arx  CO−(但し、ArI、 A
r2 、 Ar3はそれぞれ独立に2価の芳香族性基を
表わす)で表わされる全芳香族ポリアミド成形物表面の
アミド基を金属塩とし、次いで一般式LIRL2.(但
し、LL。
L2は脱離基を表わし、Rは主鎖の炭素数が2〜10の
脂肪族性基を表わす)と反応させ、その一部又は全部を
架橋させることを特徴とする表面変性全芳香族ポリアミ
ド成形物の製造方法である。
本発明にいう表面変性全芳香族ポリアミド成形物とは以
下の成形物を意味し、穐々の形態、例えばフィラメント
、織物、編物、スフ、ファイブリッド、パルプ、フィル
ム、粉末などの形で利用可能である。
本発明による圧縮特性の改善された全芳香族ポリアミド
成形物を製造するには、該成形物を塩基の存在下処理し
、アミド基をアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩とし
た後、脱離基を同一炭素上に有さない化合物と反応させ
ればよい。即ち、本発明は、アミド基の水素引き抜きに
より、アルカリ又はアルカリ土類金属塩とするメタル化
工程と次いで親電子剤とのアルキル化工程からなる。
ここで、アミド基のメタル化反応に用いる塩基は、芳香
族アミド基の酸性度が高いため、一般に強塩基と言わn
る化合物で充分であり、好ましき塩基の例としては、芳
香族炭化水素及び脂肪族炭化水素のアルカリ又はアルカ
リ土類金属塩としては、ナトリウムナフタレン、フェニ
ルIJ fラム、メチルリチウム、エチルリチウム、n
−ブチルリチウム、3ec−ブチルリチウム、臭化メチ
ルマグネシウム、臭化フェニルマグネシウム等のグリニ
ヤー試薬、またはアルカリ金、嬌水素化物としては水素
化ナトリウム、水素化リチウム、水素化カリウム等が例
示される。
メタル化時の反応溶媒は上記塩基を使用する時、通常用
いられる溶媒でよいが、該成形物との反応は不均一系で
あるので、好ましくは塩基が完溶する溶媒が選択される
。溶媒として極性の旨い1.ジメチルスルホキシド、ヘ
キサメチルホスホロアミド等ではメタル化された該ポリ
アミドが溶媒に溶は出すので、これを防ぐ場合にはエー
テル系溶媒であるエーテル、テトラヒドロフラン、ジメ
トキシエタン等を20〜70チ添加することが好ましい
次の工程でのアルキル化に供される親電子剤としては一
般式り、−R−L2で与えられる2、ここでRは主鎖の
炭素数2〜10の脂肪族性基を表わし、多重結合を含ん
でもよい。
これら脂肪族性基としてはエチル、n−プロピルイソプ
ロピル、n−ブチル、イソブf /l/ 、n−ペンチ
ル、イソペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、イ
ンオクチル、ノニル、デシル、等の飽和脂肪族ブテニル
、プロペニル、プレニル等の不飽和脂肪族等が挙げられ
る。
L、 、 t、2はC1,、Br、 I 、メチルスル
ホニル基、パラトルエンスルホニル基から任意に辿ばれ
る。
主鎖の炭素数が2未満では架橋反応が起り易く、10を
超えると架橋による効果が発揮され難い。
反応は通常室温(25℃)で行なわれるが、C2との反
応では加熱した方がよい結果が得られる。
反応はメタル化とN−アルキル化を同一浴で行なう方法
、あるいはメタル比容とN−アルキル化浴を分離する方
法のいずnでもよく、これらの工程を連続的に行なうこ
ともできる。
メタル化及びN−アルキル化反応はメタル化に用いるア
ルカリ又はアルカリ土類金属塩およびメタル化さnた全
芳香族ポリアミドの失活を防止するため、不活性ガス雰
囲気下で行なうことが望ましい。
本発明に用いられる全芳香族ポリアミドはアミド結合の
少くとも85モル係以上が芳香族環性ジアミン、芳香I
S環性ジカルゼン酸成分より得られるものである。その
構造例としては、ポリパラベンズアミド、ポリメタフェ
ニレンテレ7タルアミド、ポリ−4,4′−ジアミノベ
ンズアニリドテレフタルアミド、ボリノ々ラフエニレン
ー2.6−ナフタリツクアミド、コポリパラフェニレン
/4.4’(3,3’−ジメチルビフェニレン)−テレ
フタルアミド、コポリパラフェニレン/2.5−ビリジ
レンーテレフタルアミド、ポリオルソフェニレンフタル
アミド、ポリメタフェニレンフタルアミド、ポリパラフ
ェニレン7タルアミド、ポリオルソフェニレンインフタ
ルアミド、ポリメタフェニレンインフタルアミド、ボリ
ノぞジフェニレンイソフタルアミド、ポリオルソフェニ
レンテレフタルアミド、ポリメタフェニレンテレ7タル
アミド、ポリ−1,5−ナフタレンフタルアミド、ポリ
−4,4′−ジフェニレン−オルソ−7タルアミト、ホ
リー4.4′−ジフェニレンイソフタルアミド、ポリ−
1,4−す7タレンフタルアミド、ポリ−1,4−ナフ
タレンイソフタルアミド、ポリ−1,5−ナフタレンイ
ソフタルアミド等、およびこれらの芳香族ジアミンのベ
ンゼン核の一部をハロゲ/テ置換した化合物、更にはこ
れらの芳香族ジアミンのベンゼン核の一部をピペラジン
、2.5−−.7メチルピベラジン、2.5−ジエチル
ピペラジンで置換した化合物等に代表される脂環式アミ
ンを含む芳香族ポリアミド、又は芳香族ジアミンが3.
3′−オキシジフェニレンシアミン、3.4’−オキシ
ジフェニレンジアミン等のエーテル基、アルキル基、−
8+、−5o2+、 −c+、 −NH−等の基により
結合され友2個のフェニル基を含む芳香族ポリアミド、
または上述の芳香族ポリアミドのコポリマー、たとえば
プリー3,3′−オキシジ7二二しンテレフタルアミト
/ボリノぞラフエニレンテレフタルアミド共重合体、ポ
リ−3,4′−オキシジフェニレンテレ7タルアミド/
ホリノぞラフェニレンテレフタルアミド共重合体等を挙
げることかできる。
これらの全芳香族ポリアミドの製造法は、本発明を実施
する上で制限されるものではなく、たとえば、該当する
ジアミンおよびジ酸クロライドから、特公昭35−14
399号公報等で知られる低温溶液重合法により容易に
製造できる。
本発明において全芳香族ポリアミド成形物は、特公昭4
2−815号公報、特公昭50−12485号公報、特
公昭50−12006号公報、特開昭47−39458
号公報、特公昭57−17886号公報等の各公報に記
載の方法により、さらに高モジュラス繊維は、特公昭5
0−12484号公報、特公昭50−13365号公報
、特開昭47−43419号公報等の各公報に記載の方
法により製造できる。因に市販のものとしては、デュポ
ン社のケプラー29及びケブラー49(いずれもデュポ
ン社商標で、?・ソラフエニレンテレフタルアミド繊維
といわれる)がある。
又、特別な例としては、特公昭54−43612号公報
他により提案された新規な構造の繊維にも、本発明の方
法は有効である。
N−アルキル化を行なった全芳香族ポリアミド成形物は
、アセトン等の有機溶剤及び水で洗浄し乾燥させるか、
反応後、そのまま用いた溶媒を留去させることにより、
種々の用途に供せられる。
即ち、フィラメント、ストランド、織布、コード等の状
態で、またスフ、チョップトストラントノぞルゾ等では
樹脂と混練することにより、それぞれ熱可塑性、熱硬化
性樹脂、ゴム等の強化材として用いることができる。
(作 用) 本発明の表面変性全芳香族ポリアミド成形物の特徴は該
成形物表面のアミド基のN原子上で高分子量のポリアミ
ド鎖が脂肪族性基で架橋されている点にある。
即ち、配向した分子鎖間の弱い水素結合をN−置換で架
橋させることにより、強固な共有結合が形成され、成形
物表面が一次元構造から二次元構造となっている。従っ
て本発明による表面変性によって耐フィブリル性、圧縮
特性、寸法安定性が向上したものと考えられる。Ngt
換されているか否かは処理を行なった該成形物の赤外吸
収スペクトル(%に表面反射法)、核磁気共鳴スペクト
ル等によるアミド基プロトンの変化で検出でき、硫酸溶
解液の粘度特性でも調べることができる。
本発明の成形物はアミド基の水素がアルキル基に置換さ
れているため吸湿性の低ド、及びマトリックス樹脂への
分散性の向上による接着性も向上している。
(実施例) 以下、本発明を一層明確にするために実施例を挙げて説
明するが、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するも
のでないことはいうまでもない。
実施例1 あらかじめナトリウム−ベンゾフェノンを乾燥剤に用い
蒸留し、乾燥したテトラヒドロ7ラン500+j中にか
せ巻きとした1000フイラメント、1500g/dの
ポリパラフェニレンテレフタルアミ■ ド繊維(ケブラー 、デュポン社製)500gを浸し、
これにナトリウムナフタレン(テトラエッチ030重t
%ジメチルエーテル中)を50m1加え、室温で10分
間反応させた。次いで、この溶液へ1.6−ジプロモヘ
キサン0.5−を加えた後、攪拌しながら室温で30分
間反応させた。反応処理後、多量のアセトン及び純水で
洗浄し、減圧下乾燥した。
実施例2 ジメチルスルホキシド(DMSO)500WLt中にナ
トリウムハイドライド1.25gを添加し、窒素気流中
で70℃にて40%間加熱して完全に溶解した後、35
℃まで冷却した。この溶液にさらにテトラヒドロフラン
(THF)500dを加えた。さらにこの溶液にかせ巻
とした1000フィラメ;’ ) 1500g/dのボ
リノぐラフェニレンテレフタルアミド繊維(ケブラー、
デュポン社製)500gを上記DMSO/THF系に添
加し、35℃で1分間ナトリウム化反応を行った。次い
で、1.4−ジブロムブタン3.5gを添加し、50℃
で30分間反応させた。との線維を多量のアセトン及び
純水で洗浄した後、真を下で乾燥した。
本発明による繊維特性の評価として、タイヤコードの疲
労試験(伸長圧縮疲労試験)を行なった。
試験方法は以下の通りである。
〈繊維の耐疲労性の測定法〉 タイヤ等のゴム類製品における補強線維の使用時の疲労
性をモデル的に評価する手段は種々提案されているが、
不発明では、日本工業規格GIS−1017−1963
の「化学繊維タイヤコード試験方法」の参考記載の部1
,3,2.1項記載のチューブ疲労強さA法(グツドイ
ヤー法)を採用し、試料繊維とザムとの接着処理済コー
ド(処理コード)を軸と平行に埋めたチューズ状テスト
ピースを1056 (上記JIS参セは9o0)に曲げ
て伸長圧縮疲労試験機に取りつける。次いで、空気によ
りテストピースに3.5h/crn”Gの内圧をかけ8
50回/分の速度で回転させて、そのチューブ疲労寿命
を測定し、本発明および比較の各繊維の耐疲労性の比較
を行なう。なお、チューブ疲労寿命の値は3本のテスト
ピースの平均値を用いる。本発明では、コードの撚構造
を一定にして上記試験を行うこととし、撚構造は双糸と
し、撚係数(ツイストマルチプライヤー)を8.0に一
定とする。
ここで撚係数とは (?Alf!/m)x  (−?−”y(Dy’−−y
v)ン2870 で表わさnるものである。
疲労試験に供する処理コードの製造法も以下の如く条件
を統一して行なうが、勿論本発明繊維の特徴を発揮する
上での唯一の条件ではなく、本発明繊維を効果的に用い
る上で、実際の使用においては変更されてよい。
コードは前述の撚係数となるように下撚および上撚りさ
れて合燃されて製造さnる。処理コードはエポキシ樹脂
を付与し、250℃にて1g/dの張力下に処理し、次
いでレゾルシン−ホルマリン−ラテックス(RF’L)
を付与し、230℃で工g/dの張力下に第2段の処理
を行うことにより作製する。
ここで用いるエポキシ樹脂処理液は、 ニーコート812(シェル化学社商品名)     3
部エタノール                   
 5部ポリビニルピリジンラテックス        
  25部水                   
         67部より成る分散C夜であり、R
FL処理液は、レゾルシン             
       11部水              
            23部4部37チホルマリン
                16.2部N a 
OH0,3部 ポリビニルピリジン−スチレン−ブタジェンラテックス
(固形分として41チ含有)           2
44部より成るものであり、調製後−昼夜放置したもの
を用いる。
処理コードは未加硫ゴムに埋め込み、加硫する。
用いる配合ゴムの組成は次のものであり、加硫条件は1
40℃で40分である。
天然ゴム                     
90部スチレン−ブタジェン共重合ゴム       
    10部カーメンブラック          
        40部ステアリン酸        
            2部石油系軟化剤     
              10部パインタール  
                   4部亜鉛華 
          5部 N−フェニル−β−ナフチルアミン         
 1.s部2−ベンゾチアゾリルジスルフィド    
     0.75部ジフェニルグアニジン     
           0.75部硫  黄     
                   2−5部尚、
本実施例1,2で得られた繊維と処理を施さなかつfc
繊維サンプルNo、 3を用いて耐疲労性を測定した結
果は、表−1の通りであり、本発明法によって得られた
繊維は、その優れた接離物性を反映して、消費性能上も
極めて優れたものであることが証明された。
表−1 実施例3 特公昭57−17886号公報の方法により調製しり厚
さ25μmのポリ(p−フェニレンテレ7タルアミド)
フィルムを用いて、実施例1と同様の処理を行ない、表
面架橋フィルムを得た。
得られたフィルムの吸湿寸法変化率を以下の方法で測定
した。
試料を窒素気流下100℃で絶乾し、室温まで冷却後、
相対湿度SSSの雰囲気下でTMA(熱機械測定装置、
島津製作所製TMA−30)を用いて、試料の伸びを測
定し、以下の式で算出した。
吸湿寸法変化1g (wa/ws4 RH)試料の伸び
(W) 試料の元の長さくm)x85 (%RH)同、測定時の
試料の大きさは、幅2 vm 、有効つかみ長8■であ
った。
その結果、上記フィルの吸湿寸法変化率は、L I X
 10−”wm/wa−チRHであった。この時、未処
理のポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)フィルム
の吸湿寸法変化率は11.OX 10−’ wm/wi
−%RHであり、本発明の処理によって、吸湿による寸
法変化を未処理フィルムの2割に抑えることができた。
(発明の効果) 不発明の表面変性全芳香族ポリアミド成形物は、こnを
複合材料における補強材として用いたときには、圧縮特
性、耐フィブリル性、寸法安定性などにすぐれているた
め、全芳香族ポリアミド成形物のもつ高彊関、高弾性率
などの特徴が十二分に活かされた複合材料とすることが
できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式−NH−Ar_1−CONH−Ar_2−C
    O−又は/及び−NH−Ar_3−CO(但し、Ar_
    1、Ar_2、Ar_3はそれぞれ独立に2価の芳香族
    性基を表わす)で表わされる全芳香族ポリアミド成形物
    の表面の一部又は全部のアミド基が主鎖の炭素数2〜1
    0の脂肪族性基でN置換架橋されていることを特徴とす
    る表面変性全芳香族ポリアミド成形物 2、一般式−NH−Ar_1−CONH−Ar_2−C
    O−又は/及び−NH−Ar_3−CO−(但し、Ar
    _1、Ar_2、Ar_3はそれぞれ独立に2価の芳香
    族性基を表わす)で表わされる全芳香族ポリアミド成形
    物表面のアミドを金属塩とし、次いで一般式上−L_1
    −R−L_2、(但し、L_1、L_2は脱離基を表わ
    し、Rは主鎖の炭素数が2〜10の脂肪族性基を表わす
    )と反応させ、その一部又は全部を架橋させることを特
    徴とする表面変性全芳香族ポリアミド成形物の製造方法
JP8703186A 1986-04-17 1986-04-17 表面変性全芳香族ポリアミド成形物及びその製造方法 Pending JPS62243620A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0379161A2 (de) * 1989-01-20 1990-07-25 Hoechst Aktiengesellschaft Verwendung alkylierter Polyethylenimine als gallensäureadsorbierende Arzneimittel sowie pharmazeutische Präparate
US5275625A (en) * 1991-03-01 1994-01-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Surface treated aramid fibers and a process for making them
JP2008158350A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Nippon Zeon Co Ltd 光学素子

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