JPS61202954A - 自動車の配線装置 - Google Patents

自動車の配線装置

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JPS61202954A
JPS61202954A JP4325485A JP4325485A JPS61202954A JP S61202954 A JPS61202954 A JP S61202954A JP 4325485 A JP4325485 A JP 4325485A JP 4325485 A JP4325485 A JP 4325485A JP S61202954 A JPS61202954 A JP S61202954A
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桧皮 直樹
Yoji Yamada
洋史 山田
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修 道平
Koichi Miyake
三宅 紘一
Mitsugi Watanabe
貢 渡辺
Mamoru Sawai
澤井 守
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の車体に配設される複数のワイヤハー
ネス間に、配線集中部を形成するとともに所定の機能を
果たすセントラルボノクスを配し、車体各部に装着され
た電装品ユニットとセントラルボソクスとをワイヤハー
ネスを介して連結するようにした自動車の配線装置に関
する。
(従来技術) 近年、自動車においては、その運動性能、安全性、居住
性等の向上に伴っての電装面での発展が著しく、自動車
に装着される各種の電装品(スイフチ、リレー、ヒユー
ズ等の断続制御部品、ランプ、モータ、電子装置等の負
荷a器、各種センサ等の信号部品、負荷機器を制御する
負荷制御ユニット等々)の種類及び数が飛躍的に増大し
ている。
斯かる電装品の種類及び数の増大は、車体に付設される
電気配線を極めて多数で、かつ、その配線経路が著しく
複雑になるものとし、それにより、車重の増加や配線装
置のコストアンプがまねかれ、さらには、電気配線の点
検や補修における作業が煩雑なものになる等の問題を生
じている。
斯かる自動車の電気配線に関わる問題に対しての対策の
1つとして、例えば、実開昭58−63145号公報に
記載されている如くに、車体の各部に装着された電装品
の電気的接続を複数のワイヤが予め車体への取付に応じ
た形状をもって結束されて形成されるワイヤハーネスを
用いて行い、インスッルメントパネル近傍等に、複数の
ワイヤハーネスの中継を行うジャンクションハーネス部
を備えたコントロールボックスを設置し、かつ、このコ
ントロールボックスに各種電装品に対する制御ユニット
を組込んで、これら各制御ユニットとワイヤハーネスを
通しての各種電装品との相互接続をジャンクションハー
ネス部を介して行うようにした自動車の配線装置が知ら
れている。このようにジャンクションハーネス部を備え
たコントロールボックスにより、各種電装品が接続され
た複数のワイヤハーネスの相互接続及び各制御ユニット
とワイヤハーネスとの接続を行うようにすることにより
、ワイヤハーネスをもって構成される電気配線の簡素化
が進められることになる。
しかしながら、斯かるコントロールボックスが用いられ
て電気配線の簡素化が図られた場合にも、コントロール
ボックスに各種電装品に対する多数の制御ユニットを組
込むようになすとコントロールボックス内に大なるスペ
ースが要求されてコントロールボックスが大型化してし
まうこと、また、電装品によっては制御ユニットを分離
することが困難なものがあること等からして、車体の各
部に制御ユニットが適宜配されてそれらが各ワイヤハー
ネスに接続されることになり、さらには、制御ユニット
の設置が任意選択的に行われるものとされることにより
、車体の各部に制御ユニ・7トが装着されて各ワイヤハ
ーネスの所定の個所に接続されることになる。
ところで、上述の如くに車体の各部に装着される制御ユ
ニットで代表される電装品ユニットのうちには、例えば
、ヒユーズが介設された所定の電力供給路を通じて電力
供給がなされる特定のセンサからの検出信号を共通に用
いて、例えば、夫々の制御動作を行うようにされる複数
の制御ユニット等が含まれることが多いが、このように
特定のセンサが複数の制御ユニット等に共用されている
場合、例えば、電力供給路に介設されたヒユーズの溶断
によりその特定のセンサに対する電力供給が遮断されて
当該センサが作動しなくなる事態が生じると、それから
の検出信号を受ける複数の制御ユニット等が正常な制御
動作を行うことができなくなる異常事態を生じることに
なる。そこで、斯かる複数の電装品ユニットに共用され
たセンサが作動しなくなる事態に対して迅速がっ確実に
対処できる対策を講じて、その被害を最小限に止めるよ
うになし、自動車における電装系の信頼性を向上させる
ことが望まれるところである。
(発明の目的) 斯かる点に鑑み本発明は、異なる配線経路をもって車体
に配設されてセンサ及びこのセンサを共用する複数の電
装品ユニットが接続される複数のワイヤハーネスの一端
がセントラルボックスに集中せしめられるようにして、
センサへの電力供給をセントラルボックスを介して行う
とともに、センサからの検出信号をセントラルボックス
を通じて複数の電装品ユニットに分配供給するようにな
し、セントラルボックスにおいて、センサに対する電力
供給の異常を検出し、センサが作動しなくなる事態に対
してその被害を最小限に止める対策を迅速かつ確実にと
ることができるようにした自動車の配線装置を提供する
ことを目的とする。
(発明の構成) 上述の目的を達成すべく本発明に係る自動車の配線装置
は、車体に配設された複数のワイヤハーネスと、ワイヤ
ハーネスに接続されたセンサと、同じくワイヤハーネス
に接続されて上述のセンサを共用する複数の電装品二二
ソI・と、ワイヤハーネスの夫々の一端部が連結される
複数のコネクタ部を有して車体に設置されたセントラル
ポノクスとを具備して構成される。そして、セントラル
ボックスが、上述のセンサに供給される良き電力をコネ
クタ部に配送するセンサ電力供給ブスバーを含むブスバ
ー配線部と、センサからの検出信号が供給されるととも
に、異常対策信号発生部及びセンサ電力供給ブスバーを
通じてのセンサに対する電力供給の異常を検出する異常
検出手段を備え、異常検出手段により異常が検出されな
いときセンサからの検出信号を送出し、異常が検出され
るときセンサからの検出信号に代えて異常対策信号発生
部からの異常対策信号を送出する信号処理部と、センサ
からの検出信号もしくは異常対策信号を複数の電装品ユ
ニットに供給すべく、信号処理部と複数のコネクタ部と
を分岐接続部を介して接続する配線接続部とを含んで形
成される。
このように構成されることにより、ヒユーズの溶断等に
よってセンサに対する電力供給に異常が生じたときには
、それがセントラルボックス内において異常検出手段に
より検出され、複数の電装品ユニットには直ちにセンサ
からの検出信号に代えてセントラルボソクス内で得られ
る異常対策信号が供給されることになり、センサから正
規の検出信号が得られなくなることによる被害を最小限
に止めることができるものとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係る自動車の配線装置の一例を示す
とともに、これが適用された自動車の車体を一点鎖線で
概略的に示す。
第1図において、運転席10がある車室12の前部にイ
ンスツルメントパネル14が設けられており、このイン
スツルメントパネル14の近傍に、セントラルボソクス
20が設置されている。このセントラルポソクス20に
は、インスツルメントバネル14に沿うように配設され
たインスツルメントワイヤハーネス16.ダツシュボー
ドに配設されたダツシュボードワイヤハーネス18.車
体前部に配設されたフロントワイヤハーネス22、及び
、車体後部に配設されたリアワイヤハーネス23の夫々
の一端部が独立して連結されている。
インスツルメントワイヤハーネス16の他端部には、車
室I2のフロアに配設されたフロアワイヤハーネス24
がカップラ30を介して連結され、さらに、このフロア
ワイヤハーネス24には、各ドアに配設された4個のド
アワイヤハーネス26が夫々カップラ32を介して連結
されている。また、ダツシュボードワイヤハーネス18
とフロントワイヤハーネス22とには、エンジンルーム
17に配設されたエンジンルームワイヤハーネス28が
カップラ34及び36を介して連結されている。
上述した配線経路の異なる各ワイヤハーネス16.1B
、22.23と、これらに連結されるワイヤハーネス2
4,26及び28とには、夫々、車体の各部に配置され
た、スイッチ、リレー、ヒユーズ等の断続制御部品やラ
ンプ、モーフ、電子装置等の負荷機器等々の、それらの
うちのフロントワイヤハーネス22に接続されたバッテ
リ37のみが図示されて、その他の図示が省略された電
装品、電気負荷を制御するオートクルーズ制御ユニット
41.メータ制御ユニット42、バワーシh制?ill
ユニット43及びエンジン制御ユニット44等の各種電
装品ユニットとしての制御ユニット、及び、車速センサ
31.負荷センサ33及びその他のセンサ(図示が省略
されている)が接続されており、これら各種電装品相互
の結線、及び、車速センサ31.負荷センサ33及びそ
の他のセンサと各制御ユニット41,42.43及び4
4との相互の結線が、上述の各ワイヤハーネス16゜1
8.22,23,24.26及び28とセントラルボソ
クス20・とを介して行われる。
そして、本例では、特に、このセントラルボックス20
を通じて、車速センサ31、負荷センサ33及びその他
のセンサに対する電力供給、これらセンサからの検出信
号の各制御ユニ7ト41〜44への分配、各センサに対
する電力供給の異常の検出、及び、各センサに対する電
力供給の異常が検出されたときにおける各制御ユニット
41〜44への異常対策信号の供給が行われるようにな
されている。
第2図は、上述したセントラルボックス20の一部の具
体構成の一例を示す。この具体構成例においては、配線
基板部40が備えられており、この配線基板部40には
、前述した夫々配線経路の異なるインスツルメントワイ
ヤハーネス16. ダツシュボードワイヤハーネス18
.フロン1−ワイヤハーネス22及びリアワイヤハーネ
ス23の一端が夫々連結される4つのコネクタ部51,
52゜53及び54と、ヒユーズ46a及び46bが介
設されるとともに分岐点47及び48が設けられた電力
分配部49を有し、コネクタ部51とコネクタ部54と
を接続するブスバーを含んで形成されるブスバー配線部
50と、レベル比較回路61゜アンド回路62.インバ
ータ63.アンド回路64、オア回路65及び異常対策
信号発生部としての擬似信号発生回路66を含んで構成
される信号処理部60と、この信号処理部60と各コネ
クタ部51,52.53及び54とを分岐点67.68
及び69が形成された分岐接続部70を介して接続する
とともに、上述のブスバー配線部50の分岐点48と信
号処理部60のレベル比較回路61とを接続し、さらに
、信号処理部60のアンド回路62とコネクタ部51と
を接続する配線接続部72とが設けられている。
そして、イグニッションキースイッチ39が介設された
フロントワイヤハーネス22のワイヤ22bに接続され
たバッテリ37からの電力が、コネクタ部53を介して
ブスバー配線部50の電力分配部49に供給され、電力
分配部49の分岐点47及びヒユーズ46bを介し、図
示されていないブスバーにより形成された配線路を通じ
て、メータ制御ユニット42.オートクルーズ制御ユニ
ット41.エンジン制御ユニット44及びパワーシート
制御ユニット43等に供給されるとともに、分岐点47
.ヒユーズ46b及び分岐点48を介して、センサ電力
供給ブスバーにより形成された配線路50a及び50b
によりコネクタ部51に配送され、さらに、インスツル
メントワイヤハーネス16のワイヤ16C及び16dを
介して車速センサ31及び負荷センサ33に供給される
これによって、車速センサ31及び負荷センサ33が作
動し、これらから得られる車速検出信号Sv及び負荷検
出信号SLが、インスッルメントワイヤハーネス16の
ワイヤ16e及び16fを通じ、コネクタ部51を介し
て配線接続部72に導入され、車速検出信号Svは信号
処理部60のアンド回路62に供給され、負荷検出信号
SLも同様に図示されていない別の信号処理部に供給さ
れる。
このような状態で、ブスバー配線部50における分岐点
48の電圧Vpが所定の比で分圧されて得られる電圧V
p’が、基準入力端に基準電圧Vaが印加されたレベル
比較回路61の比較入力端に印加され、電圧Vp’ が
基準電圧Va以上であるとき、即ち、分岐点48の電圧
Vpが適正であるとき、レベル比較回路61から高レベ
ルの出力信号S、が出力され、電圧Vp’が基準電圧V
aより低いとき、即ち、分岐点48の電圧Vpが異常で
あるとき、例えば、ヒユーズ46aが溶断されて分岐点
48の電圧Vpが零となっているようなとき、レベル比
較回路61から低レベルの出力信号S、が出力される。
この出力信号S1は、車速検出信号Svが供給されるア
ンド回路62に供給されるとともに、インバータ63に
よってそのレベルが反転され、レベル反転信号Sl°と
されてアンド回路64に供給される。出力信号S1が供
給されるアンド回路62からは、出力信号Slが高レベ
ルをとるときのみ、車速検出信号Svが得られてオア回
路65に供給される。一方、レベル反転信号SI°が供
給されるアンド回路64には、擬似信号発生回路66が
発生する、例えば、所定の車速Toを表わす車速検出信
号Svに相当する信号とされた擬似信号Caも供給され
、アンド回路64からは、しベル反転信号S1°が高レ
ベルをとるときのみ、擬似信号c a−h<得られてオ
ア回路65に(it給される。
従って、オア回路65からは、出力信号S、が高レベル
をとるとき、即ち、分岐点48における電圧Vpが適正
であるとき車速センサ31からの車速検出信号Svが送
出され、出力信号S1が低レベルをとるとき、部ち、分
岐点48における電圧Vpが異常であるときには擬似信
号発生回路66からの擬イ以信号Caが送出される。そ
して、このオア回路65から送出される車速センサ31
からの車速検出信号Svもしくは擬似信号発生回路66
からの擬似信号Caが、配線接続部72の分岐接続部7
0を介して各コネクタ部51〜54に分配され、これら
に接続されたワイヤノλ−ネス16.18.22及び2
3中の各ワイヤ16a、18a、22a及び23aを介
してメータ制御ユニット42.オートクルーズ制御ユニ
・ノド41.エンジン制御ユニット44及びパワーシー
ト制御ユニット43に供給される。
斯かる構成のもとに、ブスバー配線部50に設けられた
分岐点48における電圧Vpが適正である場合には、車
速センサ31及び負荷センサ33に対する適正な電力供
給がなされ、車速センサ31及び負荷センサ33から正
規の車速検出信号S9及び負荷検出信号SLが得られる
。そして、車速センサ31からの車速検出信号Svが信
号処理部60のオア回路65から送出され、メータ制御
ユニット42.オートクルーズ制御ユニ、7 ト41 
エンジン制御ユニット44及びパワーシー1−制御ユニ
ット43に供給されて、夫々において正規の制御動作が
行われる。
これに対し、例えば、ヒユーズ46aの溶断が生じ、分
岐点48における電圧Vpが零になる場合には、車速セ
ンサ31及び負荷センサ33に対する電力供給がなされ
ず、車速センサ31及び負荷センサ33から正規の車速
検出信号Sv及び負荷検出信号SLが得られなくなる。
しかしながら斯かる場合には、信号処理部60のレベル
比較回路61から低レベルの出力信号S1が得られるこ
とにより、信号処理部60のオア回路65から擬似信号
発生回路66が発生する擬似信号Caが送出され、これ
が車速センサ31からの車速検出信号Svに代えて、メ
ータ制御ユニット42.オートクルーズ制御ユニット4
1.エンジン制御ユニット44及びパワーシート制御ユ
ニット43に供給される。従って、この場合、メータ制
御ユニット42.オートクルーズ制御ユニット41.エ
ンジン制御ユニット44及びパワーシート制御ユニット
43の夫々は、前述の所定の車速Toを表わす車速セン
サ31からの車速検出信号Svが供給される場合と同様
な制御動作を行うものとされることになり、車速センサ
31からの車速検出信号Svが得られなくなることに起
因しての大規模な混乱は生じない。
このようにして、例えば、ヒユーズ46aの溶断が生じ
て車速センサ31及び負荷センサ33に対する電力供給
がなされず、車速センサ31及び負荷センサ33から正
規の車速検出信号Sv及び負荷検出信号SLが得られな
る場合、斯かる異常が直ちに検出されて、迅速かつ確実
に対応策がとられることになり、その結果、被害を最小
限に止めることができるのである。
また、車速センサ31と負荷センサ33との複数のセン
サに対しての電力供給を、ブスバー配線部における分岐
点48を介してなし、この分岐点48に接続された信号
処理部60により、車速センサ31及び負荷センサ33
に対する電力供給の異常が、一括して検出するようにさ
れているので、複数のセンサに対する電力供給の異常を
確実に、かつ、効率良く検出することができる。
なお、擬似信号Caとしては、所定の車速TOを表わす
車速検出信号Svに相当するものとされるのみならず、
所定の値から徐々に低下していく車速を表わす車速検出
信号Svに相当する信号等とされてもよく、さらには、
信号処理部60における異常信号発生部として、擬似信
号発生回路66に代えて、各制御ユニットに適切な制御
状態をとらせる信号、あるいは、特定の警告がなされる
ことになる信号等を異常対策信号として発生するものが
設けられてもよい。
以上に述べた如くの機能を具えるセントラルボックス2
0は、機構的には、例えば、第3図及び第4図にその概
略が示される如くに構成される。
この第3図及び第4図に示される例は、アッパケース2
及びロワケース3を有するものとされており、アッパケ
ース2に前述のコネクタ部51〜54の夫々が形成され
るコネクタ部5のうちの2個が設けられ、また、ロワケ
ース3にコネクタ部51〜54の夫々が形成されるコネ
クタ部5のうちの残りの2個が設けられている(これら
のうち一方は図に現れていない)。
そして、アッパケース2及びロワケース3の内部に、配
線基板部40を形成する2枚の基板4及び6が収容され
ていて、基板4には、前述の分岐点47及び48を有す
る電力分配部49が設けられたブスバー配線部50を形
成する、センサ電力供給ブスバーを含む複数のブスバー
4aが配されるとともに、各種リレー3a、前述したヒ
ユーズ46a及び46bを含むヒユーズ8b及び、例え
ば、フラッシャユニット80等がアッパケース2に覆わ
れて、あるいは、アッパケース2を貫いて装着されてお
り、また、基板6には、上述の分岐点67〜69を有す
る分岐接続部が設けられる配線接続部72が形成される
とともに、異常対策信号発生部等が設けられる信号処理
部60を形成する集積回路部品7aを含む各種回路部品
7が取り付けられ、さらに、それらに対する配線路を形
成する導体が被着されている。これら基板4及び6は、
スペーサ9を介して対向配置され、フレキシブル接続シ
ート8dにより相互間の電気的接続がなされている。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る自動車の配
線装置によれば、異なる配線経路をもって車体に配設さ
れてセンサ及びこのセンサを共用する複数の電装品ユニ
ットが接続される複数のワイヤハーネスの一端がセント
ラルボックスに集中せしめられるようにされて、センサ
への電力供給をセントラルボソクスを介して行うととも
に、センサからの検出信号をセントラルボソクスを通し
て複数の電装品ユニットに分配供給するようにされたも
とで、セントラルボソクスに、センナに対する電力供給
の異常が生じてセンサが作動しなくなるとき、これを直
ちに検出して各電装品ユニットにセンサからの検出信号
に代えて異常対策信号が供給されるようになす信号処理
部が配されるので、センサが作動しなくなる事態に対し
ての対応策を迅速かつ確実にとることができることにな
り、その被害を最小限に止めることができる。従って、
特定のセンサを共用する複数の電装品ユニットを含んで
構成される自動車における電装系の信頼性を、効果的に
向上させることができることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車の配線装置の一例を示す概
略構成図、第2図は第1mに示される例に用いられるセ
ントラルボソクスの一部の具体構成の一例を示す接続図
、第3図及び第4図は夫々第1図に示される例に用いら
れるセントラルボソクスの機構的具体構成の一例を示す
斜視図及び断面図である。 図中、16はインスツルメントワイヤハーネス、18は
ダツシュボードワイヤハーネス、20はセントラルボッ
クス、22はフロントワイヤハーネス、23はリアワイ
ヤハーネス、31は車速センサ、40は配線基板部、4
1はオートクルーズ制御ユニット、42はメータ制御ユ
ニット、43はパワーシート制JIrJユニット、44
はエンジン制御ユニット、49は電力分配部、50はブ
スバー配線部、51〜54はコネクタ部、60は信号処
理部、66は擬似信号発生回路、70は分岐接続部、7
2は配線接続部である。 特許出願人   マツダ株式会社 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  自動車の車体に配設された複数のワイヤハーネスと、
    上記車体の所定部位に設置され、上記ワイヤハーネスの
    夫々が互いに独立して接続される複数のコネクタ部を有
    するセントラルボックスと、上記ワイヤハーネスに接続
    されて所定の検出信号を発生するセンサ及び該センサか
    らの検出信号が供給される複数の電装品ユニットとを備
    えて成り、上記セントラルボックスが、上記センサに供
    給されるべき電力を上記コネクタ部に配送するセンサ電
    力供給ブスバーを含むブスバー配線部と、上記センサか
    らの検出信号が供給されるとともに、異常対策信号を発
    生する異常対策信号発生部及び上記センサ電力供給ブス
    バーを通じての上記センサに対する電力供給の異常を検
    出する異常検出手段を備え、上記異常検出手段により異
    常が検出されないとき上記センサからの検出信号を送出
    し、異常が検出されるとき上記センサからの検出信号に
    代えて上記異常対策信号を送出する信号処理部と、該信
    号処理部から得られる上記センサからの検出信号もしく
    は異常対策信号を上記複数の電装品ユニットに供給すべ
    く、上記信号処理部と上記複数のコネクタ部とを分岐接
    続部を介して接続する配線接続部とを含んで構成された
    ことを特徴とする自動車の配線装置。
JP4325485A 1985-03-05 1985-03-05 自動車の配線装置 Granted JPS61202954A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026658U (ja) * 1988-06-27 1990-01-17

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JPH026658U (ja) * 1988-06-27 1990-01-17

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