JPS6048929A - 抗腫瘍剤 - Google Patents
抗腫瘍剤Info
- Publication number
- JPS6048929A JPS6048929A JP58155010A JP15501083A JPS6048929A JP S6048929 A JPS6048929 A JP S6048929A JP 58155010 A JP58155010 A JP 58155010A JP 15501083 A JP15501083 A JP 15501083A JP S6048929 A JPS6048929 A JP S6048929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lta
- genus
- cell
- active component
- antitumor agent
- Prior art date
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- Granted
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はりポテイ;酸(以下LTAと略記する)を有効
成分とする抗腫瘍剤の発明である。
成分とする抗腫瘍剤の発明である。
LTAはグラム陽性菌体に存在する両親媒性の物質で、
骨格構造は主としてポリグリセ四−ルリン酸(PGP)
であり、連鎖からなる高重合体にリビドが結合した構造
を有している。
骨格構造は主としてポリグリセ四−ルリン酸(PGP)
であり、連鎖からなる高重合体にリビドが結合した構造
を有している。
7工リチン抗体法を用いた電子顕微鏡による解析では上
記骨格部分(PGP)の一端にリビドが結合していて、
この部分が菌体の細胞質膜と結合し、他端は細胞壁を突
き抜けて菌表層に至っていることが判明している。
記骨格部分(PGP)の一端にリビドが結合していて、
この部分が菌体の細胞質膜と結合し、他端は細胞壁を突
き抜けて菌表層に至っていることが判明している。
スタフィロコッカス属、バチルス属等の細菌種が挙げら
れる。これらの各翼間および各翼内の菌種間では、それ
ぞれの有するLTAの構造が部分的に興る場合がある。
れる。これらの各翼間および各翼内の菌種間では、それ
ぞれの有するLTAの構造が部分的に興る場合がある。
即ち、例えばPGPの鎖長(25〜30)、ガラクトー
スとグルコースの結合個数および様式等がやや異ったも
のが得られることが知られている。
スとグルコースの結合個数および様式等がやや異ったも
のが得られることが知られている。
しかしながら、これらの部分的差異は本質的な生物学的
、免疫学的性質には反映されず、これら本質的な性質は
リビド部分が担うことが知られている。
、免疫学的性質には反映されず、これら本質的な性質は
リビド部分が担うことが知られている。
従って本発明においても、抗肺瘍能を有する限りいずれ
のグラム陽性菌種、−株由来のLTAも用いられる。
のグラム陽性菌種、−株由来のLTAも用いられる。
例えば、ストレプトコッカスビオジェネス(S*。
pyogenem )から得られるLTAの組成比はグ
リセロール1モルに対してアラニンo、5.リン酸0.
82、グルコース0.05.脂肪酸0.012である。
リセロール1モルに対してアラニンo、5.リン酸0.
82、グルコース0.05.脂肪酸0.012である。
このようなT、 T Aを有し、本発明に用いられる菌
株を例示すれば次のとおりである。
株を例示すれば次のとおりである。
8treptoeoccus faecalispyo
genC1+ utans actis t equisimilis (FIRM−P 405
9)sanguis 8 tapbylococcus aureusepi
dermidis T、aclobacillus plantarumI
fermeotum z casei TJisteria monocytoge、ntsこ
れらの菌株からのLTAの製造は、Maskowitz
の方法(J、 Bacteriol、、 911220
0〜2204)を一部変更したBeacheyらの方法
(Infect、 Immun、* 2 L61g〜6
25)で代表される公知の手段により、全菌体又は予め
分離した細胞壁及び細胞質膜を含む細胞エンベロープ(
0ell envelope ) から抽出される。
genC1+ utans actis t equisimilis (FIRM−P 405
9)sanguis 8 tapbylococcus aureusepi
dermidis T、aclobacillus plantarumI
fermeotum z casei TJisteria monocytoge、ntsこ
れらの菌株からのLTAの製造は、Maskowitz
の方法(J、 Bacteriol、、 911220
0〜2204)を一部変更したBeacheyらの方法
(Infect、 Immun、* 2 L61g〜6
25)で代表される公知の手段により、全菌体又は予め
分離した細胞壁及び細胞質膜を含む細胞エンベロープ(
0ell envelope ) から抽出される。
参考例。
5treptococcus pyogenps 8
V株(ATOO21059)壊し、遠心分離操作により
得た細胞エンベロープ画分を10■(乾燥型til )
/ mlとなるよう蒸留水に懸濁する。これに等量の
95%フェノールを添加し、4℃〜室温で1時間、ゆっ
くり攪拌しながら抽出した。18000Xfで30分間
遠心分離した後水層を分取した。残ったフェノール層に
等量の蒸留水を加えて同様の抽出を2回行ない、得られ
た水層を先の水層と合し、蒸留水に対して3日間透析(
蒸留水は6回交換した)した後凍結乾燥して粗LTA画
分を得た。
V株(ATOO21059)壊し、遠心分離操作により
得た細胞エンベロープ画分を10■(乾燥型til )
/ mlとなるよう蒸留水に懸濁する。これに等量の
95%フェノールを添加し、4℃〜室温で1時間、ゆっ
くり攪拌しながら抽出した。18000Xfで30分間
遠心分離した後水層を分取した。残ったフェノール層に
等量の蒸留水を加えて同様の抽出を2回行ない、得られ
た水層を先の水層と合し、蒸留水に対して3日間透析(
蒸留水は6回交換した)した後凍結乾燥して粗LTA画
分を得た。
この粗LTA画分を0.2M酢酸アンモニウムにsow
i(乾燥型it ) / meの割合で俗解し、5ep
barose6Bカラム(Pharmacia社、スエ
ーデン、カラム:2.6φX 87 cm)に添加し、
0.2M酢酸アンモニウムによるゲルろ過を行なって精
製した。LTAの指標としては8RBO感作後、抗PG
P血清による沈降反応及びリンの比色定量を用いた。
i(乾燥型it ) / meの割合で俗解し、5ep
barose6Bカラム(Pharmacia社、スエ
ーデン、カラム:2.6φX 87 cm)に添加し、
0.2M酢酸アンモニウムによるゲルろ過を行なって精
製した。LTAの指標としては8RBO感作後、抗PG
P血清による沈降反応及びリンの比色定量を用いた。
かくして得られるLTAは後記する実施例に示すとおり
優れた抗腫瘍作用を有し、低毒性(マウスを用いた急性
毒性試験で約2f1kg投与でも死亡例がなかった。)
であって、グラム陰性菌の菌体成分であるリボ多糖の有
する発熱原性、ショック死惹起作用を有さず、また8c
hwartzman反応についてもリボ多糖に比べては
るかに多量(100〜500μ?)でないと発現しない
。
優れた抗腫瘍作用を有し、低毒性(マウスを用いた急性
毒性試験で約2f1kg投与でも死亡例がなかった。)
であって、グラム陰性菌の菌体成分であるリボ多糖の有
する発熱原性、ショック死惹起作用を有さず、また8c
hwartzman反応についてもリボ多糖に比べては
るかに多量(100〜500μ?)でないと発現しない
。
LTAは両親媒性であり、水にも脂性溶媒にも可溶で且
つ安定な為に、通常の製剤化手段によって、任意の金蓋
の経口又は非経口投与剤として用いられる。
つ安定な為に、通常の製剤化手段によって、任意の金蓋
の経口又は非経口投与剤として用いられる。
ヒトには一般に01〜100q、好ましくは1〜20η
投与され良好な抗腫瘍効果が得られる。
投与され良好な抗腫瘍効果が得られる。
実施例I MethA結節型に対する効果2X10’個
のMeth A fibosarcoma細胞を1群5
匹のBALB/cマウス(6適齢、雌1日本チャールズ
リバー、静岡)の腹部皮肉に移植し、翌日より1日1回
、連続4日間、参考例で得たLTAの生食水溶液0.2
dずつを腹腔内に投与した。対照としては生食液0.
2−投与群を用いた。
のMeth A fibosarcoma細胞を1群5
匹のBALB/cマウス(6適齢、雌1日本チャールズ
リバー、静岡)の腹部皮肉に移植し、翌日より1日1回
、連続4日間、参考例で得たLTAの生食水溶液0.2
dずつを腹腔内に投与した。対照としては生食液0.
2−投与群を用いた。
抗腫瘍活性の判定は、経時的に腫瘍塊の大きさく、^1
1「マm’a>を測定し、LT五人投与群対照群の比(
増殖明害率)をめることにより行なった。
1「マm’a>を測定し、LT五人投与群対照群の比(
増殖明害率)をめることにより行なった。
結果は第1図のとおりで、LTAI Oμm投与群で移
植22日後の抗腫瘍効果は著しい。
植22日後の抗腫瘍効果は著しい。
実施例2’MethA腹水型に対する効果実施例1と同
様のマウスを用いて、その腹腔内に2X105個のMe
thλf ibroaarcoma 細胞を移植し以下
実施例1と同様に、参考例で得られたLTAの治療効果
を調べた。効果の判定は4ellまでの生存匹敵及び生
存日数により行なった。結果は第2図のとおりである。
様のマウスを用いて、その腹腔内に2X105個のMe
thλf ibroaarcoma 細胞を移植し以下
実施例1と同様に、参考例で得られたLTAの治療効果
を調べた。効果の判定は4ellまでの生存匹敵及び生
存日数により行なった。結果は第2図のとおりである。
なお、T、 Tλ1011f投与群及び50ity投与
群で40日目に生存していたマウスは共に60日後でも
生存していた。
群で40日目に生存していたマウスは共に60日後でも
生存していた。
実施例3 Meth A結節型に対する効果Lacto
bacillus plantaumから参考例に準じ
て抽出したT、 T人を用いて、実施例1と同様に行な
った抗腫躬実験の結果は姶3図のとおりである。
bacillus plantaumから参考例に準じ
て抽出したT、 T人を用いて、実施例1と同様に行な
った抗腫躬実験の結果は姶3図のとおりである。
第1〜3図はそれぞれ実施例1〜3におけるLTAの抗
腫瘍効果を示すグラフである。 7一
腫瘍効果を示すグラフである。 7一
Claims (1)
- リボティコ酸を有効成分とする抗腫瘍剤
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58155010A JPS6048929A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 抗腫瘍剤 |
US06/641,217 US4678773A (en) | 1983-08-26 | 1984-08-16 | Antitumor agent |
AU32307/84A AU564421B2 (en) | 1983-08-26 | 1984-08-23 | Lipoteictioic acid antitomor agent |
DE8484110111T DE3484698D1 (de) | 1983-08-26 | 1984-08-24 | Antitumormittel. |
EP84110111A EP0135820B1 (en) | 1983-08-26 | 1984-08-24 | Antitumor agent |
ZA846624A ZA846624B (en) | 1983-08-26 | 1984-08-24 | Antitumor agent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58155010A JPS6048929A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 抗腫瘍剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6048929A true JPS6048929A (ja) | 1985-03-16 |
JPH0526769B2 JPH0526769B2 (ja) | 1993-04-19 |
Family
ID=15596710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58155010A Granted JPS6048929A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 抗腫瘍剤 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6048929A (ja) |
AU (1) | AU564421B2 (ja) |
ZA (1) | ZA846624B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005500267A (ja) * | 2001-05-23 | 2005-01-06 | ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム | 乳酸菌からのリポテイコ酸、およびグラム陰性菌、潜在的病原性グラム陽性菌によって媒介される免疫応答を調節するためのその使用 |
JP2012097112A (ja) * | 2004-06-07 | 2012-05-24 | Qu Biologics Inc | 癌を治療するための細菌組成物 |
US8236288B2 (en) | 2011-01-07 | 2012-08-07 | Skinmedica, Inc. | Melanin modification compositions and methods of use |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155010A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-14 | 株式会社クボタ | 歩行型田植機の車輪昇降装置 |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP58155010A patent/JPS6048929A/ja active Granted
-
1984
- 1984-08-23 AU AU32307/84A patent/AU564421B2/en not_active Ceased
- 1984-08-24 ZA ZA846624A patent/ZA846624B/xx unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155010A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-14 | 株式会社クボタ | 歩行型田植機の車輪昇降装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005500267A (ja) * | 2001-05-23 | 2005-01-06 | ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム | 乳酸菌からのリポテイコ酸、およびグラム陰性菌、潜在的病原性グラム陽性菌によって媒介される免疫応答を調節するためのその使用 |
JP4738717B2 (ja) * | 2001-05-23 | 2011-08-03 | ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー | 乳酸菌からのリポテイコ酸、およびグラム陰性菌、潜在的病原性グラム陽性菌によって媒介される免疫応答を調節するためのその使用 |
JP2012097112A (ja) * | 2004-06-07 | 2012-05-24 | Qu Biologics Inc | 癌を治療するための細菌組成物 |
US8236288B2 (en) | 2011-01-07 | 2012-08-07 | Skinmedica, Inc. | Melanin modification compositions and methods of use |
US8778315B2 (en) | 2011-01-07 | 2014-07-15 | Allergan, Inc. | Melanin modification compositions and methods of use |
US9044404B2 (en) | 2011-01-07 | 2015-06-02 | Allergan, Inc. | Melanin modification compositions and methods of use |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU3230784A (en) | 1985-02-28 |
JPH0526769B2 (ja) | 1993-04-19 |
AU564421B2 (en) | 1987-08-13 |
ZA846624B (en) | 1985-11-27 |
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