JPS604310Y2 - 磁気テ−プカ−トリツジ - Google Patents
磁気テ−プカ−トリツジInfo
- Publication number
- JPS604310Y2 JPS604310Y2 JP18734881U JP18734881U JPS604310Y2 JP S604310 Y2 JPS604310 Y2 JP S604310Y2 JP 18734881 U JP18734881 U JP 18734881U JP 18734881 U JP18734881 U JP 18734881U JP S604310 Y2 JPS604310 Y2 JP S604310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- magnetic tape
- cartridge
- retainer
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1)考案の技術分野
本考案はオートローディング型の磁気テープカートリッ
ジに係り、特に磁気テープがテープリール中に完全に巻
き込まれ、カートリッジのテープ出入口が閉ざされると
同時に、前記磁気テープの巻き戻りを防止するようにし
た取扱い性のよい磁気テープカートリッジに関するもの
である。
ジに係り、特に磁気テープがテープリール中に完全に巻
き込まれ、カートリッジのテープ出入口が閉ざされると
同時に、前記磁気テープの巻き戻りを防止するようにし
た取扱い性のよい磁気テープカートリッジに関するもの
である。
(2)従来技術と問題点
近年、磁気テープの取扱いを容易化するためにオートロ
ーディングカートリッジ付き磁気テープが数多く用いら
れている。
ーディングカートリッジ付き磁気テープが数多く用いら
れている。
かかるカートリッジ付き磁気テープにあっては、テープ
リールにカートリッジを取付けたまま磁気テープ装置に
実装することができると共に磁気テープの自動装填動作
(オートスレディング)を確実に行うことができること
。
リールにカートリッジを取付けたまま磁気テープ装置に
実装することができると共に磁気テープの自動装填動作
(オートスレディング)を確実に行うことができること
。
また保管時にコンテナに収納しなくともリールとカート
リッジの組み合わせによって磁気テープを外部の塵埃等
から保護することができ、操作面で優れた利点を有する
反面、該カートリッジ付き磁気テープには使用終了後、
巻き込まれた磁気テープがゆるまないように、ゆるみ防
止のための磁気テープ固定手段が設けられていないので
、磁気テープを固定しないままのカートリッジ付き磁気
テープを例えば保管庫から計算機室等へ運搬する際、該
運搬時の振動や衝撃等によって捲回された磁気テープが
ゆるみ、使用のたびごとに再び巻きなおさなくてはなら
ず、そのための時間が無駄であるとともに磁気テープ自
体を損傷してしまう等、取扱い性の欠点があった。
リッジの組み合わせによって磁気テープを外部の塵埃等
から保護することができ、操作面で優れた利点を有する
反面、該カートリッジ付き磁気テープには使用終了後、
巻き込まれた磁気テープがゆるまないように、ゆるみ防
止のための磁気テープ固定手段が設けられていないので
、磁気テープを固定しないままのカートリッジ付き磁気
テープを例えば保管庫から計算機室等へ運搬する際、該
運搬時の振動や衝撃等によって捲回された磁気テープが
ゆるみ、使用のたびごとに再び巻きなおさなくてはなら
ず、そのための時間が無駄であるとともに磁気テープ自
体を損傷してしまう等、取扱い性の欠点があった。
(3)考案の目的
本考案は上記欠点を解消するため、カートリッジのテー
プ出入口開閉操作に連動して容易に磁気テープ捲回面を
固定、あるいは開放し得る磁気テープゆるみ防止手段が
施された新規な磁気テープカートリッジを提供すること
を目的とするものである。
プ出入口開閉操作に連動して容易に磁気テープ捲回面を
固定、あるいは開放し得る磁気テープゆるみ防止手段が
施された新規な磁気テープカートリッジを提供すること
を目的とするものである。
(4)考案の構戒
上記目的を遠戚するため、本考案は磁気テープを捲回し
たテープリールの外周に該磁気テープを覆うように環装
するテープ出入口開閉機構を有するオートローディング
型の磁気テープカートリッジにおいて、上記テープ出入
口近傍の、テープ出入口開閉に際して相対的に移動する
磁気テープカートリッジ本体とテープカバ一体の各一端
部に関し、テープカバ一体該当部の内面には板ばね状の
磁気テープ押さえ用テープリテーナをその一端部で固定
し、磁気テープカートリッジ本体該当部の内面には前記
テープカバ一体とテープリテーナとの間に移動自在に介
在して、前記テープ出入口開閉機構の閉操作によりテー
プ出入口が閉ざされた時は前記テープリテーナの固定端
側に対応してそれを前記磁気テープに圧接するよう押上
げる先端部を有するリテーナ押上げ部材が設けられて成
ることを特徴とするものである。
たテープリールの外周に該磁気テープを覆うように環装
するテープ出入口開閉機構を有するオートローディング
型の磁気テープカートリッジにおいて、上記テープ出入
口近傍の、テープ出入口開閉に際して相対的に移動する
磁気テープカートリッジ本体とテープカバ一体の各一端
部に関し、テープカバ一体該当部の内面には板ばね状の
磁気テープ押さえ用テープリテーナをその一端部で固定
し、磁気テープカートリッジ本体該当部の内面には前記
テープカバ一体とテープリテーナとの間に移動自在に介
在して、前記テープ出入口開閉機構の閉操作によりテー
プ出入口が閉ざされた時は前記テープリテーナの固定端
側に対応してそれを前記磁気テープに圧接するよう押上
げる先端部を有するリテーナ押上げ部材が設けられて成
ることを特徴とするものである。
(5)考案の実施例
以下図面を用いて本考案の好ましい実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案に係る磁気テープカートリッジの一実施
例を示す要部断面図である。
例を示す要部断面図である。
1は磁気テープ12を捲回したテープリール13に環装
された本考案のカートリッジ本体であり、2及び3はカ
ートリッジ本体1の円周を広げるカートリッジ開閉端部
であって、それらには、またがるようにカートリッジ開
閉機構4が取り付けられている。
された本考案のカートリッジ本体であり、2及び3はカ
ートリッジ本体1の円周を広げるカートリッジ開閉端部
であって、それらには、またがるようにカートリッジ開
閉機構4が取り付けられている。
該カートリッジ開閉機構4は開閉レーμ5を矢印6の方
向に反転することにより前記開閉端部3に2が引き合わ
されて当接されると共に、前記一方の開閉端部2より延
長する形に導出したテープカバ一体7の先端部がカート
リッジ本体1に設けられたテープ出入口8を閉塞するこ
とになる。
向に反転することにより前記開閉端部3に2が引き合わ
されて当接されると共に、前記一方の開閉端部2より延
長する形に導出したテープカバ一体7の先端部がカート
リッジ本体1に設けられたテープ出入口8を閉塞するこ
とになる。
しかして前記カートリッジ本体1の一方の開閉端部2よ
り導出したテープカバ一体7上には、第2図の部分拡大
平面図及びそのn−n’切断線に沿った第3図の断面図
に示す如く、本考案の特徴とする磁気テープゆるみ防止
手段が施されている。
り導出したテープカバ一体7上には、第2図の部分拡大
平面図及びそのn−n’切断線に沿った第3図の断面図
に示す如く、本考案の特徴とする磁気テープゆるみ防止
手段が施されている。
即ち、磁気テープゆるみ防止手段としては、前記テープ
カバ一体7上にゴムあるいはスポンジ等を付加した板ば
ね、または可撓性を有する例えばポリアミド樹脂あるい
はポリエチレン等からなる板ばね状のテープリテーナ9
がその一端を図示のように支持する形にねじ10止めさ
れ、さらに該テープリテーナ9とテープカバ一体7との
間には該テープカバ一体7にまたがるように前記カート
リッジ本体1に植設されたリテーナ押上げ部材11が介
在されている。
カバ一体7上にゴムあるいはスポンジ等を付加した板ば
ね、または可撓性を有する例えばポリアミド樹脂あるい
はポリエチレン等からなる板ばね状のテープリテーナ9
がその一端を図示のように支持する形にねじ10止めさ
れ、さらに該テープリテーナ9とテープカバ一体7との
間には該テープカバ一体7にまたがるように前記カート
リッジ本体1に植設されたリテーナ押上げ部材11が介
在されている。
そして前記テープカバ一体7が矢印方向に移動すること
により、前記リテーナ押上げ部材11がテープリテーナ
9のねじ10止め近傍に入り込む形になり、その結果、
該テープリテーナ9の他端押圧面が押し上げられ対向す
る磁気テープ12面を押圧保持するようになっている。
により、前記リテーナ押上げ部材11がテープリテーナ
9のねじ10止め近傍に入り込む形になり、その結果、
該テープリテーナ9の他端押圧面が押し上げられ対向す
る磁気テープ12面を押圧保持するようになっている。
1従って、このように構成された磁気テープ
カートリッジが環装された磁気テープを自動装着タイプ
の磁気テープ装置に実装し、該磁気テープを装置内に装
填動作させると、第1図に示すようにカートリッジ本体
1の他方の開閉端部3より一方の開閉端部2がカートリ
ッジ開閉機構4の開閉レバー5の操作によって離間され
、テープ出入口8が開口し、該テープ出入口8より自動
的に磁気テープ12が引き出される。
カートリッジが環装された磁気テープを自動装着タイプ
の磁気テープ装置に実装し、該磁気テープを装置内に装
填動作させると、第1図に示すようにカートリッジ本体
1の他方の開閉端部3より一方の開閉端部2がカートリ
ッジ開閉機構4の開閉レバー5の操作によって離間され
、テープ出入口8が開口し、該テープ出入口8より自動
的に磁気テープ12が引き出される。
また使用終了後、磁気テープ12を磁気テープカートリ
ッジ内に完全に巻き込むことにより前述の装填動作とは
逆に前記カートリッジ開閉機構4における開閉レバー5
が矢印6の方向に反転操作されることによって第4図に
示されるように前記カートリッジ本体1の他方の開閉端
部3に一方の開閉端部2が引き合わされてテープ出入口
8がテープカバ一体7の先端部で閉塞されると共に前記
リテーナ押上げ部材11が連動してテープリテーナ9の
ねじ10止め方向に移動し、該テープリテーナ9を押し
上げて捲回した磁気テープ12面を自動的に押圧保持す
る形となる。
ッジ内に完全に巻き込むことにより前述の装填動作とは
逆に前記カートリッジ開閉機構4における開閉レバー5
が矢印6の方向に反転操作されることによって第4図に
示されるように前記カートリッジ本体1の他方の開閉端
部3に一方の開閉端部2が引き合わされてテープ出入口
8がテープカバ一体7の先端部で閉塞されると共に前記
リテーナ押上げ部材11が連動してテープリテーナ9の
ねじ10止め方向に移動し、該テープリテーナ9を押し
上げて捲回した磁気テープ12面を自動的に押圧保持す
る形となる。
従って、この状態の該カートリッジ付き磁気テープを装
置から取りはずし、保管棚や保管庫へ運搬しても磁気テ
ープ12がゆるむといったことが防止され、取扱い性が
向上する。
置から取りはずし、保管棚や保管庫へ運搬しても磁気テ
ープ12がゆるむといったことが防止され、取扱い性が
向上する。
(6)考案の効果
以上の説明から明らかなように本考案の磁気テープカー
トリッジによれば、磁気テープカートリッジの構造を大
きく変更することなく、磁気テープがカートリッジ内に
巻き込まれテープ出入口が閉ざされると同時に該磁気テ
ープに対するゆるみ止めリテーナが自動的に付加され、
また一方前記テープ出入口が開口されると自動的に前記
ゆるみ止めリテーナが磁気テープ面より離される構成が
とられているので、当該磁気テープカートリッジを用い
た磁気テープにあっては磁気テープ装置に装着していな
い状態において、すべてテープゆるみ防止が施され、従
来の如き磁気テープのゆるみに係る不都合が解消される
ので、その取扱い性が著しく向上する。
トリッジによれば、磁気テープカートリッジの構造を大
きく変更することなく、磁気テープがカートリッジ内に
巻き込まれテープ出入口が閉ざされると同時に該磁気テ
ープに対するゆるみ止めリテーナが自動的に付加され、
また一方前記テープ出入口が開口されると自動的に前記
ゆるみ止めリテーナが磁気テープ面より離される構成が
とられているので、当該磁気テープカートリッジを用い
た磁気テープにあっては磁気テープ装置に装着していな
い状態において、すべてテープゆるみ防止が施され、従
来の如き磁気テープのゆるみに係る不都合が解消される
ので、その取扱い性が著しく向上する。
よってこの種の磁気テープカートリッジに適用して極め
て有利である。
て有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る磁気テープカートリッジの一実施
例を示す要部断面図で第2図は本考案に係る磁気テープ
カートリッジの部分拡大平面図、第3図は第2図に示す
n−n’切断線に沿った断面図、第4図は本考案に係る
磁気テープカートリッジのゆるみ止めリテーナの機能を
説明する要部断面図である。 図において1はカートリッジ本体、4はカートリッジ開
閉機構、5は開閉レバー、7はテープカバ一体、8はテ
ープ出入口、9はテープリテーナ、10は止めねじ、1
1はリテーナ押上げ部材、12は磁気テープ、13はテ
ープリールを示す。
例を示す要部断面図で第2図は本考案に係る磁気テープ
カートリッジの部分拡大平面図、第3図は第2図に示す
n−n’切断線に沿った断面図、第4図は本考案に係る
磁気テープカートリッジのゆるみ止めリテーナの機能を
説明する要部断面図である。 図において1はカートリッジ本体、4はカートリッジ開
閉機構、5は開閉レバー、7はテープカバ一体、8はテ
ープ出入口、9はテープリテーナ、10は止めねじ、1
1はリテーナ押上げ部材、12は磁気テープ、13はテ
ープリールを示す。
Claims (1)
- 磁気テープを捲回したテープリールの外周に該磁気テー
プを覆うように環装し、かつテープ出入口開閉機構を有
するオートローディング型の磁気テープカートリッジに
おいて、上記テープ出入口近傍の、テープ出入口開閉に
際して相対的に移動する磁気テープカートリッジ本体と
テープカバ一体の各一端部に関し、テープカバ一体該当
部の内面には板ばね状の磁気テープ押さえ用テープリテ
ーナをその一端部で固定し、磁気テープカートリッジ本
体該当部の内面には前記テープカバ一体とテープリテー
ナとの間に移動自在に介在して、前記テープ出入口開閉
機構の閉操作によりテープ出入口が閉ざされた時は前記
テープリテーナの固定端側に対応してそれを前記磁気テ
ープに圧接するよう押上げる先端部を有するリテーナ押
上げ部材を設けて成ることを特徴とする磁気テープカー
トリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18734881U JPS604310Y2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18734881U JPS604310Y2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5890582U JPS5890582U (ja) | 1983-06-18 |
JPS604310Y2 true JPS604310Y2 (ja) | 1985-02-06 |
Family
ID=29990072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18734881U Expired JPS604310Y2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604310Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP18734881U patent/JPS604310Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5890582U (ja) | 1983-06-18 |
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