JPS60248304A - 人工化粧単板の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 多数枚の素材単板を接着剤を介在して積層するとともに
、凸型板上に押圧して、凹型を有す、る単板積層物を形
成し、次いで多数枚の素材単板を接着剤を介在して積層
するとともに、凸型板と単板積層物とでもって圧締して
、人工フリッチを形成したのち、該人工フリッチをスラ
イス切削して成る人工化粧単板の製法に関するものであ
る。

（背景技術〉 従来、この種の杢状の木目模様柄を有する人工化粧単板
を作り出す凹型板は、凸型板に樹脂を転写して作成して
いた。このようにして作成された凸型板の球状部周辺は
、凹型板の凹型形状が正確に転写されているものの、か
かる凹型板と凸型板とを用いて、多数枚の素材単板をそ
れぞれ接着剤を介在して積層圧締した場合、素材単板が
凸型板の球状部に充分に沿いに＜＜、接着不良が発生し
易く、最悪杢状の木目柄を得にくいという問題点を有し
ているとともに、無理矢理圧締した場合、素材単板の内
部応力にひずみが生じ、素材単板に割れが生じてしまう
という欠点を有していた。

（発明の目的〕 本発明は上記従来の製法におけるかかる欠点を悉く解消
し、接着不良が生じず且つ素材単板の割れが発生しにく
い人工化粧単板の製法を汎〈社会に提供し、もって斯界
の発展に寄与せんとするものである。

（発明の構成） 以下、本発明を第１図乃至第３図の実施例に基いて詳細
に説明する。

本発明はアガチス材、ホワイトセワヤ材、ラブワ材、テ
パ材等を原材料にして作成される。厚み０．２％乃至２
．０％の素材単板（１）を必要に応じて脱脂、脱色処理
を行うとともに、所望の色彩に着色処理を施したのち、
鉛枚乃至１００枚の素材単板（１）（１）・・・・・・
をそれぞれ接着−剤を介在して積層するとともに、凸型
板（２）上に押圧して、凹型の面を有する単板積層物（
３）を形成し、次いで多数枚の素材単板１１）　１１１
・・・・・・（これらの素材単板はあらかじめ前記の素
材単板と同一色に着色処理を施しておく。）をそれぞれ
接着剤を介在して積層するとともに、凸型板（４）と単
板積層物（３）とでもって圧締して、部分的に凹凸形状
を形成した人工フリッチ（５）を形成したのち、該人工
フリッチ（５）をスライス切削して杢状の木目柄を有す
る厚み０．２％乃至２．０％の人工化粧単板＋６１を得
るものである。

尚、本発明に用いる接着剤としてはユリア樹脂接着剤、
フェノール樹脂接着剤、ウレタン樹脂接着剤を用いるの
が良い。

（発明の効果） 本発明は上記の如く構成されており、本発明によれば、
細かい杢状の木目を、接着不良を生じることなしに、又
単板側れを生じることなしに、極めて簡便に得ることが
出来るという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

一第１図乃至第３図は本発明の人工化粧単板の製法に係
る図面であり、第１図は単板積層物を作成する模式要部
側面図、第２図は人工フリッチを作成する模式要部側面
図、第３図は人工化粧単板の斜視図である。 １・・・素材単板、２．４・・・凸型板、３・・・単板
積層物、５・・・人工フリッチ、６・・・人工化粧単板
。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　竹　元　敏　丸 （＃１か２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １】　多数枚の素材単板を接着剤を介在して積層すると
   ともに、凸型板上に押圧して、凹型を有する単板積層物
   を形成し、次いで多数枚の素材単板を接着剤を介在して
   積層するととも罠、凸型板と単板積層物とでもって圧締
   して、人工フリッチを形成したのち、該人工フリッチを
   スライス切削して成ることを特徴とする人工化粧単板の
   製法。