JPS58210006A - コ−ルドパ−マ用中間リンス剤 - Google Patents

コ−ルドパ−マ用中間リンス剤

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JPS58210006A
JPS58210006A JP9433982A JP9433982A JPS58210006A JP S58210006 A JPS58210006 A JP S58210006A JP 9433982 A JP9433982 A JP 9433982A JP 9433982 A JP9433982 A JP 9433982A JP S58210006 A JPS58210006 A JP S58210006A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明1d二浴式1−ルトパーマの施術に際して、そ
の第1剤処理と第2剤処理の中間に使用するためのリン
ス剤に関するものである。
現在一般にコールドパーマは、カールさせようとする毛
髪を所要形状にカールし、チオグリコール酸またはシス
ティンのような還元剤を含むアルカIJ tJの第1剤
により処理し、毛髪中のシスチンによる架橋結合を一旦
明断また後、ブロム酸塩や過ホウ酸塩のような酸化剤を
含む第2剤によって処理し、毛髪中にシスチ/による架
橋結合を再生させることtJよってli(記カールを固
定化1、永続性のあるウェーフクハ果を得ている。
この第1剤処理を終えたあと、美容師によっては直ちに
第2削処理にうつ4者もあるが、一般には毛髪中に残留
する第1斉11を除<−1=め、清水で水洗するいわシ
ラ)るプレーンリンス を行なうか、あるいは、第1剤
のアルカリ゛−を中和するため希薄な酸性液を用いjζ
酸リンスが行なわれている。
L2−/l)シながら、前記プレーンリンスも・よび酸
リンスのいずれによっても、毛髪に残留している第1剤
中の未反応のJr pH千オクリコール酸斗たはシステ
ィンを完全には除去できないから、従って次の第2剤処
理に際して、第2剤中の酸化剤の一部はこれらの遊離チ
オグリコール酸呼たはシスティンの酸化に消費され、第
2剤の効ψ−が低下するばかりでなく、本来の毛髪中の
シスチンによる架橋結合とは異るジザルファイド結合を
生して、毛髪に損傷を与える原因となるという欠点があ
ったのである また、従来の酸リンスはクエン酸や酢酸
などの有機酸の1%程度の希薄溶液、あるいはレモンの
しぼり汁をうすめたものなどを用いていたため、毛髪に
残留している第1剤のアルカリ成分と反応して忽ちその
PHが変化し効力を失ってしまい、また局部的に過剰に
酸が作用した部分では、毛髪成分タン白質の等重点以下
のPHになるため、第1剤処理のアルカリによって膨潤
1ていた毛髪組織はその部分において急収縮し、毛髪を
損傷する原因となるという欠点があったのである。
そこで、本発明の第1の目的は、毛髪中に残留する第1
剤のアルカリ性を中和するために、毛髪成分タン白質の
等重点付近のpHをもつ緩衝作用を有する弱酸性のコー
ルドパーマ用中間リンス剤を提供することである。
本発明の第2の目的は、第1剤のアルカリ性を中和する
と同時に、第1剤処理に際して未反応のま\毛髪中に残
留している遊離チオグリコール酸およびその他成分と反
応して、これらを無害化する物質を配合し、たコールド
パーマ用中間リンス剤を提供することである。
本発明のその他の目的と効果は以下詳述する所から明ら
かとなろう。
Ill下、本発明の詳細な説明する。本発明のコールド
パーマ用中間リンス剤は、pHs乃〒6の緩衝作用を有
する溶液中にグリオキザールを配合して成るものである
そしてこれを使用することによって、前記従来の中間リ
ンス処理にふ・いて見られた諸欠点はすべて解消し、良
好な永続性のあるウェーブ効果が得られる。
本発明にふ・いて使用する緩衝作用を有する溶液として
は、5乃至6のpH範囲を有する従来公知の緩衝溶液は
すべて使用で^るが、排水の公害規制などの面からリン
酸塩系緩衝溶液はあまり好ましくない。好寸りい緩衝溶
液々しては有機酸を酸性成、分とし、これに該有機酸の
アルカリ金属塩またはアルカリ金属水酸化物を加えて所
要のpHとした水溶液である。使用する有機酸としては
酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、
リンゴ酸およびマロン酸などそのPKIが5以下のもの
が好適であるが、シュウ酸は時に難溶性のカルシウム塩
を生成、するから好まl <なく、寸たマレイン酸やフ
マル酸のように二重結合を分子内にもつものは、グリオ
キザールと反応してしまうから不適当である。緩衝溶液
中の有機酸成分の濃度は、リンス剤として使用する時の
使用液中に1〜2%程度のfil’fがあれば良く、こ
れより濃度が低いと緩衝作甲が十分に発揮されず所期の
効果が得られないことになる。
本発明の中間リンス剤中に配合されるグリオキザールは
、良く知られているように極めて反応性に富むジアルデ
ヒドであり、第1剤処理後毛髪に残留している第1剤中
のアンモニアや有機アミンのようなアルカリ剤はもとよ
り、未反応のま\残留している遊離チオグリコール酸呼
たけシスティンや毛髪との反応の結果生じた但級メルカ
プタンおよび硫化水素などと反応し、これらの残留各成
分を11((害化するのである。リンス剤中に配合する
グリオキザールのM″は、使用時の液中に1.5〜3%
程度の濃度となるように配合すれば良く、これより濃度
が低いときは効果が不十分であり、斗たあまり高濃度に
すると第2液の酸化剤の効力を力1表殺し、でし7捷う
から好寸[、<ない。
グリオキザールは、通常40%程度の濃度の水溶液とし
て市販さ灼ているから、リンス剤の叫」造に際しては所
定の濃度となるよう、必要量の市販水溶液を緩衝溶液に
対して酸1合す軒ば良い。また、ネオザール(商品名)
という名称で、グリオキザールを粉末状としたものも市
販されているから、これを用いれば本発明の中間リンス
名11を、粉末状の製品とすることもできる。
本発明の中間リンス剤は、ト述のように弱酸性の緩衝溶
液中にグリオキザールを配合してなるものであるが、使
用に際して毛髪内部まで良く浸透するように、適当な界
面活性剤をさらに配合するのが望まlい。この目的のた
め用いる界面活性剤としては、陰イオン系t i:は非
イオン系のものが適当である。−例をあげ引け、陰イオ
ン系のものとしてはラウリル硫酸すトリウムふ・よびコ
/%り酸ジオクチルエステル硫酸すトリウム等があげら
れ、JIEイオン系のものと1−てけポリオキシエチレ
ンノニlレフェニルエーテルおよびモノラウリン酸ポリ
オキシエチレンソルビタン等である。これらの界面活性
剤は、種々の商品名のもとに多くの化合物が市販されて
おり容易に入手できるから、目的に応じて適当な亀のを
えらんで内11合すれば良い。ヰた、陰イオン系の界面
活性剤には粉末状のものもあるから、粉末状の製品とす
るときに遣I、ている。
これら界面活性剤の配置合量は、本発明の中間リンス剤
を使甲するときの使用液中に0.<)O1〜01%程度
の濃度となるようにト「合する。
1J、1−の成分のほか、本発明の中lid IJンス
剤には必要に応じて、ポリ上ニルピロ11トンやCMC
などのような増粘剤、グリセリンやプロピレングリコー
ルなどのような柔軟剤、ジヒト′口酢酸すトリウムやパ
ラオキシ安息香酸エステルt「どのような殺菌剤、各種
の賦香剤や着色料など、各種公知の香粧品用添加助剤を
適宜配合l、ても良い。
しか[、なから、本発明中間リンス剤に使用するグリオ
キザールは、強力な化学反応性をもつものであるから、
前記添加助剤の西11合に際しては、これら助剤とグリ
オキザールとの相互反応に留意すべきである。とくに賦
香剤は、その香気のもととなる成分の化学構造によって
は、グリオキザールと容易に反応をするから、エステル
系あるいはアルデヒド系以外のものを使用することは好
f L、 <ない。
本発明の中間リンス剤を商品とし5て製品化する場合は
、清水を用いて使用時に3〜10倍に希釈して用いるよ
うに、1−記各成分を濃厚原液の形に調合するのが好ま
しい。
本発明の中間リンス剤を使用するには、コールドパーマ
用第1剤処理の終った被施術者の毛髪に、固<j、ぼっ
たタオルなどを圧排して毛髪」−の過剰の第1剤を吸い
とらせ、ついで適量の本発明中間リンス剤をスポイト等
を用いて毛髪に浸み込ませるか、あるいはスプレーによ
り噴霧[73〜lO分間作用させる。しかる後、毛髪1
−0の中間リンス剤をタオルなどで吸いとらせた上で、
以後通常のようにコールドパーマ用第2剤処理を行ない
、ついで洗髪、七ソト等の工程をするものである。
以上のような、本発明中間リンス剤による中間処理を行
なうことにより、毛髪中に存在する第1剤のアルカリ性
のもとである水酸基イオンは、緩衝溶液中の水素イオン
によって中和され、毛髪表面はそれまでの強アルカリ性
から緩衝溶液の有する弱酸性のpH値に変化する。この
際、本発明中間リンス剤で用いている緩衝溶液は、アル
カリによってたとえその一部が中和されても、その性質
土兄のpH値を変えることなく維持する作用を有j、て
いる。従って、第1剤の強アルカリ性によって膨潤1.
2でいた毛髪は、毛髪成分タン白質の等電点付近のpH
値の中間8I)、ンス剤中で除々に収縮し、pH急変に
よる損傷を受けることなぐ、第2剤処理を行なうのに好
適の伏態になるという効果がある。
一方、第1剤IrL理後に毛髪中に残留[5ている、第
1剤中のアンモニア、有機アミン、未反応の遊離チオグ
リコール酸畔たはシスティン、および第1削処理中の反
応生成物の1(lf化水素等は、本発明中間リンス剤に
配合されているグリオキザールと反応してそれぞれ無害
化される。
従って、こねら残留第1剤中の各成1分に起因する、異
臭や耐え難い悪臭はこの中間リンス処理によって無くな
り、作業室内の環境が太いに改善されるという効果があ
る。
f j7、還元剤と1でシスティンを含む第1剤を使用
した場合、第2剤処理後に毛髪中にシスチンによると卵
6られる白色微粉末が1.げしば発生し、美容1−大き
な障害となっていたが、本発明の中間リンス剤を用いれ
ば、かかる白色粉末の発生が完全に防1トされるという
効果がある。
さらに、毛髪中に残留していた、第1剤中の各成分と反
応I、た中間リンス剤中の残余のグリオキザールは、第
1剤9+1. F!ljに1って切断された、毛髪のシ
スチンによる架橋結合部分に作用し、これを再結合させ
る作用をもつから、第2剤の酸化剤に)゛るシスチン結
合の再生と相俟って、第2剤の作用を袖強し、永続性の
ある美しいウェーブが得られるという効果がある。
以下、実施例を一体的に例示【7、本発明を説明する。
実施例1゜ 酢酸       6.09 水酸化すトリウム         4.2gグリオキ
ザール(40%)         25.09カーボ
キシメチルセルローズ’        1.09モノ
ラウリン酸ポリオキシエチレン ソルビタン            0.5I2−シク
ロへキシルシクロへキサノン   (1,05g200
 mlの水に−1−記各成分を順次溶解1、水を加えて
全量を400m1とする。かくして得られた中間リンス
剤のpHは5.52/25℃ であった。
還元剤としてチオグリコール酸を用いた、第1剤処理の
終了した成べ女子の毛髪に、1−記溶液60m1を小ス
ポイトを用いて均一に含浸させ、余剰の中間リンス剤を
タオルで除去し5分間放置した。しかる後、酸化剤とし
てブロム酸すトリウムを含む第2剤を用いて、通常の方
法により第2剤処理を行い、以後通常のように?fi=
髪、乾燥、七ノドなどを行った。
結果は、第1割処哩と第2剤々ル理との間にプレーンリ
ンスを行っただけの場合と比べると、本発明の中間リン
ス剤を用いた場合の方が、什l−った毛髪のウェーブに
弾力性があり、毛髪のつやも良く永続性のあるウェーブ
効果が得られ、かつ毛髪に残、る特有の異臭が感じられ
なかっプこ。
実施例2 プロピオン酸            7.4g水酸化
すトリウム         4ogグリオキザール(
40%)25.09 ポリヒニルピロリトン         0.1.9ポ
リオキシ工チレンノニルフエニルエーテル002g5Q
mgの水に上記各族1分を順次溶解し、水を加えて終部
を100m1とする。このもののpl(は5.75/2
5°Cであった。
使用に当って、−I−記組成の液10m1を温水40m
1で希釈して使用液(PH5,80/25°C)とし、
これを小型手動スプレーに入れ、第1剤処理の終った被
施術者の毛髪にスプレーした。5分後洗髪し、通常の通
り第2省11処理以降の工程を行った。得られj−ウェ
ーブは実施例1と同様良好なものであった。
実施例3 酒石酸         159g 水酸化すi・リウム        95gテヒ1ぜ口
酢酸すトリウム     02g無水炭酸すトリウム 
       −クリセリン          3.
(1グリオキサール(40%)      25. O
、!901%ロータミンーB液      0.1g7
0m1の水に炭酸すトリウム以外の成分を溶解し、水を
加えて100m1!とした−1−で炭酸すトリウムを少
量ずつ液のPHが5.29/25°Cとなるまで添加し
た(約02gを要した)。
使用に当って、上記組成の液50m1を温水450m1
でうすめ(PH5,55/25°C)、第1剤処理を終
えた毛髪をこの希釈液により反覆洗浄した。その後毛髪
中の液をタオルを用いて除き、通常の辿り第2剤処理以
後の工程を行なった。実施例1と同様に良い結果を得る
ことができた。
実施例4 リンゴ酸すトリウム           183gリ
ンゴ酸                 −グリオキ
ザール(40%)        2s、oyハラオギ
シ安息香酸メチルエステル       0.2gプロ
ピレングリコール            3.0.!
9モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン   
05g5gバーシック            0.O
iシトロレナール            Oo5g7
0mlの水にリンゴ酸以外の各成分を溶解し、水を加え
て100m(!とした上でリンゴ酸を少年ずつ沼のPH
が5.32/25℃となるまで添加した(約0.3 &
を要した)。
使用に当って、1−記組成液50meを温水450m1
で希釈して使用液としくpH5,60/ 25°C)、
システィンとエタノールアミンとを成分とする′?iS
l剤で処理を行った毛髪を、前記使用液を用いて3Hに
分けて洗浄した。jl、かる後毛髪中の液をタオルを月
1いて除き、通常の通り第、2剤帆理および以降の工程
を行った。Ifj術の終った毛髪は、美しいつやと弾力
のあるウニーフ状のカールが得られ、システィンを成分
とする第1剤を用いたときにしげLば見られる白色微粉
末の発生は認められなかった。
また、上記組成液10m1を温水60m1で希釈した液
を使用液としく pH5,55,/ 25°C)、前記
のシスティンを含む第1剤で処理した毛髪にこの使用液
を含浸させ、5分間放置後渇水で洗髪j、以後通常の通
り第2剤処理先・よび以降の工程を行った。この場合も
、前例と同[−<良好なウェーブ効果が得られ、白色微
粉末の発生は認められなかった。
実施1例5 A剤 ネオサール(商品名、日本合成化学製)    2.5
1リンコ酸                0029
B剤 リンコ酸ソルト(商品名、食品添加セノ1)(リンゴ酸
すl・リウム、快楽化学r )     1.o o 
gラウリル硫酸すトリウム      0059ト記A
削とB allとを、それぞれポリエチレンラミネート
アルミ箔に分包して、粉末状の本発明中間リンス削の製
品とした。
使用に当っては、A剤とB 削各1包みを温水50m1
に別々に溶解し、これを混合して使用液とする(PH5
,82/25°C)。実施例1と同様の使用方法により
良好なウェーフ効果が得られた。また、システィンを主
剤として含有する第1削処理を行った場合も、白色微粉
末の発生は認められなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 m  pI−T 5乃至6の緩衝作用を有する溶液中に
    グリオキサールを配合したことを特徴とするコールドパ
    ーマ用中間リンス剤。 (2)  前記中間リンス剤はさらに界面活性剤を配合
    したものである特許請求の範囲第1珀記載の中間リンス
    剤。 (3)前記界面活性剤は陰イオン系も・よび/斗たけ非
    イオン系のものである特許請求の範囲第2項記載の中間
    リンス剤。
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