JPS5811513B2 - 金属表面の保護方法 - Google Patents
金属表面の保護方法Info
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- JPS5811513B2 JPS5811513B2 JP54015839A JP1583979A JPS5811513B2 JP S5811513 B2 JPS5811513 B2 JP S5811513B2 JP 54015839 A JP54015839 A JP 54015839A JP 1583979 A JP1583979 A JP 1583979A JP S5811513 B2 JPS5811513 B2 JP S5811513B2
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- phosphate
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- ions
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/73—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/05—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
- C23C22/06—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6
- C23C22/07—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing phosphates
- C23C22/08—Orthophosphates
- C23C22/12—Orthophosphates containing zinc cations
- C23C22/13—Orthophosphates containing zinc cations containing also nitrate or nitrite anions
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属表面の保護方法に関するものであり、更に
詳しくは、自動車ボディー等のような袋部を多くもつ複
雑な品物の保護方法であり、しかもリン酸塩皮膜処理と
カチオン型電着塗装によって密着性および耐食性の優れ
た保護皮膜を金属表面に形成する方法である。
詳しくは、自動車ボディー等のような袋部を多くもつ複
雑な品物の保護方法であり、しかもリン酸塩皮膜処理と
カチオン型電着塗装によって密着性および耐食性の優れ
た保護皮膜を金属表面に形成する方法である。
本発明で言う金属表面とは、鉄鋼、亜鉛およびそれらの
合金表面のことである。
合金表面のことである。
従来、電着塗装下地としてのリン酸塩皮化成、例えば自
動車ボディー、自動車部品、スチール家具等の塗装前処
理としては、リン酸亜鉛皮膜化成処理が行われている。
動車ボディー、自動車部品、スチール家具等の塗装前処
理としては、リン酸亜鉛皮膜化成処理が行われている。
その処理方法は、設備コストおよび生産効率を向上させ
るためにスプレー法で行っているのが一般である。
るためにスプレー法で行っているのが一般である。
しかしながら、スプレー法では袋部等を多くもつ複雑な
品物は直接噴霧されない所があるため、この部分はその
後電着塗装されても正常なリン酸塩皮膜化成された部分
に比べて大幅に耐食性が劣る。
品物は直接噴霧されない所があるため、この部分はその
後電着塗装されても正常なリン酸塩皮膜化成された部分
に比べて大幅に耐食性が劣る。
特に自動車は、風雨、海水を含む雰囲気および亜硝酸ガ
ス等の各地域における様々な環境にさらされ、しかも寒
冷地では凍結防止剤(岩塩や塩化カルシウム)を道路に
用いるため、ますます高度な耐食性、即ち自動車下廻り
部の穴あき防止および外板部の糸錆防止が要求されてき
た。
ス等の各地域における様々な環境にさらされ、しかも寒
冷地では凍結防止剤(岩塩や塩化カルシウム)を道路に
用いるため、ますます高度な耐食性、即ち自動車下廻り
部の穴あき防止および外板部の糸錆防止が要求されてき
た。
そこで、近年その欠点を少な(するための処理方法とし
て、スプレーディップ方法が行われるようになって来た
。
て、スプレーディップ方法が行われるようになって来た
。
例えば特開昭52−119435号公報に開示の方法で
あり、リン酸塩処理液で5〜30秒間スプレー処理した
後1〜30分間浸漬処理する方法である。
あり、リン酸塩処理液で5〜30秒間スプレー処理した
後1〜30分間浸漬処理する方法である。
この方法は、外板部ではスプレー処理により不完全では
あるがリン酸塩の初期の結晶を生成せしめ、次いで浸漬
処理にてリン酸塩の皮膜を完成させるものであり、また
直接噴霧されない袋部は浸漬処理のみで皮膜化成しよう
とするものである。
あるがリン酸塩の初期の結晶を生成せしめ、次いで浸漬
処理にてリン酸塩の皮膜を完成させるものであり、また
直接噴霧されない袋部は浸漬処理のみで皮膜化成しよう
とするものである。
ところが、このスプレーディップ法では、袋部、例えば
自動車ボディーのサイドシル内板部、ドア内板部等の部
分では、5〜30秒間スプレー処理するために処理液の
跳ね返り飛沫がかかったり、酸雰囲気がさらされるので
短時間でもブルーカラー状の鉄系皮膜化成が行われ、そ
の後浸漬処理を行ってもその部分はこれ以上皮膜化成さ
れにくく、結果としてブルーカラー皮膜および黄錆等の
皮膜化成不良を生じ、電着塗装下地としての充分なる効
果を発揮できていない。
自動車ボディーのサイドシル内板部、ドア内板部等の部
分では、5〜30秒間スプレー処理するために処理液の
跳ね返り飛沫がかかったり、酸雰囲気がさらされるので
短時間でもブルーカラー状の鉄系皮膜化成が行われ、そ
の後浸漬処理を行ってもその部分はこれ以上皮膜化成さ
れにくく、結果としてブルーカラー皮膜および黄錆等の
皮膜化成不良を生じ、電着塗装下地としての充分なる効
果を発揮できていない。
また、外板部では、5〜30秒間スプレー処理すると初
期の結晶が生成してしまうので、次いで浸漬処理しても
その結晶は後の比較例2.3の写真で示すようにスプレ
ー処理のみで生成した結晶形(比較例1の写真)に似た
葉状結晶となる。
期の結晶が生成してしまうので、次いで浸漬処理しても
その結晶は後の比較例2.3の写真で示すようにスプレ
ー処理のみで生成した結晶形(比較例1の写真)に似た
葉状結晶となる。
また−万、建材、小物部品等では、浸漬法にてリン酸塩
皮膜化成を行っており、一般には処理液の亜鉛イオン量
が多く(2〜4?/l)、処理条件は高温(60〜90
℃)でしかも長時間(3〜10分)でしか皮膜化成でき
ず、できた皮膜は高皮膜量(3〜ss/mF)であり、
電着塗装下地皮膜としては密着性、耐食性および塗膜外
観が悪く不適当であった。
皮膜化成を行っており、一般には処理液の亜鉛イオン量
が多く(2〜4?/l)、処理条件は高温(60〜90
℃)でしかも長時間(3〜10分)でしか皮膜化成でき
ず、できた皮膜は高皮膜量(3〜ss/mF)であり、
電着塗装下地皮膜としては密着性、耐食性および塗膜外
観が悪く不適当であった。
近年、自動車部門においては、前述したような腐食環境
下でも充分なる防錆力をもたせるために、電着塗料がア
ニオン型からカチオン型に変りつつある。
下でも充分なる防錆力をもたせるために、電着塗料がア
ニオン型からカチオン型に変りつつある。
そして、このカチオン型電着塗料は、従来のアニオン型
電着塗料と異なり、塗料焼付は時に、架橋剤をブロック
しているアルコールが飛ぶことによって塗膜が形成され
るものであるため、塗膜の収縮が大きく、リン酸塩皮膜
にかなりの力がかかることが考えられ、カチオン型電着
塗装下地のリン酸塩皮膜はそれ自身の強度が要求される
。
電着塗料と異なり、塗料焼付は時に、架橋剤をブロック
しているアルコールが飛ぶことによって塗膜が形成され
るものであるため、塗膜の収縮が大きく、リン酸塩皮膜
にかなりの力がかかることが考えられ、カチオン型電着
塗装下地のリン酸塩皮膜はそれ自身の強度が要求される
。
また、カチオン型電着は通電時に処理物近傍がかなりの
アルカリ性になるため、リン酸塩皮膜は耐アルカリ性の
良いものが要求される。
アルカリ性になるため、リン酸塩皮膜は耐アルカリ性の
良いものが要求される。
そこで、上記の欠点を解消し、且つカチオン型電着塗装
に適した密着性および耐食性を有するリン酸塩皮膜を生
成する処理方法および処理皮膜を種々研究した結果、そ
れらの性能はリン酸塩皮膜の結晶形に大きく左右される
ことが判明した。
に適した密着性および耐食性を有するリン酸塩皮膜を生
成する処理方法および処理皮膜を種々研究した結果、そ
れらの性能はリン酸塩皮膜の結晶形に大きく左右される
ことが判明した。
即ち、スプレー法およびスプレーディップ法で生成され
る葉状結晶よりも、まず15〜120秒間浸漬処理して
あらかたあるいは完全に直方体結晶をもつリン酸塩皮膜
を生成させた後、2〜60秒間スプレー処理すればよい
ことを見出して、本発明を完成した。
る葉状結晶よりも、まず15〜120秒間浸漬処理して
あらかたあるいは完全に直方体結晶をもつリン酸塩皮膜
を生成させた後、2〜60秒間スプレー処理すればよい
ことを見出して、本発明を完成した。
即ち、本発明は、金属表面のカチオン型電着塗装におい
て、その下地処理として、亜鉛イオン0.5〜1.5S
/J、リン酸イオン5〜30g/$および亜硝酸イオン
0.01〜o、2y/zおよび/またはm−ニトロベン
ゼンスルホン酸イオン0.05〜2?/lを主成分とす
る酸性リン酸塩処理液でもって金属表面を処理液温度4
0〜70℃で15秒間以上浸漬処理し、次いで上記と同
じ処理液および処理液温度でもって2秒間以上スプレー
処理することを特徴とし、これによって低皮膜量(1,
5〜3g/m2)でしかも均一緻密なカチオン型電着塗
装下地に適する密着性および耐食性を有するリン酸塩皮
膜を形成させることができる。
て、その下地処理として、亜鉛イオン0.5〜1.5S
/J、リン酸イオン5〜30g/$および亜硝酸イオン
0.01〜o、2y/zおよび/またはm−ニトロベン
ゼンスルホン酸イオン0.05〜2?/lを主成分とす
る酸性リン酸塩処理液でもって金属表面を処理液温度4
0〜70℃で15秒間以上浸漬処理し、次いで上記と同
じ処理液および処理液温度でもって2秒間以上スプレー
処理することを特徴とし、これによって低皮膜量(1,
5〜3g/m2)でしかも均一緻密なカチオン型電着塗
装下地に適する密着性および耐食性を有するリン酸塩皮
膜を形成させることができる。
本発明の下地処理の一具体例を示すと、まず処理物を常
法に従いアルカリ性脱脂剤(例えば日本ペイント社製[
リドリン5D200J)で温度50〜60℃で2分間ス
プレーおよび/または浸漬処理して脱脂した後、水道水
で水洗し、表面調整剤(例えば日本ペイント社製[フイ
キンヂン5N−5J)で10〜30秒間スプレーおよび
/または浸漬処理した後、亜鉛イオン0,5〜1,52
/l、リン酸イオン5〜30?/7および亜硝酸イオン
0.01〜0.2?/lおよび/またはm−ニトロベン
ゼンスルホン酸イオン0.05〜2?/lを主成分とす
る酸性リン酸塩処理液で温度40〜70℃で15〜12
0秒間浸漬処理し、次いで上記と同じ処理液および温度
でもって2〜60秒間スプレー処理する。
法に従いアルカリ性脱脂剤(例えば日本ペイント社製[
リドリン5D200J)で温度50〜60℃で2分間ス
プレーおよび/または浸漬処理して脱脂した後、水道水
で水洗し、表面調整剤(例えば日本ペイント社製[フイ
キンヂン5N−5J)で10〜30秒間スプレーおよび
/または浸漬処理した後、亜鉛イオン0,5〜1,52
/l、リン酸イオン5〜30?/7および亜硝酸イオン
0.01〜0.2?/lおよび/またはm−ニトロベン
ゼンスルホン酸イオン0.05〜2?/lを主成分とす
る酸性リン酸塩処理液で温度40〜70℃で15〜12
0秒間浸漬処理し、次いで上記と同じ処理液および温度
でもって2〜60秒間スプレー処理する。
その後常法に従い水道水そして脱イオン水で水洗すれば
よい。
よい。
本発明のリン酸塩皮膜化成処理液の主成分である亜鉛イ
オンは、0.5〜1.59/lでよく、好ましくは0,
7〜1.2?/lであり、一般に行われている浸漬法の
処理液濃度範囲とは異なる。
オンは、0.5〜1.59/lでよく、好ましくは0,
7〜1.2?/lであり、一般に行われている浸漬法の
処理液濃度範囲とは異なる。
0,5?/1未満では、均一なリン酸亜鉛皮膜が生成せ
ず、一部ブルーカラー状の皮膜が生成する。
ず、一部ブルーカラー状の皮膜が生成する。
また1、5f/lを越えると、均一なリン酸亜鉛皮膜は
生成するが、スプレー処理で生成したような葉状結晶に
なりやすく、カチオン型電着工地としては不適である。
生成するが、スプレー処理で生成したような葉状結晶に
なりやすく、カチオン型電着工地としては不適である。
リン酸イオンは5〜30?/lでよく、好ましくは10
〜2o?/lである。
〜2o?/lである。
5?/1未満であると不均一皮膜になりやすく、また3
0?/lを越えると本発明以上の効果はな(。
0?/lを越えると本発明以上の効果はな(。
薬品の使用量が多くなるだけである。
皮膜化成促進剤は亜硝酸イオン0.01〜0.2g/7
および/またはm−ニトロベンゼンスルホン酸イオン0
.05〜27/lでよく、好ましくは亜硝酸イオン0,
04〜0.15f/lおよびm−ニトロベンゼンスルホ
ン酸イオン0.1〜1.5S/lである。
および/またはm−ニトロベンゼンスルホン酸イオン0
.05〜27/lでよく、好ましくは亜硝酸イオン0,
04〜0.15f/lおよびm−ニトロベンゼンスルホ
ン酸イオン0.1〜1.5S/lである。
これらの促進剤が規定量に達しないと充分な皮膜化成が
できず黄錆等になり、また規定量を越えるとブルーカラ
ー状の不均一皮膜になりやすい。
できず黄錆等になり、また規定量を越えるとブルーカラ
ー状の不均一皮膜になりやすい。
これら主成分の供給源としては、例えば亜鉛イオンは酸
化亜鉛、炭酸亜鉛、硝酸亜鉛等でよく、リン酸イオンは
リン酸、リン酸ソーダ、リン酸亜鉛、リン酸ニッケル等
でよ(、亜硝酸イオンは亜硝酸ソーダ、亜硝酸アンモン
等でよく、m−ニトロベンゼンスルホン酸イオンはm−
ニトロベンゼンスルホン酸ソーダ等が好適である。
化亜鉛、炭酸亜鉛、硝酸亜鉛等でよく、リン酸イオンは
リン酸、リン酸ソーダ、リン酸亜鉛、リン酸ニッケル等
でよ(、亜硝酸イオンは亜硝酸ソーダ、亜硝酸アンモン
等でよく、m−ニトロベンゼンスルホン酸イオンはm−
ニトロベンゼンスルホン酸ソーダ等が好適である。
また、本発明に使用するリン酸塩皮膜化成処理液は、上
記亜鉛イオン、リン酸イオン、亜硝酸イオンおよびm−
ニトロベンゼンスルホン酸イオンの他に、硝酸イオン、
塩素酸イオン、ニッケルイオンおよびコバルトイオンを
含んでいてよく、その量は、硝酸イオンは1〜xo?/
l、好ましくは2〜8?/l、塩素酸イオンは0.05
〜27/11好ましくは0.2〜1.5?/J、ニッケ
ルイオンは0.05〜2f/l、好ましくは0.2〜1
.5f/J、コバルトイオンは0.05〜27/l、好
ましくはO61〜17/lでよい。
記亜鉛イオン、リン酸イオン、亜硝酸イオンおよびm−
ニトロベンゼンスルホン酸イオンの他に、硝酸イオン、
塩素酸イオン、ニッケルイオンおよびコバルトイオンを
含んでいてよく、その量は、硝酸イオンは1〜xo?/
l、好ましくは2〜8?/l、塩素酸イオンは0.05
〜27/11好ましくは0.2〜1.5?/J、ニッケ
ルイオンは0.05〜2f/l、好ましくは0.2〜1
.5f/J、コバルトイオンは0.05〜27/l、好
ましくはO61〜17/lでよい。
これらの成分は単独または2つ以上組合わせて含有させ
てもよい。
てもよい。
これら成分の供給源としては、例えば硝酸イオンは硝酸
、硝酸ソーダ、硝酸アンモン、硝酸亜鉛、硝酸ニッケル
等でよく、塩素酸イオンは塩素酸、塩素酸ソーダ、塩素
酸アンモン等でよく、ニッケルイオンは炭酸ニッケル、
硝酸ニッケル、塩化ニッケル、リン酸ニッケル等でよく
、コバルトイオンは炭酸コバルト、硝酸コバルト、塩化
コバルト、リン酸コバルト等が好適である。
、硝酸ソーダ、硝酸アンモン、硝酸亜鉛、硝酸ニッケル
等でよく、塩素酸イオンは塩素酸、塩素酸ソーダ、塩素
酸アンモン等でよく、ニッケルイオンは炭酸ニッケル、
硝酸ニッケル、塩化ニッケル、リン酸ニッケル等でよく
、コバルトイオンは炭酸コバルト、硝酸コバルト、塩化
コバルト、リン酸コバルト等が好適である。
上記処理液による処理温度は、40〜70℃でよく、好
ましくは45〜60℃である。
ましくは45〜60℃である。
40℃未満であると、皮膜化成性が悪く、長時間処理し
なければ良好な皮膜が生成しにくい。
なければ良好な皮膜が生成しにくい。
また70℃を越えると、皮膜促進剤の分解および処理液
の沈殿発生等で処理液のバランスがくずれやすく、良好
な皮膜が得られない。
の沈殿発生等で処理液のバランスがくずれやすく、良好
な皮膜が得られない。
処理時間は、まず初めに15〜120秒間浸漬し、次い
で2〜60秒間スプレーすればよい。
で2〜60秒間スプレーすればよい。
好ましくは、30〜90秒間浸漬し、次いで5〜45秒
間スプレーすればよい。
間スプレーすればよい。
浸漬時間が15秒未満では、所望の直方体状結晶が得ら
れず葉状結晶の雑ったものになりやすく、また120秒
を越えると、本発明以上の効果がです、設備が大きくな
るだけである。
れず葉状結晶の雑ったものになりやすく、また120秒
を越えると、本発明以上の効果がです、設備が大きくな
るだけである。
スプレ一時間が2秒未満では、浸漬時に付着したスラッ
チが落ちず、水洗工程に行くまでに強固に付着するため
、水洗工程では落ちにくく電着塗装後の密着性および塗
膜外観を悪くする。
チが落ちず、水洗工程に行くまでに強固に付着するため
、水洗工程では落ちにくく電着塗装後の密着性および塗
膜外観を悪くする。
また60秒を越えると、本発明以上の効果がでず、設備
が犬きもなるだけである。
が犬きもなるだけである。
上記の如く下地処理された金属表面は、次いで従来法と
同様にしてカチオン型電着塗装に付す。
同様にしてカチオン型電着塗装に付す。
電着塗料としては、塗膜形成要素として、塩基性アミン
基またはオニウム塩をもつ樹脂を酸で中和し水溶化(水
分散化)した熱硬化性樹脂とその架橋剤を含有せしめ、
必要に応じて各種の顔料や添加剤(例えば、分散剤、溶
剤)を配合した従来公知の水系塗料であってよい。
基またはオニウム塩をもつ樹脂を酸で中和し水溶化(水
分散化)した熱硬化性樹脂とその架橋剤を含有せしめ、
必要に応じて各種の顔料や添加剤(例えば、分散剤、溶
剤)を配合した従来公知の水系塗料であってよい。
上記熱硬化性樹脂の代表的な具体例としてはアミノ変性
エポキシ樹脂、アミン変性ポリウレタンポリオール樹脂
、アミン変性アクリル樹脂、アミノ変性マレイン化ジエ
ン化合物樹脂等が挙げられ、上記架橋剤の典型的な例と
してはブロックィンシアネー・が挙げられる。
エポキシ樹脂、アミン変性ポリウレタンポリオール樹脂
、アミン変性アクリル樹脂、アミノ変性マレイン化ジエ
ン化合物樹脂等が挙げられ、上記架橋剤の典型的な例と
してはブロックィンシアネー・が挙げられる。
かかるカチオン型電着塗料による塗装は、常法に従い不
揮発分15〜25wt%の電着浴に被塗物を浸漬し、1
50〜350vの電圧を通常2〜3分間通電し、その後
170〜200℃で10〜30分間以上焼付けすればよ
い。
揮発分15〜25wt%の電着浴に被塗物を浸漬し、1
50〜350vの電圧を通常2〜3分間通電し、その後
170〜200℃で10〜30分間以上焼付けすればよ
い。
以上の構成から成る本発明方法によれば、従来のスプレ
ー法およびスプレーディップ法では正常な皮膜化成がで
きない袋内部(例えば自動車ではサイドシル内部、ドア
内部等)の耐食性を大幅に向上し、しかも外板部(例え
ば自動車ではフェンダ−、フード、ルーフ、ドア等)の
密着性および耐食性を大幅に向上させることができる。
ー法およびスプレーディップ法では正常な皮膜化成がで
きない袋内部(例えば自動車ではサイドシル内部、ドア
内部等)の耐食性を大幅に向上し、しかも外板部(例え
ば自動車ではフェンダ−、フード、ルーフ、ドア等)の
密着性および耐食性を大幅に向上させることができる。
しかも、従来法ではカチオン型電着塗料の前処理皮膜と
して密着性および耐食性の点で不適であったが、本発明
方法を用いれば密着性および耐食性共に充分な効果を示
すことができるようになる。
して密着性および耐食性の点で不適であったが、本発明
方法を用いれば密着性および耐食性共に充分な効果を示
すことができるようになる。
更に驚くべきことに、本発明方法を用いれば、従来のス
プレー法およびスプレーグイツブ法に比べて袋内部等に
正常な皮膜化成が生成するので、同一処理物でも処理面
積が増えるが、スプレー法およびスプレーディップ法に
比べて皮膜化成時のエツチング量が1/2〜2/3のた
め、薬品の使用量およびスラツヂ量力2/3〜3/4に
減少することが認められる。
プレー法およびスプレーグイツブ法に比べて袋内部等に
正常な皮膜化成が生成するので、同一処理物でも処理面
積が増えるが、スプレー法およびスプレーディップ法に
比べて皮膜化成時のエツチング量が1/2〜2/3のた
め、薬品の使用量およびスラツヂ量力2/3〜3/4に
減少することが認められる。
以上まとめると、本発明方法は次に示す利点を奏するも
のといえる。
のといえる。
■下地処理におけるスプレー法およびスプレーディップ
法では正常に皮膜化成できない袋内部の塗装後の耐食性
を大幅に向上できる。
法では正常に皮膜化成できない袋内部の塗装後の耐食性
を大幅に向上できる。
■外板部の塗装後の密着性および耐食性を大幅に向上で
きる。
きる。
■カチオン型電着塗料本来の優れた性質を満足に発揮さ
せることができる。
せることができる。
■下地処理用薬品の使用量を大幅に減少できる。
■下地処理におけるスラッチの発生量を大幅に減少でき
る。
る。
次に実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
する。
なお、これらの例を実施するのに使用した処理装置は第
1図および第2図に示す通りである。
1図および第2図に示す通りである。
上面にフック1を有し且つ周面に複数の穴2を設けられ
た枠型のノンガー3に、その両側開口面において金属試
験片4,5を固定する。
た枠型のノンガー3に、その両側開口面において金属試
験片4,5を固定する。
このようにして試験片4,5を取付けたノンガー3を所
定の処理液を入れた槽6内に吊し、スプレー処理にあっ
ては槽内空間中でライザー7.8より処理液を試験片4
,5に吹き付け、浸漬処理にあっては処理液中に水没さ
せる。
定の処理液を入れた槽6内に吊し、スプレー処理にあっ
ては槽内空間中でライザー7.8より処理液を試験片4
,5に吹き付け、浸漬処理にあっては処理液中に水没さ
せる。
実施例 1〜3
市販の冷間圧延鋼(70X150X0.8mm)の試験
板を上述の如くセットし、アルカリ性脱脂剤(日本ペイ
ント社製「リドリン5D200j、2重量%)にて温度
60℃で、1分間スプレーそして2分間浸漬処理して脱
脂し、その後水洗し、次に表面調整剤(日本ペイント社
製「フイキンヂン」、0.1重量%)にて15秒間浸漬
処理した。
板を上述の如くセットし、アルカリ性脱脂剤(日本ペイ
ント社製「リドリン5D200j、2重量%)にて温度
60℃で、1分間スプレーそして2分間浸漬処理して脱
脂し、その後水洗し、次に表面調整剤(日本ペイント社
製「フイキンヂン」、0.1重量%)にて15秒間浸漬
処理した。
次いでZn(18?/l、NiO,5?/l、PO41
4?/l、N0s3y/1.C1030,5y/lおよ
びNO2O,08?/lを含むリン酸塩化成処理液で全
酸度17ポイント、遊離酸度0.9ポイント、トーナー
値1.5ポイントおよび温度52℃において、30〜9
0秒間の間で時間を変化させて浸漬処理し、続いて同様
に10〜60秒間の間でスプレー処理した。
4?/l、N0s3y/1.C1030,5y/lおよ
びNO2O,08?/lを含むリン酸塩化成処理液で全
酸度17ポイント、遊離酸度0.9ポイント、トーナー
値1.5ポイントおよび温度52℃において、30〜9
0秒間の間で時間を変化させて浸漬処理し、続いて同様
に10〜60秒間の間でスプレー処理した。
その後水道水そしてイオン交換水で水洗し、乾燥した。
このようにしてリン酸塩処理した試験板について、その
内面(バンガー内に向いた面)と外面(内面の反対側の
面)における皮膜外観、皮膜量および皮膜結晶を調べた
。
内面(バンガー内に向いた面)と外面(内面の反対側の
面)における皮膜外観、皮膜量および皮膜結晶を調べた
。
その結果を第1表に示す。
なお、皮膜結晶を示す参考写真は、走査型電子顕微鏡(
日本電子社製JSM−T2の)で角度45°、倍率15
00倍で撮影したものである。
日本電子社製JSM−T2の)で角度45°、倍率15
00倍で撮影したものである。
上記の新しいリン酸塩処理試験板をブロックイソシアネ
ートを加橋剤とするアミノ変性エポキシ樹脂カチオン型
電着塗料(日本ペイント社製「パワートップ上−30ブ
ラツク」)で膜厚20μに塗装しく電圧250V、通電
時間3分)、温度180℃で30分間焼付けた。
ートを加橋剤とするアミノ変性エポキシ樹脂カチオン型
電着塗料(日本ペイント社製「パワートップ上−30ブ
ラツク」)で膜厚20μに塗装しく電圧250V、通電
時間3分)、温度180℃で30分間焼付けた。
この電着塗装試験板について、5%塩水噴霧試験(JI
S−2−2371)を1000時間行った。
S−2−2371)を1000時間行った。
その結果を第1表に示す。
上記の新しい電着塗装試験板を中塗り塗料(日本ペイン
ト社製「オルガTO778グレー」)で膜厚30μ、次
いで上塗り塗料(日本ペイント社製uオルガTO226
マーガレツトホワイト」)で膜厚40μに塗装し、全体
で3コート3ベークの塗装板を得た。
ト社製「オルガTO778グレー」)で膜厚30μ、次
いで上塗り塗料(日本ペイント社製uオルガTO226
マーガレツトホワイト」)で膜厚40μに塗装し、全体
で3コート3ベークの塗装板を得た。
この塗装板を50℃の脱イオン水に10日間浸漬した後
、これに2mm間隔のゴバン目(100個)を銀利なカ
ッターで形成し、その面に粘着テープを貼着した後これ
を剥離して、塗装板に残っているゴバン目の数を数え、
密着性を調べた。
、これに2mm間隔のゴバン目(100個)を銀利なカ
ッターで形成し、その面に粘着テープを貼着した後これ
を剥離して、塗装板に残っているゴバン目の数を数え、
密着性を調べた。
また、他の塗装板を水平面に対して15度に傾斜させて
設置し、これに重さ1.OOP、全長140++、先端
に頂角90°の合金工具鋼鋼材製(材質JISG440
4、かたさHv700以上)の円錐型ヘッドを有するア
ローを150cmの高さから垂直に自重落下させて、塗
面に25点のキズを形成する。
設置し、これに重さ1.OOP、全長140++、先端
に頂角90°の合金工具鋼鋼材製(材質JISG440
4、かたさHv700以上)の円錐型ヘッドを有するア
ローを150cmの高さから垂直に自重落下させて、塗
面に25点のキズを形成する。
次いでこの塗装板を塩水噴霧試験(JIS−Z−237
1,24時間)→湿潤試験(温度40℃、相対湿度85
%、120時間)→室内放置(24時間)を1サイクル
として4サイクルの腐食試験(以後、黒錆テストという
)に付した。
1,24時間)→湿潤試験(温度40℃、相対湿度85
%、120時間)→室内放置(24時間)を1サイクル
として4サイクルの腐食試験(以後、黒錆テストという
)に付した。
試験後の塗面の糸路およびブリスターの最大径の平均値
を調べた。
を調べた。
以上の結果を第1表に示す。
比較例 1〜3
実施例1〜3と同じリン酸塩化成処理液でもって、試験
板を2分間すべてスプレー処理すること(比較例1)、
15秒間スプレー処理した後2分間浸漬処理すること(
比較例2)、および30秒間スプレー処理した後2分間
浸漬処理すること(比較例3)以外は、同様にしてリン
酸塩処理しそして塗装を行い、その性能を実施例1〜3
と同様に試験した。
板を2分間すべてスプレー処理すること(比較例1)、
15秒間スプレー処理した後2分間浸漬処理すること(
比較例2)、および30秒間スプレー処理した後2分間
浸漬処理すること(比較例3)以外は、同様にしてリン
酸塩処理しそして塗装を行い、その性能を実施例1〜3
と同様に試験した。
その結果を第1表に示す。第1表および参考写真1〜6
の結果から明らかな如く、比較例1〜3のスプレー法お
よびスプレーディップ法では、外面は均一良好皮膜にな
るが内面は黄錆および/または鉄系皮膜を含む不均一皮
膜になり、また外面の均一良好皮膜でもカチオン型電着
塗装での耐水密着性、耐塩水噴霧性および黒錆性能が悪
い。
の結果から明らかな如く、比較例1〜3のスプレー法お
よびスプレーディップ法では、外面は均一良好皮膜にな
るが内面は黄錆および/または鉄系皮膜を含む不均一皮
膜になり、また外面の均一良好皮膜でもカチオン型電着
塗装での耐水密着性、耐塩水噴霧性および黒錆性能が悪
い。
それに比べて本発明方法では、内外面共に正常な均一緻
密良好皮膜が生じ、しかもカチオン型電着塗装での耐水
密着性、耐塩水噴霧性および黒錆性能が良好である。
密良好皮膜が生じ、しかもカチオン型電着塗装での耐水
密着性、耐塩水噴霧性および黒錆性能が良好である。
実施例 4〜6
実施例1〜3と同様の方法で市販の冷間圧延鋼(7ox
150xO−8mm)の試験板を脱脂、水洗、表面調整
し、次いでZn1.2?/11CoO,1グll、PO
414g/J、ClO30,3r/l、N0357/l
およびm−ニトロベンゼンスルホン酸0.4F/Jを含
むリン酸塩化成処理液で全酸度17ポイント、遊離酸度
O,Jポイントおよび温度50℃において、30〜90
秒間浸漬処理し、続いて5〜60秒間スプレー処理した
。
150xO−8mm)の試験板を脱脂、水洗、表面調整
し、次いでZn1.2?/11CoO,1グll、PO
414g/J、ClO30,3r/l、N0357/l
およびm−ニトロベンゼンスルホン酸0.4F/Jを含
むリン酸塩化成処理液で全酸度17ポイント、遊離酸度
O,Jポイントおよび温度50℃において、30〜90
秒間浸漬処理し、続いて5〜60秒間スプレー処理した
。
その後実施例1〜3と同様に操作し、各種試験を行い、
その結果を第2表に示す。
その結果を第2表に示す。
比較例 4〜7
実施例4〜6と同じリン酸塩化成処理液でもって、試験
板を2分間すべてスプレー処理すること(比較例4)、
10秒間スプレー処理した後2分間浸漬処理すること(
比較例5)、30秒間スプレー処理した後2分間浸漬処
理すること(比較例6)、およびZn2.0?/lであ
る以外は同じ処理液で2分間浸漬処理した後5秒間スプ
レー処理すること(比較例7)以外は、同様にしてリン
酸塩処理しそして塗装を行い、その性能を実施例4〜6
と同様に試験した。
板を2分間すべてスプレー処理すること(比較例4)、
10秒間スプレー処理した後2分間浸漬処理すること(
比較例5)、30秒間スプレー処理した後2分間浸漬処
理すること(比較例6)、およびZn2.0?/lであ
る以外は同じ処理液で2分間浸漬処理した後5秒間スプ
レー処理すること(比較例7)以外は、同様にしてリン
酸塩処理しそして塗装を行い、その性能を実施例4〜6
と同様に試験した。
その結果を第2表に示す。第2表および参考写真7〜1
3の結果から明らかな如く、比較例4〜6のスプレー法
およびスプレーディップ法では、外面は均一良好皮膜に
なるが内面は黄錆および/または鉄系皮膜を含む不均一
皮膜になり、また比較例7の処理液中亜鉛イオン量が多
いディツプスプレー法は、内外面共に均一皮膜になるが
、皮膜結晶は比較例4〜6の外面と同様に葉状の結晶と
なりしかもカチオン型電着塗装での耐水密着性、耐塩水
噴霧性および黒錆性能において悪い結果である。
3の結果から明らかな如く、比較例4〜6のスプレー法
およびスプレーディップ法では、外面は均一良好皮膜に
なるが内面は黄錆および/または鉄系皮膜を含む不均一
皮膜になり、また比較例7の処理液中亜鉛イオン量が多
いディツプスプレー法は、内外面共に均一皮膜になるが
、皮膜結晶は比較例4〜6の外面と同様に葉状の結晶と
なりしかもカチオン型電着塗装での耐水密着性、耐塩水
噴霧性および黒錆性能において悪い結果である。
また、比較例4〜6も悪い結果であった。
それに比べて本発明方法を行えば、浸漬時間が30秒、
60秒、90秒共に内外面正常な均一緻密良好皮膜にな
り、しかもカチオン型電着塗装での耐水密着性、耐塩水
噴霧性および黒錆性能すべてにおいて良い結果を得た。
60秒、90秒共に内外面正常な均一緻密良好皮膜にな
り、しかもカチオン型電着塗装での耐水密着性、耐塩水
噴霧性および黒錆性能すべてにおいて良い結果を得た。
比較例 8
実施例1〜3と同じリン酸塩化成処理液でもって、試験
板を90秒間すべて浸漬処理すること以外は、同様にし
てリン酸塩処理しそして塗装を行い、その性能を実施例
1〜3と同様に試験した。
板を90秒間すべて浸漬処理すること以外は、同様にし
てリン酸塩処理しそして塗装を行い、その性能を実施例
1〜3と同様に試験した。
その結果を第3表に示す。
比較例 9〜16
第4表に示す処理液組成および処理条件にて90秒間浸
漬処理した後10秒間スプレー処理すること以外は、実
施例1〜3と同様にしてリン酸塩処理しそして塗装を行
い、その性能を実施例1〜3と同様に試験した。
漬処理した後10秒間スプレー処理すること以外は、実
施例1〜3と同様にしてリン酸塩処理しそして塗装を行
い、その性能を実施例1〜3と同様に試験した。
その結果を第3表に示す。第3表の比較例8の結果を第
1表の実施例3の結果と比較すると明らかな如く、単に
浸漬処理のみを採用したのでは、均一緻密で良好な皮膜
を得られるが、スラッジ付着が多く、またカチオン型電
着塗装での耐水密着性、耐塩水噴霧性および黒錆性能の
いずれもが実施例3に比べて悪い。
1表の実施例3の結果と比較すると明らかな如く、単に
浸漬処理のみを採用したのでは、均一緻密で良好な皮膜
を得られるが、スラッジ付着が多く、またカチオン型電
着塗装での耐水密着性、耐塩水噴霧性および黒錆性能の
いずれもが実施例3に比べて悪い。
また、第3表の比較例9〜16の結果から明らかな如く
、本発明に規定の浸漬処理次いでスプレー処理に従って
リン酸塩化成処理を実施しても、使用する処理液の各成
分が各々本発明の規定範囲を逸脱していると、多くの場
合良好な皮膜が得られず、またカチオン型電着塗装にお
いても耐水密着性、耐塩水噴霧性および黒錆性能のいず
れもが悪い。
、本発明に規定の浸漬処理次いでスプレー処理に従って
リン酸塩化成処理を実施しても、使用する処理液の各成
分が各々本発明の規定範囲を逸脱していると、多くの場
合良好な皮膜が得られず、またカチオン型電着塗装にお
いても耐水密着性、耐塩水噴霧性および黒錆性能のいず
れもが悪い。
良好な皮膜が得られる場合にあっても、やはりカチオン
型電着塗装における各性能が実施例に比べて悪い。
型電着塗装における各性能が実施例に比べて悪い。
なお、比較例12にあっては、PO4イオンを規定量以
上含有せしめた処理液を採用する例であるが、実施例1
〜3と同程度の性能しか得られず、上述の如く薬品の使
用量が多くなるだけである。
上含有せしめた処理液を採用する例であるが、実施例1
〜3と同程度の性能しか得られず、上述の如く薬品の使
用量が多くなるだけである。
第1図は本発明の実施例で使用する処理装置の簡略断面
図、第2図は第1図装置に使用する試験板とそのバンガ
ーの分解斜視図であって、3はバンガー、4,5は試験
板を示す。
図、第2図は第1図装置に使用する試験板とそのバンガ
ーの分解斜視図であって、3はバンガー、4,5は試験
板を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属表面を亜鉛イオン0.5〜1.5P/J、リン
酸イオン5〜309/7および亜硝酸イオン0.01〜
0.2g/lおよび/またはm−ニトロベンゼンスルホ
ン酸イオン0.05〜2g/7を生成分とする酸性リン
酸塩処理液でもって、処理液温度40〜70℃で、まず
15秒間以上浸漬処理し続いて2秒間以上スプレー処理
し、次いでカチオン型電着塗料で塗装することを特徴と
する金属表面の保護方法。 2 酸性リン酸塩処理液が硝酸イオン1〜10g/lお
よび/または塩素酸イオン0.05〜2g/lを含むも
のである上記第1項記載の方法。 3 酸性リン酸塩処理液がニッケルイオンおよび/また
はコバルトイオンを0.05〜2g/l含むものである
上記第1項または第2項記載の方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54015839A JPS5811513B2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 金属表面の保護方法 |
DE19803004927 DE3004927A1 (de) | 1979-02-13 | 1980-02-09 | Verfahren zur phosphatierung von metallen |
US06/121,168 US4292096A (en) | 1979-02-13 | 1980-02-13 | Phosphating process of metal surface |
BE0/199385A BE881703A (fr) | 1979-02-13 | 1980-02-13 | Procede de phosphatation d'une surface metallique |
FR8003185A FR2449135A1 (fr) | 1979-02-13 | 1980-02-13 | Procede pour la phosphatation d'une surface metallique destinee a etre revetu par electrodeposition |
GB8004847A GB2044805B (en) | 1979-02-13 | 1980-02-13 | Process for phosphating metal surface |
US06/251,147 US4419147A (en) | 1979-02-13 | 1981-04-06 | Phosphating process of metal surface |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54015839A JPS5811513B2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 金属表面の保護方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63300764A Division JPH01208473A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 金属表面の保護方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55107784A JPS55107784A (en) | 1980-08-19 |
JPS5811513B2 true JPS5811513B2 (ja) | 1983-03-03 |
Family
ID=11899995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54015839A Expired JPS5811513B2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 金属表面の保護方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4292096A (ja) |
JP (1) | JPS5811513B2 (ja) |
BE (1) | BE881703A (ja) |
DE (1) | DE3004927A1 (ja) |
FR (1) | FR2449135A1 (ja) |
GB (1) | GB2044805B (ja) |
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JPH0434332U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-23 | ||
JPH0446008Y2 (ja) * | 1984-10-13 | 1992-10-29 |
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