JPS5810806Y2 - 採光窓 - Google Patents

採光窓

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Publication number
JPS5810806Y2
JPS5810806Y2 JP1979163430U JP16343079U JPS5810806Y2 JP S5810806 Y2 JPS5810806 Y2 JP S5810806Y2 JP 1979163430 U JP1979163430 U JP 1979163430U JP 16343079 U JP16343079 U JP 16343079U JP S5810806 Y2 JPS5810806 Y2 JP S5810806Y2
Authority
JP
Japan
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light
cover
present
window
dome
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979163430U
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English (en)
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JPS5679531U (ja
Inventor
宏 伊藤
芳彦 柴田
Original Assignee
日本板硝子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は採光効率を高めた採光窓に関する。
古来から建屋に天窓を設けた外光を採り入れる方式は、
多く見受けられるが近年省エネルギーの観点から再び注
目されるようになった。
この天窓を構成する場合、透光カバーとしては第6図に
示すように平板状のカバー材100(例えば網入板ガラ
ス)か又は第7図に示すような全体に等肉厚の半球面カ
バー材101が使用されている。
しかしながら、第8図の如く平板状の透光カバーでは、
外光102の入射θ角が大になるほど透光カバー100
表面での反射量が大となってその分屋内への透過光10
3の光量が減少する(例えば透光カバー100がガラス
の場合、入射角θ=80°で反射率0.4)ため、水平
に近い斜め方向からの自然光を十分活用できないという
欠点がある。
また第9図のような半球面の透明カバー101では斜め
方向から来る光線もカバー101の表面に対し、はぼ垂
直に入射することになるため表面での反射による光量ロ
スは小さいものの、やはり水平方向から来る外光は採り
入れることはできない。
またあらゆる方向から来る自然光104はそのままの分
散状態で屋内へ入るため、特に曇天の日は十分な照度が
得られず、また太陽直射光の移動に伴なって屋内特定場
所の明るさが1日の内で極端に変化し、調光が煩しいと
いう問題が残されている。
本考案は上述の問題点を解決し、自然光を効率よく採り
入れて屋内要所へ集中させ、太陽直射光は拡散させるよ
うにした採光窓構造を提供するものである。
すなわち本考案(i、窓開口を塞ぐ透光カバーを、屋外
へ突出するドーム型をなし、カバーの肉厚が、側縁にお
いて最大であり、中央部に向って漸減されていることを
要旨とする。
以下本考案を図面に示した実施例に基づき詳しく説明す
る。
第1図は本考案に係る採光窓の断面図であり、建屋天井
開口部1に固定した枠体2に透明ガラスあるいは透明プ
ラスチックからなる透光カバー3を取り付けて構成され
る。
透光カバー3は屋外へ突出するドーム型をなしており、
その肉厚は側縁3Aを最も厚くし中央部(ドーム頂上)
3Bに向けて漸減させて凹レンズ状の変化を与えである
すなわち、カバー3の外表面は01点を中心とする半球
面とし、内表面は01点よりも上方の02点を中心とす
る球面としである。
上記構造によれば、等肉厚であれば屋内へ入らない水平
方向から側縁近傍に入射する光線4Aでも屈折によって
屋内へ確実に採光される。
また、中央から側縁3Aに近いほど光の屈折角は大とな
るので透光カバー3の外表面の各法線方向から入射して
くる自然光4B、4C・・・・・・は、垂直軸線5を中
心として比較的狭い角度範囲内に集光され、透光カバー
の下方個所が集中的に効率良く照光される。
一方、平行光線で斜めに入射する太陽直射光6は透光カ
バー3の凹レンズ効果で広い範囲に拡散され、しかも前
述した自然光と同様にして入射光軸よりも屋内側へ向け
て屈折されるため、従来に比して屋内での太陽直射光照
射範囲は広がるとともにその移動範囲は挟まり、安定し
た採光を行なうことができる。
第2図に本考案に係るさらに他の透光カバー3の構造例
を示す。
本例では半球面でドーム型を形成する代りに半球面に近
似させた多面体でドーム型に形成し、側縁3Aに近い部
分はど厚肉とするとともに根元部分10の内外面のなす
くさび角θ1を中間部分11の内外面のなすくさび角θ
2よりも大とし、且つ頂上部分12は平板状として各部
分10.11.12に透過光屈折角に差を与えたもので
あり、かかる構造によっても第1図のものとほぼ同等の
効果が得られる。
なお、本考案に係る透光カバー3は第3図あるいは第4
図に示すようにドーム頂上を通る中心軸線に対し対称形
状に形成する以外に、第5図に示すように横断面形状を
上述図示側構造として長手方向には同一断面形状を連続
させたカマボコ状のドーム型に形成することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は本考
案に係る透光カバーの他の構造例を示す断面図、第3図
ないし第5図は本考案に係る透光カバーの種々の外形状
例を示す斜視図、第6図および第7図は従来の採光窓構
造を示す断面図であり、図中3は透光カバー、3Aは側
縁、4A、4B、4Cは自然光光線、6は太陽直射光光
線をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓開口を塞ぐ透光カバーが、屋外へ突出したドーム型を
    なし、カバーの肉厚が側縁において最大であり、中央部
    に向って、漸減されていることを特徴とする採光窓。
JP1979163430U 1979-11-26 1979-11-26 採光窓 Expired JPS5810806Y2 (ja)

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JP1979163430U JPS5810806Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26 採光窓

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JP1979163430U JPS5810806Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26 採光窓

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JPS5679531U JPS5679531U (ja) 1981-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6155878B2 (ja) * 2013-06-14 2017-07-05 岩崎電気株式会社 光学レンズ装置及び照明器具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045637U (ja) * 1973-08-04 1975-05-08

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JPS5045637U (ja) * 1973-08-04 1975-05-08

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