JPH10327381A - 映像情報の再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体 - Google Patents

映像情報の再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体

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JPH10327381A
JPH10327381A JP9235125A JP23512597A JPH10327381A JP H10327381 A JPH10327381 A JP H10327381A JP 9235125 A JP9235125 A JP 9235125A JP 23512597 A JP23512597 A JP 23512597A JP H10327381 A JPH10327381 A JP H10327381A
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JP
Japan
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video
unit
program
information
control program
Prior art date
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JP9235125A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakai
浩 酒井
Taiichiro Izumi
泰一郎 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、標準的な情報体系の制御情報を持
つことでプログラムの開発・検証を容易にし、かつ再生
機能に拡張性をもたせた、カスタマイズ性の高い文字情
報を含めた映像情報の記録及び再生を可能にした、映像
情報の再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体を
提供することを課題とする。 【解決手段】映像再生装置100内の制御プロセッサ1
01は、リードオンリメモリ103、及びメインメモリ
102に格納されている当該制御プロセッサ用の機械語
命令を実行し、制御バスを介してDVD読出装置104
をはじめとする各構成要素の状態を調べたり、所定の動
作を指示することにより、DVDに記録されている映像
の再生、及びその単位映像に対応付けされた文字情報の
再生等、システム全体の制御を司る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCD−RO
Mプレーヤ、DVDプレーヤ等の高密度回転記録媒体を
ドライブ対象とする画像・映像再生装置に適用される映
像情報の再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体
に係るもので、特に、利用者に再生方法の選択をさせた
り、予め記録されている動画像と再生時点に作成するコ
ンピュータグラフィクスの重ね合わせ等、再生機能の高
機能化、拡張化を図った映像情報の再生表示方法及び映
像情報を記録した記録媒体に関する。
【0002】また、本発明は、連続する長時間データス
トスリームの映像を単位映像に分割し、開放された標準
的な言語等を用いた単位映像再生制御プログラムを使っ
て映像及び文字情報を制御することにより、映像の再生
に合わせて字幕等の文字情報を再生することができるよ
うにした映像情報の再生表示方法及び映像情報を記録し
た記録媒体に関する。
【0003】また、本発明は、連続するデータストリー
ムの単位映像の間隙部分に文字情報を生成するための単
位映像再生制御プログラムが介在された映像情報記録媒
体の再生表示装置に関する。
【0004】
【従来の技術】DVDプレーヤは、VTR(ビデオテー
プレコーダ)と異なり、記録媒体のランダムアクセスが
可能であるため、例えば動画像の再生途中で利用者にメ
ニュー画面を提示し、予め用意した選択枝の中から選択
されたものに応じて、それ以降の再生内容を変えられ
る、所謂マルチストーリを実現している。
【0005】DVDに於いては、記録媒体がランダムア
クセス可能であるという特徴を活かすために、再生を制
御するための各種のフォーマットが定義されている。そ
して、DVDプレーヤに内蔵されている制御プロセッサ
が記録媒体から読み出された情報の中から、フォーマッ
ト情報を抽出し、それに基づいて、メニューを表示した
り、記録媒体から読み出す位置を変えたりするようにな
っている。
【0006】従来、上記したDVDプレーヤに於いて
は、二つの大きな問題がある。その第一の問題として、
種々のトリックプレイ(再生)を可能にするため、フォ
ーマットが非常に複雑化していることであり、そのため
すべてのフォーマットを仕様通りに再生表示するプログ
ラムの開発・検証が難しいという問題がある。また、第
二の問題として、現在のフォーマット仕様で規定される
方法でしか再生表示できないという拡張性のなさに問題
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
DVDプレーヤに於いては、フォーマットが非常に複雑
化していることから、すべてのフォーマットを仕様通り
に再生表示するプログラムの開発・検証が難しいという
問題があり、また、現在のフォーマット仕様で規定され
る方法でしか再生表示ができず拡張性に乏しいという問
題があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
標準的な情報体系の制御情報を持つことでプログラムの
開発・検証を容易にし、かつ再生機能に拡張性をもたせ
た、カスタマイズ性の高い文字情報を含めた映像情報の
記録及び再生を可能にした、映像情報の再生表示方法及
び映像情報を記録した記録媒体を提供することを目的と
する。
【0009】また、本発明は、映像への文字列の合成表
示を細かく制御することができる映像情報の再生表示方
法及び映像情報を記録した記録媒体を提供することを目
的とする。
【0010】また、本発明は、制御プロセッサの機種の
制限を排除して汎用性を高めた文字情報を扱う映像情報
の再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体を提供
することを目的とする。
【0011】また、本発明は、字幕文字のフォントやそ
れを使用した文字の出力機能などを共有プログラム化す
ることで、単位映像再生制御プログラムサイズを小さく
して、単位映像再生制御プログラムのロード時間を短縮
でき、処理の簡素化、高速化が図れる映像情報の再生表
示方法及び映像情報を記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0012】また、本発明は、単位映像再生制御プログ
ラムの一方のプログラムコードで利用者に何らかの選択
操作を行なわせ、他方のプログラムコードでその操作に
応じた再生表示を可能にした映像情報の再生表示方法及
び映像情報を記録した記録媒体を提供することを目的と
する。
【0013】また、本発明は、利用者が再生表示する順
序を任意に決めることができ、一般的なメニューによる
映像の再生、及び映像の再生途中で利用者にストーリー
を選択させるマルチストーリーが実現できる映像情報の
再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0014】また、本発明は、一般に開放された標準的
な言語等を用いた単位映像再生制御プログラムを用い
て、早送り再生の場合に、粗筋が掴み易いように字幕の
文字を長めに表示できる映像情報の再生表示方法及び映
像情報を記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0015】また、本発明は、一般に開放された標準的
な言語等を用いた単位映像再生制御プログラムのデータ
として多種類の言語の字幕を保持できるとともに、利用
者が字幕に使用する言語の種類を任意に選択できる映像
情報の再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体を
提供することを目的とする。
【0016】また、本発明は、一般に開放された標準的
な言語等を用いた単位映像再生制御プログラムにより利
用者が字幕として表示する文字の大きさやフォントを任
意に選択できる映像情報の再生表示方法及び映像情報を
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、標準的な情報体系の制御
情報を持つことで再生機能に拡張性をもたせた、カスタ
マイズ性の高い文字情報を含めた映像情報の記録及び再
生が可能な映像情報記録媒体の再生表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続するデー
タストリームの単位映像Fi-1,Fiの間隙部分に、標
準的な情報体系の制御情報を持つ、文字情報を生成する
ための単位映像再生制御プログラムPiを介在すること
で、プログラムの開発・検証を容易にし、かつ再生機能
に拡張性をもたせたカスタマイズ性の高い文字情報を含
めた映像情報の記録再生を可能にしたことを特徴とす
る。
【0019】また、本発明は、連続する長時間データス
トスリームの映像を単位映像に分割し、開放された標準
的な言語等を用いた単位映像再生制御プログラムを使っ
て映像及び文字情報を制御することにより、映像の再生
に合わせて字幕等の文字情報を再生することができるよ
うにしたことを特徴とする。
【0020】即ち、本発明は、単位映像再生制御プログ
ラム実行用のプロセッサと、前記プロセッサが使用する
ランダムアクセスメモリと、連続するデータストリーム
の単位映像Fi-1,Fiの間隙部分に文字情報を生成す
るための単位映像再生制御プログラムPiが介在された
映像情報記録媒体の読出装置と、前記単位映像再生制御
プログラムに含まれる情報をもとに文字情報を生成し出
力する単位映像復元回路と、単位映像再生制御プログラ
ムによる文字情報の出力に供されるグラフィックメモリ
と、前記単位映像復元回路の出力信号と前記グラフィッ
クメモリの出力信号とを合成する信号合成部とを備えて
なる映像再生装置に使用される映像情報の再生表示方法
であって、単位映像Fiを再生表示するとき、前記記録
媒体から単位映像Fiの読み出しに際し、単位映像再生
制御プログラムPiを読出し前記ランダムアクセスメモ
リに格納して、その後、前記記録媒体から読み出された
単位映像Fiに基づく映像信号の生成処理と、ランダム
アクセスメモリに格納された単位映像再生制御プログラ
ムPiで実行される文字情報生成処理を並行して実行
し、前記映像信号の生成処理で生成される映像信号と前
記文字情報の生成処理で生成される映像信号とを合成し
映像再生装置に出力することを特徴とする。
【0021】また、本発明は、連続する一連のデータス
トリームによる映像情報を格納する記録媒体であって、
連続して再生される一連のデータストリームによる映像
情報を所定情報量の単位映像Fi(i=1 N)に分割し、
この単位映像Fi-1,Fiの間隙部分に文字情報を生成
するための単位映像再生制御プログラムPiを介在させ
て、これらの組み合わせによる一連のデータストリーム
を記録し、前記単位映像Fiの再生が予め決められたと
ころまで進むと、前記単位映像再生制御プログラムPi
が、当該プログラムに内蔵されている情報をもとに文字
情報を生成する機能を実現するプログラムを含む情報を
記録した映像情報の記録媒体を特徴とする。
【0022】また、上記映像情報の再生表示方法、及び
記録媒体に於いて、単位映像再生制御プログラムがもつ
文字情報を生成するためのデータには、少なくとも数値
データの転送命令、2つの数値データの算術命令、比較
命令や条件分岐命令等の命令セットのいずれかが含まれ
ることを特徴とする。
【0023】また、上記映像情報の再生表示方法、及び
記録媒体に於いて、単位映像は、動画又は静止画の一連
のデータストリームをフレームを最小単位とした1シー
ン又は複数シーンの大きさに分割してなることを特徴と
する。
【0024】上記したような映像情報の再生表示方法、
及び映像情報を記録した記録媒体により、単位映像Fi
を再生する前に単位映像再生制御プログラムPiがメイ
ンメモリ内に格納され、その後、上記記録媒体から単位
映像Fiを読み出して映像信号を再生する処理しなが
ら、単位映像再生制御プログラムPiが単位映像Fiの
再生の進み具合に合わせて文字列を出力し、それらの映
像信号が合成されて出力されることから、単位映像再生
制御プログラムPiが、文字列として映画の字幕(例え
ば吹替えなしの映画や聴覚障害者向け等)、美術品の映
像に付加する解説文(例えば聴覚障害者向け等)、皿に
は歌謡曲の歌詞などを容易に記録し再生表示することが
できる。この際、単位映像再生制御プログラムPiの構
成要素である各命令は、数値データの転送命令や2つの
数値データの算術命令や比較命令等であるため、それを
正しく実行するような制御プロセッサのプログラム開発
の負担が軽減される。また、映像作成者は、例えばC言
語等の高級プログラミング言語を使い、単位映像Fiの
進み具合に合わせて文字列を出力する単位映像再生制御
プログラムPiのソースプログラムを作成し、それをC
言語コンパイラ等でコンパイルして制御プロセッサが実
行可能なオブジェクトプログラムPiを開発することが
可能となるので、映像への文字列の合成表示を細かく制
御することが可能となる。
【0025】また、本発明は、上記映像情報の再生表示
方法、及び映像情報を記録した記録媒体に於いて、単位
映像再生制御プログラムPiのプログラムコード(P
i)を構成する命令は、制御プロセッサの種類によらな
い仕様とし、前記プログラムコードの実行はインタプリ
タによるものであることを特徴とする。
【0026】これにより制御プロセッサの機種の制限が
なくなり、汎用の機器構成で容易にシステムを構築でき
る。また、本発明は、上記映像情報の再生表示方法、及
び映像情報を記録した記録媒体に於いて、単位映像再生
制御プログラムを構成する少なくとも2つのプログラム
コード(Pi),(Pj)から共通に使用される共有プ
ログラムをメインメモリ内の各プログラムコードとは別
の領域に格納することを特徴とする。
【0027】これにより、字幕文字のフォントやそれを
使用した文字の出力機能などを共有プログラムとするこ
とで、各プログラムコード(Pi)のサイズが小さくな
り、単位映像再生制御プログラムのロード時間を短縮で
きる。
【0028】また、本発明は、上記映像情報の再生表示
方法、及び映像情報を記録した記録媒体に於いて、単位
映像再生制御プログラムを構成する少なくとも2つのプ
ログラムコード(Pi),(Pj)は、メインメモリ上
に共通のデータ領域を有し、一方で変化させたデータを
他方で参照できることを特徴とする。
【0029】これにより、一方のプログラムコードで利
用者に何らかの選択をさせ、他方のプログラムコードで
それに応じた再生表示が可能となる。また、本発明は、
上記映像情報の再生表示方法、及び映像情報を記録した
記録媒体に於いて、少なくとも一つのプログラムコード
(Pi)は、利用者に映像の再生順序に関する選択をさ
せるための機能を有し、少なくとも一つの他のプログラ
ムコード(Pj)は、上記プログラムコード(Pi)に
より利用者が選択した内容に従って、次に再生表示する
ための単位映像再生制御プログラムと単位映像の組を決
定するものであることを特徴とする。
【0030】これにより、利用者が、再生表示する順序
を自由に決めることができ、一般的なメニューによる映
像の再生、及び映像の再生途中で利用者にストーリーを
選択させるマルチストーリーが実現できることから、例
えば、語学教材の場合、二人の会話の場面で、いずれの
人の会話を練習するかを決める等の機能を実現できる。
【0031】また、本発明は、上記映像情報の再生表示
方法、及び映像情報を記録した記録媒体に於いて、少な
くとも一つのプログラムコード(Pi)は、単位映像F
iの再生表示速度が標準の再生速度より大きい場合、表
示中の文字情報を消すタイミングを標準の再生速度の場
合より遅めにすることを特徴とする。
【0032】これにより、早送り再生の場合に、字幕の
文字が長めに表示されるため、粗筋が掴み易くなる機能
を実現できる。また、本発明は、上記映像情報の再生表
示方法、及び映像情報を記録した記録媒体に於いて、少
なくとも一つのプログラムコード(Pi)は、利用者に
字幕に使用する言語の種類を選択させる機能を有し、少
なくとも他の一つのプログラムコード(Pj)は、単位
映像再生制御プログラムにより利用者が選択した内容に
従って字幕を表示するものであることを特徴とする。
【0033】これにより、利用者が利用者に字幕に使用
する言語の種類を選択できる。字幕の文字数はあまり多
くないので、プログラムコード(Pi)のデータとして
多種類の言語の字幕を保持し、実際に表示するのはプロ
グラムコードで1種類とする機能が容易に実現できる。
【0034】また、本発明は、上記映像情報の再生表示
方法、及び映像情報を記録した記録媒体に於いて、少な
くとも一つのプログラムコード(Pi)は、利用者に字
幕として表示する文字の大きさを選択させる機能を有
し、少なくとも他の一つのプログラムコード(Pj)
は、単位映像再生制御プログラムにより利用者が選択し
た内容に従って字幕を表示するものであることを特徴と
する。
【0035】これにより、利用者が字幕として表示する
文字の大きさやフォントを選択でき、利用者に視覚障害
がある場合や字幕が不要である場合に有効な文字情報再
生機能を実現できる。
【0036】また、本発明は、上記映像情報の再生表示
方法、及び映像情報を記録した記録媒体に於いて、少な
くとも一つのプログラムコード(Pi)は、映像の上に
利用者に何らかの選択をさせるためのグラフィックス画
面をオーバレイで表示することを特徴とする。
【0037】これにより、字幕の場合と同様に、選択画
面を多種類の画面に対応させることができる。また、本
発明は、連続するデータストリームの単位映像の間隙部
分に文字情報を生成するための単位映像再生制御プログ
ラムが介在された映像情報記録媒体の再生表示装置であ
って、前記単位映像情報を読み込み、再生処理する手段
と、前記単位映像再生制御プログラムを読み込み、当該
単位映像再生制御プログラムに含まれる情報をもとに文
字情報を生成する手段と、前記再生処理された映像と前
記生成された文字情報とを相互に対応付けて合成処理す
る手段とを備えてなることを特徴とする。
【0038】これにより、標準的な情報体系の制御情報
を持つことで、再生機能に拡張性をもたせた、カスタマ
イズ性の高い文字情報を含めた映像情報の記録及び再生
が可能なシステムを構築できる。
【0039】上記した本発明の映像情報の再生表示方
法、または映像情報を記録した記録媒体、または映像情
報記録媒体の再生表示装置を用いることにより、標準的
な情報体系の制御情報を持つことでプログラムの開発・
検証を容易にし、かつ再生機能に拡張性をもたせた、カ
スタマイズ性の高い文字情報を含めた映像情報の記録及
び再生が可能なシステムを構築できる。
【0040】また、映像への文字列の合成表示を細かく
制御することができとともに、制御プロセッサの機種の
制限を排除して汎用性を高めることができる。また、字
幕文字のフォントやそれを使用した文字の出力機能等を
共有プログラム化することで、単位映像再生制御プログ
ラムサイズを小さくして、単位映像再生制御プログラム
のロード時間を短縮できることから、処理の簡素化、高
速化が図れる。
【0041】また、単位映像再生制御プログラムの一方
のプログラムコードで利用者に何らかの選択操作を行な
わせ、他方のプログラムコードでその操作に応じた再生
表示を可能にするとともに、利用者が再生表示する順序
を任意に決めることができることから、一般的なメニュ
ーによる映像の再生、及び映像の再生途中で利用者にス
トーリーを選択させるマルチストーリーが実現でき、更
に早送り再生の場合に、粗筋が掴み易いように字幕の文
字を長めに表示できることから、使い勝手の良い機能拡
張されたシステムが実現できる。
【0042】また、一般に開放された標準的な言語等を
用いた単位映像再生制御プログラムのデータとして多種
類の言語の字幕を保持できるとともに、利用者が字幕に
使用する言語の種類を任意に選択でき、更に利用者が字
幕として表示する文字の大きさやフォントを任意に選択
できることから、使い勝手の良い機能拡張されたシステ
ムが実現できる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明の実施形態によるシステ
ムの構成を示すブロック図である。図中、100は本発
明の実施形態によるシステムの中枢をなす映像再生装置
である。この映像再生装置100は、制御プロセッサ1
01、メインメモリ102、リードオンリメモリ(RO
M)103、DVD読出装置104、映像信号伸張回路
105、ビデオRAM−A106、ビデオRAM−B1
07、ビデオ信号生成回路108、リアルタイムクロッ
ク109、赤外線受光回路110等の各構成要素をも
ち、その各各構成要素がバス111、及び各種の信号線
によって接続されている。
【0044】また、画像信号線112、及び音声信号線
113によって、テレビモニタ200と接続されてい
る。利用者はリモコン(リモートコントローラ)201
を使用して、映像再生装置100に映像の再生開始や終
了などの指示を出すことができる。
【0045】映像再生装置100に於いて、制御プロセ
ッサ101は、リードオンリメモリ103、及びメイン
メモリ102に格納されている当該制御プロセッサ用の
機械語命令を実行し、制御バスを介してDVD読出装置
104をはじめとする各構成要素の状態を調べたり、所
定の動作を指示することにより、DVDに記録されてい
る映像の再生等、システム全体の制御を司る。この実施
形態に於いては、図4に示すようなパワーオン時の初期
化処理、及びその処理内に於ける図5に示すようなDV
D再生処理の制御を司る。
【0046】尚、上記DVDの記録形式(単位映像Fi
と単位映像制御プログラムPiの関係)は図6に示さ
れ、DVD再生時のタイムチャートは図7に示されてい
る。上記図1に示すメインメモリ102の領域構成例を
図2に示し、同じくリードオンリメモリ103の領域構
成例を図3に示す。
【0047】メインメモリ102は、図2に示すよう
に、DVDから読み出された単位映像再生制御プログラ
ムを格納するプログラム命令領域120、単位映像再生
制御プログラムが使用するデータを格納するプログラム
データ領域121、あるDVDを再生する間、継続的に
使用されるサブルーチン群を格納する共有ライブラリ命
令領域122、及び共有ライブラリデータ領域123等
で構成される。但し、これらの領域は固定的に割り付け
られるものではなく、あるDVDの再生を開始する際、
各領域の大きさが決めら、そのDVDの再生が終了する
まで各領域の大きさは変わることがない。
【0048】リードオンリメモリ103は、制御プロセ
ッサ101が実行する機械語命令列の格納領域として使
用されるもので、図3に示すように、電源投入時からD
VDの再生を開始するまでの処理を行なうパワーオン時
初期化プログラム130、本発明に係る記録フォーマッ
トのDVDを再生する際に使用されるDVD再生プログ
ラム131、後述する単位映像再生制御プログラムが例
えばJava仮想マシンである場合に使用されるJav
a実行環境(バイトコードインタプリタ)132、基本
入出力ルーチン(BIOS)133等のプログラム領域
をもつ(尚、Javaはサンマイクロシステムズ社の商
品名)。
【0049】DVD読出装置104は、ステータスレジ
スタとコマンドレジスタ(図示せず)を備える。制御プ
ロセッサ101がステータスレジスタをリードすること
により、現在、DVDが装填されているか否か等、DV
D読出装置104の状態を知ることができる。
【0050】また、DVD読出装置104は、制御プロ
セッサ101がコマンドレジスタに値を書き込むことに
より、現在装填されているDVDをイジェクトしたり、
DVDのあるセクタから指定されたセクタ数だけデータ
を6Mbit/秒程度の速度のビット列として読み出し、そ
れをバス111を経由してメインメモリ102に書き込
んだり、あるいは専用の信号線を経由して上記ビット列
を映像信号伸張回路105に送る。
【0051】映像信号伸張回路105は、DVD読出装
置104から送られてくるビット列(MPEG2形式で
エンコードされたデータ)をデコードし、画像情報をビ
デオRAM−A106に書き込むとともに、音声情報は
アナログの音声信号に音声信号線に出力する。
【0052】DVD読出装置104から送られてくるビ
ット列は、必ずしも一定した速度で間断無く供給される
わけではないので、映像信号伸張回路105は、途切れ
のない映像を再生するために内部にバッファ(図示せ
ず)を備える。
【0053】映像信号伸張回路105は、ステータスレ
ジスタ(図示せず)を備えるもので、制御プロセッサ1
01がそのステータスレジスタをリードすることによ
り、現在再生中の映像情報のシーケンス番号を知ること
ができる。
【0054】ビデオRAM−A106は、横704画素
×縦480画素で、各画素は、赤・青・緑それぞれ6ビ
ットのメモリで構成され、映像信号伸張回路105がデ
コードした動画像を毎秒30フレーム程度の頻度で書き
込む。
【0055】ビデオRAM−B107も、横704画素
×縦480画素で、各画素は、赤・青・緑それぞれ6ビ
ットのメモリで構成される。制御プロセッサ101がバ
ス111を経由してデータを書き込むことにより、任意
の画像を表示できる。
【0056】ビデオ信号生成回路108は、ビデオRA
M−A106とビデオRAM−B107の対応する画素
の情報をほぼ同時に読み出し、ビデオRAM−B107
に何らかのデータが書き込まれている場合には、ビデオ
RAM−B107のデータを使って、また、それ以外の
場合には、ビデオRAM−A106のデータを使ってビ
デオ信号を生成し、画像信号線112に出力する。
【0057】リアルタイムクロック109は、現在の時
刻を保持する一種のカウンタでありバックアップ用メモ
リを用いて構成される。制御プロセッサ101は、その
カウンタ内容を読み出すことにより、現在の日時を、例
えば秒単位で知ることができる。
【0058】赤外線受光回路110は、利用者がリモコ
ンの各種ボタンを押した時に、リモコン201が発する
赤外線を受光する。赤外線受光回路110はステータス
レジスタ(図示せず)を備える。制御プロセッサ101
は、ステータスレジスタをリードすることにより、何
時、どのボタンが押されたかを検知できる。
【0059】利用者は、映像再生装置100に要求を伝
えるための道具として、リモコン201を使用する。映
像再生装置100の電源オン/オフや、映像再生開始、
一時停止等を指示するための専用ボタンを備えるほか、
テレビモニタ200に表示されたメニュー画面から希望
の項目を選択したり、画像上のある位置を指し示すため
に、テレビモニタ200に表示されたカーソルを上下左
右に移動させるためのボタンを備える。
【0060】次に、映像再生装置100全体の動作を制
御プロセッサ101の動作を中心に説明する。図3にリ
ードオンリメモリ103に格納されているプログラムの
内訳を示す。
【0061】映像再生装置100の電源がオンになる
と、制御プロセッサ101はリードオンリメモリ103
に格納されているパワーオンリセットプログラム130
を実行する。
【0062】パワーオンリセットプログラム130は、
図4に示すように、DVD読出装置104等の初期化
(図4ステップ401)を行なった後、リモコン201
のボタンが押されるのを待つ(図4ステップ402)。
【0063】ここで、再生開始ボタンが押された場合
(図4ステップ403のY)、DVD読出装置104の
ステータスレジスタをリードし(図4ステップ40
4)、DVDが装填されていれば(図4ステップ405
のY)、DVD再生プログラム131を起動する。
【0064】ここで、映像再生処理について述べる前
に、DVDに記録されている単位映像と単位映像再生制
御プログラム、及びそれらの記録方法について説明す
る。DVDには、例えば映画1本分が記録されている。
【0065】映画は、各シーン毎に、単位映像Fiに分
割され、通常、MPEG2でエンコードされたものが、
複数の連続したセクタに記録される。一つの単位映像の
再生時間は、通常10秒〜1分程度である。
【0066】この実施形態では、各単位映像Fiの画像
には、字幕情報を含まず、単位映像再生制御プログラム
Piが、単位映像Fiの再生に同期して字幕を表示す
る。単位映像再生制御プログラムPiの開発では、例え
ばC言語等の高級プログラムが使用される。字幕表示用
の単位映像再生制御プログラムPiは、極めて簡単なプ
ログラムである。下記のプログラムは、その例である。 main(argc, argv) { while (seq_no() < 1000); put_string("Hello", font20, 300, 400, 63, 63, 63); while (seq_no() < 1020); clear_display(); } このプログラムの3行目に現れる、seq_no()は、現在再
生中の画像のシーケンス番号を求めるための関数であ
り、制御プロセッサによる映像信号伸張回路105のス
テータスレジスタをリードが行なわれる。3行目では、
再生される映像のシーケンス番号が1000になるまで待
つ。
【0067】このプログラムの4行目に現れる、put_st
ring("Hello", font20, 300, 400,63, 63, 63) は、Hel
lo という文字列をfont20で示される文字フォントを使
って、X座標300 、Y座標400 の位置から、赤63、青
63、緑63の強さ(この場合、最も明るい白を表わ
す)で画面に表示するための関数である。これにより制
御プロセッサ101によるビデオRAM−B107への
書込みが行われる。
【0068】このプログラムの5行目では、再生される
映像のシーケンス番号が1020になるまで待つ。このプロ
グラムの6行目に現れる、clear_display() は、ビデオ
RAM−B107の全ての画素のRGBの値をクリアす
るための関数であり、この結果、Hello という文字列が
画面上から消える。
【0069】単位映像再生制御プログラムのソースプロ
グラムは、コンパイラを使用して、制御プロセッサ10
1が直接実行可能な機械語命令列にコンパイルされる。
但し、上記ソースプログラムに現れるような関数は、映
像再生装置の機種によって実現方法が変わり得る。例え
ば、機種によっては映像信号伸張回路のステータスレジ
スタのアドレスや読み出されたデータの解釈の方法(フ
ォーマット)が変わり得る。そのため、本発明の望まし
い実施形態としては、上記ソースプログラムに現れるよ
うな関数に対応する機械語命令列は、リードオンリメモ
リ103に基本入出力ルーチン(BIOS)133とし
て格納しておけばよい。
【0070】また、制御プロセッサ101が直接実行可
能な機械語命令列にコンパイルすると、制御プロセッサ
101の種類が異なった場合には再生ができなくなる。
この問題を解決するには、例えばJava仮想マシンの
バイトコードにコンパイルしてもよい。この場合、バイ
トコードインタプリタもしくはジャストインタイムコン
パイラと呼ばれるソフトウェアを映像再生装置100側
で用意する必要があり、これをリードオンリメモリ10
3のJava実行環境領域132に備えておけばよい。
【0071】また、表示する文字列は、映像ソフトによ
って使用したい言語の種類が異なり得る。そこで、文字
コードに関しては、例えばJava言語で採用されてい
るように、16ビットあるいは32ビットで表現する。
【0072】そして、映像再生装置100側で用意する
関数、put_string()等は、例えばアウトラインフォント
のみを処理するものとし、DVDの再生開始時にDVD
からアウトラインフォントを読み出して、図2に示す、
メインメモリ103の共有ライブラリデータ領域123
に格納しておくことが望ましい。
【0073】上記のプログラムの場合、先に述べたよう
に関数の中身はリードオンリメモリ103側で用意され
ているので、コンパイル後の実行可能プログラムの大き
さは、ヘッダを含めて100バイト程度である。
【0074】この際、DVDのセクタ長は約2Kバイト
であるので、一つの単位映像再生制御プログラムPiを
1セクタに記録する。また、この実施形態に於いては、
ヘッダ部分に、対応する単位映像の長さ(セクタ数)を
格納しておくこと(図示せず)として説明を続ける。
【0075】DVD再生プログラム131は、図5に示
すように、ビデオRAM−B107の初期化、即ち、各
画素のRGB値をすべてゼロにするとともに、メインメ
モリ102を初期化する。また、現在セクタ番号とい
う、メインメモリ102に領域確保された変数の値を0
にする(図5ステップ501)。
【0076】現在セクタ番号は、DVD読出装置104
から読み出すセクタ番号を保持するために使用される。
この現在セクタ番号は、メインメモリ102の共有ライ
ブラリデータ領域122内の固定番地に確保することに
より、単位映像再生制御プログラムがその値を参照した
り、あるいは、変更できるようになり、例えば、メニュ
ー画面の中で利用者が項目を選択すると、単位映像再生
制御プログラムが現在セクタ番号に選択した項目に対応
するセクタ番号を書き込むことにより、そのセクタ番号
からの再生に移ることができる。
【0077】次に、DVD再生プログラム131は、単
位映像再生制御プログラムをメインメモリのプログラム
命令領域に格納するよう、DVD読出装置104に指示
し(図5ステップ502)、その終了を待つ(図5ステ
ップ503)。そして、現在セクタ番号を1だけ進め
る。(図5ステップ504)。
【0078】次にDVD再生プログラム131は、単位
映像の再生をDVD読出装置104、映像信号伸張回路
105、及びビデオ信号合成回路108に指示する。こ
の結果、単位映像の再生が始まる。ただし、DVD読出
装置104に対して、読出開始位置として現在セクタ番
号を与え、読出セクタ数は、予め単位映像再生制御プロ
グラムのヘッダ部分に格納しておいた単位映像のセクタ
数を、制御プロセッサ101がメインメモリ102から
リードして与える。
【0079】次にDVD再生プログラム131は、既に
メインメモリ102のプログラム命令領域に格納されて
いる単位映像再生制御プログラムの実行を開始する(図
5ステップ502,503)。
【0080】この結果、DVD読出装置104、映像信
号伸張回路105、ビデオRAM−A106を使用した
単位映像の再生処理と、制御プロセッサ101、メイン
メモリ102、リードオンリメモリ103、ビデオRA
M−B107を使用した字幕表示処理が同時に進行し、
ビデオ信号生成回路108がそれらを合成したものをビ
デオ信号として出力する。また、音声については単位映
像に含まれるものが使用される。
【0081】次にDVDの再生処理を図7を参照して時
間軸に沿い説明する。まず、DVD読出装置104から
単位映像再生制御プログラムP1の読み出しが行なわ
れ、この間、制御プロセッサ101はその終了を待つ。
【0082】次に、単位映像再生制御プログラムP1の
実行と、DVD読出装置104からの単位映像F1の読
み出しと、映像信号伸張回路105によるデコード処理
とが並行して実行される。
【0083】ここで、単位映像再生制御プログラムP1
を単位映像F1の再生が完全に終了する以前に、再生制
御プログラム121に戻るように作成することにより、
DVD読出装置104からの単位映像F1の読み出しは
終了したが、映像信号伸張回路105によるデコードが
未だ終了していない状態で、DVD読出装置104から
単位映像再生制御プログラムP2の読み出しを行うこと
ができる。これは1セクタの読み出しであり、また、直
前に再生した単位映像F1の直後に記録されているの
で、10ミリ秒程度で終了する。
【0084】従って、映像信号伸張回路105内に数1
0ミリ秒分のビットストリームのバッファを持たせるこ
とにより、連続した映像を再生することが可能となる。
上述したように本発明の実施形態によれば、映像を単位
映像に分割し、単位映像再生制御プログラムを使って制
御することにより、映像の再生に併せて字幕を再生する
ことができる。
【0085】このように、プログラムで字幕を生成する
ことにより、字幕として表示するか否かの選択、言語の
選択(日本語や韓国語など)や文字の大きさ(弱視者
用)などを利用者が自由に選択できるようになる。
【0086】また、通常の字幕に加え、聴覚障害者用に
文字による効果音の表示を行なわせることも可能とな
る。また、映像を通常より高速に再生する場合、字幕の
表示を消すタイミングを遅らせることも可能である。こ
れにより、会話の内容をより分かり易くすることができ
る。
【0087】また、連続するデータストリームの単位映
像Fi-1,Fiの間隙部分に、標準的な情報体系の制御
情報を持つ、文字情報を生成するための単位映像再生制
御プログラムPiを介在することで、プログラムの開発
・検証を容易にし、かつ再生機能に拡張性をもたせたカ
スタマイズ性の高い文字情報を含めた映像情報の記録再
生が可能となり、更に一連のデータストスリームの映像
を単位映像に分割し、開放された標準的な言語等を用い
た単位映像再生制御プログラムを使って映像及び文字情
報を制御することにより、映像の再生に合わせて字幕等
の文字情報を再生することができる。
【0088】また、上記したような映像情報の再生表示
方法、及び映像情報を記録した記録媒体により、単位映
像Fiを再生する前に単位映像再生制御プログラムPi
がメインメモリ内に格納され、その後、上記記録媒体か
ら単位映像Fiを読み出して映像信号を再生する処理し
ながら、単位映像再生制御プログラムPiが単位映像F
iの再生の進み具合に合わせて文字列を出力し、それら
の映像信号が合成されて出力されることから、単位映像
再生制御プログラムPiが、文字列として映画の字幕
(例えば吹替えなしの映画や聴覚障害者向け等)、美術
品の映像に付加する解説文(例えば聴覚障害者向け
等)、皿には歌謡曲の歌詞などを容易に記録し再生表示
することができる。この際、単位映像再生制御プログラ
ムPiの構成要素である各命令は、数値データの転送命
令や2つの数値データの算術命令や比較命令等であるた
め、それを正しく実行するような制御プロセッサのプロ
グラム開発の負担が軽減される。また、映像作成者は、
例えばC言語等の高級プログラミング言語を使い、単位
映像Fiの進み具合に合わせて文字列を出力する単位映
像再生制御プログラムPiのソースプログラムを作成
し、それをC言語コンパイラ等でコンパイルして制御プ
ロセッサが実行可能なオブジェクトプログラムPiを開
発することが可能となるので、映像への文字列の合成表
示を細かく制御することが可能となる。
【0089】また、この際、上記映像情報の再生表示方
法、及び映像情報を記録した記録媒体に於いて、単位映
像再生制御プログラムPiのプログラムコード(Pi)
を構成する命令は、制御プロセッサの種類によらない仕
様とすることができるので、プログラムコードの実行は
インタプリタにより行なえる。れにより制御プロセッサ
の機種の制限がなくなり、汎用の機器構成で容易にシス
テムを構築できる。
【0090】また、単位映像再生制御プログラムを構成
する少なくとも2つのプログラムコード(Pi),(P
j)から共通に使用される共有プログラムをメインメモ
リ内の各プログラムコードとは別の領域に格納すること
により、字幕文字のフォントやそれを使用した文字の出
力機能などを共有プログラムとすることで、各プログラ
ムコード(Pi)のサイズが小さくなり、単位映像再生
制御プログラムのロード時間を短縮できる。
【0091】また、単位映像再生制御プログラムを構成
する少なくとも2つのプログラムコード(Pi),(P
j)がメインメモリ上に共通のデータ領域を有し、一方
で変化させたデータを他方で参照できるようにすること
で、一方のプログラムコードで利用者に何らかの選択を
させ、他方のプログラムコードでそれに応じた再生表示
が可能となる。
【0092】また、少なくとも一つのプログラムコード
(Pi)に、利用者に映像の再生順序に関する選択をさ
せるための機能をもたせ、少なくとも一つの他のプログ
ラムコード(Pj)は、上記プログラムコード(Pi)
により利用者が選択した内容に従って、次に再生表示す
るための単位映像再生制御プログラムと単位映像の組を
決定する機能をもたせることで、利用者が、再生表示す
る順序を自由に決めることができ、一般的なメニューに
よる映像の再生、及び映像の再生途中で利用者にストー
リーを選択させるマルチストーリーが実現できることか
ら、例えば、語学教材の場合、二人の会話の場面で、い
ずれの人の会話を練習するかを決める等の機能を実現で
きる。
【0093】また、少なくとも一つのプログラムコード
(Pi)に、単位映像Fiの再生表示速度が標準の再生
速度より大きい場合、表示中の文字情報を消すタイミン
グを標準の再生速度の場合より遅めにする機能をもたせ
ることで、早送り再生の場合に、字幕の文字が長めに表
示されるため、粗筋が掴み易くなる機能を実現できる。
【0094】また、少なくとも一つのプログラムコード
(Pi)に、利用者に字幕に使用する言語の種類を選択
させる機能をもたせ、少なくとも他の一つのプログラム
コード(Pj)に、単位映像再生制御プログラムにより
利用者が選択した内容に従って字幕を表示する機能をも
たせることにより、利用者が利用者に字幕に使用する言
語の種類を任意に選択できる。
【0095】また、少なくとも一つのプログラムコード
(Pi)に、利用者に字幕として表示する文字の大きさ
を選択させる機能をもたせ、少なくとも他の一つのプロ
グラムコード(Pj)に、単位映像再生制御プログラム
により利用者が選択した内容に従って字幕を表示する機
能をもたせることで、利用者が字幕として表示する文字
の大きさやフォントを選択でき、利用者に視覚障害があ
る場合や字幕が不要である場合に有効な文字情報再生機
能を実現できる。
【0096】また、少なくとも一つのプログラムコード
(Pi)に、映像の上に利用者に何らかの選択をさせる
ためのグラフィックス画面をオーバレイで表示する機能
をもたせることで、字幕の場合と同様に、選択画面を多
種類の画面に対応させることができる。
【0097】尚、この実施形態では記録媒体として、D
VDを例にとったが、本発明はこれに限らず、例えばC
D−ROM、PD(相変化光磁気ディスク)等の他の記
録媒体にも適用可能であることは勿論である。
【0098】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、標
準的な情報体系の制御情報を持つことでプログラムの開
発・検証を容易にし、かつ再生機能に拡張性をもたせ
た、カスタマイズ性の高い文字情報を含めた映像情報の
記録及び再生を可能にした、映像情報の再生表示方法及
び映像情報を記録した記録媒体が提供できる。
【0099】また、本発明によれば、映像への文字列の
合成表示を細かく制御することができる映像情報の再生
表示方法及び映像情報を記録した記録媒体が提供でき
る。また、本発明によれば、制御プロセッサの機種の制
限を排除して汎用性を高めた文字情報を扱う映像情報の
再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体が提供で
きる。
【0100】また、本発明によれば、字幕文字のフォン
トやそれを使用した文字の出力機能などを共有プログラ
ム化することで、単位映像再生制御プログラムサイズを
小さくして、単位映像再生制御プログラムのロード時間
を短縮でき、処理の簡素化、高速化が図れる映像情報の
再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体が提供で
きる。
【0101】また、本発明によれば、単位映像再生制御
プログラムの一方のプログラムコードで利用者に何らか
の選択操作を行なわせ、他方のプログラムコードでその
操作に応じた再生表示を可能にした映像情報の再生表示
方法及び映像情報を記録した記録媒体が提供できる。
【0102】また、本発明によれば、利用者が再生表示
する順序を任意に決めることができ、一般的なメニュー
による映像の再生、及び映像の再生途中で利用者にスト
ーリーを選択させるマルチストーリーが実現できる映像
情報の再生表示方法及び映像情報を記録した記録媒体が
提供できる。
【0103】また、本発明によれば、一般に開放された
標準的な言語等を用いた単位映像再生制御プログラムを
用いて、早送り再生の場合に、粗筋が掴み易いように字
幕の文字を長めに表示できる映像情報の再生表示方法及
び映像情報を記録した記録媒体が提供できる。
【0104】また、本発明によれば、一般に開放された
標準的な言語等を用いた単位映像再生制御プログラムの
データとして多種類の言語の字幕を保持できるととも
に、利用者が字幕に使用する言語の種類を任意に選択で
きる映像情報の再生表示方法及び映像情報を記録した記
録媒体が提供できる。
【0105】また、本発明によれば、一般に開放された
標準的な言語等を用いた単位映像再生制御プログラムに
より利用者が字幕として表示する文字の大きさやフォン
トを任意に選択できる映像情報の再生表示方法及び映像
情報を記録した記録媒体が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける映像再生装置のハー
ドウェア構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態の処理手順を示すフローチャー
ト。 リードオンリメモリに含まれるプログラム群
【図3】メインメモリの構成
【図4】パワーオン時初期化プログラムのフローチャー
【図5】DVD再生プログラムのフローチャート
【図6】DVDの単位映像と単位映像制御プログラム
【図7】DVD再生時のタイムチャート
【符号の説明】
100…映像再生装置、 101…制御プロセッサ、 102…メインメモリ、 103…リードオンリメモリ(ROM)、 104…DVD読出装置、 105…映像信号伸張回路、 106…ビデオRAM−A、 107…ビデオRAM−B、 108…ビデオ信号生成回路、 109…リアルタイムクロック、 110…赤外線受光回路、 111…バス、 112…画像信号線、 113…音声信号線、 120…プログラム命令領域、 121…プログラムデータ領域、 122…共有ライブラリ命令領域、 123…共有ライブラリデータ領域、 130…パワーオン時初期化プログラム、 131…DVD再生プログラム、 132…Java実行環境(バイトコードインタプリ
タ)、 133…基本入出力ルーチン(BIOS)、 200…テレビモニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/781 H04N 5/93 Z 5/93

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位映像再生制御プログラム実行用のプ
    ロセッサと、前記プロセッサが使用するランダムアクセ
    スメモリと、連続するデータストリームの単位映像Fi
    -1,Fiの間隙部分に文字情報を生成するための単位映
    像再生制御プログラムPiが介在された映像情報記録媒
    体の読出装置と、前記単位映像再生制御プログラムに含
    まれる情報をもとに文字情報を生成し出力する単位映像
    復元回路と、単位映像再生制御プログラムによる文字情
    報の出力に供されるグラフィックメモリと、前記単位映
    像復元回路の出力信号と前記グラフィックメモリの出力
    信号とを合成する信号合成部とを備えてなる映像再生装
    置に使用される映像再生方法であって、 単位映像Fiを再生表示するとき、前記記録媒体から単
    位映像Fiの読み出しに際し、単位映像再生制御プログ
    ラムPiを読出し前記ランダムアクセスメモリに格納し
    て、 その後、前記記録媒体から読み出された単位映像Fiに
    基づく映像信号の生成処理と、ランダムアクセスメモリ
    に格納された単位映像再生制御プログラムPiで実行さ
    れる文字情報生成処理を並行して実行し、 前記映像信号の生成処理で生成される映像信号と前記文
    字情報の生成処理で生成される映像信号とを合成し映像
    再生装置に出力することを特徴とする映像情報の再生表
    示方法。
  2. 【請求項2】 単位映像再生制御プログラムがもつ文字
    情報を生成するためのデータには、少なくとも数値デー
    タの転送命令、2つの数値データの算術命令、又は、比
    較命令や条件分岐命令等のコマンドセットのいずれかが
    含まれる請求項1記載の映像情報の再生表示方法。
  3. 【請求項3】 単位映像は、動画又は静止画の一連のデ
    ータストリームをフレームを最小単位とした1シーン又
    は複数シーンの大きさに分割してなる請求項1又は2記
    載の映像情報の再生表示方法。
  4. 【請求項4】 単位映像再生制御プログラムPiのプロ
    グラムコード(Pi)を構成する命令は、制御プロセッ
    サの種類によらない仕様とし、前記プログラムコードの
    実行はインタプリタによるものであることを特徴とする
    請求項1又は2又は3記載の映像情報の再生表示方法。
  5. 【請求項5】 単位映像再生制御プログラムを構成する
    少なくとも2つのプログラムコード(Pi),(Pj)
    から共通に使用される共有プログラムPcomをメインメ
    モリ内の各プログラムコードとは別の領域に格納する請
    求項1又は2又は3又は4記載の映像情報の再生表示方
    法。
  6. 【請求項6】 単位映像再生制御プログラムを構成する
    少なくとも2つのプログラムコード(Pi),(Pj)
    は、メインメモリ上に共通のデータ領域を有し、一方で
    変化させたデータを他方で参照できることを特徴とする
    請求項1又は2又は3又は4又は5記載の映像情報の再
    生表示方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも一つのプログラムコード(P
    i)は、利用者に映像の再生順序に関する選択をさせる
    ための機能を有し、少なくとも一つの他のプログラムコ
    ード(Pj)は、上記プログラムコード(Pi)により
    利用者が選択した内容に従って、次に再生表示するため
    の単位映像再生制御プログラムと単位映像の組を決定す
    るものであることを特徴とする請求項1又は2又は3又
    は4又は5又は6記載の映像情報の再生表示方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも一つのプログラムコード(P
    i)は、単位映像Fiの再生表示速度が標準の再生速度
    より大きい場合、表示中の文字情報を消すタイミングを
    標準の再生速度の場合より遅めにすることを特徴とする
    請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7記載の
    映像情報の再生表示方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つのプログラムコード(P
    i)は、利用者に字幕に使用する言語の種類を選択させ
    る機能を有し、少なくとも他の一つのプログラムコード
    (Pj)は、単位映像再生制御プログラムにより利用者
    が選択した内容に従って字幕を表示するものであること
    を特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6
    又は7又は8記載の映像情報の再生表示方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つのプログラムコード
    (Pi)は、利用者に字幕として表示する文字の大きさ
    を選択させる機能を有し、少なくとも他の一つのプログ
    ラムコード(Pj)は、単位映像再生制御プログラムに
    より利用者が選択した内容に従って字幕を表示するもの
    であることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又
    は5又は6又は7又は8又は9記載の映像情報の再生表
    示方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも一つのプログラムコード
    (Pi)は、映像の上に利用者に何らかの選択をさせる
    ためのグラフィックス画面をオーバレイで表示すること
    を特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6
    又は7又は8又は9又は10記載の映像情報の再生表示
    方法。
  12. 【請求項12】 連続して再生される一連のデータスト
    リームによる映像情報を所定情報量の単位映像Fi(i
    =1 N)に分割し、この単位映像Fi-1,Fiの間隙部分
    に文字情報を生成するための単位映像再生制御プログラ
    ムPiを介在させて、これらの組み合わせによる一連の
    データストリームを記録し、前記単位映像Fiの再生が
    予め決められたところまで進むと、前記単位映像再生制
    御プログラムPiが、当該プログラムに内蔵されている
    情報をもとに文字情報を生成する機能を実現するプログ
    ラムを含む情報を記録した映像情報の記録媒体。
  13. 【請求項13】 単位映像再生制御プログラムがもつ文
    字情報を生成するためのデータには、少なくとも数値デ
    ータの転送命令、2つの数値データの算術命令、比較命
    令や条件分岐命令等の命令セットのいずれかが含まれる
    請求項12記載の映像情報の記録媒体。
  14. 【請求項14】 単位映像は、動画又は静止画の一連の
    データストリームをフレームを最小単位とした1シーン
    又は複数シーンの大きさに分割してなる請求項12又は
    13記載の映像情報の記録媒体。
  15. 【請求項15】 単位映像再生制御プログラムを構成す
    る少なくとも2つのプログラムコード(Pi)と(P
    j)とにより共通に使用される共有プログラムPcom を
    記録してなる請求項12又は13又は14記載の映像情
    報の記録媒体。
  16. 【請求項16】 単位映像再生制御プログラムを構成す
    る少なくとも2つのプログラムコード(Pi),(P
    j)は、共通のデータ領域を有し、一方で変化させたデ
    ータを他方で参照できることを特徴とする請求項12又
    は13又は14又は15記載の映像情報の記録媒体。
  17. 【請求項17】 少なくとも一つのプログラムコード
    (Pi)は、利用者に映像の再生順序に関する選択を可
    能にさせるための機能を有し、少なくとも他の一つのプ
    ログラムコード(Pj)は、単位映像再生制御プログラ
    ムにより利用者が選択した内容に従って、次に再生表示
    するための単位映像再生制御プログラムと単位映像の組
    を決定するものであることを特徴とする請求項12又は
    13又は14又は15又は16記載の映像情報の記録媒
    体。
  18. 【請求項18】 少なくとも一つのプログラムコード
    (Pi)は、単位映像Fiの再生表示速度が標準の再生
    速度より大きい場合に、表示中の文字情報を消すタイミ
    ングを標準の再生速度の場合より遅くするものであるこ
    とを特徴とする請求項12又は13又は14又は15又
    は16又は17記載の映像情報の記録媒体。
  19. 【請求項19】 少なくとも一つのプログラムコード
    (Pi)は、利用者に字幕に使用する言語の種類を選択
    させるための機能を有し、少なくとも他の一つのプログ
    ラムコード(Pj)は単位映像再生制御プログラムによ
    り利用者が選択した内容に従って字幕を表示するもので
    あることを特徴とする請求項12又は13又は14又は
    15又は16又は17又は18記載の記録媒体。
  20. 【請求項20】 少なくとも一つのプログラムコード
    (Pi)は、利用者に字幕として表示する文字の大きさ
    を選択させる機能を有し、少なくとも他の一つのプログ
    ラムコード(Pj)は単位映像再生制御プログラムによ
    り利用者が選択した内容に従って字幕を表示するもので
    あることを特徴とする請求項12又は13又は14又は
    15又は16又は17又は18又は19記載の記録媒
    体。
  21. 【請求項21】 少なくとも一つのプログラムコード
    (Pi)は、映像の上に利用者に何らかの選択をさせる
    ためのグラフィックス画面をオーバレイで表示すること
    を特徴とする請求項12又は13又は14又は15又は
    16又は17又は18又は19又は20記載の記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 連続するデータストリームの単位映像
    の間隙部分に文字情報を生成するための単位映像再生制
    御プログラムが介在された映像情報記録媒体の再生表示
    装置であって、 前記単位映像情報を読み込み、再生処理する手段と、 前記単位映像再生制御プログラムを読み込み、当該単位
    映像再生制御プログラムに含まれる情報をもとに文字情
    報を生成する手段と、 前記再生処理された映像と前記生成された文字情報とを
    相互に対応付けて合成処理する手段とを備えてなる映像
    再生装置。
  23. 【請求項23】 文字情報を生成する手段には、単位映
    像再生制御プログラムがもつ文字情報を生成するため
    の、少なくとも数値データの転送命令、2つの数値デー
    タの算術命令、又は、比較命令や条件分岐命令等のコマ
    ンドセットのいずれかを処理する手段をもつ請求項22
    記載の映像再生装置。
  24. 【請求項24】 単位映像情報を再生処理する手段に
    は、動画又は静止画の一連のデータストリームを、フレ
    ームを最小単位とした1シーン又は複数シーンの大きさ
    に分割して再生処理する請求項22又は23記載の映像
    再生装置。
  25. 【請求項25】 文字情報を生成する手段には、単位映
    像再生制御プログラムのプログラムコードの実行を行な
    うインタプリタを有してなる請求項22又は23又は2
    4記載の映像再生装置。
  26. 【請求項26】 文字情報を生成する手段には、単位映
    像再生制御プログラムを構成する少なくとも2つのプロ
    グラムコード(Pi),(Pj)から共通に使用される
    共有プログラムPcom をメインメモリ内の各プログラム
    コードとは別の領域に格納する処理手段を有してなる請
    求項22又は23又は24又は25記載の映像再生装
    置。
  27. 【請求項27】 文字情報を生成する手段には、単位映
    像再生制御プログラムを構成する少なくとも2つのプロ
    グラムコード(Pi),(Pj)をメインメモリ上に共
    通のデータ領域として貯え、一方で変化させたデータを
    他方で参照できる処理手段をもつ請求項22又は23又
    は24又は25又は26記載の映像再生装置。
  28. 【請求項28】 文字情報を生成する手段には、少なく
    とも一つのプログラムコード(Pi)により、利用者に
    映像の再生順序に関する選択をさせるための処理手段
    と、少なくとも一つの他のプログラムコード(Pj)に
    より、上記プログラムコード(Pi)で利用者が選択し
    た内容に従って、次に再生表示するための単位映像再生
    制御プログラムと単位映像の組を決定する処理手段とを
    もつ請求項22又は23又は24又は25又は26又は
    27記載の映像再生装置。
  29. 【請求項29】 文字情報を生成する手段には、少なく
    とも一つのプログラムコード(Pi)により、単位映像
    Fiの再生表示速度が標準の再生速度より大きい場合、
    表示中の文字情報を消すタイミングを標準の再生速度の
    場合より遅めにする制御手段をもつ請求項22又は23
    又は24又は25又は26又は27又は28記載の映像
    再生装置。
  30. 【請求項30】 文字情報を生成する手段には、少なく
    とも一つのプログラムコード(Pi)により、利用者に
    字幕に使用する言語の種類を選択させる処理手段と、少
    なくとも他の一つのプログラムコード(Pj)により、
    単位映像再生制御プログラムにて利用者が選択した内容
    に従って字幕を表示する処理手段とをもつ請求項22又
    は23又は24又は25又は26又は27又は28又は
    29記載の映像再生装置。
  31. 【請求項31】 文字情報を生成する手段には、少なく
    とも一つのプログラムコード(Pi)により、利用者に
    字幕として表示する文字の大きさを選択させる手段を有
    し、少なくとも他の一つのプログラムコード(Pj)に
    より、単位映像再生制御プログラムにて利用者が選択し
    た内容に従って字幕を表示する手段とをもつ請求項22
    又は23又は24又は25又は26又は27又は28又
    は29又は30記載の映像再生装置。
  32. 【請求項32】 文字情報を生成する手段には、少なく
    とも一つのプログラムコード(Pi)により、映像の上
    に利用者に何らかの選択をさせるためのグラフィックス
    画面をオーバレイで表示する手段をもつ請求項22又は
    23又は24又は25又は26又は27又は28又は2
    9又は30又は31記載の映像再生装置。
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