JPH09176499A - 酸素吸収性樹脂組成物及び酸素吸収性積層体 - Google Patents
酸素吸収性樹脂組成物及び酸素吸収性積層体Info
- Publication number
- JPH09176499A JPH09176499A JP33503495A JP33503495A JPH09176499A JP H09176499 A JPH09176499 A JP H09176499A JP 33503495 A JP33503495 A JP 33503495A JP 33503495 A JP33503495 A JP 33503495A JP H09176499 A JPH09176499 A JP H09176499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- layer
- absorbing
- resin
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
が可能で酸素吸収性能の低下及び熱成形性の劣化のな
い、保存性の改良された酸素吸収性積層体を提供するに
ある。また、通気性隔離層にポリメチルペンテンを用
い、その酸素透過性を生かしながら接着加工性の優れた
酸素吸収性積層体を提供することにある。 【解決手段】 熱可塑性樹脂中に水分を得て酸素吸収反
応を生起する脱酸素剤組成物とアルカリ土類金属酸化物
とを分散してなる樹脂層に通気性隔離層を配した積層体
とする。また上記樹脂層にポリオレフィンを用いると共
に、ポリメチルペンテンととの混合樹脂を通気性隔離層
とする。
Description
た熱成形性に優れる酸素吸収性樹脂組成物及びこれから
なる酸素吸収性積層体に関する。また本発明は、ポリ−
4−メチルペンテン−1(以下、ポリメチルペンテンと
言う)を通気性隔離層に用いた酸素吸収性積層体に関す
る。本発明の酸素吸収性積層体からなる包装容器は酸素
吸収性能に優れまたガスバリヤー性にも優れ、食品、薬
品等の保存に適する。
に脱酸素剤組成物を樹脂中に分散させた樹脂層を用い、
包装材料自体に酸素吸収能力を持たせる技術が特公昭6
2ー1824、特開昭57ー146651、特開平4ー
45152、特開平4ー90848等に提案されてい
る。しかしながら、これら従来技術のものは酸素吸収速
度が緩慢であり酸素吸収能力が低く、実用的な脱酸素機
能が得られないという大きな問題があった。本発明者ら
は、この脱酸素機能を実用的な水準に引き上げるべく種
々検討した結果、金属鉄主剤の脱酸素剤組成物を配合し
た樹脂層を用い従来技術のものを大幅に上回る実用的な
脱酸素機能を発揮することができる酸素吸収性積層体を
開発するに至り、既に特願平7ー158159に提案し
た。
ば、酸素吸収性積層体の酸素吸収性能を改良してその性
能が向上するに伴って、取り扱い上の問題点が発生して
くることが判明した。酸素吸収能に最も優れた金属鉄を
主剤とする脱酸素剤組成物を配合した酸素吸収性樹脂組
成物の場合、一つには、この酸素吸収性樹脂組成物から
なる積層体が次に成形加工されるまでの保存期間中に、
またこの積層体がフィルム、シート、ボトル等に成形加
工された製品が実際に使用されるまでの保存期間中に、
簡単に包装をしただけでは従来特に問題にならなかった
ような、環境中の酸素を徐々に吸収して酸素吸収能力が
低下しまうという問題が生じた。もう一つは、酸素吸収
性積層体のシートを容器等に熱成形加工する場合、シー
ト成形後成形までの保存期間が長期にわたると、真空成
形、圧空成形等による熱成形時にシートが発泡し、シー
ト表面にあばたが生じることであった。このような問題
が起こる原因は、この積層体の酸素吸収能力が向上した
結果、酸素吸収活性が高くなったことと、これにより酸
素吸収反応に必要な水分を非常に取り込み易くなったこ
とによると考えられる。
ルコール共重合体や各種ナイロン等のペレットや多層シ
ートは吸湿による水分が成形加工に支障となるので、従
来から樹脂の吸湿対策として防湿包装をする等の対策が
講じられているが、フィルム、容器等に成形加工された
製品段階では、吸湿は格別問題になることはなく、ポリ
袋内袋入りケース詰め等の極めて簡便な包装で流通が可
能となる。これに対して、金属鉄主剤の脱酸素剤組成物
を配合し酸素吸収性能の改良された酸素吸収性樹脂層に
おいては、水分は本来鉄の酸化による酸素吸収反応に必
須の成分であり、反応に必要な水分を得るには脱酸素剤
組成物の吸湿性が大きくなければ、好ましい酸素吸収性
能は得られず、このため、酸素吸収性樹脂層の吸湿性
は、前記の吸湿性樹脂に採られる簡便な防湿包装では防
止できない程大きくなっている。したがって、この酸素
吸収性樹脂層からなる酸素吸収性積層体やその成形品
は、酸素吸収性能が向上すればする程、僅かな吸湿でも
酸素吸収能が働き、保存中に酸素吸収能力の低下を招く
ために、従来以上に特別な防湿対策の配慮が必要となっ
た。
イト等の乾燥剤を使用するにしても、吸湿性が大きく、
しかも、一旦脱酸素剤組成物に吸収された水分は非可逆
で容易に乾燥剤に除湿されない上記酸素吸収性積層体に
おいては、乾燥剤を大量に要し、しかも効果は必ずしも
十分でなく、問題を解決することはできない。また、ガ
スバリア性の完全な金属缶や金属箔積層ヒートシール性
袋による保存も考えられるが、数百kgものロール巻き
のフィルムやシートの包装には、作業性、強度、包装設
備等問題が多く、さらに容器等の成形体の包装となる
と、形状が複雑なためかさばり効率的に包装することが
できず、作業性、コスト等が問題となってくる。
性積層体の通気性膜に酸素透過性に優れるポリメチルペ
ンテンが従来から提案されている。しかしながら、ポリ
メチルペンテンの樹脂層と酸素吸収性樹脂層との接着性
に問題があり、容易に実用化に至らなかった。
は、酸素吸収能力の向上によって新たに生じる酸素吸収
性積層体の保存性に関する上記課題を解決し、簡便な防
湿包装で長期保存が可能となり、かつ、保存中に酸素吸
収性能の低下がなく、さらには保存後の熱成形加工に問
題のない、保存性の改良された酸素吸収性積層体を提供
することにある。本発明の第二の目的は、酸素吸収性積
層体において、ポリメチルペンテンからなる通気性隔離
層を形成する上での上記課題を解決し、通気性隔離層に
ポリメチルペンテンの酸素透過性に優れる特性を生かし
ながら、接着加工性の優れた酸素吸収性積層体を提供す
ることにある。
に鑑み鋭意研究を重ねた結果、水分を得て酸素吸収反応
を生起する脱酸素剤組成物を配合した熱可塑性樹脂中に
アルカリ土類金属酸化物を配合することにより、上記第
一の課題を解決できることを見出し、また、ポリメチル
ペンテンとポリオレフィンとの混合物からなる樹脂層を
通気性隔離層とすることにより、上記第二の課題を解決
できることを見出して、本発明を完成した。
は、熱可塑性樹脂中に水分を得て酸素吸収反応を生起す
る脱酸素剤組成物とアルカリ土類金属酸化物とを分散し
てなることを特徴とする樹脂組成物である。上記本発明
の酸素吸収性樹脂組成物における脱酸素剤組成物は、金
属鉄およびハロゲン化金属からなるものが好ましく、鉄
粉およびハロゲン化金属からなるものがより好まし、さ
らには鉄粉にハロゲン化金属を付着させたものが最も好
ましい。また上記脱酸素剤組成物においては、金属鉄含
有率は2〜93重量%であり、好ましくは10〜70重
量%であり、またハロゲン化金属含有量は金属鉄100
重量部あたり0.1〜20重量部が好ましく、また、ア
ルカリ土類金属酸化物含有率は0.1〜5重量%が好ま
しい。また上記金属鉄の粒径は平均粒径200μm以下
が好ましく、1〜50μmがより好ましく、また、アル
カリ土類金属酸化物の粒径は平均粒径1〜200μmが
好ましく、1〜50μmがより好ましい。
記の酸素吸収性樹脂組成物からなる中間層の少なくとも
一面に通気性隔離層を配してなる積層体である。また上
記本発明の酸素吸収性積層体は酸素吸収性樹脂組成物か
らなる中間層の一面に通気性隔離層、他面にガスバリア
性隔離層を配してなる積層体である。また上記本発明の
酸素吸収性積層体は酸素吸収性樹脂組成物からなる中間
層の両面に通気性隔離層を配してなる積層体である。
リオレフィンからなる樹脂に脱酸素剤組成物を分散させ
た樹脂層に、ポリ−4−メチルペンテン−1の割合が5
0重量%以下、好ましくは10〜40重量%であるポリ
オレフィンとの混合樹脂を積層してなる酸素吸収性積層
体である。また上記本発明の酸素吸収性積層体において
は、ポリオレフィンはポリエチレン、ポリプロピレンま
たはこれらの共重合体であることが好ましい。
金属水酸化物を含有させると酸素吸収能力が低下する。
金属鉄による酸素吸収反応は、次式で説明される。 Fe → Fe2+ + 2e- (1) H2 O+1/2 O2 +2e- → 2OH- (2) Fe+H2 O+1/2 O2 +2e- →Fe2++2OH- (3) すなわち、鉄の酸化による酸素吸収は反応環境のpHに
大きく依存し、pHが高くアルカリ性になると、式
(1)、(2)の電子移動反応が阻害され、酸素吸収反
応は進みにくくなる。一方、アルカリ土類金属酸化物は
水と容易に反応して強アルカリ性のアルカリ土類金属水
酸化物となることが知られ、このため、金属鉄主剤の脱
酸素剤にアルカリ土類金属酸化物を共存させると、酸素
吸収反応に必要な水がアルカリ土類金属酸化物の水酸化
に費消されてしまい酸素吸収反応が起こりにくくなるば
かりか、生成したアルカリ土類金属水酸化物によりアル
カリ性となって、不活性化するためである。
においては、樹脂中に脱酸素剤組成物とアルカリ土類金
属酸化物とが共存しても、保存中の脱酸素剤組成物への
吸湿を抑制して酸素吸収性能の失効を防ぎ、使用状態で
は酸素吸収反応を全く阻害しないという驚くべき効果を
奏する。これは、脱酸素剤組成物とアルカリ土類金属酸
化物とは樹脂中に十分に分散し、アルカリ土類金属酸化
物は脱酸素剤組成物とは樹脂により実質的に隔離された
状態にあり、水酸化物となってもアルカリイオンは脱酸
素剤組成物に移行しにくいため、脱酸素剤組成物自体は
アルカリ性とならないことにもとずく。さらには、酸素
吸収性樹脂組成物のアルカリ土類金属酸化物が、吸湿に
よる水分ばかりか、熱可塑性樹脂又は脱酸素剤組成物中
に存する僅かの付着水分や結晶水を除去するために、酸
素吸収性樹脂組成物の押出機による混合、混練や熱成
形、その後の酸素吸収性積層体の熱成形加工に際し、発
泡等のトラブル防止に著しい効果を奏する。
配合される脱酸素剤組成物は、水分を得て酸素吸収反応
を生起することができるものであって熱可塑性樹脂中に
分散可能なものであれば、必ずしも制限することなく使
用できるが、金属鉄を酸素吸収反応の主剤とする脱酸素
剤組成物が好ましく、特に金属鉄とハロゲン化金属とを
含有するものが好ましい。主剤の金属鉄としては、酸素
吸収反応を起こしうるものであれば純度等に特に制限す
ることなく使用でき、例えば、表面の一部が既に酸化し
ていても他の金属を含有するものであってもよい。また
金属鉄は粒状または繊維状のものが好ましく、例えば、
還元鉄粉、噴霧鉄粉、電解鉄粉等の鉄粉、ダライ粉、鋳
鉄、鋼材等の各種鉄の粉砕物や研削品等が用いられる。
鉄粉は、酸素吸収性樹脂の層厚を薄くできるためには細
かい方がよく、平均粒径が200μm以下が好ましく、
特に1〜50μmが好ましい。
媒的に作用するものである。ハロゲン化金属としては、
アルカリ金属、アルカリ土類金属、銅、亜鉛、アルミニ
ウム、スズ、鉄、コバルト及びニッケルからなる群から
選ばれる金属のハロゲン化物が挙げられ、リチウム、カ
リウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム又はバ
リウムのハロゲン化物が好ましい。また上記金属のハロ
ゲン化物としては、塩素化物、臭素化物、ヨウ素化物が
挙げられ、塩素化物が好ましい。ハロゲン化金属の配合
量は、金属鉄100重量部あたり0.1〜20重量部の
範囲に選ばれる。酸素吸収性樹脂組成物中でハロゲン化
金属が実質的に全量金属鉄に付着し金属鉄から分離した
ものがない場合は、ハロゲン化金属は主剤の酸素吸収反
応に効率的に作用するので、ハロゲン化金属の配合量
は、金属鉄100重量部あたり0.1〜5重量部で十分
である。
分として金属鉄と共に熱可塑性樹脂に配合されるが、樹
脂中では金属鉄に付着して容易に分離しないよう予め混
合して添加することが好ましい。例えば、らいかい機、
ボールミル、スピードミル等を用い粉砕かつ捏和的にハ
ロゲン化金属と鉄粉を混合する方法、鉄粉表面の凹部に
ハロゲン化金属微粒子を埋めこむ方法、バインダーを用
いハロゲン化金属を鉄粉表面に付着させる方法、ハロゲ
ン化金属水溶液と鉄粉を混合した後乾燥して鉄粉表面に
付着させる方法等の方法がとられる。脱酸素剤組成物中
における鉄粉へのハロゲン化金属の付着状況を確認する
には、電子線マイクロアナライザーによる解析が好適で
あり、SEM像で捉えた金属鉄粒子内にハロゲン化金属
を構成するハロゲン元素および金属元素が鉄と共に電子
線像として存在することにより、ハロゲン化金属が鉄粉
の表面に付着していることが確認できる。
グネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸
化バリウムが挙げられ、入手のし易さ、反応性等の点か
ら、酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムが特に好ま
しい。アルカリ土類金属酸化物もまた粒状で用いるのが
よく、粒子の大きさは、平均粒径1〜200μmの範囲
が好ましく、1〜50μmの範囲がより好ましく、脱酸
素剤組成物の粒径に同等もしくはそれより細かいことが
望ましい。しかし、微粒子があまり細かくなりすぎると
吸湿性が強くなりすぎ、保存や取り扱いに不便であり、
加えて酸素吸収性樹脂組成物中において金属鉄に付着し
てしまう恐れがあり好ましくなく、アルカリ土類金属酸
化物の粒径は、上記の範囲で適当に選ぶ必要がある。
0.1mm /m2・day ・atm (23℃、100%RH)以上
である熱可塑性樹脂に配合することが好ましく、脱酸素
剤組成物を配合する熱可塑性樹脂として、各種のポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペン
テン、ポリメチルメタクリレート、各種のエチレン共重
合体、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリエステル及びこれらの変性樹脂が、単独又は混
合物として使用できる。上記の樹脂の中でも、酸素透過
性に優れるものとして、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、各種のエチレン
共重合体及びこれらの変性物が選ばれる。
率は2〜93重量%であり、好ましくは10〜70重量
%がよい。金属鉄含有率は上記範囲より低くなると十分
な酸素吸収性能が得られず、また高すぎると樹脂組成物
の機械的強度や成形性に問題を生じる。酸素吸収性樹脂
組成物におけるアルカリ金属酸化物含有率は0.1〜5
wt%が好ましい。アルカリ金属酸化物の含有量は少な
すぎると所期目的の保存性に十分な改良効果が得られ
ず、一方多すぎると使用時の酸素吸収性能に影響を及ぼ
すようになるので、アルカリ金属酸化物の含有量は上記
の範囲に適当に選ぶ必要がある。
剤組成物及びアルカリ土類金属酸化物と熱可塑性樹脂と
を混練し、熱可塑性樹脂中に脱酸素剤組成物とアルカリ
土類金属酸化物とを十分に分散させることにより得られ
る。熱可塑性樹脂への脱酸素剤組成物とアルカリ土類金
属酸化物との混合、混練は、撹拌羽根型混合機、二軸押
出機等により行うことができる。この場合、脱酸素剤組
成物とアルカリ土類金属酸化物とは予め混合して加えて
も、別々に加えてもよい。また、マスターバッチ方式を
とり、熱可塑性樹脂に各々脱酸素剤組成物又はアルカリ
土類金属酸化物を配合した2種の樹脂組成物を調製し、
両者にさらに必要に応じて熱可塑性樹脂を加え、これら
をまとめて単軸押出機から押し出し、混練することも可
能である。本発明の酸素吸収性樹脂組成物おいては、上
記の方法で十分混練することにより、脱酸素剤組成物粒
子とアルカリ土類金属酸化物粒子とは十分に分散し、両
者が実質的に熱可塑性樹脂に隔てられた分散状態とな
る。ただし、脱酸素剤組成物とアルカリ土類金属酸化物
との混合物を用いる場合には、混合物を吸湿させないよ
う十分な注意が必要であり、また、脱酸素剤組成物及び
アルカリ土類金属酸化物の配合量に応じて、脱酸素剤組
成物とアルカリ土類金属酸化物とが熱可塑性樹脂中に十
分に分散するよう、適当な混合、混練方法を選択する必
要がある。
じて、有機、無機系の染料、顔料等の着色剤、シラン
系、チタネート系等の分散剤、ポリアクリル酸系化合物
等の吸水剤、クレー、マイカ、シリカ、でんぷん等の充
填剤、ゼオライト、活性炭などのガス吸収剤等を添加す
ることができる。
収性樹脂組成物からなる酸素吸収性樹脂層を中間層と
し、これの両面に積層した隔離層の少なくとも一層が通
気性隔離層である積層体である。本発明の酸素吸収性積
層体(以下、単に積層体と言うことがある)は、用途に
応じ様々な積層構成とすることができ、大きくは、バリ
ア材料とノンバリア材料の二つに分けることができる。
バリア材料は、酸素吸収性樹脂層の一面にガスバリア性
隔離層、他面に通気性隔離層を形成したものである。ノ
ンバリア材料は、酸素吸収性樹脂層の両面に通気性隔離
層を形成したものである。
50cc/m2・day ・atm (23℃、100%RH)以下
であることが好ましい。ガスバリア性隔離層には、ポリ
エステル、ポリアミド、エチレン−ビニルアルコール共
重合体等の酸素透過性の低い熱可塑性樹脂、アルミ、ス
ズ等の金属箔を積層したフィルム、アルミ、シリカ等を
蒸着したフィルム等が用いられる。また、積層体のガス
バリア性隔離層側には、必要に応じ、積層体の強度を補
強するための補強層やリサイクル層、接着剤層を設ける
ことができる。
配合に用いられる各種の熱可塑性樹脂が使用でき、特に
酸素透過性に優れるものとして、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、各種のエ
チレン共重合体及びこれらの変性物が好適に用いられ
る。通気性隔離層は薄くなればなるほど通気性が向上す
るので、薄い方が望ましが、成形加工性、隠蔽性を確保
する上から、膜厚は10〜200μm、好ましくは10
〜100μmの範囲に選ばれる。また、通気性隔離層を
形成する樹脂層には、例えば、隠蔽や着色等のための染
料や顔料、ヒートシール性調節のための添加剤等を添加
することができる。
は、エチレン−プロピレンランダムコポリマー(ランダ
ムPPと略す)やエチレン−α−オレフィン共重合体
(各種LLDPEやエラストマー類)、エチレン−酸コ
ポリマー、アイオノマー、カルボキシル変性ポリオレフ
ィン、ポリスチレン、等の樹脂から1種または2種以上
を選ぶことができる。添加量は、樹脂層の10〜40重
量%の範囲に選ぶことが好ましい。
用いる場合、酸素透過性に非常に優れるが接着性に乏し
いポリメチルペンテンの欠点を補うために、ポリメチル
ペンテンとポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィンとの混合樹脂とすることができる。また用いるポ
リメチルペンテンは、他の樹脂を含むものであってもよ
い。ポリメチルペンテンとポリオレフィンとの混合樹脂
は、ポリメチルペンテン含量10〜80重量%の範囲で
は、ポリメチルペンテンとポリオレフィンとは相溶性が
乏しいためにマトリックスは海島構造をなし、このため
に他の樹脂を混合しても、ポリメチルペンテンの優れた
酸素透過性を生かすことができる。また混合樹脂は真珠
のような光沢を持ち、高級感のある外観を呈する。
ンテンを用いる場合は、酸素吸収性樹脂層との熱接着性
を確保する上から、酸素吸収性樹脂層に用いた樹脂と同
じ樹脂を混合するのがよく、ポリメチルペンテンの割合
は50重量%以下、好ましくは10〜40重量%がよ
い。この場合、酸素吸収性樹脂層を構成する樹脂は、ポ
リエチレンまたはポリプロピレンのいずれかを50%以
上、好ましくは60%以上含有するのがよい。これによ
って通気性隔離層と酸素吸収性樹脂層とは、共押出しや
熱圧着に際し良好な接着性が確保でき、酸素透過性が優
れ、かつ、外観に優れた通気性隔離層を有する積層体を
得ることができる。
しては、公知の樹脂成形加工技術、例えば、Tダイ、サ
ーキュラーダイを用いた多層共押出し成形、真空成形、
圧空成形等のシート成形法、ダイレクトブロー、延伸ブ
ロー等の多層ブロー成形法、共射出、多色射出等の射出
成形法等、他に熱ラミネート、ドライラミネート、エク
ストルージョンラミネート、ホットメルトラミネート等
のラミネート法や各種のコート法など公知のコンバーテ
ィング技術、又はこれらを組み合わせて用いることがで
きる。
料又はノンバリア材料として、包装材料、包装容器に用
いられる。バリア材料としては、フィルム、トレイ、カ
ップ、チューブ、ボトル等の形態をとり、包装容器の外
装材の一部又は全部に用いられ、また必要に応じ、一般
的なガスバリア性フィルムやクロージャー類と組み合わ
せて用いることができる。例えば、トレイやボトル等の
容器とし開口部を、図3〜図5に示すようにガスバリア
性部材で密封される。また、図6に示すような容器のト
ップシールフィルムとされる。ノンバリア材料として
は、主に台紙、中仕切り等のシート又はトレイ、ボトル
等の容器の形態をとり、前者は包装材料の一部として包
装容器の内部に挿入され、後者は、被保存物を収納した
後更にガスバリア性フィルム等に外包装して用いられ
る。
びこれからなる製品は、製造工程、流通過程また使用に
際して大気中で簡便に取り扱うことができる。しかし、
その保管には簡単な防湿包装をすることが望ましく、長
期に亘る場合には防湿包装をすることが好ましい。
し、本発明の効果を具体的に説明する。本発明は以下の
実施例に限定されるものではない。 実施例1 平均粒径30μmの還元鉄粉100kgを加熱ジャケッ
ト付き真空混合乾燥機中に投入し、10mmHgの減圧
下140℃で加熱しつつ、塩化カルシウム20重量%水
溶液7Kgを噴霧、乾燥した後、篩分けして300メッ
シュオーバーの粗粒を除き、粒状の脱酸素剤組成物を得
た。次に、ベント付き45mmφ同方向回転二軸押出機
と定量フィーダーからなる押出し装置を用い、エチレン
−プロピレン共重合体と上記脱酸素剤組成物とを重量比
2:3で混練し、ストランドダイから押し出した後、空
冷、破砕してマスターバッチAを得た。同様に上記の押
出し装置を用い、平均粒径20μmの酸化カルシウムと
エチレンーαオレフィン共重合体とを重量比1:1で混
練し、マスターバッチBを得た。
ック、Tダイ、冷却ロール、引取り装置、スリッター、
ワインダーからなる5種6層多層シート成形装置装置を
用い、第1〜第5押出機から、それぞれ、表1に示す樹
脂組成物を押し出し、図1に示す、層3/層2/層13
/層14/層15/層16の順に積層構成した積層シー
ト(幅650mm)を製造した。得られた積層シートの
表面は全く平滑で良好なものであった。なお、上記積層
シートの各層は、層3;通気性隔離層(60μm)、層
2;酸素吸収性樹脂層(140μm)、層13;接着剤
層(15μm)、層14;ガスバリア層(20μm)、
層15;接着剤層(15μm)、層16;強度保持層
(250μm)の役割をなす(()内は膜厚を示
す。)。上記に製造された積層シートは塩化ビニル製パ
イプ(内径3インチ)に50m単位で巻き取り、これを
アルミ箔積層ポリプロピレンからなる防湿フィルムで包
装し保存に備えた。
ターバッチBに係る組成物は使用せずエチレン−プロピ
レン共重合体2重量%に変更したこと以外、実施例1と
同様にして積層シートを製造した。得られた積層シート
を観察したところ、層3(通気性隔離層)の表面に凹凸
が発生して平滑性が失われ、また、層2(酸素吸収性樹
脂層)には、気泡が発生していた。
に脱酸素剤組成物を電気炉を用いて窒素ガス雰囲気下で
300℃にて1時間乾燥して予め乾燥処理した脱酸素剤
組成物をマスターバッチAに使用したこと以外は比較例
1と同様にして、積層シートを製造した。得られた積層
シートを観察したところ、シートの表面は実施例1のも
のと同様平滑で良好であった。
ピレンフィルムで簡便に防湿包装した積層シートの包装
体を2か月後に開封し、真空成形機(トレイ型15個取
り)を用い実施例1の積層シートの層3(通気性隔離
層)側を内側にして温度185℃でトレイ状容器(縦1
30×横90mm×深さ25mm、内容積270cc)に成形
した。以下、トレイ状容器を単にトレイと称す。得られ
たトレイの成形状態を観察したところ極めて良好であっ
た。
トと同様にパイプに巻き取り、アルミ箔積層ポリプロピ
レンからなる防湿フィルムで包装してテープ止めした
後、これを更に塩化ビニリデンコートナイロン/ポリエ
チレン積層フィルム袋に入れ袋口をヒートシールして密
封し、二重包装形態で保存した。2カ月間二重包装して
保存した比較例2の積層シートを開封し、直ちにこの積
層シートを実施例2と同様の条件で真空成形しトレイに
成形した。得られたトレイの成形状態を観察したとこ
ろ、トレイに発泡が起こり美観を損なうばかりでなく、
部分的に隔離層(層3)が破れて酸素吸収性樹脂層(層
2)が露出し、トレイとして使用できないものであっ
た。
この成形トレイの開口部にポリエステル/アルミ箔/ポ
リプロピレンを積層したトップフィルムをヒートシール
し密封した。密封したトレイを室温に放置し、それぞ
れ、4日後、10日後及び2カ月後のトレイ内の酸素濃
度をガスクロマトグラフィーにより分析した。この結果
を表2に示す。
形し、得られた成形トレイに赤飯を入れ、実施例3と同
様にしてトレイ内の酸素濃度測定を行った。この結果を
表2に示す。
止めにしたナイロン積層ポリエチレン製の袋に2カ月間
保存した後、このトレイに赤飯を入れ、実施例3と同様
にしてトレイ内の酸素濃度測定を行った。この結果を表
2に示す。
様、袋口を輪ゴム止めにしたナイロン積層ポリエチレン
製の袋に2カ月間保存した後、このトレイに赤飯を入
れ、実施例3と同様にしてトレイ内の酸素濃度測定を行
った。この結果を表2に示す。
ト付き真空混合乾燥機中に投入し、130℃、10mm
Hgの減圧下で加熱しつつ、鉄粉100重量部に対し、
塩化カルシウム:塩化ナトリウム:水=0.5:0.
5:2.5(各重量部)の混合水溶液を噴霧、十分に乾
燥した後、篩分けして300メッシュオーバーの微粉を
除き、粒状の脱酸素剤組成物を得た。次に、ベント付き
45mmφ同方向回転二軸押出機と定量フィーダーから
なる押出し装置を用い、ポリプロピレン:上記脱酸素剤
組成物=2:3重量比で混練し、ブロワ付きネットベル
トで冷却後、ペレタイザーを経て酸素吸収性樹脂組成物
のペレットを得た。実施例1の5種6層多層シート成形
装置を用い、第1〜第5押出機から、それぞれ、表3に
示す樹脂組成物を押し出し、図1に示す、層3/層2/
層13/層14/層15/層16の順に積層構成した積
層シート(幅650mm)を製造した。ここでは、第1
押出機から白色顔料添加ポリプロピレン/ポリメチルペ
ンテン/ポリエチレン=60/30/10(重量比)か
らなる組成物を押し出し、層3;通気性隔離層を形成し
た。(白色顔料添加ポリプロピレン;ポリプロピレン/
酸化チタン=80/20重量比の組成物、ポリメチルペ
ンテン;三井石油化学製TPX) 積層シートの各層の膜厚は次のとおり。層3(通気性隔
離層);50μm、層2(酸素吸収性樹脂層);120
μm、層13及び層15(接着剤層);15μm、層1
4(ガスバリア層);20μm、層16(強度保持
層);300μm次に、真空成形機を用い上記の積層シ
ートの層3(通気性隔離層)側を内側にして温度185
℃でプラグアシスト成形し、カップ(口径60mm×深さ
35mm、内容積約90cc)を得た。カップの成形状態は
良好であった。得られたトレイに熱湯80ccを入れ、次
にカップシーラーを用い、PET(12μm)/アルミ
ニウム(40μm)/PE(28μm)の積層されたト
ップフィルムをヒートシールして密封した。密封したこ
のカップを室温に放置し、3日後と10日後のカップ内
の酸素濃度をガスクロマトグラフィーにより分析した。
結果を表4に示す。
成物を白色顔料添加ポリプロピレン(ポリプロピレン/
酸化チタン=80/20重量比の組成物)に変えたこと
以外、全く実施例5と同様にして積層シートを製造し
た。次いで得られた積層シートを実施例5と同様にして
カップに成形し、このカップに熱湯を入れトップフィル
ムでヒートシールした。密封したカップを室温に放置し
て7日後と14日後のカップ内の酸素濃度をガスクロマ
トグラフィーにより分析した。結果を表4に示す。
る多層シートにおいて、第1押出機から押し出す樹脂組
成物を変え、実施例5と同様の方法で多層シートを製造
した。なお、第1押出機から押し出す樹脂組成物は、A
成分;白色顔料添加ポリプロピレンとB成分とからな
り、B成分を表5に示すように変え、5種の多層シート
を得た。表5にA:Bの割合は、重量比で示す。得られ
た5種の多層シートをカップに成形し、次いでカップシ
ーラーを用い、それぞれ、カップの口部にナイロン/エ
チレンビニルアルコール共重合体/ポリエチレンからな
るトップフィルムを180℃でヒートシールした。ヒー
トシールしたカップのトップフィルムに、円形の真中を
中心に径方向に15mm幅で周縁のシール部まで切れ目
を入れ、真中で切り出した15mm幅の短冊状のトップ
フィルムの一端をプッシュプルゲージを用いて、カップ
からシール部を剥がした時のシール強度を測定した。結
果を表5に示す。
ルカリ土類金属酸化物を配合、分散させたことにより前
記第一課題を解決して、酸素吸収性能に優れた酸素吸収
性樹脂組成物、これからなる積層体及びこの成形品が簡
便な防湿包装で、その酸素吸収性能を損なうことなく長
期保存が可能となり、大幅に保存性を改良することがで
きた。本発明によれば、酸素吸収性樹脂組成物又は積層
体の原料、中間製品段階での吸湿を防止することがで
き、もって酸素吸収能力の失効がなく、成形時に発泡等
の問題がなく成形加工性に優れたものとすることがで
き、実用上、製造工程や保管に取り扱い易いものとな
る。さらに成形加工された製品についても同様に、酸素
吸収能力の失効がなく容易に保存ができる。また本発明
によれば、ポリメチルペンテンとポリオレフィンとの混
合樹脂を通気性隔離層とすることにより前記第二課題を
解決して、ポリメチルペンテンの接着性に乏しい点を補
い、酸素透過性を生かした優れた通気性隔離層を有する
酸素吸収性積層体とすることができ、もって酸素吸収性
に優れた包装材料、包装容器が得られる。
の一例の断面図である。
料)の一例の断面図である。
断面図である。
トルの断面図である。
口ボトルの断面図である。
器に被せた状態を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂中に水分を得て酸素吸収反
応を生起する脱酸素剤組成物とアルカリ土類金属酸化物
とを分散してなることを特徴とする酸素吸収性樹脂組成
物。 - 【請求項2】 請求項1記載の酸素吸収性樹脂組成物か
らなる中間層の少なくとも一面に通気性隔離層を配して
なる酸素吸収性積層体。 - 【請求項3】 ポリオレフィンからなる樹脂に脱酸素剤
組成物を分散させた樹脂層に、ポリ−4−メチルペンテ
ン−1の割合が50重量%以下であるポリオレフィンと
の混合樹脂を積層してなる酸素吸収性積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33503495A JP3362756B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 酸素吸収性樹脂組成物及び酸素吸収性積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33503495A JP3362756B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 酸素吸収性樹脂組成物及び酸素吸収性積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09176499A true JPH09176499A (ja) | 1997-07-08 |
JP3362756B2 JP3362756B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=18284006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33503495A Expired - Lifetime JP3362756B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 酸素吸収性樹脂組成物及び酸素吸収性積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362756B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000211080A (ja) * | 1999-01-22 | 2000-08-02 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 酸素吸収性多層フィルム |
WO2002018140A1 (fr) * | 2000-08-28 | 2002-03-07 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Desoxydant multicouche et son procede de production |
JP2002144507A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-05-21 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 脱酸素多層体 |
WO2005016782A1 (ja) * | 2003-08-14 | 2005-02-24 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | 包装容器 |
JP2006240704A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Chuo Kagaku Co Ltd | 酸素吸収性容器 |
JP2008265881A (ja) * | 2008-06-02 | 2008-11-06 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 酸素の吸収性と遮蔽性に優れた多層成形容器及び多層成形用シート並びに多層成形用シートの製造方法 |
JP2010524783A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | エイサパック ホールディング ソシエテ アノニム | ワインまたは類似飲料のための容器 |
JP2012171666A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 酸素吸収性包装容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102517590B1 (ko) * | 2022-04-18 | 2023-04-05 | 한국식품연구원 | 가스제어능을 가지는 식품포장용 조성물 및 이를 이용한 식품포장재 |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP33503495A patent/JP3362756B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000211080A (ja) * | 1999-01-22 | 2000-08-02 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 酸素吸収性多層フィルム |
WO2002018140A1 (fr) * | 2000-08-28 | 2002-03-07 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Desoxydant multicouche et son procede de production |
JP2002144507A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-05-21 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 脱酸素多層体 |
JP4548566B2 (ja) * | 2000-08-28 | 2010-09-22 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 脱酸素多層体 |
WO2005016782A1 (ja) * | 2003-08-14 | 2005-02-24 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | 包装容器 |
AU2004265166B2 (en) * | 2003-08-14 | 2009-12-17 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Packaging container |
JP2006240704A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Chuo Kagaku Co Ltd | 酸素吸収性容器 |
JP4600987B2 (ja) * | 2005-03-04 | 2010-12-22 | 中央化学株式会社 | 酸素吸収性容器 |
JP2010524783A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | エイサパック ホールディング ソシエテ アノニム | ワインまたは類似飲料のための容器 |
JP2008265881A (ja) * | 2008-06-02 | 2008-11-06 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 酸素の吸収性と遮蔽性に優れた多層成形容器及び多層成形用シート並びに多層成形用シートの製造方法 |
JP2012171666A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 酸素吸収性包装容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3362756B2 (ja) | 2003-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5820956A (en) | Multi-layer structural body | |
JP3955626B2 (ja) | 酸素掃去組成物 | |
EP0400460B1 (en) | Moisture-absorbent compositions | |
US5908676A (en) | Oxygen absorbing resin, deoxidizing multi-layer structure using resin, and packaging container | |
JP3362756B2 (ja) | 酸素吸収性樹脂組成物及び酸素吸収性積層体 | |
JP2003088344A (ja) | 酸素吸収及び炭酸ガス吸収多層体 | |
JP3460789B2 (ja) | 脱酸素性多層フィルム | |
JP3166817B2 (ja) | 脱酸素性多層構造体及びこれよりなる包装体 | |
JP3781062B2 (ja) | 蓋用パッキング | |
JP2001354817A (ja) | 酸素吸収性樹脂組成物 | |
JPH0490847A (ja) | 酸素吸収剤及び該酸素吸収剤を用いた樹脂組成物並びに樹脂組成物からなるフィルム又はシート,包装用容器 | |
JP4449120B2 (ja) | 酸素吸収性樹脂組成物及び脱酸素性多層体 | |
JP3962882B2 (ja) | 脱酸素性樹脂組成物、これよりなるシート又はフィルム及び包装容器 | |
JP3545089B2 (ja) | 酸素吸収性容器の製造方法及びこの方法により得られる酸素吸収性容器 | |
JPS60158257A (ja) | 酸素吸収性樹脂組成物 | |
JP2002201360A (ja) | 酸素吸収組成物、該組成物からなるフィルムまたはシート及び該組成物からなる層を有する酸素吸収積層フィルムまたはシート、該フィルムまたはシートからなる包装容器 | |
JP2002052655A (ja) | 酸素吸収性多層体及びこれを用いた低水分含有物品の保存方法 | |
EP0863181B1 (en) | Deoxidizing resin composition sheet or film comprising same, and packaging container | |
JP4544377B2 (ja) | 酸素吸収性多層体 | |
JPH1076590A (ja) | 脱酸素性多層構造体及び包装容器 | |
JP2000318091A (ja) | 脱酸素性多層シート及び容器 | |
JP3460801B2 (ja) | 食品加熱用脱酸素性多層体または方法 | |
JP2002103490A (ja) | 脱酸素性多層チューブ | |
JP3424734B2 (ja) | 脱酸素性包装袋 | |
JP4305584B2 (ja) | 酸素吸収性樹脂組成物及び酸素吸収性多層体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |