JPH09176115A - 光学活性なn−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法 - Google Patents
光学活性なn−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法Info
- Publication number
- JPH09176115A JPH09176115A JP35316295A JP35316295A JPH09176115A JP H09176115 A JPH09176115 A JP H09176115A JP 35316295 A JP35316295 A JP 35316295A JP 35316295 A JP35316295 A JP 35316295A JP H09176115 A JPH09176115 A JP H09176115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- benzyl
- optically active
- aminopyrrolidine
- tartaric acid
- acid derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pyrrole Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 室温にて、光学純度の良好な光学活性なN−
ベンジル−3−アミノピロリジンを光学分割により良好
な化学収率で製造する方法を提供する。 【解決手段】 RS−N−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンを下記一般式(1)または(2)で表される光学活
性な酒石酸誘導体を分割剤として用いて光学分割するこ
とを特徴とする光学活性なN−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンの製造方法。 一般式(1): 【化1】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す) 一般式(2): 【化2】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す)
ベンジル−3−アミノピロリジンを光学分割により良好
な化学収率で製造する方法を提供する。 【解決手段】 RS−N−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンを下記一般式(1)または(2)で表される光学活
性な酒石酸誘導体を分割剤として用いて光学分割するこ
とを特徴とする光学活性なN−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンの製造方法。 一般式(1): 【化1】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す) 一般式(2): 【化2】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はRS−N−ベンジル
−3−アミノピロリジンから光学分割法により光学活性
なN−ベンジル−3−アミノピロリジンを製造する方法
に関する。光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンは、主に農薬や医薬のような生理活性物質の構成要
素として用いられる光学活性な3−アミノピロリジンの
有用な合成原料である。
−3−アミノピロリジンから光学分割法により光学活性
なN−ベンジル−3−アミノピロリジンを製造する方法
に関する。光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンは、主に農薬や医薬のような生理活性物質の構成要
素として用いられる光学活性な3−アミノピロリジンの
有用な合成原料である。
【0002】
【従来の技術】従来、光学活性なN−ベンジル−3−ア
ミノピロリジンを製造する方法としては、(1)N−ベ
ンジル−3−ピロリンの不斉ヒドロホウ素化による3位
への水酸基の立体選択的導入、続くメシル化と求核置換
反応によりアジド基を導入し、これを還元する方法〔J.
Med.Chem., 31, 1586(1988) 〕、(2)L−アスパラギ
ン酸のアミノ基の保護とカルボキシル基の還元による水
酸基への変換、続く水酸基の保護と環化、最後に脱保護
して目的物を得る方法(USP−5,177,217お
よび特表平7−506110)(3)D−およびL−酒
石酸、L−(+)−マンデル酸、またはL−(−)−ピ
ログルタミン酸などの光学活性なカルボン酸を分割剤と
して用いて光学分割する方法(特開平2−218664
号)が知られている。しかしながら、上記(1)及び
(2)の光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリジ
ンの不斉合成は多段階であり、ト−タルの収率と手間を
考えれば必ずしも良い方法とはいえない。また、上記
(3)の光学分割法では室温で晶析させると光学活性な
N−ベンジル−3−アミノピロリジンの化学収率が20
〜24%、氷冷下で晶析させても37%であり、必ずし
も満足しうる方法であるとはいえない。
ミノピロリジンを製造する方法としては、(1)N−ベ
ンジル−3−ピロリンの不斉ヒドロホウ素化による3位
への水酸基の立体選択的導入、続くメシル化と求核置換
反応によりアジド基を導入し、これを還元する方法〔J.
Med.Chem., 31, 1586(1988) 〕、(2)L−アスパラギ
ン酸のアミノ基の保護とカルボキシル基の還元による水
酸基への変換、続く水酸基の保護と環化、最後に脱保護
して目的物を得る方法(USP−5,177,217お
よび特表平7−506110)(3)D−およびL−酒
石酸、L−(+)−マンデル酸、またはL−(−)−ピ
ログルタミン酸などの光学活性なカルボン酸を分割剤と
して用いて光学分割する方法(特開平2−218664
号)が知られている。しかしながら、上記(1)及び
(2)の光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリジ
ンの不斉合成は多段階であり、ト−タルの収率と手間を
考えれば必ずしも良い方法とはいえない。また、上記
(3)の光学分割法では室温で晶析させると光学活性な
N−ベンジル−3−アミノピロリジンの化学収率が20
〜24%、氷冷下で晶析させても37%であり、必ずし
も満足しうる方法であるとはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、室温
にて、化学純度および光学純度の何れも良好な光学活性
なN−ベンジル−3−アミノピロリジンをRS−N−ベ
ンジル−3−アミノピロリジンの光学分割により良好な
化学収率で製造する方法、並びにそれに使用した分割剤
の簡便な回収方法を提供することにある。
にて、化学純度および光学純度の何れも良好な光学活性
なN−ベンジル−3−アミノピロリジンをRS−N−ベ
ンジル−3−アミノピロリジンの光学分割により良好な
化学収率で製造する方法、並びにそれに使用した分割剤
の簡便な回収方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、RS−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンの光学分割について
鋭意検討した結果、下記一般式(1)または(2)で表
される光学活性な酒石酸誘導体を分割剤として用いるこ
とにより、光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンの製造方法に係る上記課題が達成されることを見出
し本発明を完成するに至った。
−ベンジル−3−アミノピロリジンの光学分割について
鋭意検討した結果、下記一般式(1)または(2)で表
される光学活性な酒石酸誘導体を分割剤として用いるこ
とにより、光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンの製造方法に係る上記課題が達成されることを見出
し本発明を完成するに至った。
【0005】一般式(1):
【化5】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す)
ニル基を示す)
【0006】一般式(2):
【化6】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す)
ニル基を示す)
【0007】さらに、光学分割に使用した上記分割剤の
回収方法についても鋭意検討した結果、光学分割する際
に得られる光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンと光学活性な酒石酸誘導体との塩を、水中でアルカ
リ処理し、得られる水層を有機溶媒で抽出したのち、水
層に鉱酸を添加すれば、分割剤が定量的に析出すること
を見出し本発明を完成するに至った。
回収方法についても鋭意検討した結果、光学分割する際
に得られる光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンと光学活性な酒石酸誘導体との塩を、水中でアルカ
リ処理し、得られる水層を有機溶媒で抽出したのち、水
層に鉱酸を添加すれば、分割剤が定量的に析出すること
を見出し本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明はRS−N−ベンジル−
3−アミノピロリジンを前記一般式(1)または(2)
で表される光学活性な酒石酸誘導体を分割剤として用い
て光学分割することを特徴とする光学活性なN−ベンジ
ル−3−アミノピロリジンの製造方法、およびRS−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンと分割剤としての前
記一般式(1)または(2)で表される光学活性な酒石
酸誘導体とから光学活性なN−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンと光学活性な酒石酸誘導体との塩を形成し、当
該塩から光学活性な酒石酸誘導体を回収するに当たり、
当該塩を水中でアルカリ処理し、得られる水層を有機溶
媒で抽出したのち、水層に鉱酸を添加して光学活性な酒
石酸誘導体を析出せしめることを特徴とする光学活性な
酒石酸誘導体の回収方法に関するものである。
3−アミノピロリジンを前記一般式(1)または(2)
で表される光学活性な酒石酸誘導体を分割剤として用い
て光学分割することを特徴とする光学活性なN−ベンジ
ル−3−アミノピロリジンの製造方法、およびRS−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンと分割剤としての前
記一般式(1)または(2)で表される光学活性な酒石
酸誘導体とから光学活性なN−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンと光学活性な酒石酸誘導体との塩を形成し、当
該塩から光学活性な酒石酸誘導体を回収するに当たり、
当該塩を水中でアルカリ処理し、得られる水層を有機溶
媒で抽出したのち、水層に鉱酸を添加して光学活性な酒
石酸誘導体を析出せしめることを特徴とする光学活性な
酒石酸誘導体の回収方法に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の分割剤である一般式
(1)または(2)で表される光学活性な酒石酸誘導体
とは、D−ジアセチル酒石酸、L−ジアセチル酒石酸、
D−ジベンゾイル酒石酸、L−ジベンゾイル酒石酸、D
−ジトルオイル酒石酸およびL−ジトルオイル酒石酸で
ある。また、これらの分割剤は安定な化合物であり、分
割回収の際に分解やラセミ化が起こることはほとんどな
い。
(1)または(2)で表される光学活性な酒石酸誘導体
とは、D−ジアセチル酒石酸、L−ジアセチル酒石酸、
D−ジベンゾイル酒石酸、L−ジベンゾイル酒石酸、D
−ジトルオイル酒石酸およびL−ジトルオイル酒石酸で
ある。また、これらの分割剤は安定な化合物であり、分
割回収の際に分解やラセミ化が起こることはほとんどな
い。
【0010】本発明に於いて、原料として用いられるR
S−N−ベンジル−3−アミノピロリジンは、例えばN
−ベンジル−3−ピロリドンの還元アミノ化により高収
率で得ることができる。もちろん、これ以外の方法で製
造したものであっても何ら問題はない。
S−N−ベンジル−3−アミノピロリジンは、例えばN
−ベンジル−3−ピロリドンの還元アミノ化により高収
率で得ることができる。もちろん、これ以外の方法で製
造したものであっても何ら問題はない。
【0011】また、この原料は、R−N−ベンジル−3
−アミノピロリジンとS−N−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンとを等量含むラセミ型混合物(すなわち、ラセ
ミ体、およびラセミ体以外に他の化合物も含有する混合
物)だけではなく、いずれか一方の光学異性体を等量以
上に含む混合物をも包含する。
−アミノピロリジンとS−N−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンとを等量含むラセミ型混合物(すなわち、ラセ
ミ体、およびラセミ体以外に他の化合物も含有する混合
物)だけではなく、いずれか一方の光学異性体を等量以
上に含む混合物をも包含する。
【0012】RS−N−ベンジル−3−アミノピロリジ
ンの光学分割は通常、以下の手順と条件で行う。
ンの光学分割は通常、以下の手順と条件で行う。
【0013】まず、RS−N−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンとその1モルに対して0.5〜1.5モル、好
ましくは0.75〜1.25モルの光学活性な酒石酸誘
導体を溶媒中にて0〜100℃で混合して反応させ、光
学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリジンと光学活
性な酒石酸誘導体との塩(すなわち2種類のジアステレ
オマ−塩)を形成させる。使用する溶媒は、これらの化
合物を化学的に変質せしめることなく、且つ、形成され
た2種類のジアステレオマ−塩の一方を析出せしめるも
のが好ましい。例えば、水、メタノ−ルやエタノ−ルな
どのアルコ−ル、水とメタノ−ルやエタノ−ルなどのア
ルコ−ルとの混合溶媒、酢酸エステル(これらの中で好
適なものとしては酢酸ブチル及び酢酸エチルが挙げられ
る。)などが使用できる。溶媒として、RS−N−ベン
ジル−3−アミノピロリジン、光学活性な酒石酸誘導体
およびジアステレオマ−塩を化学的に変質させないがジ
アステレオマ−塩を析出できないものであっても上記反
応に使用できるけれども、この溶媒は、反応液から2種
類のジアステレオマ−塩の混合物を分離しこの混合物を
上記水、アルコ−ル、水とアルコ−ルとの混合溶媒、酢
酸エステル等に溶解させる必要があり操作が煩雑となる
ので、好ましくない。
ロリジンとその1モルに対して0.5〜1.5モル、好
ましくは0.75〜1.25モルの光学活性な酒石酸誘
導体を溶媒中にて0〜100℃で混合して反応させ、光
学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリジンと光学活
性な酒石酸誘導体との塩(すなわち2種類のジアステレ
オマ−塩)を形成させる。使用する溶媒は、これらの化
合物を化学的に変質せしめることなく、且つ、形成され
た2種類のジアステレオマ−塩の一方を析出せしめるも
のが好ましい。例えば、水、メタノ−ルやエタノ−ルな
どのアルコ−ル、水とメタノ−ルやエタノ−ルなどのア
ルコ−ルとの混合溶媒、酢酸エステル(これらの中で好
適なものとしては酢酸ブチル及び酢酸エチルが挙げられ
る。)などが使用できる。溶媒として、RS−N−ベン
ジル−3−アミノピロリジン、光学活性な酒石酸誘導体
およびジアステレオマ−塩を化学的に変質させないがジ
アステレオマ−塩を析出できないものであっても上記反
応に使用できるけれども、この溶媒は、反応液から2種
類のジアステレオマ−塩の混合物を分離しこの混合物を
上記水、アルコ−ル、水とアルコ−ルとの混合溶媒、酢
酸エステル等に溶解させる必要があり操作が煩雑となる
ので、好ましくない。
【0014】溶媒の使用量は通常、2種類のジアステレ
オマ−塩の濃度が10〜50重量%、好ましくは15〜
30重量%になる量である。
オマ−塩の濃度が10〜50重量%、好ましくは15〜
30重量%になる量である。
【0015】RS−N−ベンジル−3−アミノピロリジ
ンと光学活性な酒石酸誘導体との溶媒中での反応は、予
め光学活性な酒石酸誘導体が溶解した溶媒中にRS−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンを一挙に加えて行っ
てもよく、滴下などの方法で順次加えながら行ってもよ
い。
ンと光学活性な酒石酸誘導体との溶媒中での反応は、予
め光学活性な酒石酸誘導体が溶解した溶媒中にRS−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンを一挙に加えて行っ
てもよく、滴下などの方法で順次加えながら行ってもよ
い。
【0016】次に、かくして得られたジアステレオマ−
塩を含む溶液に難溶性のジアステレオマ−塩の種結晶を
添加した後、必要であれば、該ジアステレオマ−塩の溶
解性が低い溶媒を混合し、攪拌および/または放置す
る。すると、難溶性のジアステレオマ−塩が溶液から晶
析してくる。
塩を含む溶液に難溶性のジアステレオマ−塩の種結晶を
添加した後、必要であれば、該ジアステレオマ−塩の溶
解性が低い溶媒を混合し、攪拌および/または放置す
る。すると、難溶性のジアステレオマ−塩が溶液から晶
析してくる。
【0017】難溶性のジアステレオマ−塩を溶液から析
出させる際の温度は目的に応じて適宜決められるが、通
常は0℃から100℃の範囲で十分である。
出させる際の温度は目的に応じて適宜決められるが、通
常は0℃から100℃の範囲で十分である。
【0018】難溶性のジアステレオマ−塩の結晶は、濾
過や遠心分離などの通常の固液分離法によって容易に分
離することができる。
過や遠心分離などの通常の固液分離法によって容易に分
離することができる。
【0019】一方、難溶性のジアステレオマ−塩を分離
した残りの母液を冷却および/または濃縮し、易溶性の
ジアステレオマ−塩を分離することもできる。
した残りの母液を冷却および/または濃縮し、易溶性の
ジアステレオマ−塩を分離することもできる。
【0020】さらに、このようにして分離された各ジア
ステレオマ−塩を適当な方法でR−N−ベンジル−3−
アミノピロリジンまたはS−N−ベンジル−3−アミノ
ピロリジンと分割剤とに分解する。
ステレオマ−塩を適当な方法でR−N−ベンジル−3−
アミノピロリジンまたはS−N−ベンジル−3−アミノ
ピロリジンと分割剤とに分解する。
【0021】ジアステレオマ−塩の分解方法は、例えば
水性溶媒中、アルカリ(例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等)で処理する方法が適用できる。このアル
カリ処理方法の一実施態様としては、ジアステレオマ−
塩を水中に溶解または分散させた中に分割剤1当量に対
して1〜2当量の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウ
ム水溶液を添加し10〜40℃で攪拌する方法が挙げら
れる。水の使用量は水酸化ナトリウムまたは水酸化カリ
ウムの濃度が5〜20重量%になる量である。
水性溶媒中、アルカリ(例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等)で処理する方法が適用できる。このアル
カリ処理方法の一実施態様としては、ジアステレオマ−
塩を水中に溶解または分散させた中に分割剤1当量に対
して1〜2当量の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウ
ム水溶液を添加し10〜40℃で攪拌する方法が挙げら
れる。水の使用量は水酸化ナトリウムまたは水酸化カリ
ウムの濃度が5〜20重量%になる量である。
【0022】このようにしてアルカリ処理すると、光学
活性な酒石酸誘導体ナトリウムまたはカリウム塩および
R−N−ベンジル−3−アミノピロリジンまたはS−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンを含有する水層とR
−N−ベンジル−3−アミノピロリジンまたはS−N−
ベンジル−3−アミノピロリジンの有機層との2層に分
離する。
活性な酒石酸誘導体ナトリウムまたはカリウム塩および
R−N−ベンジル−3−アミノピロリジンまたはS−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンを含有する水層とR
−N−ベンジル−3−アミノピロリジンまたはS−N−
ベンジル−3−アミノピロリジンの有機層との2層に分
離する。
【0023】また、このようにして得られた有機層と水
層をそれぞれに分離する。水層はそれに含まれるR−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンまたはS−N−ベン
ジル−3−アミノピロリジンを回収するために有機溶媒
(例えばトルエンやキシレン等の芳香族炭化水素、炭素
数5ないし12の鎖状、分枝状または環状のアルカンな
どの炭化水素)で抽出する。上記有機層および抽出層を
冷却および/または濃縮すれば、R−N−ベンジル−3
−アミノピロリジンまたはS−N−ベンジル−3−アミ
ノピロリジンを単離することができる。
層をそれぞれに分離する。水層はそれに含まれるR−N
−ベンジル−3−アミノピロリジンまたはS−N−ベン
ジル−3−アミノピロリジンを回収するために有機溶媒
(例えばトルエンやキシレン等の芳香族炭化水素、炭素
数5ないし12の鎖状、分枝状または環状のアルカンな
どの炭化水素)で抽出する。上記有機層および抽出層を
冷却および/または濃縮すれば、R−N−ベンジル−3
−アミノピロリジンまたはS−N−ベンジル−3−アミ
ノピロリジンを単離することができる。
【0024】抽出後の水層に、例えば、塩酸や硫酸など
の鉱酸を添加すると、水に難溶性の光学活性な酒石酸誘
導体が析出する。鉱酸の使用量がアルカリ処理に使用し
たアルカリ1当量に対して1当量であれば、光学活性な
酒石酸誘導体はほぼ定量的に回収できる。光学活性な酒
石酸誘導体は濾過や遠心分離などの一般的な操作によっ
て、容易に分離することができる。更に、水洗すれば副
生する鉱酸塩を容易に除去することができる。
の鉱酸を添加すると、水に難溶性の光学活性な酒石酸誘
導体が析出する。鉱酸の使用量がアルカリ処理に使用し
たアルカリ1当量に対して1当量であれば、光学活性な
酒石酸誘導体はほぼ定量的に回収できる。光学活性な酒
石酸誘導体は濾過や遠心分離などの一般的な操作によっ
て、容易に分離することができる。更に、水洗すれば副
生する鉱酸塩を容易に除去することができる。
【0025】難溶性のジアステレオマ−塩を濾別して得
られた濾液についても一連の同様の操作を行うことによ
り、分割剤を回収できる。
られた濾液についても一連の同様の操作を行うことによ
り、分割剤を回収できる。
【0026】本発明で分割剤として用いる光学活性な酒
石酸誘導体は、ジアステレオマ−塩から高収率で回収す
ることができ、しかも回収の過程で分解やラセミ化が起
こることはほとんどない。つまり、分割剤は光学活性が
保持されているので、再使用して光学分割を行うことが
できる。
石酸誘導体は、ジアステレオマ−塩から高収率で回収す
ることができ、しかも回収の過程で分解やラセミ化が起
こることはほとんどない。つまり、分割剤は光学活性が
保持されているので、再使用して光学分割を行うことが
できる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0028】なお、実施例中N−ベンジル−3−アミノ
ピロリジンの光学純度(%ee)は、光学異性体分離用
カラムを用いて液体クロマトグラフィ−により分析を行
った。また、化学純度はガスクロマトグラフィ−により
分析を行った。
ピロリジンの光学純度(%ee)は、光学異性体分離用
カラムを用いて液体クロマトグラフィ−により分析を行
った。また、化学純度はガスクロマトグラフィ−により
分析を行った。
【0029】液体クロマトグラフィ−:カラム;CHI
RALCEL WH,溶離液;0.5mM−CuSO4
水溶液/メタノ−ル=70/30,温度;35℃,検出
波長;254nm,保持時間;S体=30.8分,R体
=36.1分
RALCEL WH,溶離液;0.5mM−CuSO4
水溶液/メタノ−ル=70/30,温度;35℃,検出
波長;254nm,保持時間;S体=30.8分,R体
=36.1分
【0030】ガスクロマトグラフィ−:CBP−1(n
arrow bore,25m),温度;100→30
0℃(10℃/min),キャリア−ガス;ヘリウム,
保持時間;12.3分
arrow bore,25m),温度;100→30
0℃(10℃/min),キャリア−ガス;ヘリウム,
保持時間;12.3分
【0031】実施例1 メタノ−ルと水を1:2の容量比で混合した溶媒100
mlにD−ジベンゾイル酒石酸7.2g(0.02モ
ル)を加えた後、50℃に加熱して完全に溶解させた。
RS−N−ベンジル−3−アミノピロリジン3.5g
(0.02モル)をゆっくりと滴下した後、20℃まで
ゆっくり冷却した。種結晶を添加して、4時間攪拌した
後、更に20時間静置した。析出した結晶を濾別し、白
色結晶4.8gを得た(化学収率45%)。この結晶を
メタノ−ルと水との混合溶媒(組成は上記に同じ)で1
回再結晶して、S−N−ベンジル−3−アミノピロリジ
ンのD−ジベンゾイル酒石酸塩4.1gを得た(再結収
率85.4%)。
mlにD−ジベンゾイル酒石酸7.2g(0.02モ
ル)を加えた後、50℃に加熱して完全に溶解させた。
RS−N−ベンジル−3−アミノピロリジン3.5g
(0.02モル)をゆっくりと滴下した後、20℃まで
ゆっくり冷却した。種結晶を添加して、4時間攪拌した
後、更に20時間静置した。析出した結晶を濾別し、白
色結晶4.8gを得た(化学収率45%)。この結晶を
メタノ−ルと水との混合溶媒(組成は上記に同じ)で1
回再結晶して、S−N−ベンジル−3−アミノピロリジ
ンのD−ジベンゾイル酒石酸塩4.1gを得た(再結収
率85.4%)。
【0032】再結晶して得られた結晶を10重量%水酸
化ナトリウム水溶液3.7gに懸濁させ攪拌すると、結
晶が溶解して溶液が2層に分離した。上層の有機層を分
離した。下層の水層をトルエン3g/回を用いて3回抽
出した。有機層とトルエン層を混合し濃縮してS−N−
ベンジル−3−アミノピロリジン1.34gを得た(化
学収率38.3%、化学純度99.8%、光学純度99
%ee)。
化ナトリウム水溶液3.7gに懸濁させ攪拌すると、結
晶が溶解して溶液が2層に分離した。上層の有機層を分
離した。下層の水層をトルエン3g/回を用いて3回抽
出した。有機層とトルエン層を混合し濃縮してS−N−
ベンジル−3−アミノピロリジン1.34gを得た(化
学収率38.3%、化学純度99.8%、光学純度99
%ee)。
【0033】次に、水層を3.5重量%塩酸9.5gで
中和すると、D−ジベンゾイル酒石酸の白色結晶が析出
した。30分攪拌した後に濾過し、結晶を水洗して乾燥
し、D−ジベンゾイル酒石酸2.73gを回収した(回
収率99.1%)。
中和すると、D−ジベンゾイル酒石酸の白色結晶が析出
した。30分攪拌した後に濾過し、結晶を水洗して乾燥
し、D−ジベンゾイル酒石酸2.73gを回収した(回
収率99.1%)。
【0034】実施例2 分割剤としてL−ジベンゾイル酒石酸を使用した以外
は、実施例1と同じ方法で行った。R−N−ベンジル−
3−アミノピロリジン1.19gを得た(化学収率34
%、化学純度99.5%、光学純度99%ee)。ま
た、L−ジベンゾイル酒石酸の回収率は99.5%であ
った。
は、実施例1と同じ方法で行った。R−N−ベンジル−
3−アミノピロリジン1.19gを得た(化学収率34
%、化学純度99.5%、光学純度99%ee)。ま
た、L−ジベンゾイル酒石酸の回収率は99.5%であ
った。
【0035】実施例3 溶媒としてエタノ−ルと水を1:2の容量比で混合した
溶媒を使用した以外は、実施例1と同じ方法で行った。
S−N−ベンジル−3−アミノピロリジン1.05gを
得た(化学収率30.0%、化学純度99.5%、光学
純度99%ee)。また、D−ジベンゾイル酒石酸の回
収率は99.0%であった。ee)。また、D−ジベン
ゾイル酒石酸の回収率は99.0%であった。
溶媒を使用した以外は、実施例1と同じ方法で行った。
S−N−ベンジル−3−アミノピロリジン1.05gを
得た(化学収率30.0%、化学純度99.5%、光学
純度99%ee)。また、D−ジベンゾイル酒石酸の回
収率は99.0%であった。ee)。また、D−ジベン
ゾイル酒石酸の回収率は99.0%であった。
【0036】実施例4 L−ジベンゾイル酒石酸3.6g(0.01モル)を酢
酸n−ブチル200mlに加えて攪拌溶解した後、RS
−N−ベンジル−3−アミノピロリジン1.75g
(0.01モル)を滴下し、20℃まで冷却した。種結
晶を添加して、4時間攪拌した後、更に20時間静置し
た。析出した結晶を濾別し、白色結晶2.65gを得た
(化学収率49.5%)。この結晶を酢酸n−ブチルで
1回再結晶して、S−N−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンのL−ジベンゾイル酒石酸塩2.41gを得た(再
結収率90.9%)。
酸n−ブチル200mlに加えて攪拌溶解した後、RS
−N−ベンジル−3−アミノピロリジン1.75g
(0.01モル)を滴下し、20℃まで冷却した。種結
晶を添加して、4時間攪拌した後、更に20時間静置し
た。析出した結晶を濾別し、白色結晶2.65gを得た
(化学収率49.5%)。この結晶を酢酸n−ブチルで
1回再結晶して、S−N−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンのL−ジベンゾイル酒石酸塩2.41gを得た(再
結収率90.9%)。
【0037】再結晶して得られた結晶を10重量%水酸
化ナトリウム水溶液2.2gに懸濁させ攪拌すると、結
晶が溶解して溶液が2層に分離した。上層の有機層を分
離した。下層の水層をトルエン3g/回を用いて3回抽
出した。有機層とトルエン層を混合し濃縮してS−N−
ベンジル−3−アミノピロリジン0.78gを得た(化
学収率44.6%、化学純度99.6%、光学純度95
%ee)。
化ナトリウム水溶液2.2gに懸濁させ攪拌すると、結
晶が溶解して溶液が2層に分離した。上層の有機層を分
離した。下層の水層をトルエン3g/回を用いて3回抽
出した。有機層とトルエン層を混合し濃縮してS−N−
ベンジル−3−アミノピロリジン0.78gを得た(化
学収率44.6%、化学純度99.6%、光学純度95
%ee)。
【0038】次に、水層を11重量%塩酸1.8gで中
和すると、L−ジベンゾイル酒石酸の白色結晶が析出し
た。30分攪拌した後に濾過し、結晶を水洗して乾燥
し、L−ジベンゾイル酒石酸1.56gを回収した(回
収率97.2%)。
和すると、L−ジベンゾイル酒石酸の白色結晶が析出し
た。30分攪拌した後に濾過し、結晶を水洗して乾燥
し、L−ジベンゾイル酒石酸1.56gを回収した(回
収率97.2%)。
Claims (6)
- 【請求項1】 RS−N−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンを下記一般式(1)または(2)で表される光学活
性な酒石酸誘導体を分割剤として用いて光学分割するこ
とを特徴とする光学活性なN−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンの製造方法。 一般式(1): 【化1】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す) 一般式(2): 【化2】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す) - 【請求項2】 光学分割する際に得られる光学活性なN
−ベンジル−3−アミノピロリジンと光学活性な酒石酸
誘導体との塩を、水、アルコ−ル、水とアルコ−ルとの
混合溶媒および酢酸エステルから選ばれる少なくとも1
種の溶媒の存在下でRS−N−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンと前記一般式(1)または(2)で表される光
学活性な酒石酸誘導体から形成することを特徴とする請
求項1記載の光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロ
リジンの製造方法。 - 【請求項3】 前記一般式(1)または(2)で表され
る光学活性な酒石酸誘導体がD−酒石酸誘導体であっ
て、溶媒が、水とアルコ−ルとの混合溶媒である請求項
2記載の光学活性なN−ベンジル−3−アミノピロリジ
ンの製造方法。 - 【請求項4】 前記一般式(1)または(2)で表され
る光学活性な酒石酸誘導体がL−酒石酸誘導体であっ
て、溶媒が酢酸エステルである請求項2記載の光学活性
なN−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法。 - 【請求項5】 光学活性なN−ベンジル−3−アミノピ
ロリジンと光学活性な酒石酸誘導体との塩を水中でアル
カリ処理した後に、得られる水層を有機溶媒で抽出する
ことを特徴とする請求項2記載の光学活性なN−ベンジ
ル−3−アミノピロリジンの製造方法。 - 【請求項6】 RS−N−ベンジル−3−アミノピロリ
ジンと分割剤としての下記一般式(1)または(2)で
表される光学活性な酒石酸誘導体とから光学活性なN−
ベンジル−3−アミノピロリジンと光学活性な酒石酸誘
導体との塩を形成し、当該塩から光学活性な酒石酸誘導
体を回収するに当たり、当該塩を水中でアルカリ処理
し、得られる水層を有機溶媒で抽出したのち、水層に鉱
酸を添加して光学活性な酒石酸誘導体を析出せしめるこ
とを特徴とする光学活性な酒石酸誘導体の回収方法。 一般式(1): 【化3】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す) 一般式(2): 【化4】 (式中、Rはメチル基、フェニル基又はp−メチルフェ
ニル基を示す)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35316295A JPH09176115A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 光学活性なn−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35316295A JPH09176115A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 光学活性なn−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09176115A true JPH09176115A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18428987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35316295A Pending JPH09176115A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 光学活性なn−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09176115A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001294582A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-23 | Fuji Chemical Industries Ltd | 光学活性アミノブチロラクトンの製造法 |
WO2003042132A1 (en) * | 2001-11-14 | 2003-05-22 | Basf Aktiengesellschaft | Recovery and recycling of chiral tartaric acid resolving agents |
JP2005206527A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Toray Fine Chemicals Co Ltd | 光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法 |
US7268236B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-09-11 | Kaneka Corporation | Method of heightening optical purity of 1-benzyl-3-aminopyrrolidine and salt for used therein |
US7358384B2 (en) | 2003-01-16 | 2008-04-15 | Toray Fine Chemicals Co., Ltd. | Processes for the recovery of optically active diacyltartaric acids |
WO2010079605A1 (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-15 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | 高純度1-ベンジル-3-アミノピロリジンの製造方法 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP35316295A patent/JPH09176115A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001294582A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-23 | Fuji Chemical Industries Ltd | 光学活性アミノブチロラクトンの製造法 |
WO2003042132A1 (en) * | 2001-11-14 | 2003-05-22 | Basf Aktiengesellschaft | Recovery and recycling of chiral tartaric acid resolving agents |
US7838700B2 (en) * | 2001-11-14 | 2010-11-23 | Aesica Pharmaceuticals | Recovery and recycling of chiral tartaric acid resolving agents |
US7268236B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-09-11 | Kaneka Corporation | Method of heightening optical purity of 1-benzyl-3-aminopyrrolidine and salt for used therein |
US7358384B2 (en) | 2003-01-16 | 2008-04-15 | Toray Fine Chemicals Co., Ltd. | Processes for the recovery of optically active diacyltartaric acids |
JP2005206527A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Toray Fine Chemicals Co Ltd | 光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノール誘導体の製造方法 |
JP4573223B2 (ja) * | 2004-01-23 | 2010-11-04 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | 光学活性trans−4−アミノ−1−ベンジル−3−ピロリジノールの製造方法 |
WO2010079605A1 (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-15 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | 高純度1-ベンジル-3-アミノピロリジンの製造方法 |
JP5397706B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2014-01-22 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | 高純度1−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09176115A (ja) | 光学活性なn−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法 | |
JPH0859517A (ja) | 光学分割剤およびそれを用いた光学活性テトラヒドロフランカルボン酸類の製造法 | |
JPH07118226A (ja) | アスタキサンチンの精製法 | |
JP3939377B2 (ja) | 光学活性n−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法 | |
JPH03167172A (ja) | 5―アルコキシ―置換(±)―1,3―ジメチルオキシンドリルエチルアミンの化学的分割方法 | |
JP3366723B2 (ja) | 脱保護法 | |
JP2555244B2 (ja) | 新規な光学活性tert−ロイシン・1−(4−メチルフェニル)エタンスルホン酸塩およびその製造法 | |
JP3304419B2 (ja) | 光学活性1−(4−ハロゲノフェニル)エチルアミンの製造法 | |
JPH05279325A (ja) | 光学活性3−ヒドロキシピロリジンの製法 | |
JPS6025959A (ja) | Dl―アミノ酸の光学分割法 | |
JPH10245352A (ja) | ビスクレゾール類の精製方法 | |
JPH05279326A (ja) | 光学活性3−ヒドロキシピロリジンの製法 | |
JPH09124595A (ja) | 光学分割剤およびそれを用いた光学活性3−アミノピロリジン誘導体の製造法 | |
JP3284605B2 (ja) | 光学活性1−(1−ナフチル)エチルアミンの製造法 | |
JP3284608B2 (ja) | 光学活性1−フェニルエチルアミン誘導体の製造法 | |
JPH0413659A (ja) | 光学活性1―ベンジル―3―ヒドロキシピロリジンの製造方法 | |
JP4384748B2 (ja) | 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造法 | |
NO166484B (no) | Fremgangsmaate for separering av diastereomerer. | |
JP3284607B2 (ja) | 光学活性1−フェニルエチルアミンの製造法 | |
JP2616211B2 (ja) | 光学活性1,2―プロパンジアミンの製法 | |
JP3815064B2 (ja) | 1−(4−クロロベンゾイル)−5−メトキシ−2−メチルインドール−3−酢酸の精製方法 | |
JP2574254B2 (ja) | 光学分割法 | |
JPH10101629A (ja) | 光学活性酪酸誘導体の製造方法 | |
JPH021429A (ja) | 光学活性1−メチル−3−フェニルプロピルアミンの製造方法 | |
JP2005075754A (ja) | トランス−1,2−ビス(3,5−ジメチルフェニル)−1,2−エタンジアミンの光学分割方法 |