JPH09118603A - 特定のアクリルコポリマを含有する定着および/またはコンディショニング力を有する化粧品組成物 - Google Patents

特定のアクリルコポリマを含有する定着および/またはコンディショニング力を有する化粧品組成物

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JPH09118603A
JPH09118603A JP8212650A JP21265096A JPH09118603A JP H09118603 A JPH09118603 A JP H09118603A JP 8212650 A JP8212650 A JP 8212650A JP 21265096 A JP21265096 A JP 21265096A JP H09118603 A JPH09118603 A JP H09118603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にスプレー可能で気化可能な化粧品組成
物を提供する。 【解決手段】 本発明は、化粧品として許容される水性
または水/アルコール性媒体において、少なくとも1つ
の定着および/またはコンディショニングポリマと、少
なくとも1つのアルキルアクリラート/アルキルメタク
リラート/アクリル酸コポリマとを含有する、特にエア
ゾールの形態の、スプレー可能でまたは気化可能な化粧
品組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品として許容
される水性または水/アルコール性媒体において、少な
くとも1つの定着および/またはコンディショニングポ
リマと、少なくとも1つの特別なアクリルコポリマとを
含有する、容易にスプレー可能でおよび/または気化可
能な化粧品組成物、および、少なくとも1つの定着およ
び/またはコンディショニングポリマを含有する組成物
の気化性またはスプレー性を改善するための、上記特別
なコポリマの使用に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】髪に
スプレーするヘア組成物は、本質的には、ほとんどの場
合、水/アルコール性溶液、および、任意に種々の化粧
品添加剤との混合物としてのポリマからなるものであ
る。該溶液は、推進ガスを用いて加圧された適当なエア
ゾール容器またはポンプ式スプレーのいずれかに収容さ
れる。本質的にはエコロジー的理由から、常圧において
揮発性である化合物、すなわちVOCs(揮発性有機化合
物)として知られている化合物の、組成物中における量
を減少させる研究が行われている。VOCsは主に推進剤と
ある種の溶媒、たとえばエタノールである。したがっ
て、法律で、エアゾールタイプの化粧品組成物における
最少VOC含有量を定める国もある。VOCの量を減少させる
ために、エタノールなどの溶媒を水に置き換える試みが
行われている。
【0003】しかしながら、これらの試みでは、特にス
プレーのスプレー性の観点から問題が起きる可能性があ
る。すなわち、スプレーされた液状粒子は、細かくな
く、スプレーはしばしば狭い範囲で、すなわち拡散され
ずに行われ、泡が形成される場合もある。スプレー性
は、髪にスプレーされる組成物の最終特性において重要
な要素であるため、髪全体に良好に分布し、髪に適度な
定着および/またはコンディショニング性を付与するた
めに、上記欠点を解消することが必要である。EP−A−
590,604は、アニオン性アクリルコポリマをベー
スとした水性組成物およびアニオン性アクリルコポリマ
をベースとした該水性組成物を含有するヘアースプレー
組成物を開示している。このポリマ−ベースの組成物
は、多くの溶媒と相溶性があり、良好な化粧品特性を示
すものである。しかしながら、得られたスプレーの見か
けが未だ満足するものではない。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本出願会社は、ヘアスタイルの保持および/またはコン
ディショニング用組成物において通常使用されているポ
リマ類を上記特別なアニオン性コポリマと組み合わせる
と、予想外で驚くべきことに、容易にスプレー可能でお
よび/または気化可能な水性または水/アルコール性組
成物を得ることが可能であることを見いだした。本発明
の主題は、化粧品として許容される水性または水/アル
コール性媒体において、少なくとも1つの定着および/
またはコンディショニングポリマと、コポリマの全重量
に対して、(a)約35重量%から75重量%のアルキ
ルアクリラート、(b)約25重量%から65重量%の
アルキルメタクリラート、および(c)約1重量%から
15重量%の、炭素数3から5の1以上のエチレンカル
ボン酸から形成された少なくとも1つのアクリルコポリ
マとを含有し、前記アルキル基は1から5の炭素数を有
することを特徴とする化粧品組成物である。
【0005】本発明の他の主題は、定着および/または
コンディショニングポリマを含有し、たとえばエアゾー
ルまたはポンプ式スプレーに収容された化粧品組成物を
スプレー性を改善するため、および/または、気化性を
改善するための、上記アクリルコポリマの使用である。
本発明による組成物を用いて得られたスプレーはより拡
散性があり、液滴がより細かい。該組成物には、全くま
たはほとんど泡が形成されない。
【0006】本発明において、ヘアースタイル保持用化
粧品組成物とは、一時的にヘアースタイルの形状を定着
させる機能を有する全ての組成物のことを意味し、たと
えば、ラッカー(lacquers)、ヘアーセット組成物、お
よびスタイリングスプレーが挙げられる。組成物の定着
力は、当初のヘアースタイルを保持するように髪を結合
させる能力を示す。定着ポリマとは、ヘアースタイルの
形状を一時的に定着させるための機能を有する全てのポ
リマのことを意味する。本発明において、コンディショ
ニングポリマとは、髪の化粧品特性、特に柔軟性、もつ
れの解きやすさ、手触り、または静電気を改善する機能
を有する全てのポリマのことを意味する。本発明によれ
ば、上記アクリルコポリマは一般的には、約10℃から
50℃までの間の、好ましくは約20℃から40℃まで
の間の、より好ましくは約25℃から35℃までの間の
ガラス転移温度を有する。また、該ポリマは、1000
0から50000までの間の、およびより好ましくは2
0000から40000までの間の数平均分子量を有し
てもよい。
【0007】アルキルアクリラートは好ましくは、メチ
ルアクリラート、エチルアクリラート、プロピルアクリ
ラート、およびブチルアクリラートから選択される。エ
チルアクリラートが特に好ましい。アルキルアクリラー
トの濃度は、好ましくはコポリマの全重量に対して40
重量%から70重量%までの間、より好ましくは50重
量%から60重量%までの間である。アルキルメタクリ
ラートは好ましくは、メチルメタクリラート、エチルメ
タクリラート、プロピルメタクリラート、およびブチル
メタクリラートから選択される。メチルメタクリラート
が特に好ましい。アルキルメタクリラートの濃度は、好
ましくはコポリマの全重量に対して30重量%から50
重量%までの間、より好ましくは30重量%から40重
量%までの間である。
【0008】好ましいエチレン性カルボン酸類は、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、また
はこれらの混合物である。アクリル酸およびメタクリル
酸は特に好ましい。本発明によれば、これらのカルボン
酸の塩も使用可能である。エチレン性カルボン酸または
その塩の濃度は、コポリマの全重量に対して好ましくは
5重量%から15重量%までの間、より好ましくは8重
量%から12重量%までの間である。本発明の特に好ま
しい実施態様においては、アクリル酸は、メタクリル酸
とともに使用され、コポリマの全重量に対して各々、2
重量%から10重量%までの間で、2つの酸の合計が1
5重量%を越えないように使用される。コポリマはま
た、少量の、すなわち10%よりも少なく、好ましくは
5%よりも少なく、より好ましくは2%よりも少ない量
の、上記以外の重合性モノマを含有してもよい。
【0009】コポリマは、水性分散物の形態で使用可能
である。一般的には分散物は、ポリマの分散における保
持性および分散性を可能にする界面活性剤を少なくとも
0.05%含有する。本発明によれば、前記分散物には
種々の界面活性剤を使用可能であるが、好ましくは、非
イオン性界面活性剤であり、特にポリオキシアルキル化
(C6〜C12)アルキルフェノール類である。コポリマの
粒子の平均粒子径は好ましくは0.1から1ミクロンの
間である。
【0010】本発明の好ましい実施態様によれば、50
重量%から60重量%のエチルアクリラート、30重量
%から40重量%のメチルメタクリラート、2重量%か
ら10重量%のアクリル酸、および2重量%から10重
量%のメタクリル酸を含有し、アクリルコポリマの全重
量に対してアクリル酸およびメタクリル酸の合計濃度が
15重量%を越えないコポリマが使用される。このよう
なコポリマは、たとえばEP−A−590,604に記載
されている。25重量%のエチルアクリラート/メチル
メタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸コポリマを
含有し、約30℃のガラス転移温度を有するアクリルコ
ポリマの水分散物は特に、”Amerchol”社から”Amerho
ld DR−25”の商品名で販売されている。
【0011】本発明によれば、アクリルコポリマのカル
ボン酸官能基は、部分的にまたは全体的に中性化されて
いてもよい。本発明によれば、それ自体知られている種
々の固着および/またはコンディショニングポリマを使
用可能である。特に、固着および/またはコンディショ
ニングポリマは、アニオン、カチオン、両性、および非
イオン性ポリマ、およびこれらの混合物から選択され
る。コンディショニングポリマは、好ましくはカチオン
ポリマおよび両性ポリマおよびこれらの混合物から選択
される。固着および/またはコンディショニングポリマ
は、溶解形態またはラテックス形態(固形ポリマー粒子
の水性分散物)で使用可能である。
【0012】使用されるアニオンポリマは一般的には、
カルボン酸、スルホン酸、またはリン酸から誘導される
基を含有するポリマであり、約500から500000
0までの間の数平均分子量を有する。 1)カルボキシル基は、式:
【0013】
【化1】
【0014】(式中、nは0から10までの整数を示
し、Aは、任意にnが1よりも大きい場合、酸素または
イオウなどのヘテロ原子を介したとなりのメチレン基、
または不飽和基の炭素原子に結合するメチレン基を示
し、R1は水素原子またはフェニルまたはベンジル基を
示し、R2は水素原子または低級アルキルまたはカルボ
キシル基を示し、およびR3は、水素原子、低級アルキ
ルまたは−CH2−COOH、フェニルまたはベンジル
基を示す)で表される不飽和モノまたはジカルボン酸モ
ノマにより導入される。上記式において、低級アルキル
基は好ましくは1から4の炭素原子を有する基を示し、
特にメチル及びエチル基を示す。
【0015】本発明によるカルボキシル基を含有する好
ましいアニオンポリマは以下のものが挙げられる: A)アクリル酸またはメタクリル酸またはこれらの塩の
ホモ−またはコポリマ類、特に”Allied Col
loid”社から販売されている商品名”Versic
ol E”または”Versicol K”、または”
BASF”社から販売されている商品名”Ultrah
old”で販売されている製品、”Hercules”
社から販売されている商品名”Reten 42
1”、”Reten 423”、または”Reten
425”のナトリウム塩の形態で販売されている、アク
リル酸のおよびアクリルアミドのコポリマ、またはポリ
ヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩。
【0016】B)モノエチレンモノマ、たとえばエチレ
ン、スチレン、ビニルエステルまアクリルまたはメタク
リル酸のエステル、任意にポリアルキレングリコールに
グラフト化した、たとえばポリエチレングリコール、お
よび任意に架橋したものと、アクリル酸またはメタクリ
ル酸とのコポリマ類。このようなポリマ類は、特に仏国
特許1222944号および独国特許出願233095
6号に記載されており、特に鎖中に任意にN−アルキル
化および/またはN−ヒドロキシアルキル化アクリルア
ミドユニットを含有するこのタイプのコポリマ類、たと
えば特にルクセンブルグ特許出願75370号および7
5371号に記載されているもの、または”Ameri
can Cyanamid”社から商品名”Quadr
amer”で提供されているものである。アクリル酸の
およびC1−C4アルキルメタクリラートのコポリマ
類、および、ビニルピロリドンの、アクリル酸のおよび
C1−C20アルキルメタクリラートのターポリマ類、
たとえばラウリル=メタクリラート、たとえば”IS
P”社から商品名”Acrylidone LM”とし
てされている製品、およびメタクリル酸/エチル=アク
リラート/t−ブチル=アクリラートターポリマー類、
たとえば”BASF”社から商品名”Luvimer
100P”として販売されている製品も挙げられる。
【0017】C)クロトン酸から誘導されるコポリマ
類、たとえば鎖中に、ビニル=アセタートまたはプロピ
オナートユニット、及び任意に他のモノマ類、たとえ
ば、長い炭化水素鎖を含有する、たとえば少なくとも5
つの炭素数を有する炭化水素鎖を含有する直鎖または分
岐飽和カルボン酸のビニルエステルまたはビニルエーテ
ル、アリルまたはメタリルエステルであり、これらのポ
リマ類は任意にグラフト化および架橋されてもよく、ま
たは、α−またはβ−環状カルボン酸のビニル、アリル
またはメタリルエステルである。このようなポリマ類
は、特に仏国特許1222944号、1580545
号、2265782号、2265781号、15641
10号、および2439789号に記載されている。こ
れらのタイプに入る商品は、”National St
arch”社から販売されている樹脂28−29−3
0、26−13−14、および28−13−10であ
る。
【0018】D)ビニルエステル類、ビニルエーテル
類、ビニルハライド類、フェニルビニル誘導体、または
アクリル酸およびそのエステル類を用いた、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、または、これらの酸無水物
から誘導されるポリマー類;これらのポリマ類はエステ
ル化可能である。このようなポリマ類は、特に米国特許
2047398号、2723248号、および2102
113号、および英国特許839805号に記載されて
おり、特に”ISP”社から商品名”Gantrez
AN”または”Gantrez ES”として販売され
ているものが挙げられる。このタイプに入るポリマ類は
また、マレイン酸、シトラコン酸、またはイタコン酸の
酸無水物の、およびアリルまたはメタリルエステルのコ
ポリマ類であり、任意に、鎖中に、アクリルアミドまた
はメタクリルアミド基、α−オレフィン、アクリルまた
はメタクリルエステル類、アクリルまたはメタクリル酸
類またはビニルピロリドンを含有する;無水物官能基
は、モノエステル化またはモノアミド化される。これら
のポリマ類はたとえば、本出願人による仏国特許235
0384号、および2357241号に記載されてい
る。 E)カルボキシラート基を含有するポリアクリルアミド
類。
【0019】2)スルホ基を含有するポリマ類は、ビニ
ルスルホ、スチレンスルホ、ナフタレンスルホ、または
アクリルアミドアルキルスルホユニットを含有するポリ
マ類である。これらのポリマ類は特に、以下のものから
選択される; −約1000から100000までの間の数平均分子量
を有するポリビニルスルホン酸の塩類、ならびに、不飽
和コモノマとのコポリマ類、たとえばアクリルまたはメ
タクリル酸およびこれらのエステル、ならびに、アクリ
ルアミドまたはその誘導体、ビニルエーテルおよびビニ
ルピロリドン。
【0020】−ポリスチレンスルホン酸の塩類、”Na
tional Starch”社から商品名”Flex
an 500”および”Flexan 130”で販売
されている、それぞれ約500000のおよび約100
000の数平均分子量を有するナトリウム塩。これらの
化合物は、仏国特許2198719号に記載されてい
る。 −ポリアクリルアミドスルホン酸の塩類、米国特許41
28631号に記載されたもの、特にポリアクリルアミ
ドエチルプロパンスルホン酸の塩類。
【0021】本発明によれば、アニオンポリマ類は好ま
しくは、”BASF”社から”Ultrahold S
trong”の商品名で販売されているアクリル酸/エ
チルアクリラート/N−tert−ブチルアクリルアミドタ
ーポリマなどの、アクリル酸のコポリマ類;”Nati
onal Starch”社から”Resin 28−
29−30”の商品名で販売されているクロトン酸/ビ
ニルアセタート/ビニルネオドデカノアートターポリマ
類およびビニルアセタート/ビニルtert−ブチルベンゾ
アート/クロトン酸ターポリマ類などの、クロトン酸か
ら誘導されたコポリマ類;”ISP”社から”Gant
rez ES 425”の商品名で販売されているモノ
エステル化マレイン酸無水物/メチルビニルエーテルコ
ポリマ類などの、ビニルエステル類、ビニルエーテル
類、ビニルハライド類、フェニルビニル誘導体、または
アクリル酸およびそのエステル類を用いた、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、または、これらの酸無水物
から誘導されるポリマ類;”Rohm Pharm”社
から”Eudragit L”の商品名で販売されてい
る、メタクリル酸のおよびメチルメタクリラートのコポ
リマ類;”BASF”社から”Luvimer Mae
x”の商品名で販売されている、メタクリル酸のおよび
エチルアクリラートのコポリマー;”ISP”社から”
Acrylidone LM”の商品名で販売されてい
るビニルピロリドン/アクリル酸/ラウリルメタクリラ
ートターポリマ;または、”BASF”社から”Luv
imer100P”の商品名で販売されているメタクリ
ル酸/エチルアクリラート/tert−ブチルアクリラート
ターポリマーから選択される。
【0022】本発明において使用されるカチオンポリマ
類は好ましくは、ポリマ鎖の部分を形成するまたはポリ
マ鎖に直接結合する、1級、2級、3級及び/または4
級アミン基を含有し、500から約5000000まで
の間、好ましくは1000から3000000までの間
の数平均分子量を有するポリマ類から選択される。定着
カチオンポリマ類としては、好ましくは、水中1%にお
ける、20cps(20mPas)以下の粘度と1mo
hm-1cm-1以下の伝導性とを有するカチオンポリマが
挙げられる。粘度は、”Mettler”社の”Rhe
omatRM 180”(contraves TV、rotor1)を
用いて測定される。
【0023】これらのポリマ類としては特に、以下のカ
チオンポリマ類が挙げられる: (1)アクリルまたはメタクリルエステル類またはアミ
ド類から誘導され、式:
【0024】
【化2】
【0025】(式中、R3はHまたはCH3を示し、A
は、炭素数1から6の直鎖または分岐アルキル基、また
は炭素数1から4のヒドロキシアルキル基であり、
4、R5、およびR6は、同じでも異なっていてもよ
く、炭素数1から18のアルキル基またはベンジル基を
示し、R1およびR2は、水素または炭素数1から6のア
ルキル基を示し、Xは、メチルスルファートアニオンま
たはClまたはBrなどのハライドを示す)で表される
少なくとも1つのユニットを含有するホモポリマ類また
はコポリマ類。
【0026】上記(1)に属するコポリマ類はさらに、
アクリルアミド類、メタクリルアミド類、ジアセトンア
クリルアミド類、低級アルキル類で窒素に置換されたア
クリルアミド類およびメタクリルアミド類、アクリルま
たはメタクリル酸またはこれらのエステル、ビニルラク
タム類、たとえばビニルピロリドンまたはビニルカプロ
ラクタム、またはビニルエステル類から選択可能なコモ
ノマ類から誘導された、少なくとも1つのユニットを含
有する。これらの上記(1)に属するコポリマ類として
は、以下のものが挙げられる: −”Hercules”社から”Hercofloc”の商品名で販売さ
れている、ジメチル=スルファートで4級化された、ア
クリルアミドのおよびジメチルアミノエチルメタクリラ
ートのコポリマ; −”Ciba−Geigy”社から”Bina Quat P100”の商
品名で販売されている、欧州特許出願EP−A−0809
76に記載されているような、アクリルアミドのおよび
塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウ
ムのコポリマ類;
【0027】−”Hercules”社から”Reten”の商品名
で販売されている、アクリルアミドのおよびメタクリロ
イルオキシエチルトリメチルアンモニウム=メチル=ク
ロリドのコポリマ; −任意に4級化されたビニルピロリドン/ジアルキルア
ミノアルキルアクリラートまたはメタクリラートコポリ
マ類、たとえば、”ISP”社から”Gafquat”の商品名で
販売されている製品、たとえば、”Gafquat 734”
または”Gafquat755”、または商品名”Copolymer8
45、958、および937”;これらのポリマ類は、
仏国特許2077143号及び2393573号に詳細
に記載されている;
【0028】−ジメチルアミノエチルメタクリラート/
ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンターポリマ
類、たとえば、”ISP”社から”Gaffix VC 713”
の商品名で販売されている製品;および −4級化ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ビ
ニルピロリドンコポリマ類、たとえば、”ISP”社か
ら”Gafquat HS 100”の商品名で販売されている
製品から選択される。
【0029】(2)4級化多糖類、特に米国特許358
9578号および4031370号に記載されている多
糖類、たとえば、”Meyhall”社から”Jaguar C 13
S”の商品名で販売されている製品。 (3)ビニルピロリドンのおよびビニルイミダゾールの
4級化コポリマ類。 (4)キトサン類またはこれらの塩類;使用可能な塩類
は特に、キトサン=アセタート、ラクタート、グルタマ
ート、グルコナートまたはピロリドンカルボキシラート
である。これらの化合物の内、90.5%の脱アセチル
化度を有するキトサンとしては、”Aber Technologie
s”社から”Kytan Crude Standard”の商品名で販売
されている製品、または”Amerchol”社から”Kytamer
PC”の商品名で販売されているキトサン=ピロリドン
カルボキシラートが挙げられる。
【0030】本発明において使用可能な両性ポリマ類
は、ポリマ鎖に統計的に分布したAおよびBユニットを含
有するポリマ類から選択可能である。ここで、Aは、少
なくとも1つの塩基性窒素原子を含有するモノマから誘
導されるユニットを示し、Bは、1以上のカルボキシル
またはスルホ基を含有する酸性モノマから誘導されるユ
ニットを示し、または、AおよびBは双性イオンカルボキ
シベタインまたはスルホベタインモノマ類から誘導され
る基を示す;AおよびBはまた、1級、2級、3級、また
は4級アミン基を含有するカチオンポリマ鎖を示し、こ
こで、これらのアミン基の少なくとも1つは、炭化水素
基を介して結合するスルホ基またはカルボキシル基を有
し、または、AおよびBはα、β−ジカルボキシエチレン
ユニットを含有するポリマの鎖の部分を形成し、ここ
で、カルボキシル基のうちの1つは、1以上の1級また
は2級アミン基を含有するポリアミンと反応しているも
のである。
【0031】より好ましくは、両性ポリマは以下のもの
から選択される: (1)たとえばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、またはα−クロロアクリル酸などのカルボキシル基
を有するビニル化合物から誘導されたモノマの、およ
び、たとえばジアルキルアミノアルキル=メタクリラー
トおよびアクリラートまたはジアルキルアミノアルキル
メタクリルアミドおよびジアルキルアミノアルキルアク
リルアミドなどの、少なくとも1つの塩基性原子を含有
する置換ビニル化合物から誘導される塩基性モノマの共
重合から得られたポリマ類。このような化合物は、米国
特許3836537号に記載されている。 (2)ジアリルジアルキルアンモニウムから、および少
なくとも1つのアニオンモノマから誘導されたポリマ
類、たとえば4級ジアリルジアルキルアンモニウムモノ
マ(ここで、アルキル基は独立に、1から18の炭素数
を有するアルキル基から選択され、アニオンは、10−
13よりも大きいイオン化定数を有する酸から誘導され
る)から誘導されたユニットを約60から99重量%、
および、アクリルまたはメタクリル酸から選択されたア
ニオンモノマをポリマの全重量に対して1から40重量
%含有し、ゲル透過クロマトグラフィにより測定された
該ポリマの数平均分子量は約50000から10000
000までの間であるポリマ類。これらのポリマ類はEP
−A−269243号に記載されている。
【0032】好ましいポリマ類は特に、炭素数が1から
4の基から選択されるアルキル基、特にメチル基及びエ
チル基を含有するポリマである。これらのポリマ類のな
かで、ジメチルジアリルアンモニウムのまたはジエチル
ジアリルアンモニウムクロリドの、およびアクリル酸の
コポリマ類が特に好ましい。これらのポリマ類はたとえ
ば、”Merck”社から”Merquat 280”および”Merq
uat 295”の商品名で販売されている。”Merck”社
から”Merquat Plus 3330”の商品名で販売され
ている、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アク
リル酸/アクリルアミドターポリマを使用可能である。 (3)a)アルキル基で窒素に置換されたアクリルアミ
ド類またはメタクリルアミド類から選択された少なくと
も1つのモノマ、 b)1以上の反応性カルボキシル基を含有する少なくと
も1つの酸性コモノマ、および、 c)ジメチルまたはジエチルスルファートでジメチルア
ミノエチルメタクリラートを4級化することにより得ら
れた生成物、および、アクリル酸およびメタクリル酸の
1級、2級、3級、および4級アミン置換基を含有する
エステル類に代表される、少なくとも1つの塩基性コモ
ノマから誘導されるユニットを含有するポリマー類。
【0033】本発明によるより好ましいN−置換アクリ
ルアミド類またはメタクリルアミド類は、アルキル基が
2から12の炭素原子を含有する基であり、特に、N−
エチルアクリルアミド、N−tert−ブチルアクリルアミ
ド、N−tert−オクチルアクリルアミド、N−オクチルア
クリルアミド、N−デシルアクリルアミド、またはN−ド
デシルアクリルアミド、およびこれらの相当するメタク
リルアミドが挙げられる。 酸性コモノマ類は、特に、
アクリル、メタクリル、クロトン、イタコン、マレイ
ン、およびフマル酸、および、炭素数1から4のマレイ
ン酸またはフマル酸のアルキルモノエステル類、または
酸無水物から選択される。好ましい塩基性コモノマ類
は、アミノエチル、ブチルアミノエチル、N,N’−ジメ
チルアミノエチル、および、N−tert−ブチルアミノエ
チル=メタクリラートである。特に、CTFA名(4版、1
991年)でオクチルアクリルアミド/アクリラート類
/ブチルアミノエチルメタクリラートコポリマ、たとえ
ば、”National Starch”社から”Lovocryl 47”の
商品名で販売されている製品が使用される。
【0034】(4)以下の式(II)で表わされるポリア
ミノアミド類から誘導される部分的にまたは全体的にア
ルキル化および架橋されたポリアミノアミド類:
【0035】
【化3】
【0036】式中、R10は、飽和ジカルボン酸から、エ
チレン2重結合を有する脂肪族モノまたはジカルボン酸
から、これらの酸の1から6の炭素数を有するエステル
から、または前記酸の1つとビス1級またはビス2級ア
ミンとの反応から得られた基から誘導された2価の基を
示し、Zは、ビス1級またはモノ−またはビス2級ポリ
アルキレンポリアミンを示し、および好ましくは以下に
示すものである。 a)ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン
またはジプロピレントリアミンから誘導される基:
【0037】
【化4】
【0038】(式中、x=2およびn=2または3または
x=3およびn=2である)を60モル%から100モル
%の比率で、 b)エチレンジアミンから誘導された上記基(III)(式
中、x=2およびn=1)またはピペラジン:
【0039】
【化5】
【0040】から誘導される基を0モル%から40モル
%の比率で、 c)ヘキサメチレンジアミンから誘導される−NH−(C
H26−NH−基を0モル%から20モル%の比率で含有
する。これらのポリアミノアミド類は、エピハロヒドリ
ン類、ジエポキシド類、二無水物類、またはビス不飽和
誘導体から選択される二官能性架橋剤をポリアミノアミ
ドのアミン基あたり0.025から0.35モル添加し
て架橋するか、または、アクリル酸と、クロロ酢酸と、
またはアルカンスルトンと、またはこれらの塩と反応さ
せることによってアルキル化する。
【0041】これらの飽和カルボン酸類は好ましくは、
6から10の炭素酸を有する酸、たとえばアジピン酸、
2,2,4−トリメチル−および2,4,4−トリメチ
ルアジピン酸、またはテレフタル酸、エチレン2重結合
を含有する酸類、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、
およびイタコン酸から選択される。アルキル化において
使用されるアルカンスルトン類は好ましくは、プロパン
スルトンまたはブタンスルトンであり、アルキル化剤の
塩類は好ましくはナトリウム塩またはカリウム塩であ
る。 (5)以下の式(IV)で表わされる双性イオンユニット
類を含有するポリマ類:
【0042】
【化6】
【0043】式中、R11は、重合性不飽和基、たとえば
アクリラート、メタクリラート、アクリルアミドまたは
メタクリルアミド基を示し、xおよびyは1から3の整数
を示し、R12およびR13は、H、メチル、エチルまたはプ
ロピルを示し、R14およびR15は、HまたはR14およびR15
における炭素数の合計が10を越えないようなアルキル
基を示す。このようなユニットを含有するポリマ類はま
た、非双性イオンモノマ類、たとえばビニルピロリド
ン、ジメチル−またはジエチルアミノエチル=アクリラ
ートまたはメタクリラート、またはアルキルアクリラー
トまたはメタクリラート、アクリルアミドまたはメタク
リルアミドまたはビニルアセタートから誘導されたユニ
ットを含有可能である。たとえば、メチルメタクリラー
ト/メチルジエチルカルボキシメチルアンモニオエチル
メタクリラートコポリマ、たとえば”Sandoz”社から”
Diaformer”の商品名で販売されている製品が挙げられ
る。 (6)以下の式(D)、(E)、(F)で表わされるモノ
マーユニットとを含有するキトサンから誘導されたポリ
マ類:
【0044】
【化7】
【0045】Dユニットは、0から30%、Eユニット
は、5から50%、Fユニットは、30から90%の比
率で存在し、Fユニットにおいて、R16は、式:
【0046】
【化8】
【0047】(式中、n=0の場合、R17、R18、R19は同
じでも異なっていてもよく、各々、H、メチル、ヒドロ
キシル、アセトキシ、またはアミノ基、モノアルキルア
ミノ基またはジアルキルアミノ基を示し、任意に1以上
の窒素原子が介されてもよく、および/または、任意に
1以上の、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、アル
キルチオまたはスルホ基により置換されてもよく、アル
キルチオにおけるアルキル基はアミノ基を含有し、
R17、R18、R19の少なくとも1つはこの場合、水素原子
であり;または、n=1の場合、R17、R18、R19は各々、
水素原子および塩基または酸とともにこれらの化合物か
ら形成された塩を示す)で表わされる基を示す。
【0048】(7)キトサンのN−カルボキシアルキル
化から誘導されたポリマ類、たとえば、”Jan Dekke
r”社から”Evalsan”の商品名で販売されているN−
(カルボキシメチル)キトサンまたはN−(カルボキシ
ブチル)キトサン。 (8)仏組特許1400366に記載された式(V)で
表わされるポリマ類:
【0049】
【化9】
【0050】式中、R20は水素原子またはCH3O、CH3CH
2O、またはフェニル基を示し、R21は、Hまたは低級アル
キル基、たとえばメチルまたはエチルを示し、R22は、H
または低級アルキル基、たとえばメチルまたはエチルを
示し、R23は、低級アルキル基、たとえばメチルまたは
エチル、または式:−R24−N(R222(式中、R24は、C
H2−CH2−、−CH2−CH2−CH2−、または−CH2−CH(C
H3)−基を示し、R22は上記と同様であり、および6ま
での炭素数を有するこれらの基の高級類似体である)で
示される基を示す。 (9)以下から選択される−A−Z−A−Zタイプの両性ポ
リマ類: a)クロロ酢酸またはクロロ酢酸ナトリウムを式:−A−
Z−A−Z−A− (VI)(式中、Aは、基:
【0051】
【化10】
【0052】で表わされ、ZはBまたはB’を表わし、Bま
たはB’は同じでも異なっていてもよく、ヒドロキシル
基によって置換されても置換されていなくてもよく、さ
らに酸素、窒素またはイオウ原子を含有してもよく、ま
たは1から3の芳香族および/またはヘテロ環を含有し
てもよい、主鎖において炭素数7までの直鎖または分岐
のアルキレン基である2価の基を示し;酸素、窒素また
はイオウ原子はエーテル、チオエーテル、スルホキシ
ド、スルホン、スルホニウム、アルキルアミンまたはア
ルケニルアミン基、またはヒドロキシル、ベンジルアミ
ンまたはアミンオキシド、4級アンモニウム、アミド、
イミド、アルコール、エステル、および/またはウレタ
ン基の形態で存在する)で表わされる少なくとも1つの
ユニットを含有する化合物と反応させることによって得
られたポリマ類; b)式:−A−Z−A−Z− (VI’)(式中、Aは、基:
【0053】
【化11】
【0054】で表わされ、ZはBまたはB’を表わし、Bま
たはB’の少なくとも1つは上記と同じであり、B’は主
鎖において炭素数7までの直鎖または分岐のアルキレン
基である2価の基を示し、該基は、1以上のヒドロキシ
ル基によって置換されても置換されていなくてもよく、
1以上の窒素原子を含有し、この窒素原子はアルキル鎖
によって置換され、任意に酸素原子が介在し、かなら
ず、クロロ酢酸またはクロロ酢酸ナトリウムとの反応に
よってベタイン化した1以上のヒドロキシル官能基また
は1以上のカルボキシル官能基を含有する。 (10)(C1−C5)アルキルビニルエーテル/マレイン
酸無水物コポリマ類;ここで、マレイン酸無水物は部分
的に、N,N−ジアルキルアミノアルキルアミン、たとえ
ばN,N−ジメチルアミノプロピルアミンによるセミアミ
ド化によって、または、N,N−ジアルカノールアミンに
よるセミエステル化によって、変性されている。これら
のコポリマ類はまた、他のビニルコモノマ類、たとえば
ビニルカプロラクタムを含有可能である。
【0055】特に好ましい本発明による両性ポリマは、
上記(3)に属するものであり、たとえば、CTFA名でオ
クチルアクリルアミド/アクリラート類/ブチルアミノ
エチルメタクリラートコポリマであり、たとえば”Nati
onal Starch”社から販売されている商品名”Lovocryl
47”または”Amphomer”が挙げられる。定着及び/
またはコンディショニングポリマ(類)は例えば、組成
物の全重量に対して、0.1重量%から20重量%まで
の間、好ましくは1重量%から10重量%までの間の濃
度で存在する。アクリルコポリマは、組成物の全重量に
対して0.01重量%から15重量%までの間、好ましく
は0.05重量%から8重量%までの間の濃度で存在す
る。
【0056】定着及び/またはコンディショニングポリ
マのアクリルコポリマに対する重量比率は、0.1から
10までの間、好ましくは0.5から5までの間であ
る。化粧品として許容される媒体は好ましくは、水、ま
たは水と化粧品として許容される溶媒類たとえばモノア
ルコール類、ポリアルコール類またはグリコールエーテ
ル類との混合物からなり、単独でまたは混合物として使
用可能である。特に、低級アルコール類、たとえばエタ
ノールまたはイソプロパノール、ポリアルコール類、た
とえばジエチレングリコール、またはグリコールエーテ
ル類、例えばグリコールのアルキルエーテル類またはジ
エチレングリコールのアルキルエーテル類が挙げられ
る。
【0057】溶媒の濃度は一般的には、組成物の全重量
に対して0重量%から80重量%までの間、好ましくは0
重量%から55重量%までの間である。化粧品として許容
される媒体は好ましくは、基本的には水からなるもので
ある。本発明における組成物のpHは、一般的には2か
ら9までの間、好ましくはは3から8までの間であり、
このタイプの適用用化粧品に一般的に使用される塩基性
化剤または酸性化剤によって、所望の値に調整可能であ
る。本発明による組成物がヘアーラッカーを得るために
エアゾールの形態に与圧される場合には、少なくとも1
つの推進剤を含有し、該推進剤は、揮発性炭化水素類、
たとえばn−ブタン、プロパン、イソブタンまたはペン
タン、塩化及び/またはフッ化炭化水素類、およびこれ
らの混合物から選択可能である。二酸化炭素ガス、酸化
窒素、ジメチルエーテル、窒素、圧縮空気、およびこれ
らの混合物も推進剤として使用可能である。
【0058】推進剤の濃度は一般的には、組成物の全重
量に対して10重量%から50重量%までの間、好ましく
は15重量%から35重量%までの間である。本発明によ
る組成物はさらに、与圧されてもされていなくてもよ
く、界面活性剤類、防腐剤類、金属イオン封止剤類、柔
軟剤類、香料類、染料類、粘度調節剤類、泡調節剤類、
抗泡剤、光沢剤類、保湿剤類、抗フケ剤類、抗皮脂剤
類、サンスクリーン剤類、蛋白質類、ビタミン類、可塑
剤類、ヒドロキシ酸類および電解質類を含有可能であ
る。本発明による組成物はまた、他のコンディショニン
グ剤類を含有可能である。他のコンディショニング剤類
としては、天然または合成油類およびワックス類、脂肪
アルコール類、多価アルコール類のエステル類、グリセ
リド類、シリコーンガム類、および樹脂およびこれらの
混合物が挙げられる。無論、当業者には、本発明による
組成物の優位な特性が、これらの添加によって損なわれ
ないように、添加剤の種類および/または量を選択する
ことが可能である。
【0059】本発明において使用される組成物はたとえ
ば、洗い流されるまたは洗い流されないヘア組成物であ
る。これらは特に、ヘアーセットローション、ブロー乾
燥用ローション、定着組成物(ラッカー)、およびスタ
イリング組成物である。これらのローションは種々の形
態に収容されていてもよく、種々の形態に組成物を適用
するために、アトマイザーまたはポンプタイプのスプレ
ー、またはエアゾール容器に収容可能である。本発明の
さらなる主題は、髪などのケラチン物質の美容処理方法
であって、上記化粧品組成物をケラチン物質に適用し、
次いで、任意なセット時間後に、任意に水で洗い流すこ
とからなることを特徴とする方法である。以下、本発明
を実施例を挙げて例解するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。実施例における”AM”と
は、活性材料を意味する。
【0060】
【実施例】
実施例1 本発明による2つの組成物AおよびBを調製し、各々2
つのポリマ類のうちの1つのみを含有する比較組成物C
およびDと比較した。これら4つの組成物をポンプタイ
プのスプレーに収容した。5人のパネラーがスプレーの
見かけおよび容器の出口におけるまたは髪上における泡
の有無を評価した。スプレーの見かけを評価するため、
グレード”0”(不良)からグレード”5”(優)まで
の範囲で評価し、グレード”0”(不良)は、スプレー
が拡散せず、スプレーされた液滴が細かくないものを示
し、グレード”5”(優)は、スプレーが良好に拡散
し、スプレーされた液滴が非常に細かいことを意味す
る。容器の出口におけるまたは髪上における泡の有無を
評価するために、グレード”0”(不良)からグレー
ド”5”(優)までの範囲で評価し、グレード”0”
(不良)は、許容されないおびただしい泡を意味し、グ
レード”5”(優)は、泡が全くないことを意味する。
結果を以下の表1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】(1)”BASF”社から販売されている商品
名”Ultrahold Strong”:アクリル酸/エチルアクリ
ラート/N−tert−ブチルアクリルアミドターポリ
マ。 (2)”Amerchol”社から販売されている商品名”Amer
hold DR−25”:アクリルコポリマを25重量%含有
する水性分散物として、ガラス転移温度:約30℃を有
する、エチルアクリラート/メチルメタクリラート/メ
タクリル酸/アクリル酸コポリマ。 (3)AMP:2−アミノ−2−メチルプロパノール。
【0063】実施例2 本発明による2つの組成物EおよびFを調製し、各々2
つのポリマ類のうちの1つのみを含有する比較組成物G
およびHと比較した。これら4つの組成物をポンプタイ
プのスプレーに収容した。5人のパネラーがスプレーの
見かけおよび容器の出口におけるまたは髪上における泡
の有無を評価した。スプレーの見かけを評価するため、
グレード”0”(不良)からグレード”5”(優)まで
の範囲で評価し、グレード”0”(不良)は、スプレー
が拡散せず、スプレーされた液滴が細かくないものを示
し、グレード”5”(優)は、スプレーが良好に拡散
し、スプレーされた液滴が非常に細かいことを意味す
る。容器の出口におけるまたは髪上における泡の有無を
評価するために、グレード”0”(不良)からグレー
ド”5”(優)までの範囲で評価し、グレード”0”
(不良)は、許容されないおびただしい泡を意味し、グ
レード”5”(優)は、泡が全くないことを意味する。
結果を以下の表2に示す。
【0064】
【表2】
【0065】(1)”National Starch”社から販売さ
れている商品名”Lovocryl 47”:オクチルアクリル
アミド/アクリラート類/ブチルアミノエチルメタクリ
ラートコポリマ(CTFA)。 (2)”Amerchol”社から販売されている商品名”Amer
hold DR−25”:アクリルコポリマを25重量%含有
する水性分散物として、ガラス転移温度:約30℃を有
する、エチルアクリラート/メチルメタクリラート/メ
タクリル酸/アクリル酸コポリマ。 (3)AMP:2−アミノ−2−メチルプロパノール。本
発明による2つの組成物EおよびFは、拡散スプレー性
があり、ポンプタイプのスプレーの出口においてまたは
髪上において泡は形成されない。
【0066】実施例3 本発明による組成物Jを調製し、各々2つのポリマ類の
うちの1つのみを含有する比較組成物KおよびLと比較
した。これら3つの組成物をポンプタイプのスプレーに
収容した。5人のパネラーがスプレーの見かけおよび容
器の出口におけるまたは髪上における泡の有無を評価し
た。スプレーの見かけを評価するため、グレード”0”
(不良)からグレード”5”(優)までの範囲で評価
し、グレード”0”(不良)は、スプレーが拡散せず、
スプレーされた液滴が細かくないものを示し、グレー
ド”5”(優)は、スプレーが良好に拡散し、スプレー
された液滴が非常に細かいことを意味する。容器の出口
におけるまたは髪上における泡の有無を評価するため
に、グレード”0”(不良)からグレード”5”(優)
までの範囲で評価し、グレード”0”(不良)は、許容
されないおびただしい泡を意味し、グレード”5”
(優)は、泡が全くないことを意味する。結果を以下の
表3に示す。
【0067】
【表3】
【0068】(1)”BASF”社から販売されている商品
名”Ultrahold Strong”:アクリル酸/エチルアクリ
ラート/N−tert−ブチルアクリルアミドターポリ
マ。 (2)”Amerchol”社から販売されている商品名”Amer
hold DR−25”:アクリルコポリマを25重量%含有
する水性分散物として、ガラス転移温度:約30℃を有
する、エチルアクリラート/メチルメタクリラート/メ
タクリル酸/アクリル酸コポリマ。 (3)AMP:2−アミノ−2−メチルプロパノール。 (4)DME:ジメチルエーテル(推進剤)。本発明によ
る組成物Jは、拡散スプレー性があり、ポンプタイプの
スプレーの出口においてまたは髪上において泡は形成さ
れない。
【0069】実施例4 以下の組成を有する本発明による組成物をエアゾールに
与圧した例を示す。 −オクチルアクリルアミド/アクリラート類/ブチルアミノエチルメタクリラー トコポリマ(”National Starch”社から販売されている商品名”Lovocryl 4 7”) 2g AM −25%AMの水性分散物として販売されている、エチルアクリラート/メチル メタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸ターポリマ(”Amerchol”社から販 売されている商品名”Amerhold DR−25”) 3g AM −2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 全体として pH9 −エタノール 20g −ジメチルエーテル 35g −水 合計 100g
【0070】実施例5 以下の組成を有する本発明による組成物をポンプタイプ
のスプレーに収容した例を示す。 −37%AMのエタノール溶液としての、ジメチルアミノエチルメタクリラート /ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンターポリマ(”ISP”社から販売さ れている商品名”Gaffix VC 713”) 2g AM −25%AMの水性分散物として販売されている、エチルアクリラート/メチル メタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸ターポリマ(”Amerchol”社から販 売されている商品名”Amerhold DR−25”) 2g AM −2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 全体として pH7 −水 合計 100g
【0071】実施例6 以下の組成を有する本発明による組成物をポンプタイプ
のスプレーに収容した例を示す。 −41%AMの水性分散物としての、メタクリル酸/ヒドロキシエチルメタクリ ラート/ブチルアクリラート/メチルメタクリラートターポリマ(”Seppic”社 から販売されている商品名”Acudyne 255”) 4g AM −25%AMの水性分散物として販売されている、エチルアクリラート/メチル メタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸ターポリマ(”Amerchol”社から販 売されている商品名”Amerhold DR−25”) 2g AM −2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 全体として pH7 −水 合計 100g
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 33/14 C08L 33/14

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品として許容される水性または水/
    アルコール性媒体において、少なくとも1つの定着およ
    び/またはコンディショニングポリマと、コポリマの全
    重量に対して、(a)約35重量%から75重量%のア
    ルキルアクリラート、(b)約25重量%から65重量
    %のアルキルメタクリラート、および(c)約1重量%
    から15重量%の、炭素数3から5の1以上のエチレン
    カルボン酸から形成された少なくとも1つのアクリルコ
    ポリマとを含有し、前記アルキル基は1から5の炭素数
    を有することを特徴とする化粧品組成物。
  2. 【請求項2】 アクリルコポリマが、約10℃から50
    ℃までの間のガラス転移温度と、10000から500
    00までの間の数平均分子量を有することを特徴とす
    る、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 アクリルコポリマが、エチルアクリラー
    ト/メチルメタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸
    コポリマであることを特徴とする、請求項1または2に
    記載の組成物。
  4. 【請求項4】 アクリルコポリマが、コポリマの全重量
    に対して50重量%から60重量%のエチルアクリラー
    ト、30重量%から40重量%のメチルメタクリラー
    ト、2重量%から10重量%のアクリル酸、および2重
    量%から10重量%のメタクリル酸を含有し、アクリル
    酸およびメタクリル酸の合計濃度が15重量%を越えな
    いことを特徴とする、請求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 定着および/またはコンディショニング
    ポリマが、組成物の全重量に対して0.1重量%から2
    0重量%までの間の濃度で存在することを特徴とする、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 定着および/またはコンディショニング
    ポリマが、組成物の全重量に対して1重量%から10重
    量%までの間の濃度で存在することを特徴とする、請求
    項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 アクリルコポリマが、組成物の全重量に
    対して0.01重量%から15重量%までの間の濃度で
    存在することを特徴とする、請求項1ないし6のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 アクリルコポリマが、組成物の全重量に
    対して0.05重量%から8重量%までの間の濃度で存
    在することを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 定着および/またはコンディショニング
    ポリマが、アニオン、カチオン、両性、および非イオン
    性ポリマ、およびこれらの混合物から選択されることを
    特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
    組成物。
  10. 【請求項10】 アニオンポリマが、 −アクリル酸/エチルアクリラート/N−tert−ブチル
    アクリルアミドターポリマに代表されるアクリル酸のコ
    ポリマ類; −ビニルアセタート/ビニルtert−ブチルベンゾアート
    /クロトン酸ターポリマ類およびクロトン酸/ビニルア
    セタート/ビニルネオドデカノアートターポリマ類に代
    表されるクロトン酸から誘導されたコポリマ類; −モノエステル化マレイン酸無水物/メチルビニルエー
    テルコポリマ類に代表される、ビニルエステル類、ビニ
    ルエーテル類、ビニルハライド類、フェニルビニル誘導
    体、またはアクリル酸およびそのエステル類を用いて、
    マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、または、これらの
    酸無水物から誘導されるポリマ類; −メタクリル酸のおよびメチルメタクリラートのコポリ
    マ類; −メタクリル酸のおよびエチルアクリラートのコポリ
    マ; −ビニルピロリドン/アクリル酸/ラウリルメタクリラ
    ートターポリマ; −メタクリル酸/エチルアクリラート/tert−ブチルア
    クリラートターポリマーから選択されることを特徴とす
    る、請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 カチオンポリマが、 −ジメチル=スルファートで4級化された、アクリルア
    ミドのおよびジメチルアミノエチルメタクリラートのコ
    ポリマ; −アクリルアミドのおよび塩化メタクリロイルオキシエ
    チルトリメチルアンモニウムのコポリマ類; −アクリルアミドのおよびメタクリロイルオキシエチル
    トリメチルアンモニウム=メチル=クロリドのコポリ
    マ; −任意に4級化されたビニルピロリドン/ジアルキルア
    ミノアルキルアクリラートまたはメタクリラートコポリ
    マ類; −ジメチルアミノエチルメタクリラート/ビニルカプロ
    ラクタム/ビニルピロリドンターポリマ;および −4級化ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ビ
    ニルピロリドンコポリマから選択されることを特徴とす
    る、請求項9に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 両性ポリマが、 a)アルキル基で窒素に置換されたアクリルアミド類ま
    たはメタクリルアミド類から選択された少なくとも1つ
    のモノマ、 b)1以上の反応性カルボキシル基を含有する少なくと
    も1つの酸性コモノマ、および、 c)ジメチルまたはジエチルスルファートでジメチルア
    ミノエチルメタクリラートの4級化により得られた生成
    物、および、アクリル酸およびメタクリル酸の1級、2
    級、3級、および4級アミン置換基を含有するエステル
    類に代表される、少なくとも1つの塩基性コモノマから
    誘導されるユニットを含有するポリマ類から選択される
    ことを特徴とする、請求項9に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 両性ポリマが、CTFA名でオクチルアク
    リルアミド/アクリラート類/ブチルアミノエチルメタ
    クリラートコポリマであるコポリマ類から選択されるこ
    とを特徴とする、請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 エアゾールの形態に与圧されているこ
    とを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に
    記載の組成物。
  15. 【請求項15】 組成物の全重量に対して10重量%か
    ら50重量%までの推進剤を含有することを特徴とす
    る、請求項14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 定着および/またはコンディショニン
    グポリマを含有する化粧品組成物をスプレー性を改善す
    るため、および/または、気化性を改善するための、請
    求項1ないし4のいずれか1項に記載のアクリルコポリ
    マの使用。
  17. 【請求項17】 定着および/またはコンディショニン
    グポリマを含有するエアゾール与圧化粧品組成物をスプ
    レー性を改善するため、および/または、気化性を改善
    するための、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    アクリルコポリマの使用。
  18. 【請求項18】 髪に代表されるケラチン物質の美容処
    理方法であって、請求項1ないし15のいずれか1項に
    記載の化粧品組成物をケラチン物質に適用し、次いで任
    意なセット時間後に、任意に水で洗い流すことがらなる
    ことを特徴とする方法。
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