JPH08648A - 把手部材を有する口腔洗浄装置 - Google Patents

把手部材を有する口腔洗浄装置

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JPH08648A
JPH08648A JP7155981A JP15598195A JPH08648A JP H08648 A JPH08648 A JP H08648A JP 7155981 A JP7155981 A JP 7155981A JP 15598195 A JP15598195 A JP 15598195A JP H08648 A JPH08648 A JP H08648A
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JP
Japan
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liquid
slide
handle member
mouthpiece
valve body
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Application number
JP7155981A
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English (en)
Inventor
Peter Haefele
ヘーフェル ピーター
Ernst Poganitsch
ポガニッシュ エルンスト
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/02Rinsing or air-blowing devices, e.g. using fluid jets or comprising liquid medication

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 口腔洗浄装置において通常の流量調節装置を
操作すること無く、更に増加した洗浄液を迅速にマウス
ピースに供給する単純な方法を得る。 【構成】 マウスピース6と把手部材4とを有する口腔
洗浄装置において、流体通路83、76、75、67、69、70、
71、93及び94と作動部材8により調節可能な流量調節装
置61とを備え、作動部材は液体通路83、76、75、67、6
9、70、71、93及び94を経由してマウスピース6に供給
される流量を変化させるために異なる作動位置の間を移
動可能とし、また把手部材4には前記流量調節装置61の
ための作動部材8の設定位置は保持しながら、マウスピ
ース6に供給される流量を一時的に増大させるために付
加的に作動する通路83、76、75、67、72、73、74、32及
び94を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマウスピースと把手
部材とからなり、把手部材にはマウスピースに液体を供
給する流体通路と、調節装置の調節位置を変更すること
によりマウスピースに供給する液体量を可変自在に調節
する調節装置とからなる口腔洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の様な装置は既にドイツ特許出願公
開A1−30121285号明細書に示すように公知で
ある。この公知の口腔洗浄装置は、その把手部材に流量
調節用回転弁に連結した回転式調節リングを備えたジエ
ット式口腔洗浄器を有しており、通常の洗浄操作中は一
定時間内に所定量の洗浄液体が流体通路を通過してマウ
スピースに供給され、回転式調節リングを回すことによ
り調節弁本体を回動させ、洗浄液体の供給量が最大可能
量から下の適当な値に定められてジエット式口腔洗浄装
置のマウスピースに供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】調節リングにより流量
が調節された後に、例えばなお歯に付着している食物の
残さを除去するために、流量を増加させるためには、既
知の装置では把手部材の調節リングを流量増加の方向に
回動させる他はなく、その結果始めに設定していた通常
洗浄操作のための最適の流量設定値が失われる欠点があ
った。さらに既知のジエット式洗浄装置では最大流量が
流体通路と流量調節装置の設計寸法によって定められ、
この量を越える流量をマウスピースに送ることは出来な
かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を軽減
し、上述した型の口腔洗浄装置において流量調節装置を
操作すること無く、増加した洗浄液量を迅速に供給する
単純な方法を得ることを目的とする。この目的を達成す
るために、本発明は前述した型の口腔洗浄装置におい
て、マウスピースに対する液体供給量を一時的に増大さ
せる作動部を把手部材に設け、通常の流量調節装置の作
動部はそのままの作動位置を保持するようにしたもので
ある。このようにして上記目的のために、口腔洗浄装置
の把手部材に、流量調節装置の設定値を変更すること無
く、マウスピースに送る洗浄液を急速かつ簡単な方法で
増加させる手段を備え、この急増洗浄作動中もそれ以前
に定められた通常の最適流量設定値はそのまま維持し、
前記急増作動が終了した時にはまた元の通常洗浄作動に
直ちに戻ることが出来るようにした。
【0005】本発明による口腔洗浄装置において、もし
この活性化しうる洗浄手段が通常と別の液体通路と、こ
の付加的通路を開閉するために開放状態と閉止状態との
間で転動可能な閉止装置とを有すればより有効である。
このようにして、本発明において、通常の流量調節装置
から独立した増加流量が極めて簡単な方法で達成され
る。
【0006】又、もし把手部材が作動部材を保持してお
り、この部材が手動により休止位置から作動位置へと転
換可能であり、その作動によって閉止装置が閉止状態か
ら開放状態に移り、この作動部材が作動位置にある間は
前記付加的通路を開くようにすれば、さらに効果的であ
る。このことは、前記作動部材を把手部材上に取り付
け、これを1つの手の動作だけで休止位置から作動位置
へと変換させて作動させるようにした、極めて単純な構
造によって達成される。このことは、作動に際して手の
位置を変更する必要がないという作用効果を有する。
【0007】本発明の口腔洗浄装置のより有効な実施形
態では、閉止装置はバネにより付勢され軸に沿って移動
可能な円錐形弁により形成され、このバネは弁本体を閉
止装置の開放状態に対応する位置から閉止装置の閉止状
態に対応する位置の方向に付勢したことを特徴としてい
る。このことは、前記作動部材が休止位置にある時は前
記付加的通路は常時閉止されていることを保証する自動
閉止機構を構成することを意味する。
【0008】本発明の口腔洗浄装置の別のより有効な実
施形態では、作動部材は把手部材のスライド内を、把手
部材の長手方向に沿ってオフ位置とオン位置との間を滑
り移動可能なように配置され、このスライド内のオフ位
置では閉止装置は作動部材によってスイッチ動作させる
ことが出来ず、またこのスライド内のオン位置では閉止
装置は作動部材によってスイッチ動作させることが出来
るようにしたことを特徴としている。このことはスライ
ド上に設置された作動部材が把手部材上で、閉止装置が
動かない位置にセットすることが出来、従って、把手部
材に連結したマウスピースへの付加的液体供給が急にな
されないように、安全に閉止することが出来ることを保
証する。
【0009】本発明の上記のような実施形態では、もし
作動部材が圧縮バネによって付勢されたプッシュボタン
を含み、このバネはスライド上に作動しプッシュボタン
を作動部材の作動位置から休止位置の方向へと押圧する
ように構成すれば、より有効である。これは非常に単純
で信頼性の高い構成をもたらすことになる。
【0010】口腔洗浄装置の把手部材の長手方向に移動
可能なように案内されたスライドを有する本発明の口腔
洗浄装置において、もしスライドが、流体通路の開閉の
ために、閉止状態と開放状態との間を移動可能な、更な
る閉止装置を含む作動部と流体通路とから構成されれ
ば、極めて有効である。これにより、スライドの閉止状
態で通常の流体通路と付加的通路とが共に閉止され、付
加的通路は通常の流体通路が開放状態にあるときのみ開
くことができ、把手部材に連結したマウスピースに送ら
れる流量を付勢することになる。
【0011】本発明の口腔洗浄装置のこのような実施例
において、更なる閉止装置がバネにより付勢され軸に沿
って移動可能な円錐弁により形成され、このバネは弁本
体を閉止装置の開放状態に対応する位置から閉止装置の
閉止状態に対応する位置の方向に付勢するようにすれ
ば、極めて効果的である。このことにより、前記スライ
ドが休止位置に移動された時には前記流体通路は常時閉
止されていることを保証する自動閉止型閉止装置を形成
することになる。
【0012】若し前記プッシュボタンが把手部材の長手
方向に沿って移動可能なように案内されたスライドノブ
内に含まれ、その一部分がスライドノブを横断して把手
部材から上方に突出するように構成されていると、極め
て効果的である。この構成により、プッシュボタンとス
ライドノブは共に把手部材を握っている手の親指によっ
て操作することが可能となる。
【0013】
【実施例】本発明は以下に図面に従って、必ずしもこれ
に限定されるわけではないが、図示の実施例により、詳
細が説明される。図1は本発明の口腔ジェット噴流洗浄
装置1が基台2と、これに可撓性チューブ3により連結
された把手部材4とから成ることを示す。液体容器5は
基台2上に設置され、モータにより駆動されるポンプに
より液体、例えば水を容器5からチューブ3を経由して
把手部材4に送りだすことが出来る。把手部材4は異な
る種類のマウスピースを付けることが出来、図2ではマ
ウスピース6が装着される。把手部材4に向けて圧送さ
れる液体はマウスピース6に送られ、歯と歯茎を洗浄す
るとともに歯茎をマッサージするために、ノズル7によ
りジエット噴流を形成する。
【0014】マウスピース6に送る最適の液体流を選択
するために、把手部材4には流量調節のための調節作動
部材8が設けられる。作動部材8は、把手部材4に対し
て柔軟性を持つ調節リング9からなる。作動部材8の構
造については後に詳細に説明する。調節リング9を回動
させることにより、把手部材4内の流量調節装置はマウ
スピース6に送る最適流量を設定する。流量調節装置の
構造については、後に更に詳細に説明する。
【0015】把手部材4は更に図2に示すオフ位置と図
3から8に示すオン位置との間を、その長手方向矢印1
0に沿って往復動する1個のスライドノブ11を備え
る。このスライドノブ11がオフ位置にある時、チュー
ブ3から把手部材4を経由してマウスピース6に送られ
る液は阻止され、またスライドノブ11がオン位置にあ
る時、チューブ3から把手部材4を経由してマウスピー
ス6に送られる液の供給が可能である。
【0016】スライドノブ11内に含まれる押しボタン
12は、把手部材4から突出した1個の部材を有する。
押しボタン12の機能については、後に詳述する。
【0017】口腔ジェット噴流洗浄装置1の把手部材4
は長く伸びたスリーブ状プラスチック製ハウジング13
を持ち、マウスピース6に最も近い側にある第1ハウジ
ング部14と、柔軟性のある調節リング9の場所で第1
ハウジング部14に接続される第2ハウジング部15と
からなる。第1ハウジング部14の自由端には開口16
が設けられ、これを通して内側チューブ状ハウジング部
17に接近することが出来る。マウスピース6がこの内
側チューブ状ハウジング部17に、開口16を通して挿
入され、マウスピース6と把手部材4とは流体を導通さ
せるように連結される。第2ハウジング部15の自由端
は、図2に示すように底部18が取り付けられる。
【0018】第1ハウジング部14のチューブ状ハウジ
ング部17に隣接して、プラスチック製チューブ状カッ
プリング部19が第1ハウジング14内に配置され、そ
の比較的厚肉部分20にマウスピース6の端部か挿入さ
れる。比較的厚肉部分20の場所に針金よりなるバネ2
1が実質的に270°以上の角度の円弧を描いて配置さ
れ、その直線端部21aと21bとが互いに平行になる
ようバネ21の内側に形成される。2個のバネ端部21
aと21bとはマウスピース6の内部に形成された溝に
係合するようにして、マウスピース6を保持する。バネ
21により保持されたマウスピース6の端部は、カップ
リング部19の厚肉部20に接して設けられたシーリン
グリング22に当接している。
【0019】図5及び6に模式的に示すように、カップ
リング部19は比較的薄肉壁部23を介してネジ部24
によりプラスチック製弁ハウジング25に接続される。
図4及び6から明らかなように、弁ハウジング25は、
ハウジング25から横方向へ突き出した2個の可撓性ラ
ッチアーム26、27によって第1ハウジング部14の
内部に係止されており、ラッチアーム26、27上に設
けられた2個のラッチの突出部28と29は、第1ハウ
ジング部14内にカップリング部19と共に弁ハウジン
グ部25を挿入した後に、第1ハウジンク部内に設けら
れた2個のラッチ切り欠き30、31内に係合される。
ラッチ切り欠き30、31及びラッチ突出部28、29
とは柔軟性のある調節リング9によって覆われている。
【0020】特に図5において明らかなように、弁ハウ
ジング25は第1閉止装置32と第2閉止装置33とを
備える。双方の閉止装置32、33は閉止状態と開放状
態との間で切替え可能である。図5において、第1閉止
装置32は閉止状態を、第2閉止装置33は開放状態を
示している。夫々の閉止装置32、33は円錐形弁を有
し、それらの弁本体34、35は円錐形弁の中心軸方向
に移動可能である。2個の弁本体34、35は夫々圧縮
バネ36、37によって付勢され、夫々の閉止装置3
2、33の開放状態に対応する開放状態から,夫々の閉
止装置32、33の閉止状態に対応する閉止状態へと付
勢されている。2個の弁本体34、35は夫々、2個の
シーリングリングを備え、液の密閉を完全に行う。これ
らシーリングリングの中で、2個のシーリングリング3
8、39は夫々の弁本体34、35のオフ位置で、弁ハ
ウジング25の円錐形弁表面40、41と協動して液の
密閉を行う。この2個の閉止装置は極めて信頼性の高い
自動閉止操作を行うことを保証する。
【0021】弁本体34、35と圧縮バネ36、37を
弁ハウジング25内に挿入するために、弁ハウジング2
5はその底部領域に開口42を備え、この開口42は中
間に2個のシール44、45を介して弁ハウジングカバ
ー43によって閉じられる。弁ハウジングカバー43が
弁ハウジング25に確実に付着するように、弾性板から
なる実質的にオメガ状をしたクリップ46が備えられ、
図10に明示するようにその折り曲げられた端部47、
48が弁ハウジング25に係合している。
【0022】1個のスイッチングスライド49が弁ハウ
ジング25上を、矢印10の方向及びその反対方向に移
動可能なように案内される。スイッチングスライド49
は図7から11に示すように、実質的に弓弧状断面を呈
する。スイッチングスライド49の2個の横方向端部
は、図4から6に示すように把手部材4の長手方向に沿
って2個の部分に別れ、その2個の部分はその間に夫々
のクリップ46のクランプ腕のための切り欠きを形成す
る。スイッチングスライド49を弁ハウジング25上で
案内するために、スイッチングスライド49はその2個
の横方向端部に非連続案内溝孔50、51を有し、これ
ら溝孔は図4、6及び9、11に示すように、夫々横方
向に突出する案内リブ52、53により係合している。
スイッチングスライド49は図3から11に示すオン位
置と、これらの図中には示されていないオフ位置との間
を移動可能である。
【0023】図5と図9とから明らかなように、スイッ
チングスライド49は作動部54を有する。第2閉止装
置33はこのスイッチングスライド49の作動部54に
よって切り換えることが出来る。すなわち、作動部54
が第2閉止装置33を構成する円錐弁の弁本体35の頭
部55と協動する。図5と図9はスイッチングスライド
49がオン位置になっており、第2閉止装置33は従っ
てオン位置になり、その中でその弁本体35はオン位置
になっている。図5及び図9に示すオン位置から、スイ
ッチングスライド49は矢印10と反対の方向に移動し
てオフ位置にすることが出来、このオフ位置でスイッチ
ングスライド49の作動部54は、弁ハウジング25か
ら突出したストッパ56と突き合わされる。スイッチン
グスライド49がオフ位置になっている時には、第2閉
止装置33の圧縮バネ37が弁本体35をオフ位置に保
っており、シーリングリング39は弁ハウジング25の
円錐弁表面41上に有るので、第2閉止装置33は従っ
てオフ位置にあるる。
【0024】閉止状態と開放状態との間にある第1閉止
装置32を作動させるために、把手部材4は手動操作が
可能な作動部材57を保持している。望ましくはこの作
動部材57はスイッチングスライド49上に配置され
る。作動部材57は押しボタン12と、この押しボタン
12を押圧し且つスイッチングスライド49上に作動す
る圧縮バネ58とからなる。作動部材57は図1、2、
3、5、7、8、9、10及び11に示す休止位置と、
図示しない作動位置との間を往復動することが出来、押
しボタン12を押し込むことにより作動可能となる。作
動部材57が休止位置を占めている間は、第1閉止装置
は図5に示すように閉止状態にある。押しボタン12を
押すことにより作動部材57を一旦作動位置に設定する
と、第1閉止装置32は開放状態になる。
【0025】望ましくは、作動部材57はスイッチング
スライド49の上に配置され、図5に示すオン位置と図
示しないオフ位置との間で把手部材4の長手方向に沿っ
て移動することが出来るように配置されている。このよ
うにして、図5から明らかなように、スイッチングスラ
イド49がオン位置にある時に第1閉止装置32は作動
部材57によって閉止状態から開放状態にスイッチ動作
させることが出来、スイッチングスライド49がオフ位
置にある時は、第1閉止装置32は作動部材57によっ
てスイッチ動作させることが出来無くされている。スイ
ッチングスライド49がオン位置にある時には、第1閉
止装置32は作動部材57によってスイッチ動作させる
ことが出来、その際圧縮バネ58の押圧力に抗して押し
ボタン12が第1閉止装置32の弁本体34の頭部59
に対して手の指で押圧され、弁本体34は圧縮バネ36
の力に抗して開放状態に移動し、シーリングリング38
が弁ハウジング25の円錐形弁表面40から離れて持ち
上げられる。
【0026】弁ハウジング25は、2個の閉止装置3
2、33の近傍に1個の実質的にファンネル状部分60
を有し、これが流量調節装置61を構成する。このファ
ンネル状部分60に加えて、流量調節装置61は実質的
に円錐形のプラスチック製弁本体62からなり、この本
体は中間シーリングリング63を介してファンネル状部
分60に嵌合するようにされ、把手部材4内でその長手
方向軸4aの回りを弁ハウジング25のファンネル状部
分60との間で回転自在になっている。
【0027】弁本体62は実質的に円錐形部分がゴムで
シーリングされた頭部64で覆われ、弁ハウジング25
のファンネル状部分60の内側円錐状境界面65に当接
している。この弁本体62の外側円錐形境界面66に、
ゴム製頭部64で覆われない円周状切り欠き67が設け
られ、図5及び図6に示すように把手部材4の長手方向
断面図で見ると三角形状を示し、又図8に示すように把
手部材4の縦断面図で見ると実質的に弓張り状断面を示
している。図8に示されるように切り欠き67はその端
が約150°の円弧状に広がり、その後切り欠き67の
幅は他端68に向けて連続して減少する。図8の断面図
は図5の線VIII−VIIIで切断したものであるか
ら、切り欠き67の他端はシーリング頭部64の図示部
分の背後に隠れて見えないことを知るべきである。この
狭い領域で弁本体62の切り欠き67は弁ハウジング2
5のファンネル状部分60の第1入口開校69と対向し
て配置され、図6に示すように弁ハウジング25内に形
成された中間通路70を経由して空間71に連結してい
る。図5、6及び9に示すように、この空間71は圧縮
バネ37を収納し、弁ハウジングカバー43で閉じられ
ている。
【0028】弁本体62内の切り欠き67はその定常幅
部分が、弁ハウジング25のファンネル状部分60内の
第2入口開口72に対向して配置される。第2入口開口
72は第2中間通路73を経由して別の空間74に連結
している。この別の空間74は図5、6、9、10及び
11に示すように、圧縮バネ36を収納し、弁ハウジン
グカバー43で閉じられている。弁本体62を弁ハウジ
ング25のファンネル状部分60に対して回転させるこ
とによって、弁本体62の切り欠き67の狭くなった部
分はファンネル状部分60の第1入口開口69に関連し
て回転することになり、それによって種々の異なる断面
積の通路がもたらされる。この方法で弁本体62を回転
させることにより、切り欠き67と第1入口開口69と
の間の通路断面を変化させて、通路を通る流量の調節が
可能となる。第2入口開口72に対向する領域での弁本
体62の切り欠き67の形状について、これが定常幅を
有しているので、弁本体62の回転位置に係わりなく、
切り欠き67と第2入口開口72との間には同一且つ最
大断面積の通路が常に確保されている。
【0029】弁本体62内の切り欠き67は、図5及び
図8に示すように弁本体62内の通路75を経由して弁
本体62ないの内側空間76と連結している。この内側
空間76は圧縮バネ77を収納し、その一端は弁本体6
2上に作用し、弁本体62をシーリング頭部64と共に
弁ハウジング25のファンネル状部分60の中へ押圧
し、またバネの他端はプラスチック製液体供給部材79
の内面78に作用し、この供給部材は中間シーリングリ
ング81と共に弁本体62の内側空間76と係合し、ま
た圧縮バネ77の押圧力に抗してバヨネット型係止装置
82によって弁ハウジング25に固着される。液体供給
部材79は、図示されない手段で口腔ジェット噴流洗浄
装置1のチューブ3に連結した1つの液体供給通路83
を持つ。底部18とそれに従い第2ハウジング部分15
とを液体供給部材79に固着するために、図3から図6
には明らかでないが第2ハウジング部分15の底部18
を通して伸びる1個のネジが流体供給部材79の端部に
取り付けられ、部材79はその代わりに弁ハウジング2
5に連結され、弁ハウジングは係止手段82により第1
ハウジング部分14内に固着される。
【0030】弁ハウジング25のファンネル状部分60
との関連で弁本体62を回転させるために、1本の腕部
84が弁本体62から突出しており、この腕部は断面円
形の端部材85を有する。この端部材85は、作動部材
8の柔軟性のある調節リング9の内側に突出した2本の
リブ86、87の間に伸び、それによって図5と、とり
わけ図7に明示されているように、この柔軟性のある調
節リング9と弁本体62との間のカップリングを形成す
る。図示を明瞭にするために、第2ハウジンク部分15
は図7には示されていない。作動部材8は図3から8に
おいて示す位置からセットすることが出来、その際作動
部材8の調節リング9上のインジケータ隆起部88は、
第1ハウジング部分14上の指標番号「3」に対応する
位置に置かれる。この対応する異なる位置に置くため
に、図3から8に示すように、弁本体62は作動部材8
によって左右に概略±45°の範囲で反対方向に回動さ
せることが出来る。作動部材8の調節リング9は把手部
材4を掴んでいる手の親指によって、簡単に調節するこ
とが出来る。
【0031】把手部材4上の操作手段を作動させる点で
見ると、作動部材57の押しボタン12がスライドノブ
11内に含まれ、把手部材4の長手方向に移動可能なよ
うに案内され、把手部材4から離れた部分とともにスラ
イドノブ11を横切るようにされていることは、極めて
効果的なことである。この方法で作動部材8の柔軟性の
ある調節リング9のみならずスライドノブ11及び作動
部材57の押しボタン12が把手部材4を掴んでいる手
の親指によって簡単に操作する事が出来る。
【0032】図9、10及び11から明らかなように、
弁ハウジング25に取り付けられているカップリング部
材19を伴う弁ハウジング25が、弁ハウジング25上
に移動可能に取り付けられたスイッチングスライド49
と共に第1ハウジング14内に挿入された後に、プラス
チック製スライドノブ11は第1ハウジング部分14上
に装着することが出来、スイッチングスライド49から
突出している2個のラッチアーム89、90と、1個の
スロット状通路を通過してから互いに分かれるように形
成されている2個のカップリングピン91、92とは、
スライドノブ11上に手によって起こされる力をスイッ
チングスライド49に伝達するために、スライドノブ1
1をスイッチングスライト59に係合させる役目をす
る。スイッチングスライド49と同様の方法でスライド
ノブ11は実質的に弓張り状の断面形状を呈し、その2
個の端ぶぶんは実質的に第1ハウジング部分14を包囲
しており、従ってスライドノブ11を把手部材4に固着
するのを助けている。
【0033】図1から図11に記載された口腔ジェット
洗浄装置において、装置1の使用者は通常の仕方で作動
部材8を位置設定したら、通常は作動部材をその位置の
ままにし、流量調節装置61はこの作動部材8によって
調節されるので、設定された流量を把手部材4に連結す
るマウスピース6に送っており、この方が通常状態で洗
浄装置1の使用者には便利であり且つ適切である。さら
に、この口腔ジェット洗浄装置1を使用した後は、スラ
イドノブ11、従ってこれに2個のカップリングピン9
1、92を介して嵌合しているスイッチングスライド4
9が夫々オフ位置に設定される。
【0034】今上記の状態の口腔ジェット洗浄装置を使
用者が再度使用しようとする時には、基台2内のポンプ
装置は洗浄装置1のスイッチオンによって始動し、その
結果液体は容器5からポンプ装置を経由してチューブ3
に送られ、チューブ3から把手部材4内の液体供給部材
79に送られる。液体は液体供給部材79内の液体供給
通路83を経由して弁本体62内の内側空間76に達
し、次にこの空間から弁本体62内の通路75を経由し
て、弁本体62内の切り欠き67に達する。この切り欠
き67から、液体は、弁ハウジング25のファンネル状
部分60内の第1入口開口69と弁ハウジング25内の
第1中間通路70とを経由して弁本体25内の、圧縮バ
ネ37を収納し且つ閉止装置33によって閉止状態にな
るよう閉じられている空間71に供給される。なぜなら
スライドノブ11とスイッチスライド49はオフ位置に
あり、これに加えて液体は切り欠き67から弁ハウジン
グ25のファンネル状部分60内の第2入口開口72に
供給され、そこから弁ハウジング25内の第2中間通路
73を経由して、弁ハウジング25内の空間74に送ら
れ、この空間は圧縮バネ36を収納し、装置が閉止状態
にある時には閉止手段32によって閉止されているから
である。
【0035】通常の口腔洗浄過程では、口腔ジェット洗
浄装置1の使用者は、スライドノブ11を図1及び2に
示すオフ位置から図3から図11迄に示すオン位置へ
と、矢印10の方向に移動させる。それに伴い、シーリ
ングリング39が弁ハウジング25の円錐面41から離
れるので、スイッチングスライド49の作動部材54は
第2閉止装置33を開放状態に設定する。弁ハウジング
25の面はシーリングリング39と協動するようになっ
ているので、弁ハウジング25内の空間71が開放さ
れ、弁ハウジング25内の中央通路93と液体の流通が
可能になる。中央通路93はその後定常的に、第1閉止
装置32の弁本体34を迂回することにより、弁ハウジ
ング25内の出口通路94と液体流通を行う。口腔ジェ
ット洗浄装置1内のポンプにより供給される液体は、弁
ハウジング25の出口通路94から、把手部材4に取り
付けられたマウスピース6に供給され、このマウスピー
スは把手部材4に針金バネ21によって固着され、弁ハ
ウジング25の出口通路94とマウスピース6はシーリ
ングリング22によって密封されている。
【0036】上述した操作状態では把手部材4内の通常
の液体通路は開いており、この通路は通常の洗浄過程の
場合の液体をマウスピース6に送る作用をする。この通
常液体通路は液体供給部材79内の液体供給通路83、
弁本体62内の内側空間76、弁本体62内の通路7
5、弁本体62内の切り欠き67、弁ハウジング25の
ファンネル状部分60内の第1入口開口69、弁ハウジ
ング25内の第1中間通路70、弁ハウジング25内の
空間71、弁ハウジング25内の中央通路93及び、最
後に弁ハウジング25内の出口通路94を含んでいる。
【0037】図1から図11迄に示す口腔ジェット洗浄
装置1は、流量調節装置61のための作動部材8をあら
かじめ所定位置に設定しておいて、この場合、使用者が
通常の液体通路83、76、75、67、69、70、
71、93、94を経由してマウスピース6に供給され
る液体量では不十分と感じた時に、使用者がマウスピー
ス6への液体量を簡単な方法で一時的に増大させること
が出来るという利点を有する。このためには、使用者は
スライドノブ11はそのままの位置に保って、押しボタ
ン12を作動させるだけで良い。シーリングリング38
が弁ハウジング25の円錐形弁表面から持ち上げられる
結果、この弁表面はシーリングリング38と協動するよ
うに配置されているので、このシーリングリング38に
よりそれまで閉じられていた弁ハウジング25内の空間
74が出口通路94との間で更なる液体の伝送が可能に
なり、第1閉止装置32が開放状態に設定される。この
状態は把手部材4内の付加的液体通路を急に開放するこ
とになり、この通路を経由して、第2閉止装置33によ
って開放されている通常の液体通路を経由してマウスピ
ース6に供給される液体に加えて、更なる量の液体をマ
ウスピース6に供給することになり、その結果増大した
液体の流れがマウスピース6内に発生する。この付加的
な流体の通路は液体供給部材79内の液体供給通路8
3、弁本体62内の内側空間76、弁本体62内の通路
75、弁本体62内の切り欠き67、弁ハウジング25
のファンネル状部分60内の第2入口開口72、弁ハウ
ジング25内の第2中間通路73、弁ハウジング25内
の空間74及び最終的に弁ハウジング25内の出口通路
94を含んでいる。
【0038】口腔ジェット洗浄装置1の使用者が押しボ
タン12を放すと直ぐに、このボタンはバネ58の作用
により休止位置に戻り、圧縮バネ36が弁本体34をリ
セットするので、第1閉止装置32は閉位置になり、付
加的液体通路83、76、75、67、72、73、7
4、及び94は閉止される。このようにして、マウスピ
ース6への付加的な液体の供給は押しボタン12を放す
と直ぐに遮断される。マウスピース6への付加的液体供
給の間も、作動部材8の設定はそのまま維持されている
ので、それが終わった状態でマウスピース6は、予め作
動部材8により設定されていた液体量が通常の液体通路
83、76、75、67、69、70、71、93及び
94を経由して再び供給されることになる。このように
マウスピース6への付加的な液体供給がいかなる量にな
るかは単に付加的液体通路83、76、75、67、7
2、73、74、及び94の寸法によってのみ定めら
れ、この付加的液体量は通常の液体通路83、76、7
5、67、69、70、71、93及び94の寸法によ
って左右されることはない。この付加的液体通路もま
た、この付加的液体量を調節するための流量調節装置を
含むことが出来る。
【0039】本発明のもう一つの変更実施例では、流量
調節装置の回転可能な円錐形弁本体が備えられ、その弁
本体は図1から図11迄に示した口腔ジェット洗浄装置
と同じ構造のものであるが、把手部材に対し回転可能で
あるだけでなく、軸方向にも移動可能にすることによっ
て弁本体をファンネル状補完部材から持ち上げることが
出来るようになっている。このような変更実施例では弁
本体の円錐表面領域にはただ1個の出口開口と、ファン
ネル状補完部材の円錐形表面領域にただ1個の入口開口
があるだけで、これら開口は流量調節のために互いに接
線方向に移動させることが出来るようになっている。弁
本体をこのように回転状態を維持しながら軸方向に移動
させることによって、これに対応する開口部、例えば出
口開口部と入口開口部の操作を不要にすることが出来、
その結果把手部材に連結したマウスピースに対して更な
るより増大したパルス状液体供給を、例えば回転と同時
に滑り可能な調節リングのような作動部材を交換して、
事前に例えば回転位置を設定したりすることなく行うこ
とが出来る。このような変形実施例では、マウスピース
に向けて一時的に更なる液体供給量を増加させるための
作動機構は、回転および軸方向移動可能な本体とこの弁
本体と協動する部分、例えばシーリングキャップ及びリ
セットバネ等から構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の口腔ジェット洗浄装置の斜視図であ
り、基台とこの基台部分に一本のチューブにより連結さ
れ、且つ種々の異なるマウスピースを装着可能な把手部
材とから成るものを示す。
【図2】図1に示す口腔ジェット洗浄装置の把手部分の
斜視図であり、この把手部材にマウスピースが装着さ
れ、且つその自由端にノズルを付けたものを示す。
【図3】図1及び図2に模式的に示すマウスピースの把
手との関連部分の平面図。
【図4】図3に示すマウスピースの下面からみた、ハウ
ジングを図3と同じ平面で部分的にカットして内部を示
した断面図。
【図5】図3及び図4に示す把手部材の一部を、図3内
のV−V面によって切断した断面図。
【図6】図3、4及び図5に示す把手部材の一部を、図
5内のVI−VI面によって切断した断面図。
【図7】図3、4、5及び図6に示す把手部材の部分の
詳細を、図5内のVII−VII面によって切断した断
面図。
【図8】図3、4、5及び図6に示す把手部材の部分の
詳細を、図5内のVIII−VIII面によって切断し
た断面図。
【図9】図3、4、5及び図6に示す把手部材の部分の
詳細を、図5内のIX−IX面によって切断した断面
図。
【図10】図3、4、5及び図6に示す把手部材の部分
の詳細を、図5内のX−X面によって切断した断面図。
【図11】図3、4、5及び図6に示す把手部材の部分
の詳細を、図5内のXI−XI面によって切断した断面
図。
【符号の説明】
1 口腔ジェット噴流洗浄装置 2 基台 3 チューブ 4 把手部材 5 容器 6 マウスピース 7 ノズル 8 作動部材 9 調節リング 11 スライドノブ 12 押しボタン 13 ハウジング 16 開口 18 底部 19 カップリング部 21 バネ 22 シーリングリング 25 弁ハウジング 26、27 ラッチアーム 28 突出部 30、31 ラッチ切り欠き 32、33 閉止装置 34、35 弁本体 36、37 圧縮バネ 38、39 シーリングリング 42 開口 43 弁ハウジングカバー 44、45 シール 46 クリップ 49 スイッチングスライド 50、51 案内溝孔 52、53 案内リブ 54 作動部 55、59 頭部 56 ストッパ 57 作動部材 60 ファンネル状部分 62 弁本体 63 シーリングリング 65、66 境界面 67 切り欠き 70、73 中間通路 74 空間 76 通路 77 バネ 79 液体供給部材 82 係止装置 84 腕部 86、87 リブ 88 隆起部 91、92 カップリングピン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウスピースと把手部材とからなり、マ
    ウスピースに液体を送るための液体通路と、作動部材に
    より種々の異なる作動位置に移動して流量を調節する流
    量調節装置とを有し、これらの作動位置に応じて所定量
    の液体が作動部材の作動位置の変化に応じて液体通路を
    通りマウスピースに送られる液体の量を変化させること
    が出来るようにした口腔洗浄装置において、把手部材は
    予め設定された流量調節のための作動部材の位置を保持
    しながら、一時的にマウスピースへの液体供給量を増大
    させる手段を把手部材内に配置したことを特徴とする、
    口腔洗浄装置。
  2. 【請求項2】 液体供給量を増大させる手段は、付加的
    液体通路と、この通路を開閉するため閉止状態と開放状
    態との間をスイッチ動作することが出来るようにした閉
    止装置とからなる、請求項1に記載の口腔洗浄装置。
  3. 【請求項3】 把手部材は手動により操作可能で、閉止
    装置を作動させるために作動部材を休止位置と作動位置
    との間で移動可能とした作動部材を保持し、前記作動部
    材が作動位置にある時に閉止装置が開放状態にあり、且
    つ付加的流体通路を開放するようにした、請求項2に記
    載の口腔洗浄装置。
  4. 【請求項4】 閉止装置は圧縮バネにより押圧され軸方
    向に移動可能な弁本体を有する円錐形弁により形成さ
    れ、前記バネは閉止装置の開放状態に対応する弁本体の
    開放位置から閉止装置の閉止状態に対応する弁本体の閉
    止位置へと弁本体を付勢するようにした、請求項3に記
    載の口腔洗浄装置。
  5. 【請求項5】 作動部材は把手部材の長手方向に沿って
    移動可能なように案内されたスライド上に配置されオフ
    位置とオン位置との間を滑り移動可能とし、またスライ
    ドがオフ位置にある時閉止装置は作動部材によってスイ
    ッチ動作することが出来ず、スライドがオン位置にある
    時閉止装置は作動部材によって閉止状態から開放状態に
    スイッチ動作することが出来るようにした、請求項3又
    は請求項4に記載の口腔洗浄装置。
  6. 【請求項6】 作動部材は圧縮バネにより押圧された押
    しボタンを含み、前記バネはスライド上で押しボタンを
    作動部材の作動位置から休止位置の方向へ付勢するよう
    にした、請求項5に記載の口腔洗浄装置。
  7. 【請求項7】 スライドは1つの作動位置を有し、流体
    通路を開閉するために閉止状態と開放状態との間を移動
    可能な更なる閉止装置を流体通路内に含み、この更なる
    閉止装置はスライド上の作動部によりスイッチ動作が可
    能であり、この更なる閉止装置はスライドがオフ位置に
    ある時閉止状態にあり、スライドがオン位置にある時開
    放状態にあるようにした、請求項5又は請求項6に記載
    の口腔洗浄装置。
  8. 【請求項8】 更なる閉止装置は圧縮バネにより押圧さ
    れた軸方向に移動可能な弁本体を有する更なる円錐形弁
    により構成され、前記バネは更なる閉止装置の開放状態
    に対応する弁本体の開放位置から更なる閉止装置の閉止
    状態に対応する弁本体の閉止位置へと弁本体を付勢する
    ようにした、請求項7に記載の口腔洗浄装置。
  9. 【請求項9】 押しボタンは把手部材の長手方向に移動
    可能なスライドノブ内に含まれ、且つスライドノブを横
    断して把手部材から突出した部分を有することを特徴と
    する、請求項6から8までの内1項に記載の口腔洗浄装
    置。
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