JPH0848827A - 透明性の改良されたエチレン系樹脂組成物 - Google Patents
透明性の改良されたエチレン系樹脂組成物Info
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- JPH0848827A JPH0848827A JP18343194A JP18343194A JPH0848827A JP H0848827 A JPH0848827 A JP H0848827A JP 18343194 A JP18343194 A JP 18343194A JP 18343194 A JP18343194 A JP 18343194A JP H0848827 A JPH0848827 A JP H0848827A
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好なインフレーションフィルムを与えるエ
チレン系樹脂組成物を提供すること。 【構成】 下記A 99.9〜80wt%及びB 0.
1〜20wt%を含有するエチレン系組成物、並びにこ
の組成物から成形されたフィルム。 A:所定のエチレン重合体〔MFR(190℃)0.2
〜8g/10分、密度0.890〜0.950g/cm
2 〕 B:特定の二段重合法による所定のプロピレンブロック
共重合体〔式(1)を満たし、MFR(230℃)0.
2〜10g/10分〕 6.5≦(100−β)α/100+(100−α)γ/100≦75 …(1) (α=前段重合体の成分B中の割合、β=プロピレンの
前段重合体中の割合、γ=エチレンの後段重合体中の割
合(いずれもwt%))。
チレン系樹脂組成物を提供すること。 【構成】 下記A 99.9〜80wt%及びB 0.
1〜20wt%を含有するエチレン系組成物、並びにこ
の組成物から成形されたフィルム。 A:所定のエチレン重合体〔MFR(190℃)0.2
〜8g/10分、密度0.890〜0.950g/cm
2 〕 B:特定の二段重合法による所定のプロピレンブロック
共重合体〔式(1)を満たし、MFR(230℃)0.
2〜10g/10分〕 6.5≦(100−β)α/100+(100−α)γ/100≦75 …(1) (α=前段重合体の成分B中の割合、β=プロピレンの
前段重合体中の割合、γ=エチレンの後段重合体中の割
合(いずれもwt%))。
Description
【0001】〔発明の背景〕
【産業上の利用分野】本発明は、エチレン系の樹脂組成
物に関するものである。更に詳しくは、本発明は、特定
のエチレン‐α‐オレフィン共重合体と特定のプロピレ
ンブロック共重合体とが特定の割合で配合されてなる樹
脂組成物、特にインフレーションフイルム用として有用
な樹脂組成物、に関するものである。
物に関するものである。更に詳しくは、本発明は、特定
のエチレン‐α‐オレフィン共重合体と特定のプロピレ
ンブロック共重合体とが特定の割合で配合されてなる樹
脂組成物、特にインフレーションフイルム用として有用
な樹脂組成物、に関するものである。
【0002】本発明の組成物をインフレーション成形す
ると、透明性、光沢、腰および耐熱性に優れるフィルム
を得ることができる。
ると、透明性、光沢、腰および耐熱性に優れるフィルム
を得ることができる。
【0003】
【従来の技術】従来から、エチレンとα‐オレフィンと
の共重合体をインフレーション成形して得られるフィル
ムは引張強度および衝撃強度等の機械的特性が優れてい
るために、バッグを中心に様々な用途に大量に使用され
ている。しかし、エチレンとα‐オレフィンとの共重合
体のみをインフレーション成形して得られるフィルム
は、多くの用途で透明性が十分でないという問題点があ
った。
の共重合体をインフレーション成形して得られるフィル
ムは引張強度および衝撃強度等の機械的特性が優れてい
るために、バッグを中心に様々な用途に大量に使用され
ている。しかし、エチレンとα‐オレフィンとの共重合
体のみをインフレーション成形して得られるフィルム
は、多くの用途で透明性が十分でないという問題点があ
った。
【0004】一方、エチレン‐α‐オレフィン共重合体
にポリプロピレン系樹脂と無機充填剤を混入させた組成
物が、特公平4−63097号公報に提案されている。
にポリプロピレン系樹脂と無機充填剤を混入させた組成
物が、特公平4−63097号公報に提案されている。
【0005】しかしながら、上記技術は、本発明者らが
知るところでは、エチレン‐α‐オレフィン共重合体を
フィルムに成形した場合の透明性を向上させるものでは
なく、十分な抗ブロッキング性を確保しつつ透明性の悪
化を抑制するというものであって、該組成物由来のフィ
ルムは元のエチレン‐α‐オレフィン共重合体を成形し
たフィルムに比べると透明性そのものは悪化するという
ものであった。
知るところでは、エチレン‐α‐オレフィン共重合体を
フィルムに成形した場合の透明性を向上させるものでは
なく、十分な抗ブロッキング性を確保しつつ透明性の悪
化を抑制するというものであって、該組成物由来のフィ
ルムは元のエチレン‐α‐オレフィン共重合体を成形し
たフィルムに比べると透明性そのものは悪化するという
ものであった。
【0006】そこで、この問題点を改良するため、エチ
レンとα‐オレフィンとの共重合体に高圧法によって製
造されたエチレン単独重合体を混合し成形する方法が広
く一般に使用されている。
レンとα‐オレフィンとの共重合体に高圧法によって製
造されたエチレン単独重合体を混合し成形する方法が広
く一般に使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、十分な透明性を得るためには高圧法によって
製造されたエチレン単独重合体を10重量%以上混合し
なければならず、その結果、引張強度や耐熱性が低下す
るというような問題が生じる場合があった。
方法では、十分な透明性を得るためには高圧法によって
製造されたエチレン単独重合体を10重量%以上混合し
なければならず、その結果、引張強度や耐熱性が低下す
るというような問題が生じる場合があった。
【0008】そのため、エチレンとα‐オレフィンとの
共重合体の持つ優れた機械的特性を損なうことなく、透
明性を向上させる技術の開発が待たれていた。 〔発明の概要〕
共重合体の持つ優れた機械的特性を損なうことなく、透
明性を向上させる技術の開発が待たれていた。 〔発明の概要〕
【0009】
<要旨>本発明は、上記問題点を解決すべく、種々検討
を行った結果なされたものである。
を行った結果なされたものである。
【0010】すなわち、本発明によるエチレン系樹脂組
成物は、下記成分(A)99.9〜80重量%および下
記成分(B)0.1〜20重量%を含有すること、を特
徴とするものである。
成物は、下記成分(A)99.9〜80重量%および下
記成分(B)0.1〜20重量%を含有すること、を特
徴とするものである。
【0011】成分(A) 遷移金属含有触媒を用いて製造されるエチレンと炭素数
3〜12のα‐オレフィンとの共重合体であって、19
0℃で測定したMFRが0.2〜8g/10分であり、
密度が0.890〜0.950g/cm3 であるエチレ
ン重合体、 成分(B) 立体規則性重合触媒の存在下、前段でプロピレンの結晶
性単独重合体を、もしくはプロピレンとエチレンおよび
/または炭素数4〜12のα‐オレフィンとの共重合体
を生成させ、後段でエチレン単独重合体を、もしくはエ
チレンとプロピレンとの共重合体を生成させて得られる
プロピレンブロック共重合体であって、前段で得られた
重合体の成分(B)全体に対する割合をα重量%とし、
前段の重合により生成するプロピレン重合体のプロピレ
ンの割合をβ重量%とし、後段の重合により生成するエ
チレン重合体のエチレンの割合をγ重量%とした際に、
以下の式1を満たし、かつ230℃で測定したMFRが
0.2〜10g/10分であるプロピレンブロック共重
合体。
3〜12のα‐オレフィンとの共重合体であって、19
0℃で測定したMFRが0.2〜8g/10分であり、
密度が0.890〜0.950g/cm3 であるエチレ
ン重合体、 成分(B) 立体規則性重合触媒の存在下、前段でプロピレンの結晶
性単独重合体を、もしくはプロピレンとエチレンおよび
/または炭素数4〜12のα‐オレフィンとの共重合体
を生成させ、後段でエチレン単独重合体を、もしくはエ
チレンとプロピレンとの共重合体を生成させて得られる
プロピレンブロック共重合体であって、前段で得られた
重合体の成分(B)全体に対する割合をα重量%とし、
前段の重合により生成するプロピレン重合体のプロピレ
ンの割合をβ重量%とし、後段の重合により生成するエ
チレン重合体のエチレンの割合をγ重量%とした際に、
以下の式1を満たし、かつ230℃で測定したMFRが
0.2〜10g/10分であるプロピレンブロック共重
合体。
【0012】 6.5≦(100−β)α/100+(100−α)γ/100≦75 ……式1 <効果>本発明によるエチレン系樹脂組成物は、それを
インフレーション成形した場合に、透明性、光沢、腰お
よび耐熱性に優れるフィルムとすることが出来るもので
ある。 〔発明の具体的説明〕 <成分(A)>成分(A)は、遷移金属含有触媒を用い
て製造されるエチレンと炭素数3〜12のα‐オレフィ
ンとの共重合体であって、190℃で測定したMFRが
0.2〜8g/10分であり、密度が0.890〜0.
950g/cm3 であるエチレン重合体である。
インフレーション成形した場合に、透明性、光沢、腰お
よび耐熱性に優れるフィルムとすることが出来るもので
ある。 〔発明の具体的説明〕 <成分(A)>成分(A)は、遷移金属含有触媒を用い
て製造されるエチレンと炭素数3〜12のα‐オレフィ
ンとの共重合体であって、190℃で測定したMFRが
0.2〜8g/10分であり、密度が0.890〜0.
950g/cm3 であるエチレン重合体である。
【0013】遷移金属含有触媒としては、本発明では合
目的的な任意のものを用いることができ、具体的には例
えば公知のチーグラー触媒、その中でもマグネシウム、
チタンおよびハロゲンを含有する固体成分またはメタロ
セン化合物成分と助触媒成分とからなる触媒が好まし
い。
目的的な任意のものを用いることができ、具体的には例
えば公知のチーグラー触媒、その中でもマグネシウム、
チタンおよびハロゲンを含有する固体成分またはメタロ
セン化合物成分と助触媒成分とからなる触媒が好まし
い。
【0014】α‐オレフィンは、炭素数が3〜12、好
ましくは4〜10、のもので、具体的には例えば1‐ブ
テン、1‐ペンテン、1‐ヘキセン、1‐オクテン、1
‐デセン、あるいはこれらの混合物等を、特に好ましく
は1‐ブテン、1‐ヘキセンあるいは1‐オクテン、特
に1‐ブテンあるいは1‐ヘキセン、を用いることがで
きる。
ましくは4〜10、のもので、具体的には例えば1‐ブ
テン、1‐ペンテン、1‐ヘキセン、1‐オクテン、1
‐デセン、あるいはこれらの混合物等を、特に好ましく
は1‐ブテン、1‐ヘキセンあるいは1‐オクテン、特
に1‐ブテンあるいは1‐ヘキセン、を用いることがで
きる。
【0015】成分(A)中のエチレンと炭素数3〜12
のα‐オレフィンとの割合は、重量割合でエチレン:α
‐オレフィンが通常70:30〜99.3:0.7、好
ましくは80:20〜98.5:1.5、である。な
お、本発明の成分(A)は、MFRおよび密度に関して
所定の要件を満たすものである。したがって、エチレン
ないし上記α‐オレフィンの選定およびそれらの具体的
配合割合は、成分(A)についてのMFRおよび密度に
関する要件が満たされるように選択される。
のα‐オレフィンとの割合は、重量割合でエチレン:α
‐オレフィンが通常70:30〜99.3:0.7、好
ましくは80:20〜98.5:1.5、である。な
お、本発明の成分(A)は、MFRおよび密度に関して
所定の要件を満たすものである。したがって、エチレン
ないし上記α‐オレフィンの選定およびそれらの具体的
配合割合は、成分(A)についてのMFRおよび密度に
関する要件が満たされるように選択される。
【0016】成分(A)の190℃(2.16kg荷
重)でのMFRは、0.2〜8g/10分、好ましくは
0.5〜4g/10分、である。MFRが0.2g/1
0分未満では、成形時の押出し負荷が高くなって加工性
が低下するため、好ましくない。一方、8g/10分を
越えると、フィルムとしての強度や透明性が低下するば
かりでなく、成形時にバブルが不安定となって成形困難
となるか、成形できたとしても生産性が非常に低下する
ため、好ましくない。
重)でのMFRは、0.2〜8g/10分、好ましくは
0.5〜4g/10分、である。MFRが0.2g/1
0分未満では、成形時の押出し負荷が高くなって加工性
が低下するため、好ましくない。一方、8g/10分を
越えると、フィルムとしての強度や透明性が低下するば
かりでなく、成形時にバブルが不安定となって成形困難
となるか、成形できたとしても生産性が非常に低下する
ため、好ましくない。
【0017】成分(A)の密度は、0.890〜0.9
50g/cm3 、好ましくは0.905〜0.940g
/cm3 、である。密度が0.890g/cm3 未満で
は、フィルムの透明性が元来良好なため、成分(B)を
混合しても著しい透明性改良効果が認められない。ま
た、フィルムの機械的特性、例えば加工適性を左右する
腰、が十分でない。他方、密度が0.950g/cm3
を越えると、元のフィルムの透明性がかなり低いため、
成分(B)の混合による透明性改良効果は認められるも
のの、絶対的な透明性としては不十分なレベルである。 <成分(B)>本発明に用いる成分(B)は、立体規則
性重合触媒の存在下、特定の前段および後段を用いる2
段階重合により製造された特定の関係式を満たすプロピ
レンブロック共重合体である。
50g/cm3 、好ましくは0.905〜0.940g
/cm3 、である。密度が0.890g/cm3 未満で
は、フィルムの透明性が元来良好なため、成分(B)を
混合しても著しい透明性改良効果が認められない。ま
た、フィルムの機械的特性、例えば加工適性を左右する
腰、が十分でない。他方、密度が0.950g/cm3
を越えると、元のフィルムの透明性がかなり低いため、
成分(B)の混合による透明性改良効果は認められるも
のの、絶対的な透明性としては不十分なレベルである。 <成分(B)>本発明に用いる成分(B)は、立体規則
性重合触媒の存在下、特定の前段および後段を用いる2
段階重合により製造された特定の関係式を満たすプロピ
レンブロック共重合体である。
【0018】本発明でいう「立体規則性重合触媒」は、
アイソタクチック・インデックス(沸騰n‐ヘプタン不
溶分)の含量が90重量%以上であるプロピレン単独重
合体を与える触媒を意味する。そのような触媒は周知で
あって、Mg化合物等を担体として使用する所謂「高活
性触媒」を含めて、各種のものが知られている(たとえ
ば特開昭61−78803、同61−252218、同
62−11705、同62−11706、同62−72
702、同62−187706、同62−18770
7、同63−41509、同63−83105、同63
−89513、同63−92615、特開平1−318
46各号公報等参照)。
アイソタクチック・インデックス(沸騰n‐ヘプタン不
溶分)の含量が90重量%以上であるプロピレン単独重
合体を与える触媒を意味する。そのような触媒は周知で
あって、Mg化合物等を担体として使用する所謂「高活
性触媒」を含めて、各種のものが知られている(たとえ
ば特開昭61−78803、同61−252218、同
62−11705、同62−11706、同62−72
702、同62−187706、同62−18770
7、同63−41509、同63−83105、同63
−89513、同63−92615、特開平1−318
46各号公報等参照)。
【0019】立体規則性重合触媒としては、公知のチタ
ン含有固体触媒成分と有機アルミニウム化合物とを組合
わせた触媒を用いることができる。チタン含有固体触媒
成分としては、合目的的な任意のものを用いることがで
き、例えば三塩化チタン組成物触媒成分とマグネシウム
化合物担体型触媒成分が挙げられる。
ン含有固体触媒成分と有機アルミニウム化合物とを組合
わせた触媒を用いることができる。チタン含有固体触媒
成分としては、合目的的な任意のものを用いることがで
き、例えば三塩化チタン組成物触媒成分とマグネシウム
化合物担体型触媒成分が挙げられる。
【0020】成分(B)を形成させる前段重合工程は、
プロピレンの単独重合体、もしくはプロピレンと少量
(通常7重量%以下、好ましくは5重量%以下)のエチ
レンおよび/または炭素数4〜12のα‐オレフィンと
の共重合体、好ましくはプロピレンとエチレンとの共重
合体、を生成させる。ここで、共重合に用いる好ましい
α‐オレフィンとしては、エチレンの他に、1‐ブテ
ン、1‐ヘキセン、1‐オクテン等がある。なお、α‐
オレフィンは2種以上用いることができることは言うま
でもない。
プロピレンの単独重合体、もしくはプロピレンと少量
(通常7重量%以下、好ましくは5重量%以下)のエチ
レンおよび/または炭素数4〜12のα‐オレフィンと
の共重合体、好ましくはプロピレンとエチレンとの共重
合体、を生成させる。ここで、共重合に用いる好ましい
α‐オレフィンとしては、エチレンの他に、1‐ブテ
ン、1‐ヘキセン、1‐オクテン等がある。なお、α‐
オレフィンは2種以上用いることができることは言うま
でもない。
【0021】この前段重合工程で得られるプロピレンの
単独重合体およびプロピレンとα‐オレフィンとの共重
合体は、結晶性の重合体である。
単独重合体およびプロピレンとα‐オレフィンとの共重
合体は、結晶性の重合体である。
【0022】そして、後段重合工程では、前段重合工程
での重合生成物の存在下に、エチレンを単独重合させ
て、もしくはエチレンとプロピレンとを共重合させて、
エチレン系重合体を製造する。上記前段重合工程での重
合生成物中には、立体規則性重合触媒が残存し、または
必要により新たに該触媒またはその一成分が追加されて
存在する。
での重合生成物の存在下に、エチレンを単独重合させ
て、もしくはエチレンとプロピレンとを共重合させて、
エチレン系重合体を製造する。上記前段重合工程での重
合生成物中には、立体規則性重合触媒が残存し、または
必要により新たに該触媒またはその一成分が追加されて
存在する。
【0023】また、この成分(B)は、前述のように、
前段で得られた重合体の成分(B)全体に対する割合を
α重量%とし、前段の重合により生成するプロピレン重
合体のプロピレンの割合をβ重量%(前段がプロピレン
単独重合の場合はβ=100となる)とし、後段の重合
により生成するエチレン重合体のエチレンの割合をγ重
量%(後段がエチレン単独重合の場合はγ=100とな
る)とした際に、以下の式1を満たすものである。
前段で得られた重合体の成分(B)全体に対する割合を
α重量%とし、前段の重合により生成するプロピレン重
合体のプロピレンの割合をβ重量%(前段がプロピレン
単独重合の場合はβ=100となる)とし、後段の重合
により生成するエチレン重合体のエチレンの割合をγ重
量%(後段がエチレン単独重合の場合はγ=100とな
る)とした際に、以下の式1を満たすものである。
【0024】 6.5≦(100−β)α/100+(100−α)γ/100≦75 ……式1 より高い透明性改良効果を得るには、この成分(B)
は、 7.5≦(100−β)α/100+(100−α)γ
/100≦60 を満たすことが望ましい。(100−β)α/100+
(100−α)γ/100の値が6.5未満の場合は透
明性改良効果が不十分である。一方、75を越えるとフ
ィルムの腰、耐熱性の改良効果が不十分である。上記の
値が7.5以上60以下の成分(B)は特に好ましいも
のである。
は、 7.5≦(100−β)α/100+(100−α)γ
/100≦60 を満たすことが望ましい。(100−β)α/100+
(100−α)γ/100の値が6.5未満の場合は透
明性改良効果が不十分である。一方、75を越えるとフ
ィルムの腰、耐熱性の改良効果が不十分である。上記の
値が7.5以上60以下の成分(B)は特に好ましいも
のである。
【0025】上記前段および後段重合工程を経て得られ
るブロック共重合体の230℃(2.16kg荷重)で
のMFRは0.2〜10g/10分、好ましくは0.5
〜7g/10分、ある。MFRが0.2g/10分未満
では、透明性改良効果が不十分で好ましくない。一方、
MFRが10g/10分を越える場合も、十分な透明性
改良効果が得られない。
るブロック共重合体の230℃(2.16kg荷重)で
のMFRは0.2〜10g/10分、好ましくは0.5
〜7g/10分、ある。MFRが0.2g/10分未満
では、透明性改良効果が不十分で好ましくない。一方、
MFRが10g/10分を越える場合も、十分な透明性
改良効果が得られない。
【0026】(B)成分の製造は、連続式でも回分式で
も可能であり、ヘキサン、ヘプタン等の公知の不活性溶
媒を用いるスラリー重合、液相モノマー中で行う塊状重
合、気相モノマー中で行う気相重合等いずれの様式も採
用することができる。重合温度は通常40〜100℃、
好ましくは50〜90℃、であり、重合圧力は常圧〜5
0気圧の範囲である。また、必要に応じてブロック共重
合体から触媒残渣を除去する後処理工程を付与しても良
い。 <本発明樹脂組成物>本発明によるエチレン系樹脂組成
物に於いて、成分(A)と成分(B)の配合割合は、重
量割合で成分(A):成分(B)が99.9:0.1〜
80:20、好ましくは、99.5:0.5〜85:1
5、である。成分(B)の配合割合が0.1重量%未満
では、十分な透明性改良効果が得られない。また、20
重量%を越える場合にも、十分な透明性改良効果が得ら
れず好ましくない。
も可能であり、ヘキサン、ヘプタン等の公知の不活性溶
媒を用いるスラリー重合、液相モノマー中で行う塊状重
合、気相モノマー中で行う気相重合等いずれの様式も採
用することができる。重合温度は通常40〜100℃、
好ましくは50〜90℃、であり、重合圧力は常圧〜5
0気圧の範囲である。また、必要に応じてブロック共重
合体から触媒残渣を除去する後処理工程を付与しても良
い。 <本発明樹脂組成物>本発明によるエチレン系樹脂組成
物に於いて、成分(A)と成分(B)の配合割合は、重
量割合で成分(A):成分(B)が99.9:0.1〜
80:20、好ましくは、99.5:0.5〜85:1
5、である。成分(B)の配合割合が0.1重量%未満
では、十分な透明性改良効果が得られない。また、20
重量%を越える場合にも、十分な透明性改良効果が得ら
れず好ましくない。
【0027】本発明の組成物には、本発明の効果を著し
く阻害しない範囲で付加的成分、例えば、熱安定剤、酸
化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、ブロッキング防止
剤、滑剤、帯電防止剤、核剤、結露防止剤、分子量調整
剤(有機過酸化物、アゾ化合物等)、着色剤、衝撃改良
剤、充填剤、難燃剤、接着性向上剤および印刷性向上剤
等を配合することができる。
く阻害しない範囲で付加的成分、例えば、熱安定剤、酸
化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、ブロッキング防止
剤、滑剤、帯電防止剤、核剤、結露防止剤、分子量調整
剤(有機過酸化物、アゾ化合物等)、着色剤、衝撃改良
剤、充填剤、難燃剤、接着性向上剤および印刷性向上剤
等を配合することができる。
【0028】本発明の組成物を用いてインフレーション
フィルムを製造する方法は、公知の方法が採用できる。
例えば、ペレット化された成分(A)および成分(B)
或いは、それらと上記付加的成分を含有する組成物をそ
のまま、好ましくは公知の一軸または二軸押出機または
混練機を用いてペレット化した後、公知のインフレーシ
ョン成形機を用いて成形してフィルムを得る。特に好ま
しくは、パウダー状の成分(A)および成分(B)、或
いはそれらと上記付加的成分を含有する組成物をスーパ
ーミキサー等の公知の混合機を用いて混合後、公知の一
軸または二軸押出機または混練機を用いてペレット化し
た後、公知のインフレーション成形機を用いて成形して
フィルムを得ることができる。
フィルムを製造する方法は、公知の方法が採用できる。
例えば、ペレット化された成分(A)および成分(B)
或いは、それらと上記付加的成分を含有する組成物をそ
のまま、好ましくは公知の一軸または二軸押出機または
混練機を用いてペレット化した後、公知のインフレーシ
ョン成形機を用いて成形してフィルムを得る。特に好ま
しくは、パウダー状の成分(A)および成分(B)、或
いはそれらと上記付加的成分を含有する組成物をスーパ
ーミキサー等の公知の混合機を用いて混合後、公知の一
軸または二軸押出機または混練機を用いてペレット化し
た後、公知のインフレーション成形機を用いて成形して
フィルムを得ることができる。
【0029】このようにして得られた本発明によるエチ
レン系樹脂フィルムは、下記のヘーズ、光沢度、引張弾
性率および引張破断点強度を有するものであって、透明
性、光沢および機械的特性が優れるものである。 (1)ヘーズ(JIS K7105に準拠) 0.5〜 10%、 (2)光沢度(JIS K7105に準拠) 50〜190%、 (3)引張弾性率(ISO R1184に準拠、縦方向の測定値) 500〜6000kg/cm2 、 (4)引張破断点強度(JIS K7127の引張試験に準拠、縦方向の測定値 ) 250〜1000kg/cm2 (ただし、上記の各値は、温度200℃、ブローアップ
比2.0、引取速度15m/分の条件で成形した幅23
0mm、厚み30μmのインフレーションフィルムにつ
いてのものである)
レン系樹脂フィルムは、下記のヘーズ、光沢度、引張弾
性率および引張破断点強度を有するものであって、透明
性、光沢および機械的特性が優れるものである。 (1)ヘーズ(JIS K7105に準拠) 0.5〜 10%、 (2)光沢度(JIS K7105に準拠) 50〜190%、 (3)引張弾性率(ISO R1184に準拠、縦方向の測定値) 500〜6000kg/cm2 、 (4)引張破断点強度(JIS K7127の引張試験に準拠、縦方向の測定値 ) 250〜1000kg/cm2 (ただし、上記の各値は、温度200℃、ブローアップ
比2.0、引取速度15m/分の条件で成形した幅23
0mm、厚み30μmのインフレーションフィルムにつ
いてのものである)
【0030】
【実施例】以下の実施例および比較例において用いた測
定方法および測定条件は、次の通りである。 (1)MFR JIS K6760に準拠し、成分(A)は190℃
で、また成分(B)は230℃の温度で、それぞれ荷重
2.16kgの条件で測定した。 (2)密度 JIS K6760に準拠して測定した。 (3)ヘーズ JIS K7105に準拠して測定した。 (4)光沢度 JIS K7105に準拠して測定した。 (5)引張弾性率 ISO R1184に準拠して、縦方向の測定値を示し
た。 (6)引張破断点強度 JIS K7127の引張試験に準拠して、縦方向の測
定値を示した。 (7)融点 DSC測定における融解終了温度を融点とした。DSC
測定は、プレスシートサンプルの5mgを23℃から昇温
速度100℃/分で170℃まで温度を上昇させた後、
170℃で5分間保ち、次に降温速度10℃/分で−1
0℃まで温度を下降させた後、−10℃で1分間保っ
て、そこから昇温速度10℃/分で170℃まで温度を
上昇させて実施した。
定方法および測定条件は、次の通りである。 (1)MFR JIS K6760に準拠し、成分(A)は190℃
で、また成分(B)は230℃の温度で、それぞれ荷重
2.16kgの条件で測定した。 (2)密度 JIS K6760に準拠して測定した。 (3)ヘーズ JIS K7105に準拠して測定した。 (4)光沢度 JIS K7105に準拠して測定した。 (5)引張弾性率 ISO R1184に準拠して、縦方向の測定値を示し
た。 (6)引張破断点強度 JIS K7127の引張試験に準拠して、縦方向の測
定値を示した。 (7)融点 DSC測定における融解終了温度を融点とした。DSC
測定は、プレスシートサンプルの5mgを23℃から昇温
速度100℃/分で170℃まで温度を上昇させた後、
170℃で5分間保ち、次に降温速度10℃/分で−1
0℃まで温度を下降させた後、−10℃で1分間保っ
て、そこから昇温速度10℃/分で170℃まで温度を
上昇させて実施した。
【0031】<実施例1>成分(A)として、チーグラ
ー触媒を用いて製造された190℃のMFRが1.0g
/10分、密度が0.920g/cm3 であるパウダー
状のエチレン‐ブテン‐1共重合体を95重量%、成分
(B)として、ジエチルアルミニウムクロライドと三塩
化チタンからなる触媒を使用して、前段でプロピレン単
独共重合体(β=100)を84重量%(α=16)生
成させ、後段でエチレン単独共重合体(γ=100)を
16重量%製造して得られた230℃のMFRが0.9
g/10分のパウダー状のプロピレンブロック共重合体
を5重量%、および酸化防止剤としてn‐オクタデシル
‐β‐(4′ヒドロキシ‐3′,5′‐ジターシャリブ
チル‐フェノール)プロピオネートを0.05重量部と
テトラキス(2,4‐ジ‐ターシャリブチルフェニル)
4,4′‐ビフェニレンジフォスフォナイトを0.05
重量部、および中和剤としてステアリン酸カルシウム
0.05重量部、を使用し、これらを容量50リットル
のスーパーミキサーを用いて回転数800rpm/分で
5分間混合した後、スクリュー径40mmφ、L/D2
6の押出機で200℃にて溶融混練してペレット化し
た。このペレットをスクリュー径40mmφ、L/D2
4の押出機を備えたダイ径75mmφ、ダイギャップ3
mmのインフレーション成形機を用いて、温度200
℃、ブローアップ比2.0、引取速度15m/分の条件
で成形して、幅230mm、厚み30μmのインフレー
ションフィルムを得た。このフィルムについて、ヘー
ズ、光沢度、引張弾性率、引張破断点強度および融点を
測定した。結果は、表1に示される通りである。
ー触媒を用いて製造された190℃のMFRが1.0g
/10分、密度が0.920g/cm3 であるパウダー
状のエチレン‐ブテン‐1共重合体を95重量%、成分
(B)として、ジエチルアルミニウムクロライドと三塩
化チタンからなる触媒を使用して、前段でプロピレン単
独共重合体(β=100)を84重量%(α=16)生
成させ、後段でエチレン単独共重合体(γ=100)を
16重量%製造して得られた230℃のMFRが0.9
g/10分のパウダー状のプロピレンブロック共重合体
を5重量%、および酸化防止剤としてn‐オクタデシル
‐β‐(4′ヒドロキシ‐3′,5′‐ジターシャリブ
チル‐フェノール)プロピオネートを0.05重量部と
テトラキス(2,4‐ジ‐ターシャリブチルフェニル)
4,4′‐ビフェニレンジフォスフォナイトを0.05
重量部、および中和剤としてステアリン酸カルシウム
0.05重量部、を使用し、これらを容量50リットル
のスーパーミキサーを用いて回転数800rpm/分で
5分間混合した後、スクリュー径40mmφ、L/D2
6の押出機で200℃にて溶融混練してペレット化し
た。このペレットをスクリュー径40mmφ、L/D2
4の押出機を備えたダイ径75mmφ、ダイギャップ3
mmのインフレーション成形機を用いて、温度200
℃、ブローアップ比2.0、引取速度15m/分の条件
で成形して、幅230mm、厚み30μmのインフレー
ションフィルムを得た。このフィルムについて、ヘー
ズ、光沢度、引張弾性率、引張破断点強度および融点を
測定した。結果は、表1に示される通りである。
【0032】<実施例2〜5>実施例1と同一の成分
(A)95重量%に、成分(B)として、(イ)実施例
2では前段でプロピレン単独重合体(β=100)を9
2重量%(α=92)製造し、後段でエチレン単独共重
合体(γ=100)を8重量%製造して得た、230℃
のMFRが2.7g/10分のペレット化されたプロピ
レンブロック共重合体を、(ロ)実施例3では前段でエ
チレン含量2.5重量%(β=97.5)のプロピレン
‐エチレン共重合体を94重量%(α=94)製造し、
後段でエチレン単独重合体(γ=100)を6重量%製
造して得た、230℃のMFRが3.0g/10分のペ
レット化されたプロピレンブロック共重合体を、(ハ)
実施例4では前段でプロピレン単独重合体(β=10
0)を85重量%(α=85)製造し、後段でエチレン
含量80重量%(γ=80)のエチレン‐プロピレン共
重合体を15重量%製造して得た、230℃のMFRが
6.5g/10分のペレット化されたプロピレンブロッ
ク共重合体を、(ニ)実施例5では前段でプロピレン単
独重合体(β=100)を73重量%(α=73)製造
し、後段でエチレン含量60重量%(γ=60)のエチ
レン‐プロピレン共重合体を27重量%製造して得た、
230℃のMFRが1.2g/10分のペレット化され
たプロピレンブロック共重合体を、各々5重量%配合
し、これに実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
(A)95重量%に、成分(B)として、(イ)実施例
2では前段でプロピレン単独重合体(β=100)を9
2重量%(α=92)製造し、後段でエチレン単独共重
合体(γ=100)を8重量%製造して得た、230℃
のMFRが2.7g/10分のペレット化されたプロピ
レンブロック共重合体を、(ロ)実施例3では前段でエ
チレン含量2.5重量%(β=97.5)のプロピレン
‐エチレン共重合体を94重量%(α=94)製造し、
後段でエチレン単独重合体(γ=100)を6重量%製
造して得た、230℃のMFRが3.0g/10分のペ
レット化されたプロピレンブロック共重合体を、(ハ)
実施例4では前段でプロピレン単独重合体(β=10
0)を85重量%(α=85)製造し、後段でエチレン
含量80重量%(γ=80)のエチレン‐プロピレン共
重合体を15重量%製造して得た、230℃のMFRが
6.5g/10分のペレット化されたプロピレンブロッ
ク共重合体を、(ニ)実施例5では前段でプロピレン単
独重合体(β=100)を73重量%(α=73)製造
し、後段でエチレン含量60重量%(γ=60)のエチ
レン‐プロピレン共重合体を27重量%製造して得た、
230℃のMFRが1.2g/10分のペレット化され
たプロピレンブロック共重合体を、各々5重量%配合
し、これに実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0033】<実施例6>成分(A)として、市販の出
光石油化学社製「モアテック0138H」を95重量%
用い、これに実施例5と同一の成分(B)を5重量%配
合したものについて、実施例1と同様にペレット化、フ
ィルム成形およびフィルム品質測定を行った。結果は表
1に示される通りである。
光石油化学社製「モアテック0138H」を95重量%
用い、これに実施例5と同一の成分(B)を5重量%配
合したものについて、実施例1と同様にペレット化、フ
ィルム成形およびフィルム品質測定を行った。結果は表
1に示される通りである。
【0034】<実施例7>実施例1と同一の成分(A)
90重量%に、実施例1と同一の成分(B)を10重量
%と、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各
々実施例1と同一量配合したものについて、実施例1と
同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品質測
定を行った。結果は表1に示される通りである。
90重量%に、実施例1と同一の成分(B)を10重量
%と、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各
々実施例1と同一量配合したものについて、実施例1と
同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品質測
定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0035】<実施例8>実施例1と同一の成分(A)
99重量%に、実施例1と同一の成分(B)を1重量%
と、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各々
実施例1と同一量配合したものについて、実施例1と同
様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品質測定
を行った。結果は表1に示される通りである。
99重量%に、実施例1と同一の成分(B)を1重量%
と、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各々
実施例1と同一量配合したものについて、実施例1と同
様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品質測定
を行った。結果は表1に示される通りである。
【0036】<実施例9>実施例1と同一の成分(A)
99.5重量%に、実施例1と同一の成分(B)を0.
5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和
剤を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施
例1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム
品質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
99.5重量%に、実施例1と同一の成分(B)を0.
5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和
剤を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施
例1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム
品質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0037】<実施例10>成分(A)として、190
℃のMFRが0.5g/10分、密度が0.920g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ブテン‐1共重合
体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を220℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
℃のMFRが0.5g/10分、密度が0.920g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ブテン‐1共重合
体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を220℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
【0038】<実施例11>成分(A)として、190
℃のMFRが1.6g/10分、密度が0.916g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ブテン‐1共重合
体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を190℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
℃のMFRが1.6g/10分、密度が0.916g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ブテン‐1共重合
体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を190℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
【0039】<実施例12>成分(A)として、190
℃のMFRが2.4g/10分、密度が0.921g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ブテン‐1共重合
体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を190℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
℃のMFRが2.4g/10分、密度が0.921g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ブテン‐1共重合
体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を190℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
【0040】<実施例13>成分(A)として、190
℃のMFRが1.9g/10分、密度が0.922g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ヘキセン‐1共重
合体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を190℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
℃のMFRが1.9g/10分、密度が0.922g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ヘキセン‐1共重
合体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を190℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
【0041】<実施例14>成分(A)として、190
℃のMFRが2.4g/10分、密度が0.931g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ヘキセン‐1共重
合体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を190℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
℃のMFRが2.4g/10分、密度が0.931g/
cm3 であるパウダー状のエチレン‐ヘキセン‐1共重
合体を95重量%用い、これに実施例1と同一の成分
(B)を5重量%と、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量配合し、実施例1と
同様にペレット化した後、温度を190℃にした以外は
実施例1と同様の条件でフィルム成形したものについ
て、実施例1と同様にフィルム品質測定を行った。結果
は表1に示される通りである。
【0042】<実施例15>実施例1と同一の成分
(A)95重量%に、実施例1と同一の成分(B)を5
重量%加えたものに、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量と、更に滑剤として
エルシン酸アミド0.17重量部およびブロッキング防
止剤として平均粒径が約2.5μmの含水ケイ酸マグネ
シウム0.2重量部を配合したものについて、実施例1
と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品質
測定を行った。結果は表1に示される通りである。
(A)95重量%に、実施例1と同一の成分(B)を5
重量%加えたものに、実施例1と同一の酸化防止剤なら
びに中和剤を各々実施例1と同一量と、更に滑剤として
エルシン酸アミド0.17重量部およびブロッキング防
止剤として平均粒径が約2.5μmの含水ケイ酸マグネ
シウム0.2重量部を配合したものについて、実施例1
と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品質
測定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0043】<比較例1>実施例1と同一の成分(A)
に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各々
実施例1と同一量配合したものについて、実施例1と同
様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品質測定
を行った。結果は表1に示される通りである。
に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各々
実施例1と同一量配合したものについて、実施例1と同
様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品質測定
を行った。結果は表1に示される通りである。
【0044】<比較例2〜5>実施例1と同一の成分
(A)95重量%に、成分(B)として、(イ)比較例
2では230℃のMFRが0.9g/10分のペレット
化されたプロピレン単独重合体を、(ロ)比較例3では
前段でプロピレン単独重合体(β=100)を94重量
%(α=94)製造し、後段でエチレン単独重合体(γ
=100)を6重量%製造して得た、230℃のMFR
が0.4g/10分のペレット化されたプロピレンブロ
ック共重合体を、(ハ)比較例4では前段でプロピレン
単独重合体(β=100)を92重量%(α=92)製
造し、後段でエチレン含量70重量%(γ=70)のエ
チレン‐プロピレン共重合体を8重量%製造して得た、
230℃のMFRが2.2g/10分のペレット化され
たプロピレンブロック共重合体を、(ニ)比較例5では
230℃のMFRが22g/10分のペレット化された
プロピレン単独重合体を、各々5重量%配合し、これに
実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各々実施
例1と同一量配合したものについて、実施例1と同様に
ペレット化、フィルム成形およびフィルム品質測定を行
った。結果は表1に示される通りである。
(A)95重量%に、成分(B)として、(イ)比較例
2では230℃のMFRが0.9g/10分のペレット
化されたプロピレン単独重合体を、(ロ)比較例3では
前段でプロピレン単独重合体(β=100)を94重量
%(α=94)製造し、後段でエチレン単独重合体(γ
=100)を6重量%製造して得た、230℃のMFR
が0.4g/10分のペレット化されたプロピレンブロ
ック共重合体を、(ハ)比較例4では前段でプロピレン
単独重合体(β=100)を92重量%(α=92)製
造し、後段でエチレン含量70重量%(γ=70)のエ
チレン‐プロピレン共重合体を8重量%製造して得た、
230℃のMFRが2.2g/10分のペレット化され
たプロピレンブロック共重合体を、(ニ)比較例5では
230℃のMFRが22g/10分のペレット化された
プロピレン単独重合体を、各々5重量%配合し、これに
実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各々実施
例1と同一量配合したものについて、実施例1と同様に
ペレット化、フィルム成形およびフィルム品質測定を行
った。結果は表1に示される通りである。
【0045】<比較例6>実施例10と同一の成分
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0046】<比較例7>実施例11と同一の成分
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0047】<比較例8>実施例12と同一の成分
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0048】<比較例9>実施例13と同一の成分
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0049】<比較例10>実施例14と同一の成分
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
(A)に、実施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤
を各々実施例1と同一量配合したものについて、実施例
1と同様にペレット化、フィルム成形およびフィルム品
質測定を行った。結果は表1に示される通りである。
【0050】<比較例11>実施例1と同一の成分
(A)87重量%に、190℃のMFRが0.3g/1
0分、密度が0.927g/cm3 であるペレット化さ
れた高圧法ポリエチレンを13重量%加えたものに、実
施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各々実施例
1と同一量配合したものについて、実施例1と同様にペ
レット化、フィルム成形およびフィルム品質測定を行っ
た。結果は表1に示される通りである。
(A)87重量%に、190℃のMFRが0.3g/1
0分、密度が0.927g/cm3 であるペレット化さ
れた高圧法ポリエチレンを13重量%加えたものに、実
施例1と同一の酸化防止剤ならびに中和剤を各々実施例
1と同一量配合したものについて、実施例1と同様にペ
レット化、フィルム成形およびフィルム品質測定を行っ
た。結果は表1に示される通りである。
【0051】<比較例12>実施例6と同一の成分
(A)について、実施例1と同様にフィルム成形および
フィルム品質測定を行った。結果は表1に示される通り
である。
(A)について、実施例1と同様にフィルム成形および
フィルム品質測定を行った。結果は表1に示される通り
である。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明の組成物は、インフレーション成
形した場合に、透明性、光沢、腰および耐熱性に優れる
フィルムを得ることが出来るものであることは、発明の
概要の項において前記したところである。
形した場合に、透明性、光沢、腰および耐熱性に優れる
フィルムを得ることが出来るものであることは、発明の
概要の項において前記したところである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 23:00
Claims (6)
- 【請求項1】下記成分(A)99.9〜80重量%およ
び下記成分(B)0.1〜20重量%を含有することを
特徴とする、エチレン系樹脂組成物。 成分(A) 遷移金属含有触媒を用いて製造されるエチレンと炭素数
3〜12のα‐オレフィンとの共重合体であって、19
0℃で測定したMFRが0.2〜8g/10分であり、
密度が0.890〜0.950g/cm3 であるエチレ
ン重合体、 成分(B) 立体規則性重合触媒の存在下、前段でプロピレンの結晶
性単独重合体を、もしくはプロピレンとエチレンおよび
/または炭素数4〜12のα‐オレフィンとの共重合体
を生成させ、後段でエチレン単独重合体を、もしくはエ
チレンとプロピレンとの共重合体を生成させて得られる
プロピレンブロック共重合体であって、前段で得られた
重合体の成分(B)全体に対する割合をα重量%とし、
前段の重合により生成するプロピレン重合体のプロピレ
ンの割合をβ重量%とし、後段の重合により生成するエ
チレン重合体のエチレンの割合をγ重量%とした際に、
以下の式1を満たし、かつ230℃で測定したMFRが
0.2〜10g/10分であるプロピレンブロック共重
合体。 6.5≦(100−β)α/100+(100−α)γ/100≦75 ……式1 - 【請求項2】成分(A)が、エチレンと炭素数4〜10
のα‐オレフィンとの共重合体である、請求項1に記載
のエチレン系樹脂組成物。 - 【請求項3】成分(B)が、前段でプロピレンの結晶性
単独重合体を生成させたものである、請求項1〜2のい
ずれか1項に記載のエチレン系樹脂組成物。 - 【請求項4】成分(B)が、後段でエチレン単独重合体
を生成させたものである、請求項1〜3のいずれか1項
に記載のエチレン系樹脂組成物。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載のエチ
レン系樹脂組成物をインフレーション成形することによ
って得られたものであることを特徴とする、エチレン系
樹脂フィルム。 - 【請求項6】下記のヘーズ、光沢度、引張弾性率および
引張破断強度を有するものであることを特徴とする、請
求項5に記載のエチレン系樹脂フィルム。 (1)ヘーズ(JIS K7105に準拠) 0.5〜 10%、 (2)光沢度(JIS K7105に準拠) 50〜190%、 (3)引張弾性率(ISO R1184に準拠、縦方向の測定値) 500〜6000kg/cm2 、 (4)引張破断点強度(JIS K7127の引張試験に準拠、縦方向の測定値 ) 250〜1000kg/cm2 (ただし、上記の各値は、温度200℃、ブローアップ
比2.0、引取速度15m/分の条件で成形した幅23
0mm、厚み30μmのインフレーションフィルムにつ
いてのものである)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18343194A JP3338186B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 透明性の改良されたエチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18343194A JP3338186B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 透明性の改良されたエチレン系樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0848827A true JPH0848827A (ja) | 1996-02-20 |
JP3338186B2 JP3338186B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=16135663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18343194A Expired - Fee Related JP3338186B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 透明性の改良されたエチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338186B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG89407A1 (en) * | 2000-07-13 | 2002-06-18 | Sumitomo Chemical Co | Low temperature heat-sealable polypropylene-based film |
JP2008537012A (ja) * | 2005-04-19 | 2008-09-11 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 高光沢ブローンフィルムに適する組成物およびそれらから製造したフィルム |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP18343194A patent/JP3338186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG89407A1 (en) * | 2000-07-13 | 2002-06-18 | Sumitomo Chemical Co | Low temperature heat-sealable polypropylene-based film |
JP2008537012A (ja) * | 2005-04-19 | 2008-09-11 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 高光沢ブローンフィルムに適する組成物およびそれらから製造したフィルム |
JP2013079391A (ja) * | 2005-04-19 | 2013-05-02 | Dow Global Technologies Llc | 高光沢ブローンフィルムに適する組成物およびそれらから製造したフィルム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3338186B2 (ja) | 2002-10-28 |
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