JPH08279605A - 張り合わせ基板の製造方法 - Google Patents

張り合わせ基板の製造方法

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JPH08279605A
JPH08279605A JP11675195A JP11675195A JPH08279605A JP H08279605 A JPH08279605 A JP H08279605A JP 11675195 A JP11675195 A JP 11675195A JP 11675195 A JP11675195 A JP 11675195A JP H08279605 A JPH08279605 A JP H08279605A
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JP
Japan
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layer
silicon
substrate
silicon substrate
impurity
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Application number
JP11675195A
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English (en)
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Makoto Hashimoto
誠 橋本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、SIMOX基板を用いたSOI基
板の製造において生じるシリコン基板と酸化層との界面
およびその近傍の欠陥層を含まないSOI層の形成を図
る。 【構成】 第1工程で、シリコン基板11中に酸素を導入
して熱処理を行うことにより酸化層12を形成しその上部
のシリコン基板11でシリコン層13を形成するとともに、
シリコン層13の表面に酸化シリコン層14を形成する。第
2工程で、シリコン層13の表面に少なくとも酸化シリコ
ン層14を介して他の基板16に張り合わせる。第3工程
で、シリコン基板11をその裏面側から除去し、さらに酸
化層12をシリコン層13に対して選択的に除去する。第4
工程で、残したシリコン層13に生じている欠陥層22を除
去してSOI層17を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、張り合わせと選択研磨
を組み合わせた張り合わせ基板の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】酸化シリコンのような絶縁膜上の単結晶
シリコン層にトランジスタを形成するSOI(Silicon
on Insulator)技術は、優れた耐放射線特性、ラッチア
ップ耐性を有し、ショートチャネル効果の抑制にも適し
ている。このSOI技術では、絶縁膜上に薄膜の単結晶
シリコン層(SOI層)を形成するかが重要であり、こ
れを実現するための一つの方法として、いわゆるSIM
OX(Separation by Implanted Oxygen)技術を利用し
た方法が提案されている。この方法は、シリコン基板中
に高ドーズ量の酸素(O+ )をイオン注入し、高温でア
ニーリングすることで、シリコン基板中に酸化層を形成
する。その後上記シリコン基板の表面に少なくとも酸化
シリコン膜を介して他の基板に張り合わせる。そして上
記シリコン基板の裏面側からこのシリコン基板を除去
し、さらに酸化層を選択的に除去することで、上記酸化
シリコン膜上にシリコン基板を残す。この残したシリコ
ン基板が単結晶シリコン薄膜のSOI層になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法では、イオン
注入を用いているため、シリコン基板中の欠陥密度は、
通常のチョクラルスキー法によって形成される単結晶シ
リコンの100倍程度になる。この欠陥(例えば結晶欠
陥)は、酸化層とシリコン基板との界面に集中している
ことが知られている。このように欠陥が多いと、シリコ
ン基板からなるSOI層に素子(例えばトランジスタ)
を形成した場合、素子特性の低いものになる。また、S
IMOX技術の酸化層の代わりに、シリコン基板中に不
純物層を形成し、この不純物層を選択的に除去する方法
でも、同様の課題が生じる。
【0004】本発明は、イオン注入で生じる欠陥を含ま
ないSOI層を有する張り合わせ基板の製造方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされた張り合わせ基板の製造方法であ
る。第1の方法では、第1工程で、シリコン基板中に酸
素を導入し、熱処理を行うことにより酸素を導入した領
域に酸化層を形成して、この酸化層上のシリコン基板を
シリコン層とする。続いてシリコン層の表面に絶縁層を
形成する。そして第2工程で、シリコン層の表面に少な
くとも上記絶縁層を介して他の基板に張り合わせる。続
いて第3工程で、シリコン基板をその裏面側から除去
し、さらに酸化層をシリコン層に対して選択的に除去す
る。その後第4工程で、シリコン層に形成されている欠
陥層を除去して、シリコン層からなるSOI層を形成す
る。
【0006】また第2の方法では、第1工程で、シリコ
ン基板中に酸素を導入した後、熱処理を行うことによっ
て酸素を導入した領域に酸化層を形成する。そして酸化
層上のシリコン基板をシリコン層とする。続いてシリコ
ン層の表面側に溝を形成した後、この溝を埋め込む状態
にシリコン層の表面に絶縁層を形成する。その後第1の
方法と同様に第2,第3工程を行って、第4工程で、シ
リコン層に形成されている欠陥層を除去するとともに、
溝内の絶縁層を研磨ストッパにしてこのシリコン層を研
磨し、溝間にシリコン層からなるSOI層を形成する。
【0007】第3の方法では、第1工程で、シリコン基
板の表面に絶縁層を形成するとともに、この絶縁層を形
成する前または形成した後にシリコン基板中に不純物層
を形成する。そして不純物層上のシリコン基板をシリコ
ン層とする。次いで第2工程で、シリコン基板の表面に
少なくとも絶縁層を介して他の基板に張り合わせる。続
いて第3工程で、シリコン基板をその裏面側から除去
し、さらに不純物層をシリコン層に対して選択的に除去
する。その後第4工程で、シリコン層に形成されている
欠陥層を除去して、シリコン層からなるSOI層を形成
する。
【0008】また第4の方法では、第1工程で、シリコ
ン基板中に不純物層を形成してこの不純物層上のシリコ
ン基板をシリコン層とし、次いでシリコン層の表面側に
溝を形成した後、この該溝を埋め込む状態にシリコン層
の表面に絶縁層を形成する。その後第3の方法と同様に
第2,第3工程を行って、第4工程で、シリコン層に形
成されている欠陥層を除去するとともに、溝内の絶縁層
を研磨ストッパにしてこのシリコン層を研磨し、溝間に
シリコン層からなるSOI層を形成する。
【0009】
【作用】上記第1,第2の方法では、シリコン基板中に
形成した酸化層とシリコン基板との界面およびその近傍
に欠陥層を生じるが、第4工程で、その欠陥層は除去さ
れる。このため、シリコン層(シリコン基板)からなる
SOI層には、酸化層の形成に伴う欠陥は存在しない。
【0010】また上記第2の方法では、シリコン層の表
面側に溝を形成しこの溝内に絶縁層を埋め込むことか
ら、SOI層は溝内に埋め込まれた絶縁層によって電気
的に分離される。
【0011】上記第3,第4の方法では、シリコン基板
中に形成した不純物層とシリコン基板との界面およびそ
の近傍に欠陥層を生じるが、第4工程で、その欠陥層は
除去される。このため、シリコン層(シリコン基板)か
らなるSOI層には、不純物層の形成に伴う欠陥は存在
しない。
【0012】また上記第4の方法では、第2の方法と同
様に、シリコン層の表面側に溝を形成しこの溝内に絶縁
層を埋め込むことから、SOI層は溝内に埋め込まれた
絶縁層によって電気的に分離される。
【0013】
【実施例】第1発明の実施例を図1の製造工程図によっ
て説明する。図1では一例としてSIMOX技術を利用
した張り合わせ基板(以下、SOI基板という)の製造
方法を示す。
【0014】図1の(1)に示すように、第1工程で
は、イオン注入法によって、単結晶シリコンからなるシ
リコン基板11中に酸素(例えばO+ )を導入して、酸
素を含む層を形成する。このイオン注入は、例えばドー
ズ量を1E〔以下、E(exa )はSI単位系における接
頭語で×1018を表す〕個・cm-2、注入深さを例えば
200nmに設定する。その後、シリコンと注入した酸
素(O2 )とが反応する条件で熱処理を行い、上記酸素
を含む層を酸化して酸化層12を形成する。そしてこの
酸化層12上のシリコン基板11がシリコン層13にな
る。さらに熱酸化およびCVD法によって、上記シリコ
ン層13の表面上に絶縁層として、酸化シリコン層(厚
さが例えば100nm〜1μmの間の所定の厚さ)14
を形成する。このように、少なくともシリコン層13と
の界面に形成する酸化シリコン層14を熱酸化膜とする
ことで、シリコン層13と酸化シリコン層14との界面
の界面準位が低減される。上記イオン注入では、イオン
注入領域(酸化層12)とシリコン基板11との界面お
よびその近傍には欠陥層21,22(例えば結晶欠陥)
が生じる。
【0015】次いで図1の(2)に示す第2工程を行
う。この工程では、さらにCVD法によって、上記酸化
シリコン層14上に多結晶シリコン層15(例えば厚さ
が5μm)を形成する。そして、多結晶シリコン層15
の表面側を平坦化研磨して平坦な張り合わせ面を形成す
る。その後、上記多結晶シリコン層15の表面を他の基
板16(例えばシリコン基板)の表面に張り合わせる。
この張り合わせは、多結晶シリコン層15と他の基板1
6との水素結合力で合体させた後、例えば酸素(O2
雰囲気中で850℃、30分間の熱処理を行うことによ
る。
【0016】続いて図1の(3)に示す第3工程を行
う。まずシリコン基板11を上下逆さまにしてシリコン
基板11の裏面が上向きになるようにする。図ではシリ
コン基板11の裏面を上向きにした状態で示した。また
この工程で除去する部分は2点鎖線および1点鎖線で示
した。この工程では、シリコン基板11の2点鎖線で示
す部分をその裏面側から研削、研磨し、酸化層12で一
旦止める。このとき、欠陥層21も除去される。続いて
エッチング液として例えばフッ酸水溶液を用いて、酸化
層12(1点鎖線で示す部分)を下地になるシリコン層
13に対して選択的にエッチングして除去する。また
は、テトラフルオロメタン(CF4 )と酸素(O2 )と
の混合ガスを用いたドライエッチングによって酸化層1
2を除去してもよい。
【0017】その後図1の(4)に示す第4工程を行
う。この工程では、例えば、精密研磨(例えばメカノケ
ミカルポリシング)によって、上記シリコン層13の上
層に生じている欠陥層22(2点鎖線で示す部分)を除
去する。この欠陥層22の除去はエッチングによって行
ってもよい。このようにして、酸化シリコン層14上に
シリコン層13からなる欠陥のない単結晶シリコンのS
OI層17が形成され、SOI基板1が製造される。
【0018】上記実施例では欠陥層22を除去するた
め、第1工程で形成する酸化層12は、第4工程での欠
陥層22の除去量を見込んだ深さに形成する必要があ
る。
【0019】上記第1の方法の実施例では、第1工程の
イオン注入で酸化層12とシリコン基板11との界面お
よびその近傍に欠陥層22を生じるが、第4工程で、形
成されるSOI層17側の欠陥層22は除去される。こ
のため、SOI層17には酸化層12の形成に伴う欠陥
は存在しない。
【0020】次に第2発明の実施例を図2の製造工程図
によって説明する。図2では一例としてSIMOX技術
を利用するとともに、SOI層となるSOI層を島状に
形成する方法を示す。また、図では上記図1で説明した
のと同様の構成部品には同一符号を付した。
【0021】図2の(1)に示すように、第1工程で
は、上記第1発明と同様に、イオン注入法によってシリ
コン基板11中に酸素(例えばO+ )を導入した後、熱
処理によって導入した酸素とシリコン基板のシリコンと
を酸化反応させて酸化層12を形成する。そしてこの酸
化層12上のシリコン基板11がシリコン層13にな
る。上記イオン注入では、イオン注入領域(酸化層1
2)とシリコン基板11との界面およびその近傍には欠
陥層21,22(例えば結晶欠陥)が生じる。次いでリ
ソグラフィー技術とエッチングとによって、上記シリコ
ン層13の表面側に素子分離となる溝31を形成する。
この溝31は、上記欠陥層22に達しないように形成す
る。その後熱酸化およびCVD法によって、上記溝31
を埋め込む状態に上記シリコン層13の表面上に絶縁層
として、酸化シリコン層(厚さが例えば100nm〜1
μmの間の所定の厚さ)14を形成する。
【0022】次いで上記第1発明の実施例で説明したと
同様に、第2工程および第3工程を行って、シリコン基
板11の裏面側から酸化層12までを除去する。そして
図2の(2)に示すように、他の基板16上に多結晶シ
リコン層15,酸化シリコン層14,シリコン層13を
積層した状態を形成する。したがって、シリコン層13
の表層には欠陥層22が残っている。
【0023】その後図2の(3)に示す第4工程を行
う。この工程では、上記第1発明の実施例で説明した第
4工程と同様にして、シリコン層13の表層に生じてい
る欠陥層22(2点鎖線で示す部分)を除去する。その
際、溝31に埋め込まれた酸化シリコン層14を研磨ス
トッパとしてシリコン層13の1点鎖線で示す部分を研
磨することによって、酸化シリコン層14上にシリコン
層13からなるSOI層17が島状に形成される。この
ようにして、欠陥のないSOI基板2が製造される。
【0024】上記実施例では欠陥層22を除去するた
め、第1工程で形成する酸化層12は、第4工程での欠
陥層22の除去量を見込んだ深さに形成する必要があ
る。
【0025】上記第2の方法の実施例では、第1工程の
イオン注入では、酸化層12とシリコン基板11との界
面およびその近傍に欠陥層22を生じるが、第4工程
で、SOI層17側のの欠陥層22は除去される。この
ため、SOI層17には酸化層12の形成に伴う欠陥は
存在しない。また、溝31を形成することから、SOI
層17は溝31に埋め込まれた酸化シリコン層14によ
って電気的に分離される。
【0026】次に第3発明の実施例を図3の製造工程図
によって説明する。図3では一例として上記第1発明で
説明した酸化層の代わりに不純物層を用いて形成するS
OI基板の製造方法を示す。また、図では上記図1で説
明したのと同様の構成部品には同一符号を付した。
【0027】図3の(1)に示すように、第1工程で
は、イオン注入法によって、シリコン基板11にホウ素
(例えばB+ )イオンを注入して、このシリコン基板1
1の内部に高濃度の不純物層18を形成する。この不純
物層18はシリコン基板11に対してエッチング選択比
が取れるように、例えばホウ素によって形成される。そ
してイオンの注入分布を考慮して、高エネルギーでイオ
ン注入する必要があり、その注入深さは例えば500n
m以上に設定する。また、ホウ素の注入濃度が、例えば
10E個・cm-3以上、好ましくは50E個・cm-3
100E個・cm -3の高濃度になるようにドーズ量を設
定する。このようなイオン注入条件によって、不純物層
18上に厚さが0.1μm〜1.0μmの範囲の所定膜
厚のシリコン層13が形成される。上記イオン注入で
は、不純物層18とシリコン基板11との界面およびそ
の近傍には欠陥層21,22(例えば結晶欠陥)が生じ
る。
【0028】次いで熱酸化およびCVD法によって、シ
リコン層13の表面上に絶縁層として、酸化シリコン層
(厚さが例えば100nm〜1μmの間の所定の厚さ)
14を形成する。
【0029】ここでは、酸化シリコン層14を形成する
前に、上記不純物層18を形成したが、酸化シリコン層
14を形成した後に、例えばイオン注入法によって上記
不純物層18を形成することも可能である。この場合に
は、酸化シリコン層14を通してのイオン注入となるた
め、上記よりもさらに高エネルギーでイオン注入するこ
とになる。
【0030】次に図3の(2)に示す第2工程を行う。
この工程では、さらにCVD法によって、上記酸化シリ
コン層14上に多結晶シリコン層15(例えば厚さが5
μm)を形成する。そして、多結晶シリコン層15の表
面側を平坦化研磨して平坦な張り合わせ面を形成する。
【0031】そして上記多結晶シリコン層15の表面を
他の基板16(例えばシリコン基板)の表面に張り合わ
せる。この張り合わせは、多結晶シリコン層15と他の
基板16との水素結合力で合体させた後、例えば酸素
(O2 )雰囲気中で850℃、30分間の熱処理を行う
ことによる。そして、シリコン基板11を上下逆さまに
してシリコン基板11の裏面が上向きになるようにす
る。図ではシリコン基板11の裏面を上向きにした状態
で示した。
【0032】次に図3の(3)に示す第3工程を行う。
なお、この工程で除去する部分は、2点鎖線、1点鎖
線、破線で示している。この工程では、シリコン基板1
1をその裏面側から研削し、図面の2点鎖線で示すシリ
コン基板11の部分を除去して上記不純物層18の手
前、例えばシリコン基板11が3μm〜30μm程度の
厚さだけ残る状態のときに研削を止める。この残す量は
望ましくは5μm〜10μm程度である。不純物層18
の近傍に近づいたときに研磨によってシリコン基板11
の除去を行ってもよい。
【0033】続いてアルカリ性のエッチング液として、
例えば20%の水酸化カリウム(KOH)水溶液で80
℃で、不純物層18上に残したシリコン基板11(1点
鎖線で示す部分)をエッチングする。上記エッチングで
は、エチレンジアミン−ピロカテコール水溶液(Ethlen
diamne-Pyrocatechol-Water:EDW,組成はEthlendiamne:1
7ml,Pyrocatechol:3g,Water:8ml )を用いることもでき
る。このエッチングによって、欠陥層21も除去され
る。
【0034】このシリコン基板11のエッチングでは、
シリコン基板11と不純物層18とでは不純物濃度がお
よそ3桁〜6桁程度違うため、エッチングレートが2桁
程度違う。そのため、たとえ張り合わせる前のシリコン
基板11に厚さのばらつきによって、残したシリコン基
板11の膜厚がばらついていても、シリコン基板11の
エッチングは不純物層18で停止する。
【0035】次に、酸性のエッチングとして、例えばフ
ッ酸(HF):硝酸(HNO3 ):酢酸(CH3 COO
H)=1:3:8の割合の混合液を用いて、不純物層1
8(破線で示す部分)をエッチング除去する。その結
果、不純物層18がエッチング除去されて、エッチング
レートの遅いシリコン層13が残る。このシリコン層1
3の表層には欠陥層22が残っている。
【0036】その後図3の(4)に示す第4工程を行
う。この工程では、例えば、精密研磨(例えばメカノケ
ミカルポリシング)によって、上記シリコン層13の表
層に生じている欠陥層22(2点鎖線で示す部分)を除
去する。この欠陥層22の除去はエッチングによって行
ってもよい。このようにして、酸化シリコン層14上に
シリコン層13からなる欠陥のない単結晶シリコンのS
OI層17が形成され、SOI基板3が製造される。
【0037】上記実施例では欠陥層22を除去するた
め、第1工程で形成する不純物層18は、第4工程での
欠陥層22の除去量を見込んだ深さに形成する必要があ
る。
【0038】上記第3の方法の実施例では、第1工程の
イオン注入で不純物層18とシリコン基板11との界面
およびその近傍に欠陥層22を生じるが、第4工程で、
形成されるSOI層17側の欠陥層22は除去される。
このため、SOI層17には不純物層18の形成に伴う
欠陥は存在しない。
【0039】上記第3の方法の実施例では、不純物層1
8を形成するためにホウ素(B+ )をイオン注入した
が、ホウ素の代わりに窒素(N+ )またはゲルマニウム
(Ge + )をイオン注入してもよい。
【0040】まず、窒素をイオン注入して不純物層18
を形成する場合を以下に説明する。なお、上記第3の方
法の実施例とは不純物層18の成分のみが異なるので、
ここでの説明では上記図3を用いる。
【0041】図3の(1)に示すように、第1工程で
は、イオン注入法によって、シリコン基板11中に窒素
(N+ )を導入して、窒素を含む層を形成する。このイ
オン注入は、例えばドーズ量を1E個・cm-2、注入深
さを例えば200nmに設定する。その後、イオン注入
によって発生した結晶欠陥等を回復するための熱処理を
行って、窒化シリコン層からなる不純物層18を形成す
る。そしてこの不純物層18上のシリコン基板11がシ
リコン層13になる。このイオン注入でも、上記説明し
たのと同様に、不純物層18とシリコン基板11との界
面およびその近傍には欠陥層21,22(例えば結晶欠
陥)が生じる。
【0042】その後、上記図3の(1)〜(4)によっ
て説明した熱酸化およびCVD法による酸化シリコン層
14を形成する工程以降を行う。
【0043】このとき図3の(3)に示すように、不純
物層18上に残したシリコン基板11(1点鎖線で示す
部分)の除去は、不純物層18を研磨ストッパにした精
密研磨(例えばメカノケミカルポリシング)によって行
う。さらに、窒化シリコンからなる不純物層18の除去
は、例えば熱リン酸溶液を用いたウェットエッチングに
よる。
【0044】上記のように、窒素をイオン注入して不純
物層18を形成する方法でも、上記第3の方法の実施例
で説明したのと同等の効果が得られる。
【0045】次にゲルマニウムをイオン注入して不純物
層18を形成する場合を以下に説明する。なお、上記第
3の方法の実施例とは不純物層18の成分のみが異なる
ので、ここでの説明でも上記図3を用いる。
【0046】図3の(1)に示すように、第1工程で
は、イオン注入法によって、シリコン基板11中にゲル
マニウム(Ge+ )を導入して、ゲルマニウムを含む層
を形成する。このイオン注入は、例えばドーズ量を0.
1E個・cm-2、注入深さを例えば200nmに設定す
る。その後、イオン注入によって発生した結晶欠陥等を
回復するための熱処理を行って、シリコン・ゲルマニウ
ム化合物層からなる不純物層18を形成する。そしてこ
の不純物層18上のシリコン基板11がシリコン層13
になる。このイオン注入でも、上記説明したのと同様
に、不純物層18とシリコン基板11との界面およびそ
の近傍には欠陥層21,22(例えば結晶欠陥)が生じ
る。
【0047】その後、上記図3の(1)〜(4)によっ
て説明した熱酸化およびCVD法による酸化シリコン層
14を形成する工程以降を行う。上記イオン注入でも、
上記説明したのと同様に、不純物層18とシリコン基板
11との界面およびその近傍には欠陥層21,22(例
えば結晶欠陥)が生じる。
【0048】このとき図3の(3)に示すように、不純
物層18上に残したシリコン基板11(1点鎖線で示す
部分)の除去は、不純物層18を研磨ストッパにした精
密研磨(例えばメカノケミカルポリシング)によって行
う。さらに、シリコン・ゲルマニウム化合物層からなる
不純物層18の除去は、例えば過酸化水素水(H2 2
+H2 O)を用いたウェットエッチングによる。または
洗浄に用いるような過酸化水素水にアンモニア水(NH
3 ・H2 O)または塩酸(HCl・H2 O)を添加した
ものを用いることも可能である。このような洗浄に用い
るような溶液の場合には、過酸化水素水(H2 2 +H
2 O)を主たる成分としたものを用いる。
【0049】上記のように、ゲルマニウムをイオン注入
して不純物層18を形成する方法でも、上記第3の方法
の実施例で説明したのと同等の効果が得られる。
【0050】次に第4発明の実施例を図4の製造工程図
によって説明する。図4では一例として不純物層を用い
るとともに、SOI層となるSOI層を島状に形成する
方法を示す。
【0051】図4の(1)に示すように、第1工程で
は、上記第3発明と同様に、イオン注入法によってシリ
コン基板11中に例えばホウ素を導入して不純物層18
を形成する。そして不純物層18上のシリコン基板11
をシリコン層13とする。このイオン注入では、不純物
層18とシリコン基板11との界面およびその近傍には
欠陥層21,22(例えば結晶欠陥)を生じる。次いで
リソグラフィー技術とエッチングとによって、上記シリ
コン層13の表面側に素子分離となる溝31を形成す
る。この溝31は、欠陥層22に達しないように形成す
る。その後熱酸化およびCVD法によって、上記溝31
を埋め込む状態に上記シリコン層13の表面上に絶縁層
として、酸化シリコン層(厚さが例えば100nm〜1
μmの間の所定の厚さ)14を形成する。
【0052】次いで上記第3発明の実施例で説明したと
同様に、第2工程および第3工程を行って、シリコン基
板11の裏面側から不純物層18までを除去する。そし
て図4の(2)に示すように、他の基板16上に多結晶
シリコン層15,酸化シリコン層14,シリコン層13
を積層した状態を形成する。そしてシリコン層13の表
面側には欠陥層22が残っている。
【0053】その後図4の(3)に示す第4工程を行
う。この工程では、上記第3発明の実施例で説明した第
4工程と同様にして、シリコン層13の表層に生じてい
る欠陥層22(2点鎖線で示す部分)を除去する。その
際、溝31に埋め込まれた酸化シリコン層14を研磨ス
トッパとしてシリコン層13の1点鎖線で示す部分を研
磨することによって、酸化シリコン層14上にシリコン
層13からなるSOI層17が島状に形成される。この
ようにして、欠陥のないSOI基板4が製造される。
【0054】上記実施例では欠陥層22を除去するた
め、第1工程で形成する不純物層18は、第4工程での
欠陥層22の除去量を見込んだ深さに形成する必要があ
る。
【0055】上記第4の方法の実施例では、第1工程の
イオン注入では、不純物層18とシリコン基板11との
界面およびその近傍に欠陥層22を生じるが、第4工程
で、SOI層17側のの欠陥層22は除去される。この
ため、SOI層17には不純物層18の形成に伴う欠陥
は存在しない。また、溝31を形成することから、SO
I層17は溝31に埋め込まれた酸化シリコン層14に
よって電気的に分離される。
【0056】上記第4の方法の実施例では、不純物層1
8を形成するためにホウ素(B+ )をイオン注入した
が、上記第3の方法で説明したのと同様に、ホウ素の代
わりに窒素(N+ )またはゲルマニウム(Ge+ )をイ
オン注入してもよい。
【0057】まず、窒素をイオン注入して不純物層18
を形成する場合を以下に説明する。なお、上記第4の方
法の実施例とは不純物層18の成分のみが異なるので、
ここでの説明では上記図4を用いる。
【0058】図4の(1)に示すように、第1工程で
は、イオン注入法によって、シリコン基板11中に窒素
(N+ )を導入して、窒素を含む層を形成する。このイ
オン注入は、例えばドーズ量を1E個・cm-2、注入深
さを例えば200nmに設定する。その後、イオン注入
によって発生した結晶欠陥等を回復するための熱処理を
行って、窒化シリコン層からなる不純物層18を形成す
る。そしてこの不純物層18上のシリコン基板11がシ
リコン層13になる。このイオン注入でも、上記説明し
たのと同様に、不純物層18とシリコン基板11との界
面およびその近傍には欠陥層21,22(例えば結晶欠
陥)が生じる。
【0059】その後、上記図4の(1)〜(3)によっ
て説明したように、リソグラフィー技術とエッチングと
による上記シリコン層13の表面側に素子分離となる溝
31を形成する工程以降を行う。
【0060】その際、不純物層18上のシリコン基板1
1の除去は、不純物層18の近傍まで研削によってシリ
コン基板11を除去した後、不純物層18を研磨ストッ
パにした精密研磨(例えばメカノケミカルポリシング)
によって、不純物層18上の残りのシリコン基板11を
除去する。さらに、窒化シリコンからなる不純物層18
の除去は、例えば熱リン酸溶液を用いたウェットエッチ
ングによる。
【0061】上記のように、窒素をイオン注入して不純
物層18を形成する方法でも、上記第4の方法の実施例
で説明したのと同等の効果が得られる。
【0062】次にゲルマニウムをイオン注入して不純物
層18を形成する場合を以下に説明する。なお、上記第
4の方法の実施例とは不純物層18の成分のみが異なる
ので、ここでの説明でも上記図4を用いる。
【0063】図4の(1)に示すように、第1工程で
は、イオン注入法によって、シリコン基板11中にゲル
マニウム(Ge+ )を導入して、ゲルマニウムを含む層
を形成する。このイオン注入は、例えばドーズ量を0.
1E個・cm-2、注入深さを例えば200nmに設定す
る。その後、イオン注入によって発生した結晶欠陥等を
回復するための熱処理を行って、シリコン・ゲルマニウ
ム化合物層からなる不純物層18を形成する。そしてこ
の不純物層18上のシリコン基板11がシリコン層13
になる。このイオン注入でも、上記説明したのと同様
に、不純物層18とシリコン基板11との界面およびそ
の近傍には欠陥層21,22(例えば結晶欠陥)が生じ
る。
【0064】その後、上記図4の(1)〜(3)によっ
て説明したように、リソグラフィー技術とエッチングと
による上記シリコン層13の表面側に素子分離となる溝
31を形成する工程以降を行う。
【0065】その際、不純物層18上のシリコン基板1
1の除去は、不純物層18の近傍まで研削によってシリ
コン基板11を除去した後、不純物層18を研磨ストッ
パにした精密研磨(例えばメカノケミカルポリシング)
によって、不純物層18上の残りのシリコン基板11を
除去する。さらに、シリコン・ゲルマニウム化合物から
なる不純物層18の除去は、例えば過酸化水素水(H2
2 +H2 O)を用いたウェットエッチングによる。ま
たは洗浄に用いるような過酸化水素水にアンモニア水
(NH3 ・H2 O)または塩酸(HCl・H2 O)を添
加したものを用いることも可能である。このような溶液
の場合には、過酸化水素水(H2 2 +H2 O)を主た
る成分としたものを用いる。
【0066】上記のように、ゲルマニウムをイオン注入
して不純物層18を形成する方法でも、上記第4の方法
の実施例で説明したのと同等の効果が得られる。
【0067】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
シリコン基板中に形成した酸化層または不純物層とシリ
コン基板との界面およびその近傍に欠陥層を生じるが、
第4工程で欠陥層は除去されるので、欠陥のないSOI
層を形成することができる。またシリコン基板の表面側
に溝を形成しこの溝内に絶縁層を埋め込む方法によれ
ば、上記効果とともに、SOI層は溝内に埋め込まれた
絶縁層によって電気的に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の実施例の製造工程図である。
【図2】第2発明の実施例の製造工程図である。
【図3】第3発明の実施例の製造工程図である。
【図4】第4発明の実施例の製造工程図である。
【符号の説明】
1〜4 SOI基板 11 シリコン基板 12 酸化層 13 シリコン層 14 酸化シリコン層 16 他の基板 17 SOI層 18 不純物層 22 欠陥層 31 溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板中に酸素を導入した後、熱
    処理を行うことによって該酸素を導入した領域に酸化層
    を形成するとともに該酸化層上のシリコン基板をシリコ
    ン層とし、該シリコン層の表面に絶縁層を形成する第1
    工程と、 前記シリコン層の表面に少なくとも前記絶縁層を介して
    他の基板に張り合わせる第2工程と、 前記シリコン基板をその裏面側から除去し、さらに前記
    酸化層を前記シリコン層に対して選択的に除去する第3
    工程と、 前記シリコン層に形成されている欠陥層を除去して該シ
    リコン層からなるSOI層を形成する第4工程とからな
    ることを特徴とする張り合わせ基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 シリコン基板中に酸素を導入した後、熱
    処理を行うことによって該酸素を導入した領域に酸化層
    を形成するとともに該酸化層上のシリコン基板をシリコ
    ン層とし、次いで該シリコン層の表面側に溝を形成した
    後、該溝を埋め込む状態に該シリコン層の表面に絶縁層
    を形成する第1工程と、 前記シリコン層の表面に少なくとも前記絶縁層を介して
    他の基板に張り合わせる第2工程と、 前記シリコン基板をその裏面側から除去し、さらに前記
    酸化層を前記シリコン層に対して選択的に除去する第3
    工程と、 前記シリコン層に形成されている欠陥層を除去するとと
    もに、前記溝内の絶縁層を研磨ストッパにして該シリコ
    ン層を研磨し、該溝間に該シリコン層からなるSOI層
    を形成する第4工程とからなることを特徴とする張り合
    わせ基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 シリコン基板の表面に絶縁層を形成する
    とともに、前記絶縁層を形成する前または形成した後に
    前記シリコン基板中に不純物層を形成し、該不純物層上
    の該シリコン基板をシリコン層とする第1工程と、 前記シリコン層の表面に少なくとも前記絶縁層を介して
    他の基板に張り合わせる第2工程と、 前記シリコン基板をその裏面側から除去し、さらに前記
    不純物層を前記シリコン層に対して選択的に除去する第
    3工程と、 前記シリコン層に形成されている欠陥層を除去して該シ
    リコン層からなるSOI層を形成する第4工程とからな
    ることを特徴とする張り合わせ基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 シリコン基板中に不純物層を形成して該
    不純物層上の該シリコン基板をシリコン層とし、次いで
    該シリコン層の表面側に溝を形成した後、該溝を埋め込
    む状態に該シリコン層の表面に絶縁層を形成する第1工
    程と、 前記シリコン層の表面に少なくとも前記絶縁層を介して
    他の基板に張り合わせる第2工程と、 前記シリコン基板をその裏面側から除去し、さらに前記
    不純物層を前記シリコン層に対して選択的に除去する第
    3工程と、 前記シリコン層の上層に形成されている欠陥層を除去す
    るとともに、前記溝内の絶縁層を研磨ストッパにして該
    シリコン層を研磨し、該溝間に該シリコン層からなるS
    OI層を形成する第4工程とからなることを特徴とする
    張り合わせ基板の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998057361A1 (fr) * 1997-06-12 1998-12-17 Nikon Corporation Substrat de fabrication de dispositif, procede de fabrication de ce substrat, et procede d'exposition avec ce substrat
US6169000B1 (en) 1998-09-29 2001-01-02 Sony Corporation Process for the production of semiconductor substrate having silicon-on-insulating structure and process for the production of semiconductor device
JP2004311526A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Sumitomo Mitsubishi Silicon Corp 半導体基板およびその製造方法

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JP4509488B2 (ja) * 2003-04-02 2010-07-21 株式会社Sumco 貼り合わせ基板の製造方法

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