JPH08218665A - 格納システム - Google Patents
格納システムInfo
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- JPH08218665A JPH08218665A JP2431795A JP2431795A JPH08218665A JP H08218665 A JPH08218665 A JP H08218665A JP 2431795 A JP2431795 A JP 2431795A JP 2431795 A JP2431795 A JP 2431795A JP H08218665 A JPH08218665 A JP H08218665A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】格納物の格納効率を向上させることができる格
納システムを提供する。 【構成】立体駐車場1を構成する格納フレーム2Bに
は、鉛直方向へ延びる昇降空間6a,6b,第1の格納
空間8a,8b及び第2の格納空間9が設けられる。そ
して、格納フレーム2Aには、前記各空間6a〜9の左
右幅全体に亘って延びるガイドレール13が複数段設け
られ、そのガイドレール13によって各空間6a〜9に
複数階の格納室14〜18が区画される。又、各ガイド
レール13にはそれぞれ横行トレー20〜23が支持さ
れる。そして、格納室14〜18に対する自動車3の出
し入れを行う場合、横行トレー20〜24を適宜横行移
動させ、昇降空間6a又は6b内に横行トレー20〜2
3が位置していない状態にする。この状態で、昇降リフ
ト28又は29を昇降させることにより、格納室14〜
18に対する自動車3の出し入れが行われる。
納システムを提供する。 【構成】立体駐車場1を構成する格納フレーム2Bに
は、鉛直方向へ延びる昇降空間6a,6b,第1の格納
空間8a,8b及び第2の格納空間9が設けられる。そ
して、格納フレーム2Aには、前記各空間6a〜9の左
右幅全体に亘って延びるガイドレール13が複数段設け
られ、そのガイドレール13によって各空間6a〜9に
複数階の格納室14〜18が区画される。又、各ガイド
レール13にはそれぞれ横行トレー20〜23が支持さ
れる。そして、格納室14〜18に対する自動車3の出
し入れを行う場合、横行トレー20〜24を適宜横行移
動させ、昇降空間6a又は6b内に横行トレー20〜2
3が位置していない状態にする。この状態で、昇降リフ
ト28又は29を昇降させることにより、格納室14〜
18に対する自動車3の出し入れが行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば立体駐車場とし
て使用するのに好適な格納システムに関するものであ
る。
て使用するのに好適な格納システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、立体駐車場の格納塔には、当
該格納塔に対して自動車を出し入れする際の出入口とな
る入出庫室が設けられ、その入出庫室には所定方向へ延
びるように設けられた移動空間が連通している。この移
動空間内には自動車を搬送するための搬送部材が移動可
能に設けられている。又、格納塔には移動空間と同方向
へ延びる格納空間が当該移動空間を挟むように一対設け
られ、その両格納空間にはそれぞれ複数の格納室が区画
形成されている。前記各格納室には、当該格納室と移動
空間との間を横行移動する横行トレーがそれぞれ設けら
れている。
該格納塔に対して自動車を出し入れする際の出入口とな
る入出庫室が設けられ、その入出庫室には所定方向へ延
びるように設けられた移動空間が連通している。この移
動空間内には自動車を搬送するための搬送部材が移動可
能に設けられている。又、格納塔には移動空間と同方向
へ延びる格納空間が当該移動空間を挟むように一対設け
られ、その両格納空間にはそれぞれ複数の格納室が区画
形成されている。前記各格納室には、当該格納室と移動
空間との間を横行移動する横行トレーがそれぞれ設けら
れている。
【0003】そして、所定の格納室に自動車を格納する
には、入出庫室にて自動車が載せられた搬送部材を前記
格納室の側方へ移動させるとともに、その格納室の横行
トレーを移動空間側に移動させる。そして、搬送部材の
自動車を前記横行トレーへ乗り移らせ、その横行トレー
を格納室側へ移動させることにより自動車が格納室に格
納される。
には、入出庫室にて自動車が載せられた搬送部材を前記
格納室の側方へ移動させるとともに、その格納室の横行
トレーを移動空間側に移動させる。そして、搬送部材の
自動車を前記横行トレーへ乗り移らせ、その横行トレー
を格納室側へ移動させることにより自動車が格納室に格
納される。
【0004】又、所定の格納室に格納された自動車を立
体駐車場から出すには、搬送部材を前記格納室の側方へ
移動させるとともに、その格納室の自動車が載置された
横行トレーを移動空間側に移動させる。そして、その横
行トレーの自動車を搬送部材へ乗り移らせ、自動車が乗
り移った搬送部材を入出庫室まで移動させる。その後、
自動車を入出庫室から走行させることにより、立体駐車
場から自動車が出される。
体駐車場から出すには、搬送部材を前記格納室の側方へ
移動させるとともに、その格納室の自動車が載置された
横行トレーを移動空間側に移動させる。そして、その横
行トレーの自動車を搬送部材へ乗り移らせ、自動車が乗
り移った搬送部材を入出庫室まで移動させる。その後、
自動車を入出庫室から走行させることにより、立体駐車
場から自動車が出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記立体駐
車場では、搬送部材の移動する移動空間内には自動車を
格納することができないため、立体駐車場における自動
車の格納効率が低下するという問題があった。
車場では、搬送部材の移動する移動空間内には自動車を
格納することができないため、立体駐車場における自動
車の格納効率が低下するという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、格納システムにおけ
る格納物の格納効率を向上させることにある。又、第2
の目的は、昇降リフトを昇降させるための鉛直方向へ延
びる昇降空間を備えた格納システムにおいて、格納物の
格納効率を向上させることにある。
れたものであって、第1の目的は、格納システムにおけ
る格納物の格納効率を向上させることにある。又、第2
の目的は、昇降リフトを昇降させるための鉛直方向へ延
びる昇降空間を備えた格納システムにおいて、格納物の
格納効率を向上させることにある。
【0007】更に、第3の目的は、走行台車を走行させ
るための水平方向へ延びる走行空間を備えた格納システ
ムにおいて、格納物の格納効率を向上させることにあ
る。
るための水平方向へ延びる走行空間を備えた格納システ
ムにおいて、格納物の格納効率を向上させることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明では、格納塔に設けられた複数
列の移動空間と、前記各移動空間における両端の移動空
間の外側に設けられた多くとも一列の第1の格納空間
と、前記各移動空間の間に設けられた多くとも一列の第
2の格納空間と、前記各移動空間及び格納空間の幅方向
全体に亘って延びるガイド部材と、前記各移動空間及び
格納空間の内のいずれか一列を除いた他の移動空間及び
格納空間にそれぞれ設けられ、前記ガイド部材に沿って
横行移動可能な載置部材とを備えた。
め、請求項1記載の発明では、格納塔に設けられた複数
列の移動空間と、前記各移動空間における両端の移動空
間の外側に設けられた多くとも一列の第1の格納空間
と、前記各移動空間の間に設けられた多くとも一列の第
2の格納空間と、前記各移動空間及び格納空間の幅方向
全体に亘って延びるガイド部材と、前記各移動空間及び
格納空間の内のいずれか一列を除いた他の移動空間及び
格納空間にそれぞれ設けられ、前記ガイド部材に沿って
横行移動可能な載置部材とを備えた。
【0009】請求項2記載の発明では、前記移動空間は
鉛直方向へ延びるとももに複数階の格納室が区画形成さ
れた昇降空間であり、搬送部材は昇降空間内を昇降する
昇降リフトであって、第1及び第2の格納空間は前記昇
降空間と同方向へ延びるとともに複数階の格納室が区画
形成されたものであり、ガイド部材を各階におけるそれ
ぞれの格納室の幅方向全体に亘って延びるように設け
た。
鉛直方向へ延びるとももに複数階の格納室が区画形成さ
れた昇降空間であり、搬送部材は昇降空間内を昇降する
昇降リフトであって、第1及び第2の格納空間は前記昇
降空間と同方向へ延びるとともに複数階の格納室が区画
形成されたものであり、ガイド部材を各階におけるそれ
ぞれの格納室の幅方向全体に亘って延びるように設け
た。
【0010】請求項3記載の発明では、前記移動空間は
水平方向へ延びるとともにその方向に沿って複数の格納
室が区画形成された走行空間であり、搬送部材は走行空
間内を走行する走行台車であって、第1及び第2の格納
空間は前記走行空間と同方向へ延びるとともにその方向
に沿って複数の格納室が区画形成されたものであり、ガ
イド部材を各走行空間及び格納空間の延びる方向へ沿っ
た各格納室毎に設け、前記各空間の幅方向全体に亘って
延びるようにした。
水平方向へ延びるとともにその方向に沿って複数の格納
室が区画形成された走行空間であり、搬送部材は走行空
間内を走行する走行台車であって、第1及び第2の格納
空間は前記走行空間と同方向へ延びるとともにその方向
に沿って複数の格納室が区画形成されたものであり、ガ
イド部材を各走行空間及び格納空間の延びる方向へ沿っ
た各格納室毎に設け、前記各空間の幅方向全体に亘って
延びるようにした。
【0011】
【作用】即ち、請求項1記載の発明では、所定の移動空
間における搬送部材を移動可能にするには、その移動空
間内に載置部材が位置しないように各載置部材をガイド
部材に沿って横行移動させる。この時、前記移動空間以
外の移動空間内には載置部材が配置される。又、他の移
動空間の搬送部材を移動可能にするには、その移動空間
内に載置部材が位置しないように各載置部材をガイド部
材に沿って横行移動させる。この時、前記移動空間以外
の移動空間には載置部材が配置される。
間における搬送部材を移動可能にするには、その移動空
間内に載置部材が位置しないように各載置部材をガイド
部材に沿って横行移動させる。この時、前記移動空間以
外の移動空間内には載置部材が配置される。又、他の移
動空間の搬送部材を移動可能にするには、その移動空間
内に載置部材が位置しないように各載置部材をガイド部
材に沿って横行移動させる。この時、前記移動空間以外
の移動空間には載置部材が配置される。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加え、鉛直方向へ延びるように設けられた
昇降空間及び格納空間には複数階の格納室が区画形成さ
れ、前記昇降空間の各格納室にも格納物を載置可能な載
置部材が配置される。
発明の作用に加え、鉛直方向へ延びるように設けられた
昇降空間及び格納空間には複数階の格納室が区画形成さ
れ、前記昇降空間の各格納室にも格納物を載置可能な載
置部材が配置される。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加え、水平方向へ延びるように設けられた
走行空間及び格納空間には複数の格納室が区画形成さ
れ、前記走行空間の各格納室にも格納物を載置可能な載
置部材が配置される。
発明の作用に加え、水平方向へ延びるように設けられた
走行空間及び格納空間には複数の格納室が区画形成さ
れ、前記走行空間の各格納室にも格納物を載置可能な載
置部材が配置される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を立体駐車場に具体化した一実
施例を図1〜図6に従って説明する。
施例を図1〜図6に従って説明する。
【0015】図1に示すように、格納システムとしての
立体駐車場1を構成する格納フレーム2A〜2Eは格納
塔として設けられ、前後方向(図1の左右方向)に隣接
している。格納フレーム2Bの上側には、各格納フレー
ム2A〜2Eに対して格納物としての自動車3を出し入
れする際の出入口となる入出庫室5が設けられている。
尚、格納フレーム2A,2C〜2Eは格納フレーム2B
と同一構成となっているため、格納フレーム2A,2C
〜2Eについては格納フレーム2Bと同一符号を付して
説明を省略し、以下格納フレーム2Bについてのみ説明
する。
立体駐車場1を構成する格納フレーム2A〜2Eは格納
塔として設けられ、前後方向(図1の左右方向)に隣接
している。格納フレーム2Bの上側には、各格納フレー
ム2A〜2Eに対して格納物としての自動車3を出し入
れする際の出入口となる入出庫室5が設けられている。
尚、格納フレーム2A,2C〜2Eは格納フレーム2B
と同一構成となっているため、格納フレーム2A,2C
〜2Eについては格納フレーム2Bと同一符号を付して
説明を省略し、以下格納フレーム2Bについてのみ説明
する。
【0016】図2に示すように、格納フレーム2Bには
鉛直方向へ延びる左右一対の昇降空間6a,6bが移動
空間として設けられ、両昇降空間6a,6bの上端部は
前記入出庫室5内まで延びている。入出庫室5内におい
て昇降空間6a,6bの上側には、それぞれウインチ7
a,7bが設けられている。又、両昇降空間6a,6b
の外側にはそれぞれ鉛直方向へ延びる第1の格納空間8
a,8bが設けられ、両昇降空間6a,6bの間には鉛
直方向へ延びる第2の昇降空間9が設けられている。こ
の第2の昇降空間9の上端部は前記入出庫室5内まで延
びている。
鉛直方向へ延びる左右一対の昇降空間6a,6bが移動
空間として設けられ、両昇降空間6a,6bの上端部は
前記入出庫室5内まで延びている。入出庫室5内におい
て昇降空間6a,6bの上側には、それぞれウインチ7
a,7bが設けられている。又、両昇降空間6a,6b
の外側にはそれぞれ鉛直方向へ延びる第1の格納空間8
a,8bが設けられ、両昇降空間6a,6bの間には鉛
直方向へ延びる第2の昇降空間9が設けられている。こ
の第2の昇降空間9の上端部は前記入出庫室5内まで延
びている。
【0017】昇降空間6a,6b及び格納空間8a,8
b,9の上端部には、当該各空間6a,6b,8a,8
b,9の左右幅全体に亘って延びるガイドレール10が
設けられている。このガイドレール10には、当該レー
ル10に沿って複数のローラ11が回転可能に支持され
ている。そして、昇降空間6a,6b及び格納空間9内
のローラ11には横行台車12A〜12Cが左から右へ
向かって順次支持されている。又、ローラ11を正逆方
向へ積極回転すると、各横行台車12A〜12Cがガイ
ドレール10に沿って横行移動するようになっている。
その横行台車12A〜12Cの左右方向両側にはそれぞ
れ図示しない櫛歯状のフォークが形成され、入庫室5内
に入ってきた自動車3は前記横行台車12A〜12Cの
フォーク上に載置されるようになっている。
b,9の上端部には、当該各空間6a,6b,8a,8
b,9の左右幅全体に亘って延びるガイドレール10が
設けられている。このガイドレール10には、当該レー
ル10に沿って複数のローラ11が回転可能に支持され
ている。そして、昇降空間6a,6b及び格納空間9内
のローラ11には横行台車12A〜12Cが左から右へ
向かって順次支持されている。又、ローラ11を正逆方
向へ積極回転すると、各横行台車12A〜12Cがガイ
ドレール10に沿って横行移動するようになっている。
その横行台車12A〜12Cの左右方向両側にはそれぞ
れ図示しない櫛歯状のフォークが形成され、入庫室5内
に入ってきた自動車3は前記横行台車12A〜12Cの
フォーク上に載置されるようになっている。
【0018】昇降空間6a,6b及び格納空間8a,8
b,9において、ガイドレール10の下側には、当該各
空間6a,6b,8a,8b,9の左右幅全体に亘って
延びる複数段のガイドレール13がガイド部材として設
けられている。この各ガイドレール13によって、昇降
空間6a,6b及び格納空間8a,8b,9に、それぞ
れ複数階の格納室14〜18が区画されている。
b,9において、ガイドレール10の下側には、当該各
空間6a,6b,8a,8b,9の左右幅全体に亘って
延びる複数段のガイドレール13がガイド部材として設
けられている。この各ガイドレール13によって、昇降
空間6a,6b及び格納空間8a,8b,9に、それぞ
れ複数階の格納室14〜18が区画されている。
【0019】図3に示すように、上記ガイドレール13
は昇降空間6a,6b及び格納空間8a,8b,9の前
後(図3の上下)両側に一対設けられている。前後一対
のガイドレール13には、当該レール13に沿って複数
のローラ19が回転可能に支持され、そのローラ19に
は複数(本実施例では4つ)の横行トレー20〜23が
左から右に向かって順次支持されている。この横行トレ
ー20〜23は載置部材として設けられている。又、図
2に示すように、最下端の格納室14〜18内に位置す
るガイドレール13は、当該格納室14〜18の上部に
設けられている。そのガイドレール13のローラ19に
は、横行トレー20〜23が左から右に向かって順次吊
下支持されている。
は昇降空間6a,6b及び格納空間8a,8b,9の前
後(図3の上下)両側に一対設けられている。前後一対
のガイドレール13には、当該レール13に沿って複数
のローラ19が回転可能に支持され、そのローラ19に
は複数(本実施例では4つ)の横行トレー20〜23が
左から右に向かって順次支持されている。この横行トレ
ー20〜23は載置部材として設けられている。又、図
2に示すように、最下端の格納室14〜18内に位置す
るガイドレール13は、当該格納室14〜18の上部に
設けられている。そのガイドレール13のローラ19に
は、横行トレー20〜23が左から右に向かって順次吊
下支持されている。
【0020】そして、前記ローラ19を正逆方向へ積極
回転させると、各横行トレー20〜23がガイドレール
13に沿って横行移動するようになっている。図3に示
すように、各横行トレー20〜23の左右方向両側には
前記横行台車12のフォークと同形の櫛歯状をなすフォ
ーク20a〜23aが形成されている。各横行トレー2
0〜23は、それぞれ格納空間8a,昇降空間6a,昇
降空間6b及び格納空間8b内に位置している。
回転させると、各横行トレー20〜23がガイドレール
13に沿って横行移動するようになっている。図3に示
すように、各横行トレー20〜23の左右方向両側には
前記横行台車12のフォークと同形の櫛歯状をなすフォ
ーク20a〜23aが形成されている。各横行トレー2
0〜23は、それぞれ格納空間8a,昇降空間6a,昇
降空間6b及び格納空間8b内に位置している。
【0021】昇降空間6a,6bには、それぞれ自動車
3を搬送するための昇降リフト28,29が昇降可能に
設けられている。この昇降リフト28,29は搬送部材
として設けられている。昇降リフト28,29は、昇降
空間6a,6b内において平行に延びる左右一対のリフ
トフレーム28a,29aと、そのリフトフレーム28
a,29aから対向するように突出するフォーク28
b,29bとから構成されている。このフォーク28
b,29bは、横行トレー20〜23のフォーク20a
〜23aと互い違いに突出する櫛歯状に形成されてい
る。
3を搬送するための昇降リフト28,29が昇降可能に
設けられている。この昇降リフト28,29は搬送部材
として設けられている。昇降リフト28,29は、昇降
空間6a,6b内において平行に延びる左右一対のリフ
トフレーム28a,29aと、そのリフトフレーム28
a,29aから対向するように突出するフォーク28
b,29bとから構成されている。このフォーク28
b,29bは、横行トレー20〜23のフォーク20a
〜23aと互い違いに突出する櫛歯状に形成されてい
る。
【0022】又、リフトフレーム28a,29aの両端
部は、昇降空間6a,6bの四隅において鉛直方向へ延
びるように設けられた断面略コ字状の昇降フレーム30
a,30bに挿入されている。更に、リフトフレーム2
8a,29aの両端部には、前記ウインチ7a,7bか
ら延びるワイヤ31a,31bがそれぞれ連結されてい
る。そして、ウインチ7a,7bを駆動してワイヤ31
a,31bを巻き取り又は繰り出しすると、昇降リフト
28,29が昇降フレーム30a,30bに沿って昇降
するようになっている。
部は、昇降空間6a,6bの四隅において鉛直方向へ延
びるように設けられた断面略コ字状の昇降フレーム30
a,30bに挿入されている。更に、リフトフレーム2
8a,29aの両端部には、前記ウインチ7a,7bか
ら延びるワイヤ31a,31bがそれぞれ連結されてい
る。そして、ウインチ7a,7bを駆動してワイヤ31
a,31bを巻き取り又は繰り出しすると、昇降リフト
28,29が昇降フレーム30a,30bに沿って昇降
するようになっている。
【0023】図2に示すように、昇降空間6a,6bの
下端部には前後方向へ延びる移動空間としての走行空間
32a,32bが形成されている。即ち、各格納フレー
ム2A〜2Eの昇降空間6a,6bにおける最下端の格
納室15,17が走行空間32a,32bとなってい
る。この走行空間32a,32bによって格納フレーム
2Bと格納フレーム2A,2C〜2Eとが連通してい
る。
下端部には前後方向へ延びる移動空間としての走行空間
32a,32bが形成されている。即ち、各格納フレー
ム2A〜2Eの昇降空間6a,6bにおける最下端の格
納室15,17が走行空間32a,32bとなってい
る。この走行空間32a,32bによって格納フレーム
2Bと格納フレーム2A,2C〜2Eとが連通してい
る。
【0024】図4に示すように、走行空間32a,32
b内には、前後方向へ延びる一対の走行レール33a,
33bがそれぞれが敷設されている。走行レール33
a,33b上には、当該レール33a,33bに沿って
走行可能な搬送部材としての走行台車34a,34bが
支持されている。この走行台車34a,34bの上面は
最下端の横行トレー20〜23よりも下方に位置し、走
行台車34a,34bが走行する時に前記横行トレー2
0〜23に接触しないようになっている。又、走行台車
34a,34bの左右方向両側には、横行トレー20〜
23のフォーク20a〜23aと同形の櫛歯状をなすフ
ォーク35a,35bが形成されている。
b内には、前後方向へ延びる一対の走行レール33a,
33bがそれぞれが敷設されている。走行レール33
a,33b上には、当該レール33a,33bに沿って
走行可能な搬送部材としての走行台車34a,34bが
支持されている。この走行台車34a,34bの上面は
最下端の横行トレー20〜23よりも下方に位置し、走
行台車34a,34bが走行する時に前記横行トレー2
0〜23に接触しないようになっている。又、走行台車
34a,34bの左右方向両側には、横行トレー20〜
23のフォーク20a〜23aと同形の櫛歯状をなすフ
ォーク35a,35bが形成されている。
【0025】次に、上記のように構成された立体駐車場
1の作用を説明する。まず、格納フレーム2Bの格納室
14〜18に自動車3を格納するには、昇降空間6a内
に位置する図2の横行トレー21を全て第2の格納空間
9へ横行移動させる。この状態で、自動車3を入出庫室
5内へ走行させて横行台車12Aの上に自動車3を載置
し、昇降空間6aの昇降リフト28をガイドレール10
の下方へ移動させる。そして、昇降リフト28を横行台
車12Aの下方から上方へ向かって上昇させると、昇降
リフト28のフォーク28bと横行台車12Aのフォー
クとがすれ違う。この時、横行台車12Aの自動車3
が、昇降リフト28のフォーク28bによってすくい取
られて当該昇降リフト28に乗り移る。その後、昇降リ
フト28に自動車3を受け渡した横行台車12Aが第1
の格納空間8a側へ横行移動される。
1の作用を説明する。まず、格納フレーム2Bの格納室
14〜18に自動車3を格納するには、昇降空間6a内
に位置する図2の横行トレー21を全て第2の格納空間
9へ横行移動させる。この状態で、自動車3を入出庫室
5内へ走行させて横行台車12Aの上に自動車3を載置
し、昇降空間6aの昇降リフト28をガイドレール10
の下方へ移動させる。そして、昇降リフト28を横行台
車12Aの下方から上方へ向かって上昇させると、昇降
リフト28のフォーク28bと横行台車12Aのフォー
クとがすれ違う。この時、横行台車12Aの自動車3
が、昇降リフト28のフォーク28bによってすくい取
られて当該昇降リフト28に乗り移る。その後、昇降リ
フト28に自動車3を受け渡した横行台車12Aが第1
の格納空間8a側へ横行移動される。
【0026】自動車3が乗り移った昇降リフト28は所
望階のガイドレール13の上方へ移動され、その位置で
昇降リフト28は停止される。そして、その階の横行ト
レー20が昇降空間6aへ移動される。その後、昇降リ
フト28を前記横行トレー20の上方から下方へ向かっ
て下降させると、昇降リフト28のフォーク28bと横
行トレー20のフォーク20aとがすれ違う。この時、
昇降リフト28の自動車3が、横行トレー20のフォー
ク20aによってすくい取られて当該トレー20に乗り
移る。そして、自動車3が乗り移った横行トレー20を
第1の格納空間8aへ横行移動させることにより、自動
車3が第1の格納空間8aの格納室14に格納される。
望階のガイドレール13の上方へ移動され、その位置で
昇降リフト28は停止される。そして、その階の横行ト
レー20が昇降空間6aへ移動される。その後、昇降リ
フト28を前記横行トレー20の上方から下方へ向かっ
て下降させると、昇降リフト28のフォーク28bと横
行トレー20のフォーク20aとがすれ違う。この時、
昇降リフト28の自動車3が、横行トレー20のフォー
ク20aによってすくい取られて当該トレー20に乗り
移る。そして、自動車3が乗り移った横行トレー20を
第1の格納空間8aへ横行移動させることにより、自動
車3が第1の格納空間8aの格納室14に格納される。
【0027】自動車3を横行トレー20に受け渡した昇
降リフト28は、再びガイドレール10の下方へ移動さ
れる。そして、自動車3を入出庫室5内へ走行させて横
行台車12Bの上に自動車3を載置し、その横行台車1
2Bを昇降空間6aへ移動させる。その後、前記と同様
にして横行台車12Bの自動車3を昇降リフト28へ乗
り移らせる。更に、昇降リフト28に乗り移った自動車
3を、横行トレー20の場合と同様にして横行トレー2
1へ受け渡すとともに、その横行トレー21を第2の格
納空間9へ横行移動させることによって自動車3が格納
室16に格納される。
降リフト28は、再びガイドレール10の下方へ移動さ
れる。そして、自動車3を入出庫室5内へ走行させて横
行台車12Bの上に自動車3を載置し、その横行台車1
2Bを昇降空間6aへ移動させる。その後、前記と同様
にして横行台車12Bの自動車3を昇降リフト28へ乗
り移らせる。更に、昇降リフト28に乗り移った自動車
3を、横行トレー20の場合と同様にして横行トレー2
1へ受け渡すとともに、その横行トレー21を第2の格
納空間9へ横行移動させることによって自動車3が格納
室16に格納される。
【0028】以上の動作を繰り返して全ての格納室1
4,16に自動車3が格納された後、格納室16内の全
ての横行トレー21が昇降空間6aへ横行移動される。
この移動によって昇降空間6aにおける全ての格納室1
5に自動車3が格納され、第1の格納空間8a及び昇降
空間6aが満車状態となる。
4,16に自動車3が格納された後、格納室16内の全
ての横行トレー21が昇降空間6aへ横行移動される。
この移動によって昇降空間6aにおける全ての格納室1
5に自動車3が格納され、第1の格納空間8a及び昇降
空間6aが満車状態となる。
【0029】その後、昇降空間6b内に位置する横行ト
レー22を全て第2の格納空間9へ横行移動させる。こ
の状態で、自動車3を入出庫室5内へ走行させて横行台
車12B,12Cの上に自動車3を載置する。そして、
横行台車12Bの自動車3を、前記昇降リフト28の場
合と同様にして、昇降空間6bの昇降リフト29へ乗り
移らせる。その後、前記横行トレー20,21の場合と
同様にして、昇降リフト29の自動車3を横行トレー2
3へ乗り移らせるとともに、その横行トレー23を第1
の格納空間8bへ横行移動させることによって自動車3
が格納室18へ格納される。
レー22を全て第2の格納空間9へ横行移動させる。こ
の状態で、自動車3を入出庫室5内へ走行させて横行台
車12B,12Cの上に自動車3を載置する。そして、
横行台車12Bの自動車3を、前記昇降リフト28の場
合と同様にして、昇降空間6bの昇降リフト29へ乗り
移らせる。その後、前記横行トレー20,21の場合と
同様にして、昇降リフト29の自動車3を横行トレー2
3へ乗り移らせるとともに、その横行トレー23を第1
の格納空間8bへ横行移動させることによって自動車3
が格納室18へ格納される。
【0030】自動車3を横行トレー23へ受け渡した昇
降リフト29は、再びガイドレール10の下方へ移動さ
れる。そして、前記横行台車12Bの場合と同様にし
て、横行台車12Cの自動車3を昇降リフト29へ乗り
移らせる。その後、前記横行トレー23の場合と同様に
して、昇降リフト29の自動車3を横行トレー22に乗
り移らせ、その横行トレー22を第2の昇降空間9へ横
行移動させることによって自動車3が格納室16へ格納
される。
降リフト29は、再びガイドレール10の下方へ移動さ
れる。そして、前記横行台車12Bの場合と同様にし
て、横行台車12Cの自動車3を昇降リフト29へ乗り
移らせる。その後、前記横行トレー23の場合と同様に
して、昇降リフト29の自動車3を横行トレー22に乗
り移らせ、その横行トレー22を第2の昇降空間9へ横
行移動させることによって自動車3が格納室16へ格納
される。
【0031】以上の動作を繰り返すことにより、全ての
格納室16,18に自動車3が格納され、第2の格納空
間9及び第1の格納空間8bが満車状態となる。格納フ
レーム2A,2C〜2Eに自動車3を格納するには、格
納フレーム2Bにおいて昇降リフト28が昇降できるよ
うに横行トレー20〜23を適宜横行移動させる。即
ち、昇降空間6a内に横行トレー20,21が位置しな
いようにする。又、前記自動車3を格納予定の格納フレ
ーム2A,2C〜2Eにおいて、格納フレーム2Bと同
様に昇降リフト28を昇降可能な状態にする。更に、前
記格納フレーム2A,2C〜2Eにおいて、図4に示す
最下端の横行トレー20〜23を適宜横行移動させ、横
行トレー20,21が走行空間32a内に位置しないよ
うにする。
格納室16,18に自動車3が格納され、第2の格納空
間9及び第1の格納空間8bが満車状態となる。格納フ
レーム2A,2C〜2Eに自動車3を格納するには、格
納フレーム2Bにおいて昇降リフト28が昇降できるよ
うに横行トレー20〜23を適宜横行移動させる。即
ち、昇降空間6a内に横行トレー20,21が位置しな
いようにする。又、前記自動車3を格納予定の格納フレ
ーム2A,2C〜2Eにおいて、格納フレーム2Bと同
様に昇降リフト28を昇降可能な状態にする。更に、前
記格納フレーム2A,2C〜2Eにおいて、図4に示す
最下端の横行トレー20〜23を適宜横行移動させ、横
行トレー20,21が走行空間32a内に位置しないよ
うにする。
【0032】この状態で、格納フレーム2Bの昇降リフ
ト28に載置された自動車3を走行台車34aへ乗り移
らせ、その走行台車34aを自動車3が格納される予定
の格納フレーム2A,2C〜2Eまで走行させる。その
後、格納予定の格納フレーム2A,2C〜2Eにおける
昇降リフト28に、走行台車34aの自動車3を乗り移
らせる。そして、その昇降リフト28によって、当該格
納フレーム2A,2C〜2Eの第1の格納空間8a及び
第2の格納空間9へ自動車3を格納する。更に、第2の
格納空間9における全ての格納室16に自動車3が格納
された後、自動車3が載置された全ての横行トレー21
を昇降空間6aへ横行移動させる。
ト28に載置された自動車3を走行台車34aへ乗り移
らせ、その走行台車34aを自動車3が格納される予定
の格納フレーム2A,2C〜2Eまで走行させる。その
後、格納予定の格納フレーム2A,2C〜2Eにおける
昇降リフト28に、走行台車34aの自動車3を乗り移
らせる。そして、その昇降リフト28によって、当該格
納フレーム2A,2C〜2Eの第1の格納空間8a及び
第2の格納空間9へ自動車3を格納する。更に、第2の
格納空間9における全ての格納室16に自動車3が格納
された後、自動車3が載置された全ての横行トレー21
を昇降空間6aへ横行移動させる。
【0033】その後、格納フレーム2Bにおいて横行ト
レー20〜23を、昇降リフト29が昇降できるように
適宜横行移動させる。即ち、昇降空間6b内に横行トレ
ー22,23が位置しないようにする。又、前記格納フ
レーム2A,2C〜2Eにおいて、格納フレーム2Bと
同様に昇降リフト29を昇降可能な状態にする。更に、
前記格納フレーム2A,2C〜2Eにおいて、図4に示
す最下端の横行トレー20〜23を適宜横行移動させ、
横行トレー22,23が走行空間32b内に位置しない
ようにする。
レー20〜23を、昇降リフト29が昇降できるように
適宜横行移動させる。即ち、昇降空間6b内に横行トレ
ー22,23が位置しないようにする。又、前記格納フ
レーム2A,2C〜2Eにおいて、格納フレーム2Bと
同様に昇降リフト29を昇降可能な状態にする。更に、
前記格納フレーム2A,2C〜2Eにおいて、図4に示
す最下端の横行トレー20〜23を適宜横行移動させ、
横行トレー22,23が走行空間32b内に位置しない
ようにする。
【0034】この状態で、格納フレーム2Bの昇降リフ
ト29に載置された自動車3を走行台車34bへ乗り移
らせ、その走行台車34bを前記格納フレーム2A,2
C〜2Eまで走行させる。その後、前記格納フレーム2
A,2C〜2Eにおける昇降リフト29に、走行台車3
4bの自動車3を乗り移らせる。そして、その昇降リフ
ト28によって、当該格納フレーム2A,2C〜2Eの
第2の格納空間9及び第1の格納空間8bへ自動車3を
格納する。
ト29に載置された自動車3を走行台車34bへ乗り移
らせ、その走行台車34bを前記格納フレーム2A,2
C〜2Eまで走行させる。その後、前記格納フレーム2
A,2C〜2Eにおける昇降リフト29に、走行台車3
4bの自動車3を乗り移らせる。そして、その昇降リフ
ト28によって、当該格納フレーム2A,2C〜2Eの
第2の格納空間9及び第1の格納空間8bへ自動車3を
格納する。
【0035】次に、格納フレーム2Bから自動車3を出
すには、昇降リフト28が昇降できるように横行トレー
20〜23を適宜横行移動させる。即ち、図5(a)に
示すように、横行トレー20,21が昇降空間6a内に
位置しないようにする。この状態で、昇降リフト28を
所望階のガイドレール13の下方へ移動させ、その後に
自動車3が載置された横行トレー20を昇降空間6aへ
横行移動させる。そして、昇降リフト28を前記横行ト
レー20の下方から上方へ向かって上昇させると、昇降
リフト28のフォーク28bと横行トレー20のフォー
ク20aとがすれ違う。この時、横行トレー20の自動
車3が昇降リフト28のフォーク28bによってすくい
取られて当該昇降リフト28に乗り移る。
すには、昇降リフト28が昇降できるように横行トレー
20〜23を適宜横行移動させる。即ち、図5(a)に
示すように、横行トレー20,21が昇降空間6a内に
位置しないようにする。この状態で、昇降リフト28を
所望階のガイドレール13の下方へ移動させ、その後に
自動車3が載置された横行トレー20を昇降空間6aへ
横行移動させる。そして、昇降リフト28を前記横行ト
レー20の下方から上方へ向かって上昇させると、昇降
リフト28のフォーク28bと横行トレー20のフォー
ク20aとがすれ違う。この時、横行トレー20の自動
車3が昇降リフト28のフォーク28bによってすくい
取られて当該昇降リフト28に乗り移る。
【0036】自動車3が乗り移った昇降リフト28は、
ガイドレール10の上方へ移動される。そして、横行台
車12Aが昇降空間6aへ横行移動された後、昇降リフ
ト28を前記横行台車12Aの上方から下方へ向かって
下降させる。すると、横行台車12Aのフォークと昇降
リフト28のフォーク28bとがすれ違う。この時、昇
降リフト28の自動車3が横行台車12Aのフォークに
よってすくい取られて当該横行台車12Aに自動車3が
乗り移る。そして、自動車3を横行台車12Aから走行
させることにより、格納フレーム2Bから自動車3が出
される。
ガイドレール10の上方へ移動される。そして、横行台
車12Aが昇降空間6aへ横行移動された後、昇降リフ
ト28を前記横行台車12Aの上方から下方へ向かって
下降させる。すると、横行台車12Aのフォークと昇降
リフト28のフォーク28bとがすれ違う。この時、昇
降リフト28の自動車3が横行台車12Aのフォークに
よってすくい取られて当該横行台車12Aに自動車3が
乗り移る。そして、自動車3を横行台車12Aから走行
させることにより、格納フレーム2Bから自動車3が出
される。
【0037】尚、横行トレー21に載置された自動車3
は、横行トレー20の場合と同様にして昇降リフト28
に受け渡され、横行トレー20に載置された自動車3と
同様にして格納フレーム2Bから出される。
は、横行トレー20の場合と同様にして昇降リフト28
に受け渡され、横行トレー20に載置された自動車3と
同様にして格納フレーム2Bから出される。
【0038】その後、昇降リフト29が昇降できるよう
に横行トレー20〜23を適宜横行移動させる。即ち、
図5(b)に示すように、横行トレー22,23が昇降
空間6b内に位置しないようにする。そして、前記横行
トレー20,21の場合と同様にして、横行トレー2
2,23に載置された自動車3を昇降リフト29へ乗り
移らせる。更に、昇降リフト29に乗り移った自動車3
を横行台車12Cへ受け渡し、その自動車3を当該横行
台車12Cから走行させることにより、格納フレーム2
Bから自動車3が出される。
に横行トレー20〜23を適宜横行移動させる。即ち、
図5(b)に示すように、横行トレー22,23が昇降
空間6b内に位置しないようにする。そして、前記横行
トレー20,21の場合と同様にして、横行トレー2
2,23に載置された自動車3を昇降リフト29へ乗り
移らせる。更に、昇降リフト29に乗り移った自動車3
を横行台車12Cへ受け渡し、その自動車3を当該横行
台車12Cから走行させることにより、格納フレーム2
Bから自動車3が出される。
【0039】格納フレーム2A,2C〜2Eから自動車
3を出すには、格納フレーム2Bにおいて、昇降リフト
28が昇降できるように横行トレー20〜23を適宜横
行移動させる。即ち、昇降空間6a内に横行トレー2
0,21が位置しないようにする。又、前記格納フレー
ム2A,2C〜2Eにおいて、格納フレーム2Bと同様
に昇降リフト28を昇降可能な状態にする。更に、前記
格納フレーム2A,2C〜2Eにおいて、最下端の横行
トレー20〜23を適宜横行移動させ、図6(a)に示
すように横行トレー20,21が走行空間32a内に位
置しないようにする。
3を出すには、格納フレーム2Bにおいて、昇降リフト
28が昇降できるように横行トレー20〜23を適宜横
行移動させる。即ち、昇降空間6a内に横行トレー2
0,21が位置しないようにする。又、前記格納フレー
ム2A,2C〜2Eにおいて、格納フレーム2Bと同様
に昇降リフト28を昇降可能な状態にする。更に、前記
格納フレーム2A,2C〜2Eにおいて、最下端の横行
トレー20〜23を適宜横行移動させ、図6(a)に示
すように横行トレー20,21が走行空間32a内に位
置しないようにする。
【0040】この状態で、前記格納フレーム2A,2C
〜2Eにおいて、第1の格納空間8a及び第2の格納空
間9の自動車3を当該フレーム2A,2C〜2Eの昇降
リフト28に乗り移らせる。更に、昇降リフト28に乗
り移った自動車3を走行台車34aへ受け渡し、その走
行台車34aを格納フレーム2Bまで走行させる。その
後、格納フレーム2Bの昇降リフト28に走行台車34
aの自動車3を乗り移らせ、その昇降リフト28によっ
て自動車3を入出庫室5へ搬送する。
〜2Eにおいて、第1の格納空間8a及び第2の格納空
間9の自動車3を当該フレーム2A,2C〜2Eの昇降
リフト28に乗り移らせる。更に、昇降リフト28に乗
り移った自動車3を走行台車34aへ受け渡し、その走
行台車34aを格納フレーム2Bまで走行させる。その
後、格納フレーム2Bの昇降リフト28に走行台車34
aの自動車3を乗り移らせ、その昇降リフト28によっ
て自動車3を入出庫室5へ搬送する。
【0041】その後、格納フレーム2Bにおいて横行ト
レー20〜23を、昇降リフト29が昇降できるように
適宜横行移動させる。即ち、昇降空間6b内に横行トレ
ー22,23が位置しないようにする。又、前記格納フ
レーム2A,2C〜2Eにおいて、格納フレーム2Bと
同様に昇降リフト29を昇降可能な状態にする。更に、
前記格納フレーム2A,2C〜2Eにおいて、最下端の
横行トレー20〜23を適宜横行移動させ、図6(b)
に示すように横行トレー22,23が走行空間32b内
に位置しないようにする。
レー20〜23を、昇降リフト29が昇降できるように
適宜横行移動させる。即ち、昇降空間6b内に横行トレ
ー22,23が位置しないようにする。又、前記格納フ
レーム2A,2C〜2Eにおいて、格納フレーム2Bと
同様に昇降リフト29を昇降可能な状態にする。更に、
前記格納フレーム2A,2C〜2Eにおいて、最下端の
横行トレー20〜23を適宜横行移動させ、図6(b)
に示すように横行トレー22,23が走行空間32b内
に位置しないようにする。
【0042】この状態で、前記格納フレーム2A,2C
〜2Eにおいて、第2の格納空間9及び第1の格納空間
8bの自動車3を当該フレーム2A,2C〜2Eの昇降
リフト29に乗り移らせる。更に、昇降リフト29に乗
り移った自動車3を走行台車34bへ受け渡し、その走
行台車34bを格納フレーム2Bまで走行させる。その
後、格納フレーム2Bの昇降リフト29に走行台車34
bの自動車3を乗り移らせ、その昇降リフト29によっ
て自動車3を入出庫室5へ搬送する。
〜2Eにおいて、第2の格納空間9及び第1の格納空間
8bの自動車3を当該フレーム2A,2C〜2Eの昇降
リフト29に乗り移らせる。更に、昇降リフト29に乗
り移った自動車3を走行台車34bへ受け渡し、その走
行台車34bを格納フレーム2Bまで走行させる。その
後、格納フレーム2Bの昇降リフト29に走行台車34
bの自動車3を乗り移らせ、その昇降リフト29によっ
て自動車3を入出庫室5へ搬送する。
【0043】以上詳述したように本実施例では、昇降リ
フト28,29を昇降させるための昇降空間6a,6b
に自動車3を格納することができるため、立体駐車場1
における自動車3の格納効率を向上させることができ
る。
フト28,29を昇降させるための昇降空間6a,6b
に自動車3を格納することができるため、立体駐車場1
における自動車3の格納効率を向上させることができ
る。
【0044】又、本実施例では、昇降空間6a,6b,
第1の格納空間8a,8b及び第2の格納空間9を鉛直
方向へ延びるように設け、それら各空間6a,6b,8
a,8b,9に複数階の格納室14〜18を区画した。
そのため、立体駐車場1の平面積に対する自動車3の格
納効率を向上させることができる。即ち、立体駐車場1
の設置する場所の面積が小さい場合でも、その立体駐車
場1における自動車3の格納効率を向上させることがで
きる。
第1の格納空間8a,8b及び第2の格納空間9を鉛直
方向へ延びるように設け、それら各空間6a,6b,8
a,8b,9に複数階の格納室14〜18を区画した。
そのため、立体駐車場1の平面積に対する自動車3の格
納効率を向上させることができる。即ち、立体駐車場1
の設置する場所の面積が小さい場合でも、その立体駐車
場1における自動車3の格納効率を向上させることがで
きる。
【0045】更に、本実施例では、走行台車34a,3
4bが走行する水平方向へ延びるように設けられた走行
空間32a,32b内に自動車3を格納することができ
る。そのため、格納フレーム2A〜2Eが隣接された立
体駐車場1において、その立体駐車場1における自動車
3の格納効率を更に向上させることができる。
4bが走行する水平方向へ延びるように設けられた走行
空間32a,32b内に自動車3を格納することができ
る。そのため、格納フレーム2A〜2Eが隣接された立
体駐車場1において、その立体駐車場1における自動車
3の格納効率を更に向上させることができる。
【0046】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)本実施例において、昇降空間6a,6bの数を二
列以上にしてもよい。この場合、各昇降空間の間に位置
する格納空間を一列以下にするとともに、各昇降空間に
おける両端の昇降空間の外側に位置する格納空間を一列
以下にすればよい。このように構成しても立体駐車場1
における自動車3の格納効率を向上させることができ
る。
て具体化することもできる。 (1)本実施例において、昇降空間6a,6bの数を二
列以上にしてもよい。この場合、各昇降空間の間に位置
する格納空間を一列以下にするとともに、各昇降空間に
おける両端の昇降空間の外側に位置する格納空間を一列
以下にすればよい。このように構成しても立体駐車場1
における自動車3の格納効率を向上させることができ
る。
【0047】(2)本実施例では、自動車3を格納する
立体駐車場1に本発明を具体化したが、段ボール箱等の
荷物を格納する格納庫に本発明を具体化してもよい。こ
の場合、格納庫における荷物の格納効率を向上させるこ
とができる。
立体駐車場1に本発明を具体化したが、段ボール箱等の
荷物を格納する格納庫に本発明を具体化してもよい。こ
の場合、格納庫における荷物の格納効率を向上させるこ
とができる。
【0048】(3)本実施例において、図7に示すよう
に、第2の格納空間9を省略するとともに、各階のガイ
ドレール13に沿って横行移動する横行トレー40を3
つにする。このように構成しても実施例と同様の効果が
ある。更に、この場合には第1の格納空間8aと昇降空
間6aの位置を逆にするか、第1の昇降空間8bと昇降
空間6bの位置を逆にするかしてもよい。
に、第2の格納空間9を省略するとともに、各階のガイ
ドレール13に沿って横行移動する横行トレー40を3
つにする。このように構成しても実施例と同様の効果が
ある。更に、この場合には第1の格納空間8aと昇降空
間6aの位置を逆にするか、第1の昇降空間8bと昇降
空間6bの位置を逆にするかしてもよい。
【0049】(4)本実施例において、昇降リフト2
8,29以外に第1の格納空間8a,8b及び第2の格
納空間9に昇降リフトを設けてもよい。 (5)本実施例では、載置部材として横行トレー20〜
23を例示したが、これに代えて昇降リフト28,29
及び走行台車34a,34bに載置可能なパレットを載
置部材として設ける。そして、昇降リフト28,29及
び走行台車34a,34bがパレットを載置して昇降及
び走行できるように構成する。この場合、パレットは昇
降リフト28,29及び走行台車34a,34bによっ
て入出庫室5まで搬送される。そして、入出庫室5にて
前記パレットに自動車3が載せられ、そのパレットは昇
降リフト28,29及び走行台車34a,34bによっ
て元の格納室4へ戻される。このように構成しても実施
例と同様の効果がある。
8,29以外に第1の格納空間8a,8b及び第2の格
納空間9に昇降リフトを設けてもよい。 (5)本実施例では、載置部材として横行トレー20〜
23を例示したが、これに代えて昇降リフト28,29
及び走行台車34a,34bに載置可能なパレットを載
置部材として設ける。そして、昇降リフト28,29及
び走行台車34a,34bがパレットを載置して昇降及
び走行できるように構成する。この場合、パレットは昇
降リフト28,29及び走行台車34a,34bによっ
て入出庫室5まで搬送される。そして、入出庫室5にて
前記パレットに自動車3が載せられ、そのパレットは昇
降リフト28,29及び走行台車34a,34bによっ
て元の格納室4へ戻される。このように構成しても実施
例と同様の効果がある。
【0050】(6)本実施例では、地下式の立体駐車場
1を例示したが、図8に示すように立体駐車場1を地上
に立設する地上式にし、最も下の階に入出庫室5を設け
てもよい。又、立体駐車場1の下側半分だけが地下式と
なる半地下式にし、その立体駐車場1の地上階に入出庫
室5を設けてもよい。
1を例示したが、図8に示すように立体駐車場1を地上
に立設する地上式にし、最も下の階に入出庫室5を設け
てもよい。又、立体駐車場1の下側半分だけが地下式と
なる半地下式にし、その立体駐車場1の地上階に入出庫
室5を設けてもよい。
【0051】(7)図8に示すように、入出庫室5にタ
ーンテーブル41を設ける。このターンテーブル41は
床部材42と、その床部材42から上方へ向かって突出
する軸43と、軸43を中心に回転する回転床44とか
ら構成されている。前記床部材42及び回転床44の左
右方向両側には、昇降リフト28,29のフォーク28
b,29bと互い違いに突出する図示しない櫛歯状のフ
ォークが形成されている。そして、入出庫室5に入って
きた自動車3は回転床44の上で停止され、その回転床
44を回転させることにより自動車3を180°回転さ
せることができるようになっている。この場合、自動車
3の前後の向きを適宜選択して格納室14〜18へ格納
することができるとともに、自動車3を立体駐車場1か
ら出す際にも自動車3の前後の向きを適宜選択すること
ができる。
ーンテーブル41を設ける。このターンテーブル41は
床部材42と、その床部材42から上方へ向かって突出
する軸43と、軸43を中心に回転する回転床44とか
ら構成されている。前記床部材42及び回転床44の左
右方向両側には、昇降リフト28,29のフォーク28
b,29bと互い違いに突出する図示しない櫛歯状のフ
ォークが形成されている。そして、入出庫室5に入って
きた自動車3は回転床44の上で停止され、その回転床
44を回転させることにより自動車3を180°回転さ
せることができるようになっている。この場合、自動車
3の前後の向きを適宜選択して格納室14〜18へ格納
することができるとともに、自動車3を立体駐車場1か
ら出す際にも自動車3の前後の向きを適宜選択すること
ができる。
【0052】(8)図9に示すように、昇降リフト2
8,29の左右両側のフォーク28b,29bに、自動
車3の前後両側のタイヤがそれぞれ支持されるようにし
てもよい。この場合、格納室14〜18の前後方向の幅
が小さくなるため、前後方向の幅が短い土地等でも立体
駐車場1を設置することができる。
8,29の左右両側のフォーク28b,29bに、自動
車3の前後両側のタイヤがそれぞれ支持されるようにし
てもよい。この場合、格納室14〜18の前後方向の幅
が小さくなるため、前後方向の幅が短い土地等でも立体
駐車場1を設置することができる。
【0053】(9)本実施例では、昇降リフト28,2
9に左右一対のリフトフレーム28a,29aを設けた
が、そのリフトフレーム28a,29aを図10に示す
ように、前後一対となるように分割してもよい。この場
合、前側のリフトフレーム28a,29aと後側のリフ
トフレーム28a,29aとの間隔を離すことによっ
て、バス等の全長の長い車両を搬送することができる。
9に左右一対のリフトフレーム28a,29aを設けた
が、そのリフトフレーム28a,29aを図10に示す
ように、前後一対となるように分割してもよい。この場
合、前側のリフトフレーム28a,29aと後側のリフ
トフレーム28a,29aとの間隔を離すことによっ
て、バス等の全長の長い車両を搬送することができる。
【0054】(10)本実施例では、格納フレーム2A
〜2Eにおいて、最下端の格納室15,17を走行空間
32a,32bにし、その走行空間32a,32b内を
走行台車34a,34bが走行するようにしたが、本発
明はこれに限定されない。即ち、格納フレーム2A〜2
Eにおいて、最下端より上側の格納室15,17を走行
空間32a,32bにし、その走行空間32a,32b
内を走行台車34a,34bが走行するようにしてもよ
い。更に、複数階において格納室15,17を走行空間
32a,32bにしたり、全部の階において格納室1
5,17を走行空間32a,32bにしたりしてもよ
い。この場合、立体駐車場1を地上式にしたり半地下式
にしたりする時に、その立体駐車場1に適した階に走行
空間32a,32bを設けることができる。
〜2Eにおいて、最下端の格納室15,17を走行空間
32a,32bにし、その走行空間32a,32b内を
走行台車34a,34bが走行するようにしたが、本発
明はこれに限定されない。即ち、格納フレーム2A〜2
Eにおいて、最下端より上側の格納室15,17を走行
空間32a,32bにし、その走行空間32a,32b
内を走行台車34a,34bが走行するようにしてもよ
い。更に、複数階において格納室15,17を走行空間
32a,32bにしたり、全部の階において格納室1
5,17を走行空間32a,32bにしたりしてもよ
い。この場合、立体駐車場1を地上式にしたり半地下式
にしたりする時に、その立体駐車場1に適した階に走行
空間32a,32bを設けることができる。
【0055】又、最下端より上側の格納室15,17を
走行空間32a,32bにする場合、図11,図12に
示すように、昇降リフト28,29における左右一対の
リフトフレーム28a,29aを略コ字状に屈曲させ
る。そして、両リフトフレーム28a,29aの開口部
が互いに反対側を向くように当該フレーム28a,29
aを配置する。更に、走行レール33a,33bを左右
両側の昇降フレーム30a,30bの内側に設ける。そ
の走行レール33a,33bのリフトフレーム28a,
29aと交差する部分には切れ目45を形成し、昇降リ
フト28,29が昇降する時に切れ目45をリフトフレ
ーム28a,29aが通過できるようにする。
走行空間32a,32bにする場合、図11,図12に
示すように、昇降リフト28,29における左右一対の
リフトフレーム28a,29aを略コ字状に屈曲させ
る。そして、両リフトフレーム28a,29aの開口部
が互いに反対側を向くように当該フレーム28a,29
aを配置する。更に、走行レール33a,33bを左右
両側の昇降フレーム30a,30bの内側に設ける。そ
の走行レール33a,33bのリフトフレーム28a,
29aと交差する部分には切れ目45を形成し、昇降リ
フト28,29が昇降する時に切れ目45をリフトフレ
ーム28a,29aが通過できるようにする。
【0056】又、走行台車34a,34bを、その前後
方向長さが昇降リフト28,29より長くなるように形
成し、走行台車34a,34bの前後両側には左右方向
へ延びる車輪支持部46をそれぞれ形成する。そして、
両車輪支持部46の左右両側には、前記切れ目45の前
後幅より大きい直径を有する車輪47を回転可能に支持
する。この車輪47によって走行台車34a,34bを
走行レール33a,33bに支持する。このように構成
すれば、昇降フフト28,29が昇降しても、リフトフ
レーム28a,29aが走行レール33a,33bに干
渉するのを防止することができる。
方向長さが昇降リフト28,29より長くなるように形
成し、走行台車34a,34bの前後両側には左右方向
へ延びる車輪支持部46をそれぞれ形成する。そして、
両車輪支持部46の左右両側には、前記切れ目45の前
後幅より大きい直径を有する車輪47を回転可能に支持
する。この車輪47によって走行台車34a,34bを
走行レール33a,33bに支持する。このように構成
すれば、昇降フフト28,29が昇降しても、リフトフ
レーム28a,29aが走行レール33a,33bに干
渉するのを防止することができる。
【0057】(11)本実施例では、昇降リフト28,
29を一対のリフトフレーム28a,29aと、両リフ
トフレーム28a,29aから対向するように突出する
フォーク28b,29bとから構成したが、本発明はこ
れに限定されない。即ち、昇降リフト28,29を一つ
のリフトフレームと、そのリフトフレームから水平方向
へ向かって突出するフォークとから構成する。そして、
前記フォークで自動車3の左右のタイヤを支持するよう
にしてもよい。この場合、横行台車12A〜12C,横
行トレー20〜23及び走行台車34a,34bの各フ
ォークを昇降リフトのフォークに対応して形成する。
29を一対のリフトフレーム28a,29aと、両リフ
トフレーム28a,29aから対向するように突出する
フォーク28b,29bとから構成したが、本発明はこ
れに限定されない。即ち、昇降リフト28,29を一つ
のリフトフレームと、そのリフトフレームから水平方向
へ向かって突出するフォークとから構成する。そして、
前記フォークで自動車3の左右のタイヤを支持するよう
にしてもよい。この場合、横行台車12A〜12C,横
行トレー20〜23及び走行台車34a,34bの各フ
ォークを昇降リフトのフォークに対応して形成する。
【0058】次に、以上の実施例から把握することがで
きる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以下
に記載する。請求項1〜3のいずれかに記載の格納シス
テムにおいて、入出庫室に格納物を載置して水平方向へ
回転する回転床を備えたターンテーブルが設けられてい
る格納システム。この場合、格納物を適宜の向きにして
格納することができるとともに、格納物を適宜の向きに
して格納塔から出すことができる。
きる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以下
に記載する。請求項1〜3のいずれかに記載の格納シス
テムにおいて、入出庫室に格納物を載置して水平方向へ
回転する回転床を備えたターンテーブルが設けられてい
る格納システム。この場合、格納物を適宜の向きにして
格納することができるとともに、格納物を適宜の向きに
して格納塔から出すことができる。
【0059】尚、本明細書において、格納物とは格納塔
に格納されるもののことであり、自動車のみならず、荷
物等その他の格納物を含むと定義する。
に格納されるもののことであり、自動車のみならず、荷
物等その他の格納物を含むと定義する。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、格納物を
載置可能な載置部材を移動空間内にも配置しておくこと
ができるため、格納システムにおける格納物の格納効率
を向上させることができる。
載置可能な載置部材を移動空間内にも配置しておくこと
ができるため、格納システムにおける格納物の格納効率
を向上させることができる。
【0061】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、格納物を載置可能な載置部材を
昇降空間内にも配置しておくことができるため、鉛直方
向へ延びる昇降空間を備えた格納システムにおいて、格
納物の格納効率を向上させることができる。
載の発明の効果に加え、格納物を載置可能な載置部材を
昇降空間内にも配置しておくことができるため、鉛直方
向へ延びる昇降空間を備えた格納システムにおいて、格
納物の格納効率を向上させることができる。
【0062】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、格納物を載置可能な載置部材を
走行空間内にも配置しておくことができるため、水平方
向へ延びる走行空間を備えた格納システムにおいて、格
納物の格納効率を向上させることができる。
載の発明の効果に加え、格納物を載置可能な載置部材を
走行空間内にも配置しておくことができるため、水平方
向へ延びる走行空間を備えた格納システムにおいて、格
納物の格納効率を向上させることができる。
【図1】本実施例の立体駐車場を示す縦断面図。
【図2】立体駐車場を示す横断面図。
【図3】格納室を示す平面図。
【図4】走行空間を示す平面図。
【図5】(a)及び(b)は横行トレーの位置を示す説
明図。
明図。
【図6】(a)及び(b)は横行トレーの位置を示す説
明図。
明図。
【図7】別例の立体駐車場を示す横断面図。
【図8】別例の立体駐車場を示す横断面図。
【図9】別例の昇降リフトを示す平面図。
【図10】別例の昇降リフトを示す平面図。
【図11】別例の昇降リフト,走行台車及び走行レール
を示す平面図。
を示す平面図。
【図12】別例の昇降リフト,走行台車及び走行レール
を示す側面図。
を示す側面図。
1…格納システムとしての立体駐車場、2A〜2E…格
納塔としての格納フレーム、3…格納物としての自動
車、5…入出庫室、6a,6b…移動空間としての昇降
空間、8a,8b…第1の格納空間、9…第2の格納空
間、13…ガイド部材としてのガイドレール、14〜1
8…格納室、20〜23…載置部材としての横行トレ
ー、28,29…搬送部材としての昇降リフト、32
a,32b…移動空間としての走行空間、34a,34
b…搬送部材としての走行台車。
納塔としての格納フレーム、3…格納物としての自動
車、5…入出庫室、6a,6b…移動空間としての昇降
空間、8a,8b…第1の格納空間、9…第2の格納空
間、13…ガイド部材としてのガイドレール、14〜1
8…格納室、20〜23…載置部材としての横行トレ
ー、28,29…搬送部材としての昇降リフト、32
a,32b…移動空間としての走行空間、34a,34
b…搬送部材としての走行台車。
Claims (3)
- 【請求項1】 格納空間(8a,8b,9)が設けられ
た格納塔(2A〜2E)に格納物(3)を出し入れする
際の出入口となる入出庫室(5)を設け、前記格納空間
(8a,8b,9)と入出庫室(5)とを当該格納空間
(8a,8b,9)の側方に設けられた移動空間(6
a,6b,32a,32b)によって連通し、更に格納
空間(8a,8b,9)と移動空間(6a,6b,32
a,32b)との間を横行移動するとともに格納物
(3)を載置可能な載置部材(20〜23)を設け、前
記移動空間(6a,6b,32a,32b)内には当該
空間(6a,6b,32a,32b)を移動して格納空
間(8a,8b,9)と入出庫室(5)との間で格納物
(3)を搬送する搬送部材(28,29,34a,34
b)を設けた格納システムにおいて、 前記格納塔(2A〜2E)に設けられた複数列の移動空
間(6a,6b,32a,32b)と、 前記各移動空間(6a,6b,32a,32b)におけ
る両端の移動空間(6a,6b,32a,32b)の外
側に設けられた多くとも一列の第1の格納空間(8a,
8b)と、 前記各移動空間(6a,6b,32a,32b)の間に
設けられた多くとも一列の第2の格納空間(9)と、 前記各移動空間(6a,6b,32a,32b)及び格
納空間(8a,8b,9)の幅方向全体に亘って延びる
ガイド部材(13)と、 前記各移動空間(6a,6b,32a,32b)及び格
納空間(8a,8b,9)の内のいずれか一列を除いた
他の移動空間(6a,6b,32a,32b)及び格納
空間(8a,8b,9)にそれぞれ設けられ、前記ガイ
ド部材(13)に沿って横行移動可能な載置部材(20
〜23)とを備えた格納システム。 - 【請求項2】 前記移動空間(6a,6b,32a,3
2b)は鉛直方向へ延びるとももに複数階の格納室(1
5,17)が区画形成された昇降空間(6a,6b)で
あり、搬送部材(28,29,34a,34b)は昇降
空間(6a,6b)内を昇降する昇降リフト(28,2
9)であって、第1及び第2の格納空間(8a,8b,
9)は前記昇降空間(6a,6b)と同方向へ延びると
ともに複数階の格納室(14,16,18)が区画形成
されたものであり、ガイド部材(13)は各階における
それぞれの格納室(14〜18)の幅方向全体に亘って
延びるように設けられている請求項1記載の格納システ
ム。 - 【請求項3】 前記移動空間(6a,6b,32a,3
2b)は水平方向へ延びるとともにその方向に沿って複
数の格納室(15,17)が区画形成された走行空間
(32a,32b)であり、搬送部材(28,29,3
4a,34b)は走行空間(32a,32b)内を走行
する走行台車(34a,34b)であって、第1及び第
2の格納空間(8a,8b,9)は前記走行空間(32
a,32b)と同方向へ延びるとともにその方向に沿っ
て複数の格納室(14,16,18)が区画形成された
ものであり、ガイド部材(13)は各走行空間(32
a,32b)及び格納空間(8a,8b,9)の延びる
方向へ沿った各格納室(14〜18)毎に設けられ、前
記各空間(8a,8b,9,32a,32b)の幅方向
全体に亘って延びている請求項1記載の格納システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02431795A JP3181186B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 格納システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02431795A JP3181186B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 格納システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218665A true JPH08218665A (ja) | 1996-08-27 |
JP3181186B2 JP3181186B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=12134816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02431795A Expired - Fee Related JP3181186B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 格納システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181186B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017206857A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | Ihi運搬機械株式会社 | 横連立型フォークパーキングとその入出庫方法 |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP02431795A patent/JP3181186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017206857A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | Ihi運搬機械株式会社 | 横連立型フォークパーキングとその入出庫方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3181186B2 (ja) | 2001-07-03 |
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