JPH0759460B2 - クリ−ルへのパッケ−ジ供給装置 - Google Patents
クリ−ルへのパッケ−ジ供給装置Info
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- JPH0759460B2 JPH0759460B2 JP61016451A JP1645186A JPH0759460B2 JP H0759460 B2 JPH0759460 B2 JP H0759460B2 JP 61016451 A JP61016451 A JP 61016451A JP 1645186 A JP1645186 A JP 1645186A JP H0759460 B2 JPH0759460 B2 JP H0759460B2
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- creel
- arm
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- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02H—WARPING, BEAMING OR LEASING
- D02H1/00—Creels, i.e. apparatus for supplying a multiplicity of individual threads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/06—Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
- B65H67/064—Supplying or transporting cross-wound packages, also combined with transporting the empty core
- B65H67/065—Manipulators with gripping or holding means for transferring the packages from one station to another, e.g. from a conveyor to a creel trolley
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
-
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S414/121—Perforated article handling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は整経機におけるワーパークリールへのパッケー
ジ供給装置に関する。
ジ供給装置に関する。
織機のタテ糸準備工程に使用される整経機においては、
ワーパークリール(以下単にクリールと称す)に挿着さ
れた多数の給糸パッケージから引出された糸がワーパー
ドラムに巻取られる。従って、上記クリールには織機の
タテ糸本数に等しい極めて多数のパッケージが解除され
る糸が互いに干渉しない程度の間隔を有して、上下、左
右方向の垂直平面上に支持される。例えば千数百個のパ
ッケージがクリール上のペグに整然と挿着支持される。
ワーパークリール(以下単にクリールと称す)に挿着さ
れた多数の給糸パッケージから引出された糸がワーパー
ドラムに巻取られる。従って、上記クリールには織機の
タテ糸本数に等しい極めて多数のパッケージが解除され
る糸が互いに干渉しない程度の間隔を有して、上下、左
右方向の垂直平面上に支持される。例えば千数百個のパ
ッケージがクリール上のペグに整然と挿着支持される。
このようなクリールへのパッケージ供給は、前工程のワ
インダーから玉揚されたパッケージが作業者によって1
個ずつ手作業によって行われている。
インダーから玉揚されたパッケージが作業者によって1
個ずつ手作業によって行われている。
前記のように、作業者がパッケージ供給を行う場合、ク
リールの高さによっては台車を用いたり、パッケージ貯
溜所とクリール間を何回も往復したり、さらにはパッケ
ージの重量が3〜5kgと重く、作業性が悪く、また危険
を伴う作業である。また、作業者によってパッケージの
糸層が汚れ、糸品質の低下をもたらす。
リールの高さによっては台車を用いたり、パッケージ貯
溜所とクリール間を何回も往復したり、さらにはパッケ
ージの重量が3〜5kgと重く、作業性が悪く、また危険
を伴う作業である。また、作業者によってパッケージの
糸層が汚れ、糸品質の低下をもたらす。
本発明は上記問題を解決することを目的とする。
本発明による、クリールへのパッケージ供給装置は、コ
ンベア上を搬送されるパッケージをクリールのペグピッ
チに等しいピッチで整列させる整列ステーションと、少
なくとも整経機近傍と上記整列ステーションのパッケー
ジ整列位置との間で移行可能とされ、かつ位置決めされ
た多数のパッケージ支持ペグを設けたクリールと、上記
パッケージ整列位置に整列したクリール1列分の複数の
パッケージを該整列位置に対置された上記クリール上の
ペグに、一括して直接移載・挿着するパッケージ交換装
置とよりなり、前記整列ステーションが、前記クリール
と平行な前記パッケージ整列位置と空巻取管整列位置と
を、前記クリールに対して前後に並設したものであり、
前記パッケージ交換装置が、前記並設方向に前後動自在
で、上記クリールの一列分のペグの数に対応する複数の
チャック装置を備えたパッケージ移載アームを有するも
のである。
ンベア上を搬送されるパッケージをクリールのペグピッ
チに等しいピッチで整列させる整列ステーションと、少
なくとも整経機近傍と上記整列ステーションのパッケー
ジ整列位置との間で移行可能とされ、かつ位置決めされ
た多数のパッケージ支持ペグを設けたクリールと、上記
パッケージ整列位置に整列したクリール1列分の複数の
パッケージを該整列位置に対置された上記クリール上の
ペグに、一括して直接移載・挿着するパッケージ交換装
置とよりなり、前記整列ステーションが、前記クリール
と平行な前記パッケージ整列位置と空巻取管整列位置と
を、前記クリールに対して前後に並設したものであり、
前記パッケージ交換装置が、前記並設方向に前後動自在
で、上記クリールの一列分のペグの数に対応する複数の
チャック装置を備えたパッケージ移載アームを有するも
のである。
コンベア上を搬送されてきたパッケージは搬送媒体を介
してクリールのペグ間のピッチに等しく整列され、所定
数のパッケージが整列し、且ついずれかのクリールがパ
ッケージ整列位置に正しく対置すると、交換装置のアー
ムにより一括して支持移送され、対置するクリールのペ
グに複数個が同時に挿着される。
してクリールのペグ間のピッチに等しく整列され、所定
数のパッケージが整列し、且ついずれかのクリールがパ
ッケージ整列位置に正しく対置すると、交換装置のアー
ムにより一括して支持移送され、対置するクリールのペ
グに複数個が同時に挿着される。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第2図において、パッケージ搬送システムの一例を示
す。例えば複数台の自動ワインダー(1a)〜(1n)で生
産されたパッケージは、天井レール(2)に沿って移動
するハンガーに吊持され、パッケージ整列ステーション
(ST1)へ搬送され、ハンガーから取外された後、ベル
トコンベア(3)上に1個ずつ独立して後述する搬送媒
体を介して載置されて搬送される。
す。例えば複数台の自動ワインダー(1a)〜(1n)で生
産されたパッケージは、天井レール(2)に沿って移動
するハンガーに吊持され、パッケージ整列ステーション
(ST1)へ搬送され、ハンガーから取外された後、ベル
トコンベア(3)上に1個ずつ独立して後述する搬送媒
体を介して載置されて搬送される。
一方、タテ糸準備エリア(4)においては、ワーパーク
リール(5a)〜(5n)、整経機(6)が設置されてお
り、各クリール(5a)〜(5n)は多数のパッケージ支持
ペグが複数列、複数段に整然と設けられた枠体で構成さ
れ、上記クリール(5a)〜(5n)は略ハの字形に2つの
グループ(5a)〜(5i)、(5j)〜(5n)として配列さ
れる。上記クリール(5a)〜(5n)はレール(7a)(7
b)に沿って移動可能で、各レール(7a)(7b)が合流
する一本のレール(8)が前記パッケージの整列ステー
ション(ST1)へ延びて、敷設される。即ち、上記クリ
ール(5a)〜(5n)は枠体の片面にのみペグ(9)が設
けられた場合は、ハの字形に配置されたクリール群(1
0)(11)のうち一方のクリール(5j)〜(5n)は矢印
(12)方向に順次移動させるだけで、整列ステーション
(ST1)側にペグが対向するようにクリールの配列が可
能であるが、他方のクリール(5a)〜(5i)は矢印(1
3)方向へいったん移送してレール(8)上へ払出した
後、再度レール(8)上を反対方向(14)へ移動させる
ことにより、クリール上のペグ(9)が整列ステーショ
ン(ST1)側に向くようになる。
リール(5a)〜(5n)、整経機(6)が設置されてお
り、各クリール(5a)〜(5n)は多数のパッケージ支持
ペグが複数列、複数段に整然と設けられた枠体で構成さ
れ、上記クリール(5a)〜(5n)は略ハの字形に2つの
グループ(5a)〜(5i)、(5j)〜(5n)として配列さ
れる。上記クリール(5a)〜(5n)はレール(7a)(7
b)に沿って移動可能で、各レール(7a)(7b)が合流
する一本のレール(8)が前記パッケージの整列ステー
ション(ST1)へ延びて、敷設される。即ち、上記クリ
ール(5a)〜(5n)は枠体の片面にのみペグ(9)が設
けられた場合は、ハの字形に配置されたクリール群(1
0)(11)のうち一方のクリール(5j)〜(5n)は矢印
(12)方向に順次移動させるだけで、整列ステーション
(ST1)側にペグが対向するようにクリールの配列が可
能であるが、他方のクリール(5a)〜(5i)は矢印(1
3)方向へいったん移送してレール(8)上へ払出した
後、再度レール(8)上を反対方向(14)へ移動させる
ことにより、クリール上のペグ(9)が整列ステーショ
ン(ST1)側に向くようになる。
なお、上記クリール(5a)〜(5n)の移動は手動、自動
いづれでも可能である。
いづれでも可能である。
I)クリール 第3、4図にクリール(5a)〜(5n)の一例を示す。即
ち、上記クリール(5a)〜(5n)は全て同一構造であ
り、代表してクリール(5)とする。クリール(5)は
天井レール(8)に車輪(15)を介して吊着された枠体
(16)と、該枠体(16)の上下のフレーム(17a)(17
b)間に渡って固定されたペグ用フレーム(18a)〜(18
f)、および各フレーム(18a)〜(18f)に縦方向に等
ピッチで固着されたパッケージ支持ペグ(9)とから構
成されている。(19)は床上に設けられるガイドローラ
で枠体(16)の下フレーム(17b)の両側に配置され、
クリールの移動時、あるいは整経作業時、パッケージ移
載時のクリールの安定化に寄与する。
ち、上記クリール(5a)〜(5n)は全て同一構造であ
り、代表してクリール(5)とする。クリール(5)は
天井レール(8)に車輪(15)を介して吊着された枠体
(16)と、該枠体(16)の上下のフレーム(17a)(17
b)間に渡って固定されたペグ用フレーム(18a)〜(18
f)、および各フレーム(18a)〜(18f)に縦方向に等
ピッチで固着されたパッケージ支持ペグ(9)とから構
成されている。(19)は床上に設けられるガイドローラ
で枠体(16)の下フレーム(17b)の両側に配置され、
クリールの移動時、あるいは整経作業時、パッケージ移
載時のクリールの安定化に寄与する。
上記多数のペグ(9)は上記実施例の場合、縦一列に8
個がピッチ(P1)で固着され、等ピッチ(P2)で6列設
けられており、列方向の隣り合うペグ(9i)(9j)間に
は縦方向に関してP1/2のズレを有しており、隣り合う列
間のペグは千鳥状に配置され、パッケージの糸層が干渉
し合うことなくスペースを有効利用した状態で配置され
ている。
個がピッチ(P1)で固着され、等ピッチ(P2)で6列設
けられており、列方向の隣り合うペグ(9i)(9j)間に
は縦方向に関してP1/2のズレを有しており、隣り合う列
間のペグは千鳥状に配置され、パッケージの糸層が干渉
し合うことなくスペースを有効利用した状態で配置され
ている。
II)整列ステーション(ST1) 次に第1図においてパッケージ整列ステーション(ST
1)を示す。該ステーション(ST1)は、天井レール
(2)に沿って搬送されるパッケージをコンベア上へ荷
降ろしする荷降ろし装置(200)と、荷降ろしされたパ
ッケージを搬送媒体(以下トレイ(T)と称す)上へ移
載挿着する移載装置(300)と、トレイ上のパッケージ
を整列位置へ搬送するコンベア装置(400)と、上記コ
ンベア搬送路の移載装置(300)と整列位置(A)間の
途次に設けられるパッケージの糸端口出し装置(500)
と、空の巻取管を上記同様のトレイに移載して搬送する
空巻取管の搬送コンベア装置(600)と、上記整列位置
(A)の複数個のパッケージを一括して待機するクリー
ル(5)上へ移載挿着するパッケージ交換装置(700)
等とから構成されている。
1)を示す。該ステーション(ST1)は、天井レール
(2)に沿って搬送されるパッケージをコンベア上へ荷
降ろしする荷降ろし装置(200)と、荷降ろしされたパ
ッケージを搬送媒体(以下トレイ(T)と称す)上へ移
載挿着する移載装置(300)と、トレイ上のパッケージ
を整列位置へ搬送するコンベア装置(400)と、上記コ
ンベア搬送路の移載装置(300)と整列位置(A)間の
途次に設けられるパッケージの糸端口出し装置(500)
と、空の巻取管を上記同様のトレイに移載して搬送する
空巻取管の搬送コンベア装置(600)と、上記整列位置
(A)の複数個のパッケージを一括して待機するクリー
ル(5)上へ移載挿着するパッケージ交換装置(700)
等とから構成されている。
次にパッケージ整列ステーションを構成する各装置につ
いて説明する。
いて説明する。
II-a)パッケージ交換装置(700) 第5〜7図において、パッケージ交換装置(700)を示
す。即ち、パッケージ交換装置(700)は、パッケージ
搬送コンベア(400)の下方に配置されるレール(701)
(701)上を移動可能な移動台車(702)と、該台車(70
2)上に設けられる昇降体(703)、および該昇降体(70
3)上に設置されるパッケージ支持用アーム(704)等に
より構成される。
す。即ち、パッケージ交換装置(700)は、パッケージ
搬送コンベア(400)の下方に配置されるレール(701)
(701)上を移動可能な移動台車(702)と、該台車(70
2)上に設けられる昇降体(703)、および該昇降体(70
3)上に設置されるパッケージ支持用アーム(704)等に
より構成される。
上記案内レール(701)(701)は対向するクリール(5
a)〜(5n)の移動用レール(8)と直角方向に敷設さ
れ、上記レール(701)(701)上に車輪(705)(70
5)、(706)(706)を介して台車(702)が載置され、
図示しないモータ、シリンダ等の駆動手段により台車
(702)は第5図矢印(707)(708)方向へ移動可能
で、リミットスイッチ等の停止位置決め手段により、台
車はレール(701)(701)上の3位置または4位置に停
止するように制御される。
a)〜(5n)の移動用レール(8)と直角方向に敷設さ
れ、上記レール(701)(701)上に車輪(705)(70
5)、(706)(706)を介して台車(702)が載置され、
図示しないモータ、シリンダ等の駆動手段により台車
(702)は第5図矢印(707)(708)方向へ移動可能
で、リミットスイッチ等の停止位置決め手段により、台
車はレール(701)(701)上の3位置または4位置に停
止するように制御される。
上記3位置とは、第16A図のクリール(5)側へ向かっ
て最も前進した位置(Q1)、即ち、クリールのペグ上の
空巻取管を把持する位置、または給糸パッケージをクリ
ール上のペグに挿着する位置と、空巻取管(k)を搬送
コンベア(600)上のトレイ(t)上に挿着する位置(Q
4)と、パッケージ整列位置のパッケージ(k)を受取
るための位置(Q3)の少なくとも3位置である。なお、
(Q1)(Q3)間の位置(Q2)においてアーム反転用に停
止も可能である。
て最も前進した位置(Q1)、即ち、クリールのペグ上の
空巻取管を把持する位置、または給糸パッケージをクリ
ール上のペグに挿着する位置と、空巻取管(k)を搬送
コンベア(600)上のトレイ(t)上に挿着する位置(Q
4)と、パッケージ整列位置のパッケージ(k)を受取
るための位置(Q3)の少なくとも3位置である。なお、
(Q1)(Q3)間の位置(Q2)においてアーム反転用に停
止も可能である。
上記台車(702)の垂直フレーム(709)(709)を構成
するレールに、第6図示の如くガイドローラ(710)(7
10)、(711)(711)によて昇降可能な昇降体(703)
が設けられる。該昇降体はフレーム(709)(709)間に
渡した横梁(712)に固定設置された昇降用モータ(M
1)の出力軸に固定される旋回アーム(713)先端のロー
ラ(714)上に昇降体側の横梁(715)の下面が支持され
ることにより、昇降体(703)が支承されている。従っ
て、モータ軸の一定角度、例えば180°の正逆回転によ
って、ローラ(714)上の昇降体(703)は垂直レール
(709)(709)に沿って一定距離だけ昇降するのであ
る。なお上記昇降体(703)の昇降量は、第3、4図示
のクリール上のペグ(9)(9)間の半ピッヒ(P1/2)
に等しい。
するレールに、第6図示の如くガイドローラ(710)(7
10)、(711)(711)によて昇降可能な昇降体(703)
が設けられる。該昇降体はフレーム(709)(709)間に
渡した横梁(712)に固定設置された昇降用モータ(M
1)の出力軸に固定される旋回アーム(713)先端のロー
ラ(714)上に昇降体側の横梁(715)の下面が支持され
ることにより、昇降体(703)が支承されている。従っ
て、モータ軸の一定角度、例えば180°の正逆回転によ
って、ローラ(714)上の昇降体(703)は垂直レール
(709)(709)に沿って一定距離だけ昇降するのであ
る。なお上記昇降体(703)の昇降量は、第3、4図示
のクリール上のペグ(9)(9)間の半ピッヒ(P1/2)
に等しい。
上記昇降体(703)を構成するフレーム(716)(716)
間にはハウジング(717)の両側壁に固着された、分割
された第1のシャフト(718)(719)が支持される。上
記第1のシャフト(718)の一端にはレバー(720)が固
定される。レバー(720)に形成した長溝(721)には、
昇降体(703)のフレーム(716)に一体的に支持される
モータ(M2)側のレバー(722)先端のピン(723)が摺
動可能に嵌合され、レバー(722)の一定角度範囲の旋
回動に追従してレバー(720)がシャフト(718)を中心
に一定角度旋回し、シャフト(718)に固定のハウジン
グ(717)が第5図の紙面内において正逆回転する。な
お、上記ハウジングの回転角度は90°であり、第5図の
位置からシャフト(718)を中心に時計針方向へ90°回
転する。即ち、ハウジング(717)の回転角度はレバー
(720)上の長溝(721)の長さ、あさいはモータ(M2)
の軸回転角度によって決定される。
間にはハウジング(717)の両側壁に固着された、分割
された第1のシャフト(718)(719)が支持される。上
記第1のシャフト(718)の一端にはレバー(720)が固
定される。レバー(720)に形成した長溝(721)には、
昇降体(703)のフレーム(716)に一体的に支持される
モータ(M2)側のレバー(722)先端のピン(723)が摺
動可能に嵌合され、レバー(722)の一定角度範囲の旋
回動に追従してレバー(720)がシャフト(718)を中心
に一定角度旋回し、シャフト(718)に固定のハウジン
グ(717)が第5図の紙面内において正逆回転する。な
お、上記ハウジングの回転角度は90°であり、第5図の
位置からシャフト(718)を中心に時計針方向へ90°回
転する。即ち、ハウジング(717)の回転角度はレバー
(720)上の長溝(721)の長さ、あさいはモータ(M2)
の軸回転角度によって決定される。
さらに、上記ハウジング(717)には、上記第1のシャ
フト(718)と直交する方向にのびる別の第2のシャフ
ト(724)が貫通し、ベアリング支持されハウジング(7
17)に対して回転自在に支持されている。
フト(718)と直交する方向にのびる別の第2のシャフ
ト(724)が貫通し、ベアリング支持されハウジング(7
17)に対して回転自在に支持されている。
上記第2のシャフト(724)の前端即ちクリール側に
は、パッケージ支持用アーム(704)が固定され、後端
部には、前記レバー(720)と同様の長溝付レバー(72
5)が固着される。一方、前記ハウジング(717)と一体
のブラケット(726)には第2のシャフト回転用モータ
(M3)が搭載されており、該モータの軸に固定のレバー
(727)が前記レバー(722)と同様にピンを介して第2
のシャフトに固定のレバー(725)と連結されている。
は、パッケージ支持用アーム(704)が固定され、後端
部には、前記レバー(720)と同様の長溝付レバー(72
5)が固着される。一方、前記ハウジング(717)と一体
のブラケット(726)には第2のシャフト回転用モータ
(M3)が搭載されており、該モータの軸に固定のレバー
(727)が前記レバー(722)と同様にピンを介して第2
のシャフトに固定のレバー(725)と連結されている。
上記レバー(725)の旋回範囲も前記第1のシャフトの
レバー(720)と同様90°に設定されている。従って、
第2のシャフト(724)先端に固定されたアーム(704)
はシャフト(724)の回転によって第5図の紙面と直角
方向に90°正逆回転する。即ち、アーム(704)は第1
図の床面に平行な二点鎖線位置(704a)と床面に垂直な
第5図示の位置(704)とをとることができる。
レバー(720)と同様90°に設定されている。従って、
第2のシャフト(724)先端に固定されたアーム(704)
はシャフト(724)の回転によって第5図の紙面と直角
方向に90°正逆回転する。即ち、アーム(704)は第1
図の床面に平行な二点鎖線位置(704a)と床面に垂直な
第5図示の位置(704)とをとることができる。
次に上記アーム(704)に設けられるパッケージ支持装
置(728)の一例を第8図において説明する。該支持装
置(728)は長尺のアーム(704)上に、クリールのペグ
間ピッチ(P1)に等しいピッチ(P1)でクリールの1列
分のペグと等しい数設けられており、本実施例の場合、
8個のパッケージが一斉にクリールへ供給挿着可能であ
る。第8図において、アーム(704)を貫通して固着さ
れた支持筒体(729)の一端には流体シリンダ(730)が
固定され、該シリンダのピストンロッド(731)に固定
されるパッケージ支持ロッド(732)が筒体(729)を貫
通して延び、該ロッド(732)の先端部には円柱状カム
(733)が形成される。
置(728)の一例を第8図において説明する。該支持装
置(728)は長尺のアーム(704)上に、クリールのペグ
間ピッチ(P1)に等しいピッチ(P1)でクリールの1列
分のペグと等しい数設けられており、本実施例の場合、
8個のパッケージが一斉にクリールへ供給挿着可能であ
る。第8図において、アーム(704)を貫通して固着さ
れた支持筒体(729)の一端には流体シリンダ(730)が
固定され、該シリンダのピストンロッド(731)に固定
されるパッケージ支持ロッド(732)が筒体(729)を貫
通して延び、該ロッド(732)の先端部には円柱状カム
(733)が形成される。
上記支持筒体(729)の端部は、第9図示の如く十字状
のスリット(734)(735)が形成され、該スリット内に
ピン(736)を支軸に揺動自在なチャック片(737)が設
けられる。
のスリット(734)(735)が形成され、該スリット内に
ピン(736)を支軸に揺動自在なチャック片(737)が設
けられる。
本実施例ではチャック片(737)は、4箇所に設けられ
る。該チャック片(737)は、支軸(736)を中心にパッ
ケージ(K)の巻取管(k)の内端部(738)に係合し
てパッケージを把持吊着する係合部分(737a)と、パッ
ケージの把持を解除する際に、ロッド(732)先端のカ
ム(733)に係合するカム面(737b)とを有するもの
で、支軸(736)とカム面(737b)先端との間にリング
状スプリング(739)が4箇所のチャック片(737)の凹
部を囲んで巻装され、チャック片(737)の係合部分(7
37a)が巻取管に係合する方向へ付勢されている。
る。該チャック片(737)は、支軸(736)を中心にパッ
ケージ(K)の巻取管(k)の内端部(738)に係合し
てパッケージを把持吊着する係合部分(737a)と、パッ
ケージの把持を解除する際に、ロッド(732)先端のカ
ム(733)に係合するカム面(737b)とを有するもの
で、支軸(736)とカム面(737b)先端との間にリング
状スプリング(739)が4箇所のチャック片(737)の凹
部を囲んで巻装され、チャック片(737)の係合部分(7
37a)が巻取管に係合する方向へ付勢されている。
また、上記支持筒体(729)の外周面には、パッケージ
(K)の糸層端面(Ka)上に後述する口出し装置によっ
て口出し載置された糸端がパッケージ移送中に落下しな
いように糸端を端面に押圧する押付円板(740)が摺動
自在に冠装される。(741)は押付板(740)とアーム
(704)間の筒体に巻装された圧縮スプリングで、押付
板(740)をパッケージ端面側へ押付付勢している。上
記押付板(740)の糸接触面(740a)は円板状でかつパ
ッケージ端面(Ka)のテーパ角(θ1)に一致した傾斜
面とされ、糸端の把持を効果的にする。
(K)の糸層端面(Ka)上に後述する口出し装置によっ
て口出し載置された糸端がパッケージ移送中に落下しな
いように糸端を端面に押圧する押付円板(740)が摺動
自在に冠装される。(741)は押付板(740)とアーム
(704)間の筒体に巻装された圧縮スプリングで、押付
板(740)をパッケージ端面側へ押付付勢している。上
記押付板(740)の糸接触面(740a)は円板状でかつパ
ッケージ端面(Ka)のテーパ角(θ1)に一致した傾斜
面とされ、糸端の把持を効果的にする。
従って、トレイ上のパッケージ、あるいは、クリールの
ペグ上の空巻取管をチャック片が把持する際は、チャッ
ク片(737)を実線の状態として、外方から巻取管
(k)の中心孔(742)内へ矢印(744)方向に向かって
アーム(704)自体を移動させれば、チャック片(737)
の係合部(737a)が巻取管の端部入口によって強制的に
押圧され、スプリング(739)力に抗して全てのチャッ
ク片(737)が二点鎖線位置(737c)へ変位して、チャ
ック片は巻取管(k)内へ進入でき、進入した後はスプ
リング(739)力によって実線位置(737)へ拡開してア
ーム(704)を矢印(743)方向へ移動させればパッケー
ジ(K)がチャック片(737)に支持される。一方パッ
ケージをチャック片(737)から抜き取る場合は、第8
図の状態からシリンダ(730)を作動させて、ロッド(7
32)のみを矢印(745)方向へ移動すれば、カム(733)
がテーパ状のカム面(737b)に係合し、チャック片(73
7)は、強制的に二点鎖線位置(737c)へ旋回し、この
状態でアーム(704)全体を矢印(743)方向へ移動すれ
ば、チャック片(737)は巻取管(k)から外方へ出る
のである。
ペグ上の空巻取管をチャック片が把持する際は、チャッ
ク片(737)を実線の状態として、外方から巻取管
(k)の中心孔(742)内へ矢印(744)方向に向かって
アーム(704)自体を移動させれば、チャック片(737)
の係合部(737a)が巻取管の端部入口によって強制的に
押圧され、スプリング(739)力に抗して全てのチャッ
ク片(737)が二点鎖線位置(737c)へ変位して、チャ
ック片は巻取管(k)内へ進入でき、進入した後はスプ
リング(739)力によって実線位置(737)へ拡開してア
ーム(704)を矢印(743)方向へ移動させればパッケー
ジ(K)がチャック片(737)に支持される。一方パッ
ケージをチャック片(737)から抜き取る場合は、第8
図の状態からシリンダ(730)を作動させて、ロッド(7
32)のみを矢印(745)方向へ移動すれば、カム(733)
がテーパ状のカム面(737b)に係合し、チャック片(73
7)は、強制的に二点鎖線位置(737c)へ旋回し、この
状態でアーム(704)全体を矢印(743)方向へ移動すれ
ば、チャック片(737)は巻取管(k)から外方へ出る
のである。
なお、第5図において、台車(702)の下部には、アー
ム(704)の垂直位置を位置決めする位置決め装置(6
0)が設けられる。即ち、該装置(60)は第2のシャフ
ト(724)の下方鉛直線上に配置される揺動レバー(6
1)と、該レバー(61)の端部に設けられるアーム(70
4)の下端部を受入れる段違い凹部(62)、およびレバ
ー(61)作動用シリンダ(63)とより構成される。上記
レバー(61)は車輪(705)のシャフト(64)に遊嵌さ
れており、シリンダ(63)の作動により、アーム(70
4)との係合位置(第5図の状態)と、アームと離反す
る位置との間を揺動する。
ム(704)の垂直位置を位置決めする位置決め装置(6
0)が設けられる。即ち、該装置(60)は第2のシャフ
ト(724)の下方鉛直線上に配置される揺動レバー(6
1)と、該レバー(61)の端部に設けられるアーム(70
4)の下端部を受入れる段違い凹部(62)、およびレバ
ー(61)作動用シリンダ(63)とより構成される。上記
レバー(61)は車輪(705)のシャフト(64)に遊嵌さ
れており、シリンダ(63)の作動により、アーム(70
4)との係合位置(第5図の状態)と、アームと離反す
る位置との間を揺動する。
上記凹部(62)は垂直壁(62a)と(62b)間がアーム
(704)の厚さ(第7図(65))に略等しい距離を有し
て凹状に形成され、壁(62a)の上端縁が壁(62b)の上
端縁より高く形成してあり、レバー(61)の待機位置で
は、アーム(704)が垂直状態に回転する際、アームの
下端部(704d)が壁(62a)の一部にのみ第5図の紙面
の表から裏に向かうアーム(704)の旋回時に当接して
然る後、レバー(61)を第5図の実線位置に移動させる
ことにより、アーム下端部(704d)の両側に垂直壁(62
a)(62b)が位置し、第7図の如く、アーム下端部を挟
持する如くなり、アーム(704)が位置決めされ、シャ
フト(724)と上記凹部(62)により、シヤフト(724)
回りのフラツキが防止される。
(704)の厚さ(第7図(65))に略等しい距離を有し
て凹状に形成され、壁(62a)の上端縁が壁(62b)の上
端縁より高く形成してあり、レバー(61)の待機位置で
は、アーム(704)が垂直状態に回転する際、アームの
下端部(704d)が壁(62a)の一部にのみ第5図の紙面
の表から裏に向かうアーム(704)の旋回時に当接して
然る後、レバー(61)を第5図の実線位置に移動させる
ことにより、アーム下端部(704d)の両側に垂直壁(62
a)(62b)が位置し、第7図の如く、アーム下端部を挟
持する如くなり、アーム(704)が位置決めされ、シャ
フト(724)と上記凹部(62)により、シヤフト(724)
回りのフラツキが防止される。
II-b)糸端の口出し装置(500) 次に、第1図のレイアウトにおいて示したトレイ(T)
の搬送路、およびトレイと一体に搬送されるパッケージ
(K)の糸端口出し装置(500)の一例について第10、1
1図において説明する。
の搬送路、およびトレイと一体に搬送されるパッケージ
(K)の糸端口出し装置(500)の一例について第10、1
1図において説明する。
パッケージ(K)を個々に独立して搬送する搬送媒体で
あるトレイ(T)は円板状の基板(501)の中央にパッ
ケージ支持用突部(502)が形成されたもので、上記基
板(501)の直径(D)はクリールの上下のペグ間ピッ
チ(P1)に等しく形成されている。従って、該トレイ
(T)が隣接して一直線上に整列すればトレイ上のパッ
ケージは丁度クリールのペグ間ピッチ(P1)に等しいピ
ッチで整列することになる。
あるトレイ(T)は円板状の基板(501)の中央にパッ
ケージ支持用突部(502)が形成されたもので、上記基
板(501)の直径(D)はクリールの上下のペグ間ピッ
チ(P1)に等しく形成されている。従って、該トレイ
(T)が隣接して一直線上に整列すればトレイ上のパッ
ケージは丁度クリールのペグ間ピッチ(P1)に等しいピ
ッチで整列することになる。
なお、上記トレイ(T)を搬送する第1図のコンベア
(400)(600)は、第10、11図の如く、トレイの移送路
を形成するガイド板(503)および、トレイに移送力を
付与する丸ベルト(504)より構成されている。上記丸
ベルト(504)はトレイ(T)の下部を走行し、トレイ
とパッケージの重量による丸ベルトとトレイ下面の摩擦
力により、トレイは丸ベルトの走行方向に移送される。
なお、第1図のパッケージ搬送路(400)、空巻取管搬
送路(600)はいづれも同様の構成であり、本実施例で
は各搬送路(400)(600)は閉ループ状に形成されてお
り、各コーナー部分に軸支されるガイドプーリ(401)
(601)の一つが駆動プーリとされる。
(400)(600)は、第10、11図の如く、トレイの移送路
を形成するガイド板(503)および、トレイに移送力を
付与する丸ベルト(504)より構成されている。上記丸
ベルト(504)はトレイ(T)の下部を走行し、トレイ
とパッケージの重量による丸ベルトとトレイ下面の摩擦
力により、トレイは丸ベルトの走行方向に移送される。
なお、第1図のパッケージ搬送路(400)、空巻取管搬
送路(600)はいづれも同様の構成であり、本実施例で
は各搬送路(400)(600)は閉ループ状に形成されてお
り、各コーナー部分に軸支されるガイドプーリ(401)
(601)の一つが駆動プーリとされる。
上記搬送路(400)のパッケージ整列位置(A)の手前
側に設けられる糸端の口出し装置(500)は、第10、11
図の如く、口出し位置のパッケージ(K)を糸解除方向
に回転させる回転手段(505)と、パッケージの糸層外
表面に混在している糸端を吸引する引出し手段(506)
等とから構成される。
側に設けられる糸端の口出し装置(500)は、第10、11
図の如く、口出し位置のパッケージ(K)を糸解除方向
に回転させる回転手段(505)と、パッケージの糸層外
表面に混在している糸端を吸引する引出し手段(506)
等とから構成される。
上記パッケージ回転手段(505)は、トレイ(T)をコ
ンベア(504)から上方へ離反させるトレイ昇挙機構(5
07)と、トレイ(T)を回転させる回転駆動機構(50
8)とを有する。即ち、固定ブラケット(510)を垂直方
向に貫通する昇挙用シャフト(511)の上端部はローラ
支承用プレート(512)が固定され、該プレート(512)
上の複数箇所に水平軸(513)回りに回転するローラ(5
14)が第11図示の如き配列でプレート上に固定の軸受
(515)(515)されている。各ローラ(514)の外周の
一部はプレート(512)に設けられる開口を通って、プ
レート下方に突出して設けられる。上記シャフト(51
1)の下端は流体シリンダ(515)のピストンロッド(51
6)に連結される。なお、シャフト(511)の昇挙量は、
トレイの下面(Ta)が丸ベルト(504)と少なくとも接
触しない位置へトレイ(T)を上昇させる量で十分であ
る。
ンベア(504)から上方へ離反させるトレイ昇挙機構(5
07)と、トレイ(T)を回転させる回転駆動機構(50
8)とを有する。即ち、固定ブラケット(510)を垂直方
向に貫通する昇挙用シャフト(511)の上端部はローラ
支承用プレート(512)が固定され、該プレート(512)
上の複数箇所に水平軸(513)回りに回転するローラ(5
14)が第11図示の如き配列でプレート上に固定の軸受
(515)(515)されている。各ローラ(514)の外周の
一部はプレート(512)に設けられる開口を通って、プ
レート下方に突出して設けられる。上記シャフト(51
1)の下端は流体シリンダ(515)のピストンロッド(51
6)に連結される。なお、シャフト(511)の昇挙量は、
トレイの下面(Ta)が丸ベルト(504)と少なくとも接
触しない位置へトレイ(T)を上昇させる量で十分であ
る。
さらに、上記シャフト(511)にはモータ(517)を設け
たブラケット(518)が固着され、モータ軸のプーリ(5
19)とシャフト(511)に回転自在に支持されるプーリ
(520)間にベルト(521)がかけられると共に、上記プ
ーリ(520)と一体の円筒部(522)の外周にプーリ(52
0)と共に回転し、シャフトの軸芯方向に若干のスライ
ドが可能な回転体(523)が支承され、該回転体に一体
の円板(524)の上面が上記ローラ(514)に押接するよ
うにスプリング(525)が介入されている。
たブラケット(518)が固着され、モータ軸のプーリ(5
19)とシャフト(511)に回転自在に支持されるプーリ
(520)間にベルト(521)がかけられると共に、上記プ
ーリ(520)と一体の円筒部(522)の外周にプーリ(52
0)と共に回転し、シャフトの軸芯方向に若干のスライ
ドが可能な回転体(523)が支承され、該回転体に一体
の円板(524)の上面が上記ローラ(514)に押接するよ
うにスプリング(525)が介入されている。
従って、シャフト(511)の上昇によりトレイ(T)は
ベルト(504)から離反し、該位置で、モータ(517)の
駆動によって円板(524)を介してローラ(514)が回転
し、トレイ(T)の回転に伴いパッケージ(K)が糸解
除方向に回転する。
ベルト(504)から離反し、該位置で、モータ(517)の
駆動によって円板(524)を介してローラ(514)が回転
し、トレイ(T)の回転に伴いパッケージ(K)が糸解
除方向に回転する。
糸端引出し手段(506)は、定位置の中空軸(526)を中
心に旋回するサクションマウス(527)と、該サクショ
ンマウス(527)の旋回によって規定される糸道(Y1)
の途中に設けられるカッター装置(528)とから構成さ
れる。即ち、サクションマウス(527)は軸(526)を中
心に実線位置(527)と二点鎖線位置(527a)間を図示
しない駆動機構により旋回動し、実線位置(527)にお
いて吸引開口(529)がパッケージの糸層外表面(Kb)
に接近し、パッケージの回転により糸端は吸引解除され
る。該状態でサクションマウス(527)を反時計針方向
に旋回させて、二点鎖線位置(527a)まで旋回させると
パッケージ(K)とサクションマウス(527a)間に渡る
糸(Y1)はカッター装置(528)に導入されつつ、切断
されて、パッケージ(K)側に連なる糸端(Y2)は、パ
ッケージ(K)の上端面(Ka)上に落下し、端面(Ka)
上に載置された状態となり、口出し動作が完了する。
心に旋回するサクションマウス(527)と、該サクショ
ンマウス(527)の旋回によって規定される糸道(Y1)
の途中に設けられるカッター装置(528)とから構成さ
れる。即ち、サクションマウス(527)は軸(526)を中
心に実線位置(527)と二点鎖線位置(527a)間を図示
しない駆動機構により旋回動し、実線位置(527)にお
いて吸引開口(529)がパッケージの糸層外表面(Kb)
に接近し、パッケージの回転により糸端は吸引解除され
る。該状態でサクションマウス(527)を反時計針方向
に旋回させて、二点鎖線位置(527a)まで旋回させると
パッケージ(K)とサクションマウス(527a)間に渡る
糸(Y1)はカッター装置(528)に導入されつつ、切断
されて、パッケージ(K)側に連なる糸端(Y2)は、パ
ッケージ(K)の上端面(Ka)上に落下し、端面(Ka)
上に載置された状態となり、口出し動作が完了する。
なお、第11図において、(530)はトレイおよび丸ベル
トのガイド板(503)に穿設された、ローラ(514)通過
用の開口であり、(531)(531)は口出し位置へトレイ
(T1)を停止させるストッパで、例えば流体シリンダの
ピストンロッドで形成される。(532)は口出し完了後
のトレイ(T1)を切出す際に後続のトレイ(T2)をいっ
たん止めておくストッパーである。
トのガイド板(503)に穿設された、ローラ(514)通過
用の開口であり、(531)(531)は口出し位置へトレイ
(T1)を停止させるストッパで、例えば流体シリンダの
ピストンロッドで形成される。(532)は口出し完了後
のトレイ(T1)を切出す際に後続のトレイ(T2)をいっ
たん止めておくストッパーである。
II-c)パッケージ荷降し装置(200) 次に、天井走行ハンガーに吊着されて搬送されるパッケ
ージを荷降しする装置(第1図(200))について、第
1、12図において説明する。
ージを荷降しする装置(第1図(200))について、第
1、12図において説明する。
パッケージ搬送路を構成する天井レール(2)内はチェ
ーンが走行し、該チェーン(201)にL形のパッケージ
支持フック(202)が連結され、チェーンの走行に伴い
パッケージ(K)は矢印(203)方向に搬送される。
ーンが走行し、該チェーン(201)にL形のパッケージ
支持フック(202)が連結され、チェーンの走行に伴い
パッケージ(K)は矢印(203)方向に搬送される。
上記フック(202)上のパッケージ(K)を下方のコン
ベア(204)上へ荷降ろしする装置(200)は、軸(20
5)(206)の回りに旋回するレバー(207)(208)と、
該レバー(207)(208)間に連結された一対のパッケー
ジ移載片(209)(210)で構成される。即ち、軸(20
5)(211)間と軸(206)(212)間の距離は等しく、従
って、レバー(207)(208)が同期旋回することにより
移載片(209)(210)は平行移動しつつ軸(205)(20
6)回りを移動する。レバー(207)(208)が矢印(21
3)方向に1回転する途次において、フック(202)上の
パッケージ(K)を抜き取り移載片(209)(210)上に
載置し、かつコンベア側方近傍の固定のパッケージ載置
台(214)を移載片(209)(210)が通過する際、移載
片上のパッケージ(K1)は載置台(214)上に移載され
る。さらに、載置台(214)上に突出する突出板(215)
がパッケージの軸心より若干変位しており、従って、第
1図の状態で載置台(214)上に荷降しされるパッケー
ジ(K1)は、コンベア(204)側へ転動してコンベア(2
04)上に載置されるのである。(216)は転動するパッ
ケージのストッパである。このようにしてコンベア(20
4)上に載置されたパッケージ(K1)は第1、12図の矢
印(217)方向へコンベア上を搬送される。
ベア(204)上へ荷降ろしする装置(200)は、軸(20
5)(206)の回りに旋回するレバー(207)(208)と、
該レバー(207)(208)間に連結された一対のパッケー
ジ移載片(209)(210)で構成される。即ち、軸(20
5)(211)間と軸(206)(212)間の距離は等しく、従
って、レバー(207)(208)が同期旋回することにより
移載片(209)(210)は平行移動しつつ軸(205)(20
6)回りを移動する。レバー(207)(208)が矢印(21
3)方向に1回転する途次において、フック(202)上の
パッケージ(K)を抜き取り移載片(209)(210)上に
載置し、かつコンベア側方近傍の固定のパッケージ載置
台(214)を移載片(209)(210)が通過する際、移載
片上のパッケージ(K1)は載置台(214)上に移載され
る。さらに、載置台(214)上に突出する突出板(215)
がパッケージの軸心より若干変位しており、従って、第
1図の状態で載置台(214)上に荷降しされるパッケー
ジ(K1)は、コンベア(204)側へ転動してコンベア(2
04)上に載置されるのである。(216)は転動するパッ
ケージのストッパである。このようにしてコンベア(20
4)上に載置されたパッケージ(K1)は第1、12図の矢
印(217)方向へコンベア上を搬送される。
II-d)パッケージをトレイに移載する装置(300) 移載装置(300)は搬送コンベア(204)端部のパッケー
ジ受取位置(R)とコンベア(400)上のトレイ(T)
への受渡し位置(F)間を移動するパッケージ受皿(31
5)と、該受皿(315)の駆動用流体シリンダ(316)
と、運動伝達レバー等より構成される。即ち、フレーム
(317)に固定されたブラケット(318)(318)間にシ
ャフト(319)が回転自在に支持され、該シャフト(31
9)の中間部には、流体シリンダ(316)のピストンロッ
ド(320)に連結されたレバー(321)の一端が固定さ
れ、ピストンロッド(320)の上下運動によりシャフト
(319)が正逆回転する。上記シャフト(319)の両端部
には受皿支持アーム(322)(322)の一端が固定され、
アーム(322)(322)の先端部には、両アーム間に渡る
軸(323)が支持され、該軸(323)に枢支されたブラケ
ット(324)(324)に受皿(315)の背面(325)が固定
支持されている。
ジ受取位置(R)とコンベア(400)上のトレイ(T)
への受渡し位置(F)間を移動するパッケージ受皿(31
5)と、該受皿(315)の駆動用流体シリンダ(316)
と、運動伝達レバー等より構成される。即ち、フレーム
(317)に固定されたブラケット(318)(318)間にシ
ャフト(319)が回転自在に支持され、該シャフト(31
9)の中間部には、流体シリンダ(316)のピストンロッ
ド(320)に連結されたレバー(321)の一端が固定さ
れ、ピストンロッド(320)の上下運動によりシャフト
(319)が正逆回転する。上記シャフト(319)の両端部
には受皿支持アーム(322)(322)の一端が固定され、
アーム(322)(322)の先端部には、両アーム間に渡る
軸(323)が支持され、該軸(323)に枢支されたブラケ
ット(324)(324)に受皿(315)の背面(325)が固定
支持されている。
さらに、上記ブラケット(324)(324)にはロッド(32
6)(326)の一端が枢支され、該ロッド(326)(326)
の他端は、アーム(322)(322)の途中に固定されたプ
レート(327)(327)に枢支(328)(328)されたレバ
ー(329)(329)に連結される。また、ピン(330)(3
30)にはローラ(331)(331)が支持され、固定ブラケ
ット(318)(318)に固着されたカム板(332)(332)
に接離する。
6)(326)の一端が枢支され、該ロッド(326)(326)
の他端は、アーム(322)(322)の途中に固定されたプ
レート(327)(327)に枢支(328)(328)されたレバ
ー(329)(329)に連結される。また、ピン(330)(3
30)にはローラ(331)(331)が支持され、固定ブラケ
ット(318)(318)に固着されたカム板(332)(332)
に接離する。
また、上記アーム(322)(322)間にのびる軸(333)
と受皿(315)の背面(325)間には引張りスプリング
(334)がかけられ、受皿(315)を軸(323)回りの反
時計針方向に付勢している。
と受皿(315)の背面(325)間には引張りスプリング
(334)がかけられ、受皿(315)を軸(323)回りの反
時計針方向に付勢している。
上記受皿(315)は、パッケージ(K)の底面(335)を
支承する底板(336)と、パッケージの糸層外周面を支
承する基準側板(337)と、上記底板(336)、基準側板
(337)を支持する枠体(338)等より構成され、底板
(336)はパッケージの払出方向に開いた切欠(339)が
形成され、パッケージの中心位置よりさらに切込まれて
おり、パッケージの巻取管(k)が上記切欠(339)を
通って下方へ突出した状態で受渡し動作を行う。
支承する底板(336)と、パッケージの糸層外周面を支
承する基準側板(337)と、上記底板(336)、基準側板
(337)を支持する枠体(338)等より構成され、底板
(336)はパッケージの払出方向に開いた切欠(339)が
形成され、パッケージの中心位置よりさらに切込まれて
おり、パッケージの巻取管(k)が上記切欠(339)を
通って下方へ突出した状態で受渡し動作を行う。
また上記基準側板(337)はパッケージの形状に合った
円弧状部分を有し、折曲げ部分(341)が枠体(338)に
形成した長孔(342)(342)を貫通するボルト(343)
(343)によって位置調節自在てなっている。なお上記
側板(337)の他端部は枠体背面(325)から突出したボ
ルト(344)(344)に当接して位置決めがされる。従っ
てパッケージ(K2)の径に合わせて、前記側板(337)
を移動調節すれば、パッケージ中心が常に同一位置とな
り、パッケージをトレイに挿立する際のミスを防止でき
る。
円弧状部分を有し、折曲げ部分(341)が枠体(338)に
形成した長孔(342)(342)を貫通するボルト(343)
(343)によって位置調節自在てなっている。なお上記
側板(337)の他端部は枠体背面(325)から突出したボ
ルト(344)(344)に当接して位置決めがされる。従っ
てパッケージ(K2)の径に合わせて、前記側板(337)
を移動調節すれば、パッケージ中心が常に同一位置とな
り、パッケージをトレイに挿立する際のミスを防止でき
る。
さらに、コンベア(204)側において、パッケージ払出
位置の両側にはガイド板(345)が固定され、さらにパ
ッケージが受皿(315)に受容したことを検出するセン
サー(346)が固定ブラケット(347)に設けられ、該セ
ンサー(346)によるパッケージ在荷信号によって上記
流体シリンダ(316)が作動するのである。コンベア側
のセンサ(348)は受皿(315)が動作中後続のパッケー
ジの到着を検出し、コンベア(204)の駆動を停止する
ものである。
位置の両側にはガイド板(345)が固定され、さらにパ
ッケージが受皿(315)に受容したことを検出するセン
サー(346)が固定ブラケット(347)に設けられ、該セ
ンサー(346)によるパッケージ在荷信号によって上記
流体シリンダ(316)が作動するのである。コンベア側
のセンサ(348)は受皿(315)が動作中後続のパッケー
ジの到着を検出し、コンベア(204)の駆動を停止する
ものである。
従って、第13図において二点鎖線位置(R)に受皿(31
5a)が待機しており、パッケージ(K1)が矢印(349)
方向に移送され、コンベア(204)の端部から受皿(315
a)内へ落下すると、上記センサ(346)によって流体シ
リンダ(316)が作動し、ピストンロッド(320)が進出
する。レバー(321)を介してシャフト(319)が反時計
針方向へ回転すると該シャフトに固定したアーム(32
2)(322)も同方向へ旋回し、二点鎖線位置の受皿(31
5a)は実線位置(315)まで移動し、パッケージ(K2)
をトレイ(T)のペグ(350)に挿着するのである。
5a)が待機しており、パッケージ(K1)が矢印(349)
方向に移送され、コンベア(204)の端部から受皿(315
a)内へ落下すると、上記センサ(346)によって流体シ
リンダ(316)が作動し、ピストンロッド(320)が進出
する。レバー(321)を介してシャフト(319)が反時計
針方向へ回転すると該シャフトに固定したアーム(32
2)(322)も同方向へ旋回し、二点鎖線位置の受皿(31
5a)は実線位置(315)まで移動し、パッケージ(K2)
をトレイ(T)のペグ(350)に挿着するのである。
なお、上記受皿(315)は待機位置(R)においてはロ
ッド(326a)端部のローラ(331a)がカム板(332)の
カム面(332a)に規制されており、受皿(315a)はアー
ムの軸(323a)を中心に底板(336)がアーム(322)
(322)から離反する方向へ変位している。アーム(32
2)(322)のシャフト(319)を中心とする反時計針方
向の旋回時には、ローラ(331a)がカム板(332)から
外れる位置に到ると受皿(315)はスプリング(334)お
よびパッケージ重量によって、実線状態、即ち受皿の背
面(325)がアーム(322)に当接する位置になる。即
ち、パッケージの90°の姿勢変化を、アーム(322)の
少ない旋回角度により行なえるものである。例えばパッ
ケージ(K1)が自重によって受皿(315)へ落下する角
度即ちパッケージ(K1)(K2)間の角度を30°とし、ア
ーム(322)の旋回角度を30°とすると残りの30°の角
度変化を上記受皿(315)自体のアーム(322)に対する
旋回角によって得るのである。従ってアーム(322)単
独で60°の旋回を行う場合に比べ移載装置全体がコンパ
クト化される。
ッド(326a)端部のローラ(331a)がカム板(332)の
カム面(332a)に規制されており、受皿(315a)はアー
ムの軸(323a)を中心に底板(336)がアーム(322)
(322)から離反する方向へ変位している。アーム(32
2)(322)のシャフト(319)を中心とする反時計針方
向の旋回時には、ローラ(331a)がカム板(332)から
外れる位置に到ると受皿(315)はスプリング(334)お
よびパッケージ重量によって、実線状態、即ち受皿の背
面(325)がアーム(322)に当接する位置になる。即
ち、パッケージの90°の姿勢変化を、アーム(322)の
少ない旋回角度により行なえるものである。例えばパッ
ケージ(K1)が自重によって受皿(315)へ落下する角
度即ちパッケージ(K1)(K2)間の角度を30°とし、ア
ーム(322)の旋回角度を30°とすると残りの30°の角
度変化を上記受皿(315)自体のアーム(322)に対する
旋回角によって得るのである。従ってアーム(322)単
独で60°の旋回を行う場合に比べ移載装置全体がコンパ
クト化される。
次にクリールへのパッケージ供給動作について説明す
る。
る。
第2図において、ワーパードラム(20)への糸供給が完
了した空の巻取管を支持したクリール(5a)〜(5n)は
手動または自動で、レール(7a)(7b)上を移送され、
パッケージ供給ステーション(ST2)のレール(8)に
沿って一例に整列して位置決めされる。
了した空の巻取管を支持したクリール(5a)〜(5n)は
手動または自動で、レール(7a)(7b)上を移送され、
パッケージ供給ステーション(ST2)のレール(8)に
沿って一例に整列して位置決めされる。
一方、第1図において、ワインダー側から搬送されてく
るパッケージは、第12図示の荷降し装置(200)、さら
に第13、14図示のパッケージ移載装置(300)によっ
て、搬送路(400)上を移送される空トレイ(T)に逐
次挿着される。パッケージを挿着したトレイ(T1)は矢
印(21)方向に移送され、口出し装置(500)の位置に
おいて一端停止し、第10図示の口出し装置により、パッ
ケージの糸層表面に混在している糸端が引出され、パッ
ケージの上端面上に載置された状態で整列位置(A)ま
で移送される。
るパッケージは、第12図示の荷降し装置(200)、さら
に第13、14図示のパッケージ移載装置(300)によっ
て、搬送路(400)上を移送される空トレイ(T)に逐
次挿着される。パッケージを挿着したトレイ(T1)は矢
印(21)方向に移送され、口出し装置(500)の位置に
おいて一端停止し、第10図示の口出し装置により、パッ
ケージの糸層表面に混在している糸端が引出され、パッ
ケージの上端面上に載置された状態で整列位置(A)ま
で移送される。
上記整列位置(A)においては先頭のトレイ(T1)が所
定位置の出没可能なストッパ(22)(23)によって位置
決め停止し、後続のパッケージを挿着したトレイ(T2)
〜(T8)が次々と到着し、隣接するトレイ同士が当接し
て第1図の如く搬送路上に整然と一列に整列するのであ
る。上記整列位置(A)に所定数のトレイ(T1)〜(T
8)が整列を完了すると、例えばトレイ(T1)(T8)位
置に設けられる光電管センサ(24)(25)が共にオンす
ることにより整列完了が検出される。
定位置の出没可能なストッパ(22)(23)によって位置
決め停止し、後続のパッケージを挿着したトレイ(T2)
〜(T8)が次々と到着し、隣接するトレイ同士が当接し
て第1図の如く搬送路上に整然と一列に整列するのであ
る。上記整列位置(A)に所定数のトレイ(T1)〜(T
8)が整列を完了すると、例えばトレイ(T1)(T8)位
置に設けられる光電管センサ(24)(25)が共にオンす
ることにより整列完了が検出される。
一方、別の搬送路(600)の整列位置(B)にも空トレ
イ(t1)〜(t8)が整列していることをセンサ(26)
(27)によって検出され、さらに、前記クリール(5a)
が所定位置に位置決めされていることの確認の後、パッ
ケージの交換装置(700)が作動する。
イ(t1)〜(t8)が整列していることをセンサ(26)
(27)によって検出され、さらに、前記クリール(5a)
が所定位置に位置決めされていることの確認の後、パッ
ケージの交換装置(700)が作動する。
例えば、第3図示のクリール(5)において、下方へ半
ピッチずれた列(18b)のペグ(91)〜(98)にパッケ
ージを供給する場合について述べる。
ピッチずれた列(18b)のペグ(91)〜(98)にパッケ
ージを供給する場合について述べる。
イ)空巻取管の抜取工程 整経処理後のクリールには空巻取管あるいはわずかに残
糸が付いている状態の空巻取管等が未だクリール上のペ
グに挿着された状態で整列ステーション(ST2)に位置
しており、まず、第3図示のペグ(91)〜(98)上の空
巻取管の抜取り動作が第15A図→第15D図の順序によって
行われる。
糸が付いている状態の空巻取管等が未だクリール上のペ
グに挿着された状態で整列ステーション(ST2)に位置
しており、まず、第3図示のペグ(91)〜(98)上の空
巻取管の抜取り動作が第15A図→第15D図の順序によって
行われる。
即ち、第15A図のように、交換装置(700)のアーム(70
4)が垂直位置に位置決めされ、該状態では、アーム(7
04)上の各チャック装置(728a)〜(728h)が対向する
クリール上のペグ(91)〜(98)に対向する位置にあ
り、台車(702)はクリール(5)側へ向かって矢印(3
0)方向に移動し、クリール上の空巻取管(k1)〜(k
8)が第8図において述べたのと同様の動作で、一斉に
チャック装置(728a)〜(728h)に把持され、台車の後
退によってクリール上から空巻取管(k1)〜(k8)が抜
き取られる。
4)が垂直位置に位置決めされ、該状態では、アーム(7
04)上の各チャック装置(728a)〜(728h)が対向する
クリール上のペグ(91)〜(98)に対向する位置にあ
り、台車(702)はクリール(5)側へ向かって矢印(3
0)方向に移動し、クリール上の空巻取管(k1)〜(k
8)が第8図において述べたのと同様の動作で、一斉に
チャック装置(728a)〜(728h)に把持され、台車の後
退によってクリール上から空巻取管(k1)〜(k8)が抜
き取られる。
次いで、空巻取管を支持したアーム(704)は第15B図の
位置即ち、第5図示の如く、垂直位置のアーム(704)
がパッケージ搬送コンベア(400)とクリール(5)と
の間にある時に、第5図のモータ(M3)が駆動し、アー
ム(704)は第2のシャフト(724)と共に第15B図の矢
印(31)方向に90°回転し、第15C図の状態になる。さ
らに、アーム(704)が水平位置(704a)に停止した
後、第5図のモータ(M2)が駆動し、アーム(704a)は
第1のシャフト(718)の90°の回転(第15C図矢印(3
2)方向)によって、空巻取管(k1)〜(k8)の方向が
下向きに方向変換される。即ち第15D図の位置(704b)
にアーム(704)が位置決めされると、次いで第5図の
昇降体(703)用のモータ(M1)が駆動して、昇降体(7
03)が一定ストローク(P1/2)分第15D図の如く上昇(3
3)する。即ち、アームに吊持された空巻取管を第15D図
の矢印(34)方向に移送させる時に、トレイ(T)上の
パッケージ(K)に空巻取管が衝突しない高さ位置にま
で昇挙される。続いて、台車(702)全体が第15D図矢印
(34)方向に一定距離移動することにより、空巻取管
(k1)〜(k8)は第1図のコンベア(600)上に待機す
る空トレイ(t1)〜(t8)の中心上に位置する。さら
に、台車(702)上のモータ(M1)の駆動により、昇降
体即ちアーム(704)が下降し、空トレイ(t1)〜(t
8)のパッケージ支持用突部(第5図(35))に空巻取
管(k8)〜(k1)が一斉に挿入され、第8図のチャック
片(737)を二点鎖線位置(737C)に位置決めした後、
アーム(704)を再び上昇させれば空巻取管(k8)〜(k
1)は空トレイ(t1)〜(t8)上に第5図の如く挿着さ
れる。
位置即ち、第5図示の如く、垂直位置のアーム(704)
がパッケージ搬送コンベア(400)とクリール(5)と
の間にある時に、第5図のモータ(M3)が駆動し、アー
ム(704)は第2のシャフト(724)と共に第15B図の矢
印(31)方向に90°回転し、第15C図の状態になる。さ
らに、アーム(704)が水平位置(704a)に停止した
後、第5図のモータ(M2)が駆動し、アーム(704a)は
第1のシャフト(718)の90°の回転(第15C図矢印(3
2)方向)によって、空巻取管(k1)〜(k8)の方向が
下向きに方向変換される。即ち第15D図の位置(704b)
にアーム(704)が位置決めされると、次いで第5図の
昇降体(703)用のモータ(M1)が駆動して、昇降体(7
03)が一定ストローク(P1/2)分第15D図の如く上昇(3
3)する。即ち、アームに吊持された空巻取管を第15D図
の矢印(34)方向に移送させる時に、トレイ(T)上の
パッケージ(K)に空巻取管が衝突しない高さ位置にま
で昇挙される。続いて、台車(702)全体が第15D図矢印
(34)方向に一定距離移動することにより、空巻取管
(k1)〜(k8)は第1図のコンベア(600)上に待機す
る空トレイ(t1)〜(t8)の中心上に位置する。さら
に、台車(702)上のモータ(M1)の駆動により、昇降
体即ちアーム(704)が下降し、空トレイ(t1)〜(t
8)のパッケージ支持用突部(第5図(35))に空巻取
管(k8)〜(k1)が一斉に挿入され、第8図のチャック
片(737)を二点鎖線位置(737C)に位置決めした後、
アーム(704)を再び上昇させれば空巻取管(k8)〜(k
1)は空トレイ(t1)〜(t8)上に第5図の如く挿着さ
れる。
ロ)パッケージ挿着工程 パッケージ挿着工程は第16A図→第16D図の順序に行われ
る。即ち、空の巻取管を空トレイ上に移載して空状態に
なったアーム(704)は第16A図の如く、パッケージ
(K)を挿立したトレイ(T)上に台車の矢印(36)方
向の移動により到着する。次いで台車上の昇降体(70
3)の下降動作によって即ち、第8図の矢印(744)方向
のアーム(704)の移動によって、チャック片(737)が
パッケージ(K)の中心孔(742)内へ挿入され、前述
した如くチャック片(737)は巻取管の上端内部に係合
し、かつ、パッケージ上端面に自由状態で載置している
糸端が押付板(740)と端面(Ka)間に挟持される。即
ち第1図のパッケージ整列位置(A)に整列しているト
レイ(T1)〜(T8)上のパッケージ(K1)〜(K8)が一
斉にアーム(704)に吊持される。アームはいったん第1
6A図の矢印(37)方向に昇挙され、トレイ(T1)〜(T
8)上のパッケージがトレイから抜き取られ、該状態
で、台車の矢印(38)方向の移動によりアーム(704)
の回転位置(Q2)に到る。当該位置(Q2)において、第
16B図のように水平アーム(704b)は先ず第1のシャフ
ト(718)を中心に矢印(39)方向に90°回転し、パッ
ケージ(K)が方向変換し、次いで第16C図の如く第2
のシャフト(724)を中心にアーム(704a)が矢印(4
0)方向に90°回転し、従って水平状態のアーム(704
a)が垂直状態(704)となり、アーム(704)に吊持さ
れたパッケージ(K1)〜(K8)はクリール(5)の1列
(18b)上の空ペグ(98)〜(91)に対向する位置とな
る。
る。即ち、空の巻取管を空トレイ上に移載して空状態に
なったアーム(704)は第16A図の如く、パッケージ
(K)を挿立したトレイ(T)上に台車の矢印(36)方
向の移動により到着する。次いで台車上の昇降体(70
3)の下降動作によって即ち、第8図の矢印(744)方向
のアーム(704)の移動によって、チャック片(737)が
パッケージ(K)の中心孔(742)内へ挿入され、前述
した如くチャック片(737)は巻取管の上端内部に係合
し、かつ、パッケージ上端面に自由状態で載置している
糸端が押付板(740)と端面(Ka)間に挟持される。即
ち第1図のパッケージ整列位置(A)に整列しているト
レイ(T1)〜(T8)上のパッケージ(K1)〜(K8)が一
斉にアーム(704)に吊持される。アームはいったん第1
6A図の矢印(37)方向に昇挙され、トレイ(T1)〜(T
8)上のパッケージがトレイから抜き取られ、該状態
で、台車の矢印(38)方向の移動によりアーム(704)
の回転位置(Q2)に到る。当該位置(Q2)において、第
16B図のように水平アーム(704b)は先ず第1のシャフ
ト(718)を中心に矢印(39)方向に90°回転し、パッ
ケージ(K)が方向変換し、次いで第16C図の如く第2
のシャフト(724)を中心にアーム(704a)が矢印(4
0)方向に90°回転し、従って水平状態のアーム(704
a)が垂直状態(704)となり、アーム(704)に吊持さ
れたパッケージ(K1)〜(K8)はクリール(5)の1列
(18b)上の空ペグ(98)〜(91)に対向する位置とな
る。
次いで、台車の矢印(41)方向即ちクリール(5)へ向
かう一定量の移動と共に、アーム(704)上の全てのパ
ッケージ(K1)〜(K8)がクリール(5)側のペグ挿着
され、台車の第16D図位置への復帰に伴い、第8図の押
付板(740)によって挟持されていた糸端も自由状態と
なり、パッケージ端面に付着したまゝか、あるいは重力
によりパッケージ表面から垂れ下がった状態となる。こ
のことはパッケージの供給を受けたクリールが元の整経
ステーションへ位置付けられた時の糸端の引出し作業、
あるいは糸継動作を簡易化させる保障となるのである。
即ち容易に糸端見つけ出せるのである。
かう一定量の移動と共に、アーム(704)上の全てのパ
ッケージ(K1)〜(K8)がクリール(5)側のペグ挿着
され、台車の第16D図位置への復帰に伴い、第8図の押
付板(740)によって挟持されていた糸端も自由状態と
なり、パッケージ端面に付着したまゝか、あるいは重力
によりパッケージ表面から垂れ下がった状態となる。こ
のことはパッケージの供給を受けたクリールが元の整経
ステーションへ位置付けられた時の糸端の引出し作業、
あるいは糸継動作を簡易化させる保障となるのである。
即ち容易に糸端見つけ出せるのである。
このようにして、第1、3図のクリール(5)における
一列(18b)のパッケージ交換作業が完了すると、アー
ム(704)は第16D図の状態に保たれたまゝ、クリール
(5)が1ピッチ(P2)だけ移動し、次の列(18C)が
パッケージ交換位置に位置決めされると、再度上記の工
程(イ)(ロ)が開始されるのである。
一列(18b)のパッケージ交換作業が完了すると、アー
ム(704)は第16D図の状態に保たれたまゝ、クリール
(5)が1ピッチ(P2)だけ移動し、次の列(18C)が
パッケージ交換位置に位置決めされると、再度上記の工
程(イ)(ロ)が開始されるのである。
なお、上記クリール(5a)〜(5n)の整列ステーシヨン
(B)におけるピッチ(P2)の間欠送り機構の一例が第
3、4図、および第17図に示される。即ち、クリール
(5)の上フレーム(17a)にはペグ列の位置毎にカム
ローラ(50a)〜(50f)が回転自在に軸支されており、
レール(8)側には上記カムローラに係合、離脱可能な
カム溝ドラム(52)が回転可能に支持される。上記カム
溝ドラム(52)は第17図の如く水平軸(53)の回りに回
転し、ドラム外周面にはローラ(50a)〜(50f)に係合
・離脱するカム溝(54)が形成される。
(B)におけるピッチ(P2)の間欠送り機構の一例が第
3、4図、および第17図に示される。即ち、クリール
(5)の上フレーム(17a)にはペグ列の位置毎にカム
ローラ(50a)〜(50f)が回転自在に軸支されており、
レール(8)側には上記カムローラに係合、離脱可能な
カム溝ドラム(52)が回転可能に支持される。上記カム
溝ドラム(52)は第17図の如く水平軸(53)の回りに回
転し、ドラム外周面にはローラ(50a)〜(50f)に係合
・離脱するカム溝(54)が形成される。
上記カム溝(54)はカムローラ(50a)との係合入側(5
4a)と出側(54c)間にカム溝(54)が形成され、カム
ドラム(52)が矢印(55)方向に1回転することによ
り、入側位置のカムローラ(50a)は出側(50al)に到
り、この間の軸心(53)方向の距離(P2)が前記クリー
ル(5)のペグ列間のピッチ(P2)に等しくなるように
ドラムのカム溝(54)が形成されている。
4a)と出側(54c)間にカム溝(54)が形成され、カム
ドラム(52)が矢印(55)方向に1回転することによ
り、入側位置のカムローラ(50a)は出側(50al)に到
り、この間の軸心(53)方向の距離(P2)が前記クリー
ル(5)のペグ列間のピッチ(P2)に等しくなるように
ドラムのカム溝(54)が形成されている。
従って、例えば第17図の入側(54a)にカムローラ(50
a)が位置した状態で、パッケージの交換作業が行わ
れ、完了した信号により、ドラム(52)が1回転する
と、ローラ(54a)はピッチ(P2)分矢印(56)方向へ
進み、即ちクリール(5)が1ピッチ(P2)分移動する
ことになる。この時、次のローラ(50b)が入側(54a)
に到り、クリールのピッチ送りが行われる。
a)が位置した状態で、パッケージの交換作業が行わ
れ、完了した信号により、ドラム(52)が1回転する
と、ローラ(54a)はピッチ(P2)分矢印(56)方向へ
進み、即ちクリール(5)が1ピッチ(P2)分移動する
ことになる。この時、次のローラ(50b)が入側(54a)
に到り、クリールのピッチ送りが行われる。
なお、第3図において、1つのクリール(5)の両サイ
ドのペグ列(18a)(18f)は枠体端(16a)(16b)から
各々距離(P2/2)の位置に形成されており、従って第1
図の如く、クリール(5a)〜(5n)が一列に整列した際
には全てのクリールに渡ってペグの列間ピッチは一定
(P2)となり、上記カムドラム(52)の間欠回転によっ
て全てのクリールのピッチ送りが可能である。
ドのペグ列(18a)(18f)は枠体端(16a)(16b)から
各々距離(P2/2)の位置に形成されており、従って第1
図の如く、クリール(5a)〜(5n)が一列に整列した際
には全てのクリールに渡ってペグの列間ピッチは一定
(P2)となり、上記カムドラム(52)の間欠回転によっ
て全てのクリールのピッチ送りが可能である。
なお、上記工程(イ)(ロ)の再開において、この場合
第3図示の如く、列(18b)と列(18c)ではペグの位置
が半ピッチ(P1/2)だけ上下にズレて列(18c)のペグ
が上位置にあるため、第15A図の位置にある垂直位置の
アーム(704)の高さが前記動作の場合より距離(P1/
2)だけ上方へ昇挙される。即ち、該昇挙量は第5図の
モータ(M1)回転による旋回アーム(713)の移動によ
り決定される。
第3図示の如く、列(18b)と列(18c)ではペグの位置
が半ピッチ(P1/2)だけ上下にズレて列(18c)のペグ
が上位置にあるため、第15A図の位置にある垂直位置の
アーム(704)の高さが前記動作の場合より距離(P1/
2)だけ上方へ昇挙される。即ち、該昇挙量は第5図の
モータ(M1)回転による旋回アーム(713)の移動によ
り決定される。
第1図において、整列位置(A)のパッケージ(K1)〜
(K8)が供給装置(700)のアームに吊着され、クリー
ルへ供給する時間、さらには次のクリールの列の空巻取
管を抜き取る動作の時間の間に、整列位置(B)の空ト
レイ(t1)〜(t8)がストッパ(42)の解除によって矢
印(43)方向へ払出されると共に、パッケージ移載位置
(300)においてパッケージを挿着された新たなトレイ
(T1)〜(T8)が前記同様に口出し処理を施され、整列
位置(A)へ移送されるように、前記した各装置が制御
される。
(K8)が供給装置(700)のアームに吊着され、クリー
ルへ供給する時間、さらには次のクリールの列の空巻取
管を抜き取る動作の時間の間に、整列位置(B)の空ト
レイ(t1)〜(t8)がストッパ(42)の解除によって矢
印(43)方向へ払出されると共に、パッケージ移載位置
(300)においてパッケージを挿着された新たなトレイ
(T1)〜(T8)が前記同様に口出し処理を施され、整列
位置(A)へ移送されるように、前記した各装置が制御
される。
従って、パッケージ交換装置の空巻取管の抜き取り、新
パッケージの供給のための1サイクル動作の間に既に次
の新パッケージを整列位置(A)に並べておくことがで
き、交換装置(700)に持ち時間を生じることなく、多
数個のパッケージのクリールへの供給が極めて効率よく
行なえるのである。
パッケージの供給のための1サイクル動作の間に既に次
の新パッケージを整列位置(A)に並べておくことがで
き、交換装置(700)に持ち時間を生じることなく、多
数個のパッケージのクリールへの供給が極めて効率よく
行なえるのである。
上記実施例においては、整列ステーション(ST1)にお
けるパッケージは一定の直径(D)を有するトレイ(T
1)〜(T8)によって一列に整列しさえすれば、クリー
ルの一列分のパッケージがクリールの上下のペグ間のパ
ッチに等しいピッチで整列することを述べたが、このこ
とは、ロット変え、あるいは仕掛変更によって給糸パッ
ケージの糸種、糸量によってパッケージ自体の糸層の直
径が変化したとしても整列したトレイ上のパッケージの
中心孔の位置は常に一定であり、従って交換装置(70
0)のパッケージ支持アームは単純に同一動作を行えば
よいので、交換装置の制御が簡易化される。
けるパッケージは一定の直径(D)を有するトレイ(T
1)〜(T8)によって一列に整列しさえすれば、クリー
ルの一列分のパッケージがクリールの上下のペグ間のパ
ッチに等しいピッチで整列することを述べたが、このこ
とは、ロット変え、あるいは仕掛変更によって給糸パッ
ケージの糸種、糸量によってパッケージ自体の糸層の直
径が変化したとしても整列したトレイ上のパッケージの
中心孔の位置は常に一定であり、従って交換装置(70
0)のパッケージ支持アームは単純に同一動作を行えば
よいので、交換装置の制御が簡易化される。
なお、上記実施例では、パッケージの整列位置(A)で
の整列状態を一列としたが、このことは第3図示のクリ
ール(5)においてパッケージ交換作業を二点鎖線(4
4)で囲んだ一列毎に行うことを前提としたことに関連
しており、例えば、二点鎖線(45)(46)で囲んだよう
にジグザグ状に配置されたペグ群毎にパッケージ交換を
行うような場合には当然、整列ステーション側における
パッケージ搬送コンベア、空巻取管搬送コンベアもトレ
イがペグの配列と同様にジグザグ状に配置されるのに適
した巾広のコンベアとすること、さらには交換装置(70
0)のアーム(704)自体に設けられるパッケージチャッ
ク片の取付位置がジグザグ状に配置されたアームに取換
えることにより、上記の各場合においても前述したのと
同様のサイクルでパッケージ交換が行なえる。
の整列状態を一列としたが、このことは第3図示のクリ
ール(5)においてパッケージ交換作業を二点鎖線(4
4)で囲んだ一列毎に行うことを前提としたことに関連
しており、例えば、二点鎖線(45)(46)で囲んだよう
にジグザグ状に配置されたペグ群毎にパッケージ交換を
行うような場合には当然、整列ステーション側における
パッケージ搬送コンベア、空巻取管搬送コンベアもトレ
イがペグの配列と同様にジグザグ状に配置されるのに適
した巾広のコンベアとすること、さらには交換装置(70
0)のアーム(704)自体に設けられるパッケージチャッ
ク片の取付位置がジグザグ状に配置されたアームに取換
えることにより、上記の各場合においても前述したのと
同様のサイクルでパッケージ交換が行なえる。
なお、第3図の二点鎖線(45)の如く、クリールの各段
毎にパッケージ交換する場合は、第15B図、第16C図によ
うに長尺アーム(704)を垂直位置に回転させる工程は
省略され、第15C、第15D、第16A、第16B図の繰り返し動
作によってパッケージ交換が行なえる。
毎にパッケージ交換する場合は、第15B図、第16C図によ
うに長尺アーム(704)を垂直位置に回転させる工程は
省略され、第15C、第15D、第16A、第16B図の繰り返し動
作によってパッケージ交換が行なえる。
本発明によれば次の効果が得られる。
(i)少なくとも整経機近傍とパッケージ整列ステーシ
ョンとの間で移行する多数のワーパークリール上のペグ
へ、一定の順序に整列された所定数のパッケージが、整
列ステーション及びクリール間に配置されたパッケージ
交換装置のアームによって一括して直接移載・挿着され
る。そのために、空巻取管とパッケージの交換作業が自
動的に行え、かつ交換作業に費やす時間も大幅に短縮で
きる。
ョンとの間で移行する多数のワーパークリール上のペグ
へ、一定の順序に整列された所定数のパッケージが、整
列ステーション及びクリール間に配置されたパッケージ
交換装置のアームによって一括して直接移載・挿着され
る。そのために、空巻取管とパッケージの交換作業が自
動的に行え、かつ交換作業に費やす時間も大幅に短縮で
きる。
(ii)コンベア上を搬送され、該コンベア上に整列され
た、クリール1列分のペグ数に等しいパッケージを、直
接に一括してクリール上のペグへ移載・挿着するパッケ
ージ交換装置を設けたので、クリール1列分への移載・
挿着動作を行っている間に、コンベア上には次のクリー
ル1列分のパッケージが整列可能であって、多量のパッ
ケージ供給が高能率できる。すなわちパッケージは、ア
ームの1回の把持と開放動作とでコンベア上からクリー
ルへ直接に移載できる。
た、クリール1列分のペグ数に等しいパッケージを、直
接に一括してクリール上のペグへ移載・挿着するパッケ
ージ交換装置を設けたので、クリール1列分への移載・
挿着動作を行っている間に、コンベア上には次のクリー
ル1列分のパッケージが整列可能であって、多量のパッ
ケージ供給が高能率できる。すなわちパッケージは、ア
ームの1回の把持と開放動作とでコンベア上からクリー
ルへ直接に移載できる。
(iii)クリールと平行な、パッケージ整列位置と空巻
取管整列位置とを、前記クリールに対して前後に並設
し、この並設方向に前後動自在なパッケージ移載アーム
を有するので、クリール1列分の空巻取管の抜き取りと
回収、及びこれに続くクリール1列分のパッケージ供給
を連続して行える。つまり、クリールに対するパッケー
ジ移載アームの前後動作を利用して、空巻取管の回収と
整列パッケージの把持とを切り換えることができ、動作
に無駄がなく、空巻取管とパッケージの交換を効率的に
行える。
取管整列位置とを、前記クリールに対して前後に並設
し、この並設方向に前後動自在なパッケージ移載アーム
を有するので、クリール1列分の空巻取管の抜き取りと
回収、及びこれに続くクリール1列分のパッケージ供給
を連続して行える。つまり、クリールに対するパッケー
ジ移載アームの前後動作を利用して、空巻取管の回収と
整列パッケージの把持とを切り換えることができ、動作
に無駄がなく、空巻取管とパッケージの交換を効率的に
行える。
第1図は本発明装置を適用したパッケージ供給システム
を示す平面図、第2図は整経用のクリールの搬送システ
ムの一例を示す平面レイアウト図、第3図はワーパーク
リールの一例を示す正面図、第4図は同側面図、第5図
はパッケージ交換装置の実施例を示す側面図、第6図は
同一部平面図、第7図は同平面図、第8図はパッケージ
支持用アームに設けたチャック装置の一例を示す断面正
面図、第9図は第8図のX−X断面図、第10図はパッケ
ージの糸端口出し装置の一例を示す一部断面側面図、第
11図は同一部平面図、第12図は天井走行ハンガーからパ
ッケージを荷降しする装置の一例を示す概略構成図、第
13図はパッケージをトレイ上へ移載する装置の一例を示
す側面図、第14図は同平面図、第15A〜第15D図クリール
上の空巻取管の抜取工程を示す模式図、第16A〜第16D図
はトレイ上のパッケージをクリールのペグへ供給する工
程を示す模式図、第17図はクリールのピッチ送り機構を
示す概略説明正面図である。 (5a)〜(5n)……クリール (9)、(91)〜(98)……ペグ (400)……コンベア (700)……パッケージ交換装置 (ST1)……パッケージ整列ステーション (K1)〜(K8)……パッケージ
を示す平面図、第2図は整経用のクリールの搬送システ
ムの一例を示す平面レイアウト図、第3図はワーパーク
リールの一例を示す正面図、第4図は同側面図、第5図
はパッケージ交換装置の実施例を示す側面図、第6図は
同一部平面図、第7図は同平面図、第8図はパッケージ
支持用アームに設けたチャック装置の一例を示す断面正
面図、第9図は第8図のX−X断面図、第10図はパッケ
ージの糸端口出し装置の一例を示す一部断面側面図、第
11図は同一部平面図、第12図は天井走行ハンガーからパ
ッケージを荷降しする装置の一例を示す概略構成図、第
13図はパッケージをトレイ上へ移載する装置の一例を示
す側面図、第14図は同平面図、第15A〜第15D図クリール
上の空巻取管の抜取工程を示す模式図、第16A〜第16D図
はトレイ上のパッケージをクリールのペグへ供給する工
程を示す模式図、第17図はクリールのピッチ送り機構を
示す概略説明正面図である。 (5a)〜(5n)……クリール (9)、(91)〜(98)……ペグ (400)……コンベア (700)……パッケージ交換装置 (ST1)……パッケージ整列ステーション (K1)〜(K8)……パッケージ
Claims (1)
- 【請求項1】コンベア上を搬送されるパッケージをクリ
ールのペグピッチに等しいピッチで整列させる整列ステ
ーションと、少なくとも整経機近傍と上記整列ステーシ
ョンのパッケージ整列位置との間で移行可能とされ、か
つ位置決めされた多数のパッケージ支持ペグを設けたク
リールと、上記パッケージ整列位置に整列したクリール
1列分の複数のパッケージを該整列位置に対置された上
記クリール上のペグに、一括して直接移載・挿着するパ
ッケージ交換装置とよりなり、前記整列ステーション
が、前記クリールと平行な前記パッケージ整列位置と空
巻取管整列位置とを、前記クリールに対して前後に並設
したものであり、前記パッケージ交換装置が、前記並設
方向に前後動自在で、上記クリールの一列分のペグの数
に対応する複数のチャック装置を備えたパッケージ移載
アームを有することを特徴とするクリールへのパッケー
ジ供給装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61016451A JPH0759460B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | クリ−ルへのパッケ−ジ供給装置 |
US07/006,705 US4783021A (en) | 1986-01-27 | 1987-01-23 | Apparatus for supplying packages to a creel |
IT47565/87A IT1205722B (it) | 1986-01-27 | 1987-01-26 | Apparecchi per il rifornimento di rotoli ad una rastrelliera di orditoio |
DE19873702379 DE3702379A1 (de) | 1986-01-27 | 1987-01-27 | Vorrichtung zum zufuehren von spulen zu einem spulengatter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61016451A JPH0759460B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | クリ−ルへのパッケ−ジ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62175388A JPS62175388A (ja) | 1987-08-01 |
JPH0759460B2 true JPH0759460B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11916606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61016451A Expired - Fee Related JPH0759460B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | クリ−ルへのパッケ−ジ供給装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4783021A (ja) |
JP (1) | JPH0759460B2 (ja) |
DE (1) | DE3702379A1 (ja) |
IT (1) | IT1205722B (ja) |
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-
1987
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