JPH07505531A - 単子葉植物細胞の形質転換法 - Google Patents
単子葉植物細胞の形質転換法Info
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- JPH07505531A JPH07505531A JP5517980A JP51798093A JPH07505531A JP H07505531 A JPH07505531 A JP H07505531A JP 5517980 A JP5517980 A JP 5517980A JP 51798093 A JP51798093 A JP 51798093A JP H07505531 A JPH07505531 A JP H07505531A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
葉 の〉 ム ゛
本発明は、単子葉植物、特にイネ科植物、特定的にはイネ、小麦、トウモロコシ
、大麦及びその他の主要な穀物の右壁細胞を形質転換するための迅速かつ効果的
な方法に関する。
本発明は同様に、この方法によって得ることができる新規なトランスジェニック
単子葉植物、特定的にはイネ科植物にも関する。
1肛の五旦
近年、植物の遺伝子工学の能力に多大な拡張が見られてきた。数多(の双子葉植
物種のトランスジェニック−植物が生産されてきている。しかしながら、多くの
植物種、特に単子葉植物に属し、特定的にはトウモロコシ、小麦及びイネのよう
な経済的に重要な種を含むイネ科植物に属するものは、安定な遺伝子形質転換に
とって非常に手に負えないものであることが立証されてきた。
遭遇した問題点は、主として、単子葉植物細胞の組込み型(integrati
ve)形質転換(すなわち、植物細胞の核ゲノム内への外来性DNAの安定した
挿入)を、これらの形質転換された細胞からの稔性の成体植物の再生と組合わせ
ることが不可能であるということにあった。このような問題点は、主に、1)D
NAの取込み、2)ゲノム内へのDNAの組込み、及び3)再生能力に関して、
能力がある細胞の利用が不可能であるという事実によるものであった[Potr
ykus 1. (+990) Bio/Technology 9: 535
] 、安定な形質転換を評価するのに必要な基準に照らし合わせて、穀物を形質
転換するために使用されたさまざまな方法が見直された[Potrykus I
。
(1990) Bio/Technology ’4二 535; Potry
kus (1991) Annu、 Rev。
Plant Physiol、 Plant Mo1. Biol、 42:
205 ) a一般に、 [ポリエチレングリコール(PEG)処理及び/又は
電気穿孔法による]プロトプラストへの直接的遺伝子トランスファーは、最も優
れた可能性を有していたと思われるが、それでもプロトプラストからの再生が大
部分の遺伝子型について達成し難いものであったという事実により妨げられてき
た。実際には、プロトプラストは細胞浮遊培養から得られることが最も多かった
(Lazzeri及びL6rz (1988)、 r細胞培養における進歩(A
dvances in (:ell Cu1ture) J第6巻。
Academic press、 p291; 0zias−Akins及びL
6rz (1984、Trends j、nBiotechnologyg:
119.Hodgesら (1991) 、rイネのバイオテクノロジー(Ri
ce Biotechnology) J ed、 Khush及びToenn
iessen。
C,A、 B、 、 ’ International、英国、のp、 157
; 1.ynchら、(1991) rイネのバイオテクノロジーJ ed、
Khush及びToenniessen、 C,A、B。
International、英国、のp、 135)。
プロトプラストからの植物の再生は、一般に、さまざまな種について比較的少数
の遺伝子型に制限されたきたため、一般に有効なプロトプラストベースの手順を
開発するのは困難であった。従って、最近になって特にイネにおいてその他のア
プローチが探究されてきた。
Leeら(1991) Proc、 Natl、 Acad、 Sei、 US
A (rPNAsJ ) 88:6389は、イネ浮遊培養から得られる小さな
イネの細胞群の、PEGを媒体とする形質転換について報告した。β−グルクロ
ニダーゼをコードする遺伝子(l旦互)及びネオマイシンホスホトランスフエラ
ーゼ■をコードする遺伝子(ユ旦旦)で安定に形質転換された小植物を再生する
ことができた。
Christouら (1991) Biotechnology 旦: 95
7は、DNAでコーティングされた金粒子で胚を砲撃(ボンバード)することに
よる未成熟の接合体胚の細胞の形質転換について報告した。ホスフィノトリシン
(互互工)又はハイグロマイシン(江L1)のいずれかに対する耐性を付与する
遺伝子と共にl旦互遺伝子を含むトランスジェニックイネ植−物を再生すること
ができた。導入された遺伝子は、その子孫において正常なメンデル比で分離する
と報告された。
電気穿孔法を用いたインタクトな(無傷の)植物細胞内へのDNAの導入、これ
は往々にして電気注入と呼ばれているプロセスであり[Moriwakaら (
1988)による総説を参照のこと、「農業におけるバイオテクノロジー(Bi
otechnology in Agriculture) JAlan R,
Li、ss、 Inc、中、pp、175− ) 、 ・−・−・−1旧−・−
旧、、、旧、、カルス)、そこから表現型が正常な(例λば稔性の)植物を、器
官形成又は好ましくは胚形成によって再生することができる。従って、結果とし
て得られる本発明の形質転換された細胞は、カルスへと成長させることができ、
次いで、単数又は複数のDNAフラグメント」二にある目的の単数又は複数の遺
伝子を安定に有し、発現する植物、好ましくは表現型が正常な植物を再生させる
ことが可能である。このような再生された植物(特に大麦、イネ及び小麦)なら
びにその子孫、その種子、及びその形質転換された細胞も、本発明の一部を成し
ている。
光朋m町社説朋
本発明の方法を実施するにあたり、細胞浮遊培養のようなその植物細胞壁の少な
(とも一部分を有する浮遊させた植物細胞の培養は、従来の要領で単子葉植物か
ら得ることができる(LLら(1990)Plant Mo1. Biol、
Rep、 旦: 276; Wenら(1991)、 Plant Mol。
Biol、 Rep、 9: 308: Hodgesら(1991) rイネ
のバイオテクノロジーJ e−d、 Khush及びToenniessen、
C,A、B、 International、英国、のp、157; Yan
gら(1991) Au5t、 J、 Plant Physiol、 18:
445;Redwayら (1990) Plant Ce1l Repor
ts 旦: 714; Jihne ら (19911Theor、 Appl
、 Genet、 82: 74; Gordon−Kammら(1990)
The PlantCell g: 603; Frommら (1990)
Bio/Technology 旦: 833; Rhodes ら(1988
) Bio/Technology 旦: 56; Vasil及びVasil
(1986) J。
Plant Physiol、 124: 399; Kan+o及びHodg
es (1986) PlantScience 45: 111 ]。細胞浮
遊培養は、後に形質転換し培養してトランスジェニック植物を産生ずることがで
きるプロトプラストを提供することを目的として標準的に生成されてきたことか
ら、このような細胞培養を作るための手順は、一般に、再生可能な浮遊培養(す
なわち、再生可能なカルスを得ることができる細胞浮遊培養)を樹立し維持する
ことへと向けられてきた。しかしながら、穀物における再生は主として胚形成に
よって起こることから、再生可能な(この場合、胚形成性の)カルスを得るもと
どなる穀物の細胞浮遊培養は、一般に胚形成性の浮遊培養である。従って、以下
の記載及び例においては、本発明の方法は、主として出発物質としてイネなどの
穀物の胚形成性浮遊培養を参照して記載されている。しがしながら、本発明の方
法は、あらゆる単子葉植物種から得られる浮遊させた右壁細胞のあらゆる培養、
特定的には器官形成により再生可能なあらゆる細胞培養を含む再生可能な浮遊細
胞のあらゆる培養、ならびにこのような浮遊した右壁細胞培養を形成するのに使
用できる、右壁単子葉植物細胞に対して応用することができる。浮遊細胞の好ま
しい培養は、細胞浮遊培養を樹立する間に従来の方法で得ることができ、初めは
浮遊させたカルス塊、そして後には漸進的により均質な液体培地中の浮遊細胞凝
集塊により特徴づけられる、さまざまなタイプの液体培養である。本発明の方法
は、初期の段階にも後期の段階にも同じように適用可能であ−るーが、浮遊細胞
の塊又は凝集塊の好ましい培養に関して以下に特定的に例示するものとする。
単子葉植物種(例えばイネ)の特定の系統の、浮遊細胞塊の培養又は細胞浮遊培
!(例えば胚形成性浮遊培養)のような浮遊右壁細胞の培養が植物の再生に適し
ているか否かは、好適な再生培地上に懸濁液から誘導された多数(すなわち10
0以上)の細胞凝集塊(又は好適な増殖培地上のこのような細胞凝集塊から誘導
されたカルス)をブレーティングし、凝集塊のどれだけの割合が表現型の正常な
稔性植物を生み出すかを決定することによって、決定することができる。正常な
稔性植物が、少な(とも約10%、好ましくは少なくとも25%、特定的には少
なくとも50%の細胞凝集塊から得られる場合、その浮遊培養は、本発明の方法
を使用してトランスジェニック単子葉植物を得る目的のために適しているとみな
すことができる。
本発明の胚形成性浮遊培養は、従来の手順により樹立し維持することができる。
胚形成性浮遊培養は、一般に、細胞型が均質で急速に成長するものとして描写す
ることができる。これらは、液体(例えば水性)培地中で、数個から約200個
の密に詰まった胚形成性細胞から成る、充分に分散した凝集塊で構成されている
。胚形成性細胞は、丸形又は卵形をし、活発に分裂し細胞質が豊富であり、脂質
小滴及びでんぷん粒を含んでいる可能性があり、少なくともその細胞壁の一部分
、好ましくはその全てを保持している。胚形成性細胞は、例えば27〜32時間
のような倍加時間を有する可能性があり、適切な培地上にブレーティング後、植
物を再生することができるもとどなる胚形成性カルスを生じることができる。一
定の与えられた再生可能な浮遊培養の特異的な外観及び特徴、例えば細胞クラス
ターのサイズ、成長速度又は色、及び浮遊培養を樹立するのに必要とされる時間
は、使用する植物の種及び栽培品種、培地、及び物理的培養条件によって左右さ
れる。細胞浮遊培養でない浮遊した細胞の培養(すなわち浮遊した細胞塊の培養
)は、一般に、1)比較的サイズ(そして培養には比較的大きい細胞塊が多数台
まれている可能性さえある)及び細胞型が不均一であり、2)容易に分裂し、一
般に壊死の兆候(例えば褐変)を示さない細胞を含む、細胞凝集塊で実質的に構
成されることになる。胚形成性浮遊培養を樹立し維持するのに使用できる手順は
、これまでに記載されている:例えば、イネについて(Liら(1990) P
lant Mo1. Biol、 Rep、 fi: 276;Wen ら (
1991) Plant Mo1. Biol、 Rep、 9: 308;
Hodgesら (1991)「イネのバイオクチノロジーJ ed、 Khu
sh及びToenniessen。
C,A、B、International、英国、のp、157 ] 、小麦に
ついて(Yangら(1991) Au5t、 J、 Plant Physi
ol、 18: 445; Redwayら(1990)Plant Ce1l
Reports 8: 714 ) 、大麦について[Jihneら(199
1)Theor、 Appl、 Genet、 82: 74]及びトウモロコ
シについて[Gordon−Kama+ ら (1990) The Plan
t Ce1l @: 603: Frowmら (1990) Bi。
/Technology 8−: 833; Rhodesら (1988)
Bio/Technology 6: 56;Vasil及びVasil (1
986) J、 Plant Physiol、 124: 399; Kam
o及びHodges (1986) Plant 5cience 45: 1
11 ]。
同様に、本発明の浮遊した細胞、特定的には細胞塊の培養、特に再生可能な培養
を樹立するための一般的な手順は、当業者にとって周知のものである。実際、細
胞浮遊培養の樹立中に従来から使用される培地及び手順は、細胞浮遊培養をそれ
らから得ることができるか否かとは無関係に、このような浮遊細胞の培養の樹立
に一般に使用することができる。事実、このような浮遊細胞の培養の樹立は、一
般に細胞浮遊培養の樹立よりも容易であると信じられている。
本発明の浮遊細胞の好適な培養を得ることができるもとどなるカルスを誘導する
のに用いることができる外植体(explants)は、よく知られている。例
えば、イネについては、このような外植体には、乾燥種子、未成熟の胚、若い葉
脚、未成熟の花序、巧、小胞子、節及び根(特に根端)が含まれるが、その他の
穀物については、上述の外植体のい(つかは効果的に使用できない。カルス、特
定的には再生可能なカルスの誘導のためには、未成熟の胚が好ましい外植体であ
ると考えられている。しかしながら、当業者であれば、一般に、特定の植物種に
ついて又は1つの植物種の中の特定の系統及び遺伝子型について使用するため、
既存の培地及び手順を修正及び最適化することができる、と考えられる。
本発明の目的においては、特に形質転換された細胞をトランスジェニック植物へ
と再生させるべき場合、特にイネの細胞の浮遊物については、浮遊培養が比較的
若く、好ましくは約4カ月未満であり、特に3力月未満であることが好ましい。
かくして、以下で記載する−ように浮遊した細胞の電気穿孔を、浮遊培養の開始
後、4力月目以前、好ましくは3力月目以前に、実施することが往々にして好ま
しい。同様に、胚形成性浮遊培養の細胞の大部分が、その培養が由来する植物種
にとって正常な染色体数を有することも好ましい。
この点に関して、このような細胞の少なくとも約50%、好ましくは少な(とも
75%、特定的には80%、きわめて特定的には90%が正常な染色体数を有し
ていることが好ましい、従って、このような細胞から再生される植物におけるあ
らゆるツマクローナル(somaclonal)変動及びその他の不利な効果を
著しく減少させるため、樹立された細胞浮遊培養よりもはるかに若いものである
浮遊細胞の培養を、好ましくは使用する。
本発明は、浮遊させた有壁単子葉植物細胞の培養、特に再生可能な(例えば胚形
成性の)カルスを得ることができるこのような細胞の培養、特にこのような細胞
の比較的若い胚形成性浮遊培養、ならびに浮遊細胞のこのような培養を形成する
のに用いることができる有壁単子葉植物細胞が、表現型が正常な植物の再生に関
してのみならず、電気穿孔によるDNAの取込み及びそれに続く組込み型形質転
換に関しても能力を有するという驚くべき発見に基づいてい本発明の方法により
形質転換されるべき有壁単子葉植物細胞は、通常、細胞凝集塊の一部であろう。
このような細胞凝集塊が細胞浮遊培養、特定的には胚形成性細胞浮遊培養から得
られる場合には常に、このような細胞凝集塊は数個〜数百個(すなわち最高約5
00個)の細胞で構成されることになり、一般に約0.5mm未満の平均直径を
有することになる。このような細胞凝集塊を、細胞凝集塊の液体培養を形成する
のに使用できる組織又1よりルス、好ましくは再生可能なカルスから得る場合、
これらは通常はるかに大きく、平均直径は、約0.5〜3mmの間、好ましくば
約1〜2mmの間である。
このような細胞凝集塊を、浮遊細胞の液体培養、例えば細胞浮遊培養の樹立中に
得られる培養から得る場合、これらは一般にサイズがやや不均一なものとなり、
平均の大きさは約O45〜3mmの間である。しかしながら、上記及び例中に記
されている細胞凝集塊の大きさは、以下に記されている電気穿孔キュベツトの大
きさの点から好まll、い大きさと考えられるのであり、これらは本発明にとっ
て必要な大きさではない。
本発明に従うと、従来の要領で電気穿孔を行なうことができる〔例えば、Fro
mlIlら (1987) Meth、 Enzymol、 153+ 351
を参照のこと〕。この点に関して、有壁細胞、特に浮遊細胞の培養(例えば胚形
成性浮遊培養)に含まれているもののような、又はこのような培養を形成するの
に用いることができるもののような有壁細胞の凝集塊は、電気穿孔装置と共に使
用するのに好適なキュベツトへ移すこより記載されているとおり)。代替的には
、有壁細胞、特にその凝集塊を電気穿孔緩衝液中に懸濁させ、ピペットを用いて
キュベツトに移すこともできるし、あるいは、浮遊培養から液体培地を除去し、
その有壁細胞を次いで既に好適な量の電気穿孔緩衝液を含むキュベツトへスパチ
ュラを用いて移すこともできる。好ましくは、100〜200μ、好ましくは1
00〜150−の電気穿孔緩衝液あたり、約30mg〜150mg、特定的には
5011I1g〜125mg、最も特定的には75mg〜100mgの細胞凝集
塊をキュベツトに移す。
キュベツトへの移送に先立ち、好ましくは振とうしながら、右壁細胞凝集塊を電
気穿孔緩衝液中に約15分〜3時間、好ましくは約45分〜1.5時間、懸濁さ
せることが好ましいが、この時間は、数分(すなわち1〜5分)まで短縮するこ
とができる。同様に、細胞材料のインキュベーションは電気穿孔緩衝液中で実施
する必要はなく、実際にはあらゆる高張性緩衝液中で実施することが可能である
。
電気穿孔に先立って、細胞壁をわずかに損傷させるか又は細胞凝集塊をサイズの
点でより均一にするために、植物細胞壁分解酵素又は機械的な力(例えば細かい
メツシュを通してのふるいかけ)を用いて細胞凝集塊を簡単に処理することも望
ましい可能性がある。このような酵素前処理を用いる場合には、それは好ましく
は30分未満、特定的には10分未満、きわめて特定的には3〜5分未満でなく
てはならない。この目的に使用することができる酵素又は酵素組成物は、周知の
ものである〔例えば、Power及びChapman (1985)。
[植物細胞組織培養:実践的アプローチ(Plant Ce1l Tissue
Cu1ture: A Practieal Approach)J IRL
Press、 0xford中、を参照のこと〕。
DNAフラグメントを、電気穿孔緩衝液中の有壁細胞、特定的にはその凝集塊を
含むキュベツトに添加した後、本発明に従って電気穿孔を実施することができる
。好ましくは、約2時間又は3時間の長い時間、又は約5分〜15分の短い時間
(そして最低約1分)、ただし標準的には約1時間、電気穿孔に先立ち有壁細胞
とDNAとを同時インキュベートする。比較的小さいサイズ、好ましくは約20
kb未満、特に15kb未満、特定的には10kb未瀾、きわめて特定的には6
kb未満(例えば最低的2〜3 kb)の、環状ではなくむし7ろ線形のDNA
を用いると、最高の結果を得ることができると考えられている。この点に関して
、複数の目的遺伝子を用いて本発明の能力がある(コンピテント)単子葉植物細
胞を形質転換するために、異なる組成の複数の線形DNAフラグメントを使用す
ることができる。好ましくは、約5〜30ut、特定的には約10〜25μg、
きわめて特定的には約1101J又は20ugのDNAを、細胞凝集塊を含むキ
ュベツトに添加する。スペルミジンのようなりNA分解を妨げる物質を添加する
ことが可能である。
特定の電気穿孔条件は非常に重要なものとは考えられておらず、約800〜90
0pFのコンデンサーから放出させた約600−700 V/cm電界強度の1
パルスで優れた結果を(例えばイネにおいて)得ることができる。異なるタイプ
の細胞及びその凝集塊(例えば浮遊培養からの)について最適な電気穿孔条件は
異なる可能性が高いが、一般に、Frommら(1987) Meth、 En
zymol、 153: 351及びDekeyserら″(19901前出に
より記載されているような条件を使用することができる。この点に関して、あら
ゆるタイプの細胞凝集塊についての最適な電気穿孔条件は、形質転換する植物種
、及び浮遊培養を使用する場合には懸濁液の新旧及び全体的状態により左右され
ると考えられ、かかる条件は実験により決定することができる。
従って、一般に、まず最初に、細胞凝集塊を用いて、電気穿孔緩衝液中の細胞凝
集塊を含む電気穿孔キュベツトにいかなるDNAも添加しない予備的実験を実施
すること、そして電気穿孔パルスの後、少な(とも約50%、好ましくは少なく
とも75%、特定的には少な(とも90%の細胞凝集塊が固体培地上にブレーテ
ィングした後にカルスへと発達することが好ましい。
電気穿孔緩衝液の組成も同様に非常に重要なものとは考えられておらず、一般に
、従来の電気穿孔緩衝液を使用することができる〔例えばFrommら (19
87)前出を参照のこと〕。
電気穿孔法により形質転換が完了した時点で、形質転換された単子葉植物細胞を
含む細胞凝集塊を、好適な培地(固体培地、ビーズ型培地、又さらには液体培地
であってもよい)に、好ましくは形質転換された細胞が選択可能なマーカーをコ
ードするDNAフラグメントを含んでいる場合には選択培地に移す。この移送は
、形質転換事象の後できるだけ早(、好ましくは直後、特に形質転換事象の後約
1日〜3日以内に行なわなくてはならない。
好ましくは1選択可能なマーカーをコードするDNAフラグメントで形質転換さ
れた細胞凝集塊は、従来の培養条件、培養手順及び選択的作用物質を補足した培
地[例えば、Vasil (1988)前出中の参考文献を参照のこと〕を用い
て培養する。選択的作用物質の選択は、以下で論述するように、有壁細胞を形質
転換するためのDNAフラグメント内で使用される選択可能なマーカーによって
左右される。選択的作用物質の濃度は、選択可能なマーカ・−をコードするDN
Aフラグメントが細胞のゲノム内に組込まれている、好ましくは完全に組込まれ
ている、安定に形質転換された細胞のみが生存し分離されつるように、形質転換
された細胞に対し好適な選択的圧力を提供しなくてはならない。このような形質
転換された細胞凝集塊は、非選択的培地上で数日間培養することができるが、こ
れらをできるかぎり早く選択培地に移し、表現型が正常な植物を再生するために
使用できる形質転換された胚形成性カルスのような形質転換された形態形成カル
スを有意量生成するのに充分な長い時間(例λば約6カ月もの長い期間)、好ま
しくは少な(とも約1カ月、特に2〜3力月間、維持することが好ましい。同様
に、培地の高張性を、例えば培地にマンニトールを補足することによって限られ
た時間だけ(例えば最高2〜3週間)維持することも好ましい。
本発明に従うと、あらゆるDNAフラグメントを、単子葉植物のゲノム、特定的
には核ゲノムの中に組込ませることができる。一般に、DNAフラグメントは、
形質転換された植物細胞内で機能的であり、このような細胞及び細胞から再生さ
れた植物に対して付加的な特性を付与する、外来性又は内在性の遺伝子又はその
他のDNA配列を含む。この目的のため、DNAフラグメントは、好ましくは、
作動可能に連結された以下のDNA配列を含む単数又は複数のキメラ遺伝子を含
んでいる:1)植物細胞内のコーディング配列の発現を指示することができるプ
ロモーター配列(「プロモーターJ);2)植物細胞内で特異的な活性をもつタ
ンパク質(「目的のタンパク質」)をコードする配列(「コーディング配列」)
;及び3)好適な3′転転写節シグナル。タンパク質の必要とされる機能性を得
るためには、タンパク質を、サイドシル、ミトコンドリア、葉緑体又は小胞体の
ような植物細胞の単数又は複数の特定の区画にターゲティングすることも必要と
なる可能性がある。サイドシルへのターゲツティングのためには、上述のような
キメラ遺伝子をそのまま使用することができる。しかしながら、その他の区画に
ターゲティングするためには、キメラ遺伝子のDNA配列1)及び2)の間に付
加的な配列(「ターゲツテング配列」)が存在することが必要である。必要とあ
らば、キメラ遺伝子は、同様に転写及び/又は翻訳エンハンサ−を含んでいても
よ(、DNA配列のコドン利用を植物細胞内での発現のために最適化することが
可能である。
本発明に従ったキメラ遺伝子は、充分に確立された原理及び技術に従って構築す
ることができる。この点において、タンパク質のコーディング配列(又は存在す
る場合にはターゲツテング配列)の開始コドンで翻訳が開始されるように、さま
ざまなりNA配列を連結しなくてはならない。
形質転換された双子葉植物において遺伝子の発現を指示するのに現在使用されて
いるさまざまな構成的ならびに器官特異的及び組織特異的プロモーターが、本発
明の形質転換された単子葉植物における使用にも適しているものと考えられてい
る。この点に関して、目的のタンパク質をコードするコーディング配列;及びそ
の上流(すなわち5′)の、コーディング配列の発現に好適な外来性又は内在性
プロモーターを含むキメラ遺伝子を用いて、特定の植物細胞を形質転換すること
ができる。好適な外来性構成的プロモーターとしては、カリフラワーモザイクウ
ィルス(rCaMVJ)の単離株CM 1841 [Gardnerら(198
1) Nucl、 Ac1ds Res、 旦: 28711及びCa b b
B −s [Franckら (1980) Ce1l、 21: 285
]のプロモーター(r35Sプロモーター」)(非相同遺伝子の構成的発現48
2〕から分離され、その配列[35S3プロモーターの配列は欧州特許公報(r
EPJ )359617に開示されている]及びトランスジェニック植物におけ
るそのより大きい活性[Harpsterら(1988) Mo1. Gen、
Genet、 212: 182 ]において35Sプロモーターと異なって
いる関連プロモーター(r35S3プロモーター」);そして、アグロバクテリ
ウム(桔胚αscterium)のT−DNAのそれぞれ1′及び2゛遺伝子の
発現を制御し[Veltenら(1984) EMBOJ、旦: 2723 )
、創傷により誘導されるプロモーターである、TRI′及びTR2’プロモー
ターが挙げられる。好適な器官特異的、組織特異的及び/又は誘導可能な外来性
プロモーター、例えば、光合成組織の中でのみ活性である光誘導性ブロモ−ラー
ゼの小サブユニット遺伝子(例えばIA遺伝子)のプロモーター(rssuJプ
ロモーター);EP344029に開示されているめ特異的プロモーター;及び
仕妙星旺旺と肋旦卦皿などの種子特異的プロモーター[Krebbersら(1
98g) Plant Phystol、 87:859]なども同様に知られ
ている〔例えば、Kuhlemeierら (1987)Ann、 Rev、
Plant Physiol、 38: 221において引用されている参考文
献を参照のこと〕。欧州特許公報(rEPJ )344029に記載されている
ように、単子葉植物を形質転換してそれらを雄性不稔にするのに特に有用なプロ
モーターは、EP344029のタペート組織に特異的なプロモーター、PTA
29、PTA26及びPTA13、特にPTA29である。
同様に、形質転換された双子葉植物において使用される既知の3′転写調節配列
及びポリアデニル化シグナルを、本発明の形質転換された単子葉植物においても
使用することが可能であると考えられる。このような3′転写調節シグナルは、
コーディング配列の下流(すなわち3′)に提供することができる。この点に関
して、キメラ遺伝子の発現を得るのに適した外来性の又は内在性のいずれかの転
写終結及びポリアデニル化シグナルを含むキメラ遺伝子を用いて、特定の植物細
胞を形質転換することが可能である。例えば、A robacterium t
umefaciensのTi−プラスミドのT−DNA領域の遺伝子7 [Ve
lten及び5chell (1985) Nucl、 Ac1ds Res、
+3:69987 、オクトビンシンターゼ遺伝子[Gielenら (19
83) EMBOJ。
3: 835]及びツバリンシンターゼ遺伝子のような遺伝子の外来性3′非翻
訳末端を使用することができる。
形質転換された植物細胞中、好ましくはその細胞質中で、発現され、続いて細胞
のミトコンドリア、葉緑体及び/又は小胞体の管腔(ルーメン)への目的のタン
パク質のトランスロケーションが起こりうるキメラ遺伝子の構築のためには、好
適なターゲティング配列が知られている。このようなターゲティング配列の選択
は、非常に重要であるとは考えられておらず、遺伝子の発現産物のトランスロケ
ーションを提供することになるターゲティングペプチドをコードする外来性又は
内在性ターゲティング配列を含むキメラ遺伝子を用いて特許の植物細胞を形質転
換することができる。[ターゲティングペプチドjというのは、真核細胞内で、
通常、葉緑体又はミトコンドリアタンパク質又はこのタンパク質のサブユニット
と、又は小胞体にトランスロケーションされるタンパク質と関連しており、しか
も細胞の核DNAによりコードされる前駆体タンパク質の一部として細胞内で産
生されるポリペプチドフラグメントのことである。
ターゲティングペプチドは、核にコードされた葉緑体又はミトコンドリアのタン
パク質又はサブユニットの1葉緑体又はミトコンドリア又は小胞体の管腔内への
トランスロケーションプロセスを担っている。トランスロケーションプロセスの
間に、ターゲティングベブチドはタンパク質又はサブユニットから分離されるか
又はタンパク質分解により除去される。欧州特許出願(rEPAJ )8540
2596.2及び88402222.9に一般的に記載されているように、形質
転換された植物細胞内で発現された目的のタンパク質をトランスロケーションで
きるターゲティングベブチドを発現するようにキメラ遺伝子内にターゲティング
配列を提供することが可能である。葉緑体内への輸送のために好適なターゲティ
ングペプチドは、酵素1.5−リブロースビスリン酸カルボキシラーゼの小サブ
ユニットのトランジットペプチド[1(rebbersら (19H)Plan
t Mo1. Biol、 11: 745; EPA 85402596.2
]であるが、Watson(1984) Nucl、 Ac1ds Res、
12: 5145及びVon He1jneら (199−1)Plant M
o1. Biol、 Rep、 9: 104によりリストアツブされているも
ののようなその他の葉緑体トランジットペプチドも、同様に使用できる。好゛適
なミトコンドリアターゲティングペプチドは、5chatz(1987) Eu
r、 J、 Biochem、 165: lにより記載され、Watson(
1984)前出によりリストアツブされているようなミトコンドリアトランジッ
トペプチドである。目的のタンパク質を植物細胞の小胞体の管腔にトランスロケ
ーションできる好適なターゲティングペプチドは、例えば、Von He1jn
e (1988) Biochem、 Biophys、 Acta947:
307により記載され、Watson (1984)前出によりリストアツブさ
れているシグナルペプチドである。
トランスジェニック双子葉植物の生成に使用することができるコーディング配列
は、周知であり〔例久ば、Weisingら (1988)Annual Re
v、 Genet、 22: 421にリストアツブされているコーディング配
列を参照のこと]、このようなコーディング配列は、本発明に従った形質転換さ
れた単子葉植物においても同様にうまく使用できるものと考えられている。この
点に関して、コーディング配列は、その植物にとって外来性であっても内在性で
あってもよく、例えば、以下のようなタンパク質をコードしていることができる
:昆虫種に対し有毒で、従って昆虫の攻撃から植物を保護するもの(EP193
259、EP305275及びEP358559);ストレス条件から植物を保
護するもの(EP359617);植物に、特定の除草剤に対する耐性又は寛容
性を付与するもの(EP242236);コーディング配列が雄性又は雌性の器
官特異的プロモーターの制御下にあるとき(EP344029、WO92100
274及びWO92100275) 、そのタンパク質が植物をそれぞれ雄性不
稔(EP344029)又は雌性不稔(EP412006)にすることができる
ように、そのタンパク質を発現する植物細胞を殺すか又は損傷するもの;植物を
経済的に重要なペプチド又はタンパク質の供給源として使用できるよう、植物又
は選択された植物器官から抽出でき、場合によってはさらに処理することができ
るもの(EP319353);又は、そのタンパク質を発現する形質転換された
植物又はその器官を、動物又は人間のために栄養価が増強された食物として使用
できるように、栄養的に重要なアミノ酸を豊富にしたもの(EP318341)
。
単子葉植物を形質転換してこれらを昆虫耐性にするために特に有用なコーディン
グ配列は、殺虫性結晶タンパク質とその殺虫性ポリペプチド毒素をコードする、
Bacillus thurin 1ensis (r B t J )菌株か
ら単離された遺伝子及びその一部が切除された部分であ一部・〔総説としては、
Hofte及びWhiteley (1989) Mierobiol、 Re
v、 53:242を参照のこと〕。以下のBt遺伝子が、穀物(例えば、イネ
、小麦、トウモロコシ及び大麦)における昆虫防除のために特に重要であると考
えられている:肚出工=2種(例えば、It、 zea及びH,ar+銭り堕)
の防除のためのCryIAb遺伝子(EP193259)及びCryIAc遺伝
子;トウモロコシにおける0strinia種(例えば0. nubilali
s)の防除のためのCryIAb遺伝子及びCryIb遺伝子(EP35855
7); トウモロコシ及び小麦における知二±堕種の防除のためのCryIAc
遺伝子;そして、トウモロコシにおける鉦皿匹te ra種(例えば、鉦な皿江
肛血)の防除のためのCryID遺伝子及びCry I E遺伝子(EP358
557)。トランスジェニック植物の組織においてこのよ6な遺伝子の充分な発
現を達成するため、PCT出願PCT/EP91100733 (PCT公報W
O91/16432)中に記されているように遺伝子を改変することが好ましい
。
本発明に従った選択可能なマーカーは、コーディング配列が、それを発現してい
る植物細胞に対して抗生物質及び/又は除草剤のような選択的作用物質に対する
耐性を付与するタンパク質をコードしているキメラ遺伝子によってコードされう
る0本発明に従ったスクリーニング可能なマーカーは、コーディング配列が、そ
れを発現している植物細胞に対して異なる色のような異なる外観を付与してスク
リーニング可能なマーカーで形質転換された植物を手で分離できるようにするタ
ンパク質をコードしているキメラ遺伝子によってコードされつる。本発明に従っ
て単子葉植物を形質転換するための、選択可能なマーカー又はスクリーニング可
能なマーカー、好ましくは選択可能なマーカーのコーディング配列の選択は、非
常に重要なものとは考えられておらず、従来の選択可能な及びスクリーニング可
能なマーカーのためのコーディング配列を使用することができると考えられる〔
例えば、Weisingら(198g)前出にリストアツブされているマーカー
を参照のこと〕。選択可能なマーカーのための好適なコーディング配列の例とし
ては、以下のものがある:抗生物質力士マイシンに対する耐性を付与する酵素ネ
オマイシンホスホる酵素ハイグロマイシンホスホトランスフェラーゼをコードす
る丘工1遺伝子[Gritz及びDavies (1983) Gene 25
: 179) ;及び除草性化合物ホスフィノトリシン(phosphinot
hricin)及びビアラホス(bialaphos)に対する耐性を付うすあ
ホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼをコードするba工遺伝子(E
P242236)。葉緑体代謝に作用する除庫剤又はその他の選択的作用物質に
対する寛容性又は耐性を付与するタンパク質をコードする選択可能なマーカー遺
伝子2例えばba工遺伝子を使用するにあたっては、マーカー遺伝子が上述のよ
うな葉緑体ターゲテイング配列と共にキメラ遺伝子の一部を成していることが好
ましい。スクリーニング可能なマーカーのための好適なコーディング配列の例と
しては、β−グルクロニダーゼをコードするl旦ユ遺伝子EJefferson
ら(1986) PNAS 旦: 39011及びルシフエーゼ遺伝子[Owら
(198B) 5cience 234: 856)がある。
本発明の形質転換された細胞凝集塊の培養の間、培地中の選択的作用物質の存在
によって提供される選択圧力は、形質転換されていない細胞から形質転換された
細胞を分離するのに充分高くなくてはならず、かつ充分長く維持されな(ではな
らない。しかしながら、特定の選択圧力及び持続時間が非常に重要であるわけで
はなく、選択圧力及びその持続時間の選択は従来の要領で行なうことができると
考えられる。ただし、互!工遺伝子を選択可能なマーカー遺伝子として用いる場
合、好ましくはホスフィノトリシン(PPT)を、培地1リツトルにつき約0.
5mg〜5011g、特定的には2mg〜20mgの濃度で使用する。
このとき、本発明の電気穿孔された右壁細胞凝集塊(例えば浮遊培養からの)の
形質転換された細胞の培養において生成された形態形成性カルス、好ましくは胚
形成性カルスの形態形成性セクター好ましくは胚形成性セクターは、次いで従来
の要領で表現型が正常な(例えば成熟し稔性の)植物に再生させることが可能で
ある【例えば、Vasil (1988)前出の参考文献、Lazzeri及び
L6rz (1988)前出、及びLynchら(1991)の「イネのバイオ
テクノロジーJ 、 ed、Khush及びToenniessen 、 C,
A、B、 International、英国、のp、 135とその中に引用
されている参考文献を参照のこと〕、か(して得られた再生された植物は、トラ
ンスジェニック植物となり、少なくとも、その核ゲノム中に安定に組込まれた選
択可能なマーカー又はスクリーニング可能なマーカー、好ましくは選択可能なマ
ーカーをコードする何らかのDNAフラグメントを含んでいる0次いで、目的の
その他の遺伝子の存在及び発現は、例えば、サザンブロ・ソティング及び/又は
ポリメラーゼ連鎖反応(PCR法)を用いて(Sambrookら (1989
) r分子クローニング:研究室マニュアル(Molecular Cloni
ng: A Laboratory Mannual) J 、第2版、Col
dSpring Harbor Laboratory Press、 N、Y
、) 、及び/又は目的の遺伝子の表現型発現を確認することにより、従来の要
領で評価することができる。
本発明の目的においては、本発明の形質転換及び再生手順によって生成されるよ
うな表現型が正常な植物は、本発明に従った形質転換中に植物のゲノムに導入さ
れたDNAフラグメントの発現によって付加されるか又は変化する特徴を除いて
、その表現型特性のいずれにおいても、同じ系統の形質転換されていない植物と
実質的な差異をもたない少なくとも1つの植物として理解されるべきである。
当然のことながら、トランスジェニック植物を結果としてもたらす全ての手順は
、さまざまな表現型を表す多数のトランスジェニック植物を生成し、そのうちの
いくつかだけが上述の定義のように表現型が正常なものである。
本発明の方法は、懸濁した右壁細胞の液体培養、特に右壁細胞凝集塊の液体培養
、例えば浮遊培養、好ましくは未成熟及び成熟接合体肢、葉脚、若い花序、豹、
小胞子などのさまざまな外槽体供給源から誘導された外植体のインビトロ培養に
より得ることができる再生可能なカルス、特に胚形成性カルスのもとどなる浮遊
培養を与える、全ての単子葉植物種に適用することができる。この方法は、経済
的に重要なイネ科作物、特定的にはイネ、小麦、エンバク、大麦、トウモロコシ
、モロコシ類、ライ麦及びアワのような主要穀物の形質転換のために、特に有用
となる。結果として得られる本発明のトランスジェニック植物は、高い作物栽培
学的価値をもつ新しい系統及び/又は栽培作物を迅速かつ効率の良い形で作り出
すために使用することができる。
本発明は、浮遊細胞の培養(例えば、細胞浮遊培養)ならびにこのような培養を
形成することができる右壁細胞(例えば、外植体由来カルスから得られた細胞)
の電気穿孔によって、単子葉植物の右壁細胞を形質転換するための迅速かつ効率
的な再現性の高い方法を提供する。本発明に従って再生可能な(例えば胚形成性
の)右壁細胞の浮遊培養を電気穿孔する場合、形質転換された形態形成性カルス
の培養を作ることができ、そこから表現型が正常な稔性植物が再生されつる。こ
のような右壁細胞、特定的には胚形成性浮遊培養のそれの電気穿孔は、一般に、
単子葉植物において安定な形質転換体を得るための好適な方法としてみなされて
いなかったことから、これは驚くべきことである〔例えば、Potrykus
(1991) Annu、 Rev。
Plant Physiol、 Plant Mo1. Biol、 42:
205を参照のこと]。このような右壁細胞の、特定的にはその酵素的又は機械
的前処理を全(伴わない、本発明に従った電気穿孔は、既存の単子葉植物の形質
転換方法に対する明瞭な改良である。本発明の方法ではインビトロ培養の期間が
比較的短くてすむため、この方法は、従来の大部分の方法よりもはるかに時間及
び労力を消費しないものである。短い組織培養期間は、同様に、ツマクローナル
変動の発生をも確実に減少させる。
本発明の方法は、その核ゲノムに安定に組込まれた少なくとも1つの(例えば外
来性の)目的の遺伝子で形質転換されている、新規で表現型が正常な(例えば稔
性の)トランスジェニック単子葉植物、特定的にはイネ科植物、きわめて特定的
には穀物、最も特定的にはイネ、小麦及び大麦を生産するのに使用することがで
きる。
この方法は、形質転換される植物の遺伝子型とは比較的無関係であり、少な(と
もその組織の1つから得ることができる再生可能な(例えば胚形成性の)浮遊培
養のもとどなるあらゆる植物の細胞を形質転換することができると考えられる。
このため、単子葉植物種の大部分、そして各種内のかなりの数の系統を形質転換
することが可能になっている。実際、好適な再生可能な浮遊培養を形成する能力
は、古典的な育種プログラムを用いて、このような能力をもつ1つの植物系統か
らもたないもう1つの系統へとトランスファーすることができ、このため本発明
は、さらに多くの植物系統に適用可能である。
上述のように、本発明に従った浮遊右壁植物細胞の培養の電気穿孔によって、有
利にも、安定に形質転換さした単子葉植物の細胞を得ることができる。この点に
関して、浮遊細胞の培養から再生可能なカルス(例えば胚形成性カルス)を得る
ことができる場合、カルスのこのように形質転換された植物細胞のいくつかは、
それに続いて本発明に従って、その全ての細胞のゲノムに安定に組込まれた少な
くとも1つの目的の遺伝子を含むトランスジェニック単子葉植物へと再生させ得
る。
しかしながら、本発明の浮遊細胞の培養は、厳密な意味での「細胞浮遊培養」で
ある必要はない。これは、それがプロトプラストの調製のために使用されるべき
細胞培養に関して用いられるものであるからである。実際、本発明に従うと、そ
の細胞壁を保持し、液体(例えば水性の)培地中に浮遊している植物細胞のいか
なる培養の電気穿孔によっても、植物細胞の形質転換及び再生において実質的に
同じ結果を得ることができると考えられる。この点に関して、本発明の浮遊細胞
の培養は、植物組織から又は植物組織より得たカルスから得られる細胞凝集塊の
あらゆる液体培養を包括するものとして理解されるべきである。実際、本発明の
方法におけるカルスから得られた浮遊細胞凝集塊の液体培養の使用は、インビト
ロ培養時間と、その後の形質転換された細胞及び/又は植物におけるツマクロー
ナル変動とをさらに減少させる。その上、本発明の浮遊細胞の培養を形成するた
めに使用することができる各々の植物種について、二定のタイプのカルスからの
細胞の電気穿孔によって、実質的に同じ結果を得ることができると思われる。例
えば、イネにおいては、このようなカルスは、外植体に由来する(例えば肺由来
の)胚形成性カルスの一部で、カルス組織の残りの部分から容易に分離できる、
緻密で黄色及び/又は白味がかった、往々にして丸形又は卵形の細胞塊で構成さ
れていてよい。
以下の実施例は、本発明を説明するものである。別の指示が無い限り、組換えD
NAを操作するための実験手順は全て、Sambrookら(1,989) r
分子クローニング:研究室マニュアルJ 、 Co1d SpringHarb
or Laboratory Press、 N、Y、に記載されている櫟準化
された手順により実施した。あらゆるオリゴヌクレオチドは、Kraier及び
Fr1tz (1968) Methods in Enzymology 1
54: 350により概略的に示されている一般的規則に従って設計し、App
lied Biosystems380A DNA合成装置(Applied
Biosystems B、Vl、 Maarssen。
オランダ)を用いて、Beaucage及びCaruthers (19811
TetrahedronLetters 22: 1859のホスホルアミダイ
ト方法により合成した。例中で用いられている2N6、N67、AA、N6S3
、及び無ホルモンN6培地の組成は、日本タバコ産業株式会社(Japan T
obacc。
Inc、) 、植物育種及び遺伝学研究所、日本国静岡県イヮタ市トヨダ東原7
00、〒438 (700Higashibara、 Toyoda、 Iwa
ta。
5hizuoka 438. Japan)の御厚意により提供されたものであ
る。
以下の例では、次の配列リストを参考にする。
1ユユス上
SEQ ID No、1−例2のプラスミドpDE11oの配列。
SEQ ID 胤2−例4のプラスミドpDE4の配列。
以下の要領で、種子由来カルスからイネの栽培品種ニッポンバレ(肛圧並厘匹)
及びコチヒビキ(Kochihibiki)の細胞浮遊培養を作った。成熟した
乾燥イネ種子を脱穀し、表面殺菌し、固体2N6培地(0,5mg#ニコチン酸
、0 、5 mg/lピリドキシンH(1,1,0mg/fチアミンHCff、
2.0mg、# 2.4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)、30g/l
スクD−ス、2.0g/l ケルーyイト(Gelrite)を補足した、C
huら(1975) Sci、 Sin、 Peking 18:659により
記されているN6培地、pH5,81上にブレーティングした。プレートを30
℃で4週間インキュベートし、その後、胚由来の緻密な胚形成性カルスの、緻密
で白味がかった及び/又は黄色い部分約1グラムを、25〇−入り三角フラスコ
中の、65−のAA培地[Murashige及びSkoog (1962)
Physiol、 Plant、 15: 473により記載されているMS培
地からの微量栄養素及びビタミンを含む、Toriyama及びHinata(
1985) Plant 5cience 41: 179のAA培地について
記されたとおりの多量栄養素、アミノ酸、成長調節物質及び糖、pH5,83へ
と移した。これらの培養を、回転式振どう培養器上で約12Orpmで暗所に維
持した。培養は、1週間毎に継代培養した。
最初の継代培養の後、培養フラスコから全てのAA培地を除去し、65−の新鮮
なAA液体培地と交換した。その後の継代培養の間、より大きい細胞クラスター
がより小さい断片に解離したときに形成された、より小さく、通常クリーム状又
は黄色い細胞塊の充実細胞量1〜2−を選択し、65idの新鮮なAA培地に移
した。各々の継代培養において、褐色の部域(壊死)をもつ細胞クラスターを除
くよう注意を払った。1〜2力月の継代培養の後、異なるサイズの緻密な細胞凝
集塊から成る充分に分散した清浄な(すなわち褐色の細胞クラスターの無い)浮
遊培養が得られた。
2つの栽培品種の細胞浮遊培養を、次いで、各々の継代培養の間、65−の新鮮
培地に1−の充実細胞量を移すことによって維持した。懸濁液の細胞クラスター
は、植物再生のためのN633培地(0,5mg#ニコチン酸、0 、 5 m
g/i’ピリドキシンHCρ、1.0mg/lチアミンH(1,876mg#グ
ルタミン、266a+g#アスパラギン酸、174mg/i’アルギニン、7
、 5 mg/lグリシン、1.0g/i’カザミノ酸、0 、2 mg/!ナ
フタレン酢酸(NAA)、1.0mg/fカイネチン、20g#’スクロース、
4.0g/lゲルライトを補足し、主要塩類の強度を半分にしたN6培地、pH
5,8)上にこれらをブレーティングすることによって、その植物再生潜在能に
ついて定期的にチェックした。
12ニア、・ ゛ し)るイネの ’L の多辺下の要領で、例1のイネの栽培
品種ニッポンバレ及びコチヒビキからの細胞浮遊培養を、除草剤耐性遺伝子で形
質転換し、形質転換された細胞をトランスジェニック植物へと再生させた。
1、ニッポンバレ
細胞浮遊培養を樹立し、2力月間維持した。最後の継代培養から4日後、AA培
地を除去し、細胞クラスターを電気穿孔緩衝液AA[35mML−アスパラギン
酸、35mML−グルタミン酸、5mM D−グルコン酸、5mM2−[N−モ
ルフオリノコエタンスルホン酸(MES)、0.4Mマンニトール、pH5,8
(Tadaら(1990) Theor、 Appl、 Genet、 80二
475))で洗浄し、30rpmの振どう培養器上で1時間この緩衝液中に保つ
光。その後、細胞凝集塊を電気穿孔緩衝液AAで2回洗浄した。約75mg〜1
00mgの細胞クラスターを電気穿孔キュベツトに移し、約100〜1504の
電気穿孔緩衝液中に再懸濁させた。HindlTIで線形化した15ugのpD
E110プラスミドDNAを、各キュベツトに添加した。プラスミドpDE11
0は、長さ4.883bpのプラスミドであり、CaMV35S3プロモーター
(EP359617)の制御下にホスフィノトリシン(PPT)耐性遺伝子(旦
且工)を含んでいる。
pDElloの完全な配列は、SEQ ID N(Llに示されている。プラス
ミドDNAの添加の後、キュベツトを10分間氷上に置いた。次に、700 V
/cmの電界強度をもつ単一のパルスを、800pFのコンデンサーから細胞ク
ラスターとDNAの混合物に放出させた。パルスの直後に、細胞クラスターに液
体N67培地(0,5mg/lニコチン酸、0 、 5 mg#’ピリドキシン
H(1,1,0mg/fチアミンHCfi、1. Orng/l 2.4−D、
0.5mg/i’ 6−ベンジルアミツブリン、20g/Iスクロース、30
g/lソルビトールを補足したN6培地、pH5,8)を加え、次にこれらの細
胞クラスターを、5 mg/IのPPTを含む固体選択N67培地(0,5mg
/、i!ニコチン酸、0.5mg/i’ピリドキシンHCA、1.0mg/i’
チアミンH(1,1,0mg# 2.4−D、0.5mg/l 6−ベンジルア
ミノプリン、20g/lスクロース、30g/lソルビトール、2.0g/Iゲ
ルライトを補足したN6培地、pH5,8)上にブレーティングしたJ
平板を、16/8時間の明/暗管理様式で、26℃でインキュベートした。6週
間の培養の後、処理した浮遊凝集塊から発達しなPPT耐性カルスな、新鮮なN
67培地にPPTを加えたものの上にさらに12日日間−た。その後、PPT耐
性カルスを、5mg/IのPPTを補足した植物再生培地N653に移した。選
択したカルスの2つから、植物を再生することができた。発達する小植物が約i
oamの高さに達した時点で直ちに(通常1〜2力月以内)、これらをホルモン
を含まないN6培地[0,5mg/fニコチン酸、0.5mg、Q’ピリドキシ
ンH(1,1、Omg/IチアミンHCj2、log/lカザミノ駿(ビタミン
検定)、20g#スクロース、2.0g/Iゲルライトを補足したN6培地、p
H5,83に移し、土壌及び温室に移すのに充分なほど強くなるまで(通常1〜
3週間後)、この培地上で培養した。
2、コチヒビキ
細胞浮遊培養を樹立し、4.5力月間維持した。最後の継代培養から4日後に、
AA培地を除去し、細胞クラスターを電気穿孔緩衝液9 [0,4Mマンニトー
ル、10mMKCj2.4mMCa(、jL ・2H20,10a+MN−2−
ヒドロキシエチルピペラジン−N′−2−エタンスルホン酸(HEPES) 、
pH7,2]で洗浄し、振どう培養器上で1時間この緩衝液中に保った。その後
、細胞クラスターな電気穿孔緩衝液9で2回洗浄した。約75〜100mgの細
胞凝集塊を電気穿孔キュベツトに移し、キュベツト1つにつき約100〜150
ILlの電気穿孔緩衝液9中にこれを再懸濁させた。
E c o R”Iで線形化した12ttgのpDE110プラスミドDNAを
各々のキュベツトに添加し、室温(25℃)で45分間、細胞クラスターと同時
インキュベートした。キュベツトを10分間氷上に置き、各キュベツト内の細胞
凝集塊を、700V/am −800PF (4キユベツト) 、600V/c
m −90OFF (4キユベツト)、700V/cm −900JIF (5
キユベツト)のいずれかの電圧/静電容量特性で、コンデンサーから放出させた
単一パルスを適用することによって、電気穿孔した。液体N67培地を、パルス
の直後に各キュベツトに添加し、5 mg/lのPPTを補足した固体選択N6
7培地上に細胞クラスターをブレーティングした。
平板を、16/8時間の明/暗管理様式で、19日間26℃でインキュベートし
た。発達中のPPT耐性カルスを単離し、新鮮なN67培地に5mg#のPPT
を加えたものへ移し、さらに18日間増殖させた。この第2の選択サイクル後、
よく発達しているPPT耐性カルスを5 mg/lのPPTを補足した植物再生
培地N6S3上に置いた。植物は、選択したカルスのうち17個から再生された
;すなわち、5個のカルスは700V/c+++ −800pFパルスで電気穿
孔した細胞凝集塊からのものであり、2個のカルスは600 V/CDI −9
00pFパルスで電気穿孔した細胞凝集塊からのものであり、10個のカルスは
700V/cm −900JJFパルスで電気穿孔した細胞凝集塊からのもので
あった。発達中の小植物が約10cmの高さに達した時点で直ちに(通常1〜2
力月)、これらをホルモンを含まないN6培地に移し、土壌及び温室に移すのに
充分なほど強(なるまで(通常1〜3週間後)、この培地の上で培養した。
2回目の実験においては、上述した同じコチヒビキ浮遊培養を、開始5力月後に
使用した。最後の継代培養から5日後、細胞クラスターを電気穿孔緩衝液9で洗
浄し、振どう培養器上でこの緩衝液中に45分間保ち、その後同じ緩衝液で2回
洗浄した。16個の電気穿孔キュベツトの各々に約75〜100mgの細胞クラ
スターを移し、1キユベツトあたり約100〜150μの電気穿孔緩衝液9中に
再懸濁させた。Hindmで線形化した15μgのpDE110プラスミドDN
Aを、各々のキュベツトに添加した。これらのキュベツトのうち8個(バッチA
)を10分間氷上に置き、次いでパルスを与えた。他の8個のキュベツト(バッ
チB)は、電気穿孔に先立ち1時間室温に保った。細胞クラスターとDNAの混
合物に対して、600V/cm −900PF (各バッチから4個のキュベツ
ト)及び700V/cm −900pF (各バッチから4個のキュベツト)を
適用した。パルスの直後に、各キュベツトにN67液体培地を添加し、5 mg
/lのPPTを補足した選択N67培地上に細胞クラスターをブレーティングし
た。
プレートを上述のとおりインキュベートした。23日後、ブレーティングした浮
遊クラスターから誘導された発達中のPPT耐性カルスな、2回目の選択サイク
ル及びさらなる増殖のため、新鮮な選択N67培地に5 mdlのPPTを加え
たものへ移した。21日後、植物再生培地N6S3に5mg/i!のPPTを加
えたものに、よ(成長しているカルスを移した。選択したカルスのうち24個か
ら植物を再生させることができた。すなわち、2個のカルスは、600 V/C
m−9QOpFのパルスで電気穿孔したバッチAの細胞凝集塊からのものであり
、3個のカルスは、700 V/cm及び900pFのパルスで電気穿孔したバ
ッチAの細胞凝集塊からのものであった。9個のカルスは、600V/cm −
900μFのパルスで1気穿孔したバッチBの細胞凝集塊からのものであり、1
0個のカルスは、700 V/Cm −900pFパルスで電気穿孔したバッチ
Bの細胞凝集塊からのものであった。発達中の小植物が約10cmの高さに達し
た時点で直ちに(通常1〜2力月以内)、これらをホルモンを含まないN6培地
に移し、土壌及び温室へ移すのに充分なほど強(なるまで(通常1〜3週間後)
、この培地上で培養した。
3: 2からのトランスジェニック官 の例2の植物を温室で栽培し、土壌に移
してから4〜6週間後に、0.5%のBa5ta(P P T )溶液を噴霧し
た。全ての植物はBa5ta耐性を有していたが、一方、形質転換されていない
対照植物は、除草剤処理後1週間以内に褐色に変わり、枯死した。
13体の選択した一次形質転換体(13個の別々の再生中のカルスから誘導され
たインビトロ植物)について、サザン解析を行なった。サザン解析のためには、
イネのDNAを制限酵素EcoRV、Bgln及びPvuIIで消化し、サザン
プロットし、pDElloDNAでプローブした。このサザン解析は、植物のう
ち3体が、イネのゲノム内に組込まれた完全なpDE110由来キメラba工遺
伝子(すなわち、プロモーター及び3′非翻訳末端を有するba工遺伝子)の単
一コピーのインサートを担持していることを示した。植物のうち5体は、そのゲ
ノム中に組込まれたpDE110由来DNAを1〜3コピー有し、これらのコピ
ーのうちの少なくとも1つは、完全なキメラba工遺伝子を含んでいた。植物の
うち3体は、pDE110由来DNAの複数のインサートを担持し、一方、他の
2体の植物は、ゲノムに組込まれたキメラ旦旦工遺伝子の一部分のみを有してい
た。
例2,1のニッポンバレの個別に形質転換された2つのカルスのうちの1つから
再生された植物のうちの3体を、成熟するまで成長させ、種子を生じさせた。こ
れらの植物のうちの1つを詳細に分析した。この植物のサザン解析は、そのゲノ
ムが、P35S−bar−3′nosキメラ遺伝子を含めて、形質転換DNA(
pDEllo)の1つのほぼ完全なコピーを含むインサートを、イネのゲノム内
の単一の遺伝子座に有していることを立証した。この植物(E253と呼称され
る)から、81種子(自家受粉の後)を収穫した。種子のうちい(つかを、後代
植物における旦且工遺伝子の分離の分析のために使用した。93の実生苗にBa
5taを噴霧した。73/93の実生苗はBa5ta耐性であり、20/93の
実生苗はBa5ta感受性であった(X” =0.52、これは、単一の優性遺
伝子座でのメンデルの分離と有意に異なっていない) 、 Ba5ta耐性後代
植物のうちの4つをサザンプロットで解析した。4つの植物全てが、−次形質転
換体E253について決定されたものと同じハイブリダイゼーションパターンを
有していた。
コチヒビキについては、形質転換DNAの組込みを、さまざまなカルスから得ら
れた再生された植物又はインビトロ苗条のサザン分析によって確認した0例2.
2の個々に形質転換された24個のカルスの1つから得られた1つの再生された
植物(K32と呼称される)を、さらに詳しく解析し、完全なP35S−bar
−3’nosキメラ遺伝子を含めて、形質転換DNA (pDEl 10)のほ
ぼ完全なコピーを有することがわかった。−次形質転換体に32から、81種子
を収穫し、Ba5ta噴霧により98の後代植物におけるba工遺伝子の分離を
解析した。80/98の実生苗がBa5ta耐性であり、18/98の実生苗が
Ba5ta感受性であった(x2=2.36、これは単一の優性遺伝子座でのメ
ンデルの分離と有意に異なるものではない)。Ba5ta耐性後代植物のうち4
つをサザンプロットで解析した。4つの植物は全て、−次形質転換体に32につ
いて決定されたものと同じハイブリダイゼーションパターンを有していた。
4: カルス細 のタ
イネの栽培品種コチヒビキとチョニシキ(側証並旦旺料)の成熟した乾燥種子を
脱穀し、表面殺菌し、固体2N6培地上にブレーティングした。30℃で約1カ
月の間プレートをインキュベートした。次いで、結果として得られたカルスに現
われ、培養中の観察されたカルスタイプの大部分を構成するか又はより大きいカ
ルスの表面にあった、小さい丸形及び卵形をした黄色及び白色ががったカルス塩
(そのうちのい(つかは前胚を表わす可能性のある表面上の球状構造をもつ)を
用いて、胚形成性浮遊培養を開始した。これらのカルス塩は、通常、より大きな
カルスの表面に又は互いに付着しておらず、一対の鉗子を用いて容易に個々には
ずすことができた。
平均最大直径が約2mmであるカルス塩を、直ちに注意深く電気穿孔緩衝液9に
移し、振どう培養器(30rpm)上で1時間この緩衝液中に保9た。その後、
カルス塩を、電気穿孔緩衝液9で1回洗浄した。約75〜100mgのカルス塩
を電気穿孔キュベツトに移し、約1504の緩衝液9中に再懸濁させた。各キュ
ベツトに、10属のpDE4プラスミドDNAを添加した。プラスミドpDE4
は、5.642bpの長さをもつプラスミドであり、CaMV35S3プロモー
ター(EP359617)の制御下にβ−グルクロニダーゼをコードする遺伝子
((旦互) (Jeffersonら(1986) PNAS 83:8447
]を含む。p’DE4の完全な配列は、SEQ ID 阻2に示されている。プ
ラスミドDNAを、室温で45分間カルス塊と同時インキュベートした。次に、
キュベツトを10分間氷上に置いた。
その後、600 V/amの電界強度をもつ単一のパルスを、900pFのコン
デンサーからカルス塩とDNAの混合物に放出させた。パルスの直後に、各キュ
ベツトに液体AA培地を添加し、カルス塩をベトリ皿(直径3.5mm)に移し
た。液体を除去し、ベトリ皿1枚につき2mlのAA培地と交換した。カルス塩
を暗所で5日間培養した。
その後、カルス塩を、[[)(+1eckeら(1989) Methods
in Mo1. andCell、 Biol、、 1989年1月/り月号、
19−27に記載されているような]β−グルクロニダーゼ(GUS)活性のイ
ンサイチュ検出のため、X−gluc(5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリ
ルグルクロニド)溶液へ移した。37℃で24〜48時間インキュベーションし
た後、GUS活性の青色有色産物が視認可能であり、立体顕微鏡下で青色部域(
すなわち、GUB発現を示す青色細胞)の数を計数した。処理したカルス塩の約
30%が1〜数個の青色部域を示していた(コチヒビキ=41個の電気穿孔した
カルス塩のうち12個;チョニシキ:35個の電気穿孔したカルス塩のうち10
個)。
15:イネの−のt“19血立上且芳
イネの栽培品種コチヒビキ及びチョニシキの温室栽培植物の表面殺菌した発達中
のイネの穀粒(乳白段階)から、未成熟の接合体胚を単離した。この未成熟胚を
、胚軸を培地に向けて、固体2N6培地上に置いた(例1参照)。ブレーティン
グした外植体を、27℃で暗所に保った。培養開始から2〜3週間後、平滑な表
面をもつ小さく緻密な黄色がかったカルス塩が、−次カルスから、そして直接外
植体から成長した。直径0.1mm〜2.0mmの異なるサイズのこのようなカ
ルス塩のうち約30個を、各々、250−の三角フラスコ中の、0.3g/fカ
ザミノ酸(ビタミン検定)、30g/i’スクロース及び1 mg/fの2.4
−Dを補足した65−のN6液体培地jChuら (1975)前出〕中に移し
た。培養の入ったこれらのフラスコを、約12 Orpmの回転式振どう培養器
上で暗所に保った。継代培養は週1度行なった。最初の継代培養の際(培養開始
から1週間後)、柔らかく白色がかったカルス片を捨て、全ての培地を除去し、
65−の新鮮N6液体培地に交換した。同じ手順を2回目の継代培養(培養開始
から2週間後)でも用いた。最初の2週間、もとのカルス塩はより大きい部片へ
と成長した。培養の3週目において、新たに発達した小さい細胞凝集塊がより大
きいカルス塩から分離し始めた。3回目の継代培養では、これらの小さい方の凝
集塊及び大きく黄色い緻密な部片を選択して、新鮮な液体N6培地へ移した。4
回目の継代培養では、小さい緻密な黄色の塊のみを選択し、新鮮な培地へ移し、
より大きい塊は捨てた。その後の継代培養では、1〜2−の充実細胞量(PVC
)の選択された小さい緻密な黄色い凝集塊を、65−の新鮮なN6培地へ移した
。
6:イネの′ の培 のン
例5のイネの栽培品種コチヒビキ及びチョニシキからの浮遊細胞塊の培養を、以
下のように除草剤耐性遺伝子で形質転換させ、形質転換した細胞をトランスジェ
ニック植物へ再生させた。
1、コチヒビキ
電気穿孔に先立って、浮遊細胞塊の培養を樹立し、18日間N6培地中で維持し
た。2回目の週1度の継代培養から4日後、N6培地を除去し、電気穿孔緩衝液
9で細胞塊を洗浄し、次にこの緩衝液中で1時間室温に保った。細胞塊を緩衝液
9中で再度洗浄し、電気穿孔キュベツトへ移し、約1204の緩衝液9中に再懸
濁させた。
Hi ndIIIで線形化した約13tigのpDEllo DNAを各キュベ
ツトに添加し、緩衝液9中の細胞凝集塊とDNAの混合物を、まず室温で45分
間、次に氷上で10分間インキュベートした。
次に、900pFのコンデンサーから細胞塊とDNAの混合物へ、650 V/
c+aの電界強度をもつ単一パルスを放出させた。
次に、キュベツトに液体N67培地を添加し、電気穿孔した細胞塊を、5 l1
1g/lのPPTを補足した固体のN67培地へ移した。23日後、発達中のカ
ルスを、新鮮なN67培地にPPTを加えたものへ移した。選択N67培地上で
さらに21日経過した後、選択したカルスを選択再生培地へ移した。再生培地上
で35日経過後、苗条をホルモンな一含まないN6培地へ移した。各々のカルス
について、約100I11の高さの3つのインビトロ小植物を土壌に移し、温室
へ移した。
類似の実験においては、浮遊細胞凝集塊の培養を、培養の樹立から6日後又は1
2日後に電気穿孔した。これらの実験からは、形質転換されたカルスが得られ、
それらからトランスジェニック植物を再生させた。
2、ヂョニシキ
例6.1においてコチヒビキについて上述したものと基本的に同じ手順を用いて
、浮遊細胞塊の培養を樹立し、維持した。ただし、3回目の週1度の継代培養の
4日後に、電気穿孔のための細胞塊を収穫した。電気穿孔、その後のカルスの開
始及び増殖、そして植物の再生も、基本的に例6.1に記されているとおりに行
なった。いくつかの細胞塊はpDE1]、oを用いて電気穿孔し、その他の細胞
塊は、キメラ互旦工遺伝子と、P ’7” 72、PT42及びPEIというイ
ネの難度特異的プロモーター(W092100274)のいずれかの制御下にバ
ースター(barstar)をコードするDNAを含むもう1つのキメラ遺伝子
とを両方含んでいたプラスミドDNAを用いて電気穿孔した。
7: 16のトランスジェニック11t!2つの独立したトランスジェニックカ
ルス系統から誘導された例6.1の6体のコチヒビキ植物を、温室内で栽培し、
Ba5taを噴霧し、Ba5ta耐性であることがわかった。
各々異なるトランスジェニックカルス系統から誘導されたKB25及びKB28
と呼称される2つの植物を詳細に解析した。両方の植物共、ホスフィノトリシン
アセチルトランスフェラーゼ(FAT)活性についての酵素検定において陽性と
評定された。
サザン解析のためには、イネのゲノムDNAを制限酵素Xho I、B g 1
. II及びPvuUで消化し、サザンブロッティングし、pDE]、10DN
Aでプローブした。両方の植物において、pDE110由来のDNAは、単一の
Xho I制限フラグメント上にあることがわかった。KB25及びKB28は
両方共、1.54kbのBg1mフラグメント及び1.65kbのP v u
Hフラグメントにより示されるように、完全な旦且工遺伝子に連結された機能的
35Sプロモーターを含んでいた。KB25は複数のインサートを担持し、KB
28はpDE110由来DNAを1〜4コピー担持していた。両方の植物は、共
に種子を生ずることがわかった。
pDElloでの形質転換後、例6.2の選択されたカルスから再生させた植物
を、温室内で栽培し、Ba5taを噴霧し、Ba5ta耐性であることがわかっ
た。CB23と呼称される1つの植物は、PAT検定で陽性と評定され、コチヒ
ビキについて上述したとおりに実施したサザンハイブリダイゼーションにおいて
、pDEllo DNAの1〜3個のほぼ完全なコピーを含んでいることがわか
った。
barster遺伝子を含め、2つのキメラ遺伝子を包含するDNAでの形質転
換の後、例6.2の選択されたカルスから再生された植物は、Ba5t、a耐性
であり、PAT陽性であり、しかもキメラ旦旦工遺伝子とキメラbarstar
遺伝子の両方を含んでいることがわかった。
未成熟の小穂におけるbarstar遺伝子の発現は、ノーザン解析により決定
した。
配列リスト(配列表)
1、一般的情報
1)出願人: Plant Genetic Systems N、V。
1、発明の名称:単子葉植物細胞の形質転換法i)配列の数:2
iv)通信用住所:
A、宛て先: Plant Genetic Systems N、V。
B1通り名: Plateaustraat 22C3郵便番号及び都市名:
9000 GhentD0国名:ベルギー
■)コンピュータ読取り書式:
A、中型5.25インチ、2HD、1.2Mbのフロッピーディスク
B、コンピューター:IBM PC/ATC0作働システム:DOSバージョン
3.3D、ソフトウェア: WordPerfectvl)現出願データ:入手
不能
vii)前出願データ:該当せず
2、SEQ ID No、1についての情報1)配列の特徴
A、タイプ:核酸
B、長さ:4.883bp
C1鎖形態:2本鎖
D、トポロジー:環状
l)分子タイプ: pDE 110 :E、 coli内で複製可能なプラスミ
ドDNA
1x)特徴:
1−395:pUc18由来の配列
396−1779 :カリフラワーモザイクウィルス単離株CabbB−JI由
来のr35S3Jプロモーター配列1780−2331 :ホスフィノトリシン
アセチルトランスフェラーゼ遺伝子のコーディング配列
2332−2619 :知コあ巴匡妖憇T−DNAツバリンシンターゼ遺伝子由
来のポリアデニル化部位を含む3′調節配列2620−4883 : pUcl
8由来の配列その他の情報ニブラスミドはE、 coli内で複製可能であり
、細菌にアンピシリン耐性を付与する。
xi)配列の記載
CGGCkTCJGk GCAGATTGTA C丁GAGAGTGCACCA
TAT’G(G GTG丁GAAATX 200CCGCλCAGXT GCf
fTAλGαAGAλ入λT入ccac λTCTCGCGCG λ丁TCGC
Cλ丁? 250GCCCJCkTCCGCC’GTGC(JCCGAGGC’
CGACATGCCGGCGG TCTGCACCAT 1B50CGTCuC
CXCTACA’l’CGNGA CλλGCλCGGT C入λCT丁CCG
T λC0(JGCCGC1900GG(:CC0CTGG 入kcH2c1c
GcJ、kcQccTkcGλ (’TGQACOGCC(11(1?c(uc
cG 2050Tλ0T八GX、TCG GG入八へ入TCCT CτλG入G
TC(J CCTGCλGGCλTGC入AGCTTG 2650CCT入hT
OAGT GXGCT入λCτCλCλTTA7LTTG CG?TGCGCT
CACTGCCCGCT 2B00丁TCC八GTCGG GA入九九(?TG
TCGTGCCλGCτG CATTAλTG入A TCGGCCAACG 2
850CにCGCG(JGA GGCGGTTTGCGTAT’TGGGCG
C?C丁TCCGCT TCCTCGCTC入 2900CTGXCTCGCT
GCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGλGCGGT ATCA
GCτCAC2950TCAAAGGCGG TAATACGGTT ATCC
)%CA(JX TCAGGGGATA ACGCAGGM山 3000G入八
C八τGTGA GC八へ九九GGCCAGCAλA入GGCCXGG入ACC
GT A九九入λGGCCG 3050CGτ丁GCTGGCGTTTTTCC
JIT AGGCTI:’CGCCCCCCTGACGA G(JτCAC入A
A 3100AXτCGICGCτ C九九GT(JG入G GTGGCGA入
入CCC九九CJGG入CTA丁λuGλTA 3150CCAGGCGTTT
CC0CTGGA入 GC’!’CC!:TCGT GCGCTCτCC!’
!’ GTTCCGACCC3200TGCCにCTTACCGGATACCT
G TCCGCCTTTC?CCCTTCGGG λ入GCGTGGCG 32
50C”TTTCTC’入A丁 GCTCACGCTG T入GGT入TC’j
’CAGTτCGGTGT λGGTCGτTCG 3300CTCC7uGC
TG GGCTGTGTGCACGAACCCCCCGT’TCλGCCCGA
CCGCTGCG 3350GG丁丁ATC’CGG 丁九九CT入TOGT
CTT(JkGTCCA ACCCGGTJLAG λC入CGACTTX 3
400TCGC(JCTGG CAGCAGCCAC’ TGGTAjkCAG
G ATTAGCAGAG CGAGGTATGT 3450人GGCGGTG
CTλC入GAGTTCT TGAAGTGGTG GCCTAACT入CGG
CTλC入C7A 3500GANG(JCXGT λT丁TCGTXTCTG
CGC’!’C?GCM入λGC(JGT ?ACCTTCGGA 3550丁
TCGGGGCCJλ入入A九九CTCλλ GG入TCτT入cCGOτGT
TG入σAτCCλGTTCGλ 455゜λTA入λλλTAG GCGTA
TCλCG AGGCCCTTTCGτC4B833、SEQ ID Na2に
ついての情報1)配列の特徴
A、タイプ:核酸
B、長さ:6,642bp 。
C9鎖形態:2本鎖
り、l−ボロジー;環状
1)分子型+ pDE4 :E、 coli内で複製可能なプラスミドNA
ix)特徴:
1−395 +pUC18由来の配列
396−1284+力リフラワーモザイクウイルス単離株CabbB−JI由来
のr35 S 3Jプロモ一ター配列1285−3093 :β−グルクロニダ
ーゼ遺伝子のコーディング配列
3094−3378 +A robacteriun+ T−DNAツバリンシ
ンターゼ遺伝子由来のポリアデニル化部位を含む3′調節配列3379−564
2:pUc18由来の配列その他の情報ニブラスミドはE、 coli内で複製
可能であり、細菌にアンピシリン耐性を付与する。
xi)配列の記載
CλGGCTGCGC入ACTGTTGGG λXGGGCGλTCGGTGC
C;GGCC’ TCTTCGCTAT 300TXCGCCXGCT GGC
GILIGGG Gα入τG〒aC〒G (IJAGGcGλ?? xxG’r
raaarx 3450TGGTGGCCA7i TGにTGATGTCAGC
GTTCA五CTGCGT(JTGCGGATCA7LCAG 1950GTG
l’2TTGC入λC丁QCλC入λGGCλC〒入acaca 入CTTTG
CλλG 丁aaτGλλTCC2000CG(JJtCJGCJT X〒’x
acacar丁 GGCGGτλAαλλσ入X)IGG(iλT cτテ(J
CTCGCコ000C?GCCCにCTT TCCAGTCGGG Aλ入CC
’TGTCG rGccλGCTGC入Tτ九九τG入λT 3600CGC(
JT71JTA CCGCGCCACA ?’AGCJGARCT ?!’λW
GTGCTCλTC入’!’TGG 5250’AA)JkCGT丁cT TC
GG(:GCG入λ 入λCTCTCJXG G入τCτT入Ccに CτGT
TGkQ1T 5300CATTAλCCTA τ九九入入λT入GG CGT
λT(JCGλ GGCCCTTτCG TC5g42国際調査報告
国際調査報告
EP 9300905
S^ 73384
Claims (11)
- 1.単子葉植物、特にイネ科植物の細胞のゲノム、特に核ゲノムを、遺伝的に形 質転換するための方法において、各々の細胞がその植物細胞壁の少なくとも一部 を有し、細胞浮遊培養のような浮遊細胞の培養の一部を成すか又は成すことがで きる、前記植物の細胞、好ましくはかかる細胞の凝集塊を、DNAフラグメント を用いて電気穿孔する工程 を舌むことを特徴とする方法。
- 2.特に浮遊イネ細胞について、4ヵ月より若い、好ましくは3ヵ月より若い浮 遊細胞の培養を電気穿孔する、請求の範囲第1項記載の方法。
- 3.前記浮遊細胞の培養の大部分の細胞、好ましくは75%以上、特定的には8 0%以上、きわめて特定的には90%以上が、正常な染色体数を有する、請求の 範囲第2項記載の方法。
- 4.前記浮遊細胞の培養が、再生可能な細胞浮遊培養、特に胚形成性細胞浮遊培 養である、請求の範囲第2項又は第3項記載の方法。
- 5.前記形質転換された細胞から、形質転換され、表現型が正常な植物を再生す る工程を付加的に含む、請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項記載の方法。
- 6.前記単子葉植物が、イネ、特に栽培品種ニッポンバレ又はコチヒビキである 、請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項記載の方法。
- 7.前記電気穿孔を、30〜150mg、好ましくは75〜100mgの前記浮 遊細胞の培養の細胞凝集塊、及び50〜30μg、好ましくは10〜20μgの 前記DNAフラグメントを、好ましくは100〜200μlの電気穿孔緩衝液中 に含んでいるキュベットの中で行なう、請求の範囲第2項〜第6項のいずれか1 項記載の方法。
- 8.電気穿孔を600〜700v/cmの電圧及び800〜900μFの静電容 量をもつコンデンサーから単一のパルスを放出させることによって行なう、請求 の範囲第7項記載の方法。
- 9.請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項記載の方法によって作られた、単 子葉植物、特定的にはイネ科植物、きわめて特定的にはイネ、小麦又は大麦のよ うな穀物の、形質転換された細胞。
- 10.請求の範囲第9項記載の細胞から実質的に構成されている、形質転換され た単子葉植物、特定的にはイネ科植物、きわめて特定的にはイネ、小麦又は大麦 のような穀物。
- 11.請求の範囲第10項記載の植物の種子。
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