JPH07298085A - 可変出力電源用保護回路 - Google Patents
可変出力電源用保護回路Info
- Publication number
- JPH07298085A JPH07298085A JP8435694A JP8435694A JPH07298085A JP H07298085 A JPH07298085 A JP H07298085A JP 8435694 A JP8435694 A JP 8435694A JP 8435694 A JP8435694 A JP 8435694A JP H07298085 A JPH07298085 A JP H07298085A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- power supply
- protection circuit
- current
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、ワイド入力で種々の水平同期
周波数の信号に応じた出力電圧を水平偏向回路に供給す
る可変電源において、一定の過負荷で保護回路を働かせ
る回路を提供することである。 【構成】入力電圧を検出する電圧検出部７、水平同期周
波数の信号に応じた出力電圧に比例した値を検出する電
圧検出部６、出力電流に比例した値を検出する電流検出
部５を設け、これら電圧，電流の検出値の積により、一
定の過負荷電力状態で保護回路が動作するようにした。 【効果】本発明によれば、ワイド入力で水平同期周波数
に応じて出力電圧が変化する可変電源において、水平同
期周波数つまり出力電圧が変化しても常に一定の過負荷
で保護回路を動作させることができる。また、現在広く
使われている安定化電源回路には電流検出部５はほとん
ど備えているため、電圧検出部６，７を追加するだけで
本保護回路に対応できる。
周波数の信号に応じた出力電圧を水平偏向回路に供給す
る可変電源において、一定の過負荷で保護回路を働かせ
る回路を提供することである。 【構成】入力電圧を検出する電圧検出部７、水平同期周
波数の信号に応じた出力電圧に比例した値を検出する電
圧検出部６、出力電流に比例した値を検出する電流検出
部５を設け、これら電圧，電流の検出値の積により、一
定の過負荷電力状態で保護回路が動作するようにした。 【効果】本発明によれば、ワイド入力で水平同期周波数
に応じて出力電圧が変化する可変電源において、水平同
期周波数つまり出力電圧が変化しても常に一定の過負荷
で保護回路を動作させることができる。また、現在広く
使われている安定化電源回路には電流検出部５はほとん
ど備えているため、電圧検出部６，７を追加するだけで
本保護回路に対応できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチスキャンディス
プレイ装置、マルチスキャンテレビジョン装置等の電源
回路に関し、特にAC100から240Vのワイド入力で水平同
期周波数に応じた電圧を水平偏向回路に供給する可変電
源にて一定の過負荷で動作する保護回路に関する。
プレイ装置、マルチスキャンテレビジョン装置等の電源
回路に関し、特にAC100から240Vのワイド入力で水平同
期周波数に応じた電圧を水平偏向回路に供給する可変電
源にて一定の過負荷で動作する保護回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のディスプレイは一つAC入力対応お
よび水平同期周波数対応であり、水平偏向回路に供給す
る電源の出力電圧，出力電流は一定で、また二つの場合
も例えば24kHzと30kHzと近い周波数であったため、出力
電流はほぼ一定である。これらの場合従来では、図２の
ように電流検出部だけを設けて過負荷に対して動作点を
１つに決めていた。
よび水平同期周波数対応であり、水平偏向回路に供給す
る電源の出力電圧，出力電流は一定で、また二つの場合
も例えば24kHzと30kHzと近い周波数であったため、出力
電流はほぼ一定である。これらの場合従来では、図２の
ように電流検出部だけを設けて過負荷に対して動作点を
１つに決めていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、過負荷
に対する保護回路の動作点が電流検出部だけで決めるた
め、ワイド入力電圧や受信する水平同期周波数に応じて
変化する出力電圧，負荷電流に対し常に一定の電力で動
作せず、以下の様な問題がある。
に対する保護回路の動作点が電流検出部だけで決めるた
め、ワイド入力電圧や受信する水平同期周波数に応じて
変化する出力電圧，負荷電流に対し常に一定の電力で動
作せず、以下の様な問題がある。
【０００４】種々の水平同期周波数、例えば30kHz-80kH
zに対するマルチスキャンディスプレイでは、水平走査
幅を一定に保つために水平偏向回路に供給する電源電圧
を水平同期周波数に応じて70V-140Vに可変する必要があ
る。偏向回路の負荷はほぼ一定のため、このとき出力電
流は例えば1A-0.5Aとなる。したがって動作点を1.2Aと
すると、70V出力時保護回路は84Wで動作、また140V出力
時保護回路は168Wで動作となる。上記の例の様にマルチ
スキャンディスプレイでは出力電流は水平同期周波数に
よって大きく違い動作点が変わってしまうため、安全上
問題がある。それに加えワイド入力とするとさらに動作
点が大きく変わってしまう。
zに対するマルチスキャンディスプレイでは、水平走査
幅を一定に保つために水平偏向回路に供給する電源電圧
を水平同期周波数に応じて70V-140Vに可変する必要があ
る。偏向回路の負荷はほぼ一定のため、このとき出力電
流は例えば1A-0.5Aとなる。したがって動作点を1.2Aと
すると、70V出力時保護回路は84Wで動作、また140V出力
時保護回路は168Wで動作となる。上記の例の様にマルチ
スキャンディスプレイでは出力電流は水平同期周波数に
よって大きく違い動作点が変わってしまうため、安全上
問題がある。それに加えワイド入力とするとさらに動作
点が大きく変わってしまう。
【０００５】本発明の目的は、ワイド入力で水平同期周
波数に応じた電圧を出力する電源回路において一定の過
負荷にて動作させる保護回路を提供することである。
波数に応じた電圧を出力する電源回路において一定の過
負荷にて動作させる保護回路を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、従来の出力電流に比例した電流検出部に
加え水平同期周波数に応じた出力電圧に比例した電圧検
出部と入力電圧に比例した電圧検出部を設けて、水平同
期周波数が変化しても入力電圧が変化しても一定の過負
荷状態で保護回路が動作するようにしたものである。
に本発明では、従来の出力電流に比例した電流検出部に
加え水平同期周波数に応じた出力電圧に比例した電圧検
出部と入力電圧に比例した電圧検出部を設けて、水平同
期周波数が変化しても入力電圧が変化しても一定の過負
荷状態で保護回路が動作するようにしたものである。
【０００７】
【作用】入力電圧検出部では入力電圧に比例した値を検
出し、電流検出部では負荷電流に比例した値を検出し、
電圧検出部では水平同期周波数に応じた出力電圧に比例
した値を検出する。これらを掛け合わすことで負荷電力
を検出することができ、一定の過負荷電力状態で保護回
路を動作させる。
出し、電流検出部では負荷電流に比例した値を検出し、
電圧検出部では水平同期周波数に応じた出力電圧に比例
した値を検出する。これらを掛け合わすことで負荷電力
を検出することができ、一定の過負荷電力状態で保護回
路を動作させる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１により説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図１において、１は非安定化入力電源、２はスイッ
チングトランス、３はスイッチング素子であるスイッチ
ングトランジスタ、４はスイッチングトランジスタ３の
オン期間を制御し出力電圧を水平同期周波数に比例した
電圧に安定化する制御回路、５は出力電流を検出する電
流検出部、６は水平同期周波数に比例した電圧を検出す
る電圧検出部、７は非安定入力電圧を検出する電圧検出
部、８はスイッチングトランス２の２次巻線Ｎ２の出力
を整流平滑する整流平滑回路、９は出力電圧を安定させ
る出力電圧制御回路である。１０は負荷である水平偏向
回路である。
る。図１において、１は非安定化入力電源、２はスイッ
チングトランス、３はスイッチング素子であるスイッチ
ングトランジスタ、４はスイッチングトランジスタ３の
オン期間を制御し出力電圧を水平同期周波数に比例した
電圧に安定化する制御回路、５は出力電流を検出する電
流検出部、６は水平同期周波数に比例した電圧を検出す
る電圧検出部、７は非安定入力電圧を検出する電圧検出
部、８はスイッチングトランス２の２次巻線Ｎ２の出力
を整流平滑する整流平滑回路、９は出力電圧を安定させ
る出力電圧制御回路である。１０は負荷である水平偏向
回路である。
【００１０】図１において、水平同期周波数に応じた電
圧が８の整流平滑回路を通して１０の水平偏向回路に供
給される。一方、その電圧に比例した電圧が６の電圧検
出部にも出力される。また、非安定化電源電圧は７で検
出され、１０の水平偏向回路に供給される出力電流に比
例した電流も５の電流検出部に出力される。ここで過負
荷状態になると、６と７の電圧検出部と５の電流検出部
の積により一定の過負荷で４の制御回路の発振を停止さ
せる。
圧が８の整流平滑回路を通して１０の水平偏向回路に供
給される。一方、その電圧に比例した電圧が６の電圧検
出部にも出力される。また、非安定化電源電圧は７で検
出され、１０の水平偏向回路に供給される出力電流に比
例した電流も５の電流検出部に出力される。ここで過負
荷状態になると、６と７の電圧検出部と５の電流検出部
の積により一定の過負荷で４の制御回路の発振を停止さ
せる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、ワイド入力で水平同期
周波数によって出力電圧が変化しても過負荷に対する動
作点を一定にすることができる。また現在広く使われて
いる安定化電源回路には過電流保護回路は標準で備えて
いることが多いため、電圧検出回路を追加するだけで対
応できる。
周波数によって出力電圧が変化しても過負荷に対する動
作点を一定にすることができる。また現在広く使われて
いる安定化電源回路には過電流保護回路は標準で備えて
いることが多いため、電圧検出回路を追加するだけで対
応できる。
【図１】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図２】従来例を示す回路図である。
１…非安定化入力電源、２…スイッチングトランス、３
…スイッチングトランジスタ、４…制御回路、５…電流
検出部（抵抗）、６…電圧検出部、７…非安定化入力電
圧検出部（抵抗）、８…整流平滑回路、９…出力電圧制
御回路、１０…水平偏向回路、１１…非安定化電源。
…スイッチングトランジスタ、４…制御回路、５…電流
検出部（抵抗）、６…電圧検出部、７…非安定化入力電
圧検出部（抵抗）、８…整流平滑回路、９…出力電圧制
御回路、１０…水平偏向回路、１１…非安定化電源。
Claims (1)
- 【請求項１】水平同期周波数に応じた電圧を出力する電
源回路において、その電圧に比例した電圧検出部、出力
電流に比例した電流検出部、入力電圧に比例した電圧検
出部を設けて、一定の過負荷にて動作させることを特徴
とする可変出力電源用保護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8435694A JPH07298085A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 可変出力電源用保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8435694A JPH07298085A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 可変出力電源用保護回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07298085A true JPH07298085A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13828247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8435694A Pending JPH07298085A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 可変出力電源用保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07298085A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5764002A (en) * | 1996-07-01 | 1998-06-09 | U.S. Philips Corporation | Over-current protection circuit for use in television horizontal deflection circuits |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP8435694A patent/JPH07298085A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5764002A (en) * | 1996-07-01 | 1998-06-09 | U.S. Philips Corporation | Over-current protection circuit for use in television horizontal deflection circuits |
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