JPH0719431B2 - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents
光ディスク記録再生装置Info
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- JPH0719431B2 JPH0719431B2 JP1203231A JP20323189A JPH0719431B2 JP H0719431 B2 JPH0719431 B2 JP H0719431B2 JP 1203231 A JP1203231 A JP 1203231A JP 20323189 A JP20323189 A JP 20323189A JP H0719431 B2 JPH0719431 B2 JP H0719431B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、いわゆる追記型又は書替可能型の光ディスク
に、情報の記録又は再生を行う光ディスク記録再生装置
に係り、より詳細には線速度一定による光ディスクの回
転制御に関するものである。
に、情報の記録又は再生を行う光ディスク記録再生装置
に係り、より詳細には線速度一定による光ディスクの回
転制御に関するものである。
従来、音楽情報等が機械的にピットによりディジタル信
号として記録された、いわゆる、コンパクトディスク
(以下,CDと呼ぶ)が広く使用されている。このCDは再
生専用の光ディスク再生装置により再生が行われるよう
になっている。
号として記録された、いわゆる、コンパクトディスク
(以下,CDと呼ぶ)が広く使用されている。このCDは再
生専用の光ディスク再生装置により再生が行われるよう
になっている。
上記のCDには、通常、複数の情報が連続して記録されて
おり、再生時には、ディスクに予め記録された絶対アド
レスと、ディスクの内周側端部等に設けられたTOC(Tab
le Of Contents)領域に記録されている各情報の記録開
始位置の絶対アドレスとを照合して、所望の情報の連続
再生、選択再生等が行われるものである。
おり、再生時には、ディスクに予め記録された絶対アド
レスと、ディスクの内周側端部等に設けられたTOC(Tab
le Of Contents)領域に記録されている各情報の記録開
始位置の絶対アドレスとを照合して、所望の情報の連続
再生、選択再生等が行われるものである。
一方、近年開発が進められている光磁気ディスク等の書
替可能型のディスク又は1回のみ記録可能な追記型の光
ディスク等に音楽情報等を記録して使用する際に、従来
のCDとの間で再生方式を共通化し、互換性を有する光デ
ィスク記録再生装置を提供することを望ましい。その場
合、記録又は再生時における光ディジタルの回転制御方
法としては、CDで実施されている、いわゆる、線速度一
定制御(以下、CLV(Constant Linear Velo city)制御
と呼ぶ)を採用することができる。
替可能型のディスク又は1回のみ記録可能な追記型の光
ディスク等に音楽情報等を記録して使用する際に、従来
のCDとの間で再生方式を共通化し、互換性を有する光デ
ィスク記録再生装置を提供することを望ましい。その場
合、記録又は再生時における光ディジタルの回転制御方
法としては、CDで実施されている、いわゆる、線速度一
定制御(以下、CLV(Constant Linear Velo city)制御
と呼ぶ)を採用することができる。
ところで、CLVで光ディスクの回転制御を行うに際し、
例えば、ロータリーエンコーダ等により検出されるモー
タの回転速度と位置検出センサにより検出される光ヘッ
ドの半径位置とに応じてモータの回転速度を制御するこ
とが考えられるが、その場合は、上記ロータリーエンコ
ーダ及び位置検出センサの検出誤差等が生じるので充分
正確な回転制御は期待できないものである。
例えば、ロータリーエンコーダ等により検出されるモー
タの回転速度と位置検出センサにより検出される光ヘッ
ドの半径位置とに応じてモータの回転速度を制御するこ
とが考えられるが、その場合は、上記ロータリーエンコ
ーダ及び位置検出センサの検出誤差等が生じるので充分
正確な回転制御は期待できないものである。
そこで、上記した絶対アドレスのように、光ディスクに
事前に記録された情報に基づいてCLV制御を行うことが
考えられる。なお、従来、絶対アドレスの記録方式とし
て、絶対アドレスがバイフェーズマーク変調後、各ビッ
トが“1"であるか“0"であるかに応じて光ディスクの案
内溝を半径方向の内側又は外側に偏倚させるか、又は案
内溝の幅を変更するようにしたものが提案されている
(特開昭64−39632号公報参照)。その場合、絶対アド
レスの周波数帯域と記録情報の周波数帯域とを相違させ
ておけば、両者を互いに分離して再生することが可能で
ある。
事前に記録された情報に基づいてCLV制御を行うことが
考えられる。なお、従来、絶対アドレスの記録方式とし
て、絶対アドレスがバイフェーズマーク変調後、各ビッ
トが“1"であるか“0"であるかに応じて光ディスクの案
内溝を半径方向の内側又は外側に偏倚させるか、又は案
内溝の幅を変更するようにしたものが提案されている
(特開昭64−39632号公報参照)。その場合、絶対アド
レスの周波数帯域と記録情報の周波数帯域とを相違させ
ておけば、両者を互いに分離して再生することが可能で
ある。
ところが、上記のように、光ディスクに予め記録された
絶対アドレス等の情報を用いて光ディスクを回転させな
がら、情報を記録したとしても、実際には記録時のCLV
制御の誤差等により、情報の記録がCLVの条件から微妙
にずれた状態で行われる恐れがある。その場合、記録さ
れる情報が音楽情報であれば、再生時に演奏速度に微妙
なばらつきが生じることになる。従って、情報の再生時
には、再生される情報に基づいてCLV制御を行うのが好
ましい。
絶対アドレス等の情報を用いて光ディスクを回転させな
がら、情報を記録したとしても、実際には記録時のCLV
制御の誤差等により、情報の記録がCLVの条件から微妙
にずれた状態で行われる恐れがある。その場合、記録さ
れる情報が音楽情報であれば、再生時に演奏速度に微妙
なばらつきが生じることになる。従って、情報の再生時
には、再生される情報に基づいてCLV制御を行うのが好
ましい。
しかしながら、再生時に、例えば、再生エラーが頻発し
たり、或いは、光ヘッドが情報の未記録部に差し掛かっ
た場合は、再生情報に基づく回転制御が不可能になる問
題がある。又、一旦、再生情報による回転制御が不可能
となった後に、再生信号品質が回復しても、正しい回転
制御が行えるようになるまでにかなりの時間を要するも
のである。
たり、或いは、光ヘッドが情報の未記録部に差し掛かっ
た場合は、再生情報に基づく回転制御が不可能になる問
題がある。又、一旦、再生情報による回転制御が不可能
となった後に、再生信号品質が回復しても、正しい回転
制御が行えるようになるまでにかなりの時間を要するも
のである。
本発明に係る光ディスク記録再生装置は、上記の課題を
解決するために、全面に渡って線速度一定で回転制御を
行うための回転制御情報が事前記録情報として記録され
てなる光ディスクに記録又は再生を行う光ディスク記録
再生装置において、再生時に再生信号状態の判定を行う
再生信号状態判定手段と、記録時には上記事前記録情報
を用いて線速度一定の回転制御を行わせ、再生時には再
生信号に基づいて線速度一定の回転制御を行わせる一
方、再生信号状態判定手段により再生信号状態が所定基
準以下であると判定された時に再生時における回転制御
を上記事前記録情報による回転制御に切り替える制御手
段とが設けられていることを特徴とするものである。
解決するために、全面に渡って線速度一定で回転制御を
行うための回転制御情報が事前記録情報として記録され
てなる光ディスクに記録又は再生を行う光ディスク記録
再生装置において、再生時に再生信号状態の判定を行う
再生信号状態判定手段と、記録時には上記事前記録情報
を用いて線速度一定の回転制御を行わせ、再生時には再
生信号に基づいて線速度一定の回転制御を行わせる一
方、再生信号状態判定手段により再生信号状態が所定基
準以下であると判定された時に再生時における回転制御
を上記事前記録情報による回転制御に切り替える制御手
段とが設けられていることを特徴とするものである。
上記の構成によれば、記録時には、事前記録情報に基づ
いて線速度一定(CLV)の回転制御を行い、再生時に
は、再生信号に基づいてCLVの回転制御を行うようにし
たので、記録時及び再生時にそれぞれ目的に応じた好適
な回転制御が行われるようになる。
いて線速度一定(CLV)の回転制御を行い、再生時に
は、再生信号に基づいてCLVの回転制御を行うようにし
たので、記録時及び再生時にそれぞれ目的に応じた好適
な回転制御が行われるようになる。
又、再生時に、再生エラーの頻発又は光ヘッドが未記録
部に差し掛かって再生信号が得られない等により再生信
号に基づく回転速度が困難となったことが再生信号状態
判定手段により検出された場合は、次善の対策として、
再生時であっても事前記録情報に基づく回転制御に切り
替えるようにしたので、再生時に回転制御が行なえなく
なるような不具合は生じなくなる。
部に差し掛かって再生信号が得られない等により再生信
号に基づく回転速度が困難となったことが再生信号状態
判定手段により検出された場合は、次善の対策として、
再生時であっても事前記録情報に基づく回転制御に切り
替えるようにしたので、再生時に回転制御が行なえなく
なるような不具合は生じなくなる。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
れば、以下の通りである。
第2図に示すように、書替可能型の光ディスクとしての
光磁気ディスク1には、その内周側端部にTOC(Table O
f Contents)領域1aが設けられるとともに、TOC領域1a
の外側の大部分の情報記録領域1bとされている。情報記
録領域1bには、音楽プログラム等の各種情報が記録され
る一方、TOC領域1aには、情報記録領域1bに記録された
各情報に関する付加情報、例えば各情報の記録開始位置
及び記録終了位置等が記録されるようになっている。
光磁気ディスク1には、その内周側端部にTOC(Table O
f Contents)領域1aが設けられるとともに、TOC領域1a
の外側の大部分の情報記録領域1bとされている。情報記
録領域1bには、音楽プログラム等の各種情報が記録され
る一方、TOC領域1aには、情報記録領域1bに記録された
各情報に関する付加情報、例えば各情報の記録開始位置
及び記録終了位置等が記録されるようになっている。
第3図に示すように、光磁気ディスク1におけるTOC領
域1a及び情報記録領域1bには、予め螺旋状又は同心円状
の案内溝2・2…(便宜上ハッチングで示す)がディス
ク半径方向に所定の間隔を隔てて形成されている。そし
て、ディスク上の各部の絶対アドレスはバイフェーズマ
ーク変調後、“1"であるか“0"であるかに対応して案内
溝2・2…が半径方向の内側又は外側に偏倚させられて
いる。なお、上記の絶対アドレスが回転制御情報として
の事前記録情報となる。
域1a及び情報記録領域1bには、予め螺旋状又は同心円状
の案内溝2・2…(便宜上ハッチングで示す)がディス
ク半径方向に所定の間隔を隔てて形成されている。そし
て、ディスク上の各部の絶対アドレスはバイフェーズマ
ーク変調後、“1"であるか“0"であるかに対応して案内
溝2・2…が半径方向の内側又は外側に偏倚させられて
いる。なお、上記の絶対アドレスが回転制御情報として
の事前記録情報となる。
第4図に示すように、本実施例に係る光ディスク記録再
生装置は、上記の光磁気ディスク1を支持して回転させ
るスピンドルモータ3と、記録及び再生時に光磁気ディ
スク1にレーザ光を照射する光ヘッド4と、記録時に光
磁気ディスク1に磁界を印加するコイル5とを備えてい
る。本光ディスク記録再生装置は、いわゆる磁界変調方
式で記録を行うように構成され、かつ、記録済の情報の
上に新たな情報を重ね記録する、オーバライトが行える
ようになっている。
生装置は、上記の光磁気ディスク1を支持して回転させ
るスピンドルモータ3と、記録及び再生時に光磁気ディ
スク1にレーザ光を照射する光ヘッド4と、記録時に光
磁気ディスク1に磁界を印加するコイル5とを備えてい
る。本光ディスク記録再生装置は、いわゆる磁界変調方
式で記録を行うように構成され、かつ、記録済の情報の
上に新たな情報を重ね記録する、オーバライトが行える
ようになっている。
上記光ディスク記録再生装置は、記録すべき情報を入力
する入力端子6を備え、入力端子6から入力されたアナ
ログ情報はA/D(アナログ/ディジタル)コンバータ7
でディジタル信号に変換された後、記録信号処理回路8
にてEFM(Eight Fourteen Modulation)変調時の所定の
処理が施され、コイルドライバ10に供給されるようにな
っている。コイルドライバ10は供給された信号に基づい
てコイル5を駆動し、それと同時に光ヘッド4から光磁
気ディスク1にレーザ光が照射されることにより、信号
の記録が行われるものである。
する入力端子6を備え、入力端子6から入力されたアナ
ログ情報はA/D(アナログ/ディジタル)コンバータ7
でディジタル信号に変換された後、記録信号処理回路8
にてEFM(Eight Fourteen Modulation)変調時の所定の
処理が施され、コイルドライバ10に供給されるようにな
っている。コイルドライバ10は供給された信号に基づい
てコイル5を駆動し、それと同時に光ヘッド4から光磁
気ディスク1にレーザ光が照射されることにより、信号
の記録が行われるものである。
第5図に信号の記録フォーマットを示す。このフォーマ
ットは、従来、CDで採用されているもので、24バイトの
音楽情報等の信号にエラー訂正用のパリティ8バイトを
付加したデータフィールドd毎に、音楽情報の曲番号及
び時間情報等を示すサブコードcとフレームの先頭を示
すフレーム同期信号bを付加して構成されるフレームa
が連続して記録される。一方、TOC領域1aにおけるサブ
コードcには、再生専用のCDのフォーマットにおける各
情報の記録開始位置等の情報に対して、少なくとも各情
報の記録終了位置もしくは記録開始位置から記録終了位
置までの長さ等の情報が新たに含まれるものである。
ットは、従来、CDで採用されているもので、24バイトの
音楽情報等の信号にエラー訂正用のパリティ8バイトを
付加したデータフィールドd毎に、音楽情報の曲番号及
び時間情報等を示すサブコードcとフレームの先頭を示
すフレーム同期信号bを付加して構成されるフレームa
が連続して記録される。一方、TOC領域1aにおけるサブ
コードcには、再生専用のCDのフォーマットにおける各
情報の記録開始位置等の情報に対して、少なくとも各情
報の記録終了位置もしくは記録開始位置から記録終了位
置までの長さ等の情報が新たに含まれるものである。
以下、再生系につき述べる。第4図において、光ヘッド
4で再生された信号は再生アンプ11により増幅される。
増幅された信号は、事前記録情報検出回路12と再生信号
処理回路16とに送られる。
4で再生された信号は再生アンプ11により増幅される。
増幅された信号は、事前記録情報検出回路12と再生信号
処理回路16とに送られる。
事前記録情報検出回路12は、例えば、帯域通過フィルタ
とフェイズロックドループにより構成され、帯域通過フ
ィルタにより抽出された再生信号中の事前記録情報に対
し、フェイズロックドループによって同期したクロック
が生成されるようになっている。そして、絶対アドレス
のバイフェーズマーク変調波からなる上記事前記録情報
に同期したクロック周波数と第1発振器13から供給され
る第1の基準周波数とが第1比較器14で比較され、差信
号が切替器15に供給されるようになっている。又、本装
置は図示しない事前記録情報復調部を備え、アクセス時
等に必要に応じて、この事前記録情報復調部でバイフェ
ーズマーク復調されて事前記録情報としての絶対アドレ
スの値が認識されるものである。
とフェイズロックドループにより構成され、帯域通過フ
ィルタにより抽出された再生信号中の事前記録情報に対
し、フェイズロックドループによって同期したクロック
が生成されるようになっている。そして、絶対アドレス
のバイフェーズマーク変調波からなる上記事前記録情報
に同期したクロック周波数と第1発振器13から供給され
る第1の基準周波数とが第1比較器14で比較され、差信
号が切替器15に供給されるようになっている。又、本装
置は図示しない事前記録情報復調部を備え、アクセス時
等に必要に応じて、この事前記録情報復調部でバイフェ
ーズマーク復調されて事前記録情報としての絶対アドレ
スの値が認識されるものである。
再生信号処理回路16では再生アンプ11から供給される再
生信号中の光磁気信号成分にEFM復調その他の所定の処
理が施され、再生処理済の信号がD/A(ディジタル/ア
ナログ)コンバータ17及び出力端子18を介して外部に出
力されるようになっている。
生信号中の光磁気信号成分にEFM復調その他の所定の処
理が施され、再生処理済の信号がD/A(ディジタル/ア
ナログ)コンバータ17及び出力端子18を介して外部に出
力されるようになっている。
又、再生信号処理回路16から再生信号中の各フレームに
おける前記フレーム同期信号を検出した旨の同期信号検
出パルスが第2比較器20に供給され、ここで、上記同期
信号検出パルスの供給される同期が第2発振器19から供
給される第2の基準周波数と比較されて、その差信号が
切替器15に送られるようになっている。なお、第1発振
器13と第2発振器19の各基準周波数が同一である場合
は、第1発振器13と第2発振器19を共通化することがで
きる。又、第1発振器13の第1の基準周波数と第2発振
器19の第2の基準周波数とが整数倍の関係にある場合
は、単一の発振器を使用し、この発振器の周波数を分周
器で適宜分周するようにしても良い。
おける前記フレーム同期信号を検出した旨の同期信号検
出パルスが第2比較器20に供給され、ここで、上記同期
信号検出パルスの供給される同期が第2発振器19から供
給される第2の基準周波数と比較されて、その差信号が
切替器15に送られるようになっている。なお、第1発振
器13と第2発振器19の各基準周波数が同一である場合
は、第1発振器13と第2発振器19を共通化することがで
きる。又、第1発振器13の第1の基準周波数と第2発振
器19の第2の基準周波数とが整数倍の関係にある場合
は、単一の発振器を使用し、この発振器の周波数を分周
器で適宜分周するようにしても良い。
再生信号処理回路16で処理された信号は再生信号状態判
定手段としての再生信号状態判定回路21に送られ、ここ
で、光磁気ディスク1上に記録された光磁気信号が適正
に再生されているか否か、又は、現在、光ヘッド4が記
録済の領域を再生しているか否かの判定が行われるよう
になっている。
定手段としての再生信号状態判定回路21に送られ、ここ
で、光磁気ディスク1上に記録された光磁気信号が適正
に再生されているか否か、又は、現在、光ヘッド4が記
録済の領域を再生しているか否かの判定が行われるよう
になっている。
本光ディスク記録再生装置は図示しないコントローラ等
からなる制御手段を備え、この制御手段は信号の記録時
には、第1図(a)に示すように、切替器15を第1比較
器14側に切り替えて事前記録情報に基づいてCLV制御を
行わせながら(S1)、記録動作を行う(S2)。すなわ
ち、この場合、第1比較器14の差信号が切替器15を介し
てスピンドルモータ3に送られ、事前記録情報としての
前記絶対アドレスのバイフェーズマーク変調波に同期し
たクロック周波数と第1発振器13からの第1の基準周波
数とが一致するようにCLV制御が行われるものである。
からなる制御手段を備え、この制御手段は信号の記録時
には、第1図(a)に示すように、切替器15を第1比較
器14側に切り替えて事前記録情報に基づいてCLV制御を
行わせながら(S1)、記録動作を行う(S2)。すなわ
ち、この場合、第1比較器14の差信号が切替器15を介し
てスピンドルモータ3に送られ、事前記録情報としての
前記絶対アドレスのバイフェーズマーク変調波に同期し
たクロック周波数と第1発振器13からの第1の基準周波
数とが一致するようにCLV制御が行われるものである。
更に、第1図(b)に示すように、信号の再生時には、
再生信号状態判定回路21により再生信号状態が検出され
(S1)されて、上記制御手段により再生信号状態が良好
でるか否かが安定され(S2)、現在、記録済の領域の再
生が行われていて、かつ、再生信号状態が良好であれ
ば、CLV制御が再生信号側に切り替えられて再生動作が
行われる(S3)。すなわち、第2比較器20からの差信号
が切替器15を介してスピンドルモータ3に供給され、再
生信号処理回路16から供給される同期信号検出パルスの
周期と第2発振器19からの第2の基準周波数とが一致す
るようにCLV制御が行われる。従って、記録時に線速度
の微妙な変動等が生じていた場合でも、再生時に単位時
間当たりに再生される信号量は一定となる。
再生信号状態判定回路21により再生信号状態が検出され
(S1)されて、上記制御手段により再生信号状態が良好
でるか否かが安定され(S2)、現在、記録済の領域の再
生が行われていて、かつ、再生信号状態が良好であれ
ば、CLV制御が再生信号側に切り替えられて再生動作が
行われる(S3)。すなわち、第2比較器20からの差信号
が切替器15を介してスピンドルモータ3に供給され、再
生信号処理回路16から供給される同期信号検出パルスの
周期と第2発振器19からの第2の基準周波数とが一致す
るようにCLV制御が行われる。従って、記録時に線速度
の微妙な変動等が生じていた場合でも、再生時に単位時
間当たりに再生される信号量は一定となる。
又、再生時に未記録領域に差し掛かった場合、或いは、
再生エラーの頻発時等により再生信号状態が悪化してい
る場合等で再生信号に基づくCLV制御が困難になった場
合は、次善の対策として再生時であっても事前記録情報
に基づくCLV制御(S4)が行われるので、再生時にCLV制
御が行えなくなるようにな不具合は生じない。
再生エラーの頻発時等により再生信号状態が悪化してい
る場合等で再生信号に基づくCLV制御が困難になった場
合は、次善の対策として再生時であっても事前記録情報
に基づくCLV制御(S4)が行われるので、再生時にCLV制
御が行えなくなるようにな不具合は生じない。
以下、再生信号状態判定回路21のより具体的な構成を説
明する。本実施例では、再生信号に基づくCLV制御を行
っている際に同期状態に異常が生じてフレーム同期信号
が連続的に欠落した場合、又は光ヘッド4が情報の未記
録領域に差し掛かってフレーム同期信号が連続的に欠落
した場合にこれを検出し、再生時におけるCLV制御を事
前記録情報に基づく制御に切り替えるようになってい
る。
明する。本実施例では、再生信号に基づくCLV制御を行
っている際に同期状態に異常が生じてフレーム同期信号
が連続的に欠落した場合、又は光ヘッド4が情報の未記
録領域に差し掛かってフレーム同期信号が連続的に欠落
した場合にこれを検出し、再生時におけるCLV制御を事
前記録情報に基づく制御に切り替えるようになってい
る。
すなわち、第6図に示すように、再生信号状態判定回路
21はカウンタ22、比較器23及び基準値供給回路24を備
え、上記の再生信号処理回路16からカウンタ22のリセッ
ト端子に所定のタイミングでフレーム同期信号を検出し
た旨を示す同期信号検出パルスが供給される一方、カウ
ンタ22のクロック端子に所定のタイミングでフレーム同
期信号が欠落した旨を示す同期信号欠落パルスが供給さ
れる。これにより、同期信号欠落パルスの供給回数がカ
ウンタ22により計数される一方、同期信号検出パルスが
供給されるとカウンタ22がリセットされるようになって
いる。
21はカウンタ22、比較器23及び基準値供給回路24を備
え、上記の再生信号処理回路16からカウンタ22のリセッ
ト端子に所定のタイミングでフレーム同期信号を検出し
た旨を示す同期信号検出パルスが供給される一方、カウ
ンタ22のクロック端子に所定のタイミングでフレーム同
期信号が欠落した旨を示す同期信号欠落パルスが供給さ
れる。これにより、同期信号欠落パルスの供給回数がカ
ウンタ22により計数される一方、同期信号検出パルスが
供給されるとカウンタ22がリセットされるようになって
いる。
そして、カウンタ22の値が比較器23にて基準値供給回路
24から供給される基準値と比較され、カウンタ22の値が
基準値供給回路24からの基準値を超えた場合、換言すれ
ば、フレーム同期信号の欠落が所定回数以上連続して生
じた場合、再生信号に基づくCLV制御中に信号の記録済
部分で同期異常が生じているか、又は未記録部に差し掛
かってフレーム同期信号が検出されない状態であるとみ
なして、比較器23から切替器15にCLV制御切替信号が出
力され、再生時であっても事前記録情報によるCLV制御
に切り替えられるように構成されている。
24から供給される基準値と比較され、カウンタ22の値が
基準値供給回路24からの基準値を超えた場合、換言すれ
ば、フレーム同期信号の欠落が所定回数以上連続して生
じた場合、再生信号に基づくCLV制御中に信号の記録済
部分で同期異常が生じているか、又は未記録部に差し掛
かってフレーム同期信号が検出されない状態であるとみ
なして、比較器23から切替器15にCLV制御切替信号が出
力され、再生時であっても事前記録情報によるCLV制御
に切り替えられるように構成されている。
〔実施例2〕 次に、第2実施例を説明する。
第2実施例は再生信号状態判定回路21が第1実施例と相
違している以外、第1実施例とほぼ同様に構成されてい
る。簡単のため、以下、再生信号状態判定回路21のみに
つき延べる。なお、この実施例では、再生信号状態判定
回路21は情報記録領域1bの記録済部において再生エラー
が連続的に生じた場合、再生時であっても事前記録情報
によるCLV制御に切り替えるようになっている。
違している以外、第1実施例とほぼ同様に構成されてい
る。簡単のため、以下、再生信号状態判定回路21のみに
つき延べる。なお、この実施例では、再生信号状態判定
回路21は情報記録領域1bの記録済部において再生エラー
が連続的に生じた場合、再生時であっても事前記録情報
によるCLV制御に切り替えるようになっている。
すなわち、第7図に示すように、再生信号状態判定回路
21はインバータ25と、2つのNAND26・27と、カウンタ28
と、比較器30と、基準値供給回路31とを備えている。再
生信号処理回路16から両NAND回路26・27の一方の入力端
子に上記の同期信号検出パルスが供給される。又、再生
信号処理回路16からインバータ25を介してNAND回路26の
他方の入力端子、各フレーム内で再生エラーが生じたか
否かを示すエラーフラグが入力される一方、NAND回路27
の他方の入力端子に直接エラーフラグが入力されるよう
になっている。従って、あるフレームで再生エラーが生
じてエラーフラグがHighレベルとなった場合は、NAND回
路27からカウンタ28のクロック端子に供給される信号に
よりカウンタ28の値がカウントアップされる一方、ある
フレームで再生エラーが生じず、エラーフラグがLowレ
ベルとなった場合はNAND回路26からカウンタ28のリセッ
ト端子に供給され信号に基づいてカウンタ28がリセット
される。
21はインバータ25と、2つのNAND26・27と、カウンタ28
と、比較器30と、基準値供給回路31とを備えている。再
生信号処理回路16から両NAND回路26・27の一方の入力端
子に上記の同期信号検出パルスが供給される。又、再生
信号処理回路16からインバータ25を介してNAND回路26の
他方の入力端子、各フレーム内で再生エラーが生じたか
否かを示すエラーフラグが入力される一方、NAND回路27
の他方の入力端子に直接エラーフラグが入力されるよう
になっている。従って、あるフレームで再生エラーが生
じてエラーフラグがHighレベルとなった場合は、NAND回
路27からカウンタ28のクロック端子に供給される信号に
よりカウンタ28の値がカウントアップされる一方、ある
フレームで再生エラーが生じず、エラーフラグがLowレ
ベルとなった場合はNAND回路26からカウンタ28のリセッ
ト端子に供給され信号に基づいてカウンタ28がリセット
される。
そして、比較器30でカウタ28の値と基準値供給回路31か
らの基準値とが比較され、カウンタ28の値が基準値が超
えた時、換言すれば、所定数以上のフレームで連続して
再生エラーが生じた時に、再生エラーが頻発して再生信
号状態が悪化しているものとみなされて、比較器30から
CLV制御切替信号が出力される。これにより、再生時で
あっても事前記録情報に基づくCLV制御が行われること
になる。
らの基準値とが比較され、カウンタ28の値が基準値が超
えた時、換言すれば、所定数以上のフレームで連続して
再生エラーが生じた時に、再生エラーが頻発して再生信
号状態が悪化しているものとみなされて、比較器30から
CLV制御切替信号が出力される。これにより、再生時で
あっても事前記録情報に基づくCLV制御が行われること
になる。
〔実施例3〕 次に、第8図〜第11図に基づいて第3実施例を説明す
る。
る。
この実施例は再生信号処理回路16に含まれるフェイズロ
ックドループ35に位相ずれが生じているか否かを判定
し、位相ずれが生じている場合にCLV制御の切替を行う
ものである。
ックドループ35に位相ずれが生じているか否かを判定
し、位相ずれが生じている場合にCLV制御の切替を行う
ものである。
すなわち、第8図に示すように、この実施例において、
再生信号処理回路16は位相比較回路32と、低減通過フィ
ルタ(LPF)33と、電圧依存発振器(VCO)34とを含むフ
ェイズロックドループ(PLL)35を備えている。一方、
再生信号状態判定回路21はエッジ検出回路36と、遅延回
路37と、Dタイプのフリップフロップ38と、周波数判定
部40と、AND回路41とを備えている。上記エッジ検出回
路36、遅延回路37及びフリップフロップ38は位相判定部
42を構成している。
再生信号処理回路16は位相比較回路32と、低減通過フィ
ルタ(LPF)33と、電圧依存発振器(VCO)34とを含むフ
ェイズロックドループ(PLL)35を備えている。一方、
再生信号状態判定回路21はエッジ検出回路36と、遅延回
路37と、Dタイプのフリップフロップ38と、周波数判定
部40と、AND回路41とを備えている。上記エッジ検出回
路36、遅延回路37及びフリップフロップ38は位相判定部
42を構成している。
エッジ検出回路36には再生信号処理回路16から再生2値
信号1が供給され、エッジ検出回路36にて再生2値信号
Iにおける“1"と“0"の反転位置のエッジが検出され
て、エッジ位置で立ち下がるエッジ信号IIがフリップフ
ロップ38のクロック入力端子CKに入力される。
信号1が供給され、エッジ検出回路36にて再生2値信号
Iにおける“1"と“0"の反転位置のエッジが検出され
て、エッジ位置で立ち下がるエッジ信号IIがフリップフ
ロップ38のクロック入力端子CKに入力される。
又、電圧依存発振器34から出力されるクロックIIIは遅
延回路37に供給され、ここで、クロックIIIの周期の1/4
だけ遅延されて、遅延信号IVがフリップフロップ38のデ
ータ入力端子Dに入力される。そして、フリップフロッ
プ38の出力端子Qからの位相判定信号Vと、周波数判定
部40からの周波数判定信号VIとがAND回路41に供給され
る。位相判定信号Vと周波数判定信号VIとは、それぞれ
位相及び周波数が適正である時にHighレベルとなり、か
つ、AND回路41から出力されるCLV制御切替信号がLowレ
ベルとなった時にCLV制御の切替が行われるようになっ
ている。なお、周波数判定部40では、クロックIIIの周
波数が適正範囲にあるか否かの判定が行われるように構
成されている。
延回路37に供給され、ここで、クロックIIIの周期の1/4
だけ遅延されて、遅延信号IVがフリップフロップ38のデ
ータ入力端子Dに入力される。そして、フリップフロッ
プ38の出力端子Qからの位相判定信号Vと、周波数判定
部40からの周波数判定信号VIとがAND回路41に供給され
る。位相判定信号Vと周波数判定信号VIとは、それぞれ
位相及び周波数が適正である時にHighレベルとなり、か
つ、AND回路41から出力されるCLV制御切替信号がLowレ
ベルとなった時にCLV制御の切替が行われるようになっ
ている。なお、周波数判定部40では、クロックIIIの周
波数が適正範囲にあるか否かの判定が行われるように構
成されている。
第9図に上記の再生信号状態判定回路21の各信号I〜V
のタイムチャートを示す。同図中(a)は再生2値信号
Iの推移を示し、同図中(b)はエッジ信号IIの推移を
示し、(c)はクロックIIIの推移を示す。この場合、
フェイズロックドループ35はロックしていて、再生2値
信号IとクロックIIIとの位相は合致している。
のタイムチャートを示す。同図中(a)は再生2値信号
Iの推移を示し、同図中(b)はエッジ信号IIの推移を
示し、(c)はクロックIIIの推移を示す。この場合、
フェイズロックドループ35はロックしていて、再生2値
信号IとクロックIIIとの位相は合致している。
又は、第9図中(d)は遅延信号IVの推移を示し、
(e)は位相判定信号Vの推移を示している。同図中
(b)と(d)を比較すれば明らかなように、エッジ信
号IIの立ち下がり時に遅延信号IVは常にHighとなってい
るので、フリップフロップ38に出力される位相判定信号
Vは常時Highレベルとなる。
(e)は位相判定信号Vの推移を示している。同図中
(b)と(d)を比較すれば明らかなように、エッジ信
号IIの立ち下がり時に遅延信号IVは常にHighとなってい
るので、フリップフロップ38に出力される位相判定信号
Vは常時Highレベルとなる。
次に、第10図にフェイズロックドループ35のクロックII
Iの位相が遅れている場合のタイムチャートを示す。こ
の場合、同図中(c)のクロックIIIは再生2値信号I
に対し(2/5)周期程度遅れている。従って、エッジ信
号IIの立ち下がり時に遅延信号IVは常にLowレベルとな
り、従って、位相判定信号Vは常時Lowレベルとなる。
Iの位相が遅れている場合のタイムチャートを示す。こ
の場合、同図中(c)のクロックIIIは再生2値信号I
に対し(2/5)周期程度遅れている。従って、エッジ信
号IIの立ち下がり時に遅延信号IVは常にLowレベルとな
り、従って、位相判定信号Vは常時Lowレベルとなる。
第11図にフェイズロックドループ35のクロックIIIの位
相が進んでいる場合のタイムチャートを示す。この場
合、同図(c)のクロックIIIは再生2値信号Iに対し
(2/5)周期程度進んでいる。従って、エッジ信号IIの
立ち下がり時に遅延信号IVは常にLowレベルとなり、従
って、位相判定信号Vは常時Lowレベルとなる。
相が進んでいる場合のタイムチャートを示す。この場
合、同図(c)のクロックIIIは再生2値信号Iに対し
(2/5)周期程度進んでいる。従って、エッジ信号IIの
立ち下がり時に遅延信号IVは常にLowレベルとなり、従
って、位相判定信号Vは常時Lowレベルとなる。
〔実施例4〕 第12図に第4実施例における再生信号処理回路16及び再
生信号状態判定回路21を示す。
生信号状態判定回路21を示す。
この実施例は、いわゆる、DCフリー等の再生2値信号に
おける“1"と“0"のエネルギー密度がともにほぼ50%に
なる信号フォーマットを有している場合に有効なもので
あり、再生信号状態が適正であるか否かの判定を行っ
て、再生信号状態が不良であれば、事前記録情報に基づ
くCLV制御に切り替えるようになっている。
おける“1"と“0"のエネルギー密度がともにほぼ50%に
なる信号フォーマットを有している場合に有効なもので
あり、再生信号状態が適正であるか否かの判定を行っ
て、再生信号状態が不良であれば、事前記録情報に基づ
くCLV制御に切り替えるようになっている。
再生信号処理回路16からの再生2値信号はNAND回路43の
一方の入力端子に供給され、かつ、インバータ44を介し
てNAND回路45の一方の入力端子に供給される。又、NAND
回路43・45の他方の入力端子には発振器46からのパルス
が入力されるとともに、NAND回路43の出力信号がアップ
ダウン(U/P)カウンタ47の加算側入力端子に、NAND回
路45の出力信号がアップダウンカウンタ47の減算側入力
端子に入力されるようになっている。これにより、発振
器46からパルスが入力された時に再生2値信号が“1"で
あれば、アップダウンカウンタ47がカウントアップさ
れ、再生2値信号が“0"であればアップダウンカウンタ
47がカウントダウンされる。
一方の入力端子に供給され、かつ、インバータ44を介し
てNAND回路45の一方の入力端子に供給される。又、NAND
回路43・45の他方の入力端子には発振器46からのパルス
が入力されるとともに、NAND回路43の出力信号がアップ
ダウン(U/P)カウンタ47の加算側入力端子に、NAND回
路45の出力信号がアップダウンカウンタ47の減算側入力
端子に入力されるようになっている。これにより、発振
器46からパルスが入力された時に再生2値信号が“1"で
あれば、アップダウンカウンタ47がカウントアップさ
れ、再生2値信号が“0"であればアップダウンカウンタ
47がカウントダウンされる。
そして、比較器48でアップダウンカウンタ47の値と基準
値供給回路50から供給される基準値とが比較され、アッ
プダウンカウンタ47の値が基準値を超え、従って、再生
2値信号のエネルギー密度に異常が生じている時に再生
信号状態が悪化しているものとみなされ、比較器48から
CLV制御切替信号が出力されるものである。
値供給回路50から供給される基準値とが比較され、アッ
プダウンカウンタ47の値が基準値を超え、従って、再生
2値信号のエネルギー密度に異常が生じている時に再生
信号状態が悪化しているものとみなされ、比較器48から
CLV制御切替信号が出力されるものである。
〔実施例5〕 次に、第13図に基づいて、第5実施例における再生信号
状態判定回路21につき述べる。
状態判定回路21につき述べる。
この実施例は再生時に光ヘッド4が未記録領域に差し掛
かった時に事前記録情報に基づくCLV制御に切り替える
ように構成されている。
かった時に事前記録情報に基づくCLV制御に切り替える
ように構成されている。
すなわち、再生信号状態判定回路21はエンベロープ検波
回路51と比較器52とを備えている。又、再生信号状態判
定回路21には、第4図の再生信号処理回路16から2値化
する前のアナログ再生信号が供給されるようになってい
る。
回路51と比較器52とを備えている。又、再生信号状態判
定回路21には、第4図の再生信号処理回路16から2値化
する前のアナログ再生信号が供給されるようになってい
る。
そして、エンベロープ検波回路51でアナログ再生信号の
エンベロープ検波が行われ、検波後の信号が比較器52で
基準電圧Vcと比較されて、エンベロープ検波された信号
が基準電圧Vcより小さい時、換言すれば、再生信号が検
出されない未記録部に光ヘッド4が位置している時にCL
V制御切替信号がLowレベルとなって、再生時であっても
事前記録情報に基づくCLV制御に切り替えられるように
なっている。
エンベロープ検波が行われ、検波後の信号が比較器52で
基準電圧Vcと比較されて、エンベロープ検波された信号
が基準電圧Vcより小さい時、換言すれば、再生信号が検
出されない未記録部に光ヘッド4が位置している時にCL
V制御切替信号がLowレベルとなって、再生時であっても
事前記録情報に基づくCLV制御に切り替えられるように
なっている。
〔実施例6〕 次に、第14図に基づいて、第6実施例における再生信号
状態判定回路21につき述べる。
状態判定回路21につき述べる。
この実施例も、再生時に光ヘッド4が情報記録領域1bに
おける未記録部に位置している時に事前記録情報に基づ
いてCLV制御に切り替えるようになっている。
おける未記録部に位置している時に事前記録情報に基づ
いてCLV制御に切り替えるようになっている。
すなわち、再生信号状態判定回路21はエッジ検出回路53
とリトリガブルモノステーブルマルチバイブレータ54と
を備え、再生信号処理回路16からの再生2値信号がエッ
ジ検出回路53に入力されるようになっている。リトリガ
ブルモノステーブルマルチバイブレータ5の時定数は、
例えば、第9図中(b)に示す再生2値信号のエッジ間
隔の最大長(例えば、EFM信号では11チャンネルビット
分)より若干長めに設定されている。従って、光ヘッド
4が光磁気ディスク1の情報記録領域1bにおける記録済
部分に位置していて、エッジ検出回路53に再生2値信号
が入力されている状態では、リトリガブルモノステーブ
ルマルチバイブレータ54が随時リトリガされ、リトリガ
ブルモノステーブルマルチバイブレータ54から出力され
るCLV制御切替信号は常時Highレベルとなり、CLV制御の
切替は行われない。
とリトリガブルモノステーブルマルチバイブレータ54と
を備え、再生信号処理回路16からの再生2値信号がエッ
ジ検出回路53に入力されるようになっている。リトリガ
ブルモノステーブルマルチバイブレータ5の時定数は、
例えば、第9図中(b)に示す再生2値信号のエッジ間
隔の最大長(例えば、EFM信号では11チャンネルビット
分)より若干長めに設定されている。従って、光ヘッド
4が光磁気ディスク1の情報記録領域1bにおける記録済
部分に位置していて、エッジ検出回路53に再生2値信号
が入力されている状態では、リトリガブルモノステーブ
ルマルチバイブレータ54が随時リトリガされ、リトリガ
ブルモノステーブルマルチバイブレータ54から出力され
るCLV制御切替信号は常時Highレベルとなり、CLV制御の
切替は行われない。
それに対し、光ヘッド4が光磁気ディスク1の情報記録
領域1bにおける未記録部に位置していて、再生2値信号
がエッジ検出回路53に入力されない状態では、エッジ検
出が行われず、従って、リトリガブルモノステーブルマ
ルチバイブレータ54がトリガされないので、リトリガブ
ルモノステーブルマルチバイブレータ54からのCLV制御
切替信号がLowレベルとなり、再生時であっても事前記
録情報に基づくCLV制御に切り替えられる。
領域1bにおける未記録部に位置していて、再生2値信号
がエッジ検出回路53に入力されない状態では、エッジ検
出が行われず、従って、リトリガブルモノステーブルマ
ルチバイブレータ54がトリガされないので、リトリガブ
ルモノステーブルマルチバイブレータ54からのCLV制御
切替信号がLowレベルとなり、再生時であっても事前記
録情報に基づくCLV制御に切り替えられる。
上記の実施例では、光磁気ディスク1上の絶対アドレス
をバイフェーズマーク変調した例を用いて説明したが、
これに限定されるものではなく、周波数帯域制限された
他の変調方式を用いても良い。
をバイフェーズマーク変調した例を用いて説明したが、
これに限定されるものではなく、周波数帯域制限された
他の変調方式を用いても良い。
又、上記の実施例では、光ディスクの一例として光磁気
ディスク1を挙げたが、それ以外に書替可能型の光ディ
スクである相変化型光ディスク又は追記型光ディスク等
にも本発明を適用することができるものである。
ディスク1を挙げたが、それ以外に書替可能型の光ディ
スクである相変化型光ディスク又は追記型光ディスク等
にも本発明を適用することができるものである。
又、上記の実施例では、案内溝2・2…を偏倚させるこ
とにより事前記録情報としての絶対アドレスを記録した
が、それに代えて、案内溝2・2…を蛇行させても良
い。更に、それに代えて、絶対アドレスを凹凸のピット
により予め記録するようにしても良い。その場合は、事
前記録情報に基づくCLV制御は、上記のピットが再生さ
れる周期と所定の基準周波数とを比較することにより行
えば良い。
とにより事前記録情報としての絶対アドレスを記録した
が、それに代えて、案内溝2・2…を蛇行させても良
い。更に、それに代えて、絶対アドレスを凹凸のピット
により予め記録するようにしても良い。その場合は、事
前記録情報に基づくCLV制御は、上記のピットが再生さ
れる周期と所定の基準周波数とを比較することにより行
えば良い。
以上のように、本発明に係る光ディスク記録再生装置
は、全面に渡って線速度一定で回転制御を行うための回
転制御情報が事前記録情報として記録されている光ディ
スクに記録又は再生を行う光ディスク記録再生装置にお
いて、再生時に再生信号状態の判定を行う再生信号状態
判定手段と、記録時には上記事前記憶情報を用いて線速
度一定の回転制御を行わせ、再生時には再生信号に基づ
いて線速度一定の回転制御を行わせる一方、再生信号状
態判定手段により再生信号状態が所定基準以下であると
判定された時に再生時における回転制御を上記事前記録
情報による回転制御に切り替える制御手段とが設けられ
ている構成である。
は、全面に渡って線速度一定で回転制御を行うための回
転制御情報が事前記録情報として記録されている光ディ
スクに記録又は再生を行う光ディスク記録再生装置にお
いて、再生時に再生信号状態の判定を行う再生信号状態
判定手段と、記録時には上記事前記憶情報を用いて線速
度一定の回転制御を行わせ、再生時には再生信号に基づ
いて線速度一定の回転制御を行わせる一方、再生信号状
態判定手段により再生信号状態が所定基準以下であると
判定された時に再生時における回転制御を上記事前記録
情報による回転制御に切り替える制御手段とが設けられ
ている構成である。
これにより、記録時には、事前記録情報に基づいて線速
度一定の回転制御を行い、再生時には、再生信号に基づ
く回転制御を行うようにしたので、記録時及び再生時に
それぞれ目的に応じた好適な回転制御が行われるように
なる。
度一定の回転制御を行い、再生時には、再生信号に基づ
く回転制御を行うようにしたので、記録時及び再生時に
それぞれ目的に応じた好適な回転制御が行われるように
なる。
又、再生時に、再生エラーの頻発又は未記録部に差し掛
かって再生信号が得られない等により再生信号に基づく
回転速度が困難となったことが再生信号状態判定手段に
より検出された場合は、次善の対策として、再生時であ
っても事前記録情報に基づく回転制御に切り替えるよう
にしたので、再生時に回転制御が行えなくなるような不
具合は生じなくなる。
かって再生信号が得られない等により再生信号に基づく
回転速度が困難となったことが再生信号状態判定手段に
より検出された場合は、次善の対策として、再生時であ
っても事前記録情報に基づく回転制御に切り替えるよう
にしたので、再生時に回転制御が行えなくなるような不
具合は生じなくなる。
第1図乃至第6図は本発明の第1実施例を示すものであ
る。 第1図(a)は記録時におけるCLV制御の手順を示すフ
ローチャートである。 同図(b)は再生時におけるCLV制御の手順を示すフロ
ーチャートである。 第2図は光磁気ディスクの概略平面図である。 第3図は光磁気ディスクの拡大平面図である。 第4図は光ディスク記録再生装置のブロック構成図であ
る。 第5図は信号の記録フォーマットを示す説明図である。 第6図は光ディスク記録再生装置の要部を示すブロック
図である。 第7図は第2実施例における光ディスク記録再生装置の
要部を示すブロック図である。 第8図乃至第11図は第3実施例を示すものである。 第8図は光ディスク記録再生装置の要部を示すブロック
図である。 第9図乃至第11図はそれぞれフェイズロックドループ周
辺の信号の推移を示すタイムチャートである。 第12図乃至第14図はそれぞれ第4乃至第6実施例におけ
る光ディスク記録再生装置の要部を示すブロック図であ
る。 1は光磁気ディスク(光ディスク)、21は再生信号状態
判定回路(再生信号状態判定手段)である。
る。 第1図(a)は記録時におけるCLV制御の手順を示すフ
ローチャートである。 同図(b)は再生時におけるCLV制御の手順を示すフロ
ーチャートである。 第2図は光磁気ディスクの概略平面図である。 第3図は光磁気ディスクの拡大平面図である。 第4図は光ディスク記録再生装置のブロック構成図であ
る。 第5図は信号の記録フォーマットを示す説明図である。 第6図は光ディスク記録再生装置の要部を示すブロック
図である。 第7図は第2実施例における光ディスク記録再生装置の
要部を示すブロック図である。 第8図乃至第11図は第3実施例を示すものである。 第8図は光ディスク記録再生装置の要部を示すブロック
図である。 第9図乃至第11図はそれぞれフェイズロックドループ周
辺の信号の推移を示すタイムチャートである。 第12図乃至第14図はそれぞれ第4乃至第6実施例におけ
る光ディスク記録再生装置の要部を示すブロック図であ
る。 1は光磁気ディスク(光ディスク)、21は再生信号状態
判定回路(再生信号状態判定手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出口 敏久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−37764(JP,A) 特開 昭62−281162(JP,A) 特開 昭62−231465(JP,A) 特開 昭62−118781(JP,A) 特開 昭63−83958(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】全面に渡って線速度一定で回転制御を行う
ための回転制御情報が事前記録情報として記録されてな
る光ディスクに記録又は再生を行う光ディスク記録再生
装置において、 再生時に再生信号状態の判定を行う再生信号状態発生手
段と、記録時には上記事前記録情報を用いて線速度一定
の回転制御を行わせ、再生時には再生信号に基づいて線
速度一定の回転制御を行わせる一方、再生信号状態判定
手段により再生信号状態が所定基準以下であると判定さ
れた時に再生時における回転制御を上記事前記録情報に
よる回転制御に切り替える制御手段とが設けられている
ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1203231A JPH0719431B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 光ディスク記録再生装置 |
CA002022192A CA2022192C (en) | 1989-08-04 | 1990-07-27 | Optical disk recording/reproducing device |
KR1019900011856A KR940001998B1 (ko) | 1989-08-04 | 1990-08-02 | 광디스크의 기록재생장치 |
US07/561,822 US5093820A (en) | 1989-08-04 | 1990-08-02 | Optical disk recording/reproducing device |
EP90308577A EP0411961B1 (en) | 1989-08-04 | 1990-08-03 | Optical disk recording/reproducing device |
DE69029491T DE69029491T2 (de) | 1989-08-04 | 1990-08-03 | Optische Plattenaufzeichnungs/-wiedergabegerät |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1203231A JPH0719431B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 光ディスク記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0366062A JPH0366062A (ja) | 1991-03-20 |
JPH0719431B2 true JPH0719431B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=16470622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1203231A Expired - Fee Related JPH0719431B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 光ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719431B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0145009B1 (ko) * | 1993-06-28 | 1997-05-22 | 김광호 | 광디스크의 회전제어방법 및 장치 |
WO1995028704A1 (fr) * | 1994-04-18 | 1995-10-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede et dispositif d'interdiction de la copie frauduleuse et l'inscription frauduleuse d'information sur un support d'enregistrement optique |
US5881038A (en) * | 1994-04-18 | 1999-03-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and apparatus for preventing illegal copy or illegal installation of information of optical recording medium |
US5805551A (en) * | 1994-04-18 | 1998-09-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and apparatus for preventing illegal copy or illegal installation of information of optical recording medium |
JP3631311B2 (ja) * | 1995-12-15 | 2005-03-23 | 富士通株式会社 | 光ディスク装置 |
AU2001282543B2 (en) | 2000-08-31 | 2005-03-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc and physical address format |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP1203231A patent/JPH0719431B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0366062A (ja) | 1991-03-20 |
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