JPH07129057A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH07129057A JPH07129057A JP5272118A JP27211893A JPH07129057A JP H07129057 A JPH07129057 A JP H07129057A JP 5272118 A JP5272118 A JP 5272118A JP 27211893 A JP27211893 A JP 27211893A JP H07129057 A JPH07129057 A JP H07129057A
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- JP
- Japan
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- unit
- image forming
- sheet
- forming apparatus
- sheet material
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定着手段、排紙手段、反転手段において滞留
したシート材をジャム処理する場合、画像形成装置本体
の排紙側面にジャム処理のためのスペースを不要とし
て、画像形成装置の実質占有面積を小さくする。 【構成】 定着手段17、内排紙ローラ対18、外排紙
ローラ対19、反転パス22を一体とした部品ユニット
38を構成し、この部品ユニット38を画像形成装置本
体1の前面側より画像形成装置本体1外へ引き出せるよ
うにした。
したシート材をジャム処理する場合、画像形成装置本体
の排紙側面にジャム処理のためのスペースを不要とし
て、画像形成装置の実質占有面積を小さくする。 【構成】 定着手段17、内排紙ローラ対18、外排紙
ローラ対19、反転パス22を一体とした部品ユニット
38を構成し、この部品ユニット38を画像形成装置本
体1の前面側より画像形成装置本体1外へ引き出せるよ
うにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明(第1の発明、第2の発
明、第3の発明)は、複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置に関する。
明、第3の発明)は、複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
〈従来の技術1〉複写機、プリンタ、ファクシミリ等の
画像形成装置においては従来、図22に示すように、転
写帯電器101によって感光ドラム102上のトナー像
が転写されたシート材のトナー像をシート面に定着する
ための定着器103と、同定着器103により定着処理
を終えたシート材を画像形成装置本体104外へ排紙す
るための排紙ローラ対105と、同定着器103により
定着処理を終えたシート材を反転させるための反転部1
06等は画像形成装置本体104に対して固定設置され
ている。
画像形成装置においては従来、図22に示すように、転
写帯電器101によって感光ドラム102上のトナー像
が転写されたシート材のトナー像をシート面に定着する
ための定着器103と、同定着器103により定着処理
を終えたシート材を画像形成装置本体104外へ排紙す
るための排紙ローラ対105と、同定着器103により
定着処理を終えたシート材を反転させるための反転部1
06等は画像形成装置本体104に対して固定設置され
ている。
【0003】また、一度画像形成が行われたシート材を
一時的に積載して再度感光ドラム102へ給送するため
の中間トレイ107を含む両面ユニット108は、画像
形成装置本体104の前面側から画像形成装置本体10
4外へ引き出すことができるようになっている。
一時的に積載して再度感光ドラム102へ給送するため
の中間トレイ107を含む両面ユニット108は、画像
形成装置本体104の前面側から画像形成装置本体10
4外へ引き出すことができるようになっている。
【0004】このような従来例の画像形成装置におい
て、定着器103や排紙ローラ対105、反転部106
部分でジャムが発生した場合は、図23に示すようにソ
ータ109を画像形成装置本体104から離し(矢印A
方向に移動させる)、支軸110を中心として開閉可能
な排紙側カバー111を開いて、定着器103や排紙ロ
ーラ対105、反転部106部分に滞留しているシート
材を取り除いている。
て、定着器103や排紙ローラ対105、反転部106
部分でジャムが発生した場合は、図23に示すようにソ
ータ109を画像形成装置本体104から離し(矢印A
方向に移動させる)、支軸110を中心として開閉可能
な排紙側カバー111を開いて、定着器103や排紙ロ
ーラ対105、反転部106部分に滞留しているシート
材を取り除いている。
【0005】また、両面ユニット108部分でジャムが
発生した場合は、両面ユニット108を画像形成装置本
体104外へ引き出して、両面ユニット108部分に滞
留しているシート材を取り除いている。
発生した場合は、両面ユニット108を画像形成装置本
体104外へ引き出して、両面ユニット108部分に滞
留しているシート材を取り除いている。
【0006】〈従来の技術2〉複写機、プリンタ、ファ
クシミリ等の画像形成装置においては、ジャム処理の利
便のため、画像形成装置本体内に組み込まれている主要
部品をユニット化して、これを画像形成装置本体外(前
面側)へ引き出すことができるようにしたものがある。
クシミリ等の画像形成装置においては、ジャム処理の利
便のため、画像形成装置本体内に組み込まれている主要
部品をユニット化して、これを画像形成装置本体外(前
面側)へ引き出すことができるようにしたものがある。
【0007】例えば、従来例の複写機においては、トナ
ー像転写後のシート材の転写像をシート面に対して定着
させる定着装置を含む定着ユニットと、画像形成後のシ
ート材を再度画像形成するために一時的に収納し再給送
する中間トレイを含む両面ユニットが複写機本体外へ引
き出せるようになっている。
ー像転写後のシート材の転写像をシート面に対して定着
させる定着装置を含む定着ユニットと、画像形成後のシ
ート材を再度画像形成するために一時的に収納し再給送
する中間トレイを含む両面ユニットが複写機本体外へ引
き出せるようになっている。
【0008】従って、定着ユニットと両面ユニットを複
写機本体外へ引き出せば、定着ユニットと両面ユニット
でジャムを起こしたシート材を容易に取り除くことがで
きる。
写機本体外へ引き出せば、定着ユニットと両面ユニット
でジャムを起こしたシート材を容易に取り除くことがで
きる。
【0009】この場合、従来例の複写機においては、定
着ユニットと両面ユニットは複写機本体から個別に引き
出され、また個別に収納するようになっている。
着ユニットと両面ユニットは複写機本体から個別に引き
出され、また個別に収納するようになっている。
【0010】又、片面コピーの場合、シート積載部2A
から給送されたシートは画像形成部14で画像形成さ
れ、定着部17でトナーをシートに定着した後、排紙ロ
ーラ対105により機外へ排出される。又両面コピーの
場合、定着部103下流にある両面フラッパー55でシ
ートを反転ローラ対106に導き、反転フラッパー56
によってローラ対80に導き、ローラ対81、82、8
3等によって両面トレイ107にシートを収納し、再給
紙手段58で再び画像形成部102に給送され、シート
の裏面が画像形成される。またシートを多重コピーする
場合、両面フラッパー55、反転フラッパー56により
シートを反転搬送路59に導き、シートの後端が反転フ
ラッパー56を抜けたなら、多重反転ローラ対60を逆
転させ、反転フラッパー56によってシートをローラ対
80に導き、両面トレイ57にシートを収納し再給紙し
ている。またCFF(コンピュータフォーマットシー
ト)を後端頁からコピーする場合は、コピーしたシート
のコピー面を上にして順次重ねて行けば(フェイスアッ
プ)原稿通りの順番でコピーができあがるが、先頭ペー
ジからコピーする場合はシートの表面と裏面を反転させ
て重ね合わせ(フェイスダウン)しなければ、原稿通り
の順番でコピーを仕上げることができない。この場合、
両面フラッパー55、反転フラッパー56によりシート
を反転搬送路106に導き、シートの後端が両面フラッ
パー55を抜けたなら反転ローラ対61及び多重反転ロ
ーラ60を逆転させてシートを反転し、フラッパー55
によってシートを排紙ローラ対54に導いて排紙を行っ
ていた。
から給送されたシートは画像形成部14で画像形成さ
れ、定着部17でトナーをシートに定着した後、排紙ロ
ーラ対105により機外へ排出される。又両面コピーの
場合、定着部103下流にある両面フラッパー55でシ
ートを反転ローラ対106に導き、反転フラッパー56
によってローラ対80に導き、ローラ対81、82、8
3等によって両面トレイ107にシートを収納し、再給
紙手段58で再び画像形成部102に給送され、シート
の裏面が画像形成される。またシートを多重コピーする
場合、両面フラッパー55、反転フラッパー56により
シートを反転搬送路59に導き、シートの後端が反転フ
ラッパー56を抜けたなら、多重反転ローラ対60を逆
転させ、反転フラッパー56によってシートをローラ対
80に導き、両面トレイ57にシートを収納し再給紙し
ている。またCFF(コンピュータフォーマットシー
ト)を後端頁からコピーする場合は、コピーしたシート
のコピー面を上にして順次重ねて行けば(フェイスアッ
プ)原稿通りの順番でコピーができあがるが、先頭ペー
ジからコピーする場合はシートの表面と裏面を反転させ
て重ね合わせ(フェイスダウン)しなければ、原稿通り
の順番でコピーを仕上げることができない。この場合、
両面フラッパー55、反転フラッパー56によりシート
を反転搬送路106に導き、シートの後端が両面フラッ
パー55を抜けたなら反転ローラ対61及び多重反転ロ
ーラ60を逆転させてシートを反転し、フラッパー55
によってシートを排紙ローラ対54に導いて排紙を行っ
ていた。
【0011】
〈第1の発明及び第2の発明の課題〉しかし、上記従来
の技術1で示した従来例の画像形成装置のように、定着
器103や排紙ローラ対105、反転部106部分で滞
留したシート材を排紙側カバー111を開いて取り除く
(ジャム処理)構成の場合、排紙側カバー111を開く
ためのスペースを必要とするので、画像形成装置の実質
占有面積が大きくなってしまう問題があった。
の技術1で示した従来例の画像形成装置のように、定着
器103や排紙ローラ対105、反転部106部分で滞
留したシート材を排紙側カバー111を開いて取り除く
(ジャム処理)構成の場合、排紙側カバー111を開く
ためのスペースを必要とするので、画像形成装置の実質
占有面積が大きくなってしまう問題があった。
【0012】そこで第1の発明及び第2の発明は、上述
の如き事情に鑑みてなされたもので、ジャム処理のため
に実質占有面積が大きくならないようにした画像形成装
置を提供することを目的とする。
の如き事情に鑑みてなされたもので、ジャム処理のため
に実質占有面積が大きくならないようにした画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0013】〈第3の発明の課題〉しかし、上記従来の
技術2で示した従来例のように、各部品ユニット(定着
ユニット、両面ユニット)を画像形成装置本体から個別
に引き出したり収納したりする構成であると、ジャム処
理のための作業が面倒になる問題があった。
技術2で示した従来例のように、各部品ユニット(定着
ユニット、両面ユニット)を画像形成装置本体から個別
に引き出したり収納したりする構成であると、ジャム処
理のための作業が面倒になる問題があった。
【0014】そこで第3の発明は、上述の如き事情に鑑
みてなされたもので、画像形成装置本体から複数の部品
ユニットを引き出してジャム処理を行う場合、ジャム処
理のための作業を楽に行うことのできる画像形成装置を
提供することを目的とする。
みてなされたもので、画像形成装置本体から複数の部品
ユニットを引き出してジャム処理を行う場合、ジャム処
理のための作業を楽に行うことのできる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0015】しかしながら、従来の画像形成装置104
では、シートを反転する反転搬送路59が独立に構成さ
れているため、紙づまりした場合、反転搬送路59の紙
も取り除く必要があり、紙づまり処置が大変だった。そ
して咋今において複写機が紙づまりした場合、複写機の
各ユニットを複写機本体の前面に引き出しシートを除去
する構成がとられる場合が多く、従来の画像形成装置1
04では、図23に示すようにソータ109を画像形成
装置104から離し、支軸110を中心として開閉可能
な排紙側カバー111を開き定着器103や排紙ローラ
対105、反転部106部分に滞留しているシート材を
取り除いていたので、複写機の構成が複雑になってい
た。また、独立に反転搬送路が存在しているので、コス
トアップの要因にもなっていた。
では、シートを反転する反転搬送路59が独立に構成さ
れているため、紙づまりした場合、反転搬送路59の紙
も取り除く必要があり、紙づまり処置が大変だった。そ
して咋今において複写機が紙づまりした場合、複写機の
各ユニットを複写機本体の前面に引き出しシートを除去
する構成がとられる場合が多く、従来の画像形成装置1
04では、図23に示すようにソータ109を画像形成
装置104から離し、支軸110を中心として開閉可能
な排紙側カバー111を開き定着器103や排紙ローラ
対105、反転部106部分に滞留しているシート材を
取り除いていたので、複写機の構成が複雑になってい
た。また、独立に反転搬送路が存在しているので、コス
トアップの要因にもなっていた。
【0016】
〈第1の発明の手段〉第1の発明は、少なくても画像形
成後のシート材の画像をシート面に定着するための定着
手段と、前記定着手段によって定着処理されたシート材
を画像形成装置本体外へ排紙するための排紙手段と、前
記定着手段によって定着処理されたシート材を反転させ
るための反転手段と、を有している画像形成装置に係
る。
成後のシート材の画像をシート面に定着するための定着
手段と、前記定着手段によって定着処理されたシート材
を画像形成装置本体外へ排紙するための排紙手段と、前
記定着手段によって定着処理されたシート材を反転させ
るための反転手段と、を有している画像形成装置に係
る。
【0017】そして、第1の発明は、上記目的を達成す
るため、前記定着手段、排紙手段、反転手段を含む部品
ユニットを構成し、前記部品ユニットを前記画像形成装
置本体の前面側より前記画像形成装置本体外へ引き出せ
るようにしたことを特徴とする。
るため、前記定着手段、排紙手段、反転手段を含む部品
ユニットを構成し、前記部品ユニットを前記画像形成装
置本体の前面側より前記画像形成装置本体外へ引き出せ
るようにしたことを特徴とする。
【0018】〈第2の発明の手段〉第2の発明は、画像
形成装置後のシート材の画像をシート面に定着するため
の定着手段と、前記定着手段によって定着処理されたシ
ート材を画像形成装置本体外へ排紙するための排紙手段
と、を有している画像形成装置に係る。
形成装置後のシート材の画像をシート面に定着するため
の定着手段と、前記定着手段によって定着処理されたシ
ート材を画像形成装置本体外へ排紙するための排紙手段
と、を有している画像形成装置に係る。
【0019】そして、第2の発明は、上記目的を達成す
るため、前記定着手段及び前記排紙手段を含む部品ユニ
ットを構成し、前記部品ユニットを前記画像形成装置本
体の前面側より前記画像形成装置本体外へ引き出せるよ
うにしたことを特徴とする。
るため、前記定着手段及び前記排紙手段を含む部品ユニ
ットを構成し、前記部品ユニットを前記画像形成装置本
体の前面側より前記画像形成装置本体外へ引き出せるよ
うにしたことを特徴とする。
【0020】〈第3の発明の手段〉第3の発明は、画像
形成装置本体外へ引き出すことの可能な複数の部品ユニ
ットを有している画像形成装置に係る。
形成装置本体外へ引き出すことの可能な複数の部品ユニ
ットを有している画像形成装置に係る。
【0021】そして、第3の発明は、上記目的を達成す
るため、前記各部品ユニット同士を対ユニットロック手
段によって一体化するようにしたことを特徴とする。
るため、前記各部品ユニット同士を対ユニットロック手
段によって一体化するようにしたことを特徴とする。
【0022】また、前記対ユニットロック手段のロック
状態を解除するロック解除手段と、前記各部品ユニット
内に滞留するシート材の有無状態を検知するシート材検
知手段とを設け、前記対ユニットロック手段によって一
体化されている前記各部品ユニットのうちいずれかにシ
ート材が滞留していないことを前記シート材検知手段が
検知すると、前記ロック解除手段により前記対ユニット
ロック手段のロック状態を解除することを特徴とする。
状態を解除するロック解除手段と、前記各部品ユニット
内に滞留するシート材の有無状態を検知するシート材検
知手段とを設け、前記対ユニットロック手段によって一
体化されている前記各部品ユニットのうちいずれかにシ
ート材が滞留していないことを前記シート材検知手段が
検知すると、前記ロック解除手段により前記対ユニット
ロック手段のロック状態を解除することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するための本発明の構成
は、シートに画像を形成する画像形成手段と、シートが
積載されている積載手段と、前記画像形成手段によって
画像が形成されたシートを前記積載手段に排出する排出
手段と、前記画像形成手段によって画像が形成されたシ
ートを画像形成手段に導く搬送路と、前記画像形成手段
によって画像が形成されたシートを前記排出手段に、ま
たは前記搬送路に選択的に導き、前記搬送路からのシー
トを前記排出手段に導く切換え手段と、シートを前記搬
送路に沿って、前記切換え手段から前記画像形成手段に
向かう方向に、またはその逆方向に、搬送する搬送手段
と、を有する画像形成装置である。
は、シートに画像を形成する画像形成手段と、シートが
積載されている積載手段と、前記画像形成手段によって
画像が形成されたシートを前記積載手段に排出する排出
手段と、前記画像形成手段によって画像が形成されたシ
ートを画像形成手段に導く搬送路と、前記画像形成手段
によって画像が形成されたシートを前記排出手段に、ま
たは前記搬送路に選択的に導き、前記搬送路からのシー
トを前記排出手段に導く切換え手段と、シートを前記搬
送路に沿って、前記切換え手段から前記画像形成手段に
向かう方向に、またはその逆方向に、搬送する搬送手段
と、を有する画像形成装置である。
【0024】
〈第1の発明の作用〉上記構成として第1の発明によれ
ば、定着手段と排紙手段と反転手段を含む部品ユニット
を画像形成装置本体の前面側より画像形成装置本体外へ
引き出すことができる。
ば、定着手段と排紙手段と反転手段を含む部品ユニット
を画像形成装置本体の前面側より画像形成装置本体外へ
引き出すことができる。
【0025】従って、定着手段、排紙手段、反転手段に
おいてシート材が滞留した場合、その部品ユニットを画
像形成装置本体外へ引き出すことにより、滞留したシー
ト材を取り除くことができる。
おいてシート材が滞留した場合、その部品ユニットを画
像形成装置本体外へ引き出すことにより、滞留したシー
ト材を取り除くことができる。
【0026】これにより、画像形成装置には、定着手
段、排紙手段、反転手段に滞留したシート材を取り除く
ためのスペースが不要となり、実質占有面積が小さくな
る。
段、排紙手段、反転手段に滞留したシート材を取り除く
ためのスペースが不要となり、実質占有面積が小さくな
る。
【0027】〈第2の発明の作用〉上記構成とした第2
の発明によれば、定着手段と排紙手段と含む部品ユニッ
トを画像形成装置本体の前面側より画像形成装置本体外
へ引き出すことができる。
の発明によれば、定着手段と排紙手段と含む部品ユニッ
トを画像形成装置本体の前面側より画像形成装置本体外
へ引き出すことができる。
【0028】従って、定着手段、排紙手段においてシー
ト材が滞留した場合、その部品ユニットを画像形成装置
本体外へ引き出すことにより、滞留したシート材を取り
除くことができる。
ト材が滞留した場合、その部品ユニットを画像形成装置
本体外へ引き出すことにより、滞留したシート材を取り
除くことができる。
【0029】これにより、画像形成装置には、定着手
段、排紙手段に滞留したシート材を取り除くためのスペ
ースが不要となり、実質占有面積が小さくなる。
段、排紙手段に滞留したシート材を取り除くためのスペ
ースが不要となり、実質占有面積が小さくなる。
【0030】〈第3の発明の作用〉上記構成とした第3
の発明によれば、画像形成装置本体から複数の部品ユニ
ットを引き出すと、画像形成装置本体外へ引き出された
各部品ユニット同士は対ユニットロック手段によって一
体化される。そして、画像形成装置本体外へ引き出され
た複数の部品ユニットは画像形成装置内へ収納される
と、対ユニット手段が解除されると共に、対本体ロック
手段によって画像形成装置本体にロックされる。
の発明によれば、画像形成装置本体から複数の部品ユニ
ットを引き出すと、画像形成装置本体外へ引き出された
各部品ユニット同士は対ユニットロック手段によって一
体化される。そして、画像形成装置本体外へ引き出され
た複数の部品ユニットは画像形成装置内へ収納される
と、対ユニット手段が解除されると共に、対本体ロック
手段によって画像形成装置本体にロックされる。
【0031】従って、画像形成装置本体外へ引き出され
た複数の部品ユニットはそのいずれかの部品ユニットを
収納する動作で他の部品ユニットも収納することができ
る。
た複数の部品ユニットはそのいずれかの部品ユニットを
収納する動作で他の部品ユニットも収納することができ
る。
【0032】これにより、ジャム処理後、複数の部品ユ
ニットを画像形成装置本体に収納するための作業を楽に
行うことができる。
ニットを画像形成装置本体に収納するための作業を楽に
行うことができる。
【0033】また、画像形成装置内に収納されている複
数の部品ユニットは対ユニットロック手段によって一体
化されているので、画像形成装置本体外へ引き出すとき
も画像形成装置本体内へ収納するときも複数の部品ユニ
ットは一体的に動作する。そして、対ユニットロック手
段よってロックされている各部品ユニットのうちいずれ
かにシート材が滞留していないことをシート材検知手段
が検知すると、ロック解除手段が対ユニットロック手段
を解除してそのシート材が滞留していない部品ユニット
をシート材が滞留している部品ユニットから切り離す。
数の部品ユニットは対ユニットロック手段によって一体
化されているので、画像形成装置本体外へ引き出すとき
も画像形成装置本体内へ収納するときも複数の部品ユニ
ットは一体的に動作する。そして、対ユニットロック手
段よってロックされている各部品ユニットのうちいずれ
かにシート材が滞留していないことをシート材検知手段
が検知すると、ロック解除手段が対ユニットロック手段
を解除してそのシート材が滞留していない部品ユニット
をシート材が滞留している部品ユニットから切り離す。
【0034】従って、1つの部品ユニットを画像形成装
置本体外へ引き出すことによって同時に他の部品ユニッ
トも画像形成装置本体外へ引き出すことができ、かつ1
つの部品ユニットを画像形成装置本体内へ収納すること
によって同時に他の部品ユニットも画像形成装置本体内
へ収納することができる。
置本体外へ引き出すことによって同時に他の部品ユニッ
トも画像形成装置本体外へ引き出すことができ、かつ1
つの部品ユニットを画像形成装置本体内へ収納すること
によって同時に他の部品ユニットも画像形成装置本体内
へ収納することができる。
【0035】これにより、ジャム処理時における複数の
部品ユニットの、画像形成装置本体外への引き出し作業
と画像形成装置本体内への収納作業を楽に行うことがで
きる。
部品ユニットの、画像形成装置本体外への引き出し作業
と画像形成装置本体内への収納作業を楽に行うことがで
きる。
【0036】また、複数の部品ユニットを一体的に画像
形成装置本体から引き出すので、各部品ユニットにまた
がっているシート材を破らずに済む。
形成装置本体から引き出すので、各部品ユニットにまた
がっているシート材を破らずに済む。
【0037】また、シート材が滞留していない部品ユニ
ットをシート材が滞留している部品ユニットから切り離
すので、シート材が滞留している部品ユニットのみを画
像形成装置本体から引き出すことができる。
ットをシート材が滞留している部品ユニットから切り離
すので、シート材が滞留している部品ユニットのみを画
像形成装置本体から引き出すことができる。
【0038】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るためのものであって、発明の構成を何等限定するもの
ではない。
るためのものであって、発明の構成を何等限定するもの
ではない。
【0039】
【実施例】以下、第1の発明、第2の発明、第3の発明
の各実施例を図面に基づいて説明する。
の各実施例を図面に基づいて説明する。
【0040】〈第1の発明の実施例〉図1は第1の発明
の一実施例に係る画像形成装置(複写機)の全体構成を
示し、図2は同画像形成装置の要部の構成を示す。
の一実施例に係る画像形成装置(複写機)の全体構成を
示し、図2は同画像形成装置の要部の構成を示す。
【0041】まず、本画像形成装置の全体の概要構成を
シート材の流れに沿って説明する。
シート材の流れに沿って説明する。
【0042】本画像形成装置においては、画像形成装置
本体1内の下部に複数段の給紙カセット(フロントロー
ディングカセット)2A、2B、2C、2Dを備えてお
り、これらの給紙カセット2A、2B、2C、2Dのい
ずれかに積載収納されているシート材(不図示)が選択
的に使用される。
本体1内の下部に複数段の給紙カセット(フロントロー
ディングカセット)2A、2B、2C、2Dを備えてお
り、これらの給紙カセット2A、2B、2C、2Dのい
ずれかに積載収納されているシート材(不図示)が選択
的に使用される。
【0043】各給紙カセット2A、2B、2C、2D内
のシート材は最上紙から給紙ローラ(ピックアップロー
ラ)6により繰り出され、分離ローラ対(リタードロー
ラ対)7によって1枚ずつ分離給送される。
のシート材は最上紙から給紙ローラ(ピックアップロー
ラ)6により繰り出され、分離ローラ対(リタードロー
ラ対)7によって1枚ずつ分離給送される。
【0044】各給紙カセット2A、2B、2C、2Dか
ら給紙されたシート材は搬送ローラ対8、9、10、1
1、12によって回転停止しているレジストローラ対1
3へ搬送される。
ら給紙されたシート材は搬送ローラ対8、9、10、1
1、12によって回転停止しているレジストローラ対1
3へ搬送される。
【0045】レジストローラ対13へ搬送されたシート
材は、時計方向に回転する感光ドラム14上のトナー像
とのタイミングをとって回転するレジストローラ対13
により、感光ドラム14と転写装置15との間へ送ら
れ、ここで転写装置15により感光ドラム14上のトナ
ー像が転写される。
材は、時計方向に回転する感光ドラム14上のトナー像
とのタイミングをとって回転するレジストローラ対13
により、感光ドラム14と転写装置15との間へ送ら
れ、ここで転写装置15により感光ドラム14上のトナ
ー像が転写される。
【0046】トナー像の転写を終えたシート材は搬送ベ
ルト16によって定着装置(定着手段)17へ送られ、
ここで転写されたトナー像がシート面に定着される。
ルト16によって定着装置(定着手段)17へ送られ、
ここで転写されたトナー像がシート面に定着される。
【0047】トナー像の定着手段を終えたシート材は内
排紙ローラ対(排紙手段)18及び外排紙ローラ対(排
紙手段)19によって機外の排紙トレイ20上へ排紙さ
れる。
排紙ローラ対(排紙手段)18及び外排紙ローラ対(排
紙手段)19によって機外の排紙トレイ20上へ排紙さ
れる。
【0048】このとき、内排紙ローラ対18と外排紙ロ
ーラ対19の間に設置されているフラッパー21が想像
線図示の位置に切り換えられている(図2参照)。
ーラ対19の間に設置されているフラッパー21が想像
線図示の位置に切り換えられている(図2参照)。
【0049】両面モード又は多重モードの場合には、ト
ナー像の定着手段を終えたシート材は内排紙ローラ対1
8により反転パス(反転手段)22へ送られ、ここで反
転して搬送ローラ対23、24によって中間トレイ25
上へ排出される。
ナー像の定着手段を終えたシート材は内排紙ローラ対1
8により反転パス(反転手段)22へ送られ、ここで反
転して搬送ローラ対23、24によって中間トレイ25
上へ排出される。
【0050】このとき、フラッパー21は実践図示の位
置に切り換えられている。
置に切り換えられている。
【0051】中間トレイ25上に一時的に積載されたシ
ート材は、最下紙から給紙ローラ26により繰り出さ
れ、矢印の方向に回転する分離ローラ対27によって1
枚ずつ分離給送される。
ート材は、最下紙から給紙ローラ26により繰り出さ
れ、矢印の方向に回転する分離ローラ対27によって1
枚ずつ分離給送される。
【0052】中間トレイ25から再給紙されたシート材
は、両面モードの場合、搬送ローラ対28によって再給
紙パス29へ送られ、この再給紙パス29を通ってレジ
ストローラ対13へ送られる。
は、両面モードの場合、搬送ローラ対28によって再給
紙パス29へ送られ、この再給紙パス29を通ってレジ
ストローラ対13へ送られる。
【0053】このとき、搬送ローラ対28の直下流に設
置されているフラッパ30は図1に示す位置に切り換え
られている。
置されているフラッパ30は図1に示す位置に切り換え
られている。
【0054】中間トレイ25から再給紙されたシート材
は、多重モードの場合、搬送ローラ対28及びフラッパ
30によって一旦再反転パス31へ送られて反転された
後、逆転する搬送ローラ対32によって再給紙パス29
へ送られ、この再給紙パス29を通ってレジストローラ
対13へ送られる。
は、多重モードの場合、搬送ローラ対28及びフラッパ
30によって一旦再反転パス31へ送られて反転された
後、逆転する搬送ローラ対32によって再給紙パス29
へ送られ、この再給紙パス29を通ってレジストローラ
対13へ送られる。
【0055】このとき、フラッパ30はシート材が再給
紙パス29へ送られる位置に切り換えられている。
紙パス29へ送られる位置に切り換えられている。
【0056】レジストローラ対13へ送られたシート材
は上述と同様にして再度トナー像の転写が行われ、トナ
ー像の定着が行われると、内排紙ローラ対18及び外排
紙ローラ対19によって機外の排紙トレイ20上へ排紙
される。
は上述と同様にして再度トナー像の転写が行われ、トナ
ー像の定着が行われると、内排紙ローラ対18及び外排
紙ローラ対19によって機外の排紙トレイ20上へ排紙
される。
【0057】本画像形成装置において、原稿台33上に
載置された原稿(不図示)の画像は、画像形成装置本体
1内の最上部に設置された光学系34によって走査さ
れ、時計方向に回転する感光ドラム14上に露光され
る。
載置された原稿(不図示)の画像は、画像形成装置本体
1内の最上部に設置された光学系34によって走査さ
れ、時計方向に回転する感光ドラム14上に露光され
る。
【0058】感光ドラム14上に形成された潜像は現像
装置35から供給されるトナーによって順次トナー像と
される。
装置35から供給されるトナーによって順次トナー像と
される。
【0059】なお、図1中の符号36は中間トレイ25
上に積載されたシート材を給紙ローラ26に押し付ける
ための加圧ローラであり、シート材を再給紙する際に図
示のように所定位置まで降下する。また符号37は手差
し給紙装置である。
上に積載されたシート材を給紙ローラ26に押し付ける
ための加圧ローラであり、シート材を再給紙する際に図
示のように所定位置まで降下する。また符号37は手差
し給紙装置である。
【0060】本画像形成装置においては、定着装置1
7、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対19、フラッ
パ21及び搬送ローラ対23を含む反転パス22を一体
とした部品ユニット38を構成し、この部品ユニット3
8を画像形成装置本体1の前面側より画像形成装置本体
1外へ引き出せるようにしている。
7、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対19、フラッ
パ21及び搬送ローラ対23を含む反転パス22を一体
とした部品ユニット38を構成し、この部品ユニット3
8を画像形成装置本体1の前面側より画像形成装置本体
1外へ引き出せるようにしている。
【0061】部品ユニット38は、画像形成装置本体に
対し、移動用レール(アキュライドレール)39、40
を介して取り付けられており、この移動用レール39、
40に沿って引き出すことができる。
対し、移動用レール(アキュライドレール)39、40
を介して取り付けられており、この移動用レール39、
40に沿って引き出すことができる。
【0062】部品ユニット38は、通常画像形成装置本
体1に対して引き出し不可能となるように、ロック機構
41によってロックされている。
体1に対して引き出し不可能となるように、ロック機構
41によってロックされている。
【0063】ロック機構41は、ソレノイド42をオフ
にすると、引張ばね43によって引っ張られたロックレ
バー44が支軸45を中心として時計方向にa位置まで
回転することにより、部品ユニット38のフレーム46
と係合して部品ユニット38をロックする。
にすると、引張ばね43によって引っ張られたロックレ
バー44が支軸45を中心として時計方向にa位置まで
回転することにより、部品ユニット38のフレーム46
と係合して部品ユニット38をロックする。
【0064】また、ソレノイド42をオンにすると、引
張ばね43によって引っ張られたロックレバー44が支
軸45を中心として反時計方向にb位置まで回転するこ
とにより、部品ユニット38のフレーム46から脱離し
て部品ユニット38のロック状態を解除する。
張ばね43によって引っ張られたロックレバー44が支
軸45を中心として反時計方向にb位置まで回転するこ
とにより、部品ユニット38のフレーム46から脱離し
て部品ユニット38のロック状態を解除する。
【0065】部品ユニット38内には、部品ユニット3
8と搬送ベルト16との間、及び部品ユニット38と排
紙トレイ20との間にまたがって滞留しているシート材
を検知するためのシート材検知センサ47と、部品ユニ
ット38と両面ユニット48との間にまたがって滞留し
ているシート材を検知するためのシート材検知センサ4
9とが設置されている。
8と搬送ベルト16との間、及び部品ユニット38と排
紙トレイ20との間にまたがって滞留しているシート材
を検知するためのシート材検知センサ47と、部品ユニ
ット38と両面ユニット48との間にまたがって滞留し
ているシート材を検知するためのシート材検知センサ4
9とが設置されている。
【0066】今、片面モード時において、ジャムが発生
し、部品ユニット38と搬送ベルト16との間、又は部
品ユニット38と排紙トレイ20との間にまたがって滞
留しているシート材をシート材検知センサ47が検知し
た場合には、ロック機構41のソレノイド42はオンの
ままとされ、部品ユニット38を引き出し不可能にロッ
クしている。
し、部品ユニット38と搬送ベルト16との間、又は部
品ユニット38と排紙トレイ20との間にまたがって滞
留しているシート材をシート材検知センサ47が検知し
た場合には、ロック機構41のソレノイド42はオンの
ままとされ、部品ユニット38を引き出し不可能にロッ
クしている。
【0067】この状態で、定着装置(定着ローラ対)1
7、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対29を駆動さ
せて、滞留しているシート材を強制的に排紙トレイ20
上へ排紙する。
7、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対29を駆動さ
せて、滞留しているシート材を強制的に排紙トレイ20
上へ排紙する。
【0068】この後、ロック機構41のソレノイド42
がオフになり、部品ユニット38のロック状態を解除す
る。
がオフになり、部品ユニット38のロック状態を解除す
る。
【0069】また、両面及び多重モード時においてジャ
ムが発生し、部品ユニット38と両面ユニット48との
間にまたがって滞留しているシート材をシート材検知セ
ンサ49が検知した場合には、ロック機構41のソレノ
イド42はオンのままとされ、部品ユニット38を引き
出し不可能にロックしている。
ムが発生し、部品ユニット38と両面ユニット48との
間にまたがって滞留しているシート材をシート材検知セ
ンサ49が検知した場合には、ロック機構41のソレノ
イド42はオンのままとされ、部品ユニット38を引き
出し不可能にロックしている。
【0070】この状態で、定着装置(定着ローラ対)1
7、内排紙ローラ対18、搬送ローラ対23、24を駆
動させて、滞留しているシート材を強制的に中間トレイ
25上へ排紙する。
7、内排紙ローラ対18、搬送ローラ対23、24を駆
動させて、滞留しているシート材を強制的に中間トレイ
25上へ排紙する。
【0071】この後、ロック機構41のソレノイド42
がオフになり、部品ユニット38のロック状態を解除す
る。
がオフになり、部品ユニット38のロック状態を解除す
る。
【0072】ロック機構41のロック状態が解除される
と、部品ユニット38を画像形成装置本体1外へ引き出
すことができる。そして、画像形成装置本体1外へ引き
出された部品ユニット38に滞留しているシート材は、
排紙パス50の上ガイド51と反転パス22の外側ガイ
ド52を開くことによって容易に取り除くことができ
る。
と、部品ユニット38を画像形成装置本体1外へ引き出
すことができる。そして、画像形成装置本体1外へ引き
出された部品ユニット38に滞留しているシート材は、
排紙パス50の上ガイド51と反転パス22の外側ガイ
ド52を開くことによって容易に取り除くことができ
る。
【0073】排紙パス50の上側ガイド51は定着装置
17の分離爪53の支軸54にこの支軸54を中心とし
て上下方向に回転可能に取り付けられている。従って、
この上側ガイド51と点線図示のように上方に回動させ
れば排紙パス50が開かれる。この上側ガイド51の回
動により分離爪53は定着ローラから離脱する。
17の分離爪53の支軸54にこの支軸54を中心とし
て上下方向に回転可能に取り付けられている。従って、
この上側ガイド51と点線図示のように上方に回動させ
れば排紙パス50が開かれる。この上側ガイド51の回
動により分離爪53は定着ローラから離脱する。
【0074】反転パス22の外側ガイド52は画像形成
装置本体1に対して支軸55を中心として左右方向に回
転可能に取り付けられている。従って、この外側ガイド
52を点線図示のように外側(左側)に回動させれば反
転パス22が開かれる。
装置本体1に対して支軸55を中心として左右方向に回
転可能に取り付けられている。従って、この外側ガイド
52を点線図示のように外側(左側)に回動させれば反
転パス22が開かれる。
【0075】中間トレイ25、給紙ローラ26、分離ロ
ーラ対27、再反転パス31、再給紙パス29等を一体
とした両面ユニット48は、部品ユニット38と同様
に、画像形成装置本体1の前面側より画像形成装置本体
2外へ引き出せるようになっている。
ーラ対27、再反転パス31、再給紙パス29等を一体
とした両面ユニット48は、部品ユニット38と同様
に、画像形成装置本体1の前面側より画像形成装置本体
2外へ引き出せるようになっている。
【0076】両面ユニット48は、画像形成装置本体1
に対し、移動用レール(アキュライドレール)56、5
7を介して取り付けられており、この移動用レール5
6、57に沿って引き出すことができる。
に対し、移動用レール(アキュライドレール)56、5
7を介して取り付けられており、この移動用レール5
6、57に沿って引き出すことができる。
【0077】画像形成装置本体1外へ引き出された両面
ユニット48において、再給紙パス29内に滞留してい
るシート材は、再給紙パス29を略水平な状態から略垂
直な状態に傾けることにより容易に取り除くことができ
る。
ユニット48において、再給紙パス29内に滞留してい
るシート材は、再給紙パス29を略水平な状態から略垂
直な状態に傾けることにより容易に取り除くことができ
る。
【0078】再給紙パス29は搬送ローラ対58のロー
ラ軸を支軸として上下方向に回転可能に取り付けられて
いる。従って、再給紙パス29は支軸を中心として略水
平な状態から略垂直な状態に傾けることができる。
ラ軸を支軸として上下方向に回転可能に取り付けられて
いる。従って、再給紙パス29は支軸を中心として略水
平な状態から略垂直な状態に傾けることができる。
【0079】図3は定着器17より下流の搬送ローラの
駆動系を表す図であり、図4は、両面反転ローラ対23
の駆動系の平面図である。両面反転ローラ対23の一方
のローラ23aは、歯車134又はタイミングベルト1
30により駆動を受ける。両面反転ローラ23aを駆動
する歯車135とタイミングプーリ136は、定着搬送
ローラ5を駆動するタイミングベルト131より正転電
磁クラッチ137、又は逆転電磁クラッチ138を介し
て駆動を受けている。このため正転、逆転電磁クラッチ
137、138のどちらかを作動しなければ、両面反転
ローラ23には、駆動が伝わらない構成になっている。
そしてタイミングベルト131は、矢印の方向に駆動し
ているため、両面反転ローラ23aがシートを両面トレ
イ25に搬送する方向に回転させる時(矢印d)は、正
転電磁クラッチ137を作動し、逆転電磁クラッチ13
8は作動させず、タイミングベルト131の駆動力をプ
ーリ136a、正転電磁クラッチ137、軸136b、
プーリ136、タイミングベルト130、プーリ134
を介して伝達し、両面反転ローラ23aを駆動する。ま
たシートを反転する場合は、逆転電磁クラッチ138を
作動し、正転電磁クラッチ137は作動させずタイミン
グベルト131の駆動力をプーリ135a、逆転電磁ク
ラッチ138、歯車134、135、軸23cを介して
伝達し、により両面反転ローラ23aを駆動する。そし
て両面反転ローラ23aは、タイミングベルト132と
歯車139、140により両面排紙ローラ24aと駆動
がつながっているため、両面反転ローラ23aと両面排
紙ローラ24aは、同一方向に回転する。また、排紙ロ
ーラ19aは、2個の歯車141、142から選択的に
駆動を受けられる構成になっていて、この2個の歯車は
軸144を中心に揺動する揺動板143に取り付き、ま
た2個の歯車141、142は、歯車145とタイミン
グベルト133で駆動を受けているため、2個の歯車の
回転方向は逆になっている。また揺動板143に取り付
いている歯車142はバネ146により常に排紙ローラ
22の歯車148に付勢しているため、排紙ローラ19
は、シートを機外に排出する方向に駆動がかかってい
る。そして排紙ローラ19を逆転させるときは、排紙反
転ソレノイド147を作動させ、歯車141を排紙ロー
ラ19の歯車148と噛み合わせて排紙ローラ19を駆
動する。
駆動系を表す図であり、図4は、両面反転ローラ対23
の駆動系の平面図である。両面反転ローラ対23の一方
のローラ23aは、歯車134又はタイミングベルト1
30により駆動を受ける。両面反転ローラ23aを駆動
する歯車135とタイミングプーリ136は、定着搬送
ローラ5を駆動するタイミングベルト131より正転電
磁クラッチ137、又は逆転電磁クラッチ138を介し
て駆動を受けている。このため正転、逆転電磁クラッチ
137、138のどちらかを作動しなければ、両面反転
ローラ23には、駆動が伝わらない構成になっている。
そしてタイミングベルト131は、矢印の方向に駆動し
ているため、両面反転ローラ23aがシートを両面トレ
イ25に搬送する方向に回転させる時(矢印d)は、正
転電磁クラッチ137を作動し、逆転電磁クラッチ13
8は作動させず、タイミングベルト131の駆動力をプ
ーリ136a、正転電磁クラッチ137、軸136b、
プーリ136、タイミングベルト130、プーリ134
を介して伝達し、両面反転ローラ23aを駆動する。ま
たシートを反転する場合は、逆転電磁クラッチ138を
作動し、正転電磁クラッチ137は作動させずタイミン
グベルト131の駆動力をプーリ135a、逆転電磁ク
ラッチ138、歯車134、135、軸23cを介して
伝達し、により両面反転ローラ23aを駆動する。そし
て両面反転ローラ23aは、タイミングベルト132と
歯車139、140により両面排紙ローラ24aと駆動
がつながっているため、両面反転ローラ23aと両面排
紙ローラ24aは、同一方向に回転する。また、排紙ロ
ーラ19aは、2個の歯車141、142から選択的に
駆動を受けられる構成になっていて、この2個の歯車は
軸144を中心に揺動する揺動板143に取り付き、ま
た2個の歯車141、142は、歯車145とタイミン
グベルト133で駆動を受けているため、2個の歯車の
回転方向は逆になっている。また揺動板143に取り付
いている歯車142はバネ146により常に排紙ローラ
22の歯車148に付勢しているため、排紙ローラ19
は、シートを機外に排出する方向に駆動がかかってい
る。そして排紙ローラ19を逆転させるときは、排紙反
転ソレノイド147を作動させ、歯車141を排紙ロー
ラ19の歯車148と噛み合わせて排紙ローラ19を駆
動する。
【0080】以上の構成で本発明は成り立ち、シートを
反転排紙する場合は、図5に示すモード切換スイッチ1
01により反転排出モードを選択すると、CPU100
はソレノイド47によって両面フラッパー21を21a
の位置に移動し、シートを両面搬送路22に搬送しシー
トの後端が反転センサー49を抜けたら(図6)、逆転
電磁クラッチ138をON、正転逆転クラッチ137を
OFFし、両面反転ローラ対23と両面排紙ローラ対2
4を逆転する。シートはフラッパに取り付けられたフラ
ッパ21cによって排紙ローラ19へ案内される(図
7)。
反転排紙する場合は、図5に示すモード切換スイッチ1
01により反転排出モードを選択すると、CPU100
はソレノイド47によって両面フラッパー21を21a
の位置に移動し、シートを両面搬送路22に搬送しシー
トの後端が反転センサー49を抜けたら(図6)、逆転
電磁クラッチ138をON、正転逆転クラッチ137を
OFFし、両面反転ローラ対23と両面排紙ローラ対2
4を逆転する。シートはフラッパに取り付けられたフラ
ッパ21cによって排紙ローラ19へ案内される(図
7)。
【0081】また、多重モードの場合は、両面フラッパ
ー21を21bの位置にしておいて、画像形成されたシ
ートを排紙ローラ対19に搬送し、定着センサ−47に
よりシートの後端が両面フラッパー21を抜けたと検知
したなら、面フラッパー21を21aの位置に移動させ
ると同時に、排紙反転ソレノイド47を作動し、排紙ロ
ーラ19を逆転させる。シートはフラッパー21のマイ
ラーシート21dによって両面搬送路22に案内されな
がら搬送され、両面反転ローラ対23に搬送されて両面
トレイ7に積載される。
ー21を21bの位置にしておいて、画像形成されたシ
ートを排紙ローラ対19に搬送し、定着センサ−47に
よりシートの後端が両面フラッパー21を抜けたと検知
したなら、面フラッパー21を21aの位置に移動させ
ると同時に、排紙反転ソレノイド47を作動し、排紙ロ
ーラ19を逆転させる。シートはフラッパー21のマイ
ラーシート21dによって両面搬送路22に案内されな
がら搬送され、両面反転ローラ対23に搬送されて両面
トレイ7に積載される。
【0082】積載されたシートは送り出しローラ27に
よって送り出され、搬送ローラ対28、58、58a、
58b、58c、58dによって感光ドラム14まで送
られ、前回画像が形成された面と同じ面に画像が形成さ
れる。
よって送り出され、搬送ローラ対28、58、58a、
58b、58c、58dによって感光ドラム14まで送
られ、前回画像が形成された面と同じ面に画像が形成さ
れる。
【0083】両面モードの場合は、フラッパー21を2
1aの位置にしておいて、画像形成されたシートを両面
搬送路22に案内し、両面反転ローラ対23、両面排紙
ローラ対24によって搬送し、両面トレイ25に積載す
る。
1aの位置にしておいて、画像形成されたシートを両面
搬送路22に案内し、両面反転ローラ対23、両面排紙
ローラ対24によって搬送し、両面トレイ25に積載す
る。
【0084】積載されたシートは送り出しローラ27に
よって送り出され、搬送ローラ対28、58、58a、
58b,58c,58d、12、13によって感光ドラ
ム14まで送られ、前回画像が形成された面とは反対側
の面に画像が形成される。
よって送り出され、搬送ローラ対28、58、58a、
58b,58c,58d、12、13によって感光ドラ
ム14まで送られ、前回画像が形成された面とは反対側
の面に画像が形成される。
【0085】図6、図7の実施例では多重コピーする場
合片面コピーしたシートを排紙ローラ対19によって機
外反転した後に両面トレイ25に積載していたが、図1
に示すものでは再給紙部27、270の下流にシートを
多重パス31に導く多重フラッパー30を設けることに
より機外反転が不要となる。多重モードの場合、片面コ
ピーしたシートは両面フラッパー21で、両面搬送路2
40に導かれ両面トレイ25に積載する。そして送り出
しローラ27、分離ローラ270によって再給紙したシ
ートは多重フラッパー30の作用により多重パス31及
び排紙ローラ24に導かれ、多重フラッパー30近傍に
位置する多重センサーでシートの後端が多重フラッパー
30を抜けたと検知したなら多重ローラ32、及び排紙
ローラ24を逆転させ、シートを両面下搬送パス29に
送り込みシートの多重を行なってもよい。
合片面コピーしたシートを排紙ローラ対19によって機
外反転した後に両面トレイ25に積載していたが、図1
に示すものでは再給紙部27、270の下流にシートを
多重パス31に導く多重フラッパー30を設けることに
より機外反転が不要となる。多重モードの場合、片面コ
ピーしたシートは両面フラッパー21で、両面搬送路2
40に導かれ両面トレイ25に積載する。そして送り出
しローラ27、分離ローラ270によって再給紙したシ
ートは多重フラッパー30の作用により多重パス31及
び排紙ローラ24に導かれ、多重フラッパー30近傍に
位置する多重センサーでシートの後端が多重フラッパー
30を抜けたと検知したなら多重ローラ32、及び排紙
ローラ24を逆転させ、シートを両面下搬送パス29に
送り込みシートの多重を行なってもよい。
【0086】〈第2の発明の実施例1〉図8は第2の発
明の実施例1に係る画像形成装置(複写機)の全体構成
を示す。
明の実施例1に係る画像形成装置(複写機)の全体構成
を示す。
【0087】なお、本画像形成装置において、上記第1
の発明の実施例の画像形成装置(図1)と同一部材には
同一符号を付すと共に、構成的、機能的に変わらないも
のについてはその説明を省略する。
の発明の実施例の画像形成装置(図1)と同一部材には
同一符号を付すと共に、構成的、機能的に変わらないも
のについてはその説明を省略する。
【0088】本画像形成装置は片面複写専用機であり、
定着装置17において定着処理を終えたシート材は、内
排紙ローラ対18及び外排紙ローラ対19によって機外
の排紙トレイ20上へ排紙されるようになっている。
定着装置17において定着処理を終えたシート材は、内
排紙ローラ対18及び外排紙ローラ対19によって機外
の排紙トレイ20上へ排紙されるようになっている。
【0089】このような本画像形成装置においては、定
着装置17、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対19
を一体とした部品ユニット60を構成し、この部品ユニ
ット60を画像形成装置本体1の前面側より画像形成装
置本体1外へ引き出せるようにしている。
着装置17、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対19
を一体とした部品ユニット60を構成し、この部品ユニ
ット60を画像形成装置本体1の前面側より画像形成装
置本体1外へ引き出せるようにしている。
【0090】本画像形成装置の場合、ジャム発生時にお
いて、部品ユニット60と搬送ベルト16との間、又は
部品ユニット60と排紙トレイ20との間にまたがって
滞留しているシート材をシート材検知センサ47が検知
した場合には、ロック機構41のソレノイド42はオン
のままとされ、部品ユニット60を引き出し不可能にロ
ックしている。
いて、部品ユニット60と搬送ベルト16との間、又は
部品ユニット60と排紙トレイ20との間にまたがって
滞留しているシート材をシート材検知センサ47が検知
した場合には、ロック機構41のソレノイド42はオン
のままとされ、部品ユニット60を引き出し不可能にロ
ックしている。
【0091】この状態で、定着装置(定着ローラ対)1
7、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対19を駆動さ
せて、滞留しているシート材を強制的に排紙トレイ20
上へ排紙する。
7、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対19を駆動さ
せて、滞留しているシート材を強制的に排紙トレイ20
上へ排紙する。
【0092】この後、ロック機構41のソレノイド42
がオフになり、部品ユニット60のロック状態を解除す
る。
がオフになり、部品ユニット60のロック状態を解除す
る。
【0093】しかし、部品ユニット60と搬送ベルト1
6との間にまたがって滞留しているシート材のジャム原
因が定着装置17の分離爪53にある場合には、上述の
ように滞留しているシート材を排紙トレイ20上へ強制
排紙することは困難である。
6との間にまたがって滞留しているシート材のジャム原
因が定着装置17の分離爪53にある場合には、上述の
ように滞留しているシート材を排紙トレイ20上へ強制
排紙することは困難である。
【0094】そして、部品ユニット60と搬送ベルト1
6との間にまたがって滞留しているシート材の後端は定
着装置17まで到達していないことが多い。
6との間にまたがって滞留しているシート材の後端は定
着装置17まで到達していないことが多い。
【0095】従って、このように、シート材の後端が定
着装置17の上流に位置している状態で部品ユニット6
0を画像形成装置本体1外へ引き出すとき、図9に示す
ように、画像形成装置本体1の前側板(ハッチング部
分)61の一部61Aが定着装置17の上流領域に存在
すると、滞留しているシート材が前側板部分61によっ
て破れてしまい、ジャム処理が面倒になる。
着装置17の上流に位置している状態で部品ユニット6
0を画像形成装置本体1外へ引き出すとき、図9に示す
ように、画像形成装置本体1の前側板(ハッチング部
分)61の一部61Aが定着装置17の上流領域に存在
すると、滞留しているシート材が前側板部分61によっ
て破れてしまい、ジャム処理が面倒になる。
【0096】このため、本画像形成装置においては、定
着装置17の上流領域に前側板部分61が存在しないよ
うにして、シート材が前側板部分で破れないようにして
いる。
着装置17の上流領域に前側板部分61が存在しないよ
うにして、シート材が前側板部分で破れないようにして
いる。
【0097】画像形成装置本体1外へ引き出された部品
ユニット60のジャム処理を行うには、排紙パス50の
上側ガイド51を上方に回動させて排紙パス50を開
く。
ユニット60のジャム処理を行うには、排紙パス50の
上側ガイド51を上方に回動させて排紙パス50を開
く。
【0098】〈第2の発明の実施例2〉図10は第2の
発明の実施例2に係る画像形成装置(複写機)の全体構
成を示す。
発明の実施例2に係る画像形成装置(複写機)の全体構
成を示す。
【0099】上記第2の発明の実施例1の画像形成装置
(図8)においては、定着装置17、内排紙ローラ対1
8、外排紙ローラ対19を一体として部品ユニット60
を構成したが、本画像形成装置においては、定着装置1
7、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対19、転写装
置15、搬送ベルト16を一体とした部品ユニット62
を構成し、この部品ユニット62を画像形成装置本体1
の前面側より画像形成装置本体1外へ引き出せるように
している。
(図8)においては、定着装置17、内排紙ローラ対1
8、外排紙ローラ対19を一体として部品ユニット60
を構成したが、本画像形成装置においては、定着装置1
7、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対19、転写装
置15、搬送ベルト16を一体とした部品ユニット62
を構成し、この部品ユニット62を画像形成装置本体1
の前面側より画像形成装置本体1外へ引き出せるように
している。
【0100】このような構成にすると、定着装置17付
近で滞留しているラージサイズのシート材を処理する場
合に有効である。
近で滞留しているラージサイズのシート材を処理する場
合に有効である。
【0101】すなわち、ラージサイズのシート材が定着
装置付近で滞留した場合、そのシート後端は搬送ベルト
16上にある。このため、搬送ベルト16を定着装置1
7等と共に画像形成装置本体1外へ引き出せれば滞留し
ているシート材の処理が楽に行える。
装置付近で滞留した場合、そのシート後端は搬送ベルト
16上にある。このため、搬送ベルト16を定着装置1
7等と共に画像形成装置本体1外へ引き出せれば滞留し
ているシート材の処理が楽に行える。
【0102】〈第2の発明の実施例3〉図11は第2の
発明の実施例2に係る画像形成装置(複写機)の全体構
成を示す。
発明の実施例2に係る画像形成装置(複写機)の全体構
成を示す。
【0103】上記第2の発明の実施例2の画像形成装置
(図10)においては、定着装置17付近で滞留してい
るラージサイズのシート材を楽に処理できると構成した
が、本搬送においては、画像形成装置本体1が小型化さ
れた場合でも定着装置17付近で滞留しているラージサ
イズのシート材を楽に処理できるようにする。
(図10)においては、定着装置17付近で滞留してい
るラージサイズのシート材を楽に処理できると構成した
が、本搬送においては、画像形成装置本体1が小型化さ
れた場合でも定着装置17付近で滞留しているラージサ
イズのシート材を楽に処理できるようにする。
【0104】このため、本画像形成装置においては、定
着装置17、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対1
9、レジストローラ対13、転写装置15、搬送ベルト
16を一体とした部品ユニット63を構成し、この部品
ユニット63を画像形成装置本体1の前面側より画像形
成装置本体1外へ引き出せるようにしている。
着装置17、内排紙ローラ対18、外排紙ローラ対1
9、レジストローラ対13、転写装置15、搬送ベルト
16を一体とした部品ユニット63を構成し、この部品
ユニット63を画像形成装置本体1の前面側より画像形
成装置本体1外へ引き出せるようにしている。
【0105】画像形成装置本体1が小形化された場合、
定着装置17付近で滞留しているラージサイズのシート
材の後端はレジストローラ対13のニップ部に挟持され
た状態になることがある。このような場合、レジストロ
ーラ対13を定着装置17等と共に画像形成装置本体1
外へ引き出す事ができれば、滞留しているシート材の処
理は楽に行える。
定着装置17付近で滞留しているラージサイズのシート
材の後端はレジストローラ対13のニップ部に挟持され
た状態になることがある。このような場合、レジストロ
ーラ対13を定着装置17等と共に画像形成装置本体1
外へ引き出す事ができれば、滞留しているシート材の処
理は楽に行える。
【0106】このとき図12に示すように、レジスト前
上ガイド160及びレジスト前下ガイド161も部品ユ
ニット63を構成し、この部品ユニット63を画像形成
装置本体1の前面側より画像形成装置本体1外へ引き出
せるようにしてしてもよい。
上ガイド160及びレジスト前下ガイド161も部品ユ
ニット63を構成し、この部品ユニット63を画像形成
装置本体1の前面側より画像形成装置本体1外へ引き出
せるようにしてしてもよい。
【0107】今、片面原稿両面コピー時に、排紙ローラ
19でジャムした場合、ジャム原因である排紙ローラ1
9の駆動は直ちに停止させる。レジストローラ対13と
レジストローラ前搬送ローラ12の間のシートは、レジ
ストローラ対13の駆動を停止させ、該搬送ローラ対を
シート後端が該搬送ローラ対12を通過するまで回転さ
せる。そして空間162にシートをつめ込む。これによ
り部品ユニット63を引き出したときシートがちぎれる
ことがない。また、定着部17の駆動は直ちに停止させ
る。これによりドラム下のシートは、定着部前まで搬送
され、定着入口ガイド171上に留まる。また、部品ユ
ニット63と縦パスガイドのジョイント部120にまた
がっているシートはシート後端がジョイント部120を
通過し、先端が部品ユニット63にかからないように停
止させる。
19でジャムした場合、ジャム原因である排紙ローラ1
9の駆動は直ちに停止させる。レジストローラ対13と
レジストローラ前搬送ローラ12の間のシートは、レジ
ストローラ対13の駆動を停止させ、該搬送ローラ対を
シート後端が該搬送ローラ対12を通過するまで回転さ
せる。そして空間162にシートをつめ込む。これによ
り部品ユニット63を引き出したときシートがちぎれる
ことがない。また、定着部17の駆動は直ちに停止させ
る。これによりドラム下のシートは、定着部前まで搬送
され、定着入口ガイド171上に留まる。また、部品ユ
ニット63と縦パスガイドのジョイント部120にまた
がっているシートはシート後端がジョイント部120を
通過し、先端が部品ユニット63にかからないように停
止させる。
【0108】この状態で始めて図示しない操作部にジャ
ム表示をさせ、ユーザに部品ユニット63を手前に引き
出せる。このとき、転写部15及び転写前下ガイド15
1はレジストローラ13を支点に図13に示すように観
光ドラム14から退避する。
ム表示をさせ、ユーザに部品ユニット63を手前に引き
出せる。このとき、転写部15及び転写前下ガイド15
1はレジストローラ13を支点に図13に示すように観
光ドラム14から退避する。
【0109】シートは前記のように定着入口ガイド17
1上に留まっているためユーザは感光ドラム下に手を入
れてジャム処理をする必要無く、感光ドラムを汚したり
傷つけたりりすることはない。
1上に留まっているためユーザは感光ドラム下に手を入
れてジャム処理をする必要無く、感光ドラムを汚したり
傷つけたりりすることはない。
【0110】〈第3の発明の実施例〉図14は第3の発
明の一実施例に係る画像形成装置(複写機)の全体構成
を示す。
明の一実施例に係る画像形成装置(複写機)の全体構成
を示す。
【0111】なお、本画像形成装置において、上記第1
の発明の実施例の画像形成装置(図1)と同一の部材に
は同一符号を付すと共に構成的、機械的に変わらないも
の似ついてはその説明を省略する。
の発明の実施例の画像形成装置(図1)と同一の部材に
は同一符号を付すと共に構成的、機械的に変わらないも
の似ついてはその説明を省略する。
【0112】本画像形成装置において、画像形成装置本
体の前面側より画像形成装置本体1外へ引き出し可能な
定着ユニット(部品ユニット)38と両面ユニット(部
品ユニット)48は、画像形成装置本体1外へ引き出さ
れると、後述する対ユニットロック機構(対ユニットロ
ック手段)66によって互いにロックされ一体化するよ
うになっている。そして、定着ユニット38と両面ユニ
ット48は、画像形成装置本体1内へ収納すると、対ユ
ニットロック機構66のロック状態が解除される一方
で、後述する対本体ロック機構(対本体ロック手段)6
5によって画像形成装置本体1にロックされるようにな
っている。
体の前面側より画像形成装置本体1外へ引き出し可能な
定着ユニット(部品ユニット)38と両面ユニット(部
品ユニット)48は、画像形成装置本体1外へ引き出さ
れると、後述する対ユニットロック機構(対ユニットロ
ック手段)66によって互いにロックされ一体化するよ
うになっている。そして、定着ユニット38と両面ユニ
ット48は、画像形成装置本体1内へ収納すると、対ユ
ニットロック機構66のロック状態が解除される一方
で、後述する対本体ロック機構(対本体ロック手段)6
5によって画像形成装置本体1にロックされるようにな
っている。
【0113】図15に、定着ユニット38及び両面ユニ
ット48を画像形成装置本体1に対してロックするため
の対本体ロック機構65の構成を示す。
ット48を画像形成装置本体1に対してロックするため
の対本体ロック機構65の構成を示す。
【0114】定着ユニット38と両面ユニット48の定
板38A、48Aにはロックアーム67が支軸68を中
心に回転可能に取付けられている。このロックアーム6
7はロックばね69で常に矢印方向に付勢されており、
画像形成装置本体1の後側板70に取り付けられてお
り、画像形成装置本体1の後側板70に取り付けられて
いるラッチ軸71に係合する構成になっている。
板38A、48Aにはロックアーム67が支軸68を中
心に回転可能に取付けられている。このロックアーム6
7はロックばね69で常に矢印方向に付勢されており、
画像形成装置本体1の後側板70に取り付けられてお
り、画像形成装置本体1の後側板70に取り付けられて
いるラッチ軸71に係合する構成になっている。
【0115】また、ロックアーム67と解除リング72
が回動可能に結合しており、その解除リンク72の他端
は、把手73と回動可能に結合している。
が回動可能に結合しており、その解除リンク72の他端
は、把手73と回動可能に結合している。
【0116】把手73は把手軸74に軸支され、定着ユ
ニット38及び両面ユニット48を手前に引き出す場
合、把手73を矢印方向に動かすと解除リンク72を介
してロックアーム67が図において時計方向に回転し
(想像線図示)、画像形成装置本体1とのロック状態が
解除される。
ニット38及び両面ユニット48を手前に引き出す場
合、把手73を矢印方向に動かすと解除リンク72を介
してロックアーム67が図において時計方向に回転し
(想像線図示)、画像形成装置本体1とのロック状態が
解除される。
【0117】定着ユニット38及び両面ユニット48を
画像形成装置本体内に収納する場合には、ロックアーム
67の傾斜頭部がラッチ軸71に接触することで一旦想
像線図示のようにラッチ軸71から離れた後、ロックば
ね69により実線位置に復帰するので、自動的にロック
できる。
画像形成装置本体内に収納する場合には、ロックアーム
67の傾斜頭部がラッチ軸71に接触することで一旦想
像線図示のようにラッチ軸71から離れた後、ロックば
ね69により実線位置に復帰するので、自動的にロック
できる。
【0118】図16に、画像形成装置本体1外へ引き出
された定着ユニット38と両面ユニット48をロックす
るための対ユニットロック機構66の構成を示す。
された定着ユニット38と両面ユニット48をロックす
るための対ユニットロック機構66の構成を示す。
【0119】なお、図16は定着ユニット38と両面ユ
ニット48とが画像形成装置本体1外へ引き出されてい
る状態を示す。
ニット48とが画像形成装置本体1外へ引き出されてい
る状態を示す。
【0120】両面ユニット48には、垂直上のユニット
ロックピン75がピン支持板76,77に指示されて上
下方向にスライス可能となっている。そして、このユニ
ットロックピン75は、ピンばね78によって両面ユニ
ット48の上部に出没するよう上方向に付勢されてい
る。
ロックピン75がピン支持板76,77に指示されて上
下方向にスライス可能となっている。そして、このユニ
ットロックピン75は、ピンばね78によって両面ユニ
ット48の上部に出没するよう上方向に付勢されてい
る。
【0121】ユニットロックピン75と係合する穴79
が、定着ユニット39の底板38Aに形成されている。
が、定着ユニット39の底板38Aに形成されている。
【0122】また、両面ユニット48には、ユニットロ
ックピン75を出没させるための水平状の解除シャフト
80が備えられている。この解除シャフト80は、シャ
フト支持板81、82に支持され、矢印方向にスライド
可能となっている。そして、この解除シャフト80はシ
ャフトばね83により常時、後側板70方向に付勢され
ている。また、この解除シャフト80先端のカム面80
Aはユニットロックピン75のピンコロ84に接してい
る。
ックピン75を出没させるための水平状の解除シャフト
80が備えられている。この解除シャフト80は、シャ
フト支持板81、82に支持され、矢印方向にスライド
可能となっている。そして、この解除シャフト80はシ
ャフトばね83により常時、後側板70方向に付勢され
ている。また、この解除シャフト80先端のカム面80
Aはユニットロックピン75のピンコロ84に接してい
る。
【0123】図16においては、解除シャフト80がシ
ャフトばねオイル83により後側板70方向に付勢され
てユニットロックピン75を降下させない状態にあるの
で、ユニットロックピン75は部品ユニット63の穴7
9に係合し、両面ユニット48と部品ユニット63がロ
ックされた状態にある。
ャフトばねオイル83により後側板70方向に付勢され
てユニットロックピン75を降下させない状態にあるの
で、ユニットロックピン75は部品ユニット63の穴7
9に係合し、両面ユニット48と部品ユニット63がロ
ックされた状態にある。
【0124】図17は図16の引き出し状態にある定着
ユニット38と両面ユニット48を画像形成装置本体1
内に収納した状態を示す。
ユニット38と両面ユニット48を画像形成装置本体1
内に収納した状態を示す。
【0125】定着ユニット38と両面ユニット48はユ
ニットロックピン75によって一体状態となって収納さ
れるが、解除シャフト80の後端が後側板70に当接す
ると、解除シャフト80が後側板70に押されて矢印方
向(左方向)にスライドするので、ユニットロックピン
75がカム面80Aに押圧され降下し、定着ユニット3
8の穴79から抜け出て、定着ユニット39と両面ユニ
ット48のロック状態が解除される。
ニットロックピン75によって一体状態となって収納さ
れるが、解除シャフト80の後端が後側板70に当接す
ると、解除シャフト80が後側板70に押されて矢印方
向(左方向)にスライドするので、ユニットロックピン
75がカム面80Aに押圧され降下し、定着ユニット3
8の穴79から抜け出て、定着ユニット39と両面ユニ
ット48のロック状態が解除される。
【0126】図18は定着ユニット38のみが画像形成
装置本体1外へ引き出されている状態を示す。
装置本体1外へ引き出されている状態を示す。
【0127】この状態で両面ユニット48を引き出して
も、効果退避しているユニットロックピン75は、定着
ユニット38の底板38Aに裏面をスライスするため確
実に両面ユニット48を引き出すことができる。
も、効果退避しているユニットロックピン75は、定着
ユニット38の底板38Aに裏面をスライスするため確
実に両面ユニット48を引き出すことができる。
【0128】図19は定着ユニット48のみが画像形成
装置本体外へ引き出されてる状態を示す。
装置本体外へ引き出されてる状態を示す。
【0129】この状態で定着ユニット38を引き出して
も、定着ユニット38先端の傾斜面85がユニットロッ
クピン75の傾斜面75Aに接触してユニットロックピ
ン75を降下退避させるため、定着ユニット38を確実
に引き出すことができる。
も、定着ユニット38先端の傾斜面85がユニットロッ
クピン75の傾斜面75Aに接触してユニットロックピ
ン75を降下退避させるため、定着ユニット38を確実
に引き出すことができる。
【0130】なお、上記実施例に置いては、定着ユニッ
ト38と両面ユニット48を画像形成装置本体1外へ引
き出したとき、両者を対ユニットロック機構66により
一体化する構成としたが、定着ユニット38と両面ユニ
ット48が画像形成装置本体1内に収納されているとき
も両者を解除可能にロックする対ユニットロック手段を
用いて一体化するように構成してもよい。
ト38と両面ユニット48を画像形成装置本体1外へ引
き出したとき、両者を対ユニットロック機構66により
一体化する構成としたが、定着ユニット38と両面ユニ
ット48が画像形成装置本体1内に収納されているとき
も両者を解除可能にロックする対ユニットロック手段を
用いて一体化するように構成してもよい。
【0131】この構成の場合、対ユニットロック手段を
解除するためのロック解除手段と、各ユニット38、4
8内に滞留するシート材の有無状態を検知するためのシ
ート材検知手段とを設け、各ユニット38、48のいず
れかにシート材が滞留していないことをシート材検知手
段が検知したとき、ロック解除手段によって対ユニット
ロック手段のロック状態を解除するようにする。
解除するためのロック解除手段と、各ユニット38、4
8内に滞留するシート材の有無状態を検知するためのシ
ート材検知手段とを設け、各ユニット38、48のいず
れかにシート材が滞留していないことをシート材検知手
段が検知したとき、ロック解除手段によって対ユニット
ロック手段のロック状態を解除するようにする。
【0132】例えば図12において部品ユニット63と
両面ユニット48の間でまたがってジャムが発生した場
合、図20の状態になる。解除シャフト80がシャフト
ばねオイル83によりアクチュエータ板700方向に付
勢されてユニットロックピン75を降下させない状態に
あるのでユニットロックピン75は部品ユニット63の
穴79に係合し、両面ユニット48と部品ユニット63
がロックされた状態にある。
両面ユニット48の間でまたがってジャムが発生した場
合、図20の状態になる。解除シャフト80がシャフト
ばねオイル83によりアクチュエータ板700方向に付
勢されてユニットロックピン75を降下させない状態に
あるのでユニットロックピン75は部品ユニット63の
穴79に係合し、両面ユニット48と部品ユニット63
がロックされた状態にある。
【0133】ジャム原因が、部品ユニット63と両面ユ
ニット48の間のパス以外では図21の状態のように、
アクチュエータ板がソレノイドCLリンク701を介し
てシャフト80より退避する。これにより両面ユニット
48と部品ユニット63のロックは解除される。
ニット48の間のパス以外では図21の状態のように、
アクチュエータ板がソレノイドCLリンク701を介し
てシャフト80より退避する。これにより両面ユニット
48と部品ユニット63のロックは解除される。
【0134】すなわち、第1にジャム処理を行うとき、
シート材が滞留しているユニットのみを引き出すことが
できる。第2に、各ユニット38、48にシート材がま
たがって滞留しているとき両ユニット38、48を一体
的に引き出すことができるので、滞留しているシートを
破ることがない。
シート材が滞留しているユニットのみを引き出すことが
できる。第2に、各ユニット38、48にシート材がま
たがって滞留しているとき両ユニット38、48を一体
的に引き出すことができるので、滞留しているシートを
破ることがない。
【0135】もちろん上述効果を得る為に排出手段と、
中間トレイと、搬送路と、切換手段とを、一体のユニッ
トとして構成し、該ユニットを、前期排出手段の排出方
向に交わる方向で、略水平な方向に引き出し可能に支持
する支持手段を有するように構成してもよい。
中間トレイと、搬送路と、切換手段とを、一体のユニッ
トとして構成し、該ユニットを、前期排出手段の排出方
向に交わる方向で、略水平な方向に引き出し可能に支持
する支持手段を有するように構成してもよい。
【0136】図13に示すように排紙部及びスイッチバ
ック部30の排紙側紙パスガイドは搬送ローラ2911
の軸に軸支されていて、揺動自在に設けられ、該紙パス
ガイドを外側に揺動できる。
ック部30の排紙側紙パスガイドは搬送ローラ2911
の軸に軸支されていて、揺動自在に設けられ、該紙パス
ガイドを外側に揺動できる。
【0137】このことにより両面一体ユニットのジャム
処理は、両面一体ユニットを手前に引き出し、該排紙及
びスイッチバック紙パスガイドを排紙側に揺動させて行
なう。
処理は、両面一体ユニットを手前に引き出し、該排紙及
びスイッチバック紙パスガイドを排紙側に揺動させて行
なう。
【0138】
〈第1の発明の効果〉以上説明したように、第1の発明
の画像形成装置においては、定着手段と排紙手段と反転
手段を含む部品ユニットを構成し、この部品ユニットを
画像形成装置本体の前面側より画像形成装置本体外へ引
き出せるようにしたので、定着手段、排紙手段、反転手
段に滞留したシート材を画像形成装置本体の前面より取
り除くことができる。
の画像形成装置においては、定着手段と排紙手段と反転
手段を含む部品ユニットを構成し、この部品ユニットを
画像形成装置本体の前面側より画像形成装置本体外へ引
き出せるようにしたので、定着手段、排紙手段、反転手
段に滞留したシート材を画像形成装置本体の前面より取
り除くことができる。
【0139】このため、定着手段、排紙手段、反転手段
に滞留したシート材を画像形成装置本体の排紙側面から
取り除く必要がなく、画像形成装置の実質占有面積を小
さくすることができる。
に滞留したシート材を画像形成装置本体の排紙側面から
取り除く必要がなく、画像形成装置の実質占有面積を小
さくすることができる。
【0140】また、定着手段、排紙手段、反転手段に滞
留したシート材を取り除くために、画像形成装置本体の
排紙側面に並設されているソータ等を移動する必要もな
い。
留したシート材を取り除くために、画像形成装置本体の
排紙側面に並設されているソータ等を移動する必要もな
い。
【0141】〈第2の発明の効果〉以上説明したよう
に、第2の発明の画像形成装置においては、定着手段と
排紙手段を含む部品ユニットを構成し、この部品ユニッ
トを画像形成装置本体の前面側より画像形成装置本体外
へ引き出せるようにしたので、定着手段、排紙手段に滞
留したシート材を画像形成装置本体の前面より取り除く
ことができる。
に、第2の発明の画像形成装置においては、定着手段と
排紙手段を含む部品ユニットを構成し、この部品ユニッ
トを画像形成装置本体の前面側より画像形成装置本体外
へ引き出せるようにしたので、定着手段、排紙手段に滞
留したシート材を画像形成装置本体の前面より取り除く
ことができる。
【0142】このため、定着手段と排紙手段に滞留した
シート材を画像形成装置本体の排紙側面から取り除く必
要がなく、画像形成装置の実質占有面積を小さくするこ
とができる。
シート材を画像形成装置本体の排紙側面から取り除く必
要がなく、画像形成装置の実質占有面積を小さくするこ
とができる。
【0143】また、定着手段、排紙手段に滞留したシー
ト材を取り除くとために、画像形成装置本体の排紙側面
並設されているソータ等を移動する必要もない。
ト材を取り除くとために、画像形成装置本体の排紙側面
並設されているソータ等を移動する必要もない。
【0144】〈第3の発明の効果〉以上説明したように
第3の発明の画像形成装置においては、複数の部品ユニ
ット同士を対ユニットロック手段により一体化して、複
数の部品ユニットを画像形成装置本体外へ引き出すと
き、又は画像形成装置本体内へ収納するとき複数の部品
ユニットが一体的に動作するようにしたので、いずれか
1つの部品ユニットを引き出し又は収納することにより
1度に複数の部品ユニットの引き出し又は収納を行うこ
とができる。
第3の発明の画像形成装置においては、複数の部品ユニ
ット同士を対ユニットロック手段により一体化して、複
数の部品ユニットを画像形成装置本体外へ引き出すと
き、又は画像形成装置本体内へ収納するとき複数の部品
ユニットが一体的に動作するようにしたので、いずれか
1つの部品ユニットを引き出し又は収納することにより
1度に複数の部品ユニットの引き出し又は収納を行うこ
とができる。
【0145】このため、ジャム処理時における複数の部
品ユニットの引き出し、収納作業が楽に行える。本発明
によれば、シートを反転排紙する場合、両面搬送路と両
面トレイを使用し、またシートの反転排紙をすることに
より、独立に反転搬送路を必要とせず、紙づまり処理の
構成も簡素化でき、またコスト的にも安くなることが可
能となった。
品ユニットの引き出し、収納作業が楽に行える。本発明
によれば、シートを反転排紙する場合、両面搬送路と両
面トレイを使用し、またシートの反転排紙をすることに
より、独立に反転搬送路を必要とせず、紙づまり処理の
構成も簡素化でき、またコスト的にも安くなることが可
能となった。
【図1】第1の発明の一実施例を示す画像形成装置の構
成を説明する断面図。
成を説明する断面図。
【図2】図1に示した画像形成装置の要部の詳細構成を
説明する図。
説明する図。
【図3】第1の発明の他の実施例の駆動系を示す図。
【図4】図3に示した駆動系の要部を示す図。
【図5】制御ブロック図。
【図6】第1の発明の他の実施例の動作説明図。
【図7】第1の発明の他の実施例の動作説明図。
【図8】第2の発明の一実施例を示す画像形成装置の構
成を説明する断面図。
成を説明する断面図。
【図9】第2の発明の一実施例を示す画像形成装置の構
成を説明する断面図。
成を説明する断面図。
【図10】第2の発明の第2の実施例を示す画像形成装
置の構成を説明する断面図。
置の構成を説明する断面図。
【図11】第2の発明の第3の実施例を示す画像形成装
置の構成を説明する断面図。
置の構成を説明する断面図。
【図12】第1の発明のさらに他の実施例を示す画像形
成装置の構成の断面図。
成装置の構成の断面図。
【図13】第1の発明のさらに他の実施例を示す画像形
成装置の構成の断面図。
成装置の構成の断面図。
【図14】第3の発明の一実施例を示す画像形成装置の
構成を説明する断面図。
構成を説明する断面図。
【図15】図14の実施例の対本体ロック機構を示す
図。
図。
【図16】図14の実施例の定着ユニットと両面ユニッ
トとをロックする機構の図。
トとをロックする機構の図。
【図17】図14の実施例の定着ユニットと両面ユニッ
トとをロックする機構の図。
トとをロックする機構の図。
【図18】図14の実施例の定着ユニットと両面ユニッ
トとをロックする機構の図。
トとをロックする機構の図。
【図19】図14の実施例の定着ユニットと両面ユニッ
トとをロックする機構の図。
トとをロックする機構の図。
【図20】図14の実施例の定着ユニットと両面ユニッ
トとをロックする機構の図。
トとをロックする機構の図。
【図21】図14の実施例の定着ユニットと両面ユニッ
トとをロックする機構の図。
トとをロックする機構の図。
【図22】従来の画像形成装置の構成を説明する断面
図。
図。
【図23】従来の画像形成装置の構成を説明する断面
図。
図。
1 画像形成装置本体 17 定着装置(定着手段) 18 内排紙ローラ対(排紙手段) 19 外排紙ローラ対(排紙手段) 22 反転パス(反転手段) 38、60、62、63 部品ユニット 48 両面ユニット(部品ユニット) 65 対本体ロック機構(対本体ロック手段) 66 対ユニットロック機構(対ユニットロック手段)
Claims (15)
- 【請求項1】 感光ドラム上のトナー像とタイミングを
とってシート材を搬送するレジスト手段と、感光ドラム
上のトナー像をシート材に転写するための転写手段と、
トナー像の転写を終えたシート材を定着手段に搬送する
搬送手段と、 画像形成後のシート材の画像をシート面に定着するため
の定着手段と、前記定着手段によって定着処理されたシ
ート材を画像形成装置本体外へ排紙するための排紙手段
と、前記定着手段によって定着処理されたシート材を反
転させるための反転切換え手段と、を有している画像形
成装置において、 前記レジスト手段と、前記転写手段と、前記搬送手段
と、前記定着手段、排紙手段、反転手段を含む部品ユニ
ットを構成し、前記部品ユニットを前記画像形成装置本
体の前面側より前記画像形成装置本体外へ引き出せるよ
うにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 感光ドラム上のトナー像とタイミングを
とってシート材を搬送するレジスト手段と、感光ドラム
上のトナー像をシート材に転写するための転写手段と、
トナー像の転写を終えたシート材を定着手段に搬送する
搬送手段と、画像形成装置後のシート材の画像をシート
面に定着するための定着手段と、前記定着手段によって
定着処理されたシート材を画像形成装置本体外へ排紙す
るための排紙手段と、を有している画像形成装置におい
て、前記レジスト手段と、前記転写手段と、前記搬送手
段と、 前記定着手段、及び前記排紙手段を含む部品ユニットを
構成し、前記部品ユニットを前記画像形成装置本体の前
面側より前記画像形成装置本体外へ引き出せるようにし
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 画像形成後のシート材の画像をシート面
に定着するための定着手段と、前記定着手段によって定
着処理されたシート材を画像形成装置本体外へ排紙する
ための排紙手段と、前記定着手段によって定着処理され
たシート材を反転させるための反転手段と、を有してい
る画像形成装置において、 前記定着手段、排紙手段、反転手段を含む部品ユニット
を構成し、前記部品ユニットを前記画像形成装置本体の
前面側より前記画像形成装置本体外へ引き出せるように
したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 画像形成装置後のシート材の画像をシー
ト面に定着するための定着手段と、前記定着手段によっ
て定着処理されたシート材を画像形成装置本体外へ排紙
するための排紙手段と、を有している画像形成装置にお
いて、 前記定着手段及び前記排紙手段を含む部品ユニットを構
成し、前記部品ユニットを前記画像形成装置本体の前面
側より前記画像形成装置本体外へ引き出せるようにした
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 前記部品ユニットの直下に一度画像形成
されたシートを再画像形成すべく収納する中間トレイ
と、該中間トレイにシートを導く、両面導入路からな
り、 シートを前記両面導入路に沿って、前記切換え反転手段
から前記中間トレイに向かう方向に、またはその逆方向
に、搬送する手段と、 を有する請求項1または請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記切換え手段によってシートを前記両
面導入路に導き、前記搬送手段によってシートを前記中
間トレイにむけて搬送した後、前記搬送手段によってシ
ートを逆方向に搬送し、前記切換え手段によってシート
を前記排出手段に導いてシートを表裏反転して前記積載
手段に排出するように、前記搬送手段と前記切換え手段
を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項5
記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 一度画像形成されたシートを再画像形成
すべく収納する中間トレイと、該中間トレイにシートを
導く両面搬送路と、中間トレイに収納したシートを反転
する反転部とを有し、該反転部が該両面搬送路と共用す
ることを特徴とした請求項6記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記部品ユニットの直下に一度画像形成
されたシートを再画像形成すべく収納する中間トレイ
と、該中間トレイにシートを導く、両面導入路からな
り、 前記部品ユニットと、前記中間トレイと、前記両面導入
路とを一体のユニットとして構成し、 前記ユニットを、前記排出手段の排出方向に交わる方向
で、略水平な方向に引き出し可能に支持する支持手段を
有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記部品ユニットの直下に一度画像形成
されたシートを再画像形成すべく収納する中間トレイ
と、該中間トレイにシートを導く、両面導入路からなる
中間トレイユニットにおいて、 前記部品ユニットと前記中間トレイユニットを、ユニッ
ト同士を対ユニットロック手段によって一体化するよう
に構成し、 前記ユニットを、前記排出手段の排出方向に交わる方向
で、略水平な方向に引き出し可能に支持する支持手段を
有することを特徴とする請求項1又は3記載の画像形成
装置。 - 【請求項10】 少なくても前記両面導入路を開放する
ための、開閉可能なガイド部材を有する請求項9記載の
画像形成装置。 - 【請求項11】 シートがジャムしたことを検知するセ
ンサーを設け、シートが前記排出手段又は切換手段を通
過中に前記センサーがジャムを検知したら、ジャムシー
トの搬送駆動はただちに停止させ、その他のシートはシ
ートが前記排出手段又は切換手段又は各ユニットのジョ
イント部を通過するまでシートの搬送を継続するように
構成したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項12】 搬送路に、ジャム時にシートを収納す
るための空間を形成したことを特徴とする請求項11記
載の画像形成装置。 - 【請求項13】 前記対ユニットロック手段のロック状
態を解除するロック解除手段と、前記各部品ユニット内
に滞留するシート材の有無状態を検知するシート材検知
手段とを設け、前記対ユニットロック手段によって一体
化されている前記各部品ユニットのうちのいずれかにシ
ート材が滞留していないことを前記シート材検知手段が
検知すると、前記ロック解除手段により前記対ユニット
ロック手段のロック状態を解除することを特徴とする請
求項9記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 ジャム時、定着部の駆動を停止させシ
ートを、定着部前に留めた状態で該部品ユニットを本体
外へ引き出せるようにしたことを特徴とする請求項1記
載の画像形成装置。 - 【請求項15】 該部品ユニットを引き出した時に、少
なくても、該転写部が感光ドラムから退避することを特
徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5272118A JPH07129057A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 画像形成装置 |
DE69329181T DE69329181T2 (de) | 1992-12-18 | 1993-12-17 | Bilderzeugungsgerät |
EP93120388A EP0602661B1 (en) | 1992-12-18 | 1993-12-17 | Image forming apparatus |
US08/870,592 US5854965A (en) | 1992-12-18 | 1997-06-06 | Duplex image forming apparatus with front surface up discharge control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5272118A JPH07129057A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07129057A true JPH07129057A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17509345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5272118A Pending JPH07129057A (ja) | 1992-12-18 | 1993-10-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07129057A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6345170B1 (en) | 1999-07-29 | 2002-02-05 | Ricoh Company Ltd. | Image forming apparatus for single-sided operation including a reversing device |
US8131204B2 (en) | 2006-07-31 | 2012-03-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, program for image forming apparatus, and driver program for image forming apparatus |
JP2014119511A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5272118A patent/JPH07129057A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6345170B1 (en) | 1999-07-29 | 2002-02-05 | Ricoh Company Ltd. | Image forming apparatus for single-sided operation including a reversing device |
US8131204B2 (en) | 2006-07-31 | 2012-03-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, program for image forming apparatus, and driver program for image forming apparatus |
JP2014119511A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000801 |