JPH07108790A - カード及びカード記録装置 - Google Patents

カード及びカード記録装置

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JPH07108790A
JPH07108790A JP28070993A JP28070993A JPH07108790A JP H07108790 A JPH07108790 A JP H07108790A JP 28070993 A JP28070993 A JP 28070993A JP 28070993 A JP28070993 A JP 28070993A JP H07108790 A JPH07108790 A JP H07108790A
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JP
Japan
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card
reservation
service
recording
recorded
Prior art date
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Pending
Application number
JP28070993A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Ogata
哲治 緒方
Kazumitsu Takishima
和光 滝島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】整理券として再使用可能であり、未回収でも問
題がなく、発行作業の負荷が少ないカード及びカード記
録装置を提供することにある。 【構成】少なくともサービス名と予約番号の組み合わせ
の複数を印字記録することが可能であるとともにサービ
ス提供時にはそのサービスの予約番号を無効とする印字
記録が可能であることを特徴とするカード及びカード記
録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、博覧会等のイベントに
おけるアトラクション施設等の利用者あるいは特別価格
セールス会場等における商品等の購入者が多数いる場合
には各来場者に対して順次対応する必要があるが、その
ような場合において来場者に便宜を与えることができ
る、カード及びカード記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、施設の利用、商品の購入等のサー
ビスを提供する際、サービスの利用者が多数来場して即
時対応がとれない場合、対策の一つとして整理券を発行
して順次対応する方式がとられてきた。整理券の発行は
常に行う方式と即時対応が可能となった場合は中断する
方式があるが、何れにせよ通常の業務に加えて整理券の
発行・引取に関する業務が必要なため仕事負荷の増大
化、処理作業の煩雑化という問題があった。また整理券
を回収して再利用する方式と有効期日を印刷しておき再
利用しない方式があるが、前者では回収が不完全と成り
易く整理券の未回収という問題があり、後者では整理券
をその都度作成しなければならないという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明が解決し
ようとする課題は、整理券として再使用可能であり、未
回収でも問題がなく、発行作業の負荷が少ないカード及
びカード記録装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の本発明
によって達成される。即ち、少なくともサービス名と予
約番号の組み合わせを複数印字記録することが可能であ
るとともにサービス提供時にはそのサービスの予約番号
を無効とする印字記録が可能であることを特徴とするカ
ード及びカード記録装置。
【0005】
【作用】本発明のカード及びカード記録装置によれば、
カードに予約情報を記録するとともに予約無効を記録す
るからカードを整理券として再使用可能であり、未回収
カードがあっても問題がなく、かつカード記録装置によ
って予約情報が記録されるから発行作業の負荷が少な
い。
【0006】
【実施例】
(カードと記録内容)図1は本発明のカードの一例であ
る。図1(A),(B)はカードであってカードの表面
(A)は絵柄が印刷された面である。この面に、サービ
スのテーマ、イメージ、カードの種類内容等を印刷表現
することができる。裏面(B)は印字記録が行える面で
ある。印字記録する内容としては、予約番号、予約した
日付とアトラクション名、印字行番号、マーク等であ
る。予約した日付は通常は入場日と同日であるから別に
入場日を印字しておく等で省略することができる。マー
クは印字プリンタで印字行番号及びその位置を機械識別
するためのものである。磁気記録その他で代換え可能な
場合はマークは不要である。
【0007】このような本発明のカードとしては、材料
は紙、ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニル等のプ
ラスチックシート、複合材料等を使用でき、印刷部分、
印字記録部分だけでなく磁気記録部分を有していてもよ
く、その他の付加機能を有するカードであってもよい。
また、印字の記録方法としては、熱溶融転写リボン等の
インキリボンを使うか、あるいは印字記録部分に感熱発
色記録層、熱破壊する錫等の金属蒸着膜層を設ける方法
等で行うことができる。本発明においては、印字記録方
法は特に限定されない。
【0008】図2は整理券として機能するよう、カード
にサービスの予約情報を記録する方法の例を示した図で
ある。日付、印字行番号、マーク等は簡単のため省略し
てある。印字行番号、マークについては本発明において
絶対に必要というものではなく省略可能である。図2に
おいて(A)はサービスの予約をしている人数よりも、
そのサービスで受付られる定員数が多く、待たずに受付
可能である時の記録方法を示している。 (1)は待たずに受付可能で予約していない場合であ
る。カードにはサービス名、予約番号については記載さ
れていない。このカードをプリンターに挿入すると、サ
ービス名、無効化した予約番号が印字記入される。 (2)は待たずに受付可能で予約している場合である。
カードには予約したサービス名、予約番号が印字記入さ
れている。このカードをプリンタに挿入すると、予約無
効が印字記入される。
【0009】図2において(B)はサービスの予約をし
ている人数よりも、そのサービスの定員数が少なく待た
ずに受付は不可能である時の記録方法を示している。 (1)は待たずに受付不可能で予約していない場合であ
る。カードにはサービス名、予約番号については記載さ
れていない。このカードをプリンタに挿入すると、挿入
後はサービス名、予約番号が印字記入され予約が完了す
る。 (2)のは待たずに受付不可能で予約しており、かつ
予約番号が続回受付可能範囲内にある場合(受付可能)
である。カードには予約したサービス名、予約番号が印
字記入されている。このカードをプリンタに挿入すると
予約無効が印字記入される。
【0010】(2)ののa)は待たずに受付不可能で
予約しており予約番号が続回受付可能範囲外にあり、か
つ本日中の受付可能範囲内の場合である。カードには予
約したサービス名、予約番号が印字記入されている。こ
のカードをプリンタに挿入すると、挿入後も印字内容に
は変化がない。(2)ののb)は待たずに受付不可能
で予約しており予約番号が続回受付可能範囲外にあり、
かつ本日中の受付可能範囲外の場合である。カードには
予約したサービス名、予約番号が印字記入されている。
このカードをプリンタに挿入すると、挿入後予約無効の
印字をする。
【0011】(システムフロー)図3は、本発明のカー
ドの運用過程を示すフロー図である。図3に従って、主
として前記カードへの記録過程について説明する。ま
ず、会場の入口においてカードはコンパニオンによりプ
リンタに挿入され、日付け、時間、通し番号等の印字記
録が行われ利用者に渡される。(S1)
【0012】サービスカウンターにおいて、コンパニオ
ンに利用者が受付要求をすると、コンパニオンはカード
に記載された予約の記録、記録行番号等を確認してカー
ドをプリンタに挿入する。(S2) すぐに利用でき(S3)、予約している場合は(S
4)、カードに予約無効の印字記録を行い(S5)、サ
ービスを利用する(S6)。サービスを利用後、会場か
ら退場する場合(S7)には、退場口よりそのまま退場
する(S8)。会場から退場せず、更にサービスを利用
する場合には(S7)、S2に戻る。一方S4において
予約をしていない場合は、カードにサービス名、無効化
した予約番号を印字記録し(S9)、サービスを利用す
る(S6)。サービスを利用後は、前記と同様である。
【0013】S3においてすぐに利用できず、予約して
いない場合(S10)はサービス名、予約番号が印字記
録され(S11)、前記S7(退場するか、さらにサー
ビス利用要求するか)の過程に繰り込まれる。S10に
おいて予約している場合は、続回受付可能かどうか判定
され(S12)、続回受付可能でない場合は、本日受付
可能かどうか判定され(S13)、本日受付可能でない
場合は予約無効の印字記録が行われ(S14)、前記S
7の過程に繰り込まれる。本日受付可能の場合は(S1
3)、一切印字記録は行わず(S15)、前記S7の過
程に繰り込まれる。S12において続回受付可能な場合
はカードに予約無効が印字記録され(S16)、サービ
スが利用される(S17)。サービス利用後は前記と同
様である。
【0014】図4は、前述の図3とは別のカードの運用
過程を示す一例である。図4において、利用者がサービ
スの受付に来場しサービスを要求した時(S21)、予
約カードを持っているかどうかが判定される(S2
2)。持っていない場合は新規に予約カードを発行する
(S23)。カードを印字装置に挿入して、サービス
名、予約日時、番号等をカード上に印字して、利用者に
渡す(S24)。利用者は、カード上に印字された情報
を基に再度来場し、サービスを利用する(S25)。こ
の図4のカードの運用過程で示される運用方法は図3の
運用方法において、来場した利用者に即時対応が不可能
な場合に利用することもできる。
【0015】(カード記録装置)図5は本発明のカード
記録装置の外観図(A)と構成図(B)である。図5に
おいて1はディスプレイ、2は押しボタンスイッチ、3
はテン・キーボード、4カード挿入口、5は印字プリン
ター、6はデータ処理ユニット、7はROM(読出専用
メモリ)、8はRAM(書込読出メモリ)である。図示
していないが、カードの印字行を示すマーク(図1参
照)を検知するセンサー、携帯可能で運用データ等を保
存する目的のメモリカード、電源装置等が含まれてい
る。図5(A)においてディスプレイ1は、オペレータ
であるコンパニオンへのメッセージを表示する部分であ
る。メッセージとしては、今回受付可能な予約番号範
囲、予約人数(待ち人数)、今回受付者数、最終予約番
号、利用者数、入替え回数、定員等のデータである。
【0016】押しボタンスイッチ2は、カード記録装置
の動作を選定するスイッチであり複数ある。選択スイッ
チの一つに「マニュアル/オート」の選択スイッチがあ
り、「マニュアル」を選択した場合には、コンパニオン
はカードを挿入後「予約記録」、「予約無効」、「入場
記録」、「退場記録」、「アンドゥ」、「初期設定」、
「データ出力」、「オプション1」、「オプション2」
等の押しボタンスイッチ2を選択して押すことによっ
て、その処理が実行される。また、「オート」を選択す
ると、カードを挿入するだけで予め定められた処理が実
行される。どのような処理を行うかは、「オート」を選
択した後に、所望の処理の押しボタンスイッチ2を選択
して押すことによって、その処理が設定される。従っ
て、入場ゲート、退場ゲート等にこの装置を設置して、
専用に使用する場合は「オート」のモードが便利であ
る。また、カード記録装置はパーソナルコンピュータ等
のデータ処理装置とのインターフェースがあって、会場
の利用状況等のデータを集計した結果に基づいて、デー
タ処理装置からカード記録装置に対して動作モード、処
理内容を指定することができる。
【0017】印字動作については、「マニュアル/オー
ト」に関係ないから、以下マニュアルを選択したとして
説明する。「予約記録」を押すと、挿入されたカードの
最終記録行の次の行に、新たにサービス名と予約記録番
号が印字される。「予約無効」を押すと、ディスプレイ
1に記録行番号を入力するようメッセージが表示され、
テン・キーボード3より数字を入力し、更にリターンを
入力すると、その番号の記録行の予約番号に抹消を意味
する2重線が重ね印字される。この操作を行う前、即ち
コンパニオンが利用者からカードを受け取った時、その
サービスの予約がどの記録行に記載されているかをコン
パニオンは確認して記録行番号を記憶しておいてから、
カードをカード記録装置の挿入口4に挿入する。
【0018】「入場記録」を押すと、入場日、時間、入
場者の通し番号等がカードの所定部分に印字される。
「退場記録」を押すと、時間等がカードの所定部分に印
字される。「アンドゥ」を押すと、何も実行せずに、あ
るいは実行を中止してカードが排出される。「初期設
定」を押すと、カード記録装置の初期データ設定を行う
モードとなり、テン・キーボードより数値、カナ等を設
定できる。設定事項としては、内蔵カレンダー時計の年
月日曜日時分秒、サービス名の名称・コード、予約番号
の初期値等である。「データ出力」を押すと、データ記
録用のカードをカード挿入口4に挿入するようメッセー
ジがディスプレイ1に表示され、カードを挿入すると、
データが印字されて排出される。データとしては、初期
設定データ、予約記録、予約無効、入場記録、退場記録
等の時間帯毎の累計データ等である。このようにデータ
はプリント出力することもできるが、メモリカードに出
力して他の場所のパーソナルコンピュータ等で集計する
こともできる。
【0019】
【発明の効果】以上のようであるから本発明のカード及
びカード記録装置によれば、カードに予約情報を記録す
るとともに予約無効を記録するからカードを整理券とし
て再使用可能であり、未回収カードがあっても問題がな
い。従来の整理券とは異なり繰り返し利用ができるの
で、低コスト、資源の有効利用に貢献できる。カード表
面にサービス名、予約番号が印字されているので、利用
者は必要な時にそれらの情報を確認できる。サービスが
複数ある場合でも、1枚のカードで複数のサービスの予
約を行え、利用者は他のサービスを利用する等して待ち
時間を有効に利用でき、行列のスペースが要らないので
敷地を節約できる。また、カード記録装置によってカー
ド上に予約情報が記録されるから発行作業の負荷が少な
く、記載事項は正確である。という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードの一例である。
【図2】本発明のカードが整理券として機能するよう、
カードにサービスの予約情報を記録する方法の例を示し
た図である。
【図3】本発明のカードの運用過程を示すフロー図であ
る。
【図4】前述の図3とは別のカードの運用過程を示す一
例である。
【図5】本発明のカード記録装置の外観図(A)と構成
図(B)である。
【図6】
【符号の説明】
1フラットディスプレイ 2押しボタンスイッチ 3テン・キーボード 4カード挿入口 5印字プリンタ 6データ処理ユニット 7ROM 8RAM
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 カード及びカード記録装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、博覧会等のイベントに
おけるアトラクション施設等の利用者あるいは特別価格
セールス会場等における商品等の購入者が多数いる場合
には各来場者に対して順次対応する必要があるが、その
ような場合において来場者に便宜を与えることができ
る、カード及びカード記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、施設の利用、商品の購入等のサー
ビスを提供する際、サービスの利用者が多数来場して即
時対応がとれない場合、対策の一つとして整理券を発行
して順次対応する方式がとられてきた。整理券の発行は
常に行う方式と即時対応が可能となった場合は中断する
方式があるが、何れにせよ通常の業務に加えて整理券の
発行・引取に関する業務が必要なため仕事負荷の増大
化、処理作業の煩雑化という問題があった。また整理券
を回収して再利用する方式と有効期日を印刷しておき再
利用しない方式があるが、前者では回収が不完全と成り
易く整理券の未回収という問題があり、後者では整理券
をその都度作成しなければならないという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明が解決し
ようとする課題は、整理券として再使用可能であり、未
回収でも問題がなく、発行作業の負荷が少ないカード及
びカード記録装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の本発明
によって達成される。即ち、少なくともサービス名と予
約番号の組み合わせを複数印字記録することが可能であ
るとともにサービス提供時にはそのサービスの予約番号
を無効とする印字記録が可能であることを特徴とするカ
ード及びカード記録装置。
【0005】
【作用】本発明のカード及びカード記録装置によれば、
カードに予約情報を記録するとともに予約無効を記録す
るからカードを整理券として再使用可能であり、未回収
カードがあっても問題がなく、かつカード記録装置によ
って予約情報が記録されるから発行作業の負荷が少な
い。
【0006】
【実施例】 (カードと記録内容)図1は本発明のカードの一例であ
る。図1(A)、(B)、(C)はカードであってカー
ドの表面(A)は絵柄が印刷された面である。この面
に、サービスのテーマ、イメージ、カードの種類内容等
を印刷表現することができる。裏面(B)は印字記録が
行える面である。印字記録する内容としては、予約番
号、予約した日付とアトラクション名、印字行番号、マ
ーク等である。予約した日付は通常は入場日と同日であ
るから別に入場日を印字しておく等で省略することがで
きる。マークは印字プリンタで印字行番号及びその位置
を機械識別するためのものである。磁気記録その他で代
換え可能な場合は裏面(C)のようにマークは不要であ
る。
【0007】このような本発明のカードとしては、材料
は紙、ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニル等のプ
ラスチックシート、複合材料等を使用でき、印刷部分、
印字記録部分だけでなく磁気記録部分を有していてもよ
く、その他の付加機能を有するカードであってもよい。
また、印字の記録方法としては、熱溶融転写リボン等の
インキリボンを使うか、あるいは印字記録部分に感熱発
色記録層、熱破壊する錫等の金属蒸着膜層を設ける方法
等で行うことができる。本発明においては、印字記録方
法は特に限定されない。
【0008】図2、図3は整理券として機能するよう、
カードにサービスの予約情報を記録する方法の例を示し
た図である。日付、印字行番号、マーク等は簡単のため
省略してある。印字行番号、マークについては本発明に
おいて絶対に必要というものではなく省略可能である。
図2において(A)はサービスの予約をしている人数よ
りも、そのサービスで受付られる定員数が多く、待たず
に受付可能である時の記録方法を示している。(1)は
待たずに受付可能で予約していない場合である。カード
にはサービス名、予約番号については記載されていな
い。このカードをプリンターに挿入すると、サービス
名、無効化した予約番号が印字記入される。(2)は待
たずに受付可能で予約している場合である。カードには
予約したサービス名、予約番号が印字記入されている。
このカードをプリンタに挿入すると、予約無効が印字記
入される。
【0009】図2において(B)はサービスの予約をし
ている人数よりも、そのサービスの定員数が少なく待た
ずに受付は不可能である時の記録方法を示している。
(1)は待たずに受付不可能で予約していない場合であ
る。カードにはサービス名、予約番号については記載さ
れていない。このカードをプリンタに挿入すると、挿入
後はサービス名、予約番号が印字記入され予約が完了す
る。図3において(2)のは待たずに受付不可能で予
約しており、かつ予約番号が続回受付可能範囲内にある
場合(受付可能)である。カードには予約したサービス
名、予約番号が印字記入されている。このカードをプリ
ンタに挿入すると予約無効が印字記入される。
【0010】(2)ののa)は待たずに受付不可能で
予約しており予約番号が続回受付可能範囲外にあり、か
つ本日中の受付可能範囲内の場合である。カードには予
約したサービス名、予約番号が印字記入されている。こ
のカードをプリンタに挿入すると、挿入後も印字内容に
は変化がない。(2)ののb)は待たずに受付不可能
で予約しており予約番号が続回受付可能範囲外にあり、
かつ本日中の受付可能範囲外の場合である。カードには
予約したサービス名、予約番号が印字記入されている。
このカードをプリンタに挿入すると、挿入後予約無効の
印字をする。
【0011】(システムフロー)図4は、本発明のカー
ドの運用過程を示すフロー図である。図4に従って、主
として前記カードへの記録過程について説明する。ま
ず、会場の入口においてカードはコンパニオンによりプ
リンタに挿入され、日付け、時間、通し番号等の印字記
録が行われ利用者に渡される。(S1)
【0012】サービスカウンターにおいて、コンパニオ
ンに利用者が受付要求をすると、コンパニオンはカード
に記載された予約の記録、記録行番号等を確認してカー
ドをプリンタに挿入する。(S2) すぐに利用でき(S3)、予約している場合は(S
4)、カードに予約無効の印字記録を行い(S5)、サ
ービスを利用する(S6)。サービスを利用後、会場か
ら退場する場合(S7)には、退場口よりそのまま退場
する(S8)。会場から退場せず、更にサービスを利用
する場合には(S7)、S2に戻る。一方S4において
予約をしていない場合は、カードにサービス名、無効化
した予約番号を印字記録し(S9)、サービスを利用す
る(S6)。サービスを利用後は、前記と同様である。
【0013】S3においてすぐに利用できず、予約して
いない場合(S10)はサービス名、予約番号が印字記
録され(S11)、前記S7(退場するか、さらにサー
ビス利用要求するか)の過程に繰り込まれる。S10に
おいて予約している場合は、続回受付可能かどうか判定
され(S12)、続回受付可能でない場合は、本日受付
可能かどうか判定され(S13)、本日受付可能でない
場合は予約無効の印字記録が行われ(S14)、前記S
7の過程に繰り込まれる。本日受付可能の場合は(S1
3)、一切印字記録は行わず(S15)、前記S7の過
程に繰り込まれる。S12において続回受付可能な場合
はカードに予約無効が印字記録され(S16)、サービ
スが利用される(S17)。サービス利用後は前記と同
様である。
【0014】図5は、前述の図4とは別のカードの運用
過程を示す一例である。図5において、利用者がサービ
スの受付に来場しサービスを要求した時(S21)、予
約カードを持っているかどうかが判定される(S2
2)。持っていない場合は新規に予約カードを発行する
(S23)。カードを印字装置に挿入して、サービス
名、予約日時、番号等をカード上に印字して、利用者に
渡す(S24)。利用者は、カード上に印字された情報
を基に再度来場し、サービスを利用する(S25)。こ
図5のカードの運用過程で示される運用方法は図4
運用方法において、来場した利用者に即時対応が不可能
な場合に利用することもできる。
【0015】(カード記録装置)図6は本発明のカード
記録装置の外観図(A)と構成図(B)である。図6
おいて1はディスプレイ、2は押しボタンスイッチ、3
はテン・キーボード、4カード挿入口、5は印字プリン
ター、6はデータ処理ユニット、7はROM(読出専用
メモリ)、8はRAM(書込読出メモリ)である。図示
していないが、カードの印字行を示すマーク(図1参
照)を検知するセンサー、携帯可能で運用データ等を保
存する目的のメモリカード、電源装置等が含まれてい
る。図6(A)においてディスプレイ1は、オペレータ
であるコンパニオンへのメッセージを表示する部分であ
る。メッセージとしては、今回受付可能な予約番号範
囲、予約人数(待ち人数)、今回受付者数、最終予約番
号、利用者数、入替え回数、定員等のデータである。
【0016】押しボタンスイッチ2は、カード記録装置
の動作を選定するスイッチであり複数ある。選択スイッ
チの一つに「マニュアル/オート」の選択スイッチがあ
り、「マニュアル」を選択した場合には、コンパニオン
はカードを挿入後「予約記録」、「予約無効」、「入場
記録」、「退場記録」、「アンドゥ」、「初期設定」、
「データ出力」、「オプション1」、「オプション2」
等の押しボタンスイッチ2を選択して押すことによっ
て、その処理が実行される。また、「オート」を選択す
ると、カードを挿入するだけで予め定められた処理が実
行される。どのような処理を行うかは、「オート」を選
択した後に、所望の処理の押しボタンスイッチ2を選択
して押すことによって、その処理が設定される。従っ
て、入場ゲート、退場ゲート等にこの装置を設置して、
専用に使用する場合は「オート」のモードが便利であ
る。また、カード記録装置はパーソナルコンピュータ等
のデータ処理装置とのインターフェースがあって、会場
の利用状況等のデータを集計した結果に基づいて、デー
タ処理装置からカード記録装置に対して動作モード、処
理内容を指定することができる。
【0017】印字動作については、「マニュアル/オー
ト」に関係ないから、以下マニュアルを選択したとして
説明する。「予約記録」を押すと、挿入されたカードの
最終記録行の次の行に、新たにサービス名と予約記録番
号が印字される。「予約無効」を押すと、ディスプレイ
1に記録行番号を入力するようメッセージが表示され、
テン・キーボード3より数字を入力し、更にリターンを
入力すると、その番号の記録行の予約番号に抹消を意味
する2重線が重ね印字される。この操作を行う前、即ち
コンパニオンが利用者からカードを受け取った時、その
サービスの予約がどの記録行に記載されているかをコン
パニオンは確認して記録行番号を記憶しておいてから、
カードをカード記録装置の挿入口4に挿入する。
【0018】「入場記録」を押すと、入場日、時間、入
場者の通し番号等がカードの所定部分に印字される。
「退場記録」を押すと、時間等がカードの所定部分に印
字される。「アンドゥ」を押すと、何も実行せずに、あ
るいは実行を中止してカードが排出される。「初期設
定」を押すと、カード記録装置の初期データ設定を行う
モードとなり、テン・キーボードより数値、カナ等を設
定できる。設定事項としては、内蔵カレンダー時計の年
月日曜日時分秒、サービス名の名称・コード、予約番号
の初期値等である。「データ出力」を押すと、データ記
録用のカードをカード挿入口4に挿入するようメッセー
ジがディスプレイ1に表示され、カードを挿入すると、
データが印字されて排出される。データとしては、初期
設定データ、予約記録、予約無効、入場記録、退場記録
等の時間帯毎の累計データ等である。このようにデータ
はプリント出力することもできるが、メモリカードに出
力して他の場所のパーソナルコンピュータ等で集計する
こともできる。
【0019】
【発明の効果】以上のようであるから本発明のカード及
びカード記録装置によれば、カードに予約情報を記録す
るとともに予約無効を記録するからカードを整理券とし
て再使用可能であり、未回収カードがあっても問題がな
い。従来の整理券とは異なり繰り返し利用ができるの
で、低コスト、資源の有効利用に貢献できる。カード表
面にサービス名、予約番号が印字されているので、利用
者は必要な時にそれらの情報を確認できる。サービスが
複数ある場合でも、1枚のカードで複数のサービスの予
約を行え、利用者は他のサービスを利用する等して待ち
時間を有効に利用でき、行列のスペースが要らないので
敷地を節約できる。また、カード記録装置によってカー
ド上に予約情報が記録されるから発行作業の負荷が少な
く、記載事項は正確である。という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードの一例である。
【図2】本発明のカードが整理券として機能するよう、
カードにサービスの予約情報を記録する方法の例を示し
た図である(前部)
【図3】本発明のカードが整理券として機能するよう、
カードにサービスの予約情報を記録する方法の例を示し
た図である(後部)。
【図4】 本発明のカードの運用過程を示すフロー図であ
る。
【図5】 前述の図4とは別のカードの運用過程を示す一
例である。
【図6】 本発明のカード記録装置の外観図(A)と構成
図(B)である。
【符号の説明】 1フラットディスプレイ 2押しボタンスイッチ 3テン・キーボード 4カード挿入口 5印字プリンタ 6データ処理ユニット 7ROM 8RAM
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚のカードであって、少なくともサービ
    ス名と予約番号の組み合わせを複数印字記録することが
    可能であるとともにサービス提供時にはそのサービスの
    予約番号を無効とする印字記録が可能であることを特徴
    とするカード。
  2. 【請求項2】少なくともサービス名と予約番号の組み合
    わせを複数印字記録することが可能であるとともにサー
    ビス提供時にはそのサービスの予約番号を無効とする印
    字記録が可能であることを特徴とするカード記録装置。
JP28070993A 1993-10-15 1993-10-15 カード及びカード記録装置 Pending JPH07108790A (ja)

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JP28070993A JPH07108790A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 カード及びカード記録装置

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