JPH0664430A - 自動車用のサスペンション - Google Patents

自動車用のサスペンション

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JPH0664430A
JPH0664430A JP15534593A JP15534593A JPH0664430A JP H0664430 A JPH0664430 A JP H0664430A JP 15534593 A JP15534593 A JP 15534593A JP 15534593 A JP15534593 A JP 15534593A JP H0664430 A JPH0664430 A JP H0664430A
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JP
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pressure
valve
control
suspension
suspension according
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JP15534593A
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Rainer Heinsohn
ハインゾーン ライナー
Peter Hoellerer
ヘレラー ペーター
Martin Laichinger
ライヒンガー マルティン
Klaus Landesfeind
ランデスファイント クラウス
Martin Scheffel
シェフェル マルティン
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車上部構造と回転可能に車輪を保持する
車輪保持体との間に少なくとも1つのアクチエータを有
し、アクチエータが可変な作業圧のために圧力媒体を受
容する少なくとも1つの作業室を有し、該作業室がサス
ペンションのばね剛さに影響を及ぼす蓄圧系と、圧力媒
体を作業室に供給したり、作業室から取り出すための圧
力制御装置とに接続されている形式の自動車用のサスペ
ンションにおいて、サスペンションの電気的なコンポー
ネントが故障した場合に自動車が通常の鋼ばねを有する
自動車と同じように問題なく引続き走行できるようにす
ること。 【構成】 圧力制御装置(30)の働きが不十分である
場合にサスペンションのばね剛さを増大させるように構
成された手段40,70が設けられていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念部に
記載した自動車用のサスペンション及び請求項37の上
位概念部に記載した自動車用のサスペンションを運転す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のレベル調整を行なうために準定常
の調整可能性を有する自動車用サスペンションは以前か
ら公知である。このサスペンションに対する要求はきわ
めて少ない。このサスペンションは本発明が基礎として
いるサスペンションと比較することはほとんどできな
い。
【0003】近頃はいわゆる迅速レベル調整装置(SN
R)を有するサスペンションを備えた自動車も公知であ
る。このようなサスペンションにおいては少なくとも1
つの圧力制御装置を介して作動可能なアクチエータの助
けで自動車上部構造体と車輪保持体との間の力が積極的
にコントロールされる。
【0004】迅速なレベル調整装置が運転準備状態にな
い場合、すなわち、圧力制御装置が正しく働かない場合
にはこのようなレベル調整装置を有する自動車において
は顕著な欠点が発生する。以下に前記欠点について説明
をする。前記レベル調整装置は、所定の前提条件が充た
されている場合にだけ働く。レベル調整装置が働かない
場合とは、例えば制御電子装置が、確認された故障に基
づきレベル調整装置を働かなくするか又は電磁弁が働か
ない場合などである。サスペンションを運転するために
は駆動装置が必要である。これは例えば自動車駆動モー
タであることができる。したがってレベル調整装置は自
動車が停止していて駆動装置が切られている場合にも働
くことができない。
【0005】レベル調整装置が運転準備状態にないと、
すなわち正常に働かないと、アクチエータには圧力媒体
が供給されないかもしくはアクチエータから圧力媒体を
取出すことができない。
【0006】本発明が基礎とするサスペンションを備え
た自動車においては、自動車上部構造体と車輪保持体と
の間にアクチエータが組込まれている。アクチエータと
圧力制御装置との助けで自動車上部構造体の力もしくは
レベルが調節される。アクチエータに作用する力は例え
ば積荷の変化によって、又はカーブを走行することによ
って又は加速もしくは制動過程によって著しく変動す
る。
【0007】迅速レベル調整装置(SNR)を備えたサ
スペンションにおいては、積荷の変化並びに操縦及び比
較的に長い路面の高低により惹起される影響は、アクチ
エータによって、アクチエータに圧力媒体を供給するか
又はアクチエータから圧力媒体を取出すことによって除
去される。
【0008】アクチエータは構造形式に応じて圧力媒体
で負荷可能な少なくとも1つの作業室を有している。ば
ね作用を達成するためにこの作業室は液力式蓄圧器と接
続されている。したがってアクチエータは液圧式蓄圧器
と協働してばねとしても働く。作業室と液力式蓄圧器と
の間及び(又は)該作業室と第2の作業室との間には緩
衝絞りが接続されていることができる。この結果、アク
チエータは緩衝器の機能をも有することにる。
【0009】低周波数及び中周波数の影響は圧力媒体を
供給するか圧力媒体を取出すかして積極的に除去され
る。高周波範囲において路面高低に対して良好な絶縁を
達成するためにはサスペンションはきわめてやわらかい
必要があり、すなわち小さなばね剛さを備えていなけれ
ばならず、緩衝絞りはわずかな緩衝力を有するように構
成される。このようなサスペンションにおいてはばね剛
さは通常のパツシブ型サスペンションの場合よりも著し
く小さい。これはきわめて快適なサスペンションをもた
らす。
【0010】きわめて小さなばね剛さを有するこの種の
サスペンションにおいてレベル調整できる状態でない
と、例えば積荷の変化に際して自動車上部構造体がきわ
めて上方へもしくは下方へ所望の中央位置から偏位する
ことになる。例えば自動車の駆動モータが始動する前
に、すなわちレベル調整ができる状態になる前に人が乗
車すると、自動車上部構造体はきわめて遠くまで押し下
げられる。これは乗車する場合の快適性を著しく損い、
開放された自動車ドアが舗石に当たるかもしくは走行装
置の機械的なリミットストッパが当接することを意味す
る。他面においてはこのサスペンションにおいて点火キ
ーが引抜かれたあとで運転手もしくは乗客が下車する
と、自動車上部構造体は上方へ、機械的なリミットスト
ッパが自動車上部構造体の運動を荒々しく終了させるま
で移動する。
【0011】公知のサスペンションは液圧ポンプと制御
弁と受圧器と制御電子装置とを有している。制御電子装
置が例えば電気的なコンポーネントの1つが申し分なく
働かないことを確認すると、制御電子装置はレベル調整
を中断する。すなわち、アクチエータへ圧力媒体を供給
するための圧力制御装置は遮断される。この場合には、
アクチエータはもはや所望される形式で働くことはでき
ない。このサスペンションのばね剛さが小さいことに基
づき、この自動車で危険なく走ることはできなくなる。
何故ならば自動車上部構造体もしくは車輪保持体はほと
んどコントロールできない鉛直方向の運動を行なうから
である。特に危険であるのは走行中に迅速なレベル調整
装置が急激に故障し、もはや働かなくなることである。
【0012】
【発明の課題】本発明の課題は公知のサスペンションの
欠点を除き、サスペンションの電気的なコンポーネント
が故障した場合に自動車が通常の鋼ばねを有する自動車
と同じように問題なく引続き走行できるようにすること
である。
【0013】
【課題を解決する手段】本発明の課題は、冒頭に述べた
サスペンションにおいて圧力制御装置の働きが不十分で
ある場合にサスペンションのばね剛さを増大させるよう
に構成された手段が設けられていることにより解決され
た。
【0014】本発明のサスペンションにおいては急激に
故障が生じた場合でも危険な走行状態が防止される。自
動車は良好な走行安定性を維持する。例えば自動車駆動
モータが故障した場合、もしくは自動車駆動モータが切
られた場合には積荷の変化に際して自動車上部構造体の
レベルは小さくしか変化しない。サスペンションは通常
の鋼製ばねを備えた、ばね剛さの大きいサスペンション
よりも前記変化が大きくならないように構成することが
できる。
【0015】さらに本発明によって提案されているサス
ペンションにおいては、普通の調整された走行運転のた
めにばね剛さ及び本発明の実施能様に応じて、緩衝作用
を、従来の公知のサスペンションよりも小さく設定する
ことができる。これによって普通の調整された走行運転
においては著しく良好な走行快適性が得られる。
【0016】圧力制御装置が故障した場合にばね剛さ及
び場合によっては緩衝作用を増大させることにより、両
方の可能な走行運転状態に関して何らかの妥協点を見い
出す必要はなくなる。
【0017】請求項37の特徴を有する本発明の方法に
よってはサスペンションは所望の形式で自動車において
実現可能な構成部分で働くことができる。
【0018】請求項2項以下36までと請求項38によ
ってはサスペンション及びサスペンションを運転する方
法の有利な実施能様が可能である。
【0019】特に簡単なサスペンションは、蓄圧系の有
効な値を変化させることのできる弁装置が使用されるこ
とによって得られる。蓄圧系の値を変化可能に構成する
と、これによって自動的にきわめて簡単で、有利な形式
でばね剛さが変化させることができるようになる。
【0020】弁装置は作動されていない状態で、ばね剛
さが増大される作用位置をとるように構成しておくこと
ができる。これは弁装置の制御装置が電気的に故障した
場合に自動的に所望の大きいばね剛さが得られるという
利点をもたらす。
【0021】蓄圧系を複数の蓄圧部材に分割し、大きな
ばね剛さを与えようとする弁装置の作用位置において、
圧力媒体がアクチエータの作業室から少なくとも1つの
蓄圧部材に達することができるように弁装置を構成する
こともできる。これは自動的にかつ簡単な形式でばね剛
さが増大されるという利点をもたらす。
【0022】本発明の特殊な実施能様においては弁装置
は作業室と圧力制御装置との間の接続経路に配置し、前
述の作用位置に弁装置が位置している場合に、圧力媒体
が作業室から圧力制御装置に向かって流れることができ
ないように弁装置が構成されている。この構成は、圧力
制御装置のシール性とは無関係に、自動車駆動モータが
長時間停止している場合でも自動車上部構造体がゆっく
りと下降することなく、所望の高さに維持されるという
利点をもたらす。
【0023】第1の蓄圧部材を弁装置と圧力制御装置と
の間に配置すると、特に簡単な構成が得られ、必要な圧
力媒体導管の数が少なくなるにも拘らず、作用的な制限
を受けることがなくなる。
【0024】サスペンションは弁装置が前述の作用位置
にある場合に、アクチエータが走入行程で働く間に圧力
媒体の絞り作用が発揮されるように構成することができ
る。適当な絞り作用をアクチエータの走出行程のために
も設けることもできる。この構成はばね剛さが増大され
るだけではなく、アクチエータの緩衝作用も有利な形式
で高められるという利点をもたらす。
【0025】特に簡単で、構成部分を節約する有利な構
成は、作業室と第2の蓄圧部材との間の接続を弁装置を
介して行ない、前述の作用位置において作業室と第2の
蓄圧部材との接続経路において付加的な絞り作用が有効
になるように弁装置を構成することで得られる。
【0026】必要な制御エネルギは弁装置を作動するた
めに前制御弁を使用した場合に特に小さくなる。これは
電気的な費用を有利な形式で著しく減少させる。
【0027】電気的な構成部分及び電気的な出力もしく
は電気的なエネルギの消費をさらに有利な形式で減少さ
せることは、複数の弁装置を共通の前制御弁によって作
動することで可能になる。この場合に特に有利であるこ
とは必要な電磁石が少なくなることである。
【0028】圧力制御装置の働きが不十分である場合
に、圧力負荷を軽減する放圧弁が設けられていることに
より、特に良好な機能確実性が得られる。
【0029】圧力制御装置は例えば圧力源とタンクと制
御弁とを用いて構成することができ、制御弁は作動され
ない基本位置において、圧力媒体が弁装置からタンクに
向かって流れることができるように構成することができ
る。これによって有利な形式で第1の蓄圧部材の放圧が
得られる。
【0030】弁装置は弁坐、弁体及び弁体を作動するた
めの調節駆動装置で実現することができる。調節駆動装
置が作動されていない場合に、弁体がアクチエータの作
業室に生じる圧力で閉鎖方向に負荷されていると、いず
れにしても故障が生じた場合もしくはレベル調整装置が
遮断された場合に、圧力媒体が意図しないのにアクチエ
ータから逃げることが防止される。
【0031】弁体が弾性部材により閉鎖方向に負荷され
ていると、有利な形式で常に正確に規定された弁体位置
が得られる。
【0032】弁装置は、ばね剛さが増大される位置で、
緩衝作用も高められるように構成することができる。こ
れは自動車の安全な走行を可能にする。
【0033】弁装置には圧力媒体を絞るための緩衝絞り
弁を配置しておくことができる。これは有利な形式で任
意の所望の緩衝特性線の形成を可能にする。この緩衝特
性線は例えば一般的な、積極的に制御可能ではない車輪
装置の緩衝特性線に相当することができる。
【0034】圧力媒体の絞り作用は両方の流れ方向で異
なる大きさであることができる。これは走入行程と走出
行程に対して異なる特性線を実現できるという利点を有
する。
【0035】弁装置は制御駆動装置を制御圧で負荷した
場合に圧力媒体の一部が第1の蓄圧部材の方向に流れ、
該蓄圧部材を充たすことができるように構成することが
可能である。これは有利な形式で特にソフトなサスペン
ション始動特性を可能にする。
【0036】第1の蓄圧部材の方向への制御流過部に
は、本発明の特別な実施態様においては圧力媒体を絞る
プレロード弁を配置することができる。これは有利な形
式で弁装置の確実な作業をもたらす。弁体は常に正確に
規定可能な位置に位置することになる。
【0037】特に小さな構成形態は制御弁を通して制御
流過部を導くことによって得られる。
【0038】本発明の特に有利な実施例は制御流過部
が、開放方向に弁体が作動された場合に閉じ、有利な形
式で制御圧が一杯の高さで弁装置の調節駆動装置に作用
するようになっていることで達成される。
【0039】特に有利な、耐用年限の長い、きわめて緊
密に閉鎖する弁装置は、作業室の接続部と第1の蓄圧部
材もしくは圧力制御装置の接続部との間に、直列に接続
された2つのシール個所が存在しており、開放過程に際
してまず弾性的な変形によってシールされるシール個所
が開き、次いで第1のギャップシールが開くように弁装
置が構成されていると達成される。閉鎖過程に際しては
まずギャップシールが閉鎖し、次いで弾性的な変形でシ
ールするシール個所が閉鎖する。これは弾性的にシール
されるシール個所が保護されるという利点を有する。特
に有利であるのは2つの弾性的にシールされるシール個
所の範囲に流動力が有効ではないことである。
【0040】弾性的なシール部材を使用するための有利
な可能性は自動車が長時間停止した場合でも自動車上部
構造体が所望の高さに留まることを保証する。
【0041】それぞれ1つの蓄圧室を有する両方の蓄圧
部材を異なるプレロード力で負荷すると、そのつどの要
求に容易に適合できる特に有利なばね特性が得られる。
【0042】又、蓄圧系は両方の蓄圧部材の少なくとも
1つが2つ又は3つ以上の蓄圧室を有するように構成す
ることもできる。これによって最適なばね特性の選択が
有利な形式で行なえるようになる。
【0043】
【実施例】本発明のサスペンションは自動車上部構造体
と車輪保持体との間にアクチエータが組込まれているあ
らゆる自動車に使用することができる。車輪保持体は通
常の形式で車軸の左側又は右側である。車輪保持体もし
くは車軸の各側には、車輪が回転可能に支承されてい
る。通常は各自動車には少なくとも車輪が存在している
のと同じ数のアクチエータが使用される。したがって4
輪の自動車においては4つのアクチエータ又は4つのア
クチエータグループが存在している。図1においては第
1のアクチエータ2、第2のアクチエータ2′、第3の
アクチエータ2″、第4のアクチエータ2″′が示され
ている。第1のアクチエータ2は例えば左前の自動車側
において、図示されていない自動車上部構造体と同様に
図示されていない前方の車軸の左側との間に組込まれて
おり、第2のアクチエータ2′は自動車上部構造体の右
前方と前方の車軸との間に位置している。相応してアク
チエータ2″,2″′は後方の軸に固定されている。
【0044】アクチエータ2はシリンダ4を有してい
る。シリンダ4内にはアクチエータピストン6が摺動可
能に支承されている。アクチエータピストン6はピスト
ン棒8に固定されている。ピストン棒8はシリンダ4の
一方の端面側でシリンダ4から突出している。他方の端
面側でシリンダ4は図示されていない自動車上部構造体
又は図示されていない車輪保持体と結合されている。相
応して、シリンダ4から突出するピストン棒端部は車輪
保持体又は自動車上部構造体と結合されている。
【0045】アクチエータ2′,2″,2″′はアクチ
エータ2と同様に構成されている。図面を見やすくする
ためにアクチエータ2′,2″,2″′においてはすべ
ての符号は付けていない。
【0046】さらに図1には圧力源10とタンク12と
2つの単個蓄圧器から成るセントラル蓄圧器14と4つ
の逆止弁16,16′,16″,16″′とユニット1
8と4つの制御弁20,20′,20″,20″′とが
示されている。制御弁20はアクチエータ2に配属され
ている。相応に制御弁20′はアクチエータ2′を制御
するために設けられている。図示の実施例においては制
御弁20は図面において記号で示された3つの作動位置
21,22,23を有する、電磁的に作動可能な、前制
御された、比例方向制御弁である。制御弁20′,2
0″,20″′は制御弁20と同じ構成を有している。
図面を見やすくするために他の制御弁20′,20″,
20″′においてはすべての符号はつけられていない。
【0047】タンク12は図示の実施例においては液圧
タンクから成っている。圧力源10は主として圧力及び
(又は)流量調整された液圧ポンプと圧力制限弁とを有
している。圧力源10の液圧ポンプは図示されていない
自動車駆動モータにより駆動され、圧力媒体をタンク1
2である液圧タンクから吸込み、圧力導管26に吐出す
る。圧力源10はサスペンションの通常の運転状態にお
いて圧力導管26もしくはセントラル蓄圧器14におい
てほぼコンスタントなシステム圧が存在するように設計
されている。逆止弁16を介して圧力導管26は制御弁
20に通じている。制御弁20からは戻し導管28がユ
ニット18を介してタンク12に通じている。同じ形式
で制御弁20′,20″,20″′は圧力導管26と戻
し導管28に接続されている。ユニット18は戻し導管
28の経路に位置し、圧力媒体がタンク12に帰流する
前に圧力媒体を冷却しかつろ過するために役立つ。ユニ
ット18の冷却器とフィルタとに並列してユニット18
はプレロードのかけられた逆止弁を有し、該逆止弁は例
えばフィルタもしくは冷却器が閉塞した場合に装置を引
続き稼働させることを可能にする。圧力媒体は液体、有
利には液圧媒体である。
【0048】圧力源10と制御弁20は協働して、アク
チエータ2を作動するための圧力制御装置30として役
立つ。相応して圧力源10と制御弁20′とを介してア
クチエータ2′が作動される。したがって圧力源10は
制御弁20′と共に、アクチエータ2′のための圧力制
御装置30′と見なすことができる。相応して制御弁2
0″もしくは制御弁20″′は圧力源10と協働してア
クチエータ2″もしくは2″′のための相応の圧力制御
装置30″もしくは30″′を形成する。
【0049】アクチエータ2のシリンダ内には圧力媒体
で充たされる第1の作業室32と第2の作業室34とが
ある。作業室32と第2の作業室34との間での圧力媒
体の交換は絞り36を通って行なわれなければ成らな
い。
【0050】圧力制御装置30の制御弁20とアクチエ
ータ2の作業室32との間の接続部38の経過には弁装
置40が存在している。同様に弁装置40に相応するそ
れぞれ1つの弁装置40′,40″,40″′がアクチ
エータ2′,2″,2″′と制御弁20′,20″,2
0″′との間に配置されている。弁装置40においては
図面に記号で示された作動位置42と同様に記号で示さ
れた作用位置44がある。制御弁20とアクチエータ2
との間の接続部38は、導管46と導管48とから形成
されている。導管46は制御弁20を弁装置40と接続
し、導管48は弁装置40をアクチエータ2の作業室3
2と接続する。図1に示されたサスペンションにおいて
は第1の蓄圧部材50と第2の蓄圧部材52がある。こ
の第1の蓄圧部材50と第2の蓄圧部材52とはアクチ
エータ2に配属されている。同様にアクチエータ2′,
2″,2″′に配属された蓄圧部材50′,50″,5
0″′と52′,52″,52″′とがある。蓄圧部材
50,52は蓄圧系55に所属する。これに相応して蓄
圧系55′,55″,55″′は蓄圧部材50′,5
0″,50″′と52′,52″,52″′とを有して
いる。蓄圧系55,55′,55″,55″′はサスペ
ンションのばね剛さに当該のアクチエータ2,2′,
2″,2″′の範囲において影響を及ぼす。図1に示さ
れた実施例においては第1の蓄圧部材50は蓄圧室50
aを有し、第2の蓄圧部材52は第1の蓄圧室52aと
第2の蓄圧室52bとを有している。第1の蓄圧部材5
0の蓄圧室50aは接続部38の導管46に接続されて
いる。第2の蓄圧部材52の蓄圧室52a,52bは導
管58を介して弁装置40と接続されている。弁装置4
0の範囲においては絞り個所60がある。
【0051】弁装置40が記号で示された作動装置42
にあると、すべての導管46,48,58は互いに接続
されている。すなわち、作動位置42においては、圧力
制御装置30の制御弁20とアクチエータ2の作業室3
2と第1の蓄圧部材52の蓄圧室50aと第2の蓄圧部
材52の蓄圧室52a,52bは互いに接続されてい
る。弁装置40は、弁装置40が図面において記号で示
された作用位置44にあると、圧力媒体がアクチエータ
2の方向と第2の蓄圧部材52の方向から第1の蓄圧部
材50の方向もしくは制御弁20の方向に流れないよう
に構成されている。
【0052】弁装置40が記号で示された作用位置44
にあると、絞り個所60は、アクチエータ2の作業室3
2と第2の蓄圧部材52の蓄圧室52a,52bとの間
で交換する圧力媒体の絞りとして働く。弁装置40が作
動位置42に切換えられると、圧力媒体はほぼ絞られる
ことなく、弁装置40を通って流れる。
【0053】圧力導管26と戻し導管28と接続部38
の導管46は制御弁20に接続されている。制御弁20
は、制御弁20が記号で示された第1の作動位置21に
あると、圧力媒体が導管46の方向から戻し導管28の
方向に流れることができるように構成されている。第1
の作動位置21においては圧力導管26は制御弁20の
範囲に接続されている。制御弁20が記号で示された第
2の作動位置22にあると、圧力導管26と戻し導管2
8と接続部38の導管46は互いに接続されなくなる。
記号で示された第3の作動位置23においては圧力媒体
は圧力導管26の方向から接続部38の導管46の方向
へ流れることができるが、この第3の作動位置において
は戻し導管28は制御弁20の範囲に接続されている。
制御弁20は有利には電磁石62を介して作動可能な比
例弁である。電磁石62に電流が流されていないと、ば
ね64によって制御弁20は記号で示された第1の作動
位置21にもたらされる。したがって第1の作動位置2
1は制御弁20の基本位置であると言うことができる。
電磁石62に流れる電流の強さに応じて制御弁20は多
かれ少なかれ第2の作動位置22を越えて第3の作動位
置23に達する。専門家にとって公知であるように、比
例弁においては個々の作動位置の間にはたいてい任意の
数の中間位置がある。
【0054】図1にはさらに放圧弁66が示されてい
る。放圧弁66は記号で示された作動位置67と同様に
記号で示された作動位置68とを有している。放圧弁6
6は電磁的に作動可能である。放圧弁66の電磁石に電
流が流されていないと、放圧弁66は作用位置68にあ
り、電磁石に十分な電流が流されると放出弁66は記号
で示された作動位置67に切換えられる。圧力導管26
からは放圧弁66への分岐導管がある。放圧弁66が作
用位置68にあると、圧力媒体は圧力導管26からほぼ
無圧でタンク12に流出することができる。放圧弁66
が作動位置67に切換えられると、放圧弁66を介する
タンク12への接続は遮断される。
【0055】さらに前制御弁70が設けられており、前
制御弁70においては図面に記号で示されている作動位
置72と同様に記号で示された作用位置74とがある。
前制御弁70は電磁的に作動可能であり、電磁石76と
戻しばね77とを有している。圧力導管26は分岐部を
介して前制御弁70に通じている。前制御導管80は前
制御弁70から弁装置40,40′,40″,40″′
に通じている。
【0056】前制御弁70が記号で示された作用位置7
4に位置していると、圧力媒体は前制御導管80からタ
ンク12へ流出する。すなわち、前制御弁70の作用位
置74においては前制御導管80は放圧される。電磁石
76に十分な電流が流されると前制御弁70は作動位置
72にあり、電磁石76に電流が流されない場合には戻
しばね78は前制御弁70を記号で示した作用位置74
に保持するために役立つ。
【0057】前制御弁70が記号で示された作動位置7
2にあると、圧力媒体は圧力導管26から前制御導管8
0に流れることができる。これによって前制御導管80
においては前制御圧が形成される。
【0058】弁装置40は導管58における圧力が弁装
置40を記号で示した作用位置44にもたらそうとする
ように構成されている。前制御導管80における圧力
は、弁装置40を作動位置42に切換えようとする。圧
力源10が接続され、前制御弁70が作動位置72にあ
る場合には前制御導管80における圧力は弁装置40を
作動位置42に作動することができる。前制御導管80
における前制御圧は同じ形式で他の弁装置40′,4
0″,40″′にも作用する。全部の弁装置40,4
0′,40″,40″′は唯一の前制御弁70で作動す
ることができ、これによって必要な電磁石の数は著しく
減少させられ、電気的な出力もしくはエネルギの消費量
も減少させられる。
【0059】アクチエータ2,2′,2″,2″′、制
御弁20,20′,20″,20″′、蓄圧部材50,
50′,50″,50″′と52,52′,52″,5
2″′及び弁装置40,40′,40″,40″′はほ
ぼ同じに構成しかつ同じ形式で接続できるので、簡略を
期して、記述はアクチエータ2と所属の蓄圧部材及び弁
装置の記述に留めた。
【0060】サスペンションは図面に示されていない制
御電子装置を介して制御される。この制御電子装置から
は図示されていない導線がサスペンションの作動可能な
コンポーネントと同様に図示されていないセンサ及び操
作部材に通じている。
【0061】例えば、制御電子装置が与えられたプログ
ラムの助けでサスペンションが正常に働かないことを確
認するか又は(かつ)重要な作動可能なコンポーネント
が正しく機能しないか又は(かつ)圧力源10の図示さ
れていない駆動装置が遮断されるか又は(かつ)圧力源
10が故障するかすると、ここに提案されているサスペ
ンションは基本位置と呼ぶことのできる作動位置にもた
らされる。提案されているサスペンションは作動可能な
コンポーネントに電流が流されない状態で基本位置に達
するように、すなわち自動的に基本位置にもたらされる
ように構成されている。図面においてはサスペンション
は基本位置で示されている。
【0062】基本位置ではレベル調整装置は遮断されて
おり、圧力制御装置30は作用しなくなっており、サス
ペンションは増大されたばね剛さで、場合によってはま
だ大きい緩衝作用で働く。
【0063】弁装置40は記号で示した作用位置44、
すなわち基本位置において、圧力媒体がアクチエータ2
及び第2の蓄圧部材52の方向から第1の蓄圧部材50
もしくは圧力制御装置30の方向に流れないように構成
されている。弁装置40が逆の流れ方向でも遮断する必
要はない。何故ならば制御弁20は第1の作動位置2
1、すなわち基本位置においては、弁装置40に通じる
導管46を放圧するからである。これによって弁装置4
0のためには構造の簡単でかつ合目的的にかつ緊密に閉
鎖する弁を使用することができるようになる。これにつ
いては特殊な実施例においてさらに触れることにする。
しかしながら弁装置40は作用位置44、すなわち基本
位置において逆の流れ方向でも、すなわち導管46から
導管48と58への方向でも遮断するように構成してお
くこともできる。
【0064】図1に示された実施例においては本来の本
発明によるサスペンションに加えて該サスペンションの
有利な実施態様が複数示されている。この実施例におい
ては少なくとも調整された運転状態で特に確実な、快適
な、高い要求に応える自動車走行特性が得られる。レベ
ル調整装置もしくは圧力制御装置30が故障した場合で
も依然として良好な走行特性が達成される。この走行特
性は一般的なパツシーブに働くサスペンションに相当す
る。
【0065】レベル調整装置が接続され、圧力制御装置
30が正常に働くと、弁装置40と放圧弁66と前制御
弁70は作動位置42,67,72に切換えられ、図示
されていない制御電子装置はピストン棒8もしくはシリ
ンダ4の瞬間的に望まれる運動に応じて圧力制御装置3
0の制御弁20を適当に制御する。制御弁20が第1の
作動位置21又は第3の作動位置23に向かって大きく
調節されるほど、アキュームレータ2に向かって圧力媒
体が供給されるかアキュームレータ2から圧力媒体が取
出される。アキュームレータ2,2′,2″,2″′は
互いに無関係に作動させることができる。
【0066】要求が高くない場合には本発明のサスペン
ションは簡易化された実施態様で実施できる。適当に簡
易化された実施例はそれぞれ図2と以下の若干の図面に
示されている。
【0067】図2にはサスペンションの有利な別の実施
例が示されている。
【0068】すべての図面において同じ部分又は同じ作
用を有する部分は同じ符号で示されている。以下の実施
例は以下に主として記述した相違点を除いて図1の実施
例と同じように構成されている。異なる実施例の特徴は
互いに組合わせることができる。
【0069】図2においてはアクチエータ2′,2″,
2″′は所属の蓄圧器と制御弁20′,20″,2
0″′を含めて、図面を見やすくするために図示してい
ない。図2は同様に図面を見やすくするために圧力制御
装置30の内、圧力源10とは制御弁20だけが示され
ている。
【0070】図2に示された実施例の弁装置40は電磁
的に作動可能である。電磁石に電流が流され、弁装置4
0が作動位置42にあると、圧力媒体は弁装置40を通
ってほぼ絞られることなしにアクチエータ2の作業室3
2と蓄圧部材50の蓄圧室50aとの間を往復すること
ができる。作業室32と蓄圧部材52の蓄圧室52aと
の間でも圧力媒体はほぽ絞られることなく往復すること
ができる。作動位置42においては蓄圧系55の両方の
蓄力部材50,52が有効である。これによってアクチ
エータ2においては比較的にやわらかいばね特性が得ら
れる。これは快適な走行を可能にする。制御弁20によ
っては、制御弁20の切換え位置に応じて圧力源10か
らアクチエータ2の作業室32に圧力媒体を導くかもし
くは作業室32からタンク12に圧力媒体を流出させる
ことができる。この場合、圧力媒体は両方の蓄圧室50
a,52aに流入したり、これから流出したりもする。
この結果、やわらかいばね作用が得られる。
【0071】弁装置40の電磁石に電流が流されない
と、弁装置40は記号で示された作用位置44にある。
この作用位置44においては第1の蓄力部材50の蓄力
室50aは液圧的に遮断される。したがって第2の蓄圧
系52だけがアクチエータ2のばね特性に影響を及ぼ
す。これによってアクチエータ2のばね剛さは弁装置が
作動位置42にある場合よりも著しく硬くなる。
【0072】迅速なレベル調整装置(SNR)が何らか
の理由に運転され得る状態にないと、制御弁20と弁装
置40の電磁石も電流が流されなくなる。すなわち、第
1の蓄圧部材50は液圧的に遮断され、制御弁20は制
御弁20のすべての接続部が遮断される作動位置にあ
る。つまり、圧力媒体は圧力源10からアクチエータに
達することがなくかつ圧力媒体はアクチエータ2からタ
ンクに流れることもない。この場合にはサスペンション
は著しく大きいばね剛さで働く。
【0073】作業室32と第2の作業室34との間には
絞り36がある。この絞り36は制御可能に、しかも電
流が流された場合には電流が流されない場合よりも緩衝
作用が小さくなるように構成されていることができる。
サスペンションは迅速なレベル調整装置が働く状態にな
いかもしくは圧力制御弁が正常に働かないと制御弁20
と弁装置40の電磁石に電流が流されないようにするだ
けではなく、付加的に調節可能な絞り36への電流の供
給も遮断することができる。これは例えば圧力制御装置
30が故障した場合にばね剛さだけではなく、緩衝作用
も増大させられるという結果をもたらす。これは制限の
ない自動車の継続走行を可能にする。
【0074】自動車駆動モータが切られているか又は何
らかの理由から圧力制御装置30が働かないかもしくは
十分に働かないと、制御弁20と弁装置40は、これら
の弁のすべての接続部が遮断される切換え位置にある。
第2の蓄圧系52はサスペンションのばね剛さが、自動
車上部構造体の積荷の変化に際して最高でもあまり昇降
せず、走行特性が一般的なパッシーブなサスペンション
の走行特性に相応するような大きさを有するように設計
することができる。制御弁20と弁装置40が遮断位置
で良好なシール性が達成されるように構成されていると
自動車上部構造体は長い停止時間後にもほとんど下降し
ない。
【0075】図3にはサスペンションの別の有利な実施
例が示されている。
【0076】図2に示された実施例において自動車駆動
モータが停止されている場合に、自動車上部構造体がゆ
っくりと下降しないようにするためには、制御弁20は
中央位置で、すなわち第2の作動位置22で良好にシー
ルされていなければならない。したがって図2に示され
た実施例のための制御弁20の製造には著しい費用が必
要であるか従来入手可能な比例弁はほとんど使用できな
い。したがって図3に示された実施例では弁装置40は
電流が流されていない状態で圧力媒体がアクチエータ2
の作業室32からと第2の蓄力部材52から制御弁20
の方向に流れないように構成されている。有利には弁装
置40のためには着坐式弁が使用される。着坐式弁はき
わめて高いシール性を保証する。制御弁20は電流が流
されない状態では、弁装置40の、制御弁20に向いた
接続側の圧力が軽減される第1の作動位置21に位置す
る。
【0077】この実施例と以下の実施例においては制御
弁20のシール性に特別な要求が課せられないので、比
例弁の使用に適するようになる。
【0078】図4には別の有利な実施例が示されてい
る。
【0079】図4に示された実施例においては図3に示
された実施例とは異なって、蓄圧室50aを有する第1
の蓄圧部材50は圧力制御装置30の制御弁20と弁装
置40との間の導管46に接続されている。これは図3
に示された実施例に比べて弁装置40が数少ない接続部
を備え、著しく簡単にかつ小さく構成できるという利点
を有する。
【0080】図5には別の特に有利な実施例が示されて
いる。
【0081】図2に示した実施例で説明したように、例
えば圧力制御装置30の故障に際しては絞り36も緩衝
作用の大きい状態に移行することが有利である。したが
って図2に示された実施例においては絞り36が調節可
能に構成されている。しかしながらこれは所定の製作費
用を必要とする。
【0082】図5に示された実施例においては図2から
4までに示した実施例とは異なって、弁装置40が作用
位置44にあると、作業室32と第2の蓄圧部材52と
の間に絞り60が接続されるようになっている。すなわ
ち、図5に示された実施例において弁装置40が作動位
置42から記号で示された作用位置44に切換えられる
と、ばね剛さが増大されるだけではなく、緩衝作用も増
大される。何故ならば作業室32と第2の蓄圧部材52
との間で交換する圧力媒体は作用位置44においては絞
り個所60を通って流れなければならないからである。
【0083】図6にはサスペンションの別の有利な実施
例が示されている。
【0084】図5に示された実施例においては絞り個所
60により、走入行程においても、走出行程においても
同じように絞られる。圧力制御装置30が故障した場合
に、アクチエータ2の走出行程に際して圧力媒体の絞り
が走入行程とは異なるように絞り個所60が働くことが
有利である場合がある。したがって図6に示された実施
例においてはアクチエータ2の走入行程では走入絞り6
0aだけが圧力媒体を絞り、走出行程では走出絞り60
bだけが圧力媒体を絞るように構成された走入絞り60
aと走出絞り60bを絞り個所60が有している。これ
は図6に示されているように、絞り個所60が2つの平
行な分岐導管に分岐され、各分岐導管にそれぞれ1つの
逆止弁が設けられ、該逆止弁がいずれの方向でも絞りの
1つ60aもしくは60bしか流過しないように構成さ
れていることによって達成可能である。
【0085】図7には別の実施例が示されている。
【0086】図2から6までに示された実施例において
は弁装置40は電磁的に直接的に作動される。4輪車の
場合には弁装置40は通常は4つ必要である。このため
には複数存在する弁装置40を作動するために同数の電
磁石が必要とされていた。図7の実施例では弁装置40
は液圧で制御される。これは前制御弁70で行なわれ
る。前制御弁70は図1に示された、図1に基づき説明
した実施例の場合と同じように接続されている。これは
複数のアクチエータが存在している場合でも唯一の電磁
石76を有する唯一の前制御弁70しか必要とされない
という利点をもたらす。
【0087】図8にはサスペンションの特に有利な別の
実施例が示されている。
【0088】図7に示したように、電磁石に電流が流さ
れていないと、第1の蓄圧部材50の蓄圧室50aはタ
ンク12に向かって放圧される。サスペンションを働か
せる場合には図4から7までに示した実施例では、場合
によっては大量の圧力媒体が第1の蓄圧部材50に流出
する。これは場合によっては硬すぎる切換衝撃をもたら
す惧れがあり、液圧で作動された弁装置40が一時的に
申し分なく働かなくなるという結果をもたらす。これを
回避するためには図8に示された実施例においては制御
流過部82が設けられている。この制御流過部82は前
制御弁70と弁装置40との間で前制御導管80から分
岐し、弁装置40を通って第1の蓄圧部材50と接続さ
れた導管46に通じている。
【0089】圧力制御装置30が働かない間、すなわち
レベル調整装置が働くことができる状態にない場合には
弁装置40は作用位置44にある。レベル調整装置が働
かされると制御弁20は作動位置22にかつ前制御弁7
0は作動位置72に切換えられる。弁装置40は当初作
用位置44にあり、圧力媒体が前制御導管80から制御
流過部82を介して第1の蓄圧部材50に流出し、ここ
に圧力を発生させる。蓄圧部材50における圧力が導管
48における圧力に関連した所定の値に達すると前制御
導管80における圧力がさらに上昇し、弁装置40が作
用位置44から作動位置42に切換えられる。作動位置
42において前制御導管80と第1の蓄圧部材50との
間の制御流過部82が閉じられ、前制御導管80におい
ては圧力源10から送られてくる一杯の圧力が作用す
る。
【0090】図9には別の有利な実施例が示されてい
る。
【0091】図9に示された実施例においてはばね84
が設けられている。このばね84は弁装置40が無圧の
状態でも一義的に、記号で示された作用位置44に位置
するように働く。作業室32の圧力もしくは第2の蓄圧
部材52の蓄圧室52a,52b,52cの圧力も、弁
装置40を符号44で示された作用位置に作動させるた
めに役立つ。したがって弁装置40を作動位置42に作
動するためには前制御導管80における圧力は少なくと
も、付加的にばね84によって生ぜしめられた力を克服
できる値だけ大きい圧力でなければならない。これを達
成するためには弁装置40においては制御流過部82の
経路内にプレロード弁86が設けられている。前制御導
管80から蓄圧部材50に流れる圧力媒体はこのプレロ
ード弁86を介して流れるので、前制御導管80におけ
る圧力はプレロード弁86によって形成された圧力差だ
け大きくなる。したがって弁装置40はどの運転状態に
おいても正確に規定された切換え位置を有することにな
る。これは、レベル調整装置がアクチエータ2の弾性的
な走入及び走出によって導管48に圧力変動が生じるた
めに、自動車の走行中に作用位置にもたらされる場合に
特に有利である。
【0092】図10は本発明のサスペンションの別の有
利な実施例である。
【0093】図1から図9までに示された実施例はアク
チエータ2は両方の作業室32,34とこの両方の作業
室32,34の間にある絞り36とを有する分離シリン
ダである。分離シリンダの代りにアクチエータ2として
は図10に示されているようないわゆるプランジャシリ
ンダを使用することもできる。このアクチエータ2は1
つの作業室32しか有していない。
【0094】プランジャシリンダを用いた場合にもサス
ペンションの十分な緩衝を達成するためには作業室32
と第1の蓄圧部材50との間の接続部38に絞り88を
設けかつ(又は)導管58の経過中に作業室32と第2
の蓄力部材52との間に絞り90を設けておくことがで
きる。絞り個所60は絞り88,90に対して、弁装置
40が作用位置44にある場合に、弁装置40が作動位
置42にある場合よりも緩衝作用が大きくなるように調
和させられている。
【0095】図11には別の有利な実施例が示されてい
る。
【0096】図11は弁装置40を実現するための特に
簡単で、有利な可能性が示されている。この場合には弁
装置40はケーシング92と該ケーシング92に設けら
れた弁坐94と弁室96と弁体98と調節駆動装置10
0とを有している。弁体98は弁室96内に軸方向で移
動可能に支承されている。導管46,48,58と前制
御導管80は適当な接続部46a,48a,58a,8
0aを介して弁装置40のケーシング92内に通じてい
る。
【0097】調節駆動装置100はピストン102を有
している。前制御導管80の接続部8aは、前制御導管
80を介して供給された圧力が制御圧力室104におい
て調節駆動装置100のピストン102に作用できるよ
うに、ケーシング92内に導入されている。制御圧力室
104内の圧力はピストン102を介して弁体98に開
放方向に作用する力を生ぜしめる。ピストン102の、
制御圧力室104とは反対の端面側には室108があ
る。ピストン102には制御室104から室108への
流過部106が設けられている。室108からは流出部
110が導管46もしくは第1の蓄圧部材50に向かっ
て延びている。
【0098】図11に示された実施例は回路技術的に見
てほぼ図8に記号で示された実施例に相応している。弁
装置40は図8において作用位置44で示された位置に
ある。この場合制御流過部82は制御圧力室104、流
過部106、流出部110を通って延在している。図1
1に示された位置では制御流過部82は前制御弁70に
より蓄圧部材50に向かって開いている。
【0099】レベル調整装置が運転準備状態にないかも
しくは遮断されている場合には、弁体98は弁坐94に
当接している。したがって圧力媒体はアクチエータ2か
らタンク12へ流れず、第2の蓄圧部材52からタンク
へも流れない。弁装置40は着坐式弁として構成されて
いるので、きわめて良いシール性が保証される。遮断さ
れた状態では前制御弁70の他に制御弁20も圧力媒体
が流れないように切換えられているので、導管46は無
圧であり、これによって圧力媒体が圧力源10もしくは
第1の蓄圧部材50からアクチエータ2の方向に流れな
いことが保証される。この結果、アクチエータ2が確実
に大きなばね剛さで働き、自動車の停止時間が長い場合
でもアクチエータ2からの圧力媒体の損失が阻止され
る。
【0100】弁体98は円筒形の外周面に横断面の小さ
な旋削部もしくはリング溝を有している。導管48と5
8の接続部48a,58aは半径方向の孔を介して弁室
96に通じている。図11に示された、図8において作
用位置44で示された位置では弁体98の外周に配置さ
れた旋削部は接続部48a,58aと重なるので、作業
室32と第2の蓄圧部材52との間で交換する圧力媒体
はこの環状のリング溝を流れなければならなくなる。こ
のリング溝の横断面が小さいことに基づき、絞り個所6
0が形成される。この絞り個所60の有利な作用につい
ては図8ですでに述べた通りである。
【0101】レベル調整装置の運転を、例えば自動車の
駆動モータの始動に際して開始させる場合には、圧力源
10によって圧力導管26にシステム圧が形成される。
制御弁20はまず第2の作動位置22にもたらされる。
この作動位置22においては制御弁20のすべての接続
部は閉じられている。前制御弁70の電磁石には電流が
流される。これにより、前制御弁70は作動位置72に
切換えられ、圧力媒体は前制御弁70を介して前制御導
管80を通って制御圧力室104に流れる。流過部10
6と制御流過部82の流出部110とを介して圧力媒体
は導管46へ流れ、第1の蓄圧部材50の蓄圧室50a
を圧力媒体に充たす。蓄圧部材50における圧力上昇と
共に、調節駆動装置100の制御圧力室104における
圧力も上昇する。制御圧力室104の圧力が第2の蓄圧
部材52もしくはアクチエータ2の作業室に形成される
圧力によって生ぜしめられ力を克服するのに十分である
大きさに達すると、ピストン102は弁体98に向かっ
て動き、弁体98を弁坐94から離す。ピストン102
はピストン102がケーシング92に設けられた循環す
るシール縁114に接触するまで開放方向に作動され
る。流過部106はシール縁116の内側で、流出部1
10はシール縁114の外側で室108内に突入する。
ピストン102がシール縁114に接触することで制御
流過部82は閉じられるので、制御圧力室104からは
圧力媒体がもはや流出しなくなる。これによって制御圧
力室104においては圧力源10によって既に形成され
たシステム圧が一杯に作用することになる。今や弁装置
40は図8において作動位置42で示された位置にあ
る。この位置では弁体98は接続部46a,48a,5
8aの間、すなわちアクチエータ2と蓄圧部材50,5
2と制御弁20との間に圧力媒体の妨げられない交換が
行なわれるように弁坐94から持上げられている。今や
制御弁20を多かれ少なかれ各所望の作動位置21,2
2,23へ調節することができ、これに応じてアクチエ
ータ2は自動車上部構造体と車輪保持体との間に力を生
ぜしめることができる。すなわち、レベル調整装置は再
び運転できる状態にあり、圧力制御装置30は再び働
く。
【0102】制御導管112を介しては第2の蓄圧部材
52は弁室96に接続されているので、蓄圧室50a,
52bに生じている圧力は弁体98に閉鎖方向に作用す
ることができる。次の図12が示すように制御導管11
2は導管48もしくはアクチエータ2の作業室32に生
じる圧力が弁体98に作用するように導くことも可能で
ある。
【0103】図12には別の実施例が示されている。
【0104】図12に示された実施例は以下に述べる相
違点を除いて図11に示した実施例にほぼ相応してい
る。図12に示されているサスペンションは既に前に説
明した、図9に示された実施例とほぼ同じように働く。
【0105】図12においては弁体98が常に正確に規
定された位置をとる実施例が示されている。これは弁体
98に閉鎖方向に作用するばね84を用いて実現され
る。この弁装置40においては流過部106において制
御圧力室104と室108との間に配置されたプレロー
ド弁86は、制御圧力室104と室108との間に、レ
ベル調整装置を接続した場合に、所定の圧力差を形成す
るために役立つ。すなわち、レベル調整装置の運転を開
始する場合には制御圧力室104における圧力は室10
8における圧力よりも、プレロード弁86によって決め
られた値だけ高い。プレロード弁86はばねによってわ
ずかにプレロードのかけられた逆止弁の形に構成するこ
とができる。
【0106】流過部106は室108における接続部1
06aに開口している。ピストン102がレベル調整装
置の運転を開始したあとで開放方向に作動されると、ピ
ストン102は接続部106aを閉鎖し、制御圧力室1
04においては圧力源10によって生ぜしめられた一杯
のシステム圧が形成される。
【0107】図13には別の実施例が示されている。
【0108】これまで記述した実施例とは異なって図1
3に示された実施例においては、弁体98にシール部材
116が配置されている。シール部材116は有利には
環状のゴム弾性的なプラスチックから成っている。この
シール部材116は閉じられた状態でケーシング92の
弁坐94に接触している。これによってきわめて高いシ
ール性が保証される。
【0109】図13の実施例は弾性的なシール部材11
6を弁体98と結合するのではなく、ケーシング92の
弁坐94の範囲に配置する変更も可能である。
【0110】図13に示された絞り個所は弁体98を通
って延びる孔に狭い個所を設けることで形成される。こ
の孔は弁体98内を、弁体98が閉じられた位置にある
場合に、すなわち、弁体98が弁坐94に接している場
合に、両方の接続部48a,58aがこの孔を介して互
いに結合されるように延びることができる。これを保証
するためには弁体98のために図示されていない回動防
止手段が設けられている。この回動防止手段は図11,
12,14,15に示すようにリング突切り溝が設けら
れている場合には不必要である。
【0111】弁装置40は弁体98と弁坐94との間の
自由な横断面の開放もしくは閉鎖の間にほとんど圧力媒
体が流れないかもしくは全く流れないように構成してお
くことができる。この詳細については次の図14で示さ
れた実施例に基づきさらに説明する。
【0112】図14には図面を見やすくするために弁装
置40の1部だけが寸法を変えて示してある。
【0113】この弁装置40においては接続部46aと
接続部48aもしくは58aとの間の接続路に相前後し
て設けられた2つのシール個所121,122がある。
シール個所121,122は弁体98とケーシング92
との協働で形成される。弾性的なシール部材116はシ
ール個所121の範囲にあり、シール個所122はギャ
ップシールのように構成されている。弁体98が図14
に示された閉じられた位置にあると、弁体98とケーシ
ング92との間にはシール個所122の範囲において、
良好な滑り弁の場合に一般的であるようなきわめて狭い
ギャップしか生じない。この狭いギャップは弁体98と
ケーシング92との間に形成された、作動方向に延びる
オーバラップ123によって形成されている。閉じられ
た位置で、シール個所121の範囲において弁体98に
配置されたシール部材116はケーシング92の弁坐9
4に接触する。これによってシール個所121の範囲に
はほぼ完全なシール性が得られる。
【0114】弁体98が開放方向(図14において上
方)へ作動されると、まずシール部材116が弁坐94
から離される。すなわち、シール個所121がまず開
く。この場合には当初シール個所121は弁体98とケ
ーシング92との間のオーバラップ123に基づき引続
き閉じられている。したがって開放過程の間は、最高で
もきわめて小量の圧力媒体しかシール部材116と弁坐
94との間を通過しない。開放の間は接続部46aと接
続部48a及び58aとの間にはばね84によって惹起
された圧力差しか発生しない。弾性的なシール部材11
6が比較的に遠くまで弁坐94から離されてはじめて、
シール個所122は接続部46aと48aもしくは58
aとの間の流路を開放するので、圧力媒体ははじめて往
復することができるようになる。
【0115】反対の方向では、すなわち弁体98が閉鎖
方向(図14で見て下方)へ移動すると、まずシール個
所122が閉じられ、次いで弾性的なシール部材116
が弁坐94の範囲に達する。
【0116】図14に示されている弁装置においては常
にまずギャップシールの形に構成されたシール個所12
2が閉鎖し、次いで弾性的なシール部材116を有する
シール個所121が閉鎖するかもしくは常にまず弾性的
なシール部材116がシール個所122の開放前に弁坐
94から離れるので、シール個所121の範囲において
はシール部材116を損傷する大きい流動力は決して発
生しない。弁装置40は、弁体98に大きな力が閉鎖方
向に作用した場合に、シール装置116がある程度無害
な弾性的な変形を行なったあとで弁体98がケーシング
92に金属的に接触するように構成されている。これは
シール部材116の許容されない変形をいかなる場合に
も阻止する。前述の処置によって弾性的なシール部材1
16の長い耐久性が保証される。
【0117】前述の提案された弁装置40においては両
方のシール個所121,122のどちらが流れ方向で他
のシール個所の前に配置されるかは問題にならない。
【0118】図15においては別の有利な実施例が示さ
れている。
【0119】図7に示されている実施例で説明したよう
に、絞り個所60はアクチエータ2の走入行程に有効な
走入絞り60aとアクチエータ2の走出行程に有効な走
出絞り60bとに分割することができる。図15には絞
り個所60を弁装置40において絞り60a,60bに
分割する有利な実施例が示されている。
【0120】弁装置40のケーシング92には突切り溝
148aと突切り溝158aがある。さらに弁体98に
は突切り溝148bと突切り溝158bがある。突切り
溝148a,148bはアクチエータ2に通じる接続部
48aに連通し、突切り溝158a,158bは蓄圧部
材52に通じる接続部58aに連通する。
【0121】突切り溝148bと突切り溝158bとの
間には流過部124が設けられている。ばね128によ
り流過部124に対してバイアスのかけられた弁板12
6は突切り溝158bから突切り溝148bへの圧力媒
体路を遮断するが、突切り溝148bから突切り溝15
8bへは適当に絞られて圧力媒体が流れることができ
る。流過部124、弁板126、ばね128は走入絞り
60aに属している。相応の形式で突切り溝148b,
158bとの間には流過部134並びに弁板136及び
ばね138がある。これらは走出絞り60bの構成部分
であり、アクチエータ2の走出行程時に適当に絞られた
圧力媒体しか流れないようにする。
【0122】弁体98が閉鎖方向に作動されると(図1
5)、すなわち弁装置40が図7において作用位置44
で示された位置にあると、走入行程の間に圧力媒体は走
出絞り60aを通って流れることができる。この場合に
は圧力媒体は弁板126により所望の形式で絞られる。
走出行程の間は圧力媒体は蓄圧部材52から導管58と
走出絞り60bを通ってアクチエータ2に流れることが
できる。この場合には圧力媒体は走出絞り60bの弁板
136により所定の形式で絞られる。
【0123】両方の絞り60a,60bの1つだけを設
け、圧力媒体が絞り個所60の範囲で走入行程の間だけ
もしくは走出行程の間だけ絞られるようにすることもで
きる。絞り個所60もしくは絞り60a,60bは任意
に構成でき、所望の緩衝特性を有していることができ
る。緩衝特性は有利にはレベル調整装置が運転できる状
態にないときに、すなわち圧力制御装置30が働かない
かもしくは十分に働かないときに、緩衝作用、ひいては
サスペンションの走行特性が、一般的なパッシブなサス
ペンションよりも悪くならないように選ばれる。絞り6
0a,60bとしては板弁を使用することができる。
【0124】図7に作動位置42で示したように弁体9
8が開放方向に作動された場合には、圧力媒体は突切り
溝148a,158a,158bを介して接続部46
a,48a,58aの間で往復することができる。この
場合には絞り個所60による緩衝は行なわれないかもし
くは絞り60a,60bは作用しない。
【0125】既に述べたように蓄圧系55は複数の蓄圧
部材50,52を有している。この場合には第2の蓄圧
部材52は第1の蓄圧部材50とは異なるプレロード圧
で負荷しておくことができる。さらに蓄圧部材50と蓄
圧部材52にそれぞれ複数の蓄圧室50a,50bと5
2a,52bを設けることができる。この場合にはこれ
らの蓄圧室のガス室を異なるガス圧で負荷することが可
能である。これによってサスペンションのばね特性はそ
のつどの要求にきわめて正確にかつ容易に適合させるこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサスペンションの第1実施例を示した
図。
【図2】本発明のサスペンションの第2実施例を示した
図。
【図3】本発明のサスペンションの第3実施例を示した
図。
【図4】本発明のサスペンションの第4実施例を示した
図。
【図5】本発明のサスペンションの第5実施例を示した
図。
【図6】本発明のサスペンションの第6実施例を示した
図。
【図7】本発明のサスペンションの第7実施例を示した
図。
【図8】本発明のサスペンションの第8実施例を示した
図。
【図9】本発明のサスペンションの第9実施例を示した
図。
【図10】本発明のサスペンションの第10実施例を示
した図。
【図11】本発明のサスペンションの第11実施例を示
した図。
【図12】本発明のサスペンションの第12実施例を示
した図。
【図13】本発明のサスペンションの第13実施例を示
した図。
【図14】本発明のサスペンションの第14実施例を示
した図。
【図15】本発明のサスペンションの第15実施例を示
した図。
【符号の説明】
2 アクチエータ、 4 シリンダ、 6 アクチエー
タピストン、 8 ピストン棒、 10 圧力源、 1
2 タンク、 14 セントラル蓄圧器、 16 逆止
弁、 18 ユニット、 20 制御弁、 21,2
2,23 作動位置、 26 圧力導管、 28 戻し
導管、 30 圧力制御装置、 32,34 作業室、
36 絞り、 38 接続部、 40 弁装置、 4
2 作動位置、 44 作用位置、 46,48 導
管、 50,52 蓄圧部材、 55蓄圧系、 58
導管、 60 絞り個所、 62 電磁石、 64 ば
ね、66 放圧弁、 67 作動位置、 68 作用位
置、 70 前制御弁、72 作動位置、 74 作用
位置、 76 電磁石、 78 戻しばね、 80 前
制御導管、 82 制御流過部、 84 ばね、 86
プレロード弁、88 絞り、 90 絞り、 92
ケーシング、 94 弁坐、 96 弁室、 98 弁
体、 100 調節駆動装置、 102 ピストン、
104制御圧力室、 106 流過部、 108 室、
110 流出部、 114シール縁、 116 シー
ル部材、 121,122 シール個所、 123オー
バラップ、 124 流過部、 126 弁板、 12
8 ばね、 134流過部、 136 弁板、 138
ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター ヘレラー ドイツ連邦共和国 メークリンゲン テッ クシュトラーセ 60 (72)発明者 マルティン ライヒンガー ドイツ連邦共和国 エーベルスバッハ イ ム ティーフェントーベル 11 (72)発明者 クラウス ランデスファイント ドイツ連邦共和国 フェルバッハ アウグ スト−ブレンドレ−シュトラーセ 42 (72)発明者 マルティン シェフェル ドイツ連邦共和国 ファイヒンゲン−エン ツヴァイヒンゲン ズデーテンシュトラー セ 70

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車上部構造と回転可能に車輪を保持
    する車輪保持体との間に少なくとも1つのアクチエータ
    を有し、アクチエータが可変な作業圧のために圧力媒体
    を受容する少なくとも1つの作業室を有し、該作業室が
    サスペンションのばね剛さに影響を及ぼす蓄圧系と、圧
    力媒体を作業室に供給したり、作業室から取り出すため
    の圧力制御装置とに接続されている形式の自動車用のサ
    スペンションにおいて、圧力制御装置(30)の働きが
    不十分である場合にサスペンションのばね剛さを増大さ
    せるように構成された手段(40,70)が設けられて
    いることを特徴とする、自動車用のサスペンション。
  2. 【請求項2】 前記手段が弁装置(40)を有し、蓄圧
    系(50,52)の、ばね剛さに対して有効な値が前記
    弁装置(40)で可変であり、弁装置(40)の作用位
    置において蓄圧系(50,52)の有効な値が小さくさ
    れるように、弁装置(40)が構成されている、請求項
    1記載のサスペンション。
  3. 【請求項3】 弁装置(40)が操作されない状態で前
    記作用位置(44)にもたらされる、請求項2記載のサ
    スペンション。
  4. 【請求項4】 蓄圧系(55)が1つの第1の蓄圧部材
    (50)と少なくとも1つの第2の蓄圧部材(52)と
    を有し、前記弁装置(40)が前記作用位置(44)に
    ある場合に作業室(32)から圧力媒体が第1の蓄圧部
    材(50)に向かって流れることが阻止されるように弁
    装置(40)が構成されている、請求項2又は3記載の
    サスペンション。
  5. 【請求項5】 弁装置(40)が作業室(32)と圧力
    制御装置(30)との間の接続経路に配置され、弁装置
    (40)が前記作用位置(44)にある場合に、圧力媒
    体が作業室(32)から圧力制御装置(30)に流れる
    ことが阻止されるように弁装置(40)が構成されてい
    る、請求項2から4までのいずれか1項記載のサスペン
    ション。
  6. 【請求項6】 第1の蓄圧部材(50)が圧力制御装置
    (30)と弁装置(40)との間の接続経路(46)に
    配属されている、請求項5記載のサスペンション。
  7. 【請求項7】 作業室(32)から流出する圧力媒体の
    ための絞り(60,60a)が設けられており、前記作
    用位置(44)に弁装置(40)がある場合に該弁装置
    (40)によって前記絞り(60,60a)が有効に接
    続される、請求項2から6までのいずれか1項記載のサ
    スペンション。
  8. 【請求項8】 作業室(32)に流入する圧力媒体のた
    めの絞り(60,60b)が設けられており、弁装置
    (40)が前記作用位置(44)にある場合に前記絞り
    (60,60b)が有効に接続される、請求項2から7
    までのいずれか1項記載のサスペンション。
  9. 【請求項9】 弁装置(40)が前記作用位置にある場
    合に、作業室(32)と第2の蓄圧部材(52)との間
    の接続経路(48,58)における絞り(60,60
    a,60b)が有効である、請求項4又は請求項7又は
    請求項8記載のサスペンション。
  10. 【請求項10】 弁装置(40)が前制御弁(70)を
    介して流体で作動可能である、請求項2から9までのい
    ずれか1項記載のサスペンション。
  11. 【請求項11】 複数の弁装置(40,40′,4
    0″,40″′)が共通の前制御弁(70)によって作
    動可能である、請求項10記載のサスペンション。
  12. 【請求項12】 複数のアクチエータ(2,2′,
    2″,2″′)と該アクチエータに配属された複数の弁
    装置(40,40′,40″,40″′)を有し、すべ
    ての弁装置が唯一の前制御弁(70)により作動可能で
    ある、請求項11記載のサスペンション。
  13. 【請求項13】 圧力制御装置(30)の働きが不十分
    である場合に、圧力制御装置(30)の圧力負荷を除去
    する放圧弁(66)が配置されている。請求項1から1
    2までのいずれか1項記載のサスペンション。
  14. 【請求項14】 圧力制御装置(30)が圧力源(1
    0)とタンク(12)と制御弁(20)を有し、制御弁
    (20)が作動されていない基本位置(21)にある場
    合に、圧力媒体が弁装置(40)からタンク(12)へ
    流れることを可能にするように制御弁(20)が構成さ
    れている、請求項2から12までのいずれか1項記載の
    サスペンション。
  15. 【請求項15】 圧力制御装置(30)が圧力源(1
    0)と圧力タンク(12)と制御弁(20)とを有し、
    制御弁(20)が作動されていない基本位置(21)に
    おいて圧力媒体が第1の蓄圧部材(50)からタンク
    (12)へ流れることを可能にするように制御弁(2
    0)が構成されている、請求項2から12項記載のサス
    ペンション。
  16. 【請求項16】 圧力制御装置(30)の働きが不十分
    である場合に制御弁(20)が基本位置(21)をと
    る、請求項14又は15記載のサスペンション。
  17. 【請求項17】 弁装置(40)が弁坐(94)と弁体
    (98)と弁室(96)と弁体(98)を作動するため
    の調節駆動装置(100)とを有し、作業室(32)と
    第1の蓄圧部材(50)とが弁装置(40)に接続され
    ており、調節駆動装置(100)が作動されていない場
    合に弁体(98)が弁坐(94)に対して作動され、圧
    力媒体が作業室(32)から第1の蓄圧部材(50)に向か
    って流れることが阻止されるようになっている、請求項
    4記載のサスペンション。
  18. 【請求項18】 調節駆動装置(100)が作動されて
    いない場合に弁体(98)がアチエータ(2)の作業室
    (32)における圧力により閉鎖方向に負荷される、請
    求項17記載のサスペンション。
  19. 【請求項19】 弁体(98)が弾性的な部材(84)
    により閉鎖方向に負荷されている、請求項17又は18
    記載のサスペンション。
  20. 【請求項20】 第2の蓄圧部材(52)が弁装置(4
    0)に接続されており、弁坐(94)に対して弁体(9
    8)が作動されている場合に、作業室(32)と第2の
    蓄圧部材(52)との間で交換する圧力媒体のための絞
    り(60,60a,60b)が両方の可能な流れ方向の
    少なくとも一方に有効であるように接続される、請求項
    17から19までのいずれか1項記載のサスペンショ
    ン。
  21. 【請求項21】 弁装置(40)が少なくとも1つの、絞
    り作用を惹起する緩衝絞り弁(126,136)を有して
    いる、請求項20記載のサスペンション。
  22. 【請求項22】 圧力媒体のための絞り作用(60a,
    60b)が両方の流れ方向のために異った大きさであ
    る、請求項20又は21記載のサスペンション。
  23. 【請求項23】 調節駆動装置(100)が制御圧で負
    荷可能なピストン(102)を有し、該ピストン(10
    2)が十分に大きな制御圧で負荷された場合に、弁体
    (98)をその弁坐(94)から離すようになってい
    る、請求項17から22までのいずれか1項記載のサス
    ペンション。
  24. 【請求項24】 制御圧を形成する圧力媒体が制御流過
    部(82)を通って第1の蓄圧部材(50)に流入する
    ことができる、請求項23記載のサスペンション。
  25. 【請求項25】 制御流過部(82)に圧力媒体を絞る
    プレロード弁(86)が配置されている、請求項24記
    載のサスペンション。
  26. 【請求項26】 制御流過部(82)がピストン(10
    2)を通って延びている、請求項24又は25記載のサ
    スペンション。
  27. 【請求項27】 制御流過部(82)がピストン(10
    2)により開放方向に作動された弁体(98)で閉鎖さ
    れる、請求項24から26までのいずれか1項記載のサ
    スペンション。
  28. 【請求項28】 制御流過部(82)がピストン(10
    2)を調節することによって閉鎖可能である、請求項2
    7記載のサスペンション。
  29. 【請求項29】 制御圧が前制御弁(70)の助けを借
    りて制御可能である、請求項23から28までのいずれ
    か1項記載のサスペンション。
  30. 【請求項30】 圧力制御装置(30)の働きが十分で
    ない場合にピストン(102)を負荷する制御圧の、前
    制御弁(70)を通る流過がタンク(12)に向かって
    開放されるように前制御弁(70)が構成されかつ電気
    的に制御される、請求項29記載のサスペンション。
  31. 【請求項31】 複数の弁装置(40,40′,4
    0″,40″′)の調節駆動装置(100)のための制
    御圧が共通の前制御弁(70)によって制御可能であ
    る、請求項29又は30記載のサスペンション。
  32. 【請求項32】 弁装置(40)の範囲において作業室
    (32)の接続部(48a)と第1の蓄圧部材(50)
    もしくは圧力制御装置(30)との間に、直列に接続さ
    れた2つのシール個所(121,122)が設けられて
    おり、該シール個所の一方がギャップシール(122)
    として構成され、第2のシール個所(121)が弾性的
    な変形でシールするように構成され、接続部(46a,
    48a)の間の流過部が部分的にしか開放されていない
    場合に、ギャップシールとして構成されたシール個所
    (122)の範囲における自由な流過横断面が弾性的に
    シールするシール個所(121)の範囲における自由な
    流過横断面よりも小さい、請求項17から31までのい
    ずれか1項記載のサスペンション。
  33. 【請求項33】 弾性的なシール個所(121)の範囲
    において弁体(98)と弁坐(94)との間でシールす
    る弾性的なシール部材(116)が配置されている、請
    求項32記載のサスペンション。
  34. 【請求項34】 両方の蓄圧部材(50,52)がそれ
    ぞれ1つの蓄圧室(50a,52a)を有し、両蓄圧室
    が異なるプレロード圧で負荷されている、請求項35記
    載のサスペンション。
  35. 【請求項35】 両方の蓄圧部材(50、52)の少な
    くとも一方が複数の蓄圧室(50a、50b、50c、
    52a、52b、52c)を有している、請求項4から
    33までのいずれか1項記載のサスペンション。
  36. 【請求項36】 前記蓄圧室(50a、50b、50
    c、52a、52b、52c)が少なくとも2つの異な
    るプレロード圧で負荷可能である、請求項35記載のサ
    スペンション。
  37. 【請求項37】 自動車上部構造と回転可能に車輪を保
    持する車輪保持体との間に少なくとも1つのアクチエー
    タを有し、アクチエータが可変な作業圧のために圧力媒
    体を受容する少なくとも1つの作業室を有し、該作業室
    がサスペンションのばね剛さに影響を及ぼす蓄圧系と、
    圧力媒体を作業室に供給したり、作業室から取出すため
    の圧力制御装置とに接続されている形式の自動車用のサ
    スペンションを運転する方法において、圧力制御装置
    (30)の働きが十分でない場合にサスペンションのば
    ね剛さを増大することを特徴とする、自動車用のサスペ
    ンションを運転する方法。
  38. 【請求項38】 圧力制御装置(30)の働きが十分で
    ない場合に、アクチエータ(2)の作業室(32)と蓄
    圧系(55)との間で交換する圧力媒体を少なくとも一
    方の流れ方向で付加的に絞る、請求項37記載の方法。
JP15534593A 1992-06-26 1993-06-25 自動車用のサスペンション Pending JPH0664430A (ja)

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